JP2024053689A - 折曲げ治具及び折曲げ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品原価及び重量を抑えることができる折曲げ治具及び折曲げ方法を提供する。【解決手段】折曲げ治具1が、紙製の台紙部11と、台紙部11上に設けられて擂鉢枠形状の少なくとも一部を構成し、紙箱の展開シートが載置されて台紙部11に向かって押し込まれると傾斜面に沿って4つの側壁を折り起こす紙製の型枠部12と、擂鉢枠形状の四隅で型枠部12の傾斜面よりも高い位置まで突出するように立設された紙製の突起であり、紙箱の4つのフラップ壁を押し上げて折り曲げるとともに、紙箱の第2側壁の内側へと案内して折り込む4つのフラップ案内突起部13と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、展開シートから紙箱を折り曲げ形成するための折曲げ治具及び折曲げ方法に関する。
従来、底壁、4つの側壁、及び4つのフラップ壁を有する紙箱を、展開シートから折り曲げ形成するための折曲げ治具が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の折曲げ治具は、基板上に、紙箱の側壁の折り曲げを案内する複数の案内部材を立設したものとなっている。
特開2000-233456号公報
ここで、上記の特許文献1に記載されているような折曲げ治具は、木製、合成樹脂製、あるいは金属製であることが多い。このような素材で構成される折曲げ治具は、素材コストや製造コストに起因して製品原価が嵩みがちであり、また、重量も重くなって取扱いが不便になりがちである。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、製品原価及び重量を抑えることができる折曲げ治具及び折曲げ方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の折曲げ治具は、四角形板状の底壁、当該底壁における4つの辺で折り起こされる4つの側壁、及び、当該4つの側壁のうちの対向一対の第1側壁それぞれにおいて前記辺と交差する一対の側端縁で他の対向一対の第2側壁の内側へと折り込まれる、各第1側壁について一対ずつ、合計で4つのフラップ壁、を少なくとも有する紙箱を、当該紙箱の展開シートから折り曲げ形成するための折曲げ治具であって、前記底壁よりも大サイズの板状に形成された紙製の台紙部と、前記台紙部上に設けられ、前記紙箱を内側に収める四角枠形状であって前記台紙部とは反対側の上面に内周側に向かうにつれて前記台紙部へと近づく傾斜面を有する擂鉢枠形状の少なくとも一部を構成し、前記底壁が前記擂鉢枠形状の内側に位置するように前記上面に前記展開シートが載置されて前記台紙部に向かって押し込まれると前記傾斜面に沿って前記4つの側壁を折り起こす紙製の型枠部と、前記擂鉢枠形状の四隅で前記台紙部に対する法線方向について前記傾斜面よりも高い位置まで突出するように前記台紙部又は前記型枠部に立設された紙製の突起であり、当該型枠部に前記展開シートが載置されると前記4つのフラップ壁を押し上げて折り曲げるとともに、前記展開シートが押し込まれると前記対向一対の第2側壁の内側へと前記4つのフラップ壁を案内して折り込む4つのフラップ案内突起部と、を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の折曲げ方法は、上述の折曲げ治具に、前記展開シートを、前記4つの側壁が前記型枠部における前記傾斜面に位置するとともに前記4つのフラップ壁が前記4つのフラップ案内突起に位置するように載置する載置工程と、前記展開シートの前記底壁を前記台紙部に向かって押圧することで前記4つの側壁の折起こし及び前記4つのフラップ壁の折込みを行う押圧工程と、を備えたことを特徴とする。
上記の折曲げ治具及び折曲げ方法によれば、製品原価及び重量を抑えることができる。
第1実施形態にかかる折曲げ治具を示す斜視図である。 図1に示されている折曲げ治具におけるC字型枠部分の相互間距離が変更された様子を示す斜視図である。 図1及び図2に示されている折曲げ治具について、C字型枠部分が台紙部から外れた状態を示す分解斜視図である。 図1~図3に示されているC字型枠部分を、台紙部側から見た斜視図である。 形成対象の紙箱の展開シートについて、大小2種類を示す平面図である。 図5に示されている展開シートを折り曲げて紙箱を形成する折曲げ方法のステップS11及びステップS12を示す図である。 図6に示されているステップS12におけるフラップ壁の変形を示す図である。 図5に示されている展開シートを折り曲げて紙箱を形成する折曲げ方法のステップS13及びステップS14を示す図である。 図1~図3に示されている折曲げ治具を形成するためのシート材を示す平面図である。 小サイズの紙箱の折曲げ方法のうち、展開シートの載置工程及び押圧工程について示す図である。 第2実施形態にかかる折曲げ治具を示す斜視図である。 図11に示されている折曲げ治具を形成するためのシート材を示す平面図である。 参考例にかかる折曲げ治具を示す斜視図である。 図13に示されている折曲げ治具を示す三面図である。
以下、展開シートから紙箱を折り曲げ形成するための折曲げ治具及び折曲げ方法の一実施形態について説明する。まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態にかかる折曲げ治具を示す斜視図である。
この図1に示されている折曲げ治具1は、扁平矩形箱状で段ボール紙製の紙箱を形成するための治具である。ここにいう紙箱は、物品の梱包に用いられる梱包箱である。折曲げ治具1は、全体として段ボール紙製の治具であり、台紙部11と、対向一対のC字型枠部分121を有する型枠部12と、4つのフラップ案内突起部13と、を備えている。台紙部11は、矩形板状の部位であり、型枠部12は、擂鉢状の四角枠形状の一部を対向一対のC字型枠部分121で構成する部位である。また、4つのフラップ案内突起部13は、型枠部12における擂鉢枠形状の四隅で突出するように立設された突起状の部位である。本実施形態では、C字型枠部分121が台紙部11に着脱自在に取り付けられるように構成されており、その取付け位置を変更することで、形成対象の紙箱のサイズに応じ、C字型枠部分121の相互間距離が変更可能となっている。
図2は、図1に示されている折曲げ治具におけるC字型枠部分の相互間距離が変更された様子を示す斜視図であり、図3は、図1及び図2に示されている折曲げ治具について、C字型枠部分が台紙部から外れた状態を示す分解斜視図である。また、図4は、図1~図3に示されているC字型枠部分を、台紙部側から見た斜視図である。図5は、形成対象の紙箱の展開シートについて、大小2種類を示す平面図である。図6は、図5に示されている展開シートを折り曲げて紙箱を形成する折曲げ方法のステップS11及びステップS12を示す図であり、図7は、図6に示されているステップS12におけるフラップ壁の変形を示す図である。そして、図8は、図5に示されている展開シートを折り曲げて紙箱を形成する折曲げ方法のステップS13及びステップS14を示す図である。
まず、本実施形態の折曲げ治具1に先立って、当該折曲げ治具1で形成される大小2種類の紙箱B11,B12について、図5~図8を参照しながら説明する。尚、図5では、図5(A)に大サイズの紙箱B11の展開シートB11aが示され、図5(B)に小サイズの紙箱B12の展開シートB12aが示されている。また、図6~図8には、図5(A)に示されている大サイズの展開シートB11aを例に挙げて、この展開シートB11aが紙箱B11へと形成されていく様子が示されている。
本実施形態の紙箱B11,B12は、四角形板状の底壁B111,B121、4つの側壁B112,B122、4つのフラップ壁B113,B123、一対の内扉B114,B124、及び一対の外扉B115,B125、を備えている。
4つの側壁B112,B122は、底壁B111,B121における4つの辺で折り起こされる壁部位であり、対向一対の第1側壁B112a,B122aと、対向一対の第2側壁B112b,B122bと、を備えている。大サイズの紙箱B11では、第1側壁B112aは底壁B111の短辺で折り起こされ、第2側壁B112bは長辺で折り起こされる。他方、小サイズの紙箱B12では、第1側壁B122aは底壁B121の長辺で折り起こされ、第2側壁B122bは短辺で折り起こされる。
4つのフラップ壁B113,B123は、対向一対の第1側壁B112a,B122aそれぞれにおいて、底壁B111,B121において境界をなす辺と交差する一対の側端縁B112a-1,B122a-1に設けられた舌片状の壁部位である。各フラップ壁B113,B123は、この側端縁B112a-1,B122a-1で、図7に示されているように、対向一対の第2側壁B112b,B122bの内側へと折り込まれる。4つのフラップ壁B113,B123は、このように、各第1側壁B112a,B122aについて一対ずつ、合計で4つ設けられている。
一対の内扉B114,B124は、対向一対の第1側壁B112a,B122aに連続して設けられた壁部位であり、側壁B112,B122の折起こし後に、底壁B111、B121と平行になるように折り曲げられる。各内扉B114,B124と側壁B112,B122との境界部には、外扉B115,B125における差込み舌片B115a,B125aが差し込まれるスリット部B114a,B124aが設けられている。
一対の外扉B115,B125は、対向一対の第2側壁B112b,B122bに連続して設けられた壁部位であり、側壁B112,B122の折起こし後に、内扉B114,B124に重なるとともに底壁B111、B121と平行になるように折り曲げられる。一方の外扉B115,B125に差込み舌片B115a,B125aが設けられ、他方の外扉B115,B125には、差込み舌片B115a,B125aを避ける凹部B115b,B125bが設けられている。
ここで、本実施形態の紙箱B11,B12は扁平矩形箱となっている。ここにいう扁平矩形箱とは、4つの側壁B112,B122が底壁B111、B121の4つの辺に沿って、図5に大サイズの紙箱B11について示されているように、幅寸法LB11が長さ寸法LB12,LB13よりも短い帯板状に延在する薄型の箱のことである。本実施形態の折曲げ治具1は、このような扁平矩形箱としての紙箱B11,B12を展開シートB11a,B12aから折曲げ形成するための治具となっている。
この折曲げ治具1における台紙部11は、大サイズの紙箱B11の底壁B111よりも大サイズの矩形板状に形成された紙製の部位である。本実施形態では、この台紙部11は、段ボール紙が二枚重ねられて張り合わされた二重壁となっている。
型枠部12は、台紙部11上に設けられ、紙箱B11,B12を内側に収める四角枠形状であって台紙部11とは反対側の上面に内周側に向かうにつれて台紙部11へと近づく傾斜面を有する擂鉢枠形状の少なくとも一部を構成する。そして、紙箱B11,B12の形成時には、図6に示されているように、底壁B111(B121)が擂鉢枠形状の内側に位置するように上面に展開シートB11a(B12b)が載置される。更に、台紙部11に向かって押圧方向D11に展開シートB11a(B12b)が押し込まれると、型枠部12は、傾斜面に沿って4つの側壁B112(B122)を起立方向D12に折り起こす。
本実施形態では、この型枠部12が、擂鉢枠形状の傾斜面をなす対向二対の傾斜面部分のうちの短辺に沿った一対について対向間隔が、大サイズ用の対向間隔L11と小サイズ用の対向間隔L12との間で変更可能に設けられている。具体的には、型枠部12は、台紙部11に着脱自在に取り付けられる対向一対のC字型枠部分121で構成されている。
各C字型枠部分121は、台紙部11の短辺に沿って延在する台形筒部分121aと、この台形筒部分121aの両端から台紙部11の長辺に沿って延出する一対の腕筒部分121bと、台紙部11に重ねられる重畳壁部分121cと、を備えている。台形筒部分121aは、断面が台形となるように段ボール紙を筒状に曲げて形成される部位である。一対の腕筒部分121bは、台形筒部分121aの両端でこの台形筒部分121aに連続した台形筒をなすように、段ボール紙を筒状に曲げて形成される部位である。重畳壁部分121cは、図4に示されている長方形板状の段ボール紙製の壁部位であり、一の長辺を境界として筒状に折り起こされた部位が台形筒部分121aで、一対の短辺それぞれを境界として筒状に折り起こされた部位が腕筒部分121bとなっている。
そして、C字型枠部分121の台形筒部分121aは、型枠部12の擂鉢枠形状の傾斜面をなす対向二対の傾斜面部分のうち対向一対の第1傾斜面部分121dのうちの一の第1傾斜面部分121dを、台紙部11とは反対側の上面側に有している。また、一対の腕筒部分121bは、対向二対の傾斜面部分のうちの対向一対の第2傾斜面部分121eの一部を構成する一対の腕状傾斜面部分121fを有している。
また、対向一対のC字型枠部分121それぞれには、各C字型枠部分121を台紙部11係止する取付け凸部121gが設けられている。他方、台紙部11には、形成対象の紙箱B11,B12のサイズに合わせてC字型枠部分121の取付け位置を変更できるように、大サイズ用の一対の取付け凹部111と、小サイズ用の一対の取付け凹部112と、が設けられている。大サイズ用の取付け凹部111に取付け凸部121gが嵌め込まれるように対向一対のC字型枠部分121が取り付けられると、対向一対の第1傾斜面部分121dの対向間隔が、大サイズ用の対向間隔L11に設定される(図1)。また、小サイズ用の取付け凹部112に取付け凸部121gが嵌め込まれるように対向一対のC字型枠部分121が取り付けられると、対向一対の第1傾斜面部分121dの対向間隔が、小サイズ用の対向間隔L12に設定される(図2)。
このようなC字型枠部分121で構成される型枠部12は、次のような扁平枠形状の一部を有している。ここにいう扁平枠形状とは、図4に一のC字型枠部分121が抜出されて示されているように、四角枠形状をなす4本の枠部分それぞれ、即ちC字型枠部分121の、台紙部11からの高さ寸法L13が長さ寸法L14よりも短い薄型の枠形状のことである。
また、折曲げ治具1における4つのフラップ案内突起部13は、型枠部12の擂鉢枠形状の四隅で台紙部11に対する法線方向D13について擂鉢枠形状の傾斜面よりも高い位置まで突出するように型枠部12に立設された紙製の突起である。図6に示されているように、型枠部12に展開シートB11aが載置されると4つのフラップ案内突起部13が4つのフラップ壁B113を押し上げて折り曲げる。また、展開シートB11aが押し込まれると、4つのフラップ案内突起部13は、図7に示されているように、対向一対の第2側壁B112bの内側へと4つのフラップ壁B113を案内して折り込む。
また、4つのフラップ案内突起部13は、型枠部12における対向間隔L11,L12の変更に応じて各フラップ案内突起部13の配置が変更可能に設けられている。即ち、4つのフラップ案内突起部13は、対向一対のC字型枠部分121それぞれと一体となるように、各C字型枠部分121に一対ずつ設けられている。
また、4つのフラップ案内突起部13は、各先端部に、4つのフラップ壁B113を対向一対の第2側壁B112bの内側へと案内するフラップ案内傾斜面131が形成されている。そして、各フラップ案内傾斜面131は、型枠部12の対向二対の傾斜面部分のうち何れか一方の対をなす傾斜面部分、具体的には、対向一対の第2側壁B112bに当接して折り起こす腕状傾斜面部分121fと同じ向きに傾斜している。また、各フラップ案内傾斜面131は、腕状傾斜面部分121fよりも緩勾配で傾斜した面となっている。
図9は、図1~図3に示されている折曲げ治具を形成するためのシート材を示す平面図である。図9(A)には、台紙部11を形成するための台紙シート11aが示されている。また、図9(B)には、一のC字型枠部分121と、一対のフラップ案内突起部13と、の一体物を形成するための突起付き型枠展開シート14が示されている。
台紙シート11aは、段ボール紙で2枚形成される。そして、それら2枚の台紙シート11aが互いに貼り合わされて台紙部11が形成される。台紙シート11aには、台紙部11となったときに大サイズ用の取付け凹部111となる台紙貫通孔111aと、小サイズ用の取付け凹部112となる台紙貫通孔112aと、が各々一対ずつ、打抜き加工によって形成される。また、打抜かれた段ボール片は、2枚ずつ張り合わされ、更に、C字型枠部分121における重畳壁部分121cの裏面に貼付されて取付け凸部121gとなる。
突起付き型枠展開シート14は、段ボール紙で形成されたシート材であって、C字型枠部分121へと折曲げ形成される型枠シート部分141と、一対のフラップ案内突起部13へと折曲げ形成される一対の突起シート部分142と、を備えている。また、型枠シート部分141は、台形筒部分121aへと折曲げ形成される台形筒シート部分141aと、一対の腕筒部分121bへと折曲げ形成される一対の腕筒シート部分141bと、を備えている。更に、型枠シート部分141は、重畳壁部分121cとなる長方形板状の重畳壁シート部分141cを備えている。
台形筒シート部分141aは、重畳壁シート部分141cの長辺から延出し、台紙部11の面内方向D14のうち重畳壁シート部分141cの長辺方向に沿った複数の折り目141a-1で筒状に折り曲げられて台形筒部分121aへと形成される。腕筒シート部分141bは、重畳壁シート部分141cの短辺から延出し、面内方向D14のうち重畳壁シート部分141cの短辺方向に沿った複数の折り目141b-1で筒状に折り曲げられて腕筒シート部分141bへと形成される。
突起シート部分142は、腕筒シート部分141bの根元部分から延出し、重畳壁シート部分141cの短辺方向に沿った複数の折り目142-1で筒状に折り曲げられてフラップ案内突起部13へと形成される。フラップ案内突起部13は、この突起シート部分142が、図1及び図2に示されているように、台紙部11の法線方向D13について型枠部12の第2傾斜面部分121eよりも周面の一部が高くなるように筒状に折り曲げられて形成された部位である。
また、台形筒部分121a、腕筒部分121b、及びフラップ案内突起部13は、何れも段ボール紙の先端側を内側に巻き込むとともに、この先端側が、当該先端側と重なる壁部分に接着固定されて形成される。そして、台形筒部分121a及び腕筒部分121bの外壁には、先端側の接着箇所にアクセス可能な位置に、筒の内側の接着箇所へと指を差し入れて当該接着箇所を押さえることで接着作業を行うための貫通孔15が形成されている。突起付き型枠展開シート14には、この貫通孔15が打抜き加工によって形成されている。
また、型枠部12において、擂鉢枠形状における対向二対の枠部分の一方の対をなすC字型枠部分121の内周側には、次のような取出し凹部16が設けられている。取出し凹部16は、型枠部12の擂鉢枠形状における外周側へと凹んで形成され、図8に示されているように完成後の紙箱B11が当該擂鉢枠形状の内側から取り出される際に手が差し入れられる部位である。突起付き型枠展開シート14には、この取出し凹部16に対応する凹部形成部分16aが形成されている。
次に、本実施形態の折曲げ治具1を用いて紙箱を折曲げ形成する折曲げ方法について、図6~図8を参照して説明する。図6~図8には、折曲げ治具1において、対向一対のC字型枠部分121の対向間隔が大サイズ用の対向間隔L11(図1)に設定され、大サイズの紙箱B11が形成される様子が示されている。
まず、図6に示されているように、折曲げ治具1に展開シートB11aを載置する載置工程(S11)が行われる。この載置工程(S11)では、4つの側壁B112が型枠部12における擂鉢形状の傾斜面に位置するとともに、4つのフラップ壁B113が4つのフラップ案内突起部13に位置するように、展開シートB11aが載置される。この状態で、展開シートB11aの底壁B111を台紙部11に向かって押圧方向D11に押圧する押圧工程(S12)が行われる。この押圧工程(S12)によって、4つの側壁B112の起立方向D12への折起こし及び4つのフラップ壁B113の折込みが行われる。
フラップ壁B113の折込みは、展開シートB11aが押圧方向D11に押圧されるに従って、図7に示されているように2段階で行われる。即ち、第1段階(S121)では、型枠部12の傾斜面よりも高い位置まで突出しているフラップ案内突起部13に載ったフラップ壁B113が、側壁B112の折り起こしに先立ってフラップ案内傾斜面131に案内されて第1折込み方向D15に折り起こされる。展開シートB11aが更に押圧される第2段階(S122)では、側壁B112が起立方向D12に折り起こされるとともに、フラップ壁B113が、フラップ案内傾斜面131に第2折込み方向D16へと案内されて、第2側壁B112bの内側へと折り込まれる。
このようにして側壁B112の折り起こしとフラップ壁B113の折り込みが終了すると、図6に示されているように、物品が収容可能な矩形状の空間が区画される。この状態で、この矩形状の空間に物品が収容される。そして、物品収容後に、図8に示されている閉塞工程(S13)と、取出し工程(S14)と、が行われる。閉塞工程(S13)では、一対の内扉B114が内側に折り曲げられ、更に、その上から一対の外扉B115が内側に折り曲げられて物品収容空間が閉塞される。閉塞工程(S13)では、更に外扉B115がテープ張りや、送り状の貼付等によって固定される。この閉塞工程(S13)によって、展開シートB11aから紙箱B11への変形が終了する。そして、続く取出し工程(S14)において、物品収容後の紙箱B11が折曲げ治具1から取出し方向D17に取り出される。このとき、作業者は、紙箱B11における、対向一対のC字型枠部分121の間の露出部分、又は、各C字型枠部分121の取出し凹部16の内側の露出部分に手を掛けて取出し方向D17へと紙箱B11を引っ張り上げることとなる。本実施形態では、この取出し工程(S14)を以て、紙箱B11を折曲げ形成する折曲げ方法が終了する。
尚、ここまで、大サイズの紙箱B11を例に挙げて折曲げ方法を説明したが、小サイズの紙箱B12の折曲げ方法は、折曲げ治具1におけるC字型枠部分121の位置や、展開シートB12aの置き方が異なる他は、大サイズの紙箱B11の場合と同じである。
図10は、小サイズの紙箱の折曲げ方法のうち、展開シートの載置工程及び押圧工程について示す図である。
小サイズの紙箱B12の折曲げ方法では、折曲げ治具1において、対向一対のC字型枠部分121の対向間隔が小サイズ用の対向間隔L12(図2)に設定される。このとき、本実施形態では、対向一対のC字型枠部分121の相互間に区画される紙箱B12の収容空間が、大サイズの場合と90°異なった矩形空間となる。即ち、大サイズの場合、紙箱B11の収容空間は、長方形板状の台紙部11の長辺方向が収容空間の長手方向となり短辺方向が短手方向となる。他方、小サイズの場合には、紙箱B12の収容空間は、台紙部11の長辺方向が収容空間の短手方向となり短辺方向が長手方向となる。このような収容空間に合わせて、図10に示されている小サイズの場合の載置工程(S15)では、展開シートB12aが、大サイズの場合と90°異なった向きで折曲げ治具1に載置される。続く押圧工程(S16)で底壁B121が押圧方向D11に押圧されると、4つの側壁B122の起立方向D12への折起こし及び4つのフラップ壁B123の折込みが行われる。この後の、閉塞工程によって物品収容後に内扉B124及び外扉B125が閉じられて固定され、取出し工程によって紙箱B12が折曲げ治具1から取り出される点は、大サイズの場合と同じである。
以上に説明した第1実施形態の折曲げ治具1及び折り曲げ方法によれば、紙箱B11,B12の折曲げ形成に用いる折曲げ治具1の台紙部11、型枠部12、及びフラップ案内突起部13が、何れも紙製となっている。このため、これらの部位を、木製、合成樹脂製、あるいは金属製とした場合に比べて、素材コストや製造コストが低減されて製品原価を抑えることができるとともに、重量についても抑えることができる。
ここで、本実施形態では、型枠部12は、矩形の擂鉢枠形状における傾斜面をなす対向二対の傾斜面部分のうちの少なくとも一対(本実施形態では、第1傾斜面部分121d)について対向間隔L11,L12が変更可能に設けられている。そして、4つのフラップ案内突起部13は、型枠部12における対向間隔L11,L12の変更に応じて各フラップ案内突起部13の配置が変更可能に設けられている。この構成によれば、様々なサイズ(本実施形態では、大小2サイズ)の紙箱B11,B12を、傾斜面部分の対向間隔L11,L12を変更することで形成することが可能であり、サイズ毎に異なる折曲げ治具を用意する場合と比較してコストを抑えることができる。
また、本実施形態では、型枠部12は、一の第1傾斜面部分121dと一対の腕状傾斜面部分121fとを各々が有する、台紙部11に着脱自在に取り付けられる対向一対のC字型枠部分121を備えている。一の第1傾斜面部分121dは、対向二対の傾斜面部分のうちの対向一対の第1傾斜面部分121dにおける一の傾斜面部分121dである。また、腕状傾斜面部分121fは、一の第1傾斜面部分121dの両端部から延出して対向一対の第2傾斜面部分121eの一部を構成する一対の傾斜面部分である。そして、4つのフラップ案内突起部13は、対向一対のC字型枠部分121の各C字型枠部分121に2つずつ一体に形成されている。この構成によれば、対向一対のC字型枠部分121の配列間隔を変更することで、第1傾斜面部分121dの対向間隔L11,L12を容易に変更することができる。
また、本実施形態では、台紙部11には、対向一対のC字型枠部分121それぞれを、予め定められた複数の間隔(本実施形態では、長短の2間隔)で対向させる位置に取り付けるための取付け凹部111,112が各間隔に応じた複数の位置に設けられている。そして、対向一対のC字型枠部分121それぞれには、取付け凹部111,112に嵌め込まれて係止する取付け凸部121gが設けられている。この構成によれば、台紙部11において、C字型枠部分121の取付け凸部121gを嵌め込む取付け凹部111,112を変更することで、第1傾斜面部分121dの対向間隔L11,L12を一層容易に変更することができる。
また、本実施形態では、4つのフラップ案内突起部13は、各先端部に、4つのフラップ壁B113,B123を対向一対の第2側壁B112b,B122bの内側へと案内するフラップ案内傾斜面131が形成されている。そして、各フラップ案内傾斜面131が、対向二対の傾斜面部分のうち何れか一方の対をなす傾斜面部分(本実施形態では、第2傾斜面部分121e)と同じ向きに傾斜している。この構成によれば、フラップ案内傾斜面131を上記の第2傾斜面部分121eと同じ向きに傾斜させることで、この第2傾斜面部分121eによって折り起こされる第2側壁B112b,B122bの内側へとフラップ壁B113,B123を良好に案内することができる。
また、本実施形態では、各フラップ案内傾斜面131は、上記の一方の対をなす傾斜面部分(本実施形態では、第2傾斜面部分121e)よりも緩勾配で傾斜した面となっている。この構成によれば、フラップ案内傾斜面131を型枠部12における第2傾斜面部分121eよりも緩勾配とすることで、突起状で強度が弱くなりがちなフラップ案内突起部13の先端部の強度を向上させることができる。また、載置工程(S11)で展開シートB11a,B12aを安定して載置させることができる。
また、本実施形態では、各フラップ案内傾斜面131は、対向二対の傾斜面部分のうち、紙箱B11,B12における対向一対の第2側壁B112b,B122bに当接して折り起こす傾斜面部分と同じ向きに傾斜している。この構成によれば、第2側壁B112b,B122bの折起こしに先立ち、フラップ案内傾斜面131によってフラップ壁B113,B123を良好に案内して第2側壁B112b,B122bの内側へと折り込むことができる。
また、本実施形態では、台紙部11が、紙箱B11,B12の底壁B111,B121よりも大サイズの板状の段ボール紙が二枚以上(本実施形態では二枚)重ねられて形成されたものである。この構成によれば、型枠部12の変形等が台紙部11によって良好に抑えられるので、折曲げ治具1の強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、型枠部12が、台紙部11の面内方向D14に沿った複数の折り目で段ボール紙が筒状に折り曲げられて形成された筒状部分が組み合わされた形状を有している。この構成によれば、型枠部12を段ボール紙の筒状部分で構成することで、折曲げ治具1の重量を抑えつつ、その強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、型枠部12における上記の筒状部分は、段ボール紙の先端側を内側に巻き込むとともに当該先端側が、この先端側と重なる壁部分に接着固定されて形成される。そして、筒状部分の外壁には、上記の先端側の接着箇所にアクセス可能な位置に、当該接着箇所へと指を差し入れてこの接着箇所を押さえることで接着作業を行うための貫通孔15が形成されている。この構成によれば、型枠部12の筒状部分における接着箇所についての接着作業を、貫通孔15に指を差し入れて接着箇所を押さえることで良好な作業性の下で行うことができる。
また、本実施形態では、4つのフラップ案内突起部13それぞれが、台紙部11の面内方向D14に沿った複数の折り目で段ボール紙が筒状に折り曲げられて形成された部位となっている。そして、フラップ案内突起部13における筒状とは、台紙部11に対する法線方向D13について型枠部12の傾斜面よりも周面の一部が高くなるように折り曲げられた形状である。この構成によれば、フラップ案内突起部13を段ボール紙で筒状に形成することで、折曲げ治具1の重量を抑えつつ、その強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、型枠部12が、擂鉢枠形状における対向二対の枠部分のうち少なくとも一方の対をなす枠部分(本実施形態では、C字型枠部分121における台形筒部分121a)それぞれに取出し凹部16が設けられた部位となっている。取出し凹部16は、擂鉢枠形状における内周側の部分に、当該擂鉢枠形状における外周側へと凹んで形成され、完成後の紙箱B11,B12が当該擂鉢枠形状の内側から取り出される際に手が差し入れられる部位である。この構成によれば、型枠部12に取出し凹部16が設けられた部位となっていることから、完成後の紙箱B11,B12を型枠部12の内側から良好な作業性の下で取り出すことができる。
また、本実施形態では、紙箱B11,B12は、4つの側壁B112,B122が底壁B111,B121の4つの辺に沿って、幅寸法LB11が長さ寸法LB12,LB13よりも短い帯板状に延在する扁平矩形箱となっている。そして、型枠部12は、四角枠形状をなす4本の枠部分それぞれの台紙部11からの高さ寸法L13が長さ寸法L14よりも短い扁平枠形状の少なくとも一部を有している。一般に、四角形板状の底壁、4つの側壁、及び4つのフラップ壁を有する紙箱としては、上記のような扁平矩形箱が用いられることが多い。上記の構成によれば、このような扁平矩形箱である紙箱B11,B12を、扁平枠形状の型枠部12を備える折曲げ治具1によって良好な作業性の下で形成することができる。
以上で、第1実施形態の説明を終了し、次に、第2実施形態について説明する。
図11は、第2実施形態にかかる折曲げ治具を示す斜視図であり、図12は、図11に示されている折曲げ治具を形成するためのシート材を示す平面図である。
図11に示されている第2実施形態の折曲げ治具2も、上述の第1実施形態と同様、段ボール紙で形成される扁平矩形箱状の紙箱を形成するための段ボール紙製の治具である。ただし、第2実施形態の折曲げ治具2は、大小2サイズの紙箱B11,B12に対応可能な第1実施形態の折曲げ治具1とは異なり、1サイズに特化した治具となっている。ここでは、図5(A)に示されている大サイズの紙箱B11を折曲げ形成するものとして、第2実施形態の折曲げ治具2について説明する。
本実施形態の折曲げ治具2は、四角形板状の主台紙211に、同形状の補強台紙212が裏面側から重ねられた2枚構造の台紙部21を備えている。また、折曲げ治具2は、主台紙211と一体に形成されて四角形の擂鉢枠形状の全体を構成する型枠部22と、主台紙211及び型枠部22と一体に形成されて擂鉢枠形状の四隅に配置される4つのフラップ案内突起部23と、を備えている。
型枠部22は、対向一対の長辺及び対向一対の短辺を有する四角形板状の台紙部21の短辺に沿った対向一対の第1枠部分221と、長辺に沿った対向一対の第2枠部分222と、を備えている。この型枠部22は、第1枠部分221及び第2枠部分222の何れについても、高さ寸法L21が長さ寸法L22,L23よりも短い扁平枠形状の部位となっている。
第1枠部分221は、紙箱B11においてフラップ壁B113が設けられた第1側壁B112aに当接して折り起こす第1傾斜面部分221aを有し、断面が台形となるように段ボール紙を筒状に曲げて形成される筒状部分である。また、第2枠部分222は、紙箱B11の第2側壁B112bに当接して折り起こす第2傾斜面部分222aを有し、断面が台形となるように段ボール紙を筒状に曲げて形成される筒状部分である。そして、第1枠部分221及び第2枠部分222それぞれの外壁には、折曲げ形成の際に、筒の内側における接着箇所へと指を差し入れて当該接着箇所を押さえることで接着作業を行うための貫通孔25が形成されている。更に、第1枠部分221には、完成後の紙箱B11が擂鉢枠形状の内側から取り出される際に手が差し入れられる取出し凹部26が設けられている。
4つのフラップ案内突起部23は、型枠部22における擂鉢枠形状の四隅で台紙部21に対する法線方向D23について第1傾斜面部分221a及び第2傾斜面部分222aよりも高い位置まで突出するように型枠部22に立設された突起である。フラップ案内突起部23は先端部にフラップ案内傾斜面231が形成されており、各フラップ案内傾斜面231は第2傾斜面部分222aと同じ向きに、当該第2傾斜面部分222aよりも緩傾斜で傾斜している。
以上の折曲げ治具2は、補強台紙212をなす1枚の補強台紙シート212aと、主台紙211、型枠部22、及び4つのフラップ案内突起部23をなす1枚の主展開シート24と、で形成される。図12(A)に補強台紙シート212aが示され、図12(B)に主展開シート24が示されている。
補強台紙シート212aは、段ボール紙で主台紙211と同等な四角形板状に形成されたシート材である。
主展開シート24は、段ボール紙で形成されたシート材であって、主台紙211を構成する台紙シート部分241を備えている。この台紙シート部分241は四角形板状の部位であり、対向一対の長辺及び対向一対の短辺それぞれから型枠部22における対向二対の枠部分へと折曲げ形成される次のようなシート部位が延出している。
まず、型枠部22における対向一対の第1枠部分221へと折曲げ形成される一対の第1型枠シート部分242が、台紙シート部分241の短辺から延出している。各第1型枠シート部分242は、台紙部21の面内方向D24のうち台紙シート部分241の短辺に沿った複数の折り目242aで筒状に折り曲げられて第1枠部分221へと形成される。また、第1型枠シート部分242には、図11に示されている取出し凹部26に対応する凹部形成部分26aが形成されており、更に、接着作業を行うための貫通孔25が打抜き加工によって形成されている。
次に、型枠部22における対向一対の第2枠部分222へと折曲げ形成される一対の第2型枠シート部分243が、面内方向D24のうち台紙シート部分241の長辺から延出している。各第2型枠シート部分243は、台紙シート部分241の長辺に沿った複数の折り目243aで筒状に折り曲げられて第2枠部分222へと形成される。また、第2型枠シート部分243にも、接着作業を行うための貫通孔25が打抜き加工によって形成されている。
また、主展開シート24は、4つのフラップ案内突起部23へと折曲げ形成される4つの突起シート部分244を備えている。第2型枠シート部分243の根元部分から延出し、台紙シート部分241の長辺に沿った複数の折り目244aで筒状に折り曲げられてフラップ案内突起部23へと形成される。フラップ案内突起部23は、この突起シート部分244が、図11に示されているように、台紙部21の法線方向D23について型枠部22の第2傾斜面部分222aよりも周面の一部が高くなるように筒状に折り曲げられて形成された部位となっている。
本実施形態では、以上の折曲げ治具1が形成対象の紙箱のサイズ毎に用意され、図6~図7を参照して説明した第1実施形態における折曲げ方法と同等の折曲げ方法によって紙箱の折曲げ形成が行われる。
以上に説明した第2実施形態の折曲げ治具2及び折り曲げ方法によっても、上述の第1実施形態と同様に、素材コストや製造コストが低減されて製品原価を抑えることができるとともに、重量についても抑えることができることは言うまでもない。
以上で、第2実施形態の説明を終了し、次に、参考例について説明する。
図13は、参考例にかかる折曲げ治具を示す斜視図であり、図14は、図13に示されている折曲げ治具を示す三面図である。
図13及び図14に示されている参考例の折曲げ治具3も、上述の第1及び第2実施形態と同様に、段ボール紙で形成される扁平矩形箱状の紙箱を形成するための治具である。ただし、本参考例の折曲げ治具3は、第1及び第2実施形態とは異なり、発泡スチロールで形成されている。この発泡スチロールとしては、倍率30倍の発泡スチロールが好ましく、エペランPP(株式会社カネカの登録商標)等が挙げられる。この折曲げ治具3も、上述の第2実施形態の折曲げ治具2と同様に1サイズに特化した治具となっており、以下では、図5(A)に示されている大サイズの紙箱B11を折曲げ形成するものとして、参考例の折曲げ治具3について説明する。
折曲げ治具3は、台板部31と、四角形の擂鉢枠形状の一部を構成する型枠部32と、擂鉢枠形状の四隅に配置される4つのフラップ案内突起部33と、を備えている。台板部31は、紙箱B11の底壁B111よりも大サイズの四角形板において、対向一対の短辺部分が切り欠かれて矩形凹部311が形成されたH型板状の部位となっている。
型枠部32は、台板部31における矩形凹部311以外の短辺に沿って各々が延在する4つの第1枠部分321と、台板部31の長辺に沿って延在する対向一対の第2枠部分322と、を備えている。この型枠部32は、第1枠部分321、及び短辺に沿った2つの第2枠部分322の組について、高さ寸法L31が長さ寸法L32,L33よりも短い扁平枠形状の部位となっている。
第1枠部分321は、紙箱B11においてフラップ壁B113が設けられた第1側壁B112aに当接して折り起こす第1傾斜面部分321aを有し、断面が台形となるように発布スチロールで形成されたブロック体である。また、第2枠部分322は、紙箱B11の第2側壁B112bに当接して折り起こす第2傾斜面部分322aを有し、断面が台形となるように発布スチロールで形成されたブロック体である。
この型枠部32では、矩形凹部311を相互間に挟んで配置される第1枠部分321の間隙から矩形凹部311に掛けての凹空間が、完成後の紙箱B11が擂鉢枠形状の内側から取り出される際に手が差し入れられる取出し凹部36として利用される。
4つのフラップ案内突起部33は、型枠部32における擂鉢枠形状の四隅で台板部31に対する法線方向D33について第1傾斜面部分321a及び第2傾斜面部分322aよりも高い位置まで突出するように台板部31に立設された突起である。フラップ案内突起部33は先端部にフラップ案内傾斜面331が形成されており、各フラップ案内傾斜面331は第2傾斜面部分322aと同じ向きに、当該第2傾斜面部分322aよりも緩傾斜で傾斜している。
以上の折曲げ治具3は、発泡スチールで個別に形成された1枚の台板部31、4つの第1枠部分321、2本の第2枠部分322、及び4つのフラップ案内突起部33が、接着によって組み合わされて構成される。即ち、台板部31の四角に4つのフラップ案内突起部33が接着され、フラップ案内突起部33と矩形凹部311との間で台板部31の短辺に沿うように4つの第1枠部分321が台板部31に接着される。また、2つのフラップ案内突起部33の間で台板部31の長辺に沿うように2本の第2枠部分322が台板部31に接着される。これらの接着には、例えば両面テープ等が用いられる。このような接着を経て折曲げ治具3が形成される。
本参考例では、以上の折曲げ治具3が形成対象の紙箱のサイズ毎に用意され、図6~図7を参照して説明した第1実施形態における折曲げ方法と同等の折曲げ方法によって紙箱の折曲げ形成が行われる。
以上に説明した参考例の折曲げ治具3及び折り曲げ方法によっても、上述の第1実施形態と同様に、例えば金属製の治具等に比べると、素材コストや製造コストが低減されて製品原価を抑えることができる。また、本参考例によれば、例えば金属製の治具等に比べると、重量についても抑えることができることは言うまでもない。
尚、前述した第1及び第2実施形態は代表的な形態を示したに過ぎず、折曲げ治具や折曲げ方法は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、種々変形して実施することができる。
例えば、前述した第1及び第2実施形態では、形成対象の紙箱の一例として、次のような紙箱B11,B12が例示されている。即ち、底壁B111,B121、側壁B112,B122、フラップ壁B113,B123、内扉B114,B124、及び外扉B115,B125、を備えた紙箱B11,B12が例示されている。しかしながら、形成対象の紙箱は、これに限るものではなく、底壁、側壁、及びフラップ壁を少なくとも有する箱であれば、内扉や外扉は備えていない開口箱等であってもよい。このような開口箱を用いる例としては、一の開放箱を内箱とし、若干大き目の開放箱を蓋箱として用いる例等が挙げられる。
また、前述した第1実施形態では、折曲げ治具の一例として、型枠部12における対向一対の傾斜面部分の対向間隔L11,L12が各フラップ案内突起部13の配置とともに変更可能となった折曲げ治具1が例示されている。しかしながら、折曲げ治具は、これに限るものではなく、第2実施形態で例示されているように、傾斜面部分の対向間隔やフラップ案内突起部の配置が不変となったものであってもよい。ただし、傾斜面部分の対向間隔L11,L12やフラップ案内突起部13の配置を変更可能とすることで、コストを更に抑えることができる点は上述した通りである。
また、前述した第1実施形態では、傾斜面部分の対向間隔の変更形態の一例として、台紙部11に対するC字型枠部分121の取付け位置を変更する形態が例示されている。しかしながら、傾斜面部分の対向間隔の変更形態は、これに限るものではなく、例えば傾斜面部分を有するスライド部品を台紙部上でスライドさせる形態等であってもよい。ただし、C字型枠部分121の取付け位置を変更する形態によれば、傾斜面部分の対向間隔L11,L12を容易に変更することができる点は上述した通りである。尚、第1実施形態では、C字型枠部分121の取付け位置として、大小2サイズの紙箱に応じた長短2種類の対向間隔を実現する2種類の取付け位置が例示されている。しかしながら、変更可能なC字型枠部分121の取付け位置は、2種類に限るものではなく、任意の種類の取付け位置を設定することができる。
また、前述した第1実施形態では、台紙部に対するC字型枠部分の取付け形態の一例として、台紙部11に取付け凹部111,112が設けられ、C字型枠部分121に取付け凸部121gが設けられた形態が例示されている。しかしながら、C字型枠部分の取付け形態は、これに限るものではなく、任意の形態を採用し得るものである。ただし、台紙部11の取付け凹部111,112とC字型枠部分121の取付け凸部121gによる取付け形態によれば、傾斜面部分の対向間隔L11,L12を一層容易に変更することができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、フラップ案内突起部の一例として、対向二対の傾斜面部分のうち何れか一方の対をなす傾斜面部分と同じ向きに傾斜したフラップ案内傾斜面131,231が形成されたフラップ案内突起部13,23が例示されている。しかしながら、フラップ案内突起部は、これに限るものではなく、先端部に特に傾斜面等が設けられていない棒状の部位であってもよい。また、先端部に傾斜面を設けるにしても、その傾斜の向きは、型枠部における傾斜面部分の何れとも異なる向きに形成してもよい。ただし、型枠部12,22の傾斜面部分と同じ向きに傾斜したフラップ案内傾斜面131,231をフラップ案内突起部13,23の先端部に設けることで、フラップ壁B113,B123を良好に案内することができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、フラップ案内傾斜面の一例として、型枠部12,22の傾斜面部分よりも緩勾配で傾斜したフラップ案内傾斜面131,231が例示されている。しかしながら、フラップ案内傾斜面は、これに限るものではなく、型枠部の傾斜面部分と同勾配としてもよく、あるいは急勾配としてもよい。ただし、フラップ案内傾斜面131,231を型枠部12,22の傾斜面部分よりも緩勾配とすることで、フラップ案内突起部13,23の先端部の強度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、フラップ案内傾斜面の一例として、紙箱B11,B12の第2側壁B112b,B122bを折り起こす第2傾斜面部分121e,222aと同じ向きのフラップ案内傾斜面131,231が例示されている。しかしながら、フラップ案内傾斜面は、これに限るものではなく、その傾斜の向きは、型枠部における傾斜面部分の向きとは無関係に設定することとしてもよい。ただし、フラップ案内傾斜面131,231を、第2傾斜面部分121e,222aと同じ向きとすることで、フラップ壁B113,B123を良好に案内して第2側壁B112b,B122bの内側へと折り込むことができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、台紙部の一例として、段ボール紙が二枚以上(具体的には二枚)重ねられて形成された台紙部11,21が例示されている。しかしながら、台紙部は、これに限るものではなく、1枚の段ボール紙のみで形成することとしてもよい。ただし、段ボール紙が二枚以上重ねられた台紙部11,21によれば、折曲げ治具1,2の強度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、型枠部の一例として、段ボール紙で折曲げ形成された筒状部分が組み合わされた型枠部12,22が例示されている。しかしながら、型枠部は、これに限るものではなく、紙製で四角形の擂鉢枠形状ボ少なくとも一部を構成するならば、材質は、段ボール紙以外の厚紙等であってもよく、その形態も筒状部分の組合せ以外の任意の形態を採用し得るものである。ただし、段ボール紙製の筒状部分が組み合わされた型枠部12,22によれば、折曲げ治具1,2の重量を抑えつつ、その強度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、型枠部を構成する段ボール紙製の筒状部分の一例として、その外壁に接着作業を行うための貫通孔15,25が形成されたものが例示されている。しかしながら、型枠部を構成する筒状部分は、これに限るものではなく、その外壁に如何なる貫通孔も設けないこととしてもよい。ただし、型枠部12,22の筒状部分の外壁に貫通孔15,25が形成されていることで、筒状部分における接着作業を、良好な作業性の下で行うことができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、フラップ案内突起部の一例として、段ボール紙が筒状に折り曲げられて形成されたフラップ案内突起部13,23が例示されている。しかしながら、フラップ案内突起部は、これに限るものではなく、材質は、段ボール紙以外の厚紙等であってもよく、その形状も筒状以外の任意の形状を採用し得るものである。ただし、フラップ案内突起部13,23を、段ボール紙で筒状に形成することで、折曲げ治具1,2の重量を抑えつつ、その強度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、型枠部の一例として、紙箱B11,B12を取り出すための取出し凹部16,26が設けられた型枠部12,22が例示されている。しかしながら、型枠部は、これに限るものではなく、取出し凹部が設けられていないもの等であってもよい。ただし、取出し凹部16,26が設けられた型枠部12,22によれば、完成後の紙箱B11,B12を型枠部12,22の内側から良好な作業性の下で取り出すことができる点は上述した通りである。
また、前述した第1及び第2実施形態では、形成対象の紙箱の一例として、扁平矩形箱状の紙箱B11,B12が例示され、型枠部の一例として、扁平枠形状の少なくとも一部を有する型枠部12,22が例示されている。しかしながら、形成対象の紙箱や型枠部は、このような扁平形状のものに限るものではなく、深底状の矩形箱や矩形枠であってもよい。ただし、底壁、側壁、及びフラップ壁を有する紙箱として扁平矩形箱が用いられることが多いことに鑑み、扁平枠形状の型枠部12,22を備えて扁平矩形箱状の紙箱B11,B12を折曲げ形成する折曲げ治具1,2が好適であることは上述した通りである。
1,2,3 折曲げ治具
11,21 台紙部
11a 台紙シート
12,22,32 型枠部
13,23,33 フラップ案内突起部
14 突起付き型枠展開シート
15,25 貫通孔
16,26,36 取出し凹部
16a,26a 凹部形成部分
24 主展開シート
31 台板部
111,112 取付け凹部
111a,112a 台紙貫通孔
121 C字型枠部分
121a 台形筒部分
121b 腕筒部分
121c 重畳壁部分
121d,221a,321a 第1傾斜面部分
121e,222a,322a 第2傾斜面部分
121f 腕状傾斜面部分
121g 取付け凸部
131,231 フラップ案内傾斜面
141 型枠シート部分
141a 台形筒シート部分
141a-1,141b-1,142-1,242a,243a,244a 折り目
141b 腕筒シート部分
141c 重畳壁シート部分
142,244 突起シート部分
211 主台紙
212 補強台紙
212a 補強台紙シート
221,321 第1枠部分
222,322 第2枠部分
241 台紙シート部分
242 第1型枠シート部分
243 第2型枠シート部分
311 矩形凹部
B11,B12 紙箱
B11a,B12a 展開シート
B111,B121 底壁
B112,B122 側壁
B112a,B122a 第1側壁
B112a-1,B122a-1 側端縁
B112b,B122b 第2側壁
B113,B123 フラップ壁
B114,B124 内扉
B114a,B124a スリット部
B115,B125 外扉
B115a,B125a 差込み舌片
B115b,B125b 凹部
LB11 幅寸法
LB12,LB13,L14,L22,L23,L32,L33 長さ寸法
D11 押圧方向
D12 起立方向
D13,D23,D33 法線方向
D14,D24 面内方向
D15 第1折込み方向
D16 第2折込み方向
L11,L12 対向間隔
L13,L21,L31 高さ寸法
S11 載置工程
S12 押圧工程
S13 閉塞工程
S14 取出し工程
S121 第1段階
S122 第2段階

Claims (6)

  1. 四角形板状の底壁、当該底壁における4つの辺で折り起こされる4つの側壁、及び、当該4つの側壁のうちの対向一対の第1側壁それぞれにおいて前記辺と交差する一対の側端縁で他の対向一対の第2側壁の内側へと折り込まれる、各第1側壁について一対ずつ、合計で4つのフラップ壁、を少なくとも有する紙箱を、当該紙箱の展開シートから折り曲げ形成するための折曲げ治具であって、
    前記底壁よりも大サイズの板状に形成された紙製の台紙部と、
    前記台紙部上に設けられ、前記紙箱を内側に収める四角枠形状であって前記台紙部とは反対側の上面に内周側に向かうにつれて前記台紙部へと近づく傾斜面を有する擂鉢枠形状の少なくとも一部を構成し、前記底壁が前記擂鉢枠形状の内側に位置するように前記上面に前記展開シートが載置されて前記台紙部に向かって押し込まれると前記傾斜面に沿って前記4つの側壁を折り起こす紙製の型枠部と、
    前記擂鉢枠形状の四隅で前記台紙部に対する法線方向について前記傾斜面よりも高い位置まで突出するように前記台紙部又は前記型枠部に立設された紙製の突起であり、当該型枠部に前記展開シートが載置されると前記4つのフラップ壁を押し上げて折り曲げるとともに、前記展開シートが押し込まれると前記対向一対の第2側壁の内側へと前記4つのフラップ壁を案内して折り込む4つのフラップ案内突起部と、
    を備えたことを特徴とする折曲げ治具。
  2. 前記型枠部は、前記擂鉢枠形状の前記傾斜面をなす対向二対の傾斜面部分のうちの少なくとも一対について対向間隔が変更可能に設けられ、
    前記4つのフラップ案内突起部は、前記型枠部における前記対向間隔の変更に応じて各フラップ案内突起部の配置が変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折曲げ治具。
  3. 前記型枠部は、前記対向二対の傾斜面部分のうちの対向一対の第1傾斜面部分における一の第1傾斜面部分と、当該一の第1傾斜面部分の両端部から延出して対向一対の第2傾斜面部分の一部を構成する一対の腕状傾斜面部分と、を各々が有する、前記台紙部に着脱自在に取り付けられる対向一対のC字型枠部分を備え、
    前記4つのフラップ案内突起部は、前記対向一対のC字型枠部分の各C字型枠部分に2つずつ一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の折曲げ治具。
  4. 前記4つのフラップ案内突起部は、各先端部に、前記4つのフラップ壁を前記対向一対の第2側壁の内側へと案内するフラップ案内傾斜面が形成されており、
    各前記フラップ案内傾斜面が、前記対向二対の傾斜面部分のうち何れか一方の対をなす傾斜面部分と同じ向きに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の折曲げ治具。
  5. 各前記フラップ案内傾斜面は、前記一方の対をなす傾斜面部分よりも緩勾配で傾斜した面であることを特徴とする請求項4に記載の折曲げ治具。
  6. 請求項1~5のうち何れか一項に記載の折曲げ治具に、前記展開シートを、前記4つの側壁が前記型枠部における前記傾斜面に位置するとともに前記4つのフラップ壁が前記4つのフラップ案内突起に位置するように載置する載置工程と、
    前記展開シートの前記底壁を前記台紙部に向かって押圧することで前記4つの側壁の折起こし及び前記4つのフラップ壁の折込みを行う押圧工程と、
    を備えたことを特徴とする折曲げ方法。
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