JPS62128361A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、たとえば銀行などの金融機関における振込
取引機能を有する現金自動預出金態などの自動取引装置
に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 近年、利用客の差出す口座情報などが記憶された磁気ス
トライブカードを受入れ、ホストコンピュータ（センタ
）と交信することにより、利用客の要求する現金を自動
的に支払う現金自動支払義、あるいは口座情報が記憶さ
れた磁気ストライプ付きの磁気通帳を受入れ、ホストコ
ンピュータと交信することにより利用客の要求する現金
を自動的に支払う現金自動支払擁、あるいは口座情報が
記憶された磁気ストライプ付きの磁気通帳を用いて、現
金を自動的に受入れる現金自動類出金は、ざらにはこれ
ら両方の機能を１台の礪能にまとめた現金自動預出金罰
などの自動取引装置が、鍛打窓口の自動化は器として急
速に発達し、各銀行に導入されて利用客に迅速なサービ
スを展開している。

また、最近では経済活動の多用化に伴い、銀行などの金
融機関を利用したローン返済、あるいは授業料の振込な
どの振込取引が増加してきているおりから、上記自動取
引装置で現金を受入れ、その受入れた現金を他の銀行の
口座に賑込んだり、カード取引により自分の口座から所
定の金額を他の銀？テロ座に振込んだりする振込取引を
行なうものが開発され、実用化されている。

しかしながら、この自動取引装置は１回の取引ごとに、
利用客が振込取引に必要な情報として振込先、受取人の
氏名、口座種目、口座番号、依頼人の氏名、電話番号、
振込金額などの振込情報を入力しなければならないため
、操作が非常に面倒ならのであった。

そこで、ある利用客から定められた受取人に複数回に渡
って同じ内容の振込取引を行なう場合、１回目の振込取
引で入力した振込情報が磁気コードで記憶された振込カ
ードを発行し、２回目以降の振込取引において、この振
込カードに記憶された振込情報に基づいて振込取引を行
うことにより、上記のような面倒な操作を簡略化プるこ
とのできる自動取引装置が開発された。

しかし、振込カードを発行する自動取引装置であっても
、最初の振込取引を？テなう時に多くの振込情報を入力
しなければならないため、機織操作時間が長くなり、装
置自体の稼動率の低下をまねいていた。

［発明の目的］ この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、振込取引に伴う利用客の行なう操作を
簡略化することかでき、稼動率の向上が図れる自動取引
装置を提供しようとするものである。

［発明の概要］ この発明は上記目的を達成するために、振込取引機能を
備えた自動取引装置において、取引情報が記録された記
録媒体から、その情報を光学的に読取り認識し、この結
果に応じて振込取引を行なうようにしたものである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図は、この発明に係る自動取引１Ａ置を示すもので
ある。プなわら、筐体１の前面には接客操作部２０３が
形成されている。この接客操作部２０３の垂直面２には
、暗証番号および口座番号などの口座情報が記憶されて
いる磁気カード、通帳、振込依頼票、振込カードを挿入
する通帳・カード挿入口３、利用客に対して取扱い中を
表示するための取扱い中表示温４、取扱える入金、支払
、振込などの各取引を表示して案内するための取引表示
器５、利用客が操作方法が不明な場合などに係員を呼出
すための呼出しボタン６、利用客が硬貨を入金するため
の硬貨投入ロア、利用客に釣銭硬貨を放出する釣銭放出
口８が設けられている。

また、接客操作部２０３の水平面９には、１Ｌ娠込すべ
き紙幣を多数枚一括して投入し財るとともに、紙幣の釣
銭を受取る紙幣挿入口１０が設け゛られていて、この紙
幣挿入口１０には開閉自在な扉１０′が設けられている
。

さらに、接客操作部２０３の垂直面２と水平面９との間
には、斜め操作部１１が形成されている。

この斜め操作面１１には、液晶表示部１２の上面に透明
なタッチパネル（タッチセンサ）１３が重ねて形成され
ている表示部が設けられている。この液晶表示部１２は
操作手順、その他の情報をイラスト、文字あるいは文言
によって画面に表示し、利用客を誘導するとともに、そ
の表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引の承認
、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧するこ
とによりタッチパネル１３がそれを検知し、後述する主
制御部２００への対応する信号を出力する、いわゆるキ
ー操作が行われるものである。寸なわち、たとえば第２
図に示すように、［取引を指定してください」という文
言を表示するとともに、入金、支払、照会、振込を指示
するキーの表示を行うようになっている。そして、機械
の操作やステップの状態が変化するごとに内容と表示を
変化させていくようになっている。

第３図は、この発明に係る記録媒体としてのいわゆる振
込依頼票Ｐを示づものである。この振込依頼票Ｐには、
依頼日、１１込先としての銀行名およびその支店名、預
金種目、口座番号、取引金額、受取人の氏名、依頼人と
しての利用客（振込人）の氏名などを、数字、カタカナ
、アルファベットおよび漢字によって、利用客が子実ぎ
で記載ブるための摺（太線の中）が設（ブられている。

また、この振込依頼票Ｐの所定部位には、振込依頼票Ｐ
のｍ式フォーマットを識別するための識別マーク１０１
が印刷されている。この識別マーク１０１は、たとえば
電話の通話料金、水道の使用料金など、記載位置の異な
る振込依頼票Ｐのフォーマットを識別し、その記載位置
から受取人の氏名、利用客（振込人）の氏名などを判断
するためのものである。上記識別マーク１０１は、後述
する光学式読取装置によって読取られる数字、あるいは
発光素子と受光素子とからなる検知手段を設け、この検
知手段で検知されるバーマークを黒色で印刷するように
しても良い。尚、上記振込依頼票Ｐは矢印（ム）方向に
挿入され、その挿入時の幅はＬ２となっている。また、
前記振込依頼票Ｐは、タイプ印字あるいはプレ印刷によ
って記録するようにしても良い。

第４図は　この発明に係る振込カードＴであり、この１
辰込カードＴはこの装置から発行され、必要に応じて利
用客により挿入されるものである。上記振込カード下の
表面には、同図（ａ）に示Ｊ（ＩＯく、挿入方向を指示
するための矢印（ム）が印刷されており、さらに振込先
印字エリア１２１と有効期限印字エリア１２２が設けら
れている。上記振込カード下の挿入時の幅はＬｌとなっ
ている。

上記振込先印字エリア１２１には、利用客により入力さ
れた振込先としての銀行名およびその支店名、受取人の
氏名などが漢字で印字されるようになっている。また、
有効期限印字エリア１２２には、その振込カードＴを発
行した日付から算出した有効期限の日付、および依頼人
としての利用客（振込人）の氏名、電話番号などが印字
されるようになっている。

また、上記振込カードＴの裏面には、同図（ｂ）に示す
如く、磁気ストライプ１２３が貼着されており、この磁
気ストライプ１２３には利用客により入力された振込先
としての銀行名およびその支店名、口座番号、受取人の
氏名、有効期限などと、依頼人としての利用客（振込人
）の氏名、妥寄番電話番号などが記憶されている。この
とき、銀行名、支店名は、各銀行、支店ごとに割当てら
れたコード番号によりコード化して記憶されている。

したがって、振込カードＴの裏面に磁気ストライプ１２
３を配置するとともに、表面の全域に渡つＣ必要な記憶
情報を印字し、目視可能としたため、必要な情報を大量
に非常に読み易くすることができる。

第５図および第６図は、通帳・カード部２０を示すもの
で、これは第１図における通帳・カード挿入口３に挿入
された通帳、振込依頼票Ｐ、ｆｊ１気カード、振込カー
ドＴを受入れ、それらに対して所定の処理を行うもので
あるとともに、通帳を持参しない利用客のために取引記
録を印字し発行するための伝票（レシート）Ｒと一連の
取引の記録を印字し、磁気カードのエンボスを写し取る
ためのジャーナル用紙Ｊを内蔵している。上記通帳・カ
ード部２０は、筺体１内の通帳・カード挿入口３と対応
する部位に設けられている。すなわち、本体８０の前面
には通帳・カード挿入口３が連通されており、この通帳
・カード挿入口３には、選択シャッタ２１が設けられて
いる。この選択シャッタ２１は、利用客がその開閉状態
を目視可能な位置に設置され、通帳、振込依頼票Ｐを挿
入する場合には、開いた状態となって通帳・カード挿入
口３の開口部を広くし、磁気カード、振込カードＴを挿
入する場合には、閉じた状態となって通帳・カード挿入
口３の開口部を狭くしている。これにより、利用客は幅
の広い通帳、振込依頼票Ｐの挿入口に対して、幅の狭い
磁気カード、振込カードＴの場合の挿入位置を明確に知
ることができ、それらを通帳・カード部２０の内部の搬
送路に合せて挿入することが可能となる。上記選択シャ
ッタ２１はソレノイド３０の励磁によって開閉動作が行
われるようになっている。

上記通帳・カード挿入口３の近傍、つまり選択シャッタ
２１の内側には、通帳、振込依頼票Ｐ、磁気カード、１
辰込カードＴの挿入あるいは取去りを光学的に検知づる
検知器２７ａ、２７ｂが設けられているとともに、磁気
カードのＥｆｉ気スｉ−ライブの有無をト餞気的に検知
する検知器２７ｃ、ｌｉ込カードＴの磁気ストライプ１
２３の有無を磁気的に検知する検知器２７ｄが、通帳・
カード挿入口３の上下に対向して設けられている。上記
検知器２７ａ、２７ｂは発光素子と受光素子とからなる
周知のものであり、検知器２７Ｃ１２７ｄは磁気ヘッド
などにより構成されるものである。上記検知器２７ａ、
・・・から本体８０の後方に向って搬送路８１が略水平
状態に設けられている。この搬送路８１は、ドライブロ
ーラ８２、・・・、これらドライブローラ８２、・・・
にそれぞれ転接づるピンチローラ８３、・・・およびガ
イド用の底板２６などから構成されており、図示しない
ベルトを介してパルスモータによって駆動される。また
、上記搬送路８１は通帳、振込依頼票Ｐの幅Ｌ２に対応
する位置に側板２２ａ、２２ｂが設けられ、磁気カード
、振込カードＴの幅Ｌ１に対応する側？Ｎ　２２　ａか
らの位置に可動側板２３が設けられている。これにより
、側板２２ａ、２２ｔ）により通帳、振込依頼票Ｐの搬
送位置を現制し、側板２２ａ、可動側板２３により形成
されるカード搬送路８１′により、磁気カード、１辰込
カードＴの搬送位置を規制するようになっている。尚、
２５は可動側板２３を駆動するソレノイド、８６は可動
側板２３が固定されている支持アームである。これによ
り、ソレノイド２５が励磁されている場合、図示しない
取付はアームは下方へ移動し、可動側板２３が底板２６
の下に退避し、た状態となる（通帳、振込依頼票Ｐの搬
送時）。また、ソレノイド２５が励磁されていない場合
、図示しない取付はアームは上方へ移動し、可動側板２
３が底板２６の上に突出した状態となる（ｉｌｌｌｌ−
ド、振込カード下の搬送時）。したがって、通帳、振込
依頼票Ｐの搬送時、搬送路８１は通帳、振込依頼票Ｐの
幅Ｌ２と同じ幅になって通帳、振込依頼票Ｐを搬送する
ことができ、磁気カード、振込カードＴの搬送時、搬送
路８１はカードの幅Ｌ１と同じ幅のカード搬送路８１′
となってカード類を搬送することかできる。

上記のように、幅の広い通帳、振込依頼票Ｐに合せた側
板２２ａ、２２ｂの間に可動側板２３を設けることによ
り、幅の異なる媒体を搬送することを可能とし、更に可
動側板２３によりカード類の搬送基準位置を一定に保つ
ことができる。また、上記ドライブローラ８２、・・・
、ピンチローラ８３、・・・は、少なくとも可動側板２
３と側板２２ａとの間で媒体を挟持する構造としたため
、幅の異なる媒体に対してそれぞれ別々に搬送用のロー
ラを準備する必要がない。また、上記ドライブローラ８
２、・・・、ピンチローラ８３、・・・は、側板２２ａ
と可動側板２３との中央と、側板２２ａ、２２ｂとの中
央線に対して対称な位置とに配置しても良い。

また、搬送路８１の始端部には、前記検知器２７ａ１・
・・の検知結果に応じて開閉する本シャッタ２８が設け
られている。この本シャッタ２８は、ソレノイド２つの
励磁によって開閉駆動されるようになっている。すなわ
ち、通帳、振込依頼票Ｐ、磁気カード、振込カードＴの
挿入が検知された場合、ソレノイド２９を励磁して本シ
ャッタ２８を開く°ようになっている。上記本シャッタ
２８の後方には、振込カードＴ用の磁気ヘッド６０、磁
気ストライプを有する通帳用の磁気ヘッド３１、磁気カ
ード用の磁気ヘッド５０が順次設けられている。上記磁
気ヘッド６０は、受入れた振込カードＴの磁気ストライ
プ１２３に対して情報の読取りあるいは記憶を行うよう
になっている。上記磁気ヘッド３１は、受入れた通帳の
磁気ストライプに対して情報の読取りあるいは記憶を行
うようになっている。上記磁気ヘッド５０は、受入れた
磁気カードの磁気ストライプに対して情報の読取りある
いは記憶を行うようになっている。上記各磁気ヘッド３
１．５０．６０の対向部には、それぞれ対応する磁気ス
トライプを所定の圧力で接触させるための押圧ローラ３
２．３２．３２が設けられている。また、搬送路８１の
中途部には、通帳上の日付欄を読取り印字の有無を検出
するとともに、頁マークの有無を検出する光学式読取装
置８９が設けられＣいる。この光学式読取装置８９はＣ
ＣＤイメージセンサ３４、通帳上の印字データを縮小し
てＣＣＤイメージセンサ３４上に結像するレンズ３３、
およびＣＣＤイメージセンサ３４からの情報を認識づる
文字認識部８８とによって構成されている。上記ＣＯＤ
イメージセンサ３４は、たとえば多数の固体擾像素子を
平面上に配列してなる自己操作形の面アレーである。

さらに、この光学式読取装置８つは、振込依頼票Ｐの識
別マーク１０１を読取り、その識別マーク１０１に対応
したフォーマットに応じて、振込依頼票Ｐに記録された
振込先、受取人の氏名および依頼人の氏名などの振込情
報を読取るようになっている。

また、９０は通帳の頁を自動的に捲るターンページ機構
であり、３７は通帳を押し上げる通帳バックアツプ板、
３６は第６図において、矢印ａ方向へ回転することによ
りオートターンページを行い、矢印す方向へ回転するこ
とにより逆方向のオートターンページを行う捲りローラ
である。上記ターンページＩｆｉｌｆ！９０の下方には
レシートＲを発行するレシート発行機構９１が設けられ
ており、たとえばレシートＲは押圧機溝９２により一定
の圧力が加えられ、取出しローラ９２８で１枚ずつ取出
され搬送路８１に尋かれるようになっている。

また、搬送路８１のターンページ機構９０の前方には印
字ｆｆ１ｌＡ９３が設けられている。この印字機＠９３
は通帳、振込カードＴ、ジャーナル用紙Ｊ、レシートＲ
に対して所定の情報を印字するものであり、ワイヤドツ
ト式プリントヘッドで構成され、英数字、カタカナ、漢
字などの印字を行う印字ヘッド３５、この印字ヘッド３
５を搬送路８１の搬送方向と直交する方向に移動するキ
ャリッジ９４、スライドロッド９５からなる移動は構、
およびプラテンとしての台９６によって構成されている
。

また、搬送路８１の印字別横９３の前方にはエンボス台
５１が設けられている。このエンボス台５１は、磁気カ
ードが載置された場合に回転軸５３を支点として９０度
回転することにより、ジャーナル用紙Ｊの下側（エンボ
ス部９９）に入り込み、このときジャーナル用紙Ｊの上
側に設けられているエンボスローラ５４がローラ移動路
５５に沿って移動づることにより、磁気カードのエンボ
スがジャーナル用紙Ｊ上に転写されるようになっている
。上記エンボス台５１がカード待機状態にあるとき、カ
ード位置検知器５２によってカードの搬送が検知される
ようになっている。このカード位置検知器５２は、発光
ダイオードと受光器とからなる周知のものである。上記
台９６およびエンボス部９９（エンボス時のエンボス台
５１）の上方には、ジャーナル用紙Ｊが対応している。

巻 このジャーナル用ｔｉＪは送出軸９７に春回保持されて
いて、台９６およびエンボス部９９を介して巻取軸９８
に巻取られるものである。

また、搬送路８１のｎ端部近１角には、搬送されできた
通帳、振込依頼票Ｐ、Ｉａ気カード、振込カードＴをゲ
ート４２を介して回収する回収庫４０が設けられている
。さらに、回収Ｊｉｌｆ４０の上方には、取出し用の爪
５８を有し、新規の振込カード■を収納している振込カ
ード収納庫４１が設けられている。たとえば、振込カー
ドＴの発行が指示された際、振込カード収納庫４１に納
められている振込カードＴは、図示しないモータによっ
て駆動される爪５８、可動ローラ３８によって１枚ずつ
取出され、ゲート４２を介して搬送路８１に送り込まれ
るようになっている。上記ゲート４２はソレノイド４３
の励磁により回動するものであり、上記通帳、振込依頼
票Ｐなどの回収時、ソレノイド４３の励磁により上方（
第６図に実線で示す）に位置し、振込カードＴの発行時
、下方（第６図に破線で示す）に位置するようになって
いる。

ところで、筐体１内には、第７図に示すように、全体を
刺部するものであり、マイクロコンピュータ、プログラ
ムメモリおよび各種データを処理づるためのデータメモ
リなどから構成されている主制御部２００、前記通帳・
カード部２０．上記紙幣挿入口１０に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口１０に
払出す紙幣人出金部２０２、上記硬貨投入ロアに投入さ
れた硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記釣銭放
出口８に払出す硬貨人出金部２ｏ１、前記りッチパネル
１３などによって構成される接客操作部２０３、係員用
の係員操作部２０４、振込取引に必要な振込可能な金融
段間の情報、つまり銀行名、その支店名およびそれらの
コード番号が記録されており、たとえばフロッピーディ
スクで構成される銀行支店名ファイル２０７、上記主制
御部２００と図示しないホストコンピュータ（センタ）
との間のデータ伝送を制御する伝送制御部２０６、およ
びすべての取引に関する各種類ごとの累計情報を記憶す
る累計メモリ２０８が設（プられている。

また、上記主制御部２００には、外部に設けられた係員
用のリモートモニタ部２０５に接続されている。

次に、第５図および第６図を参照しつつ、通帳の処理動
作を説明する。たとえば、通帳を受入れる場合、主制御
部２００はソレノイド３０を励磁し、選択シャッタ２１
を開く。このとき、主制御部２００はソレノイド２５を
励磁しており、この励磁力により可動側板２３は底板２
６の下に退避した状態となっている。これにより、搬送
路８１は側根２２ａ、２２ｂＴ：規定される幅Ｌ２の搬
送路が形成されている。そして、利用客により通帳・カ
ード挿入口３に通帳が挿入されると、その挿入が検知器
２７ａ、２７ｂを暗にすることにより検知され、主制御
部２００はソレノイド２９を励磁し、本シャッタ２１を
開く。すると通帳は、ドライブローラ８２・・・、ピン
チローラ８３・・・により挟持されて通帳・カード部２
０の内部に取込まれる。これにより、取込まれた通帳は
搬送されながら磁気ヘッド３１により磁気スｌ−ライブ
に記憶されている口座情報が読取られる。ついで、光学
式読取装置８９のＣＯＤイメージセンサ３４によって通
帳の日付欄の印字の有無、および頁マークを検知する。

この印字の有無の検知により印字すべき行を決定し、通
帳を印字ヘッド３５の位置まで搬送し、この印字ヘッド
３５により所定の印字内容を印字する。

次に、第５図および第６図を参照しつつ、振込依頼票Ｐ
の処理動作を説明する。たとえば、振込依頼票Ｐを受入
れる場合、主制御部２００はソレノイド３０を励磁し、
選択シャッタ２１を開く。

このとき、主制御部２００はソレノイド２５を励磁して
おり、この励磁力により可動側＃ｌ１２３は底板２６の
下に退避した状態となっている。これにより、搬送路８
１は側板２２ａ、２２ｂで規定される幅Ｌ２の搬送路が
形成されている。そして、１り用客により通帳・カード
挿入口３に振込依頼票Ｐが挿入されると、その挿入が検
知器２７ａ、２７ｂを暗にすることにより検知され、主
制御部２００はソレノイド２９を１ｉｉｌ１１４＆シ、
本シャッタ２１を聞く。覆ると、振込依頼票Ｐは、ドラ
イブローラ８２・・・、ピンチローラ８３・・・により
挟持されて通帳・カード部２０の内部に取込まれる。こ
れにより、取込まれた振込依頼票Ｐは搬送されながら、
光学式読取装置８９のＧＣＤイメージセンサ３４により
識別マーク１０１が読取られる。この識別マーク１０１
の読取りにより、振込依頼票Ｐのフォーマットを判断す
るとともに、このフォーマットに応じて記録されている
振込先、受取人の氏名および依頼人の氏名などの振込情
報を所定の位置から読取る。そして、読取った振込情報
を液晶表示部１２で利用客に表示する。また、主制御部
２００は読取った振込情報を文字認識部８８で認識する
とともに、対応する振込先としての銀行名およびその支
店名コードを銀行支店名ファイル２０７から読出す。

さらに、光学式読取装置８９によって振込情報が読取ら
れた振込依頼票Ｐは、ドライブローラ８２、・・・、ピ
ンチローラ８３、・・・、により搬送され、ゲート４２
を介して回収庫４０で回収される。

次に、第５図および第６図を参照しつつ、磁気カードの
処理動作を説明する。たとえば、磁気カードを受入れる
場合、選択シャッタ２１は開状態となっている。このと
き、主制御部２００はソレノイド２５を励磁していない
ため、可動側板２３は底板２６から突出した状態となっ
ている。これにより、搬送路８１は可動側板２３と側板
２２ａとで規定される幅Ｌ１のカード搬送路８１′が形
成されている。そして、利用客により通帳・カード挿入
口３に磁気カードが挿入されると、その挿人が検知器２
７ｂだけを暗にづるとともに、検知器２７ｃで磁気スト
ライプブを検知することにより検知され、主制御部２０
０はソレノイド２９を励磁し、本シャッタ２１を聞く。

すると、磁気カードは、ドライブローラ８２・・・、ピ
ンチローラ８３・・・により挟持されて通帳・カード部
２０の内部に取込まれる。これにより、取込まれた磁気
カードは、搬送されながら磁気ヘッド５０により磁気ス
トライプに記憶されている口座情報が読取られる。

この磁気カードはさらに搬送され、エンボス台５１まで
搬送され、一旦停止する。すなわち、磁気カードの先端
がカード位置検知器５２に到達するまで搬送され、到達
した時停止される。この停止の後、主制御部２００は回
転軸５３を回転することにより、回転軸５３を中心にエ
ンボス台５１を９０度回転せしめ、その磁気カードがジ
ャーナル用紙Ｊの下側に入り込むように制御する。この
ジャーナル用紙Ｊには感圧発色性のインクが染み込ませ
てあり、磁気カードの上側のジャーナル用紙Ｊ上をエン
ボスローラ５４でローラ移動路５５に沿って移動して加
圧することにより、ジャーナル用ｖ、Ｊ　ｋ：　磁気カ
ードのエンボスを写しとることができる。

また、エンボス台５１が回転してジャーナル用紙Ｊの下
側に入り込んだ位置にあるとき、カード搬送路８１′に
は搬送路の底を形成する為の底板が出てくるようになっ
ており、エンボス台５１上の磁気カードとは別のカード
を搬送することができる。これにより、磁気カードを受
付けている処理中に、別の磁気カード、振込カードＴの
処理を行う場合など、磁気カードをエンボス台５１上に
退避させることにより、カード搬送路８１−を他のカー
ドのために使用、処理することが可能である。

以上のようにして、磁気カードを受付け、磁気ストライ
プから口座情報を読出し、エンボスが写しとられる。ま
た、磁気カードを返却する場合には、これまでの動作と
は逆にエンボス台５１が磁気カードを乗せたまま逆方向
（時計方向）に９０度回転され、磁気カードがカード搬
送路８１′上に出る。その後、磁気カードは、通帳・カ
ード挿入口３の方向に搬送されて返却されるか、逆に受
入れ方向に搬送されて回収庫４０に回収される。

次に、第５図および第６図を参照しつつ、振込カードＴ
の処理動作を説明する。この振込カードＴは振込カード
収納庫４１に収納されており、必要に応じて１枚ずつ取
出され、磁気ストライプ１２３に磁気情報を記憶して発
行される。一方、利用客が再度振込カードＴに記憶され
ている振込先に振込取引を行う場合には、発行された振
込カードＴを通帳・カード挿入口３から挿入することに
より、振込先などを指定できるようになっている。

まず、振込カードＴの発行について説明する。

このとき、ｖｆｒ規発行用の未使用の振込カードＴは、
振込先印字エリア１２１を上にして振込カード収納庫４
１に重ねて収納されている。すなわち、主制御部２００
は振込カードＴの発行時、モータ（図示しない）を回転
することにより、ツメ５８を移動する。このツメ５８の
移動により、振込カードＴの端部が押されるとともに可
動ロー５３８により１通ずつ取出され、ゲート４２を介
して搬送路８１に送り込まれる。このとき、たとえば利
用客が磁気カードを利用し、磁気カードの口座から振込
取引を行っている場合、振込カードＴを発行する前に磁
気カードを取込んで処理を行い、前述したように磁気カ
ードをジャーナル用紙Ｊの下部に退避させておく。

上記のようにして搬送路８１に送り込まれた振込カード
Ｔは、そのまま通帳・カード挿入口３の方向に搬送され
る。そして、振込カードＴの後端がカード位置検知器５
２で検知された位置を基準として印字ヘッド３５の位置
まで搬送する。このとき：主制御部２００はソレノイド
２５を消磁していないため、可動側板２３は底板２６か
ら突出した状態となっている。これにより、搬送路８１
は可動側板２３と側板２２ａとで規定される幅Ｌ１のカ
ード搬送路８１′が形成されている。そして、振込カー
ドＴが印字位置まで搬送されると、印字ヘッド３５によ
って、その表面の撮込先印字工り７１２１に振込先とし
ての銀行名およびその支店名、受取人の氏名が印字され
、有効期限印字エリア１２２に有効期限および依頼人と
しての利用客（振込人）の氏名、電話番号が印字される
。

この印字が終了すると、振込カードＴはさらに通帳・カ
ード挿入口３の方向に搬送される。すると、振込カード
Ｔは搬送されながら磁気ヘッド６０により磁気ストライ
プ１２３に振込情報が記憶される。この振込情報として
は、前述した振込先としての銀行名およびその支店名、
口座番号、受取人の氏名、有効期限、依頼人としての利
用客（振込人）の氏名、電話番号などのコード化情報が
記憶される。この場合、記憶する情報はが多いため、複
数のトラックに渡って記憶されている。また、振込カー
ドＴに記憶された振込情報は、磁気ヘッド６０で読取っ
て液晶表示部１２で表示し、これを利用客が確認するよ
うにすれば、正確且つ確実な記憶ができる。

上記したように、振込カードＴへの印字、磁気記憶が終
了すると、振込カードＴは通帳・カード挿入口３から排
出され、利用客に発行される。

次に、上記のようにして発行された振込カード下を用い
て、振込取引を行う場合について説明する。たとえば、
振込カードＴを受入れる場合、選択シャッタ２１は閉状
態となっている。このとき、主制御部２００はソレノイ
ド２５を励…していないため、可動側板２３は底板２６
から突出した状態となっている。これにより、搬送路８
１は可動側板２３と側板２２ａとで規定される幅Ｌ１の
カード搬送路８１−が形成されている。そして、利用客
により通帳・カード挿入口３に振込カードＴが投入され
ると、その挿入が検知器２７ｂだけを暗にするとともに
、検知器２７ｄで磁気ストライプ１２３を検知すること
により検知され、主制御部２００はソレノイド２９を励
磁し、本シャッタ２１を開く。すると、振込カードＴは
、ドライブローラ８２・・・、ピンチローラ８３・・・
により挟持されて通帳・カード部２０の内部に取込まれ
る。これにより、取込まれた振込カードＴは、搬送され
ながら磁気ヘッド６０により磁気ストライプ１２３に記
憶されている振込情報が読取られる。

その後、振込カードＴは、通帳・カード挿入口３の方向
に搬送されて返却されるか、逆に受入れ方向に搬送され
て回収庫４０に回収される。

次に、このような構成において、第８図＜８）〜（ｈ）
に示す、フローチャートを参照しつつ振込動作について
説明する。たとえば今、利用客がこの装置の前に立つ。

この時、液晶表示部１２には「いらつしゃいませ、お取
引をご指定下さい」と表示されるとともに、［支払、入
金、残高照会、通帳記入、振込」の選択キーが表示され
ている。

この案内に応じて利用客は「振込」と表示されたタッチ
パネル１３の部分を押下ける。これにより、主制御部２
００は次の処理ステップに進むことを判断し、液晶表示
部１２で「カードを入れてくださいヵ現金の場合は一現
金キーを押してください」と表示せしめるとともに、「
現金」の選択キーを表示せしめる（ＳＴＩ）。ついで、
利用客は案内にしたがって、振込金額を引き落１０座の
銀行（Ｉａ気）カードを持参した場合、通帳・カード挿
入口３に磁気カードを挿入する。また、カードを持参し
ない場合は現金による振込として「現金」と表示された
タッチパネル１３の部分を押下げる（ＳＴ２’）。これ
により、主制御部２００は磁気カードの挿入を判断しく
５Ｔ３）、磁気カードのデータを読取る（ＳＴ４）。す
なわち、磁気カードは通帳・カード部２０に取り込まれ
、前述した磁気ヘッド５０によって磁気ストライプに記
憶されている暗証番号、口座番号などの口座情報が読取
られる（ＳＴ４）。上記口座情報は主制御部２００によ
ってチェックされ、カードが正しくないと判断した場合
（ＳＴ５）、主制御部２００はエラー処理を行う（ＳＴ
６）。また、主制御部２００は磁気カードが正しいと判
断した場合（ＳＴ５）、液晶表示部１２で［あなたの暗
証番号を押してください」と表示せしめるとともに、テ
ンキーと訂正キーとを表示せしめる（ＳＴ７）。

ついで、利用客は案内にしたがって、テンキーが表示さ
れた部分を押下げることにより暗証番号を投入する（Ｓ
Ｔ８）。この暗証番号の投入により、主制御部２００は
明証番号が一致するか否か判断しく５Ｔ９）、一致しな
い場合、暗証再投入処理を行う（ＳＴ１０）。また、主
制御部２００は暗証番号が一致した場合、あるいは上記
ステップ３で現金キーの投入を判断したとき、液晶表示
部１２で「お振込金額を押してください」とともに、テ
ンキーと金額キーとを表示せしめる　（ＳＴ１１）。

ついで、利用客は案内にしたがって、振込金額を投入す
る（ＳＴ１２）。この投入により、主制御部２００は液
晶表示部１２で「据込カードを入れてください、または
振込先が登録済みか登録以外かに応じて登録キーあるい
は指定キーを押して下さい」と表示せしめる（ＳＴ１３
）。ついで、利用客は案内にしたがって、持参した振込
カードＴを通帳・カード挿入口３に挿入、または振込先
がすでに登録されている場合には登録キーを投入し、振
込カードでも登録でもない今回新たな指定の場合、指定
キーを押下げる（ＳＴ１３Ｍ。このとき、主制御部２０
０が振込カードＴの挿入を判断した場合（ＳＴ１４）、
後述するステップ５０へ進み、登録キーの投入を判断し
た場合（ＳＴ１５）、後述するステップ５９へ進む。ま
た、主制御部２００が指定キーの投入を判断した場合（
ＳＴ１５）、主制御部２００は液晶表示部１２で「振込
依頼票を挿入して下さい」と表示せしめるとともに、振
込依頼票Ｐなしを投入するキーを表示せしめる。（ＳＴ
８３）。

たとえば、この案内にしたがって、利用客が用意した振
込依頼票Ｐを通帳・カード挿入口３に挿入した場合（Ｓ
Ｔ８４）、主制御部２００はこれを判断しく５Ｔ８４−
１　）　、振込依頼票Ｐから振込情報を読取る（ＳＴ８
４−２）。すなわち、振込依頼票Ｐは通帳カード部２０
に取込まれ、前述した光学式読取装置８９によって、手
書きされている振込先としての銀行名およびその支店名
、口座番号、受取人の氏名、依頼人としての利用客（振
込人）の氏名などの振込情報が読取られる（ＳＴ８４−
２）。すると、主制御部２００は液晶表示部１２で、そ
の内容と［振込内容を確認して下さい」を表示するとと
もに、訂正キー、確認キーとを表示せしめる（ＳＴ８４
−３）。この案内に応じて、利用客は確認キーあるいは
訂正キーを押下する（ＳＴ８４−４）。これにより、主
制御部２００が訂正キーの押下を判断した場合（ＳＴ８
５−５）、主制御部２００は利用客により訂正された内
容を判断しく５Ｔ８４−６）、上記ステップ８４−３に
戻る。また、主制御部２００が確認キーの押下を判断し
た場合　（ＳＴ８４−５＞、振込依頼票Ｐを前述した回
収庫４０で回収した１ｌ（ＳＴ１３４−７）、後述する
ステップ７４へ進む。

一方、前記ステップ８４−１において、主制御部２００
が１騒込依頼票Ｐなしを判断した場合、主制御部２００
は液晶表示部１２で「振込先の業種を押してください」
と表示せしめるとともに、この時選択される業種として
の銀行、クレジット会社、組合などと、前述した銀行支
店名ファイル２０７から読出した特定の銀行名、たとえ
ば第２の銀行名との選択キーを表示せしめる　（ＳＴ１
６）。この案内にしたがって、利用客は業種あるいは銀
行名を押下げる（ＳＴ１７）。この押下げにより、主制
御部２００が銀行支店名ファイル２０７から読出した特
定の銀行名の選択を判断した場合（ＳＴ１８）、後述す
るステップ４０へ進み、クレジット会社を判断した場合
（ＳＴ１９）、後述するステップ３５へ進み、さらに組
合を判断した場合（ＳＴ２０）、後述するステップ２８
へ進む。

また、上記ステップ１７による押下げにより、主制御部
２００が銀行の投入を判断した場合（ＳＴ２０）、主制
御部２００は液晶表示部１２で「振込先の銀行の種類を
押してください」と表示せしめるとともに、都市銀行、
地方銀行相互銀行、信託銀行、信用金庫などの選択キー
を表示せしめる（ＳＴ２１）。この案内に応じて、利用
客は銀行の種類を押下げる（ＳＴ２２）。この押下げに
より、主制御部２００は液晶表示部１２で「振込先の銀
行名を押してください」と表示せしめるとともに、カタ
カナキー、訂正キー、完了キ−を表示せしめる（ＳＶ４
０）、また、このとき主制御部２００は、上記銀行の種
別の選択により種類別の内容、たとえば都市銀行の銀行
ごとのデータが読出される。そして、銀行名の１文字が
押下げられるたびに（ＳＶ２４）、主制御部２００は銀
行名をチェックし、それまで入力された文字で限定され
る銀行名が少数に限定され、利用客に一覧表示してもす
ぐに判断できる数（たとえば５件以下）であると判断し
た場合、つまり一覧表示が可と判断した場合（ＳＶ２５
）、主制御部２００は銀行名の次の文字の入力を中止し
、液晶表示部１２で「振込先の銀行名を指定してくださ
い」と表示せしめるとともに、各銀行ごとの銀行名デー
タに基づき該当する銀行名の選択キーを表示せしめる（
ＳＶ２６＞。すなわち、主制御部２００は複数の銀行名
データ（選択された銀行の種類に対応する銀行の一覧）
を読出し、銀行名の頭文字が投入された場合、主制御部
２００は銀行名データを検索し、その検索した銀行名を
液晶表示部１２で表示する。この案内にしたがって、利
用客は振込先の銀行名を押下げる（ＳＶ２７）。

また、上記ステップ２０で主制御部２００が協同組合の
投入をセ１断じた場合、上述した銀行名の指定と同様に
、図示しない協同組合ファイルを用いて組合名が選択で
きるようになっている（ＳＴ２８〜３４）。

さらに、上記ステップ１９て主制御部２００がクレジッ
ト会社の投入を判断した場合、上述した銀行名の指定と
同様に、図示しないクレジット会社ファイルを用いてク
レジット会社が選択できるようになっている（ＳＴ３５
〜３９）。

上記ステップ２７で、主制御部２００が個別の銀行名が
投入されたと判断したとき、あるいは前記ステップ１８
で特定銀行名が選択された場合、主制御部２００は液晶
表示部１２で「振込先の支店名を投入してください」と
表示せしめるとともに、カタカナキー、訂正キー、完了
キーを表示せしめる（ＳＶ４０）。また、このとき主制
御部２００は上記支店名の選択により、１つの銀行に対
する支店ごとのデータが読出される。そして、支店名の
１文字が押下げられるたびに　（ＳＶ４１）、主制御部
２００は支店名をチェックし、それまで入力された文字
で限定される支店名が少数に限定され、利用客に一覧表
示してもすぐに判断できる数（たとえば５件以下）であ
ると判断した場合、つまり一％表示が可と判断した場合
（ＳＶ４２）、主制御部２００は支店名の次の文字の入
力を中止し、液晶表示部１２で「振込先の支店名を指定
してください」と表示せしめるとともに、支店ごとのデ
ータに基づき該当する支店名の選択キーを表示せしめる
（ＳＶ４３）。すなわら、主制御部２００は複数の支店
名データ（選択された銀行に対応する支店の一覧）を読
出し、支店名の頭文字が投入された場合、主制御部２０
０は支店名データを検索し、その検索した支店名を液晶
表示部１２で表示する。この案内にしたがって、利用客
は振込先の支店名を押下げる　（ＳＶ４４）。

また、ステップ３４．３９でそれぞれ主制御部２００が
個別の組合名、個別のクレジット会社名が投入されたと
判断したときも、上述した銀行支店名の選択と同様に、
協同組合の支店、クレジット会社の支店が選択されるよ
うになっている。

上記した支店名の押Ｆげにより、主制御部２００は液晶
表示部１２で「振込先の口座番号と頂金種目を押してく
ださい」と表示せしめるとともに、テンキー、訂正キー
、普通キー、当座キーを表示せしめる（ＳＶ４５）。こ
の案内にしたがって、利用客は口座番号、預金種目を投
入する（ＳＶ４６）。この投入により、主制御部２００
は本支店でないと判断した場合（ＳＶ４７）、液晶表示
部１２で「受取人名を押してください」と表示せしめる
とともに、カタカナキー、訂正キー、完了キーを表示せ
しめる（ＳＶ４８）。

一方、上記ステップ１４で利用客が振込カードＴを挿入
した場合、主制御部２００は振込カードＴのデータを読
取る（ＳＶ４０）。すなわち、振込カードＴは通帳・カ
ード部２０に取り込まれ、前述した磁気ヘッド６０によ
って磁気ストライブ１２３に記憶されている振込データ
、つまり撤込先としての銀行名およびその支店名、口座
番号、受取人の氏名、有効期限などと依頼人としての利
用８（振込人）の氏名、電話番号が読取られる（ＳＶ５
０）。上記振込データにエラーが発見されたり、正しく
読めない場合、あるいは有効期限以内か否かなどが主制
御部２００によってヂエックされ、カードが正しくない
と判断した場合（ＳＶ４０）、主制御部２００は液晶表
示部１２で「振込カードを確めて入れ直してください」
と表示するとともに（ＳＶ４０−１）、振込カード］−
を通帳・カード挿入口３から排出（返却）し、ステップ
１３に戻る（ＳＶ４０−２）。また、主制御部２００は
振込カードＴが正しいと判断しく３丁５１）、有効期限
切れを判断した場合（ＳＶ５２）、主制御部２００は液
晶表示部１２で「この振込カードは使用できません」と
表示するとともに（ＳＶ４０）、振込カード下を回収庫
４０に回収し、ステップ１６に戻る（ＳＶ５４）。

この場合、振込カードＴは無効と判断し、利用客に対し
て新たに振込先の指定などを入力してもらうようになっ
ている。

一方、振込カードＴが有効期限以内であると判断された
場合でら（ＳＶ５２）、その振込カードＴの有効期限が
１ケ月以内に切れる場合には、その振込カード下を回収
し、ステップ７６へ進む（ＳＶ５８）。この場合、利用
客が希望すれば新規の振込カードＴが再発行される。ま
た、振込カードＴが有効期限以内で、有効期限も１ケ月
以上あると判断された場合（ＳＶ５５）、１ｉＮＪｌｉ
１部２００　Ｇ、を液晶表示部１２で「掘込カードをお
取りください」と表示するとともに（ＳＶ５６）、振込
カードＴを通帳・カード挿入口３から排出（返ｆｆ１）
ｔ、、ステップ７６へ進む（ＳＶ５７）。

ここで、掘込カードＴを回収するとき、振込カードＴの
データは正しく読めたが、期限切れまたは１ケ月以内に
期限切れとなるために回収づる場合、掘込カードＴに「
期限切れ」と印字して回収するが、掘込カード下のデー
タが正しく読めなかった場合は、その振込カードＴを利
用客に返却する。これは、利用客が間違えて振込カード
Ｔでないカードを挿入した場合、あるいは振込カードＴ
の挿入方向を間違えて挿入した場合に、再度振込カード
Ｔの受付ができるようにしたものである。

そして、上記ステップ４８の案内に応じて完了キーが押
し下げられたとぎ（ＳＶ４９）、ステップ４７で本支店
と判断した場合、あるいはステップ１５で振込先などが
すでに登録されている場合、主制御部２００は液晶表示
部１２で「ただいまコンピュータ処理中です、しばらく
お待ちください」と表示せしめる（ＳＶ５９）。このと
き、ホストコンピュータ（図示しない）からの電文には
受取人の店番、口座番号、氏名、住所、電話番号と複数
の掘込情報（′＃１行名（カタカナコード）、支店名（
カタカナコード）、口座番号および預金種目などからな
る）が含まれている。また、主制御部２００は照会電文
を送受信し、その結果をジャーナル用紙Ｊに印字せしめ
る（ＳＶ６０）。上記照会電文における振込情報として
の金Ｗｉ磯関名、銀行名、支店名は、カタカナコードで
送受信されるようになっている。ついで、主制御部２０
０は登録を判断した場合（ＳＶ６１　）　、液晶表示部
１２で「受取人を指定してくださいＪと表示せしめると
ともに、表示可能な１ＩＷｌの氏名を一五表示せしめる
（ＳＶ６２）。この案内にしたがって、利用客はその一
覧表示により受取人を選択する（ＳＶ６３）。そして、
主制御部２００が次の登録キーの投入を判断したとき（
ＳＶ６３−１　）、次の氏名の一覧の表示が判断され、
ステップ６２に戻り次の氏名の一覧に変更して表示を行
う（ＳＶ６３−２．６２）。また、ステップ６１で主制
御部２００が登録でないと判断した場合、あるいはステ
ップ６３−１で受取人が選択された場合、主制御部２０
０は液晶表示部１２で［受取人を確認してくださいｊと
表示せしめるとともに、受取人情報を漢字表示し、さら
に確認キー、取消キーを表示せしめる（ＳＶ６４）。こ
の案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは取消キ
ーを押下げる（ＳＶ６５）。そして、主制御部２００が
取消キーの投入を判断したとき、取消処理をｉテう。

ついで、このＩｉ［キーが投入されると主υＩｔｉ１部
２００は磁気カード、振込カードＴの利用を判断し、磁
気カード、振込カードＴの利用でないと判断したとき（
ＳＶ６６）、主制御部２００は液晶表示部１２で「お振
込人（利用客）名を押してください」と表示せしめると
ともに、カタカナと振込先の事業所形態を指示するキー
とを表示せしめる（ＳＶ７０）。この案内にしたがって
、振込人名と完了キーを押し下げる（ＳＶ７１）。つぎ
に、主制御部２００は液晶表示部１２で［電話番号を押
してください」と表示せしめるとともに、テンキーを表
示せしめる（ＳＶ７２）。この案内にしたがって、テン
キーにより゛電話番号を押し下げる（ＳＶ７３）。

また、ステップ６６で主制御部２００が磁気カード、振
込カード］−の利用を判断した場合、主制御部２００は
液晶表示部１２で「お振込の内容がよろしければ確認を
押してください」と表示せしめるとともに、振込内容、
取消キー、確認キーを表示せしめる（ＳＶ４０）。この
案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは取消キー
を押下げる（ＳＶ６８）。そして、主制御部２００か取
消キーの投入を判断したとき（ＳＶ６９）、ステップ７
０へ進み、＆ｌｉ認キーの投入を判断したとき（ＳＶ６
９）、ステップ７４に進む。

ここで、利用客が磁気カードを使用した場合、振込人（
利用客）に関する口座情報、氏名が陽気情報として記憶
されているため、利用客は新めで入力する必要がない。

すなわち、磁気カードを使用した場合は、磁気カードの
磁気ストライプに記憶されている口座情報をセンタに送
信し、その口座番号に対応して記憶されている利用客（
振込人）の氏名を受信することができる。また、振込カ
ードＴを使用した場合、振込人（利用客）に関する口座
情報、氏名および振込先としての銀行名およびその支店
名、受取人の氏名などが振込カードＴの磁気ストライプ
１２３に直接磁気情報として記憶されているため、これ
を読出すことにより、利用客（振込人）の氏名を入力す
ることができる。

また、磁気カードあるいは振込カードＴに記憶されてい
る氏名が振込人（利用客）とは限らないため、ステップ
６７〜６９の処理が亘えるようになっている。

上記振込内容の確認が行われたところで、主制御部２０
０は振込手数料の計算を行う。これは、振込金額、振込
先が同一銀行内か、他銀行かなどにより手数料が算出さ
れる。以上で、振込取引に必要な情報の入力をすべて完
了する。ここで、主制御部２００は液晶表示部１２で［
お振込の内容がよろしければ確認を押してください」と
表示せしめるとともに、振込内容、振込手数料、取消キ
ー、確認キーを表示せしめる（ＳＶ７４）。この案内に
したがって、利用客は確認キーあるいは取消キーを押下
する。そして、主制御部２００が確認キーの投入を判断
しく５Ｔ７５）、カードの利用でないと判断した場合（
ＳＶ７６）、主制御部２００は液晶表示部１２で「紙幣
、硬貨をそれぞれの投入口へお入れください、よろしけ
ればＶｆ１認キーを押してください」と表示せしめると
ともに、確認キーと取消キーとを表示せしめる　（ＳＶ
８１）。この案内にしたがって、利用客は紙幣を紙幣挿
入口１０に挿入し、硬貨を硬貨投入ロアに投入する。す
ると、紙幣は紙幣人出金部２０２に受入れられ、硬貨は
硬貨人出金部２０１に受入れられる。

そして、利用客により、紙幣、硬貨が投入されると、主
制御部２００は液晶表示部１２で「入金額を確認してく
ださい」と表示せしめるとともに、入金額、取消キー、
Ｗ１ａキーを表示せしめる。この案内にしたがって、利
用客は確認キーを押下げる（ＳＶ８７）。そして、主制
御部２００が確認キーの投入を判断した場合、ステップ
８８へ進む。

また、上記ステップ７６でカードの利用と判断した場合
、主制御部２００は液晶表示部１２で「通帳をお入れく
ださい、無い場合は通帳忘れを押してください」と表示
せしめるとともに、通帳忘れキーを表示せしめる（ＳＶ
７７）。この案内に応じて、利用客は通帳を通帳・カー
ド挿入口３に挿入するか、通帳忘れキーを押下げる（Ｓ
Ｖ７８）。ついで、通帳の挿入が判断された場合（ＳＶ
７９）、主制御部２００は通帳を通帳・力−ド部２０に
受入れ、ステップ８８に進む（ＳＴ８０）。また、ステ
ップ７つで通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ステ
ップ８８に進む。

そして、ステップ８７の処理路７　＋！、あるいはステ
ップ７９で通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ある
いはステップ８０で通帳の受入れが行われた後、主制御
部２００は液晶表示部１２で「ただいまコンピュータ処
理中です、しばらくお清らください」と表示せしめる（
ＳＴ８８）。また、主制御部２００は振込電文を送受信
し、その結果を前述した印字機構９３を用いてジャーナ
ル用紙Ｊに印字せしめる（ＳＴ８９）。この印字の終了
に応じて、主制御部２００は釣銭が有るか否かを判断す
る（ＳＴ９０）。そして、主制御部２００が釣銭の有り
を判断した場合、主制御部２００は液晶表示部１２で［
紙幣、硬貨をそれぞれの受取口からお受取りください」
と表示せしめるとともに、釣銭金額を表示せしめる　（
ＳＴ９１）。このとき、主制御部２００は紙幣人出金部
２０２を作動して紙幣挿入口１０に釣銭紙幣を放出せし
め、硬貨入出金部２０１を作動して釣銭放出口８に釣銭
硬貨を放出せしめる（ＳＴ９２）。

この放出により、利用客は釣銭を受取る　（ＳＴ９３）
、この釣銭の受取りが終了したとき、あるいはステップ
９０で主制御部２００が釣銭無しを判断したとき、主ｆ
ｉｌｌ■部２００　ｉ、を振込先などが登録されていた
か、振込カードＴを使用していたか、振込カード−「が
回収済みかをそれぞれをチェックづる（ＳＴ９４．９５
．９６）。

ここで、振込先などが登録でなく、振込カードＴを使用
しなかった場合、あるいは振込カードＴが回収済みの場
合、主制御部２００は液晶表示部１２で［振込カードを
発行しまづか］と表示せしめるとともに、発行、不要キ
ーを表示せしめる（ＳＴ９７）。この案内に応じて、利
用客は発行キーあるいは不要キーを押下げる（ＳＴ９８
）。

そして、主制御部２００が発行キーの押下げを判断した
場合（ＳＴ９９）、主制御部２００は通帳・カード部２
０によって振込カードＴを発行せしめる（ＳＴ１００）
。これにより、前述したように、通帳・カード部２０が
新規の振込カードＴを発行し、通帳・カード挿入口３か
ら排出せしめる。

このとき、主制御部２００は液晶表示部１２で「振込カ
ードをお取りください」と表示せしめる（ＳＴＩＯＩ）
。この案内に応じて、利用客は振込カードＴを通帳・カ
ード挿入口３から取出して受取る（ＳＴ１０２）。

また、上記ステップ９４で振込先などが登録を判断した
場合、上記ステップ９６で振込カードＴが回収済みでな
いと判断した場合、あるいは上記ステップ９９で不要キ
ーの押下げを判断した場合、主制御部２００は液晶表示
部１２で「通帳またはレシートをお取りください」と表
示せしめるとともに（ＳＴ１０３）　、通帳あるいはレ
シートＲを通帳・カード挿入口３から排出せしめる　（
ＳＴ１０４）。これにより、利用客は通帳あるいはレジ
−１−、Ｒを受取る（ＳＴ１０５）。この受取りに応じ
て、主制御部２００は磁気カードを用いたか否かを判断
しく５Ｔ１０６）、６ｆｌ気カードを使用しなかった場
合、振込処理を終了する。また、主制御部２００は磁気
カードを使用した場合、液晶表示部１２で「カードをお
受取ください」と表示せしめるとともに（ＳＴ１０７）
、通帳・カード挿入口３から磁気カードを放出せしめる
　（ＳＴ１０８）。これにより、利用客は放出された磁
気カードを受取り（ＳＴ１０９）、振込処理を終了する
。

上記したように、利用客が用意した振込依頼票から、振
込先としての銀行名およびその支店名、受取人の氏名、
依頼人としての利用客（振込人）の氏名などの振込情報
を光学的に読取りＨ，１し、この結果に応じて振込取引
を実行するようにした。

したがって、利用客の行なう操作を簡略化することがで
きる。これにより、操作時間が短縮されることになるた
め、自動取引装置の稼動率の向上を図ることが可能とな
る。また、振込カードに記憶した振込情報を、ホストコ
ンピュータ（センタ）で管理するようにすれば、このホ
ストコンピュータ（センタ〉に接続されている各銀行の
どの自動取引装置でも、この振込カードが使用可能とな
る。

なＪ５、前記実施例では、表示部として液晶表示部を用
いたが、これに限らずＣＲＴディスプレイを用いるよう
にしても良い。また、金融顆間として、郵便局、証券会
社、保険会社などを用いることもできる。

また、振込カードは磁気により情報を記録する磁気カー
ドとしたが、これに限らず、たとえばＩＣカード、レー
ザカードでも良い。

さらに、振込依頼票を回収するようにしたが、たとえば
読取結果が振込情報と異なった場合など、通帳・カード
挿入口から利用客に返却するようにしても良い。

また、振込依頼票自身に磁気ストライプなどの記録手段
を設け、振込依頼票を振込カードとして発行するように
しても良い。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、掻込取引に伴う
利用客の行なう操作を簡略化することができ、稼動率の
向上が図かれる自動取引装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示づもので、第１図は全体
の外観斜視図、第２図は液晶表示部の表示例を示す図、
第３図は振込依頼票の一構成例を示すための図、第４図
は振込カードの構成を示す図、第５図および第６図は通
帳・カード部の構成を説明するための図、第７図は全体
の構成を説明するためのブロック図、第８図は振込動作
を説明するためのフローチャートである。 ３・・・通帳・カード挿入口、１２・・・液晶表示部、
１３・・・タッチパネル、Ｐ・・・振込依頼票、１０１
・・・ｎ別マーク、■・・・振込カード、１２１・・・
振込先印字エリア、１２２・・・有効期限印字エリア、
１２３・・・磁気ストライプ、３１．５０．６０・・・
磁気ヘッド、４０・・・回収庫、４１・・・振込カード
収納庫、８１・・・搬送路、８１′・・・カード搬送路
、８８・・・文字認識部、８９・・・光学式読取装置、
９３・・・印字礪構、２００・・・主制御部、２０１・
・・硬貨人出金部、２０２・・・紙幣人出金部、２０３
・・・接客操作部、２０７・・・銀行支店名ファイル。 第２図 （ａ）　　　　　　　　　　　（ｂ） 第４図 第７図 第８図（Ｃ） 第８図（ｈ） 手続ネ甫Ｊｌ］三書 １、事件の表示 特願昭６０−２６９６６６号 ２、発明の名称 自動取引装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 （３０７）　　株式会社　東　芝 ４、代理人 東京都港区虎ノ門１丁目２６番５号　第１７森ビル７、
補正の内容 （１）明細書の第１５頁第７行目に「自己操作形の」と
あるを、「自己走査形の」と訂正する。 （２）明細書の第５１頁第６行目から第１２行目にわた
って、「また、振込カードは１〜返却するようにしても
良い。」とあるを、 「　また、振込依頼票による振込取引を例として説明し
たが、これに限らず、類似手順による電気、水道、ガス
などの公共料金あるいは税金、授業料、会費などの払込
票を使用した収納事務にも適用できる。 さらに、振込カードは磁気により情報を記録する磁気カ
ードとしたが、これに限らず、たとえばＩＣカード、レ
ーザカードでも良い。 さらにまた、振込依頼票を回収するようにしたが、利用
客が振込依頼票に記入した内容を記憶しているとは限ら
ないので、読取結果の確認を利用客に確実に行なわせる
ため、振込依頼票を通帳・カード挿入口から利用客に返
却するようにしても良い。」と訂正する。 （３）図面第３図において、別紙図面に朱記して示す通
り、符号１０１ならびその引出線を加入して補正する。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）振込取引などを行う自動取引装置において、振込
   取引に係る振込情報が記録された記録媒体からその情報
   を光学的に読取り認識する読取手段と、この読取手段に
   より読取った振込情報に応じて振込取引を実行する手段
   とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
2. （２）上記記録媒体は、振込依頼票であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の自動取引装置。
3. （３）上記振込依頼票には、振込先、受取人の氏名、口
   座番号、依頼人の氏名、電話番号などからなる振込情報
   が記載されていることを特徴とする特許請求の範囲第２
   項記載の自動取引装置。