JP4542169B2 - 畦塗り機 - Google Patents
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Description
A.走行機体の後部に連結装置を介して着脱可能に連結される機枠と、この機枠に回転自在に設けられ、畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給する土盛体と、この土盛体の後方に位置して、前記土盛体により供給された泥土を回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復する整畦体とを有する畦塗り機であって、
回転しながら畦を形成する上記整畦体は、その回転中心側から外周側へ向けて次第に幅が広くなる側縁を有する複数の整畦板が、外周が円形に近似した形状となるように周方向に等間隔に配設されて構成される整畦ドラムを有し、
周方向に隣接する上記整畦板は境界部分において重なり部分が設けられることなく、上下間隔をおき、上記整畦ドラムの回転方向後方側に位置する整畦板の回転方向前方側に連続して形成されている連結部位がその側に隣接する整畦板の背面側に重なった状態で、連結されていること。
(1) 整畦体が、その回転中心側から外周側へ向けて次第に幅が広くなる側縁を有する複数の整畦板からなる整畦ドラムを有し、この整畦ドラムは外周が円形に近似した形状となるように、複数の整畦板が周方向に等間隔に配設されて構成され、隣接する整畦板の境界部分に重なり部分が設けられることなく、隣接する整畦板が互いに所定の上下間隔をおいて整畦板と一体的に形成される連結部材により連結されていることで、整畦ドラムの構造が簡単で製造が容易であり、製造コストを安くすることができる。土盛体により供給された泥土を、回転しながら各上下間隔により間欠的に叩打し、泥土を固めながら元畦に塗りつけ、従来の整畦ドラムに比べ良好な畦を形成する。
(2) 各整畦板の回転方向前方側に、所定の上下間隔を形成し、隣接する整畦板と連結されるための連結部位が設けられていることで、周方向に所定の間隔で所定の上下間隔を有する整畦ドラムを容易に製造することができ、しかも整畦板の重なり部分及び連結部位により泥土が整畦ドラムの内面側に侵入するのを少なくする。
また整畦ドラムは、土盛体により供給された泥土を、回転しながら各上下間隔により間欠的に叩打し、泥土を固めながら元畦に塗りつけ、従来の整畦ドラムに比べ良好な畦を形成することができる。特に、土盛体により供給される泥土の土質が悪い場合や含水率が適当でない場合でも、良好な畦を形成することができる。
上記左右一対のヒッチフレーム11の基端部は、水平方向の連結軸13を介して左右一対の支持フレーム7の先端部に、上下回動可能に連結されている。前記左右一対の支持フレーム7の後端部には、機枠4の基端部が回転軸14を中心に左右回動(昇降)可能に支持されている。土盛体5及びその後方に設けられる整畦体6は、機枠4により連結され配設されており、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置とに回動するようにしている。
そして、トラクタのロアリンクをロアリンク連結部3に連結して畦塗り機1を揚上させたとき、ヒッチフレーム11と機枠4の基端部との間の連結軸13を中心として機枠4、土盛体5、整畦ドラム6等は上下に回動可能となり、畦塗り機1を非作業位置に回動した状態で後述する作業部回動装置19によりトラクタの後部に接近するのを防止することができる。
上記ヒッチフレーム11,11間には、前後方向に入力軸12が軸支されている。この入力軸12の先端部には、トラクタのPTO軸から図示しないユニバーサルジョイント、伝動軸等を介して動力が伝達される。入力軸12の後方に位置する上記機枠4の基端部には、該基端部の垂直面内での回転中心となる回転軸14が前後方向に軸支され、この回転軸14の先端部と入力軸12の後端部との間を図示しないユニバーサルジョイントにより連結し、このユニバーサルジョイントの位置(略連結軸13の位置)で上下回動可能となっている。
また、このクラッチは、機枠4の基端部(回転軸14)を中心に土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させたとき、作業位置では動力が接続状態となり、非作業位置では動力が断たれる状態になるように、土盛体5、整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させる回動動作と連動して自動的に切換えられる。
各整畦板15aは、回転軸(上面修復体16の回転中心)に対し傾斜した状態に固定され、また、各整畦板15aは、それぞれ上下に垂直段部を有して連結片15c,15cにより固着されている。各整畦板15aにより形成される側面修復体及び上面修復体16の上方は、カバーにより覆われている。
前記ヒッチフレーム11と機枠4との間には、畦塗り機1を機枠4の基端部を中心に回動させて機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置と非作業位置に回動させる際、その回動作動により土盛体5及び整畦体6の前後姿勢を調節可能とした回転ハンドル20を備えた作業部回動装置19が平面視で前後斜め方向に設けられている。機枠4には、接地輪(コールタ)21が上下調節装置21aを介して設けられている。
このガススプリング22は、機枠4を介して土盛体5及び整畦体6を作業位置から非作業位置に、あるいは非作業位置から作業位置に回動させるとき、土盛体5及び整畦体6を持ち上げるときは軽い力で揚上でき、土盛体5及び整畦体6を下降させるときはその自重により急激に降下しないように弾発作用をする。畦塗り機1には、トラクタに着脱するとき、あるいは移動させたり、収納したりする際に用いるスタンド23が着脱可能に設けられている。
畦塗り機1が整畦作業を行うときは、土盛体5及び整畦体6を、機枠4の基端部を中心に回動させて非作業位置から作業位置に移動させる。この回動動作は、まずロック装置4aのロックを解除し、作業者が回動用取っ手18を持って回動することにより行われる。このとき、ガススプリング22は、土盛体5、整畦体6を軽く持ち上げ、急激に降下しないように弾発作用する。土盛体5、整畦体6が作業位置に達すると回動ロック装置4aは自動的にロックされる。
土盛体5及び整畦体6の作用深さを調節するときは、トラクタのロアリンクにより畦塗り機1の支持高さを変えることによって行うことができるが、基本的には接地輪21を上下調節装置21aにより上下移動調節することにより行われる。また、回転ハンドル20により作業部回動装置19の前後長さを調節することにより、トラクタに対する畦塗り機1の前後作業姿勢を調節する。
このとき、ガススプリング22は、土盛体5、整畦体6を軽い力で持ち上げて回動し、急激に降下しないように弾発作用する。土盛体5、整畦体6が非作業位置に達すると、回動ロック装置4aにより自動的にロックされ、回転軸14のクラッチが自動的に断状態となる。
(実施例)
すなわち、本実施例においては、各整畦板15aにおける回転方向前方側の側縁に設けた2つの連結片15cからなる連結部位が、連結部材を構成するとともに、上下間隔hを構成する部材となる。なお、本発明において、連結片の数が二つに限定されるものでないことはいうまでもない。
また、各整畦板15aの外周縁は、等間隔に配設されたときに一つの円となるような円弧状に形成されており、その回転方向前側は直線状の切り欠きを設けてある。これによって、整畦ドラムの外周は略円形に形成される。
2 トップマスト
3 ロアリンク連結部
4 機枠 4a ロック装置
5 土盛体
6 整畦体
7 支持フレーム
8,9 伝動ケース
10 デフケース
11 ヒッチフレーム
12 入力軸
13 連結軸
14 回転軸
15 第1実施例の整畦ドラム 15a 整畦板
15c 連結片
16 上面修復体
17 土盛量調節装置
18 回動用取っ手
19 作業部回動装置
20 回転ハンドル
21 接地輪(コールタ) 21a 上下調節装置
22 ガススプリング
23 スタンド
h 上下間隙(垂直段部)
Claims (1)
- 走行機体の後部に連結装置を介して着脱可能に連結される機枠と、この機枠に回転自在に設けられ、畦塗り用の泥土を切削して元畦箇所に供給する土盛体と、この土盛体の後方に位置して、前記土盛体により供給された泥土を回転しながら元畦に塗りつけて、元畦を修復する整畦体とを有する畦塗り機であって、
回転しながら畦を形成する上記整畦体は、その回転中心側から外周側へ向けて次第に幅が広くなる側縁を有する複数の整畦板が、外周が円形に近似した形状となるように周方向に等間隔に配設されて構成される整畦ドラムを有し、
周方向に隣接する上記整畦板は境界部分において重なり部分が設けられることなく、上下間隔をおき、上記整畦ドラムの回転方向後方側に位置する整畦板の回転方向前方側に連続して形成されている連結部位がその側に隣接する整畦板の背面側に重なった状態で、連結されていることを特徴とする畦塗り機。
Priority Applications (1)
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JP2008099623A JP4542169B2 (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 畦塗り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008099623A JP4542169B2 (ja) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | 畦塗り機 |
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Family Applications (1)
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2008
- 2008-04-07 JP JP2008099623A patent/JP4542169B2/ja not_active Expired - Lifetime
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