JP3148678B2 - 畦形成機 - Google Patents
畦形成機Info
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- JP3148678B2 JP3148678B2 JP10535697A JP10535697A JP3148678B2 JP 3148678 B2 JP3148678 B2 JP 3148678B2 JP 10535697 A JP10535697 A JP 10535697A JP 10535697 A JP10535697 A JP 10535697A JP 3148678 B2 JP3148678 B2 JP 3148678B2
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- Japan
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- ridge
- rotating body
- divided
- soil
- ridge forming
- Prior art date
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
る。詳細には、走行車に付設されて進行され、その進行
方向に順次畦を形成する畦形成機に係る。
形成機」(特開平6ー22604)が知られている。同
「畦形成機」では、畦形成装置は、畦と直交する軸縁回
りに回転する円筒状の回転具を備える。回転具は、回転
体の内外端部に、円筒体の中央に向けた傾斜面を有する
円錐面を有する内側回転板を設ける。または内側回転板
とともに、同じく内側回転体に対向させて円筒体の中央
に向けた傾斜面を有する外側回転板を連設してなる。そ
して牽引車の進行長さは、回転体の円周と単位時間当た
りの回転体の回転数の積より小である。そして、畦上面
を通過する円筒状回転具と畦側面を通過し畦側面を形成
する円錐面を有する内側回転板および/または外側回転
板とからなる畦形成装置の回転体の周速を、走行車の走
行速度よりも早く設定し、スリップ作用によって畦側面
を堅く絞め固めようとするものである。
の畦形成機では、内側回転体および外側回転体とも表面
は円滑面からなっていたため、圃場の土質の種類によっ
てあるいは圃場の土が乾燥しているときは、畦側面の締
め込み力が弱いという課題を有した。
に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土盛装置の
移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有し、畦形
成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇所上を回
転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転体の回転
駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側にいく程
径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を有すると
ともに、表面は放射状の分割片に分割され、各々の分割
片は進行方向に対して前進角を設けてなり、隣接する分
割片相互は逃げ角をもって側面視ジグザグ状に連結され
る円錐回転体とからなることを特徴とする畦形成機、
形成箇所に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土
盛装置の移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有
し、畦形成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇
所上を回転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転
体の回転駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側
にいく程径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を
有するとともに、表面は放射状の分割片に分割され、各
々の分割片は進行方向に対して前進角を設けた当接面と
逃げ面を有し、隣接する分割片相互は逃げ面と当接面に
よって逃げ角を形成し側面視ジグザグ状に連結される円
錐回転体とからなることを特徴とする畦形成機、
形成箇所に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土
盛装置の移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有
し、畦形成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇
所上を回転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転
体の回転駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側
にいく程径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を
有するとともに、表面は放射状の分割片に分割され、各
々の分割片は進行方向に対して前進角を設けてなり、隣
接する分割片相互は逃げ角をもって側面視ジグザグ状に
連結される円錐回転体とからなるとともに、分割片がそ
れぞれほぼ扇型の独立片からなり、独立した分割片を表
面が円錐台状からなる分割片取り付け盤の表面に、それ
ぞれの分割片の端部を相互に重複させながら取り付ける
ことにより、隣接する分割片とにより前進角および逃げ
角を構成することを特徴とする畦形成機、を提供する。
装置および畦形成装置は移動される。すると、土盛装置
により畦形成箇所に土を盛り上げ状態に供給する。円錐
回転体は、回転駆動力供給側にいく程径大となるととも
に、表面は放射状の分割片に分割されているため、畦の
裾部に対して盛土を抱き込みながら、断続圧を加えて練
り込むので強固な畦を形成する。更に、分割片は進行方
向に対して前進角を設けられ、隣接する分割片相互は逃
げ角をもって連結される場合は、畦の裾部に対して盛土
を抱き込みながら、断続圧を加えて練り込むので強固な
畦を形成する。又、分割片は進行方向に逃げ角を有して
断続圧を繰り返す場合は、粘性の強い土が付着しようと
しても、直ちに剥離されるので土の付着が成長すること
もない。
をあらわす図1、同側面一部拡大断面図をあらわす図
2、同畦形成装置の一部拡大斜視図をあらわす図3、同
円錐回転体の一部拡大端面図をあらわす図4、同他の実
施の形態の畦形成装置における円錐回転体の一部拡大正
面図をあらわす図5、同他の実施の形態の畦形成装置に
おける円錐回転体の一部拡大端面図をあらわす図6にし
たがって説明する。
あるトラクタ(図示せず)の三点リンクに装着され図1
図中右側に矢示方向に走行車の進行に伴い移動される。
12はユニバーサルジョイント、13はミッション、1
4は主軸、15は第1変速ケース、16は第2変速ケー
スである。ユニバーサルジョイント12は、トラクタの
PTO軸(図示せず)に連結されPTO軸の駆動力が伝
達される。ミッション13は、ユニバーサルジョイント
12からの駆動力が伝達され、直交して取り付けられる
主軸14を駆動し、主軸14内部に設置される出力軸1
7から出力する。主軸14には第1変速ケース15、第
2変速ケース16が取り付けられそれぞれ主軸14から
伝達される駆動力を減速させる。
に於ける土盛回転軸である。土盛回転軸22は一端は第
2変速ケースで減速されて図1矢印図示方向に、すなわ
ち畦形成機の進行方向の順方向に回転される。23は切
削爪である。切削爪23は、それぞれ先端は機枠11の
反対側に突設され、基部は土盛回転軸22に放射方向を
取るよう複数個取り付けられる。24は小径爪である。
小径爪24は、切削爪23より小型からなり、土盛回転
軸22の先端に軸端から横刃が突出した状態で一対取り
付けられる。畦が小さい場合や、低い場合は取り外し
て、土盛回転軸22の横方向の突出量を調整する。
いて説明する。図2に図示されるように主軸14内部に
は出力軸17が設けられる。31は主動回転軸である。
主動回転軸31は、第2変速ケース16の上部に設置さ
れ、出力軸17により駆動される。32は第1主動プー
リ、33は第2主動プーリである。両プーリとも同径か
らなり、主動回転軸31によ取り付けられ回転される。
34は、第1従動回転軸である。第1従動回転軸34
は、第2変速ケース16の下部に設置される。35は第
2従動回転軸である、第2従動回転軸35は、第1従動
回転軸34の周囲に即ち第1従動回転軸34よりも径大
に設けられる。36は、第1従動プーリであり第1従動
回転軸33の周囲に取り付けられる。37は、第2従動
プーリであり第2従動回転軸35の周囲に取り付けられ
る。第1従動プーリ36は、第2従動プーリ37より小
径である。38は第1ベルトである。第1ベルト38
は、第1主動プーリ32と第1従動プーリ36との間に
架け渡され、主動回転軸31の駆動を第1従動回転軸3
4に伝達する。39は第2ベルトである。第2ベルト3
9は、第2主動プーリ33と第2従動プーリ37との間
に架け渡され、主動回転軸31の駆動を第2従動回転軸
35に伝達する。各プーリの代わりにスプロケットを、
各ベルトの代わりにチェーンを取り付けてもよい。
1は、土盛装置21のトラクタによる牽引移動方向の後
方に設置される。畦形成装置41は、円筒回転体42と
円錐回転体43とからなる。円筒回転体42は円筒状か
らなり、第1従動回転軸34の先端に取り付けられ、第
1従動回転軸34の回転により、土を盛り上げ状態とさ
れた畦形成箇所H上を移動方向に強制的に順回転され
る。円筒回転体42の周速は走行車の作業速度よりも速
くなるように設定され、断面をスリップ状態で締め上げ
る。
図3に図示されるように回転駆動力供給側すなわちトラ
クタ側にいく程径大となる全体としてはほぼ円錐台状か
らなり、円筒回転体42の回転駆動力供給側すなわち円
筒回転体42よりも機枠11寄りで、第2従動回転軸3
5の先端に円筒回転体42の中央に傾斜面を向けて取り
付けられ、第2従動回転軸35の回転により土を盛り上
げ状態とされた畦形成箇所Aの機枠11側側面を移動方
向に強制的に順回転される。第1従動プーリ36は、第
2従動プーリ37より小径であるため、第1従動回転軸
34は第2従動回転軸35より増速設定され、各従動回
転軸に取り付けられる円筒回転体42と円錐回転体43
とは独立して回転されるとともに、その周速はほぼ同一
に設定される。
4に分割される。分割片44は図4に図示されるよう
に、側面視ジグザグ状となり、進行方向fに対して前進
角Aを設けられる。隣接する分割片44相互は逃げ角B
をもって連結される。aは、土との当接面、bは逃げ面
である。
ともない、土盛装置21および畦形成装置41は移動さ
れる。すると、土盛装置21により畦形成箇所Hに土を
盛り上げ状態に供給する。すなわち、畦形成箇所Hの旧
畦の崩れた上面部および側面部に土が盛り上げ状態に連
続的に供給される。円錐回転体43は、回転駆動力供給
側すなわち走行車側にいく程径大となるとともに、表面
は放射状の分割片44に分割され、分割片44は進行方
向に対して前進角Aを設けられ、隣接する分割片44相
互は逃げ角Bをもって連結されるため、土盛には当接面
aがまず当接し、畦の裾部に対して盛土を抱き込みなが
ら、断続圧を加えて練り込むので強固な畦を形成する。
又、分割片は進行方向に逃げ角Bを有して断続圧を繰り
返すので、粘性の強い土が付着しようとしても、直ちに
剥離されるので土の付着が成長することもない。
は、円錐回転体43の分割片44はそれぞれほぼ扇型の
独立片からなる。45は分割片取り付け盤であり、ステ
ンレス製等の金属製からなる。分割片取り付け盤45は
表面が円滑な円錐台状からなり、その表面に分割片44
の端部を相互に重複させながらビス46で取り付ける。
ビス46で分割片取り付け盤45に取り付けられた分割
片44とビス46の上に重ねられた隣接する分割片44
とで当接面a、逃げ面bを構成し、かつ相互の間で前進
角A、逃げ角Bを構成する。この実施の形態では分割片
44は別個に製造可能となるので生産性が向上する。
筒回転体42の機枠11側のみに設けたが、円筒回転体
43の先端側にも円錐回転体43を設け外側円筒回転体
43とし、第2従動回転軸35で回転させてもよい。そ
の場合は畦の内側斜面のみならず外側斜面も同時に形成
される。
ら、断続圧を加えて練り込むので強固な畦を形成する。
また、分割片は進行方向に逃げ角を有して断続圧を繰り
返すので、粘性の強い土が付着しようとしても、直ちに
剥離されるので土の付着が成長することもない。
大斜視図
円錐回転体の一部拡大端面図
ける円錐回転体の一部拡大正面図
ける円錐回転体の一部拡大端面図
Claims (3)
- 【請求項1】 畦形成箇所に沿って移動され、畦形成箇
所に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土盛装置
の移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有し、畦
形成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇所上を
回転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転体の回
転駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側にいく
程径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を有する
とともに、表面は放射状の分割片に分割され、各々の分
割片は進行方向に対して前進角を設けてなり、隣接する
分割片相互は逃げ角をもって側面視ジグザグ状に連結さ
れる円錐回転体とからなることを特徴とする畦形成機。 - 【請求項2】 畦形成箇所に沿って移動され、畦形成箇
所に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土盛装置
の移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有し、畦
形成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇所上を
回転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転体の回
転駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側にいく
程径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を有する
とともに、表面は放射状の分割片に分割され、各々の分
割片は進行方向に対して前進角を設けた当接面と逃げ面
を有し、隣接する分割片相互は逃げ面と当接面によって
逃げ角を形成し側面視ジグザグ状に連結される円錐回転
体とからなることを特徴とする畦形成機。 - 【請求項3】 畦形成箇所に沿って移動され、畦形成箇
所に土を盛り上げ状態に供給する土盛装置と、土盛装置
の移動方向の後方に設置される畦形成装置とを有し、畦
形成装置は、土を盛り上げ状態とされた畦形成箇所上を
回転しながら通過させる円筒回転体と、円筒回転体の回
転駆動力供給側に取り付けられ回転駆動力供給側にいく
程径大となり円筒回転体の中央に向けた傾斜面を有する
とともに、表面は放射状の分割片に分割され、各々の分
割片は進行方向に対して前進角を設けてなり、隣接する
分割片相互は逃げ角をもって側面視ジグザグ状に連結さ
れる円錐回転体とからなるとともに、分割片がそれぞれ
ほぼ扇型の独立片からなり、独立した分割片を表面が円
錐台状からなる分割片取り付け盤の表面に、それぞれの
分割片の端部を相互に重複させながら取り付けることに
より、隣接する分割片とにより前進角および逃げ角を構
成することを特徴とする畦形成機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10535697A JP3148678B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 畦形成機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10535697A JP3148678B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 畦形成機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276504A JPH10276504A (ja) | 1998-10-20 |
JP3148678B2 true JP3148678B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=14405456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10535697A Expired - Lifetime JP3148678B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 畦形成機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148678B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135642A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Sasaki Corporation | 畦形成機 |
JP2005198602A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Sasaki Corporation | 畦形成機 |
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-
1997
- 1997-04-08 JP JP10535697A patent/JP3148678B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2004135642A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Sasaki Corporation | 畦形成機 |
JP2005198602A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Sasaki Corporation | 畦形成機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10276504A (ja) | 1998-10-20 |
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