JP3144970B2 - 自動取引装置及び取引記録方法 - Google Patents

自動取引装置及び取引記録方法

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JP3144970B2
JP3144970B2 JP31471493A JP31471493A JP3144970B2 JP 3144970 B2 JP3144970 B2 JP 3144970B2 JP 31471493 A JP31471493 A JP 31471493A JP 31471493 A JP31471493 A JP 31471493A JP 3144970 B2 JP3144970 B2 JP 3144970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行等における取引のた
めの手続きにおいて、利用者の特定のために署名や押印
といった処理(署名取得処理)を含む取引のための手続
きを銀行等の係員の手をわずらわさずに行うための技術
に関し、特にトラベラーズチェックを利用者自身の操作
により自動的に発行する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来銀行等の金融機関でトラベラーズチ
ェック(TC)を購入する場合、金融機関に交換依頼書
を用意しておき、購入者(顧客)に所定事項を記入して
もらい、記入し終えた交換依頼書を顧客から受け、交換
依頼書に基づき、従業員が相場換算や手数料計算等の処
理を行い、トラベラーズチェックを顧客に渡し、料金精
算処理を行っていた。これらの煩雑な手続きを自動化
し、トラベラーズチェックの種類や枚数の確認、料金精
算処理等を自動取引装置で行う技術がある。
【0003】この種の技術は例えば「金融財政事情」 '
89,1.16号83頁に開示されている。
【0004】一方、トラベラーズチェックを発行する際
には発行する金融機関にトラベラーズチェック購入者の
署名を記録し、保管しておくことが必要である。その
為、自動取引装置からトラベラーズチェックを受け取っ
た後顧客は従業員のいる窓口等で署名の記入登録処理を
行っている。従って、上記従来技術においては、署名取
得処理のために窓口業務の処理を行わなければならず、
トラベラーズチェック発行処理を完全に自動取引装置で
行うことはできていない。
【0005】また、特開昭63−113796号公報に
は定期券を発行するシステムにおいて、タブレット等の
手書き入力手段を備えて、手書き入力された情報を、発
行する定期券に印刷して出力する技術が開示されてい
る。
【0006】しかし、この技術は、署名を定期券発行も
とにのこすものではない。またタブレットに入力するた
め、正確な署名の取得が難しく、自動取引装置の価格も
高騰する。
【0007】また、特開昭64−8494号公報には、
金融機関等において、口座の新規開設の事務手続きを自
動化するために、署名及び押印をするための署名部と、
この署名部に登録用紙を供給する用紙供給部と、署名及
び押印の終了した登録用紙を収容保管する収容部と、署
名押印作業の作業手順を案内するための案内表示部とを
備えた自動取引装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、署名又は押印のし忘れに対する配慮が十分
なされていなかった。
【0009】従って、自動取引装置の操作に不慣れな利
用者が署名及び捺印を取り忘れる事態が生じる。また、
何かしら不正利用を行うために利用者が故意に署名及び
捺印を行わない事態を許容してしまうことになる。
【0010】本発明の目的は上記の問題を解決し、トラ
ベラーズチェックの購入手続きにおいて、購入者の署名
を確実に取得することを可能とし、トラベラーズチェッ
クを発行する金融機関の係員等の手を煩わせる機会を最
小限に押さえ、トラベラーズチェック購入手続きを購入
者のみで進められる自動取引装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、署名取得が必要な取引を行うための自動取引装置に
おいて、操作者の署名を記録するための署名取得手段
と、その署名取得手段への操作がなされたことを検出す
る手段と、一定の処理手順に従って取引処理を進め、署
名取得処理時は、前記検出手段によりぜんき署名取得手
段への署名取得操作が検出されたことを条件として次の
処理手順へ進む制御手段とを備えたのもである。
【0012】
【作用】自動取引装置でのトラベラーズチェック発行処
理の過程で、署名の取得を行う処理になった場合、署名
取得手段に備えられたシャッタ機構を開きジャーナルへ
の署名を可能にする。署名取得処理が終了したら他の取
引履歴情報をジャーナルへ印字し、一回分のジャーナル
を巻取り次の署名取得処理の準備を行う。
【0013】署名取得手段への操作が署名検出手段によ
り検出されない場合は、次の処理に進むことがないた
め、署名を取り忘れて取引が終了することがなくなり、
取引の正常成立に役立つ。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック構成を
示す図、図2は自動取引装置の前面の一部の外観を示す
図、図3は自動取引装置におけるサイン取得処理の概要
を示すフローチャート、図4はサイン取得処理時の自動
取引装置の処理を示すフローチャート、図5は署名取得
機構のA−A’断面を示した図、図6は署名取得機構の
他の実施例、図7の(a),(b)はそれぞれ、顧客誘
導画面のガイダンス例を示す図、図の(c),(d)は
夫々図7の(a)に示す顧客誘導画面のイラスト表示部
に表示するイラストを示した図である。図8は自動取引
装置の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0015】図1、図2において、11はトラベラーズ
チェック(TC)の自動取引装置であり、自動取引装置
11は、表示及び入力部2、署名取得機構3、カード部
4、音声出力部5、記憶部6、印字部7、現金入出力及
びTC発行部8、タイマ9、通信制御部10を備え、通
信制御部10を介して中央装置12と接続する。
【0016】表示及び入力部2は入力手段としてのタッ
チパネルを備えたディスプレイであり、操作者に自動取
引装置の操作を案内するための表示を行い、また、操作
者がディスプレイ表示に従ってタッチパネルを押下する
ことで必要な情報を入力できる。
【0017】署名取得機構3は操作者が署名を記入する
所であり詳細は図5,6に示す。
【0018】カード部4は磁気カードの入出力、明細票
の発行を行う。例えば、料金の精算を銀行の講座から引
き落す場合は、カード部4にて磁気カードから情報を読
み取り上位装置に送って処理する。
【0019】音声出力部5は顧客誘導を音声で行うとき
に音声を出力する。
【0020】記憶部6は、情報の記録および情報の読み
取りを行なう。
【0021】現金入出力及びTC発行部8ではTCの発
行及び現金での料金精算時の現金の入出力等を行う。
【0022】タイマ9は操作者の操作時間等を監視する
ために時間を計数する。
【0023】自動取引装置11は、更に監視装置13と
接続する。監視装置13は銀行員等の係員の処理が必要
な時に自動取引装置11からの信号を受けて係員呼出し
を行う。
【0024】主制御部1が上記の各部を制御する。
【0025】図5は前記署名取得機構3のA−A’断面
を示した図である。21はロール状の紙ジャーナルを装
着する紙ジャーナル装着部、22は署名済み紙ジャーナ
ルを巻取る署名済紙ジャーナル巻取り部、23は署名用
の台、24は台23に付属する押圧検知部である。押圧
検知部24は例えば導電性ゴムを上下の面に備え、ペン
を用いての署名記入作業により上下の導電性ゴムが接触
したときに、通電するのを検知することにより押圧を検
知する。圧力を検知した情報は主制御部1に伝えられ
る。主制御部1の制御により署名以外の取引情報(TC
の種類、金額、取引の日付、時刻等)が印字部7により
紙ジャーナルに印字されて履歴として残される。その後
取引1回分の長さの紙ジャーナルが署名済紙ジャーナル
巻取り部222に巻取られる。25は、シャッタ機構で
ある。シャッタ機構16は主制御部1の制御により署名
取得を行うステップになったら開き、取引が終了したら
閉じる。
【0026】図6は、署名取得機構6の他の実施例であ
る。
【0027】27は、署名確認センサである。署名取得
時に操作者が署名を行なうと、筆圧で署名取得機構の押
板23’が下がり、その動きにより押板23’につなが
るリンク29も下がる。リンク29が下がることによ
り、リンク29につながり中間部分の1箇所で固定され
たアーム28の他の一端が上がり、署名確認センサ27
がオンになる。署名確認センサ27は光センサの発光素
子と受光素子からなり発光素子と受光素子の間にアーム
28が入り、光がさえぎられることにより署名中である
か否かをセンスする。署名が終了すると署名以外の取引
情報(TCの種類、金額、取引の日付、時刻等)が、印
字ヘッド7により紙ジャーナルに印字されて履歴として
残される。その後取引1回分の長さの紙ジャーナルが署
名済用紙巻き取り部22に巻取られる。
【0028】図3に署名取得処理時の自動取引装置11
と、顧客操作の処理のながれの概略を示す。
【0029】自動取引装置11は表示及び入力手段2に
取引処理のための操作者誘導画面を表示する(30
1)。操作者は誘導画面に従い処理を進め、署名取得を
誘導された時に署名取得機構3にボールペンや万年筆等
の署名に用いられる筆記具を用いて署名を行う(30
2)。操作者により署名が行われると、署名取得機構3
の押圧検知部15で署名取得が行われたことを検知する
(303)。自動取引装置10は署名取得処理の終了を
示す確認キーの押下を操作者に誘導し、操作者により確
認キーが押下されたら(304)、次の処理画面を表示
する(305)。
【0030】図4は署名取得処理時の自動取引装置11
の処理を示すフローチャートである。 TCの自動取引
装置11において、ドル相場の表示、TCの種類、金額
の入力、手数料を含め取引金額の精算処理の誘導等のT
Cの自動発行処理を進める。署名取得の手順になったら
まず、署名取得機構3のシャッタ機構16を開く。シャ
ッタ機構の開閉は例えばシャッタをベルトに固定しベル
トの一方をモータに固定し、一方を回転可能なとめ具に
固定し、モータの回転方向を主制御部1で制御すること
により行う。シャッタを開くと同時に図7(a)の91
で示すような画面表示例で署名取得処理のガイダンスを
表示する(401)。図7(c)及び図7(d)に示す
93、94は署名取得時の画面のイラスト表示部95に
表示するイラストの例を示している。ここでは表示及び
入力手段2のイラスト表示部95に、イラストA93,
イラストB94を交互に繰返し表示を行い、操作者を効
果的に誘導する。ここで例として上げているイラスト
は、署名記入の方法(イラストB94)と署名記入機構
が装置のどこに位置しているのか(イラストA93)を
示す。ガイダンスを表示及び入力部2に表示すると共に
さらに音声によりガイダンスを流して操作者の署名処理
を誘導する(402)。音声ガイダンス例としては例え
ば「署名して下さい。署名がお済みになったら確認キー
を押して下さい。」等とする。
【0031】署名等の署名取得を署名取得機構3の押圧
検知部24で検知し(403)、確認キーが押下される
と(406)署名取得処理の終了と認識し、TC自動取
引の次の処理へと進行する。
【0032】ステップ403で、署名取得機構3の押圧
検知部24で署名取得を検知した後、タイマ9により時
間を監視し、一定時間確認キーの入力がされない場合
は、「署名がお済みなら確認を押して下さい」等の音声
ガイダンスを流すことにより、操作者に確認キー押下を
促す。
【0033】ステップ403で署名取得が未検知である
にも係らず確認キーが押下された場合(404)、一定
時間署名取得の検知されるのを待ち、一定時間中に署名
取得済と検知すれば(407)、署名取得処理は終了と
認識し、TC発行処理の次の処理に進行する。
【0034】ステップ407の処理もタイマ21により
時間監視され、一定時間署名取得済を未検知である場合
には例えば「署名を済ませて下さい。」等の音声ガイダ
ンスを流す(408)ことによって、操作者に署名をす
るように促す。 署名取得を検知し、確認キーが押下さ
れ、署名取得処理が終了したと認識された場合、印字部
7で他の取引情報を紙ジャーナルに印字する。そして、
取引1回分の紙ジャーナルを署名済紙ジャーナル巻取り
部22で巻取り、シャッタ25をを閉じる。
【0035】次に、自動取引装置11における処理の詳
細について図8に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0036】図示していないが、TCの自動取引装置に
おいて、ドル相場の表示、TCの種類、金額の入力、手
数料を含め取引金額の精算処理の誘導等のTCの自動発
行処理を進める。
【0037】ドル相場は、上位装置から一定の時間ごと
に送信された内容で記憶部6に記憶されている。
【0038】また、制御部は、 署名の書き直しの回数をカウントする書き直しカウンタ
(I) 係員の処理を要すると判断した場合に立てる係員待ちフ
ラグ 署名待ちタイマーの起動回数を計数する署名待ちカウン
タ(n) 確認までのタイマーの起動回数を計数する確認待ちカウ
ンタ(m)を含み、タイマーは、サイン開始までの時間
を監視するために用いる署名待ちタイマー,サイン開始
を検知してから確認キー押下までの時間を監視するため
に用いる確認待ちタイマーを含む。
【0039】署名取得処理が必要なステップにきたら、
まず、以前に行った人の処理の記録をリセットするため
に書き直しカウンタを初期化し(801)、係員待ちフラ
グをオフとする(802)。次に署名取得処理の署名記入
画面ガイダンス91を表示する(803)。図7(a)の
91がその画面表示例である。ここではイラスト表示部
分にイラスト93、94を交互に繰返し表示を行う。ガ
イダンスを表示すると共にさらに音声によりガイダンス
を流して操作者の署名取得処理を誘導する(804),
(805)。次に、署名取得機構3のシャッタ機構25を
開き(806)、署名待ちカウンタを1とし(807)、署
名待ちタイマーをセットする(808)。
【0040】署名が開始されると筆圧で署名取得機構の
押板23’が下がり、その動きにより押板23’につな
がるリンク29を通して、アーム28が上がり、署名確
認センサ27がオンになる。署名確認センサがオンにな
ることにより、署名開始と判断されると(809)、確認
待ちカウンタを1とし(810)確認待ちタイマーをセッ
トする(811)。確認キーが押下されると(812)一旦
確認キーを表示画面から消去し(813)、サイン終了の
確認を行なう(814)。サイン終了の確認とは、具体
的には、押板23’を上にあげて元の位置に戻し、タイ
マ9を用いて約2秒計数する。その間押板23’の状態
が上がったままであれば、署名終了と判断する。署名終
了と判断したらシャッタを閉じ(815)、他の取引情報
を紙ジャーナルに印字する。そして、取引1回分の紙ジ
ャーナルを署名済紙ジャーナル巻取り部22で巻取る。
これらの処理の途中で銀行員等の係員が処理を行った場
合(後述するステップ827,851等)は監視装置1
3は係員呼出し状態になっているため、監視装置13の
係員呼出し状態を解除し(816)、TC発行処理の次の
処理に進行する。
【0041】ステップ814にて、約2秒の計数中に、
押板23’の状態が下がったらまだ署名中であり、確認
キー押下は誤操作であると判断し(814)、再度、署名
記入画面ガイダンス91を表示し(817)、「署名がお
済みになってから確認を押して下さい」等の音声ガイダ
ンスを流し(818)、操作者に署名記入を促して再度確
認キー押下待ちとする。
【0042】ステップ819で確認キーが押下されず、
書き直しキーが押下されると(819)、表示画面から一
旦そのキーを消去し(820)、書き直しキーの誤操作を
解消するため、ステップ814と同様の方法で署名終了
か否かをチェックする(821)。署名中でないと判断さ
れるとシャッタを閉じる(822)。書き直しカウンタが
2より小さいかを判断し(823)、小さい場合カウンタ
をアップし(824)、図7(b)に示すような紙送り中
の画面ガイダンス92を表示し(825)、1取引分の紙
ジャーナルを巻きとった後、シャッタを開き、再度署名
記入画面ガイダンス91を表示して署名記入待ちとし、
ステップ803に戻る。
【0043】ステップ823にてカウンタが2より大き
い場合、係員待ちフラグオンで係員キーオン(係員が係
員キーを操作して係員処理を行っている状態)(826)
なら係員処理中であるため、カウンタは考慮せず紙送り
処理を行う(825)。係員待ちフラグオンで係員キーオ
ンでないなら(826)、操作者が操作を理解していない
か、あるいはいたずらとみなし、一旦装置を停止状態に
し、監視装置により係員を呼び出す(827)。そして、
係員処理を行なうため、再度署名記入画面ガイダンス9
1を表示し(828)、シャッタを開き(829)、係員待
ちフラグをオンとし(830)、確認キー押下待ちとす
る。
【0044】ステップ821にて、署名中であると判断
されるた場合は、書き直しキー押下は誤操作と見なし、
再度、署名記入画面ガイダンス91を表示し(831)確
認キー押下待ちとなる。
【0045】また、ステップ812で確認キーがおされ
ずステップ819で書き直しキーも押されていない場
合、ステップ826と同様に、係員待ちフラグオンで係
員キーオンであるかを判断する(832)。YESの場合
は係員処理中であるといえるため、確認待ちタイマーは
考慮せず、確認キー押下待ちとする。ステップ832で
NOの場合、確認待ちタイマがステップ811でセット
されてから20秒経過した(タイムアウト)かをチェッ
クする(833)。タイムアウトの場合、リトライ回数が
5回目であれば(834)、一旦表示中のキーを消去し
(835)、ステップ814と同様の方法で署名中か否か
を判断する(836)。署名中でないと判断した場合
は、操作者が操作を理解していないか、あるいはいたず
らとみなし、シャッタを閉じて(837)、一旦装置を停
止状態にし、監視装置により係員を呼び出す(827)。
係員処理を行なうため、再度署名記入画面ガイダンス9
1を表示し(828)、シャッタを開き(829)、係員待
ちフラグをオンとし(830)、確認キー押下待ちとす
る。
【0046】ステップ836にて、署名中であると判断
されると、再度、署名記入画面ガイダンス91を表示し
(838)、確認キー待ちとする。
【0047】ステップ834にて、リトライ回数が5回
目でない場合、確認待ちカウンタをアツプし(839)、
「署名が済んだら確認を押してください。」等の音声ガ
イダンスを流し(840)、再度確認キー押下待ちとす
る。
【0048】ステップ809にてサインの開始が検知さ
れず、確認キーが押下された場合(841)、「署名がお
済みになってから確認を押して下さい」等の音声ガイダ
ンスを流し(842)、署名開始待ちとする。
【0049】署名開始が未検知であるにもかかわらず、
書き直しキーを押下された場合(843)、「署名して下
さい」等の音声ガイダンスを流し(844)、署名開始待
ちとし、いたずらや誤操作により署名していない紙をむ
だに巻き取ってしまうことを防ぐ。
【0050】ステップ809で署名開始が未検知である
まま、キーの押下がなければ(841,843)ステッ
プ826,832と同様、係員待ちフラグオンで係員キ
ーオンであるかを判断する(845)。YESの場合係員
処理中であると判断し、署名待ちタイマーは考慮せず、
署名開始待ちとする。NOの場合署名待ちタイムアウト
で(846)、リトライ回数が3回目であれば(847)、
一旦表示中のキーを消去し(848)、ステップ814と
同様の方法で署名中であるかを判断する(849)。署
名中でないと判断したら、操作者が操作を理解していな
いか、あるいはいたずらとみなし、シャッタを閉じ(8
50)、一旦装置を停止状態にして監視装置により係員
を呼び出す(851)。係員処理を行なうために係員待ち
フラグをオンとし(852)、再度署名記入画面ガイダン
ス91を表示する(853)。
【0051】ステップ849で署名中であると判断され
た場合は、再度署名記入画面ガイダンス91を表示し
(854)、確認キー待ちとする。
【0052】ステップ847にて、リトライ回数が3回
目でなければ、署名待ちカウンタをアツプし(855)、
「署名してください。」等の音声ガイダンスを流し(8
56)、再度署名開始待ちとする。ステップ846でサ
イン待ちタイマーがタイムアウトでなければ、ステップ
809に戻り、サイン開始を待つ。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本実施例によれ
ばTC購入時のサイン等の署名取得処理時、署名の取得
済検知と、操作者の確認キー押下の両方を検知しないと
次の処理に移行しない様にしているため署名取得を忘れ
ることが無くなり、TCの発行処理に必要な操作を操作
者(顧客)だけで行うことが可能になる。従って、TC
の発行処理を全て自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成を示す図
【図2】自動取引装置の前面の一部の外観を示す図
【図3】自動取引装置におけるサイン取得処理の概要を
示すフローチャート
【図4】サイン取得処理時の自動取引装置の処理を示す
フローチャート
【図5】署名取得機構のA−A’断面を示した図
【図6】署名取得機構の他の実施例を示す図
【図7】顧客誘導画面のガイダンス例及び顧客誘導画面
のイラスト表示部に表示するイラストを示した図
【図8】自動取引装置の処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…主制御部、2…表示及び入力部、3…署名取得機
構、4…カード部、5…音声出力部、6…記憶部、7…
印字部、8…現金入出力及びTC発行部、9…タイマ、
10…通信制御部、11…自動取引装置、12…中央装
置、13…監視装置、
フロントページの続き (72)発明者 田中 恵美子 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (72)発明者 後藤 完全 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (72)発明者 岡本 隆一 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (72)発明者 小田 郁良 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (56)参考文献 特表 昭58−500498(JP,A) SUN MICROSYSTEMS INC.OPEN LOOK(TM)G raphical User Inte rface Application Style Guidelines.D ecember 1990,Addison −Wesley Publishing Co.(Reading,USA). (pp.311−312.) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 G06T 7/00 570

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者の操作を誘導する表示手段と、該表
    示手段による誘導に応じて操作者の署名を取得する署名
    取得手段と、該署名取得手段への操作を検出する検出手
    段と、時間を監視する時間監視手段と、制御手段とを有
    する自動取引装置において、 前記制御手段は、 前記署名取得手段への操作を前記検出手段により検出す
    ると、前記時間監視手段によってその検出したときから
    の時間を監視する手段と、 一定時間経過後で且つ操作者からの署名を終了する入力
    がないとき、署名の終了を促す手段と、 操作者による署名が終了したとき、署名取得以外の次の
    処理手順に進める手段とを有することを特徴とする自動
    取引装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動取引装置において、前
    記署名の終了を促す手段は、前記表示手段に署名の終了
    を促すように表示することを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動取引装置において、前
    記署名の終了を促す手段は音声を出力する手段より署名
    の終了を促すように出力することを特徴とする自動取引
    装置。
  4. 【請求項4】取引処理に必要な情報を入力する手段と、
    操作者の操作を誘導する表示手段と、操作者の署名を記
    録する署名取得手段とを有し、署名取得が必要な取引を
    行う自動取引装置の置ける取引情報記録方法において、 一定の処理手順に従って取引処理を進め署名取得処理時
    になったら、 前記署名取得手段への操作がなされたか及び署名取得処
    理の終了を示す確認情報の入力の有無を監視し、 前記署名取得手段への操作がなされないまま、前記確認
    情報の入力を検出した場合、操作者に署名を行う旨の誘
    導を行い、 前記署名取得手段へ操作がなされたことを検出した後一
    定時間を過ぎても前記確認情報の入力がなされないとき
    は、操作者に確認情報の入力を促し、 前記署名取得手段への操作及び確認情報の入力の両方が
    成された場合に、署名を行った取引を特定する情報と併
    せて取引情報として記録を残すことを特徴とする取引記
    録方法。
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