JP3158238B2 - 乗用車用車椅子移乗シート - Google Patents

乗用車用車椅子移乗シート

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JP3158238B2
JP3158238B2 JP09713595A JP9713595A JP3158238B2 JP 3158238 B2 JP3158238 B2 JP 3158238B2 JP 09713595 A JP09713595 A JP 09713595A JP 9713595 A JP9713595 A JP 9713595A JP 3158238 B2 JP3158238 B2 JP 3158238B2
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美彦 田中
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勝敏 高木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車椅子の身体の不自
由な人が乗用車の前部座席に、介除者なしで移乗するた
めに、乗用車の床に固定される台座部に水平回動可能に
支持される回転フレームと、その回転フレームと一体化
されスライドレールを前方に摺動可能に設ける回転シー
トベースと、そのスライドに固定されるシート本体とを
備える乗用車用車椅子移乗シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体障害者や介護を必要とする年長者な
どの身体の不自由な人にとって、乗用車は移動のための
有力な手段でありながら、既存の量販車は健常者を対象
に開発されているから、非常に利用しにくい。例えば、
身体の不自由な人が利用する乗用車としては、荷物の積
み降ろしに使われる後部ドアから車椅子ごと乗り降りす
る方式があり、身体の不自由な人に荷物扱いをされてい
るような心理的な負担を与える上、車内では車椅子に着
座したままなので健常者の視界と高さも異なり、車内の
会話にも抵抗感がある。また、普通の乗用車を利用する
場合であっても、介護者の助力を受けて普通乗用車用シ
ートに移乗しなければならず、介護者に相当な負担をか
けるとともに、身体の不自由な人はその介護者に気兼ね
し外出の機会を失っていくことが多い。そのような車椅
子の身体の不自由な人が乗用車の前部座席に、介除者な
しで移乗できる回転シートとして、乗用車の床に固定さ
れる台座部に水平回動可能に支持される回転フレーム
と、その回転フレームと一体化されスライドレールを前
方に摺動可能に設ける回転シートベースと、そのスライ
ドに固定されるシート本体とを備えるものがあり、走行
中の着座位置から乗用車の外側にシート本体を水平可動
した後、そのシート本体を前方の車外に摺動させ、シー
ト本体の横に置いた車椅子へ又は車椅子からシート本体
へ乗り移っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記回転シートによる
と、シート本体の回転中心は前部座席の中心位置にある
ために、回転した時にシート本体のシートクッション部
の四隅がセンターピラーやコンソールボックスと、また
シートバック部がセンターピラーやハンドルと干渉しな
いように、通常より小さいシート本体を利用するため
に、そのようなシート本体では身体の不自由な人をしっ
かりと保持することが難しい上、着座する間に自然と身
体に力が入り長時間の乗車に耐えられない不具合があっ
た。そこで、この発明の課題は、回転するシート本体を
他部材に干渉しないように大きくするとともに、車椅子
への移乗性を向上させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の第1手段の構成は、乗用車の前部座席
の床に固定される台座部に水平回動可能に支持される回
転フレームと、その回転フレームと一体化され且つスラ
イドレールを前方に摺動可能に設ける回転シートベース
と、そのスライドレールに固定されるシート本体とを備
え、当該台座部の、前記前部座席の中心から後方外側に
偏心させた位置に、回転フレームに固着される支持軸を
突設させ、前記シート本体を後方外側に偏心させて回動
させるとともに、前記台座部に、支持軸を回動自在にす
る駆動部材を設ける乗用車用車椅子移乗シートであっ
て、前記スライドレールの後端に、前記回転シートベー
スのストッパ孔に係合するストッパーピンを設けて、前
記回転シートベースから摺動して後端を係合させて突出
するスライドレールにより前記シート本体を乗用車の外
に突出させることを特徴とする乗用車用車椅子移乗シー
トである。上記第1手段の構成によれば、台座部に突設
した支持軸の位置が、乗用車の前部座席の中心から後方
外側に偏心しているから、回転フレームの上に位置する
シート本体が後方外側に偏心して回動するので、シート
本体のシートクッション部の四隅がセンターピラーやコ
ンソールボックスと、またシートバック部がセンターピ
ラーやハンドルと干渉しない上、別の駆動手段により、
前記回転シートベースから前記スライドレールが前方摺
動されて、その前方にナット部材で固定されたシート本
体が乗用車の車外へ移動させることができる。
【0005】また、第2の手段は、前記回転シートベー
スに、別の駆動部材により回動するねじ軸を設け、その
ねじ軸に係着するナット部材を前記シート本体の裏面に
備えて前記別の駆動部材を前記回転シートベースと前記
シート本体の裏面とで囲み、前記別の駆動部材により前
記スライドレールを前方摺動可能に設けた乗用車用車椅
子移乗シートである。
【0006】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図1〜
図11に基づいて運転席について説明する。なお、前部
座席である助手席についても運転席と左右が逆になるだ
けで同じように利用できる。図1は、本発明に係る乗用
車用車椅子移乗シートの走行時に運転している状態を示
す斜視図である。10は、乗用車の床Fに取付部11、
12でねじ止め固定された台座部であって、その上面に
回転フレーム20を、係止状態を解除できる回転レバー
21とともに水平回動可能に支持する。30は、その回
転フレーム20と一体化され台座部10に対し水平回動
となる上、スライドレール40をスライドレバー41を
操作して前方に摺動可能に設ける回転シートベースであ
って、その回転シートベース30に固定されるシート本
体50を一点鎖線で示す。
【0007】回転シートベース30は開口部を上にした
断面コ字状の形状であって、左右両端にアウターレール
31と、その前方にベアリングローラー32とをそれぞ
れ備える。そのアウターレール31とベアリングローラ
ー32との間には、図示しないベアリングローラーを後
方に備えたインナーレール42を摺動可能にスライドレ
ール40と一体に設ける。2本のインナーレール42
は、シート本体50を固定する架台43a,43bによ
り前後で固定され、回転シートベース30の前後に突設
する抜け止め部材33,33に係合する架設部材44で
も固定されている。前方の架台43aの裏面には、コ字
状のスライドレバー41の両端が回動自在に取り付けら
れ、そのスライドレバー41に先端を係止する連結棒4
5,45がスライドレール40の補強部材40aに回動
自在にそれぞれ枢着されている。連結棒45の後端に
は、回転シートベース30に穿設されたストッパー孔3
4,34・・に係止するストッパーピン45aが分岐さ
れ、ストッパーピン45aをストッパー孔34に係止さ
せるように付勢するスプリング46が設けられている。
【0008】図2は、回転シートベース30を省略した
台座部10と回転フレーム20の平面図である。乗用車
の前部座席に固着された台座部10に補強のため角パイ
プ材14、15を設け、その交点であり且つ前部座席の
中心Cから後方外側に偏心させた位置に、上端を回転フ
レーム20の軸受22に固着される支持軸13を突設さ
せている。回転フレーム20に枢着された回転レバー2
1のシャフト21aは分岐バー23a,23bを突設
し、その分岐バー23aの先端は、回転フレーム20か
ら突設された案内部材24aに挿通されたストッパーピ
ン24に係合されている。ここで、A−A線における部
分断面を図3(a)に示す。ストッパーピン24はばね
部材24bにより回転シートベース30の裏面から下方
へ付勢され、そのストッパーピン24のテーパー形状の
下端は、台座部10の上面に複数穿設されたうちの一つ
のストッパー孔16aに係止している。次に、図2の分
岐バー23bにもコイルスプリング23cが係止され、
ストッパーピン24は図面下向きに付勢されストッパー
孔16a,16b,16c,16dに係合するように分
岐バー23bを上向きに付勢している。回転フレーム2
0の下面にはストッパー25a,25bが突設され、走
行中に正面を向いた状態で台座部10の上面に設けたス
トッパーキャッチャー17a,17bにそれぞれ係合し
回転フレーム20が後方に回動し過ぎないように止め、
同様にストッパーキャッチャー17cは回転フレーム2
0が前方に回転し過ぎないようにストッパー25aを止
めることができる。なお、B−B線におけるストッパー
キャッチャー17bの部分断面を図3(b)に示す。3
5は、回転シートベース30の裏面の前方内側に下向き
に突設されたガイドローラーボックスである。図3
(c)はC−C線における部分断面を示し、そのボック
ス内に回動自在に軸着されたローラー35aが台座部1
0の上面に接触して回転シートベース30の前方内側の
荷重を支持する。なお、26は回転シートベース30の
裏面にねじ止め固着される架台である。
【0009】図4は、シート本体50の斜視図であっ
て、シートバック部51の左右の張り出し52L,52
Rを大きくして走行状態において着座者の背面が安定で
きるように走行中の保持力を高めるとともに、シートク
ッション部53の外側土手部54を低くして、車椅子か
らシート本体への移乗又は逆にシート本体から車椅子へ
の移乗を容易とすることができる。
【0010】次に、上記のように構成された乗用車用車
椅子移乗シートの作用について説明する。図5は、運転
席に配置された乗用車用車椅子移乗シートの動きを示す
説明図であって、運転席の床に取付部11,12により
固定された台座部の上にシート本体50が運転状態では
ハンドル61に対向している。この乗用車用車椅子移乗
シートを、乗用車の扉Dを開けて支持軸13を中心に車
体の外側へ回転させると、一点鎖線で示すシート本体5
0aに位置する。この回転の際には、回転中心は運転席
の中心より後方外側の位置にあるために、シート本体5
0のシートバック部51がハンドル61やセンターピラ
ー62と、またシートクッション部52の四隅がセンタ
ーピラー62やコンソールボックス63と干渉しない。
そのため、従来のように、通常より小さいシート本体を
利用する必要がないから通常の大きさのシート本体で身
体の不自由な人をしっかりと保持することが可能とな
り、楽に着座することができ長時間の乗車にも耐えるこ
とができる。図6は図1の位置から回転フレーム20及
び回転シートベース30を回転した状態を示す図面であ
って、回転レバー21を回動して固定された走行状態か
ら解除して、一体となった回転フレーム20と回転シー
トベース30とを乗用車の外側へ回転する。図7は図2
の位置から同様にそれぞれ回転した状態を示す図面であ
って、回動された回転レバー21によりストッパーピン
24はストッパー孔16aから抜けてき移動可能とな
り、ガイドローラーボックス35のローラー35aを転
動しつつ、ストッパーキャッチャー17cにストッパー
25aが係合するまでシート本体50は回転できる。な
お、ストッパー孔16b,16cは回動範囲が小さい時
に途中の位置で係止させるために使用する。
【0011】図8は、図6の状態からスライドレバー4
1を上方に持ち上げると連結棒45がスプリング46に
抗して回動してストッパーピン45aがストッパー孔3
4から抜いて、スライドレール40を前方に摺動させた
状態を示す図面であって、その後スライドレバー41に
懸ける力を弱めるとスプリング46に付勢されストッパ
ーピン45aが別のストッパー孔34に係合していき、
図面では回転シートベース30の前端に位置するストッ
パー孔34にストッパーピン45aが係合してスライド
レール40は回転シートベース30より前方へ突出して
いる。
【0012】図9は、乗用車の運転席に設けた車椅子移
乗シート本体50から着座していた運転者が車椅子60
へ移動する状態を示す説明図である。乗用車の外に大き
く突出したシート本体50のシートクッション部53の
外側土手部54を低くなっており、脚力が弱い運転者で
あっても容易にシート本体50から車椅子60への移乗
を容易とすることができる。
【0013】図10は、図2の支持軸13を駆動手段に
より自動回動させる実施例を示し、回転フレーム20を
省略している。開口部を下に向けた箱形状の台座部10
内側にモーター70が固着され、そのモーター70の駆
動軸は変速機71を介して、台座部10の上面で支持軸
13に取付けたセクターギヤ72に連接されているか
ら、モーター70の駆動力によりシート本体50が自動
的に回動可能となる。なお、シート本体50の回動範囲
を制限するリミットスイッチは適宜設ける。
【0014】図11は、回転シートベース30及びスラ
イドレール40を自動的に摺動自在にする実施例を示す
斜視図である。開口部を上にコ字状形状に形成された
転シートベース30の内側後端に固着した減速機付きモ
ーター80は両側のべベルギヤボックス81,81に連
接され、そのべベルギヤボックス81,81は、それぞ
れ一端に軸受け82,82で軸支されたねじ軸83,8
3を回動自在に連設している。後方の架台43bの裏面
に固定されたナット部材84,84は前記ねじ軸83,
83にそれぞれ螺着され、回転シートベース30と架台
43bの裏面とに、減速機付きモーター80、べベルギ
ヤボックス81,81、軸受け82,82及びねじ軸8
3,83が囲まれるとともに、モーター80の駆動力を
受けたねじ軸83,83の回動により、ナット部材8
4,84を固着するシート本体50が前後に摺動され
る。なお、スライドレール40の摺動範囲を制限するリ
ミットスイッチは適宜設ける。
【0015】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の第1手
段の乗用車用車椅子移乗シートによると、回転中心が前
部座席の中心位置にあるシート本体が回転した時にシー
ト本体のシートクッション部の四隅がセンターピラーや
コンソールボックスと、またシートバック部がセンター
ピラーやハンドルと干渉しないから、従来のように通常
より小さいシート本体を利用することがなくなるため
に、身体の不自由な人をしっかりと保持することができ
る上、別の駆動手段により回転シートベースからスライ
ドレールが前方摺動してその前方にナット部材で固定さ
れたシート本体が乗用車の車外へ移動させることができ
るから、力の不足する身体の不自由な人であっても乗用
車と車椅子との間の移乗が楽にしかも介助者無しで行な
うことができ、介助者が操作する場合であっても力仕事
で腰を痛めるようなことがなくなり介護者の年齢体力負
担を軽減し広範囲な介助活動に役立つという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用車用車椅子移乗シートの走行
時の状態を示す斜視図である。
【図2】回転シートベースを省略した台座部と回転フレ
ームの平面図である。
【図3】ストッパーピン、ストッパーキャッチャー及び
ガイドローラーボックスの部分断面図である。
【図4】シート本体の斜視図である。
【図5】運転席に配置された乗用車用車椅子移乗シート
の動きを示す説明図である。
【図6】図1の回転フレーム及び回転シートベースを回
転した状態を示す斜視図である。
【図7】図2の回転フレーム及び回転シートベースを回
転した状態を示す平面図である。
【図8】図5のスライドレールを前方に摺動させた状態
を示す説明図である。
【図9】車椅子移乗シート本体から運転者が車椅子への
移動状態を示す説明図である。
【図10】図2の支持軸を駆動手段により自動回動させ
る他の実施例を示す
【図11】自動的にスライドレールを摺動させる他の実
施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10・・台座部、11、12・・取付部、13・・支持
軸、14、15・・角パイプ材、16a,16b,16
c,16d・・ストッパー孔、17a,17b,17c
・・ストッパーキャッチャー、20・・回転フレーム、
21・・回転レバー、21a・・シャフト、22・・軸
受、23a,23b・・分岐バー、23c・・コイルス
プリング、24・・ストッパーピン、24a・・案内部
材、24b・・ばね部材、25a,25b・・ストッパ
ー、26・・架台、30・・回転シートベース、31・
・アウターレール、32・・ベアリングローラー、33
・・抜け止め部材、34・・ストッパー孔、35・・ガ
イドローラーボックス、35a・・ローラー、40・・
スライドレール、40a・・補強部材、41・・スライ
ドレバー、42・・インナーレール、43a,43b・
・架台、44・・架設部材、45・・連結棒、45a・
・ストッパーピン、46・・スプリング、50,50a
・・シート本体、51・・シートバック部、52L,5
2R・・張り出し、53・・シートクッション部、54
・・外側土手部、60・・車椅子、61・・ハンドル、
62・・センターピラー、63・・コンソールボック
ス、70・・モーター、71・・変速機、72・・セク
ターギヤ、80・・減速機付きモーター、81・・べベ
ルギヤボックス、82・・軸受け、83・・ねじ軸、8
4・・ナット部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 勝敏 愛知県小牧市大字本庄1251番地の3 丸 菱工業株式会社内 (72)発明者 倉本 和人 愛知県小牧市大字本庄1251番地の3 丸 菱工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−89382(JP,A) 特開 昭56−63352(JP,A) 特開 昭63−180535(JP,A) 実開 昭60−132936(JP,U) 実用新案登録3004868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 3/00 - 5/00 B60N 1/00 - 2/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用車の前部座席の床に固定される台座
    部に水平回動可能に支持される回転フレームと、その回
    転フレームと一体化され且つスライドレールを前方に摺
    動可能に設ける回転シートベースと、そのスライドレー
    ルに固定されるシート本体とを備え、当該台座部の、前
    記前部座席の中心から後方外側に偏心させた位置に、回
    転フレームに固着される支持軸を突設させ、前記シート
    本体を後方外側に偏心させて回動させるとともに、前記
    台座部に、支持軸を回動自在にする駆動部材を設ける乗
    用車用車椅子移乗シートであって、前記スライドレールの後端に、前記回転シートベースの
    ストッパ孔に係合するストッパーピンを設けて、前記回
    転シートベースから摺動して後端を係合させて突出する
    スライドレールにより前記シート本体を乗用車の外に突
    出させる ことを特徴とする乗用車用車椅子移乗シート。
  2. 【請求項2】 前記回転シートベースに、別の駆動部材
    により回動するねじ軸を設け、そのねじ軸に係着するナ
    ット部材を前記シート本体の裏面に備えて前記別の駆動
    部材を前記回転シートベースと前記シート本体の裏面と
    で囲み、前記別の駆動部材により前記スライドレールを
    前方摺動可能に設けた請求項1記載の乗用車用車椅子移
    乗シート。
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WO2020060884A1 (en) * 2018-09-18 2020-03-26 Eckert Christopher Rotating vehicle seat

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