JP3188969B2 - 畦形成機 - Google Patents
畦形成機Info
- Publication number
- JP3188969B2 JP3188969B2 JP28322796A JP28322796A JP3188969B2 JP 3188969 B2 JP3188969 B2 JP 3188969B2 JP 28322796 A JP28322796 A JP 28322796A JP 28322796 A JP28322796 A JP 28322796A JP 3188969 B2 JP3188969 B2 JP 3188969B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- forming
- ridge forming
- soil
- rotator
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は走行車に付設されてその
進行方向に順次畦を形成する畦形成機に関するものであ
る。
進行方向に順次畦を形成する畦形成機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の畦形成機は、畦上面と側面を叩く
機構が一般に普及し、近年は特開平６−２２６０４号で
提案されているように、畦上面を回転する丸軸回転体と
畦側面を形成する円錐状の回転体からなる畦形成装置を
有して、牽引車の走行速度よりこの畦形成装置の回転体
の周速を速く設定してスリップ作用によって畦外側面を
練り上げて固く締め固めようとするものがある。
機構が一般に普及し、近年は特開平６−２２６０４号で
提案されているように、畦上面を回転する丸軸回転体と
畦側面を形成する円錐状の回転体からなる畦形成装置を
有して、牽引車の走行速度よりこの畦形成装置の回転体
の周速を速く設定してスリップ作用によって畦外側面を
練り上げて固く締め固めようとするものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の畦形成機による時は、圃場の土質の種類や乾燥が
強い時は、畦側面の締め込みが弱いという欠点があっ
た。
従来の畦形成機による時は、圃場の土質の種類や乾燥が
強い時は、畦側面の締め込みが弱いという欠点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る畦形成機は以下の如き手段を採用す
る。即ち、本発明に係る畦形成機は、走行車に付設され
てその進行方向に順次畦を形成する畦形成機であって、
畦形成部に土を盛り上げ状態に供給する土盛り装置と、
畦形成部に盛られた土を締め固めて畦を形成する畦形成
装置とを具えており、該畦形成装置は、畦の上面を形成
する円周面を具え、この円周面が畦上面に平行状に載置
された回転体と、畦の内面側を形成する末広がりの円錐
状面を具えた内側の円錐回転体を連設してなり、該畦形
成装置は、回転軸により強制駆動され、該円錐回転体の
斜面部は放射状に分割され、その分割片は外方に向けて
円状の凸面断面を有して掛け渡されて形成され、この分
割片の凸面が分割ピッチにより畦斜面を叩くように締め
込むことを特徴とするものである。
に、本発明に係る畦形成機は以下の如き手段を採用す
る。即ち、本発明に係る畦形成機は、走行車に付設され
てその進行方向に順次畦を形成する畦形成機であって、
畦形成部に土を盛り上げ状態に供給する土盛り装置と、
畦形成部に盛られた土を締め固めて畦を形成する畦形成
装置とを具えており、該畦形成装置は、畦の上面を形成
する円周面を具え、この円周面が畦上面に平行状に載置
された回転体と、畦の内面側を形成する末広がりの円錐
状面を具えた内側の円錐回転体を連設してなり、該畦形
成装置は、回転軸により強制駆動され、該円錐回転体の
斜面部は放射状に分割され、その分割片は外方に向けて
円状の凸面断面を有して掛け渡されて形成され、この分
割片の凸面が分割ピッチにより畦斜面を叩くように締め
込むことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】然して、牽引車の進行に伴い土盛り装置及び畦
形成装置を作動させると土盛り装置によって旧畦の崩れ
た上面部や側面部に土が盛り上げ状態に連続的に供給さ
れる。強制駆動され、内側円錐回転体の放射状に分割さ
れ、円状の凸面断面を有した分割片は畦の裾部に対して
盛り土を抱き込みながら、断続圧を加えて練り込むの
で、ねずみ孔等の空隙を締め込んで、強固な畦を形成す
る。特に、内側円錐回転体の放射状の分割片は凸面を形
成しているので、分割片の分割ピッチで畦斜面を叩くよ
うに作用して、圃場の土質の種類や、乾きの強い時でも
一定の締め込みをする。
形成装置を作動させると土盛り装置によって旧畦の崩れ
た上面部や側面部に土が盛り上げ状態に連続的に供給さ
れる。強制駆動され、内側円錐回転体の放射状に分割さ
れ、円状の凸面断面を有した分割片は畦の裾部に対して
盛り土を抱き込みながら、断続圧を加えて練り込むの
で、ねずみ孔等の空隙を締め込んで、強固な畦を形成す
る。特に、内側円錐回転体の放射状の分割片は凸面を形
成しているので、分割片の分割ピッチで畦斜面を叩くよ
うに作用して、圃場の土質の種類や、乾きの強い時でも
一定の締め込みをする。
【０００６】
【実施例】以下本発明を実施した図面に基づいて構成を
説明する。図１は畦形成機を説明する斜視図で、図２は
畦形成機の平面図、図３は要部を説明する側面図、図４
は要部の正面図である。
説明する。図１は畦形成機を説明する斜視図で、図２は
畦形成機の平面図、図３は要部を説明する側面図、図４
は要部の正面図である。
【０００７】１５は走行車（図示していない）に装着す
る為の機枠を示し、本実施例ではトラクタの三点リンク
に連設される。７はミッションを示し、前記機枠１５の
中央に支承され、前記したトラクタのＰＴＯ軸（省略）
からユニバーサルジョイント２１を介して入力され、第
１変速ケース９及び第２変速ケース１０へ動力を伝達す
る。
る為の機枠を示し、本実施例ではトラクタの三点リンク
に連設される。７はミッションを示し、前記機枠１５の
中央に支承され、前記したトラクタのＰＴＯ軸（省略）
からユニバーサルジョイント２１を介して入力され、第
１変速ケース９及び第２変速ケース１０へ動力を伝達す
る。
【０００８】３は土盛り装置で数個の掘削爪８と誘導カ
バー４とからなり、掘削爪８は前記第１変速ケース９か
ら突出される主軸２２によってＦ１の方向へ回転し、誘
導カバー４の内側を通って畦形成部２へ盛り上がる。誘
導カバー４は後カバー、上カバー等によって形成されて
いる。
バー４とからなり、掘削爪８は前記第１変速ケース９か
ら突出される主軸２２によってＦ１の方向へ回転し、誘
導カバー４の内側を通って畦形成部２へ盛り上がる。誘
導カバー４は後カバー、上カバー等によって形成されて
いる。
【０００９】５は畦形成装置を示し、畦の内側面１７を
鎮圧形成する内側円錐回転体１８と畦上面を形成する円
筒回転体１６が連設構成される。
鎮圧形成する内側円錐回転体１８と畦上面を形成する円
筒回転体１６が連設構成される。
【００１０】畦形成装置５をさらに説明する。第２変速
ケース１０から強制駆動する回転軸１１が突出され、こ
の回転軸１１は円筒回転体１６の内部に固着されるハブ
２３に固着ボルトによって連結される。
ケース１０から強制駆動する回転軸１１が突出され、こ
の回転軸１１は円筒回転体１６の内部に固着されるハブ
２３に固着ボルトによって連結される。
【００１１】図３は畦形成装置５の側面図で、回転軸１
１に対して円筒回転体１６と内側円錐回転体１８が連設
１２に回転していることを示し、走行車の進行方向と内
側円錐回転体は同軸回転（Ｆ２）する。この時、内側円
錐回転体１８の周速は牽引車の走行速度より、１０〜２
０％程増速に設定されているので、適宜なスリップ駆動
となる。
１に対して円筒回転体１６と内側円錐回転体１８が連設
１２に回転していることを示し、走行車の進行方向と内
側円錐回転体は同軸回転（Ｆ２）する。この時、内側円
錐回転体１８の周速は牽引車の走行速度より、１０〜２
０％程増速に設定されているので、適宜なスリップ駆動
となる。
【００１２】図３は要部を説明する側面図、図４は要部
の正面図である。畦形成部２の畦上面１４に平行状に円
筒回転体１６が載置され、円錐回転体１８は畦内側面１
７に沿って配置される。円錐回転体１８の斜面は放射状
に分割され、外方に向けて円状に凸面断面を有して、適
宜な空間を有しながら、分割片が掛け渡され形成され
る。走行車の進行方向と同回転しながら推進するが、前
記した土盛り装置３によって旧畦の内面をカットしなが
ら、畦形成部２に土盛りする。この土盛り装置による盛
り土は、この円状の凸面１３を有した分割片によって畦
の内側面を断続的に叩くように押打しながら締め込む。
の正面図である。畦形成部２の畦上面１４に平行状に円
筒回転体１６が載置され、円錐回転体１８は畦内側面１
７に沿って配置される。円錐回転体１８の斜面は放射状
に分割され、外方に向けて円状に凸面断面を有して、適
宜な空間を有しながら、分割片が掛け渡され形成され
る。走行車の進行方向と同回転しながら推進するが、前
記した土盛り装置３によって旧畦の内面をカットしなが
ら、畦形成部２に土盛りする。この土盛り装置による盛
り土は、この円状の凸面１３を有した分割片によって畦
の内側面を断続的に叩くように押打しながら締め込む。
【００１３】
【発明の効果】畦形成装置は従来円錐回転体に別体の締
め込み装置を付加することもなく、斜面部に凸面を有し
た分割片を形成させただけなので、構成が簡単にも係ら
ず、分割片の分割ピッチにより、畦内側面を叩くように
作用して、圃場の土質の種類や乾きの強い時でも、一定
の締め込み、ねずみ孔等の空隙をなくし、強固な畦を形
成する。
め込み装置を付加することもなく、斜面部に凸面を有し
た分割片を形成させただけなので、構成が簡単にも係ら
ず、分割片の分割ピッチにより、畦内側面を叩くように
作用して、圃場の土質の種類や乾きの強い時でも、一定
の締め込み、ねずみ孔等の空隙をなくし、強固な畦を形
成する。
【図１】 畦形成機を説明する斜視図
【図２】 畦形成機の平面図
【図３】 要部を説明する側面図
【図４】 要部の正面図
１ 畦形成機 ２ 畦形成部 ３ 土盛り装置 ４ 誘導カバー ５ 畦形成装置 ６ 分割片 ７ ミッション ８ 掘削爪 ９ 第１変速ケース １０ 第２変速ケース １１ 回転軸 １２ 外周リング １３ 凸面 １４ 畦上面 １５ 機枠 １６ 円筒回転体 １７ 畦内側面 １８ 内側円錐回転体 １９ 固着ボルト ２１ ユニバーサルジョイント ２２ 主軸 ２３ ハブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01B 35/00
Claims (1)
- 【請求項１】 走行車に付設されてその進行方向に順次
畦を形成する畦形成機であって、 畦形成部に土を盛り上げ状態に供給する土盛り装置と、
畦形成部に盛られた土を締め固めて畦を形成する畦形成
装置とを具えており、 該畦形成装置は、畦の上面を形成する円周面を具え、こ
の円周面が畦上面に平行状に載置された回転体と、畦の
内側面を形成する末広がりの円錐状面を具えた内側の円
錐回転体を連設してなり、該畦形成装置は、回転軸によ
り強制駆動され、該円錐回転体の斜面部は放射状に分割
され、その分割片は外方に向けて円状の凸面断面を有し
て掛け渡されて形成され、この分割片の凸面が分割ピッ
チにより畦斜面を叩くように締め込むことを特徴とする
畦形成機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28322796A JP3188969B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 畦形成機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28322796A JP3188969B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 畦形成機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108503A JPH10108503A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3188969B2 true JP3188969B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17662743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28322796A Expired - Fee Related JP3188969B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 畦形成機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3188969B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000014205A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Fuji Trailer Seisakusho:Kk | 整畦機 |
| JP4432001B2 (ja) * | 1998-06-30 | 2010-03-17 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
| JP2000037105A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Fuji Trailer Seisakusho:Kk | 整畦機 |
| JP2000060211A (ja) * | 1998-08-27 | 2000-02-29 | Fuji Trailer Seisakusho:Kk | 整畦機 |
| JP4154546B2 (ja) * | 1998-08-27 | 2008-09-24 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
| JP4300602B2 (ja) * | 1998-08-27 | 2009-07-22 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
| JP4096280B2 (ja) * | 1999-05-14 | 2008-06-04 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
| JP4154552B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2008-09-24 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畝機 |
| JP4210969B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2009-01-21 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
| JP5322598B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-10-23 | 小橋工業株式会社 | 畦塗り機の整畦体用羽根板及びそれを使用した整畦体 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP28322796A patent/JP3188969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10108503A (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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