JP3154140U - 収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化可能であり、かつ環境に対する影響を与えにくい、例えば救急箱に適した収納容器を提供する。【解決手段】開口を有する筺体部200と、開口を介して挿抜自在に筺体部200内に収納される収納トレイ100とを備え、収納トレイ100は、筺体部200に対する挿抜方向に直交する向きに設けられた二対の側壁、及び底部を有し、二対の側壁の開口と平行な向きに配置された壁部、及び底部は、型紙が重なった部分により形成されている紙製キャビネット10。【選択図】図1

Description

本考案は、紙等の素材で構成された、小型化可能な収納容器に関する。
従来より、家庭内における使用を目的とした常備用、又は野外、職場環境に応じた携帯用の救急箱が広く用いられている。そのような救急箱の一例として、特許文献1には、携帯用救急箱として、箱体と蓋体とを蝶番で連接した片開き式の筺体を有する携帯救急箱が開示されている。
特開平9−253133号公報
しかしながら、上記従来の技術に例示されるようなこれまでの救急箱は、木製又はポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル等の合成樹脂製であり、耐久性、保存性に優れていたものの、以下の課題を有していた。すなわち、定型性を有する箱状の形であるため、非使用時においてはかさばってしまい運搬が容易ではなかった。
又、破損した場合はそのまま廃棄しなければならず、資源ごみとなってしまっていた。特に木製の救急箱は堅牢であるため、使用者側で解体し、一般ごみとして廃棄するのは困難である。一方、合成樹脂製の救急箱はその性質上、無害化するには高度な処理を必要とし、そのまま廃棄した場合は環境に対する影響が懸念されるものであった。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、小型化可能であり、かつ環境に対する影響を与えにくい、例えば救急箱に適した収納容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の第1の側面は、その展開形状に対応した第1のシート部材を折り曲げ加工することにより形成された、開口を有する筺体部と、
その展開形状に対応した第2のシート部材を折り曲げ加工することにより形成された、前記開口を介して挿抜自在に前記筺体部内に収納される収納トレイとを備え、
前記収納トレイは、前記筺体部に対する挿抜方向に直交する向きに設けられた二対の側壁、及び前記筺体部の内壁に対向する底部を有し、
前記二対の側壁の前記開口と平行な向きに配置された壁部、及び前記底部は、前記第2のシート部材が重なった部分により形成されている、収納容器であることを特徴とする。
又、本考案の第2の側面は、前記壁部は、前記第2のシート部材が所定の間隔をおいて重なることにより形成されており、
前記底部は、前記第2のシート部材が当接して重なることにより形成されている、第1の側面の収納容器であることを特徴とする。
又、本考案の第3の側面は、前記壁部及び前記底部は、それぞれ前記第2のシート部材が二重に重なることにより形成されており、
前記壁部の縁は、前記第2のシート部材が前記所定の間隔に対応した渡りを介して屈曲することにより形成されており、
前記底部を形成する、上側に重なった前記第2のシート部材の一部は、前記壁部を形成する、より外側に重なった前記第2のシート部材と当接している、第2の側面の収納容器であることを特徴とする。
又、本考案の第4の側面は、前記筺体部の前記開口の縁は、前記第1のシート部材が屈曲した部分により形成されている、第1の側面の収納容器であることを特徴とする。
又、本考案の第5の側面は、前記第1のシート部材及び前記第2のシート部材は、段ボール紙製である、第1から第4のいずれかの側面の収納容器であることを特徴とする。
本考案によれば、小型化可能でありつつ、耐久性に優れ、かつ環境に対する影響を与えにくいという顕著な効果を有する収納容器を提供することができる。
(a)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットの斜視図である。(b)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットの斜視図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの正面斜視図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの背面斜視図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの展開図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの構造を説明するための図である。 (a)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの平面図である。(b)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの底面図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する収納トレイの構成を説明するための模式的な断面図である。 (a)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する筺体部の正面斜視図である。(a)本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する筺体部の構成を説明するための模式的な断面図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する筺体部の構造を説明するための図である。 本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットを構成する筺体部の展開図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1(a)(b)は、本考案の実施の形態に係る紙製キャビネットの斜視図である。各図に示すように、本実施の形態に係る紙製キャビネット10は、収納トレイ100及び筺体部200から構成される。
図1(a)に示すように、紙製キャビネット10は筺体部200の外形に対応した六面体形状を有し、そのうち5面は筺体部200の外面により、残りの一面は収納トレイ100の正面外壁101及び正面外壁101の周縁に沿って位置する縁部201〜204により構成される。
又、図1(b)に示すように、紙製キャビネット10においては、抽斗形状の収納トレイ100が、筺体部200の開口200aを介してその内部に収納可能な構造となっている。収納トレイ100の正面外壁101の中心にはスリット101aが開口され、スリット101aからは把持用リボン101bが露出している。利用者はこの把持用リボン101bをつまむことにより、筺体部200から収納トレイ100を挿抜することが可能となる。
次に、図2〜図6(a)(b)を参照して、収納トレイ100の構成について説明する。ただし図2は、収納トレイ100の正面側からの斜視図、図3は同背面側からの斜視図、図4は展開図、図5は模式的な展開図、図6(a)は平面図、図6(b)は底面図である。ただし、説明のため、各部の縮尺は適宜誇張して示した。
図4に示すように、収納トレイ100は、その輪郭が所定パターンに裁断された段ボール紙製の型紙150を折り曲げ加工することにより構成される。具体的には、図中破線を山折りにし、輪郭を除く実線部130、131を谷折りする。したがって接続面103aによる接合部分を除き、収納トレイ100の各部分は継ぎ目なく一枚の型紙150によって連続していることになる。なお、図4中に実線にて示す切り欠き部111及び116、並びにくり抜き穴112は折り線ではなく切削加工された部分であり、それらの構成及び機能は後述する。
図2及び3に示すように、収納トレイ100は、上方が解放された、被収納物を収納する抽斗状の外形を有する。紙製キャビネット10の壁面を構成する正面外壁101と収納トレイ100の収納空間を構成する正面内壁110との間は、型紙150の折り曲げにより形成された縁部105を介して接続される。型紙150の、正面内壁110を構成する部分はさらに収納トレイ100の底部まで延伸して直交するように屈曲し、上側底面108を形成する。
同様に、正面外壁101及び正面内壁110に対向する、背面外壁113及び背面内壁104は、型紙150の折り曲げにより形成された縁部106を介して互いに接続されている。型紙150の、正面内壁110を構成する部分はさらに収納トレイ100の底部まで延伸して屈曲し、上側底面107を形成する。
上記の各図に示すように、正面外壁101及び正面内壁110と、背面外壁113及び背面内壁104とは、横幅は同一だが、高さにおいて異なり、正面外壁側のほうがより背高となっている。したがって、これら壁部と連続する一対の側壁102及び103は、縁部105側から縁部106側へ向かう滑らかな曲線状の外縁を有する。ただし、この外縁の形状は直線状、折れ線状であってもよく、図示する形状に限定されるものではない。
更に、図3及び図6(a)に示すように、上側底面108の縁部108aと上側底面107の縁部107aとが接合線109を形成するように接することにより、上側底面108及び上側底面107は収納トレイ100の底部を形成する。
ここで図5に、上側底面108及び上側底面107を展開した状態を示す。同図に示すように、上側底面108及び上側底面107の直下には、側壁102及び103と連続した下側底面115が露出している。又、正面内壁110の外側には正面外壁101の裏面114が露出している。更に同図においては死角となる位置である背面内壁104の外側には、背面外壁113の裏面が露出している。なお、この背面外壁113の裏面及び正面外壁101の裏面114も、下側底面115と連続している。又、側壁102及び103の曲線状の外縁は、型紙150の断面によって形成されている。なお、シール101cは、その一端がスリット101aを介して正面外壁101から露出する把持用リボン101の他端を正面外壁101の裏面114に固定するために設けられている。又、半円状に型紙150をくり抜いて形成したくり抜き穴112は、利用者が指等を差し込み、上部底面108を展開するのを補助する役割を有するが、省略した構成としてもよい。
一方、図4に示すように、下側底面115は、中央に切り欠きを有するフラップ115a及び115bと、側端が凸状となっているフラップ115c及び115dとの組み合わせによって構成され、図6(b)に示すようにフラップ115c及び115dの側端がフラップフラップ115a及び115bの切り欠きに挿入された構造を有する。ただし、下側底面115のこの構造は周知技術に属し、本考案の要部ではないため、図5においては簡単のため省略して示した。
以上説明したように、本実施の形態の紙製キャビネット10は、その収納トレイ100において、側壁102及び103を除く各壁部及び底部が、型紙150の二重に重なった部分で構成されていることを特徴とする。このような特徴を備えたことにより、1枚の型紙150の折り曲げ加工によって形成されていても、キャビネットとして十分な耐久性を確保することができる。
特に、本実施の形態においては、収納トレイ100が挿抜される方向に対して正対する壁面を構成する、正面外壁101及び正面内壁110並びに背面外壁113及び背面内壁104が、それぞれ縁部105及び106を介して屈曲した壁部を形成していることで、壁部全体により厚みを持たせている。
図7は、収納トレイ100の、切り欠き部111と直交する直線による側部断面図である。図7に示すように、縁部105を介した折り返しにより、正面外壁101と正面内壁110とは間隔d1をもって離隔配置されている。更に、正面内壁110と上側底面108との折り返し部分(図4の実線130に示す谷折り部分に対応する)に切り欠き部111を設けたことにより、図5に示すように、上側底面108と面一をなす型紙150の一部が凸部120として突出することとなり、図7に示すように、収納トレイ100を組み立てた状態において、凸部120が正面外壁101と正面内壁110との間隙に侵入し、その先端が正面外壁101の裏面114と当接した構造を形成する。凸部120の長さと縁部105の大きさをあらかじめ定めた均等な寸法に設定することで、正面外壁101と正面内壁110とがなす壁部の厚みを自在に定めることができる。また各壁面の上下端が等幅で固定されることから、壁部は一様な厚みが確保されることとなり、収納トレイ100の定型性が保証される。
同様の構造は、背面外壁113と背面内壁104との間にも設けられ、切り欠き部116により形成された、上側底面107と面一をなす凸部121が背面外壁113の裏面と当接することにより、背面外壁113と背面内壁104とが間隔d2をもって離隔配置され、壁部の一様な厚みが確保され、かつ強度が維持されている。
一方、収納トレイ100の底部は下側底面115と上側底面108及び上側底面107とが当接、すなわち面接触しており、型紙150自体の厚みのみで底部全体の厚みを維持している。これは以下の理由による。すなわち、収納トレイ100の底部は収納物の荷重が常時直接印加される部分であり、しかも収納物が載置される位置は利用者や使用環境に応じて変化するため、面接触により等方的に補強されることが求められるからである。
以上のように、本実施の形態の紙製キャビネット10によれば、型紙150の折り曲げ可能により形成される収納トレイ100の正面及び背面の壁部、並びに底部を二重構造とし、かつ、正面及び背面の壁部は型紙の折り返しにより厚みを設け、底部は型紙同士の当接により補強した構造としたことにより、紙製でありながら、耐久性及び定型性を十分に確保することを可能としている。
次に、図8(a)(b)〜図10を参照して、筺体部200の構成について説明する。ただし図8(a)は斜視図、図8(b)は収納トレイ100の挿抜方向に沿った直線による模式的な断面図、図9は模式的な展開図、図10は展開図である。なお、収納トレイ100の場合と同様、各部の縮尺は、説明の便宜上誇張して示した。
収納トレイ100と同様、筺体部200は、図10に示す、輪郭が所定パターンに裁断された段ボール紙製の型紙250を折り曲げ加工することにより構成される。具体的には、図中破線を山折りする。
図8(a)(b)に示すように、筺体部200は、開口200aを有する開口箱状の形状を有し、上面壁205、底面壁207、側面壁206、208及び背面壁209の5面を有する。背面壁209は、収納トレイ100の下側底面115と同様に、図10に示す、中央に切り欠きを有するフラップ209a及び209cと、側端が凸状となっているフラップ209b及び209dとの組み合わせによって構成される。なお、図8(b)においては、簡単のため組み合わせの部分は省略して示した。
筺体部200において、収納トレイ100を収納する内部空間は、上面壁205と縁部201を介して接続する内壁210、底面壁207と縁部203を介して接続する内壁212、側面壁206と縁部202を介して接続する内壁211、側面壁208と縁部204を介して接続する内壁213、上面壁205の裏面214、背面壁209の裏面215、底面壁207の裏面216、側面壁208の裏面217及び側面壁206の裏面により形成される。
以上のような構成を有する筺体部200は、収納トレイ100の縁部105、106と同様に、型紙250の折り返しにより形成した縁部201〜204を開口200aの周縁に設けたことで、開口200aの構造を補強し、その定型性を保証している。これにより、単なる耐久性の向上のみならず、収納トレイ100の挿抜を確実なものとし、紙製キャビネット100の操作性を向上する効果を奏する。
ここで図9に、内壁212及び213を展開した状態を示す。同図に示すように、内壁212の側端には凹の切り欠き212aが設けられ、内壁212に隣接する内壁213の側端には凸の切り欠き213aが設けられている。これら切り欠きは、内壁212及び213を開口200aから筺体部200の内部へ折り曲げた状態で凹凸が咬み合い係止される。他の隣接する内壁も同様の構成を有し、内壁同士が互いに切り欠きにより係止することで、収納トレイ100の挿抜にともない内壁が動くことを防ぐとともに、筺体部200の外形保持をより強固なものとしている。
更に、本考案の実施の形態に係る紙製キャビネット10は、収納トレイ100及び筺体部200を、それぞれ一枚の型紙150、250から構成されることも特徴の一つとして有する。型紙150の場合は接続面103aと背面外壁113の接続領域113aを、又、型紙250の場合は、接続面208aと、上面壁205上の接続領域205aとを接着材等で接合した後は、折り曲げ加工のみで、収納トレイ100又は筺体部200を組み立てることができる。又、未使用状態においては分解して封筒状、又は型紙そのままの状態で保存することができるため、小型化可能であり、持ち運びが容易で、大量輸送にも好適である。
更に、段ボール紙製としたことにより、特に救急箱として使用した場合は、据え置き用途、携帯用途を問わず、廃棄時の処分においても、使用者側で容易に解体可能であるのみならず、古紙等の形態でリサイクルすることができ、環境に対する負荷を著しく低減することが可能となる。その他、書類保管、衣類、雑貨等の保管用途においても、同様の効果を奏する。耐久性、定型性については、先に述べたように、壁部、底部の重層構造により十分に確保されており、従来の木製、合成樹脂製の収納容器と同様に扱うことができる。
なお、上記の説明においては、紙製キャビネット10は本考案の収納容器に相当する。又、筺体部200は本考案の筺体部に相当し、型紙250は本考案の第1のシート部材に相当する。又、収納トレイ100は本考案の収納トレイに相当し、型紙150は本考案の第2のシート部材に相当する。
更に、開口200aは本考案の開口に相当し、正面外壁101及び正面内壁110並びに背面外壁113及び背面内壁104は、本考案の、開口と平行な向きに配置された壁部に相当し、下側底面115と上側底面108及び上側底面107とから構成される部分は、本考案の底部に相当する。又、縁部105及び106は本考案の渡りに相当し、縁部201〜204は、本考案の第1のシート部材が屈曲した部分に相当するものである。
ただし本考案は上記実施の形態の記載内容に限定されるものではない。壁部及び底部は、3枚以上のシート部材が重なることにより形成されるものであってもよい。シート部材は、段ボール紙の他、ケナフ等の代用紙、帆布、その他の素材によって実現してもよい。切り欠き111、116の個数も任意であってよい。把持用リボンの構成も、利用者が収納トレイを自在に挿抜することを補助できるのであれば、任意の材料、形状であってよい。リボンの代わりに指を挿入させる貫通孔を設けた構成としてもよい。筺体部は、縁部を介さず収納空間側に直接屈曲させる構成としてもよい。要するに、本考案の要旨を逸脱しない範囲内であれば、上記実施の形態に種々の変更を加えてもよい。
以上のような本考案によれば、小型化可能でありつつ、耐久性に優れ、かつ環境に対する影響を与えにくいという顕著な効果を有し、一例としては、容易にリサイクル可能な救急箱に好適である。
10 紙製キャビネット
100 収納トレイ
101 正面外壁
101a スリット
101b 把持用リボン
102、103 側壁
103a 接続面
104 背面内壁
105、106 縁部
107、108 上側底面
107a、108a 縁部
111、116 切り欠き部
109 接合線
110 正面内壁
112 くり抜き穴
113 背面外壁
114 裏面
115 下側底面
115a、115b、115c、115d フラップ
150 型紙

Claims (5)

  1. その展開形状に対応した第1のシート部材を折り曲げ加工することにより形成された、開口を有する筺体部と、
    その展開形状に対応した第2のシート部材を折り曲げ加工することにより形成された、前記開口を介して挿抜自在に前記筺体部内に収納される収納トレイとを備え、
    前記収納トレイは、前記筺体部に対する挿抜方向に直交する向きに設けられた二対の側壁、及び前記筺体部の内壁に対向する底部を有し、
    前記二対の側壁の前記開口と平行な向きに配置された壁部、及び前記底部は、前記第2のシート部材が重なった部分により形成されている、収納容器。
  2. 前記壁部は、前記第2のシート部材が所定の間隔をおいて重なることにより形成されており、
    前記底部は、前記第2のシート部材が当接して重なることにより形成されている、
    請求項1に記載の収納容器。
  3. 前記壁部及び前記底部は、それぞれ前記第2のシート部材が二重に重なることにより形成されており、
    前記壁部の縁は、前記第2のシート部材が前記所定の間隔に対応した渡りを介して屈曲することにより形成されており、
    前記底部を形成する、上側に重なった前記第2のシート部材の一部は、前記壁部を形成する、より外側に重なった前記第2のシート部材と当接している、
    請求項2に記載の収納容器。
  4. 前記筺体部の前記開口の縁は、前記第1のシート部材が屈曲した部分により形成されている、請求項1に記載の収納容器。
  5. 前記第1のシート部材及び前記第2のシート部材は、段ボール紙製である、請求項1から4のいずれかに記載の収納容器。
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