JP4838943B2 - 整畦体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土盛体により切削されて元畦箇所に供給された畦塗り用の泥土を、回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復するドラム状の整畦体を改良した畦塗り機の整畦体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行機体の後部に連結装置を介して着脱可能に連結される機枠と、この機枠に回転自在に設けられ、畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給する土盛体と、この土盛体の後方に位置して、前記土盛体により供給された泥土を回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復するドラム状の整畦体(整畦ドラム)とを備えた畦塗り機が周知である。そして、整畦ドラムの泥土を回転しながら元畦に塗りつけ回転しながら畦の内側面を修復する側面修復体は、円錐状の円弧面または円錐状の多段平面を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の畦塗り機においては、整畦ドラムの側面修復体が円錐状の円弧面または円錐状の多段平面を有しており、しかも偏心回転しながら土盛体により供給された泥土を元畦に塗りつけて畦の内側面を修復するので、土盛体により切削されて元畦箇所に供給される泥土の状態によっては、所望の(十分な)元畦修復が行えない場合がある、という問題点があった。本発明は、上記の問題点を改善することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を特徴としている。
A.走行機体の後部に連結装置を介して着脱可能に連結される機枠と、この機枠に回転自在に設けられ、畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給する土盛体と、この土盛体の後方に位置して、前記土盛体により供給された泥土を回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復するドラム状の整畦体とを有する畦塗り機の整畦体であって、前記整畦体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の前記端面は、前記整形体の軸心方向視において前記走行機体の走行に伴う前記整形体の回転時に、前記整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲している。
【0005】
B.上記整畦体は、元畦の上面を水平状に修復する円筒形状の上面修復体と、元畦の下方に向かって拡開し、元畦をテーパ状に修復するほぼ円錐形状の側面修復体とを有し、該側面修復体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の前記端面は、前記整形体の軸心方向視において前記走行機体の走行に伴う前記整形体の回転時に、前記整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、各整畦板は、回転軸に対し、傾斜した状態に固定した。
【0006】
C.上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、螺旋状の垂直段部を形成した。
D.上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成した。
【0007】
E.上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分に折返し部を設けて上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成した。
F.上記整畦体は、偏心回転しながら各整畦板を順に泥土に接して畦の内側面を形成する。
【0008】
G.上記整畦体軸心方向視における外周縁は、円形に形成されている。
H.上記整畦体軸心方向視における外周縁は、重なり部分の近辺を直線状にカットし、他の部分は円形に形成されている。
【0009】
【作用】
上記A.〜H.の構成により本発明の畦塗り機における整畦体(整畦ドラム)は、以下の作用を行う。
1.整畦体が、転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の回転方向後方側の端面は、整形体の軸心方向視において走行機体の走行に伴う整形体の回転時に、整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲していることで、整畦体は土盛体により供給された泥土を抵抗を少なくして元畦に塗りつけ、側方に向け徐々に圧力をかけて、元畦の修復が良好に行われる。特に、土盛体により供給される泥土の土質が悪い場合や含水率が適当でない場合でも、従来の整畦体に比べ良好な畦が形成される。
【0010】
2.整畦体が、元畦の上面を水平状に修復する円筒形状の上面修復体と、元畦の下方に向かって拡開し、元畦をテーパ状に修復するほぼ円錐形状の側面修復体とを有し、該側面修復体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の回転方向後方側の端面は、整形体の軸心方向視において走行機体の走行に伴う整形体の回転時に、整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、各整畦板は、回転軸に対し、傾斜した状態に固定することで、元畦の上面が上面修復体により水平状に修復され、元畦の側面は側面修復体により徐々に圧力がかけられ、泥土が押し固められるようにして塗りつけられる。また、回転方向後方側の端面が整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲した複雑な表面形状を有する整畦体を、容易に製造することができる。
【0011】
3.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、螺旋状の垂直段部を形成することで、回転方向後方側の端面が整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、周面に複数の垂直段部を形成した複雑な形状の整畦体を、強固に製造することができる。
4.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成することで、外見が複雑な構成を有している整畦体を、容易に製造することができる。
【0012】
5.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分に折返し部を設けて上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成することで、整形体の軸心方向視において複雑な形状を有する整畦体を、容易に、かつ強固に製造することができる。
6.整畦体は、偏心回転しながら各整畦板を順に泥土に接して畦の内側面を形成することで、土盛体により供給された泥土を、偏心回転する各整畦板により叩きながら元畦の側面に対し強固に塗りつけることができる。
【0013】
7.整畦体軸心方向視における外周縁は、円形に形成されていることで、整畦ドラムの外周縁の土壌との接触がスムーズに行われる。
8.整畦体軸心方向視における外周縁は、重なり部分の近辺を直線状にカットし、他の部分は円形に形成されていることで、垂直段部を形成している厚さが最も厚い先端位置に直線状カット部分が形成されることになって、整畦体の外周縁が土壌と点接触して作業を効率よく行い、垂直段部による畦整形効果が高められる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して具体的に説明する。図1〜図3において、符号1は図示しないトラクタの後部に設けられたトップリンク及び左右一対のロアリンクにより昇降可能に連結され、トラクタのPTO軸から動力を受けて土盛体5及びドラム状の整畦体6を回転駆動し、圃場において土盛体5により畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給し、該土盛体5により供給された泥土を整畦体6により元畦に塗りつけて元畦を修復する整畦作業を行う畦塗り機である。この畦塗り機1は、前記トップリンク及びロアリンクに連結されるトップマスト2及びロアリンク連結部3を、機枠4から前方に突出させた左右一対のヒッチフレーム11に設け、土盛体5及びその後方に設けられる整畦体6は、機枠4により連結されて左右方向に配設されている。
【0015】
機枠4は、伝動ケースを兼ねており、土盛体5及び整畦体6に動力を伝達するように連結している。該機枠4の基端部は、左右一対の支持フレーム7に左右回動(昇降)可能に支持され、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置とに回動するようにしている。機枠4の先端部には、前方に向け土盛体5に動力伝達するための出力軸を内装した伝動ケース8を一体的に設けると共に、後方に向け整畦体6を駆動するための伝動ケース9及び減速機構を内装したデフケース10を一体的に設けている。
【0016】
支持フレーム7は、その先端部に、水平方向の連結軸13を介して左右一対のヒッチフレーム11の基端部が上下回動可能に連結されて前方に向け延出されている。このヒッチフレーム11の両先端部に前記トップマスト2が取付けられ、トラクタに設けられたトップリンクに連結ピンを介して上下回動可能に枢支される。また、ヒッチフレーム11の両基端側に前記ロアリンク連結部3が取付けられ、トラクタに設けられた左右一対のロアリンクに連結ピンを介して上下回動可能に枢支される。そして、トラクタのロアリンクをロアリンク連結部3に連結して畦塗り機1を揚上させたとき、ヒッチフレーム11と機枠4の基端部との間の連結軸13を中心として機枠4、土盛体5、整畦ドラム6等は下方に回動し、畦塗り機1を非作業位置に回動した状態でトラクタの後部に接近するのを防止する。また、支持フレーム7の先端部の前後長さを調節することで、トラクタに対する畦塗り機1の支持高さを調節する。
【0017】
上記ヒッチフレーム11,11間には、前後方向に入力軸12が軸支されている。この入力軸12の先端部には、トラクタのPTO軸から図示しないユニバーサルジョイント、伝動軸等を介して動力が伝達される。入力軸12の後方に位置する上記機枠4の基端部には、該基端部の垂直面内での回転中心となる回転軸14が前後方向に軸支され、この回転軸14の先端部と入力軸12の後端部との間を図示しないユニバーサルジョイントにより連結し、このユニバーサルジョイントの位置で上下回動可能となっている。回転軸14から動力が機枠4を通って伝動ケース8,9及びデフケース10に伝達され、土盛体5及び整畦体6をそれぞれ駆動する。
【0018】
回転軸14には、入力軸12から回転軸14に伝達される回転動力を接,断するクラッチ(図示せず)が設けられている。このクラッチは、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置に回動したとき接続され、土盛体5及び整畦体6を非作業位置に回動したとき断たれるように作動する。また、このクラッチは、機枠4の基端部(回転軸14)を中心に土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させたとき、作業位置では動力が接続状態となり、非作業位置では動力が断たれる状態になるように、土盛体5、整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させる回動動作と連動して自動的に切換えられるようになっている。
【0019】
土盛体5は、図示しないが、ロータリ軸の軸周に複数本の切削爪と土寄せ板を放射方向に装着すると共に、上側をカバーにより覆い、元畦の一部及び圃場の土壌を切削して元畦に対して畦状に盛り上げる周知のロータリ切削装置からなるものである。また、整畦体6は、図4以下の図面に示すが、その第1の実施例のものは図4ないし図6に示すように、偏心回転しながら畦の内側面を形成する整畦ドラム15の外周面に、転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数(実施例では8枚)の整畦板15aを周方向に等間隔に形成し、各整畦板15aの回転方向後方側の端面は、整形ドラム15の軸心方向視においてトラクタの走行に伴う整形ドラム15の回転時に、整畦ドラム15の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、整畦ドラム15は、偏心回転しながら各整畦板15aを順に泥土に接して畦の内側面を形成するものである。整畦ドラム15の軸心方向視における外周縁は円形に形成されている。
【0020】
整畦ドラム15の回転中心には、元畦の上面を水平状に修復する円筒形状の上面修復体16が設けられ、この上面修復体16を中心に各整畦板15aが元畦の下方に向かって拡開し、元畦をテーパ状に修復するほぼ円錐形状の側面修復体を形成している。上面修復体16は、外側に向け延長部が取付け可能である。各整畦板15aは、回転軸(上面修復体16の回転中心)に対し傾斜した状態に固定され、また、各整畦板15aは複数のスペーサ15bによりそれぞれ上下に垂直段部を有して固着されている。各整畦板15aにより形成される側面修復体及び上面修復体16の上方は、一体に成形されたカバーにより覆われている。
【0021】
上記土盛体5の上側には、土盛量調節装置17が設けられている。また、整畦ドラム15の上側には、回動用手摺り18が設けられている。前記ヒッチフレーム11と機枠4との間には、畦塗り機1を機枠4の基端部を中心に回動させて機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させる際、その回動作動に合わせて姿勢制御が行える、回転ハンドル20を備えた作業部回動装置19が平面視で前後斜め方向に設けられている。機枠4には、接地輪(コールタ)21が上下調節装置21aを介して設けられている。
【0022】
そして、作業者が回動用手摺り18を持って上方あるいは下方に回動させることで、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6が機枠4の基端部を中心に回動して土盛体5及び整畦体6を作業位置あるいは非作業位置のいずれかに移動させる。上記機枠4の基端部の外周部には、土盛体5及び整畦体6を、機枠4の基端部を中心に回動させて作業位置あるいは非作業位置に回動させたとき、それぞれの位置にロックする回動ロック装置を設けている。
【0023】
ヒッチフレーム11と機枠4の先端部との間には、土盛体5及び整畦体6を機枠4の基端部を中心に回動させて、土盛体5及び整畦体6を作業位置あるいは非作業位置に移動させる際に、補助的働きをするガススプリング22が介装されている。このガススプリング22は、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置から非作業位置に移動させるときは、土盛体5及び整畦体6を軽く揚上させるように弾発作用する。逆に土盛体5及び整畦体6を非作業位置から作業位置に移動させるときは、土盛体5及び整畦体6が自重により急激に回動して落下しないように弾持する。畦塗り機1には、トラクタに着脱するとき、あるいは移動させたり、収納したりする際に用いるスタンド23が着脱可能に設けられている。
【0024】
前記整畦ドラム15の各整畦板15aは、図7ないし図9の網掛け図15cで示す形状をしている。各整畦板15aにより形成される側面修復体は、転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板15aを周方向に等間隔に配設し、各整畦板15aの回転方向後方側の端面は、整形ドラム15の軸心方向視においてトラクタの走行に伴う整形ドラム15の回転時に、整畦ドラム15の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、整畦ドラム15は、回転軸に対し、傾斜した状態に固定されている。また、整畦板15aの重なり部分をスペーサ24bを介して上下に固着し、前記重なり部分の隙間は、内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成している。
【0025】
また、整畦ドラム15は、上記第1実施例のもののように、回転中心の取付け基部に、整畦ドラム15の軸心方向視における内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板15aの基端部を、隣接する整畦板15aが相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板15aの重なり部分に、図示しないが折返し部を設けて上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成してもよいものである。
【0026】
図10ないし図13に示す第2実施例の整畦ドラム24は、図4ないし図7に示されている第1実施例の整畦ドラム15とは、上面修復体のボス部16aの形状が異なるだけで、他の構成は同じものである。即ち、回転中心の取付け基部に、基端部から先端側に径が順に細くなる複数の段層状のボス部16aを設け、その太径基部に、整畦ドラム24の軸心方向視における内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板24aの基端部を、隣接する整畦板24aが相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板24aの重なり部分をスペーサ24bにより上下に固着し、螺旋状の垂直段部を形成したものである。また、上面修復体は、ボス部16aの細径側に取り付けられる。符号24cは網掛け図である。
【0027】
図14及び図15に示す第3実施例の整畦ドラム25は、ドラムの内側に第1の係止板25bと第2の係止板25cとを設けて、両係止板25b,25cにより整畦板25aを1枚置きに固着し、上面修復体16cのボス部に取付けている。そして、各整畦板25aの境界部分に螺旋状の垂直段部を形成している。図16に示す第4実施例の整畦ドラム26は、ドラムの内側に1枚の係止板26bを設けて、この係止板26bにより各整畦板26aを固着し、上面修復体16dのボス部に取付けている。そして、各整畦板26aの境界部分に螺旋状の垂直段部を形成している。
【0028】
さらに、図17に示す第5実施例の整畦ドラム27は、第1及び第2実施例の整畦ドラムと同様に、偏心回転しながら畦の内側面を形成する整畦ドラム27の外周面に、転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板27aを周方向に等間隔に形成し、各整畦板27aの回転方向後方側の端面は、整形ドラム27の軸心方向視においてトラクタの走行に伴う整形ドラム27の回転時に、整畦ドラム27の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、整畦ドラム27は、偏心回転しながら各整畦板27aを順に泥土に接して畦の内側面を形成するものである。整畦ドラム27の回転中心には、元畦の上面を水平状に修復する上面修復体16dが設けられている。この整畦ドラム27の軸心方向視における外周縁は、重なり部分の近辺を直線状にカットした直線部分27cと他の部分は円形にした円形部分27dにより形成されている。
【0029】
このような構成の畦塗り機1においては、トラクタの後部のトップリンクにトップマスト2を、ロアリンクにロアリンク連結部3をそれぞれ連結して、3点リンクにより昇降可能に連結する。トラクタのPTO軸からユニバーサルジョイントを介して入力軸12に動力が伝達される。畦塗り機1が整畦作業を行うときは、土盛体5及び整畦体6を、機枠4の基端部を中心に回動させて作業位置に移動させる。この回動動作は、まずロックを解除し、回動用手摺り18を持って下方へ回転することにより行われる。このとき、ガススプリング22は、土盛体5、整畦体6が自重により急激に回動、降下しないように弾発する。土盛体5、整畦体6が作業位置に達すると回動ロック装置がロックされる。
【0030】
土盛体5、整畦体6が作業状態に回動する動作と連動して回転軸14のクラッチが接続状態となる。そして、入力軸12に受けた動力は、ユニバーサルジョイントを介して回転軸14に伝達され、回転軸14から機枠4を通って伝動ケース8,9及びデフケース10に伝達され、土盛体5及び整畦体6をそれぞれ駆動する。そして、トラクタ2の走行と共に、土盛体5及び整畦体6により整畦作業が行われる。土盛体5及び整畦体6の作用深さを調節するときは、トラクタのロアリンクにより畦塗り機1の支持高さを変えることによって行うことができるが、基本的には接地輪21を上下移動調節することにより行う。また、作業部回動装置19の前後長さを調節することにより、トラクタに対する畦塗り機1の作業姿勢が調節される。
【0031】
土盛体5では切削爪と土寄せ板により元畦の一部及び圃場の土壌を切削して元畦側に対して畦状に盛り上げ、その盛り上げた土壌を整畦体6の整畦ドラム15,24,25,26,27の整畦面が偏心回転して畦法面を叩いて目的とする畦に成形する。また、水平円筒体16により整畦ドラムによって成形された畦の頂部を平らに成形する。
【0032】
畦塗り機1が作業を行わずトラクタに連結されて路上走行するときは、土盛体5及び整畦体6を、機枠4の基端部を中心に回動させて非作業位置に移動させる。この回動動作は、まずロックを解除し、作業者が回動用手摺り18を持って上方へ回転することにより行われる。このとき、ガススプリング22は、土盛体5、整畦体6がその自重により急激に回動して降下しないように弾発する。土盛体5、整畦体6が非作業位置に達すると、回動ロック装置によりロックされ、回転軸14のクラッチが自動的に断状態となる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の畦塗り機の整畦体によれば、上記の構成により以下の作用効果を奏することができる。
【0034】
1. 整畦体が、転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の回転方向後方側の端面は、整形体の軸心方向視において走行機体の走行に伴う整形体の回転時に、整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲しているので、整畦体は土盛体により供給された泥土を抵抗を少なくして元畦に塗りつけ、側方に向け徐々に圧力をかけて、元畦の修復を良好に行うことができる。特に、土盛体により供給される泥土の土質が悪い場合や含水率が適当でない場合でも、従来の整畦体に比べ良好な畦を形成することができる。
【0035】
2.整畦体が、元畦の上面を水平状に修復する円筒形状の上面修復体と、元畦の下方に向かって拡開し、元畦をテーパ状に修復するほぼ円錐形状の側面修復体とを有し、該側面修復体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の回転方向後方側の端面は、整形体の軸心方向視において走行機体の走行に伴う整形体の回転時に、整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、各整畦板は、回転軸に対し、傾斜した状態に固定するので、元畦の上面が上面修復体により水平状に修復され、元畦の側面は側面修復体により徐々に圧力がかけられて泥土を押し固められるようにして塗りつけことができる。また、回転方向に螺旋状に捻曲し、複雑な表面形状を有する整畦体を、容易に製造することができる。
【0036】
3.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、螺旋状の垂直段部を形成するので、回転方向に螺旋状に捻曲し、周面に複数の垂直段部を形成した複雑な形状の整畦体を、強固に製造することができる。
4.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成するので、外見が複雑な構成を有している整畦体を、容易に製造することができる。
【0037】
5.整畦体は、回転中心の取付け基部に、整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分に折返し部を設けて上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成するので、整形体の軸心方向視において複雑な形状を有する整畦体を、容易に、かつ強固に製造することができる。
6.整畦体は、偏心回転しながら各整畦板を順に泥土に接して畦の内側面を形成するので、土盛体により供給された泥土を、偏心回転する各整畦板により叩きながら元畦の側面に対し強固に塗りつけることができる。
【0038】
7.整畦体軸心方向視における外周縁は、円形に形成されているので、整畦体の外周縁の土壌との接触をスムーズに行うことができる。
8.整畦体軸心方向視における外周縁は、重なり部分の近辺を直線状にカットし、他の部分は円形に形成されているので、垂直段部を形成している厚さが最も厚い先端位置に直線状カット部分が形成されることになって、整畦体の外周縁が土壌と点接触して作業を効率よく行い、垂直段部により畦整形効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による畦塗り機の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】整畦体の第1実施例の側面図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】同正面図である。
【図7】同網掛けの斜視図である。
【図8】同部分側面図である。
【図9】同部分正面図である。
【図10】整畦体の第2実施例の側面図である。
【図11】同斜視図である。
【図12】同正面図である。
【図13】同網掛けの斜視図である。
【図14】整畦体の第3実施例の側面図である。
【図15】同正面図である。
【図16】整畦体の第4実施例の側面図である。
【図17】整畦体の第5実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 畦塗り機
2 トップマスト
3 ロアリンク連結部
4 機枠
5 土盛体
6 整畦体
7 支持フレーム
8,9 伝動ケース
10 デフケース
11 ヒッチフレーム
12 入力軸
13 連結軸
14 回転軸
15,24,25,26,27 整畦ドラム(整畦体)
16 上面修復体
17 土盛量調節装置
18 回動用手摺り
19 作業部回動装置
20 回転ハンドル
21 接地輪(コールタ)
22 ガススプリング
23 スタンド

Claims (8)

  1. 走行機体の後部に連結装置を介して着脱可能に連結される機枠と、この機枠に回転自在に設けられ、畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給する土盛体と、この土盛体の後方に位置して、前記土盛体により供給された泥土を回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復するドラム状の整畦体とを有する畦塗り機の整畦体であって、
    前記整畦体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、各整畦板の前記端面は、前記整形体の軸心方向視において前記走行機体の走行に伴う前記整形体の回転時に、前記整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲していることを特徴とする整畦体。
  2. 上記整畦体は、元畦の上面を水平状に修復する円筒形状の上面修復体と、元畦の下方に向かって拡開し、元畦をテーパ状に修復するほぼ円錐形状の側面修復体とを有し、該側面修復体は、回転中心から外周側に向けて延びる回転方向後方側の端面が回転方向に対し後退角を有して湾曲する複数の整畦板を周方向に等間隔に形成し、
    各整畦板の前記端面は、前記整形体の軸心方向視において前記走行機体の走行に伴う前記整形体の回転時に、前記整畦板の任意の点が描くトロコイド曲線に沿って湾曲し、各整畦板は、回転軸に対し、傾斜した状態に固定したことを特徴とする請求項1記載の整畦体。
  3. 上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、螺旋状の垂直段部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の整畦体。
  4. 上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分を上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の整畦体。
  5. 上記整畦体は、回転中心の取付け基部に、前記整形体の軸心方向視において内端側の幅が狭く、外端側の幅が次第に広くなる複数枚の整畦板の基端部を、隣接する整畦板が相互に所定の重なりを有するよう取付け、該整畦板の重なり部分に折返し部を設けて上下に固着し、前記重なり部分の隙間は内端側が狭く、外端側が広くなるよう、螺旋状の垂直段部を形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の整畦体。
  6. 上記整畦体は、偏心回転しながら各整畦板を順に泥土に接して畦の内側面を形成することを特徴とする請求項1、2,3,4又は5記載の整畦体。
  7. 上記整畦体軸心方向視における外周縁は、円形に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3,4,5又は6記載の整畦体。
  8. 上記整畦体軸心方向視における外周縁は、重なり部分の近辺を直線状にカットし、他の部分は円形に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3,4,5、6又は7記載の整畦体。
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