JP3151050B2 - 安定なブタジエンポリマー・ラテックス - Google Patents
安定なブタジエンポリマー・ラテックスInfo
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Description
有用な高分子材料のラテックスに関し、特に接着剤の用
途に有用であると共に従来の界面活性剤をベースにした
ラテックスに伴う望ましくない副作用を回避した乳化重
合ブタジエンポリマーの安定なラテックスに関する。
に、高揮発性で環境に有害な溶媒の使用を回避する接着
剤系の要求が接着剤産業にある。考えられる1つの回答
は、含有される高分子材料がエマルション、或いは水の
存在下で重合される水性接着剤の利用である。乳化重合
ポリマーの調製に利用される従来の界面活性剤は、アニ
オンおよび非イオン界面活性剤、例えばアリカリアルキ
ル硫酸塩、エトキシ化アリールスルホン酸塩およびエト
キシ化アルキルアリール誘導体を包含する。かかる従来
の界面活性剤を利用して調製したラテックス(水分散液
中のポリマー)はラテックスに界面活性剤の分子を含有
する。これら界面活性剤分子の存在は、特に、組成物が
高温又は苛酷な環境にさらされると界面活性剤を含有す
る接着剤又は他の類似組成物に悪影響を与える。この界
面活性剤の欠点は、界面活性剤の分子が接着される表面
と相互作用する接着剤分子の性能を直接妨げるから、特
に接着剤組成物において明白である。さらに、従来の界
面活性剤で調製したエマルションは不安定で、不純物と
して存在する溶媒又は二価のイオンの存在下で容易に凝
固する。本願明細書における用語「二価イオン」とは、
ラテックスの不安定化源となる恐れのあるイオン塩化合
物を意味する。これらのイオン塩化合物はラテックスの
製造に使用される水やさびた装置の汚染から生じる。ま
た従来のエマルションは凍結温度によって容易に破壊さ
れる。
810号に開示されている。その方法は、ロジン酸のカ
リウム塩、ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮
合物および重合不飽和脂肪酸を含有する乳化組成物にお
いて、単独又は共重合性コノモノマーと共にクロロプレ
ンの乳化重合を含む。また、乳化重合法にポリビニルア
ルコールを利用することが提案されている。例えば、英
国特許第1,469,993号は、ポリビニルアルコー
ルおよびジアルキルキサントゲンジスルフイドまたはア
ルキルメルカプタンの存在下でクロロプレン単量体の水
性懸濁液を重合させることによってポリクロロプレンラ
テックスの生成を開示している。
ビニルアルコールおよびジアルキルキサントゲンジスル
フイド又はアルキルメルカプタンの存在下でクロロプレ
ン単量体およびα,β−不飽和カルボン酸単量体の水性
懸濁液を重合させることによって調製された共重合体の
水性懸濁液と共にアルキル化メラミン−アルデヒド樹脂
を含む感圧接着剤塗料に使用されるネオプレンラテック
スを記載している。米国特許第4,128,514号
は、ヒドロキシアルキルセルロース、ポリビニルアルコ
−ルおよびアルキルメルカプタン又はジアルキルキサン
トゲンジスルフイドの存在下でクロロプレンとα,β−
不飽和カルボン酸単量体の水性懸濁液を重合させること
によるラテックス組成物の製造法に開示している。
の界面活性剤で実質的な接着活性を示すと共に溶媒、二
価イオンの存在下の凍結温度で安定性を示すところのラ
テックス組成物の要求がある。
に有用であって従来の界面活性剤系の使用による前記問
題点を回避するブタジエンポリマーの安定なラテックス
組成物に関する。本発明のラテックスは、ポリビニルア
ルコールおよび水混和性有機溶媒(安定化溶媒)の存在
下でブタジエン単量体又はブタジエン単量体と共重合性
単量体との混合物を乳化重合させることによって調製さ
れる。さらに詳しくは、本発明のラテックスは、ポリビ
ニルアルコールと水混和性有機溶媒の水性懸濁液中で適
当な単量体の遊離基重合の開始および維持によって調製
される。ブタジエンホモポリマーは、2,3−ジクロロ
−1,3−ブタジエンのようなブタジエン単量体を利用
することによって調製するか、或いはポリブタジエン単
量体の共重合体又はターポリマーはブタジエン単量体の
混合物の共重合又は1種以上のブタジエン単量体を他の
共重合住単量体と共重合させることによって生成され
る。他の共重合性単量体はα−ハロアクリロニトリル、
アクリル酸、メタクリル酸およびスチレンスルホン酸を
含む。
媒との混合物にポリビニルアルコールの使用は、得られ
たラテックスの安定性および熱特性を高めることが発見
されている。その安定化溶媒は、ポリビニルアルコール
とブタジエンポリマー間のグラフトを促進する作用をす
ると考えられる。
媒の水性懸濁液中で適当な単量体を重合させることによ
って安定なブタジエン重合体ラテックスの生成を含む。
本発明のブタジエン重合体は、ブタジエン単量体単独ま
たは以下にさらに詳述するブタジエン単量体と他の共重
合性単量体の混合物から調製することができる。従って
本明細書における用語「ブタジエン重合体」はブタジエ
ン単独重合体、ブタジエン共重合体、ブタジエン・ター
ポリマーおよびさらに高重合体を意味する。用語「ブタ
ジエン・ヘテロポリマー」はブタジエン共重合体、ブタ
ジエン・ターポリマーおよびさらに高重合体を意味す
る。
調製するのに有用なブタジエン単量体は本質的に共役不
飽和を含む全ての単量体にすることができる。代表的な
単量体は2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン;1,
3−ブタジエン;2,3−ジブロモ−1,3−ブタジエ
ン;イソプレン;2,3−ジメチルブタジエン;クロロ
プレン;ブロモプレン;2,3−ジブロモ−1,3−ブ
タジエン;1,1,2−トリクロロブタジエン;シアノ
プレン;ヘキサクロロブタジエンおよびそれらの混合物
を包含する。2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンま
たはブタジエン共重合体から誘導されたブタジエンホモ
ポリマー(重合体の主部が2,3−ジクロロ−1,3−
ブタジエン単量体単位を含む。)が2,3−ジクロロ−
1,3−ブタジエンを主成分とした重合体の優れた結合
性およびバリヤー特性のために接着剤用に特に有用であ
ることがわかっているから、本発明のブタジエン単量体
として2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを使用す
ることが特に望ましい。
体」は上記のブタジエン単量体と共重合することができ
る単量体を意味する。本発明に有用な代表的共重合性単
量体はα−ブロモアクリロニトリルおよびα−クロロア
クリロニトリルのようなα−ハロアクリロニトリル;ア
クリル酸、メタクリル酸、2−エチルアクリル酸、2−
プロピルアクリル酸、2−ブチルアクリル酸およびイタ
コン酸のようなα,β−不飽和カルボン酸;エチル−2
−クロロアクリレートおよびエチル−2−ブロモアクリ
レートのようなアルキル−2−ハロアクリレート;スチ
レン;スチレンスルホン酸;α−ハロスチレン;クロロ
スチレン;α−メチルスチレン;α−ブロモビニルケト
ン;塩化ビニリデン;ビニルトルエン;ビニルナフタレ
ン;メチルビニルエーテル、酢酸ビニルおよびメチルビ
ニルケトンのようなビニルエーテル、エステルおよびケ
トン;エチルアクリレート、メチルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、メタクリルアミド、およびアク
リロニトリルのようなアクリル酸およびメタクリル酸の
エステル、アミドおよびニトリル;およびかかる単量体
の混合物を包含する。
ハロアクリロニトリルおよび/またはα,β−不飽和カ
ルボン酸単量体が望ましい。その共重合性単量体は、ブ
タジエン重合体の生成に利用する全単量体の約0.1〜
30重量%の範囲内の量で使用される。
った2つのブタジエン重合体は、ブタジエン単量体とα
−ハロ−アクリロニトリル単量体から調製されたブタジ
エン共重合体(α−ハロアクリロニトリル単量体は全単
量体の約1〜29、望ましくは約5〜20重量%からな
る)、およびブタジエン単量体、α−ハロアクリロニト
リル単量体およびα,β−不飽和カルボン酸単量体から
調製されたブタジエンタ−ポリマー(α−ハロアクリロ
ニトリル単量体は約1〜29、望ましくは約5〜20重
量%から成り、α,β−不飽和カルボン酸単量体は使用
する全単量体の約0.1〜10、望ましくは約0.1〜
1重量%から成る)を包含する。
は、本水性重合系に重合温度において溶解する市販又は
その他の方法で入手できるいずれのPVAにすることが
できる。該PVAは、一般に酢酸ビニルの加水分解生成
物(加水分解度は約80〜99%が望ましい)である。
そのPVAの平均重合度は約350〜2500である。
種々のPVAに関する一般的事項は、The Ency
clopedia ofPolymer Scienc
e and Technology, Intersc
ience Publishers,Vol.14,p
p.149ff(1971)を参照されたい。PVAの
望ましい割合は全単量体の100部当り約3〜12、望
ましくは約6〜82部である。PVAは重合体にエマル
ション安定剤の作用をする。
ックスの調製に有用な安定化溶媒は、本質的に水との混
和性を示すことができる有機溶媒にすることができる。
その溶媒は、有機アルコール、例えばメタノール;エタ
ノール;イソプロパノール;ブタノール;2−(2−エ
トキシ・エトキシ)エタノール;2−(2−ブトキシエ
トキシ)エタノール;2−(2−メトキシエトキシ)−
エタノール;2−メトキシエタノール;2−ブトキシエ
タノール;2−エトキシエタノール;2−ブトキシプロ
パノール;2−ブトキシエトキシプロパノールおよびプ
ロポキシプロパノールが望ましい;またエチレングリコ
ールモノメチルエーテルおよびプロピレングリコールモ
ノメチルエーテルのようなエチレンおよびプロピレング
リコールを含む既知グリコールも有用である。上記溶媒
の各種混合体も利用できる。本発明の有用な望ましい安
定化溶媒はメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、およびプロピレングリコールモノメチルエーテルを
包含する。安定化溶媒は、典型的に全単量体の100重
量部当り約10〜100、望ましくは約30〜50重量
部の範囲の量で使用される。その安定化溶媒は典型的
に、最終のラテックスに揮発性物質の存在を回避すべく
乳化重合後にラテックスから真空ストリッピングされ
る。
合の実施には、重合プロセス中に他の任意成分も使用さ
れる。例えば、上記の理由から望ましくないけれども、
ラテックスの生成を助けるために従来のアニオンおよび
/または非イオン界面活性剤を任意に使用できる。代表
的なアニオン界面活性剤は、ラウリル酸、ステアリン酸
およびオレイン酸からの脂肪酸セッケンのようなカルボ
ン酸塩;メチルグリシンのようなサルコシンのアシル誘
導体;ラウレル硫酸ナトリウムのような硫酸塩;トルコ
赤油のような硫酸化天然油およびエステル;アルキルア
リールポリエーテル硫酸塩;アルカリアルキル硫酸塩、
エトキシ化アリールスルホン酸塩;アルキルアリールポ
リエーテルスルホン酸塩;イソプロピルナフタレンスル
ホン酸塩;スルホコハク酸塩;複合リン酸塩の短鎖脂肪
アルコール部分エステルのようなリン酸塩エステル;お
よびポリエトキシ化脂肪アルコールのオルトリン酸塩エ
ステルを包含する。代表的な非イオン界面活性剤はエト
キシ化アルキルアリール誘導体のようなエトキシ化(エ
チレンオキシド)誘導体の一価および多価アルコール;
エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック共重合
体;グリセリルモノステアリン酸エステル;モノステア
リン酸ソルビタンおよびポリエチレンオキシドソルビタ
ンモノラウリン酸塩のようなソルビトールの脱水生成
物;およびハロゲン化イソプロペニルを包含する。従来
の界面活性剤を使用する場合には、全単量体の100重
量部当り約0.01〜15、望ましくは0.1〜5重量
部の範囲内の量で使用する。ブタジエン重合体の分子量
の制御および生成重合体の物理的性質の改質のために、
本発明の乳化重合中に連鎖移動剤も使用することができ
る。アルキルメルカプタンおよびジアルキルキサントゲ
ン・ジスルフイドのような従来の有機硫黄含有連鎖移動
剤はいずれも利用できる。代表的なアルキルメルカプタ
ンはドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタン、t
−ドデシルメルカプタン、トリデシルメルカプタンおよ
びココナッ油(しばしば、ラウリルメルカプタンと呼ば
れる)から誘導されたメルカプタンの混合体を包含す
る。
次の構造式によって表される:
ったアルキル基である。適当なアルキル基の例はメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルおよび種々の異性
ブチル、アミル、ヘキシル、ペプチルおよびオクチル基
である。望ましいジアルキルキサントゲンジスルフイド
は、各アルキル基が1〜4個の炭素原子をもったもので
あって、特にジイソプロピルキサントゲンジスルフイド
が望ましい。 使用する場合の連鎖移動剤は典型的に全
単量体の100重量部当り約0.1〜2、望ましくは約
0.2〜1重量部である。
ビニルアルコールおよび安定化剤の存在下で適当な単量
体を乳化重合させることによって行われる。特に、水、
ポリビニルアルコールおよび安定化剤の乳化混合体を生
成し、それに適当な単量体を添加する。
によって開始する。本発明に有用な代表的遊離基は通常
のレドックス系、過酸化物系、アゾ誘導体およびヒドロ
ペルオキシドを含む。現在の所本発明にはレドックス系
が望ましい、そして該レドックス系の例は過酸化アンモ
ニウム/メタ亜硫酸ナトリウム、硫酸第二鉄/アスコル
ビン酸/ヒドロペルオキシドおよびトリブチルボラン/
ヒドロペルオキシドを含む。現在最適のレドックス系は
(NH4)2S2O8(過硫酸アンモニウム)およびN
a2S2O5(メタ亜硫酸ナトリウム)である。この特
定のレドックス系を利用する場合、Na2S2O5を利
用して乳化混合物を調製する。次に適当な単量体と共に
その乳化混合物に(NH4)2S2O8を添加して重合
を開始させる。Na2S2O5および(NH4)2S2
O8は共に全単量体の100重量部当り約0.1〜3、
望ましくは約0.2〜1重量部の範囲の量で使用する。
ましくは約40°〜60℃の範囲内の温度で行う。単量
体の転化は典型的に約70〜100%、望ましくは約8
0〜100%の範囲である。本発明の重合によって調製
したラテックスは典型的に、約30〜70%、さらに典
型的には約40〜60%の固体含量;約50〜10,0
00センチポアズ、望ましくは約200〜1,000セ
ンチポアズの粘度;および約100へ〜300ナノメー
トルの粒径を有する。ラテックスのブタジエンポリマー
は典型的に約3,000〜300,000、望ましくは
約35,000〜100,000Mnの(数平均)分子
量を有する。
は優れた安定性を示し、連続膜を形成することができ、
良好なバリヤー性(遮断性)を有し、従来のラテックス
に伴う界面活性剤の欠点を排除する。これらの特性は溶
媒を含んだブタジエンポリマーの特性に似て、ラテック
スを特に接着剤の用途に有用にさせる。溶媒、イオン汚
染および凍結温度にさらしたときのラテックスの異常な
安定性は、乳化重合中に安定化溶媒と共にポリビニルア
ルコールを使用した結果と考えられる。安定化溶媒は、
水溶性ポリビニルアルコールと有機単量体間のブリッジ
として作用して、両者の間のグラフトを促進して安定化
を高めると考えられる。
マーは接着剤、塗料等に高分子材料として有効に使用す
ることができる。本発明のラテックスは、エラストマー
基材を金属表面に接着させる水性接着剤系に利用するの
が望ましい。ブタジエンラテックスはエラストマー基材
に対して格別の親和性を有する、そして接着剤系に使用
したときにエラストマー基材と少なくとも実質的な接触
をして塗布する必要がある。用語「少なくとも実質的な
接触」とは、ブタジエンポリマー・ラテックスとエラス
トマー基材間の少なくとも最小の物理的接触を意味す
る。
従来の水性金属プライマーを塗布することができる。典
型的な水性プライマーはフエノール樹脂をベースにした
プライマー(例えば、ロード社製の商品名(HEMLO
K802および810)を含む。ブタジエンポリマー・
ラテックスは典型的に金属表面に直接、或いは塗工され
た金属表面と接触されるエラストマー基材とラテックス
間の接触を確実にすべく金属表面へ塗布されたプライマ
ーに直接塗布される。
ために本発明のブタジエンポリマー・ラテックスを利用
するときには、ラテックスと共に従来の接着促進用添加
物又は他の材料を使用することが望ましい。例えば、場
合によっては、ブタジエンポリマーラテックスと共にニ
トロソ化合物を利用することが望ましい。そのニトロソ
化合物は芳香族炭化水素、例えば、隣接環の炭素原子に
直接結合下少なくとも2つのニトロソ基を含有するベン
ゼン、ナフタレン、アントラセン、ビフエニル、等にす
ることができる。さらに詳しくは、該ニトロソ化合物
は、1〜3個の芳香核を有し、融合芳香核を含み、非隣
接核炭素原子に直結した2〜6個のニトロソ基を有する
芳香族化合物として記載される。望ましいニトロソ化合
物はジニトロソ芳香族化合物、特にメター又はパラージ
ニトロソベンゼンおよびメター又はパラージニトロソナ
フタレンのようなジニトロソベンゼンおよびドニトロモ
ナフタレンデある。芳香核の核水素原子は、アルキル、
アルコキシ、シクロアルキル、アリール、アラルキル、
アルカリール、アリールアミン、アリールニトロソ、ア
ミノ、ハロゲン等の基によって置換できる。芳香核への
かかる置換基の存在は、本発明におけるニトロソ化合物
の活性に少ししか影響を与えない。現在知られている限
り、置換基の特性についての制限はなく、事実、該置換
基は有機又は無機にできる。従ってここでのニトロソ化
合物は、特にことわらない限り置換および非置換のニト
ロソ化合物の両方を含む。
って特徴づけられる:
ら選ぶ、Rは1〜20個の炭素原子アミノ又はハロゲン
をもったアルキル、シクロアルキル、アリール、アラル
キル、アルカリール、アリールアミン、およびアルコキ
シ基から選んだ一価の有機基であり、1〜8個の炭素原
子をもったアルキル基が望ましい;mは0、1、2、3
又は4であり、0が望ましい。
ニトロソ化合物はm−ジニトロソベンゼン、p−ジニト
ロソベンゼン、m−ジニトロソナフタレン、p−ジニト
ロソナフタレン、2,5−ジニトロソ−p−シメン、2
−メチル−1,4−ジニトロソベンゼン、2−メチル−
5−クロロ−1,4−ジニトロソベンゼン、2−フルオ
ロ−1,4−ジニトロソベンゼン、2−メトキシ−1,
3−ジニトロソベンゼン、5−クロロ−1,3−ジニト
ロソベンゼン、2−ベンジル−1,4−ジニトロソベン
ゼン、2−シクロヘキシル−1,4−ジニトロソベンゼ
ンおよびそれらの混合物を包含する。特に、望ましいニ
トロソ化合物はp−ジニトロソベンゼンおよびm−ジニ
トロソベンゼンを含む。ニトロソ化合物は典型的にブタ
ジエンポリマーラテックスをベースにした接着剤組成物
の約1〜25、望ましくは約5〜15重量%の量で使用
する。
スにした接着剤組成物は、任意に可塑剤、充てん材、顔
料、補強材、等を含む他の周知添加物を必要な色および
コンシステンシーを得るために当業者によって用いられ
る量を含有することができる。 エラストマー基材を金
属表面へ接着させるために、金属およびエラストマー基
材の表面は典型的に約20.7〜172.4メガパスカ
ル(MPa)、望ましくは約20MPa〜50MPaの
圧力下で結合させる。得られたエラストマーと金属のア
センブリは同時に約140℃〜200℃の温度に加熱さ
れる。そのアセンブリはエラストマー基材の硬化速度お
よび厚さに依存してその印加圧力および温度を3〜60
分間そのままにする。この工程は、例えば射出成形プロ
セスにおけるように半溶融材料のエラストマー基材を金
属表面に付加することによって行われる。その工程は、
圧縮成形、トランスフアー成形又はオートクレーブ硬化
法を利用することによっても行うことができる。
金属へ接着させるのに望ましいけれども、本ラテックス
は接着剤、プライマーまたは塗料として接着剤を受け入
れることができる表面又は基材へ塗布される。本発明に
よつて金属表面のような表面へ接着される材料は、天然
ゴム、およびポリクロロプレン、ポリブタジエン、ネオ
プレン、ブナ(Buna)−S、ブナ−N、ブチルゴ
ム、臭素化ブチルゴム、ニトリルゴム、等を含むオレフ
イン系合成ゴムから選んだエラストマー材料を含む高分
子材料が望ましい。材料は熱可塑性エラストマー(例え
ば、モンサントおよびデュポンによりそれぞれ商品名S
antoprene およびAlcrynで販売されて
いる熱可塑性エラストマー)にすることもできる。その
材料としては天然ゴム(シス−ポリイソプレン)のよう
なエラストマー材料が最適である。その材料を接着する
表面は、ガラス、プラスチック又は織物の表面のような
接着剤を受け入れることができる表面にすることができ
るが、鉄、鋼(ステンレス鋼を含む)、鉛、アルミニウ
ム、銅、黄銅、青銅、モネルメタル、ニッケル、亜鉛、
等のような普通構造用金属から選んだ金属表面が望まし
い。
着剤組成物又はそれと一緒に使用されたときは、環境悪
化溶媒の使用を回避しながら優れた接着層を提供する。
さらに、本ラテツクスは有機溶媒、イオン汚染物質、お
よび凍結温度にさらされた場合に優れた安定性を示す。
ここでの用語「イオン汚染物質」とは、ラテックスの不
安定化源となる恐れのあるイオン塩化合物を意味する。
これらのイオン塩化合物は、ラテックスの製造に使用さ
れる水やさびた装置の汚染から生じる。このイオン汚染
物質の例としては、0040に記載のZnCl 2 が含ま
れる。
であって、特許請求の範囲に規定されている発明の範囲
を限定するものではない。
る:
Na2S2O5をかくはん、N2、加熱手段および凝縮
器を備えた1lのフラスコに挿入した。得られた混合物
は50℃の温度に加熱し、その後ジクロロブタジエン単
量体および残りの水に溶解させた(NH4)2S2O8
を1時間かけて添加し、重合をさらに1時間継続させ
る。得られたラテックスは次に80mmHgおよび50
℃において真空ストリッピングをしてメタノールを除去
する。この方法によって、43.9%の固体含量、8
6.9%の単量体転化、219センチポアズの初粘度お
よび262nmの粒径をもった安定な高固体分ラテツク
スが得られた。
1の方法に従い次の成分を使用して調製する:
ベンゼン含有および非含有の接着剤組成物として使用さ
れる。そのラテックスは、フエノール樹脂をベースにし
た水性プライマー(ロード社の商品名Chemlok
802)を塗工したグリッドブラスト仕上げ鋼クーポン
(試験片)の上に塗布する。エラストマー材料として天
然ゴム#E−218(ジユロメーター・シヨアA値が5
5−60、半EV硬化天然ゴム)を使用し、ASTM
D429−B法に従って被接着部品を調製するために1
53℃で15分間接着剤塗工クーポンと接触させる。
9−Bに従って50.8cm/分で45°の剥離角度に
変えて試験する。金属からエラストマ−を分離させるの
に必要な力(ポンド、又はkg)およびゴム破損%(%
R)を記録する。高%Rは、結合がエラストマー自身よ
りも強いことを示すから望ましい。
ジニトロソベンゼン非使用)および33kg、95%R
(p−ジニトロソベンゼン含有)となり、それは本発明
のラテックスを使用することによって有効な接着が得ら
れることを示す。
法および成分に従ってポリビニルアルコールおよびメタ
ノールの量を次のように変えることによってさらに安定
なラテックスが満足に調製される。
合体ラテックスを次の成分で調製する:
よび水856gをかくはん、N2、加熱手段および凝縮
器を備えた3Lのフラスコに添加する。その混合物を5
0℃に加熱した後、残りの水に溶解させた(NH4)2
S2O8および2つの単量体を1時間かけて添加する。
得られたラテックスは80mmHgおよび50℃におい
て1時間真空ストリッピングをしてメタノールを除去す
る。
42.8%の固体含量、300センチポアズの粘度をも
った安定はラテックスが得られた。以下に記載するよう
に、ラテックスを有機溶媒、前記イオン塩化合物および
凍解サイクルに対する安定性を試験する。
生じさせるのに必要な溶媒の量、並びに全体の凝固が生
じるのに必要な溶媒の量を記録する。ラテックスは、最
初の凝塊を生成するのに25gのメタノール、そして全
体の凝固をさせるのに28gのメタノールを必要とし
た。
テックスは凝固の徴候を示すことなく少なくとも35g
の溶液を吸収した。
させるのに必要なサイクル数を記録する。ラテックスは
最初の凝塊が現われるまでに4サイクルを要した、全体
の凝固は5サイクル後も完了しなかった。
剤から生成させたラテックスが少量の有機溶媒又はイオ
ン汚染物質にさらしたときに典型的に極めて敏感であっ
て、一般に凍結直後に凝固することにおいて重要であ
る。
0部当りの部で示す)を利用して、2,3−ジクロロ−
1,3−ブタジエン;α−ブロモアクリロニトリル;お
よびアクリル酸のターポリマーの一連のラテックス
((A−E)を調製する:
加することを除いて実施例3に示した方法に従って調製
する。得られたラテックスは次に実施例2に示した鋼ク
ーポンを利用する接着法に従って軟質の天然ゴムA06
0B(ジュロメータ−シヨアAが40〜45の天然ゴ
ム)への接着性能を試験した。それらのラテックスの接
着活性の結果を表5に示す。
従って、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンおよび
α−ブロモアクリロニトリルの一連の共重合体ラテック
ス(F−S)を調製する:
(Delco Products of Genera
l Motors Corporationのストック
No.46031)をフエノール樹脂をベースにした水
性プライマー(ロード社のプライマー#EP5874−
59)を塗工したグリッドブラスト仕上げ鋼クーポンに
接着させる。その接着方法は前記実施例に開示したもの
と同一である。接着活性の結果は次の表8に示す:
ニルアルコールおよび水混和性有機溶媒で調製したブタ
ジエンポリマー・ラテックスは優れた安定性を示し、か
つ環境に有害な溶媒を使用することなく、従来の界面活
性剤に伴う悪い副作用を伴うことなく、ゴムを金属に接
着させる接着剤として有用である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコールおよび水と混和性
の有機溶媒の存在下の水性懸濁液中で、少なくとも2、
3−ジクロロ−1、3−ブタジエン単量体の乳化重合に
よって製造されたブタジエンポリマー・ラテックス。 - 【請求項2】 前記ブタジエンポリマーが、2、3−ジ
クロロ−1、3−ブタジエン単量体と少なくとも1つの
共重合性単量体を乳化重合させることによって製造され
た共重合体であることを特徴とする請求項1記載のラテ
ックス。 - 【請求項3】 前記ブタジエンポリマーが、2、3−ジ
クロロ−1、3−ブタジエンのホモポリマーであること
を特徴とする請求項1記載のラテックス。 - 【請求項4】 前記共重合性単量体は、α−ブロモアク
リロニトリル又はα−クロロアクリロニトリルから選択
のα−ハロアクリロニトリル;アクリル酸、メタクリル
酸、2−エチルアクリル酸、2−プロピルアクリル酸、
2−ブチルアクリル酸又はイタコン酸から選択のα、β
−不飽和カルボン酸;エチル−2−クロロアクリレート
又はエチル−2−ブロモアクリレートから選択のアルキ
ル−2−ハロアクリレート;スチレン;スチレンスルホ
ン酸;α−ハロスチレン;クロロスチレン;α−メチル
スチレン;α−ブロモビニルケトン;塩化ビニリデン;
ビニルトルエン;ビニルナフタレン;メチルビニルエー
テル、酢酸ビニル又はメチルビニルケトンから選択のビ
ニルエーテル、エステル及びケトン;エチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、グリシジルアクリレート、
メタクリルアミド、又はアクリロニトリルから選択のア
クリル酸及びメタクリル酸のエステル、アミド及びニト
リル;及びかかる単量体の混合物から成る群から選ぶこ
とを特徴とする請求項2記載のラテックス。 - 【請求項5】 前記共重合性単量体が、α−ブロモアク
リロニトリル又はα−クロロアクリロニトリルであるこ
とを特徴とする請求項2記載のラテックス。 - 【請求項6】 前記水と混和性の有機溶媒が、全単量体
の100重量部当り10〜100重量部の量で使用され
ることを特徴とする請求項1記載のラテックス。 - 【請求項7】 前記乳化重合プロセスが、(a)水、ポ
リビニルアルコール及び水と混和性の有機溶媒の乳化混
合物を生成し、(b)該混合物に少なくとも1つのブタ
ジエン単量体、及び任意に、該ブタジエン単量体と共重
合性の少なくとも1つの共重合性単量体を添加し、そし
て(c)得られた混合物中の単量体の重合を開始させる
ことによって得られることを特徴とする請求項1記載の
ラテックス。 - 【請求項8】 請求項1のラテックスとニトロソ化合物
から成ることを特徴とする接着剤組成物。
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