JPS6182292A - 媒体取扱装置 - Google Patents

媒体取扱装置

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Publication number
JPS6182292A
JPS6182292A JP59204442A JP20444284A JPS6182292A JP S6182292 A JPS6182292 A JP S6182292A JP 59204442 A JP59204442 A JP 59204442A JP 20444284 A JP20444284 A JP 20444284A JP S6182292 A JPS6182292 A JP S6182292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
transfer
bank
main control
passbook
Prior art date
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Pending
Application number
JP59204442A
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English (en)
Inventor
明 森戸
広瀬 稔
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6182292A publication Critical patent/JPS6182292A/ja
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、たとえば通帳、磁気カード、振込カード等
を取扱う取引装置における媒体取扱装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、自動取引装置では、振込カード、磁気カード、通
帳等の複数の取引媒体を扱っている。しかし、それらの
媒体は、それぞれ別々のユニットで、つまり別々の受入
口で受入れられて取扱われている。このため、装置の小
形化という要望により、複数の媒体を1つの受入口で共
通に受入れ、1つのユニットで取扱う装置が望まれてい
る。しかしながら、上記のような装置では、取扱う媒体
の幅が異なっており、幅の広い媒体に合せた受入口が必
要なため、幅の狭い媒体を挿入する場合、内部の搬送路
に合った、挿入位置を明確に知らせることができないと
いう欠点があった。また、この場合、搬送路に合った挿
入位置に媒体が挿入されずに(挿入異常)、搬送異常が
生じる可能性があった。
[発明の目的] この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、幅の異なる媒体を正しく挿入すること
が可能で、しかも媒体が正しく挿入された場合のみ、そ
の受入れが可能となる媒体取扱装置を提供することにあ
る。
「発明の概要] この発明は上記目的を達成するために、媒体受入口に受
入れられる媒体を指定し、この指定に応じて、第1の媒
体を受入れる場合、上記媒体受入口内に設けられた第1
のシャッタを閉じ、第2の媒体を受入れる場合、上記第
1のシャッタを開き、上記第1、第2の媒体が挿入され
たか否かをそれぞれ第1のシャッタとこの第1のシャッ
タの後段の第2のシャッタとの間に設けられる検知手段
で検知し、この検知結果に応じて第2のシャッタを開く
ようにしたものである。
[発明の実施例コ 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明に係わる自動取引装置を示すものであ
る。すなわち、筺体1の前面には接客操作部203が形
成されている。この接客操作部203の垂直面2には、
暗証番号および口座情報が記憶されている取引媒体とし
ての磁気カード、通帳、振込カードを挿入する通帳・カ
ード挿入口(媒体受入口)3、利用客に対して取扱い中
を表示するための取扱い中表示器4、取扱える入金、支
払、振込などの各種目を表示して案内するための種目表
示器5、利用客が操作方法が不明な場合等に係員を呼出
すための呼出しボタン6、利用客が硬貨を入金するため
の硬貨投入ロア、利用客に釣銭硬貨を放出する釣銭放出
口8が設けられている。
また、接客操作部203の水平面9には、振替、振込す
べき紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、紙幣の
釣銭を受取る紙幣挿入口10が設けられていて、この紙
幣挿入口10には開閉自在な扉10−が設けられている
また、接客操作部203の垂直面2と水平面9との間に
は、斜め操作部11が形成されている。
この斜め操作面11には、液晶表示部12の上面に透明
なタッチパネル(タッチセンサ)13が重ねて形成され
ている表示部が設けられでいる。この液晶表示部12は
操作手順、その他の情報をイラスト、文字あるいは文言
によって画面に表示し、利用者を誘導するとともに、そ
の表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引の承認
、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧するこ
とによりタッチパネル13がそれを検知し、後述する主
制御部200への対応する信号を出力するいわゆるキー
操作が行われるものである。すなわち、たとえば第2図
に示すように、[取引を指定してください」という文言
を表示するとともに、入金、支払、照会、振込を指示す
るキーの表示を行うようになっている。そして、機械の
操作やステップの状態が変化するごとに内容と表示を変
化させていくようになっている。ここで、上記したよう
に液晶表示部12とタッチパネル13を斜め操作面11
に配置しているため、液晶表示部12とタッチパネル1
3との高さの違いにより発生する視差による誤入力を防
止することができる。すなわち、斜め操作面11に対し
て利用客の視線がほぼ垂直に入射することにより、液晶
表示部12とタッチパネル13とはその位置を合せて取
付ければ良く、位置合せが簡単であり、視差による誤入
力も防止することができる。
上記液晶表示部12およびタッチパネル13とは、第3
図および第4図に示すように構成されている。すなわち
、液晶表示部12は、表面ガラス12aと裏面ガラス1
2bとの間に液晶12cが封入されている構成となって
いる。上記タッチパネル13は、表面フィルム1.3a
と裏面ガラス13bとによって構成されており、裏面ガ
ラス13bの表面に印刷されている×方向・の透明電極
d1と、表面フィルムL3aの裏面に印刷されているY
方向の透明電極d2との接触抵抗が、表面フィルム13
aの押下げにより低下することを検出して、押下げ位置
を検出するようになっている。
したがって、案内文字の表示位置である液晶12Cとス
イッチ入力位置である透明電極d、、d2との間には、
液晶表示部12の表面ガラス12aとタッチパネル13
の裏面ガラス13bの2枚のガラスがあるため、液晶表
示部12とタッチパネル13との取付は位置あるいは利
用者の視線の位置により表示とスイッチ部とのずれが生
じることがある。そのため、斜めの操作面11に上記液
晶表示部12とタッチパネル13とを利用者の視線に対
して垂直に取付けている。これにより、利用客の視線を
ほぼ垂直に入射させることができ、表示とスイッチ部と
のずれが生じないようにできる。
たとえば、利用者が押下げる「入金」という表示に対応
する透明電極d1は第n番目から第n+5番目、透明電
極d2は第m番目から第m+3番目が対応づけられてお
り、これらの透明電極d1、透明電極d2の組のうちい
ずれか1つが押下げられたことにより、「入金」が押下
げられたと判断するようになっている。すなわち、「入
金」の表示により対応するタッチパネル13上の透明電
極d1、透明電極d2の範囲を広くすることにより、視
線の位置が万一ずれても、所望の入力が正しくできるよ
うになっている。
さらに、1入金」と「支払」という表示との間には、不
感帯つまりキーとしては有効であるが押下げとしては無
効である第n+6番目の透明電極d2が設けられており
、「入金」と「支払」の表示の間を押下げてしまった場
合でも、誤って入力されないようになっている。
第5図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる磁
気通帳Pを示すものである。この通帳Pの表紙101に
は支店番号、口座番号、利用客氏名などを印字するため
の欄が設けられている。また、上記通帳Pには表紙10
1と裏表紙102との間に複数枚の印字ページ104が
冊子状に綴り込まれていて、これら各印字ページ104
の印字面には複数行の印字欄が印刷されている。上記印
字欄には各取引ごとの取引日付、預金額、支払額、残高
などが印字されるようになっている。そして、裏表紙1
02の所定部位には磁気スl〜ライプ103が貼着され
ており、この磁気ストライプ103には口座番号および
預金残高等の口座情報が記憶されている。また、各印字
ページ104の余白部には頁数を表わす光学的なバーマ
ークつまり頁マーク105が黒色で印刷されている。上
記通帳Pの挿入時の幅はL2となっている。
第6図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる磁
気ストライプカードCを示すものである。
この磁気カードCの表面には磁気ストライプ110が貼
着されており、この磁気ストライプ110には口座番号
および預金残高等の口座情報が記憶されている。上記磁
気カードCの表面にはエンボスエリア111が設けられ
ており、このエンボスエリア111には支店番号、口座
番号、利用客氏名などが表面に対して凸状となるように
エンボツシングされている。上記磁気カードCの挿入時
の幅はLlとなっている。
一〇− 第7図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる振
込カードTであり、この振込カードTはこの装置から発
行され、必要に応じて利用客により挿入されるものであ
る。上記振込カード下の表面には挿入働方向を指示する
ための矢印が印刷されており、さらに振込先印字エリア
121と有効期限印字エリア122が設けられている。
上記振込カードTの挿入時の幅は、前記磁気カードCの
幅と同じLlとなっている。上記振込先印字エリア12
1には、利用客により入力された振込先の銀行名、支店
名、口座番号、振込先名などが漢字で印字されるように
なっている。また、有効期限印字エリア122には、そ
の振込カードTを発行した日付から算出した有効期限の
日付たとえば83−8−21に発行し、有効期間が1年
の場合には、84−8−20が印字されるようになって
いる。
また、上記振込カードTの裏面には磁気ストライプ12
3が貼着されており、この磁気ストライプ123には利
用客により入力された振込先の銀行名、支店名、口座番
号、振込先名有効期限などと、振込人の氏名、電話番号
などが記憶されている。このとき、銀行名、支店名は、
各銀行、支店ごとに割当てられたコード番号によりコー
ド化して記憶されている。さらに、上記振込カードTの
端部には、誤挿入防止用の穴124が設けられている。
この誤挿入防止用の穴124は、振込カードTを誤って
磁気カードCと同じ方向、すなわち裏面を上にし振込カ
ードTの後端を先頭にして、つまり磁気ストライプ12
3が磁気カードCと同じ位置となるようにして挿入した
場合に、誤挿入防止用の穴124が図示しないカード挿
入検知器に対応する位置になるように設定されている。
これにより、振込カードCが誤って磁気カードCと同一
方向で挿入されて受入れられてしまうことを防止できる
。すなわち、振込カードTを磁気カードCと同じ方向で
誤って挿入した場合、誤挿入防止用の穴124によりカ
ード挿入検知器は、カードが挿入されたことを検知する
ことができず、カードを受入れることはない。このよう
に、振込カードTに誤挿入防止用の穴124を設けたこ
とにより、従来の振込カードTを取扱わず磁気カードC
のみを取扱う装置においても、カード挿入検知器の位置
があっていれば誤挿入を防止することができ、従来の装
置を特別に改造する必要がない。
また、振込カードTの裏面に磁気ストライプ123を配
置したため、表面の全域に渡って必要な記録情報を印字
し、目視可能としたため、必要な情報を大量に非常に読
み易く印字することができる。
第8図および第9図は通帳・カード部20を示すもので
、これは第1図における通帳・カード挿入口3に挿入さ
れた通帳P1磁気カードC1振込カードTを受入れ、そ
れらに対して所定の処理を行うものであるとともに、通
帳Pを持参しない利用客のために取引記録を印字し発行
するための単票〈レシート)Rと一連の取引の記録を印
字し、磁気カードCのエンボスを写し取るためのジャー
ナル用紙Jを内蔵している。上記通帳・カード部20は
筐体1内の通帳・カード挿入口3と対応する部位に設け
られている。すなわち、本体80の前面には通帳・カー
ド挿入口3が連通されており、この通帳・カード挿入口
3には、選択シャッタ(第1のシャッタ)21が設けら
れている。この選択シャッタ21は利用客がその開閉状
態を目視可能な位置に設置され、通帳Pを挿入する場合
には第10図に示すように、問いた状態となり、通帳・
カード挿入口3の開口部を広くし、磁気カードC1振込
カード下を挿入する場合には第11図に示すように、閉
じた状態となり、通帳・カード挿入口3の間口部を狭く
している。これにより、利用客は幅の広い通帳Pの挿入
口に対して、幅の狭い磁気カードC1振込カードTの場
合の挿入位置を明確に知ることができ、それらを通帳・
カード部20の内部の搬送路に合せて挿入することが可
能となる。上記選択シャッタ21はソレノイド30の励
磁によって開閉動作が行われるようになっている。
上記通帳・カード挿入口3の近傍つまり選択シャッタ2
1の内側には、通帳P、磁気カードC1振込カードTの
挿入あるいは取去りを光学的に検知する検知器27a、
27bが設けられているとともに、磁気カードC1振込
カードTの磁気ストライプ110.123の有無を磁気
的に検知する検知器27c、27dが通帳・カード挿入
口3の上下に対向して設けられている。上記検知器27
a、27bは発光素子と受光素子とからなる周知のもの
であり、検知器27C,27dは磁気ヘッド等により構
成されるものである。上記検知器27a、・・・から本
体80の後方に向って搬送路(第1の搬送路)81が略
水平状態に設けられている。
この搬送路81は、ドライブローラ82、・・・、これ
らドライブローラ82、・・・にそれぞれ転接するピン
チローラ83、・・・およびガイド用の底板26などか
ら構成されており、図示しないベルトを介してパルスモ
ータによって駆動される。また、上記搬送路81は通帳
Pの幅L2に対応する位置に側板22a、22bが設け
られ、磁気カードC1振込カードTの幅L1に対応する
側板22aからの位置に可動側板23が設けられている
。これにより、側板22a、22bにより通帳Pの搬送
位置を規制し、側板22a、可動側板23により形成さ
れるカード搬送路(第2の搬送路)81−により、磁気
カードC1振込カードTの搬送位置を規制するようにな
っている。
上記可動側板23は、第12図に示すように(第8図の
Y−Y−の断面)、底板26の下部に設けられた駆動機
構84によって、底板26の隙間から突没するようにな
っている。上記駆動機構84は、可動側板23が固定さ
れている取付はアーム85、支持アーム86.87、ス
プリング88およびソレノイド25によって構成されて
いる。
上記取付はアーム85の一端は回動自在にソレノイド2
5のプランジャーと接続しており、取付はアーム85つ
まり可動側板23はソレノイド25の励磁により下方へ
移動されるようになっている。
上記取付はアーム85の一端と中途部には、支持アーム
86.87の一端が回動自在に接続されている。上記支
持アーム86.87はそれぞれ支軸868187aを支
点として、それらが平行維持されるように設けられてい
る。上記支点と取付はアーム85との接続点の4点で平
行四辺形が形成されている。上記支持アーム87の他端
にはスプリング88が接続されている。これにより、ソ
レノイド25が励磁されている場合、取付はアーム85
は下方へ移動し、可動側板23が底板26の下に退避し
た状態となる(通帳Pの搬送時)。また、ソレノイド2
5が励磁されていない場合、取付はアーム85はスプリ
ング88の弾性力により上方へ移動し、可動側板23が
底板26の上に突出した状態となる(磁気カードC1撮
込カードTの搬送時)。したがって、通帳Pの搬送時、
搬送路81は通帳Pの幅L2と同じ幅になり、通帳Pを
搬送することができ、磁気カードC1振込カードTの搬
送時、搬送路81はカード搬送路81−となり、カード
の幅L1と同じ幅になり、カード類を搬送することがで
きる。上Re可動側板23は、上記互いに平行な支持ア
ーム86.87で支持されて移動するようになっている
ため、常にカード類と直角に当るように、つまり底板2
6に対して垂直状態を維持したまま移動するようになっ
ている。さらに、上記可動側板23は、スプリング88
の弾性力により常にカード類を側板22aの方向に押付
け、側板22aを搬送基準としている。
上記のように、幅の広い通帳Pに合せた側板22a、2
2bの間に可動側板23を設けることにより、幅の異な
る媒体を搬送することを可能とし、更に可動側板23に
よりカード類の搬送基準位置を一定に保つことができる
。また、上記ドライブローラ82、・・・、ピンチロー
ラ83、・・・は少なくとも第12図に示すように、可
動側板23と側板22aとの間で媒体を挟持する構造と
したため、幅の異なる媒体に対してそれぞれ別々に搬送
用のローラを準備する必要がない。また、上記ドライブ
ローラ82、・・・、ピンチローラ83、・・・は、側
板22aと可動側板23との中央と、側板22a、22
bとの中央線に対して対称な位置とに配置しても良い。
また、搬送路81の始端部には前記検知器27a1・・
・の検知結果に応じて;開閉する本シャッタ(第2のシ
ャッタ)28が設けられている。この本シャッタ28は
ソレノイド29の励磁によって開閉駆動されるようにな
っている。すなわち、通帳P1磁気カードC1振込カー
ドTの挿入が検知された場合、ソレノイド29を励磁し
て本シャッタ28を開くようになっている。上記本シャ
ッタ28の後方には、振込カードT用の磁気ヘッド60
1通帳P用の磁気ヘッド31、磁気カードC用の磁気ヘ
ッド50が順次膜(プられている。上記磁気ヘッド60
は、受入れた振込カードTの磁気ストライプ123に対
して情報の読取りあるいは記憶を行うようになっている
。上記磁気ヘッド31は、受入れた通帳Pの磁気ストラ
イプ103に対して情報の読取りあるいは記憶を行うよ
うになっている。上記磁気ヘッド50は、受入れた磁気
カードCの磁気ストライプ110に対して情報の読取り
あるいは記憶を行うようになっている。上記各磁気ヘッ
ド31.50,60の対向部には、それぞれ対応する磁
気ストライプを所定の圧力で接触させるための押圧ロー
ラ32.32.32が設けられている。また、搬送路8
1の中途部には、通帳P上の日付欄を読取り印字の有無
を検出するとともに、頁マーク105の有無を検出する
光学式読取装置89が設けられている。この光学式読取
装置8つはCODイメージセンサ34と、通帳P上の印
字データを縮小してCODイメージセンサ34上に結像
するレンズ33とによって構成されている。上記COD
イメージセンサ34は、たとえば多数の固体囮像素子を
平面上に配列してなる自己操作形の面アレーである。
また、搬送路81の光学式読取装置89の前方にはター
ンページ機構90が設けられている。このターンページ
機構90は通vRPの頁を自動的に捲るものであり、た
どえば通帳Pの捲り時に図示しないソレノイドによって
上方へ持上げられることにより通帳Pを押し上げる通帳
バックアツプ板37、第9図において、矢印a方向へ回
転することによりオートターンページを行い、矢印す方
向へ回転することにより逆方向のオートターンページを
行う捲りローラ36によって構成されている。
上記ターンページ機構90の下方にはレシートRを発行
するレシート発行機構91が設けられており、たとえば
レシートRは押圧機構92により一定の圧力が加えられ
、取出しローラ92で1枚ずつ取出され1般送路81に
導かれるようになっている。また、搬送路81のターン
ページ機構90の前方には印字機構93が設けられてい
る。この印字機構93は通帳P1ジャーナル用紙J、レ
シートRに対して所定の情報を印字するものであり、ワ
イヤドツト式プリントヘッドで構成され、英数字、カタ
カナ、漢字等の印字を行う印字ヘッド35、この印字ヘ
ッド35を搬送路81の搬送方向と直交する方向に移動
するキャリッジ94、スライドロッド95からなる移動
機構、およびプラテンとしての台96によって構成され
ている。また、搬送路81の印字機構93の前方にはエ
ンボス台51が設けられている。このエンボス台51は
磁気カードCが載置された場合に回転軸53を支点とし
て90度回転することにより、ジャーナル用紙Jの下側
(エンボス部99)に入り込み、このときジャーナル用
紙Jの上側に設けられているエンボスローラ54がロー
ラ移動路55に沿って移動することにより磁気カードC
のエンボスがジャーナル用紙J上に転写されるようにな
っている。
上記エンボス台51には、第13図(a)(b)(C)
に示すように、その端部に磁気カードCを保持するため
の凸部56a、、56b、56Cおよび磁気カードC検
知用の切欠部56dが設けられている。上記エンボス台
51がカード待機状態にあるとき、その切欠部56dに
対向してカード位置検知器52が設けられている。この
カード位置検知器52は発光ダイオード52aと受光器
52bとからなる周知のものである。上記台96および
エンボス部99(エンボス時のエンボス台51)の上方
にはジャーナル用紙Jが対応している。このジャーナル
用紙Jは送出軸97に巻回保持されていて、台96およ
びエンボス部99を介して巻取軸98に巻取られるもの
である。
さらに、搬送路81の終端部近傍には、搬送されてきた
通帳P1磁気カードC1振込カードTをゲート42を介
して回収する回収庫40が設けられている。さらに、回
収庫40の上方には取出し用の爪58を有し、新規の振
込カードTを収納している振込カード収納庫41が設け
られている。
さらに、振込カード収納庫41の上方には、取出し用の
爪45とその爪45を駆動するモータ44を有し、複数
の新通帳P′が表紙101を上にし、閉じた状態で収納
されている新通帳収納庫3つが設けられている。たとえ
ば、振込カードTの発行が指示された際、振込カード収
納庫41に納められている振込カードTは、図示しない
モータによって駆動される爪58によって1枚ずつ取出
されゲート42.46の間を介して搬送路81に送り込
まれるようになっている。また、新通帳P−の発行が指
示された際、新通帳収納庫39に納められている新通帳
P−は、モータ44によって駆動される爪45によって
1通ずつ取出されゲート46を介して搬送路81に送り
込まれるようになっている。上記ゲート42はソレノイ
ド43の励磁により回動するものであり、上記通帳P等
の回収時、ソレノイド43の励磁により上方(第9図に
実線で示す)に位置し、振込カードT、通帳Pの発行時
、下方(第9図に破線で示す)に位置するようになって
いる。
ところで、筺体1内には、第15図に示すように、全体
を制御するものであり、マイクロコンピュータ、プログ
ラムメモリおよび各種データを処理するためのデータメ
モリ等から構成されている主制御部200、前記通帳・
カード部20、上記紙幣挿入口10に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口10に
払出す紙幣人出金部202、上記硬貨投入ロアに投入さ
れた硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記釣銭放
出口8に払出す硬貨人出金部201、前記タッチパネル
13等によって構成される接客操作部203、係m用の
係員操作部204、振込取引に必要な振込可能な金融t
a閣の情報つまり銀行名、その支店名およびそれらのコ
ード番号が記録されており、たとえばフロッピーディス
クで構成される銀行支店名ファイル207、上記主制御
部11と図示しないホストコンピュータ(センタ)との
間のデータ伝送を制御する伝送制御部206、およびす
べての取引に関する各種類ごとの累計情報を記憶する累
計メモリ208が設けられている。
また、上記主制御部11には、外部に設けられた係員用
のリモートモニタ部205に接続されている。
次に、上記銀行支店名ファイル207内に記憶されてい
る金融機関のデータファイル、いわゆる金銀データファ
イルについて、第16図および第17図を参照しつつ説
明する。すなわち、このデータファイルは専用ファイル
210と汎用ファイル211の2つの大きなファイルに
別れている。
専用ファイル210には、個々の自動取引装置ごとに特
別に作成されるファイルであり、その内容は自動取引装
置が設置されている店舗と同一の銀行のファイル212
およびその店舗と同一地域の主な他銀行のファイル21
3が記憶されている。
上記ファイル212、ファイル213には、対応する銀
行のデータつまり銀行名のカナコード、漢字コード、銀
行コードとともに、その銀行に対応する汎用ファイル2
11内の銀行ファイル216・・・の先頭番地が記憶さ
れている。すなわち、利用客が振込先を指定する場合、
同一銀行内の他支店の口座、あるいは他銀行の場合には
同一地域内にある主要な支店を選択する場合がほとんど
である。
したがって、その自動取引装置において指定される頻度
が高い振込先を専用ファイル210に記憶しておくこと
により、指定した振込先のコード番号を検索する処理時
間を短縮することができ、装置の利用効率を向上させる
ことができる。また、汎用ファイル211は、振込取引
が可能な全ての振込先が記憶されており、銀行ファイル
214、協同組合ファイル、クレジット会社ファイル等
の業態別のファイルに分類されている。さらに、銀行フ
ァイル214は、都市銀行ファイル215、地方銀行フ
ァイル215、相互銀行ファイル215、信託銀行ファ
イル215、信用金庫ファイル215等の種類別のファ
イルに分類されている。
さらに、都市銀行ファイル215は各都市銀行ごとのデ
ータつまり銀行名のカナコード、漢字コード、銀行コー
ドが50音順に格納されており、その中の1つの銀行フ
ァイル216・・・ごとに銀行支店ごとのデータつまり
支店名のカナコード、漢字コード、支店コードが50音
順に格納されている。
上記各ファイルには下位のファイルに対応する先頭番地
が記憶されている。
上記のような構成において、銀行支店ファイル207の
検索の手順について第18図に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。まず、汎用ファイル211の都市銀
行における第1の銀行、第1の支店を指定する場合につ
いて説明する。すなわち、まず利用者の指定により汎用
ファイル211が選択される。これにより、主制御部2
00は汎用ファイル211から銀行ファイル214の先
頭番地を読出し記憶する。ついで、銀行の種畑が都市銀
行と指定される。すると、主制御部200は、銀行ファ
イル214から都市銀行ファイル215の先頭番地を読
出し記憶する。ついで、銀行名を第1の銀行と指定する
。すると、主制御部200は、都市銀行ファイル215
から第1の銀行に対応するエリアから銀行名のカナコー
ド、漢字コード、銀行コードを読出すとともに、第1の
銀行ファイル216の先頭番地を読出し記憶する。
ついで、支店名を第1の支店と指定する。すると、主制
御部200は第1の銀行ファイル216の先頭番地から
検索し、第1の支店に対応するエリアから支店名のカナ
コード、漢字コード、支店コードを読出して検索を終了
する。
ところで、銀行名支店名を指定する場合、利用客はその
名前をすべて指定しなくても良くなっている。すなわち
、都市銀行ファイル215あるいは第1の銀行ファイル
216にはそれぞれ銀行名、支店名が50音順に記憶さ
れているので、利用客がその名前の第1文字を指定した
だけで、検索の結果、該当する名前が1つしかない場合
、その銀行あるいは支店を利用客が指定したものと判断
することができる。また、第1文字だけで1つの名前を
限定できない場合、第2、第3の文字を指定することに
より、1つの名前に限定されればその時点で、その銀行
あるいは支店を利用客が指定したものと判断することが
できる。
また、第1文字だけで1つの名前を限定できない場合、
たとえば第1文字により限定できる名前が少数である場
合は、利用者が第2文字を指定することを中止し、該当
する名前をすべて表示させ、その中から利用者に選択さ
せるようにしても良い。
この場合、簡単に名前の指定を行うことができる。
また、第1文字だけで少数の名前に限定できない場合、
第2、第3文字で少数に限定された時点で上記のように
表示して選択せしめるようにしても良い。
つぎに、振込先として専用ファイル210の本装置が設
定されている店舖における同一銀行(第2の銀行)の他
の支店(第2の支店)を指定する場合について説明する
。この場合、業種、銀行の種類等を指定せずに、直接銀
行名を指定することができる。すなわち、振込先検索開
始時に、まず業態の指定が指示されると同時に、専用フ
ァイル210にある銀行名が表示され、指定できるよう
になっている。このとき、利用者が業態を指定すれば主
制御部200は汎用ファイル211からの検索であると
判断し、銀行名を指定すれば専用ファイル210からの
検索であると判断するようになっている。そこで、利用
客が専用ファイル210にある銀行名を指定する。する
と、主制御部200は、専用ファイル210に記憶され
ている同一銀行のファイル212から銀行名のカナコー
ド、漢字コード、銀行コードを読出すとともに、その第
2の銀行に対応する汎用ファイル211内の第2の銀行
ファイル217の先頭番地を読出し記憶する。ついで、
支店名を第2の支店と指定する。
すると、主制御部200は第2の銀行ファイル217の
先頭番地から検索し、第2の支店に対応するエリアから
支店名のカナコード、漢字コード、支店コードを読出し
て検索を終了する。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、通帳Pの処理
動作を説明する。たとえば通帳Pを受入れる場合、主制
御部200はソレノイド30を励磁し、選択シャッタ2
1を開く。このとき、主制御部200はソレノイド25
を励磁しており、この励磁力により可動側板23は底板
26の下に退避した状態となっている。これにより、搬
送路81は側板22a、22bで規定される幅L2の搬
送路が形成されている。そして、利用客により通帳・カ
ード挿入口3に通帳Pが投入されると、その挿入が検知
器27a、27bを暗にすることにより検知され、主制
御部200はソレノイド29を励磁し、本シャッタ21
を開く。すると通帳Pは、ドライブローラ82・・・、
ピンチローラ83・・・により挟持されて通帳・カード
部20の内部に取込まれる。これにより、取込まれた通
帳Pは搬送されながら磁気ヘッド31により磁気ストラ
イプ103に記憶されている口座情報が読取られる。
ついで、光学式読取装置89のCODイメージセンサ3
4により通帳Pの日付欄の印字の有無、および頁マーク
105を検知する。この印字の有無の検知により印字す
べき行を決定し、通帳Pを印字ヘッド35の位置まで搬
送し、この印字ヘッド35により所定の印字内容を印字
する。
この印字の途中で印字行がなくなった場合、通帳Pの頁
をターンページ機構90で捲り、印字を続行する。すな
わち、第9図に示すように、通帳バックアツプ板37を
図示しないソレノイドにより、通帳P側に押し上げ、捲
りローラ36と通帳バックアツプ板37とにより通帳P
を挟む。ついで、捲りローラ36をa方向に回転し、通
帳Pの頁を1頁分だけ捲る。このようにして、改頁動作
を行った後、CODイメージセンサ34により、通帳P
の頁マーク105を検出し、主制御部200で正しく1
頁分だけ捲られたか否かを判別する。
もしここで、正しく頁捲りが行われていない場合、通帳
Pの前半肩部の中はどが捲り位置36bの下に位置する
ように移動し、通帳バックアツプ板37を図示しないソ
レノイドにより、通帳P側に押し上げ、捲りローラ36
と通帳バックアツプ板37とにより通帳Pを挟む。つい
で、捲りローラ36をb方向に回転し、通帳Pの頁を1
頁分だけ元の頁に捲る。このようにして、改頁動作を行
った後、CODイメージセンサ34により、通帳Pの頁
マーク105を検出し、主制卸部200で印字すべき頁
か否かを判別する。頁が正しく捲られたと判別した場合
、再度通帳Pを印字ヘッド35の位置まで搬送して印字
を続行する。ここでこの頁捲りの動作を所定回行っても
、正しい頁が捲られなかった場合、主制御部2.00は
頁捲り動作不能と判断し取引を中断する。
一方、通帳Pに印字する頁が無くなった場合、印字済み
の通帳Pを回収庫40に回収し、別の新規の通帳P′を
新通帳収納庫39から発行する。
すなわち、主制御部200は新通帳P′の発行時、モー
タ44を回転することにより、ツメ45を移動する。こ
のツメ45の移動により、新通帳P′のとじ口部が押さ
れ、1通ずつ取出され、ゲート46を介して搬送路81
に送り込まれる。このようにして発行された新通帳P′
はそのまま通帳・カード挿入口3の方向に搬送される。
この搬送される新通帳P′は、搬送されながら磁気ヘッ
ド31により磁気ストライプ103に口座情報が記憶さ
れる。この口座情報は、前記したホストコンピュータか
ら供給されているこれまでの取引状況、および銀行にお
ける通帳管理のための情報となっている。この記憶終了
後、新通帳P′を印字ヘッド35の位置まで搬送する。
そして、印字ヘッド35により新通帳P′の表紙101
に支店番号、口座番号、利用客氏名などを印字する。こ
の場合、新通帳収納庫39では通帳P′の表紙101が
上として収納されそのまま取出されているため、そのま
ま表紙101に印字を行うことができる。上記印字情報
は、回収する通帳Pより読取った口座情報に対してホス
トコンピュータから供給されるようになっている。すな
わち、通帳Pの磁気ストライプ103に記憶されている
口座情報は支店番号、口座番号がコード化されて記憶さ
れており、利用客氏名等は記憶されていない。そこで、
主制御部200はホストコンピュータに支店番号、口座
番号を送出する。すると、ホストコンピュータはその支
店番号、口座番号に対応して記憶されている利用客氏名
の漢字コードを主制御部200に送出する。これにより
、主制御部200は供給される漢字コードに基づき利用
客氏名を印字する。ついで、新通帳P−の表紙101に
対する印字が終了すると、新通帳P′はターンベージ機
構90の位置まで搬送され、第14図(a)(b)(C
)に示すように、表紙101の頁捲りが行われる。この
ようにして、表紙101を捲った後、中紙のターンペー
ジを行い、取引情報を印字すべきページを開く。次に、
新通帳P−の開いた頁の頁マーク105が正しいか否か
、すなわち正しい頁か否かが、前述した光学式読取装置
89を用いてチェックされる。このようにして、新通帳
P′の頁が正しく開かれたことが検出されると、取引情
報の印字が新通帳P′の所定の頁の第1行目から再開さ
れ、すべての印字が行われる。
以上のようにして、新通帳P−の発行を行う場合、磁気
ストライプ103への口座情報の記憶を行ってから表紙
の印字、取引情報を印字すべき頁の改頁を行っているた
め、磁気ストライプ103への口座情報の記憶を再優先
で行い、何らかのエラーが発生しても装置が読取る(扱
う)ことができる情報が必ず記憶されているようにでき
る。また、磁気ス1〜ライブ103への口座情報の記憶
、表紙の印字を行ってから、取引情報を印字すべき真の
改頁を行っているため、磁気ストライプ103への口座
情報の記憶、表紙の印字により通帳として必要な口座情
報を再優先で行い、万一、頁捲り等でトラブルが発生し
、取引が中断した場合で・も、通帳として必要な情報を
必ず記憶、記録しておくことができる。したがって、新
通帳P−の磁気103に何も記憶されていない状態で、
発行が行われることを防止することができる。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、磁気カードC
の処理動作を説明する。たとえば磁気カードCを受入れ
る場合、選択シャッタ21は第11図に示すように、閉
状態となっている。このとき、主制御部200はソレノ
イド25を励磁していないため、スプリング88の弾性
力により可動側板23は底板26から突出した状態とな
っている。これによ−リ、搬送路81は可動側板23と
側板22aとで規定される幅「1のカード搬送路81−
が形成されている。そして、利用客により通帳・カード
挿入口3に磁気カードCが投入されると、その挿入が検
知器27bだけを暗にするとともに、検知器27Cで磁
気ストライプ110を検知することにより検知され、主
制御部200はソレノイド29を励磁し、本シャッタ2
1を開く。
すると磁気カードCは、ドライブローラ82・・・、ピ
ンチローラ83・・・により挟持されて通帳・カード部
20の内部に取込まれる。これにより、取込まれた磁気
カードCは搬送されながら磁気ヘッド50により磁気ス
トライプ110に記憶されている口座情報が読取られる
。この磁気カードCはさらに搬送され、エンボス台51
まで搬送され、一旦停止する。すなわち、磁気カードC
の先端がカード位置検知器52に到達するまで搬送され
、到達した時停止される。この停止の後、主制御部20
oは回転軸53を回転することにより、回転軸53を中
心にエンボス台51を90度回転せしめ、その磁気カー
ドCがジャーナル用紙Jの下側に入り込む。このジャー
ナル用紙Jには感圧発色性のインクが染み込ませてあり
、磁気カードCの上側のジャーナル用紙J上をエンボス
ローラ54でローラ移動路55に沿って移動して加圧す
ることにより、ジャーナル用紙Jに磁気カードCのエン
ボスを写しとることができる。
また、エンボス台51が回転してジャーナル用紙Jの下
側に入り込んだ位置にあるとき、カード搬送路81′に
は搬送路の底を形成する為の底板が出てくるようになっ
ている。すなわち、第13図(a)のように、磁気カー
ドCがエンボス台51上まで搬送された状態を示し、そ
の端部が位置検知器52の位置で停止している。同図(
b)は、磁気カードCをエンボス台51が保持したまま
(反時計方向に)90度回転した場合の状態を示してい
る。このとき、エンボス台51が回転したあとには、エ
ンボス台51がなくともカード搬送が可能なカード搬送
台57が残る。さらに、エンボス台51の一部がカード
搬送路81′上に出る。
この結果、エンボス台51上の磁気カードCとは別のカ
ードをエンボス台51とカード搬送台57とで支えて搬
送することができる。これにより、磁気カードCを受付
けている処理中に、別の磁気カードC1振込カードTの
処理を行う場合等、磁気カードCをエンボス台51上に
退避させることによりカード搬送路81′を他のカード
のために使用、処理することが可能である。
以上のようにして、磁気カードCを受付け、磁気ストラ
イプ110からの口座情報を読出し、エンボスが写しと
られる。また、磁気カードCを返却する場合には、これ
までの動作とは逆にエンボス台51が磁気カードCを乗
せたまま逆方向(時計方向)に90度回転され、磁気カ
ードCがカード搬送路81′上に出る。その後、磁気カ
ードCは、通帳・カード挿入口3の方向に搬送され、返
却されるか、逆に受入れ方向に搬送され、媒体回収庫4
0に回収される。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、振込カードT
の処理動作を説明する。この振込カードTは振込カード
収納庫41に収納されており、必要に応じて1枚ずつ取
出され、振込先印字エリア123に磁気情報を記憶して
発行される。一方、利用客が再度振込カードTに記憶さ
れている振込先に振込取引を行う場合には発行された振
込カードTを通帳・カード挿入口3から挿入することに
より、振込先を指定するようになっている。
まず、振込カードTの発行について説明する。
このとき、新規発行用の未使用の振込カードTは振込先
印字エリア121を上にして振込カード収納庫41に重
ねて収納されている。すなわち、主制御部200は振込
カードTの発行時、モータ(図示しない)を回転するこ
とにより、ツメ58を移動する。このツメ58の移動に
より、振込カードTの端部が押されるとともに可動ロー
ラ38により1通ずつ取出され、ゲート42.46の間
を介して搬送路81に送り込まれる。このとき、たとえ
ば利用者が磁気カードCを利用し、磁気ノJ−ドCの口
座から振込取引を行っている場合、振込カードTを発行
する前に磁気カードCを取込み処理を行い、前述したよ
うに磁気カードCをジャーナル用紙Jの下部に退避させ
ておく。
上記のようにして発行された振込カードTは、そのまま
通帳・カード挿入口3の方向に搬送される。そして、振
込カードTの後端がカード位置検知器52で検知された
位置を基準として印字ヘラスプリング88の弾性力によ
り可動側板23は底板26から突出した状態となってい
る。これにより、搬送路81は可動側板23と側板22
aとで規定される幅L1のカード搬送路81′が形成さ
れている。そして、振込カードTが印字位置まで搬送さ
れると、印字ヘッド35により振込先情報が記録される
。この振込先情報としては、第7図に示すように、振込
先の銀行名、支店名、口座番号、振込先名、有効期限等
が記録される。この印字が終了すると、振込カードTは
さらに通帳・カード挿入口3の方向に搬送される。する
と、振込カードTは搬送されながら磁気ヘッド60によ
り磁気ストライプ123に振込情報が記憶される。
この振込先情報としては、振込先の銀行名、支店名、口
座番号、振込先名、有効期限、電話番号等のコード化情
報が記憶される。この場合、記憶する情報量が多いため
、複数のトラックに渡って記憶されている。
上記したように、振込カードTへの印字、磁気記憶が終
了すると、振込カードTは通帳・カード挿入口3から排
出され、利用者に発行される。
次に、上記のようにして発行された振込カードTを用い
て、振込取引を行う場合について説明する。たとえば振
込カードTを受入れる場合、選択シャッタ21は第11
図に示すように、閉状態となっている。このとき、主制
御部200はソレノイド25を励磁していないため、ス
プリング88の弾性力により可動側板23は底板26か
ら突出した状態となっている。これにより、搬送路81
は可動側板23と側板22aとで規定される幅L1のカ
ード搬送路81′が形成されている。そして、利用客に
より通帳・カード挿入口3に振込カードTが投入される
と、その挿入が検知器27bだけを暗にするとともに、
検知器27dで磁気ストライプ110を検知することに
より検知され、主制御部200はソレノイド29を励磁
し、本シャッタ21を開く。すると振込カードTは、ド
ライブローラ82・・・、ピンチローラ83・・・によ
り挟持されて通帳・カード部20の内部に取込まれる。
これにより、取込まれた振込カードTは搬送されながら
磁気ヘッド60により磁気ストライプ123に記憶され
ている振込情報が読取られる。その後、振込カードTは
、通帳・カード挿入口3の方向に搬送され、返却される
か、逆に受入れ方向に搬送され、回収庫40に回収され
る。
上記振込カードTが受付けられると、主制御部200は
磁気123から読取った振込情報内の有効期限が期限内
であるか否かを判断する。このとき、有効期限が期限外
つまり期限切れとして判断した場合、振込カードTは印
字ヘッド35に搬送され、期限切れが印字される。この
印字は、印字ヘッド35のインクリボンを黒から赤に切
換えて印字するようにしても良い。この期限切れの印字
が終了すると、振込カードTはさらに取込み方向に搬送
され、ゲート42を介して回収庫40に回−42= 収される。この回収は、振込カードTを発行した時、あ
るいは有効期限内の振込カードTを返却した時、利用者
による取り忘れが生じた時も同様に行われる。このよう
な場合、回収庫40には、利用者が取り忘れた振込カー
ドTと、期限切れの振込カードTとが混在して回収され
るが、取り忘れた振込カードTは利用者に返却する必要
があり、期限切れの振込カードTは廃棄されるものであ
る。
しかし、期限切れの振込カードTには期限切れが印字さ
れているため、利用者が取り忘れた振込カードTと、期
限切れの振込カードTとが混在して回収されていても、
振込カードTを容易に分類することができる。
次に、このような構成において、第19図(a)〜(h
)に示す、フローチャートを参照しつつ据込動作につい
て説明する。たとえば今、利用客がこの装置の前に立つ
。この時、液晶表示部12には「いらっしゃいませ、お
取扱いをご指定下さいJと表示されるとともに、「出金
、入金、残高照会、通帳記入、振込Jの選択キーが表示
されている。
この案内に応じて利用客は「振込」と表示されたタッチ
パネル13の部分を押下げる。これにより、主制御部2
00は次の処理ステップに進むことを判断し、液晶表示
部12で「カードを入れてください。現金の場合は、現
金キーを押してください」と表示せしめるとともに、「
現金」の選択キーを表示せしめる(ST1)。ついで、
利用客は案内にしたがって、振込する金額を引き落す口
座の銀行カードを持参した場合、通帳・カード挿入口3
に磁気カードCを挿入する。また、カードを持参しない
場合は現金による振込として「現金」と表示されたタッ
チパネル13の部分を押下げる(ST2)。これにより
、主制御部11は磁気カードCの挿入を判断しく5T3
)、磁気カードCのデータを読取る(ST4>。すなわ
ち、磁気カードCは通帳・カード部20に取り込まれ、
前述した磁気ヘッド50によって磁気ストライプ110
に記憶されている暗証番号、口座番号などの口座情報が
読取られる(ST4)。上記口座情報は主制御部200
によってチェックされ、カードが正しくないと判断した
場合(ST5)、主制御部2゜Oはエラー処理を行う(
ST6)。また、主制御部200は磁気カードCが正し
いと判断した場合(ST5)、液晶表示部12で[あな
たの暗証番号を押してください]と表示せしめるととも
に、テンキーと訂正キーとを表示せしめる(ST7)。
ついで、利用客は案内にしたがって、テンキーが表示さ
れた部分を押下げることにより暗証番号を投入する(S
T8)。この暗証番号の投入により、主制御部200は
暗証番号が一致するが否が判断しく5T9)、一致しな
い場合、暗証再投入処理を行う(STIO)。また、主
制御部200は暗証番号が一致した場合、あるいは上記
ステップ3で現金キーの投入を判断したとき、液晶表示
部12で「お振込金額を押してください」とともに、テ
ンキーと金額キーとを表示せしめる (ST11)。
ついで、利用客は案内にしたがって、振込金額を投入す
る(ST12)。この投入により、主制御部200は液
晶表示部12で[振込カードを入れてください、または
送り先が登録済みか登録以外かに応じて登録キーあるい
は指定キーを押して下さい」と表示せしめる(ST13
)。ついで、利用客は案内にしたがって振込カードを持
参した場合、通帳・カード挿入口3に挿入し、振込先が
すでに登録されている場合、登録キーを投入し、振込カ
ードでも登録でもない今回新たな指定の場合、指定キー
を押下げる(ST13−)。このとき、主制御部200
が振込カードTの挿入を判断した場合(ST14)、後
述するステップ50へ進み、登録キーの投入を判断した
場合 (STI5)、後述するステップ59へ進む。ま
た、主制御部200が指定キーの投入を判断した場合(
ST15) 、主制御部200は液晶表示部12で「振
込先の業種を押してください」と表示せしめるとともに
、この時選択される業種としての銀行、クレジット会社
、組合等と、前述した銀行支店名ファイル207の専用
ファイル272から読み出した特定の銀行名たとえば第
2の銀行名との選択キーを表示せしめる(−8T16)
。この案内にしたがって利用客は業種あるいは銀行名を
押下げる(ST17)。この押下げにより主制御部11
が専用ファイル212から読み出した特定の銀行名の選
択を判断した場合(ST18)、後述するステップ40
へ進み、クレジット会社を判断した場合(ST19)、
後述するステップ35へ進み、さらに組合を判断した場
合(ST20)、後述するステップ28へ進む。
また、上記ステップ17による押下げにより、主制御部
200が銀行の投入を判断した場合(ST20) 、主
制御部200は液晶表示部12で「送り先の銀行の種類
を押してください」と表示せしめるとともに、都市銀行
、地方銀行相互銀行、信託銀行、信用金庫等の選択キー
を表示せしめる(ST21)。この案内に応じて利用客
は、銀行の種類を押下げる(ST22>。この押下げに
より、主制御部200は液晶表示部12で「送り先の銀
行名を押してください」と表示せしめるとともに、カタ
カナキー、訂正キー、完了キーを表示せしめる(ST2
3)。またこのとき、主制御部200は上記銀行の種別
の選択により汎用ファイル211の銀行ファイル214
内における種類別の銀行ファイル215の内容たとえば
都市銀行の銀行ごとのデータが読出される。そして、銀
行名の1文字が押下げられるたびに(ST24)、主制
御部200は銀行名をチェックし、それまで入力された
文字で限定される銀行名が少数に限定され、利用客に一
覧表示してもすぐに判断できる数(たとえば5件以下)
であると判断した場合、つまり一覧表示が可と判断した
場合(ST25)、主制御部200は銀行名の次の文字
の入力を中止し、液晶表示部12で「送り先の銀行名を
指定してください」と表示せしめるとともに、種類別の
銀行ファイル215から読み出した各銀行ごとの銀行名
データに基づき該当する銀行名の選択キーを表示せしめ
る(ST26)。すなわち、主制御部200は汎用ファ
イル211内の銀行ファイル215から複数の銀行名デ
ータ(選択された銀行の種類に対応する銀行の一覧)を
読み出し、銀行名の頭文字が投入された場合、主制御部
200は銀行ファイル215からの銀行名データを検索
し、その検索した銀行名を液晶表示部12で表示する。
この案内にしたがって利用客は送り先の銀行名を押下げ
る(ST27)。
また、上記ステップ20で主制御部200が協同組合の
投入を判断した場合、上述した銀行名の指定と同様に図
示しない協同組合ファイルを用いて組合名が選択できる
ようになっている(ST28〜34)。
さらに、上記ステップ19で主制御部200がクレジッ
ト会社の投入を判断した場合、上述した銀行名の指定と
同様に図示しないクレジット会社ファイルを用いてクレ
ジット会社が選択できるようになっている(ST35〜
39)。
上記ステップ27で主制御部200が個別の銀行名が投
入されたと判断したとき、あるいは前記ステップ18で
専用ファイル212の特定銀行名が選択された場合、主
制御部200は液晶表示部12で「送り先の支店名を投
入してください」と表示せしめるとともに、カタカナキ
ー、訂正キー、完了キーを表示せしめる(ST40)。
またこのとき、主制御部200は上記支店名の選択によ
り、銀行ファイル215における銀行ファイル216内
の1つの銀行に対する支店ごとのデータが読出される。
そして、支店名の1文字が押下げられるたびに(ST4
1)、主制御部200は支店名をチェックし、それまで
入力された文字で限定される支店名が少数に限定され、
利用客に一覧表示してもすぐに判断できる数(たとえば
5件以下)であると判断した場合、つまり一覧表示が可
と判断した場合(ST42)、主制御部200は支店名
の次の文字の入力を中止し、液晶表示部12で「送り先
の支店名を指定してください」と表示せしめるとともに
、1つの銀行ファイル216内の支店ごとのデータに基
づき該当する支店名の選択キーを表示せしめる(ST4
3)。すなわち、主制御部200は汎用ファイル211
内における1つの銀行ファイル216から複数の支店名
データ(選択された銀行に対応する支店の一覧)を読み
出し、支店名の頭文字が投入された場合、主制御部20
0は銀行ファイル216からの支店名データを検索し、
その検索した支店名を液晶表示部12で表示する。この
案内にしたがって利用客は送り先の支店名を押下ぼる(
ST44)。
また、ステップ34.39でそれぞれ主制御部200が
個別の組合名、個別のクレジット会社名が投入されたと
判断したときも、上述した銀行支店名の選択と同様に協
同組合の支店、クレジット会社の支店が選択されるよう
になっている。
上記した支店名の押下げにより、主制御部200は液晶
表示部12で「送り先の口座番号と預金種目を押してく
ださい」と表示せしめるとともに、テンキー、訂正キー
、普通キー、当座キーを表示せしめる(ST45)。こ
の案内にしたがって、利用客は口座番号、預金種目を投
入する(ST46)。この投入により、主制御部200
は本支店でないと判断した場合(ST47)、液晶表示
部12で「受取人名を押してください」と表示せしめる
とともに、カタカナキー、訂正キー、完了キーを表示せ
しめる(ST48)。
一方、上記ステップ13で利用客が振込カードTを挿入
した場合、主制御部200は振込カードTのデータを読
取る(ST50)。すなわち、振込カードTは通帳・カ
ード部20に取り込まれ、前述した磁気ヘッド60によ
って磁気ストライプ123に記憶されている振込データ
つまり振込先の銀行名、支店名、口座番号、振込先名、
有効期限等と振込人の氏名、電話番号が読取られる(S
T50)。上記振込データにエラーが発見されたり、正
しく読めない場合、あるいは有効期限以内か否か等が主
制御部200によってチェックされ、カードが正しくな
いと判断した場合(ST51)、主制御部200は液晶
表示部12で1振込カードを確めて入れ直してください
」と表示するとともに(ST51−1)、振込カードT
を通帳・カード挿入口3から排出(返却)し、ステップ
13に戻る(ST51−2)。また、主制御部200は
振込カード下が正しいと判断しく8丁51)、有効期限
切れを判断した場合(ST52)、主制御部200は液
晶表示部12で「この振込カードは使用できません」と
表示するとともに (ST53)、振込カードTを回収
庫40に回収し、ステップ16に戻る(ST54)。こ
の場合、振込カードTは無効と判断し、利用客に対して
新たに振込先の指定を入力してもらうようになっている
一方、振込カードTが有効期限以内であると判断された
場合でも(ST52)、その振込カードTの有効期限が
1ケ月以内に切れる場合には、その振込カードTを回収
し、ステップ5つへ進む(ST58)。この場合、利用
客が希望すれば新規の振込カードTが再発行される。ま
た、振込カードTが有効期限以内で、有効期限も1ケ月
以上あると判断された場合(ST54)、主制御部20
0は液晶表示部12で1振込カードをお取りください」
と表示するとともに(ST56)、振込カード下を通帳
・カード挿入口3から排出(返却)し、ステップ59へ
進む(ST57)。
ここで、振込カードTを回収するとき、振込カードTの
データは正しく読めたが、期限切れまたは1ケ月以内に
期限切れとなるために回収する場合、振込カードTに「
期限切れ」と印字して回収するが、振込カードTのデー
タが正しく読めなかった場合は、その振込カードTを利
用客に返却する。これは、利用客が間違えて振込カード
下でないカードを挿入した場合、あるいは振込カードT
の挿入方向を間違えて挿入した場合に、再度振込カード
Tの受付ができるようにしたものである。
そして、上記ステップ48の案内に応じて完了キーが押
し下げられたとき(ST49)、ステップ47で本支店
と判断した場合、あるいはステップ57.58で振込カ
ードTが排出、回収された場合、主制御部200は液晶
表示部12で[ただいまコンピュータ処理中です、しば
らくお待ちください」と表示せしめる(ST59)。こ
のとき、ホストコンピュータ(図示しない)からの電文
には受取人の店番、口座番号、氏名、住所、電話番号と
複数の振込先情報 (銀行名(カタカナコード)、支店
名(カタカナコード)、口座番号および預金種目などか
らなる)が含まれている。また、主制御部200は照会
電文を送受信し、その結果をジャーナル用紙Jに印字せ
しめる(ST60)。
上記照会電文における振込人情報としての金融機関名、
銀行名、支店名は、カタカナコードで送受信されるよう
になっている。ついで、主制御部200は登録を判断し
た場合(ST61)、液晶表示部12で「受取人を指定
してください」と表示せしめるとともに、表示可能な複
数の氏名を一覧表示せしめる(ST6.2)。この案内
にしたがって利用客はその一覧表示により振込先を選択
する(ST63)。そして、主制御部200が次の登録
キーの投入を判断したとき(ST6.3−1)、次の氏
名の一覧の表示が判断され、ステップ62に戻り次の氏
名の一覧に変更して表示を行う(ST62)。また、ス
テップ61で主制御部200が登録でないと判断した場
合、あるいはステップ63−1で受取人が選択された場
合、主制御部200は液晶表示部12で「受取人を確認
してください」と表示せしめるとともに、受取人情報を
漢字表示し、さらに確認キー、取消キーを表示せしめる
(ST64)。この案内にしたがって、利用客は確認キ
ーあるいは取消キーを押下げる(ST65)。そして、
主制御部11が取消キーの投入を判断したとき、取消処
理を行う。
ついで、この確認キーが投入されると主制御部200は
磁気カードC1振込カードTの利用を判断し、磁気カー
ドC1振込カードTの利用でないと判断したとき(S’
T66)、主制御部200は液晶表示部12で「お振込
人名を押してください」と表示せ、しめるとともに、カ
タカナと振込先の事業所形態を支持するキーとを表示せ
しめる(ST70)。この案内にしたがって、振込人名
と完了キーを押し下げる(ST71)。つぎに、主制御
部200は液晶表示部12で「電話番号を押してくださ
い」と表示せしめるとともに、テンキーを3)。
また、ステップ66で主制御部200が磁気カードC1
振込カードTの利用を判断した場合、主制御部200は
液晶表示部12で「お振込の内容がよろしければ確認を
押してください」と表示せしめるとともに、振込内容、
取消キー、確認キーを表示せしめる(ST67)。この
案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは取消キー
を押下げる(ST68)。そして、主制御部200が取
消キーの投入を判断しLとき(ST69)、ステップ7
0へ進み、確認キーの投入を判断したとき(ST69)
、ステップ73−1に進む。ここで、利用客が磁気カー
ドC1振込カードTを使用した場合、振込人(利用客)
に関する口座情報、氏名が磁気情報として記憶されてい
るため、利用客は新めて入力する必要がない。すなわち
、磁気カードCを使用した場合は、磁気カードCの磁気
ストライプ110に記憶されている口座情報をセンタに
送信し、その口座番号に対応して記憶されている利用客
の氏名を受信することができる。また、振込カードTを
使用した場合、振込カードTの磁気ストライプ123に
直接利用客の氏名が磁気情報として記憶されているため
、これを読出すことにより、利用客の氏名を入力するこ
とができる。
また、磁気カードCあるいは振込カードTに記憶されて
いる氏名が振込人とは限らないため、ステップ67〜6
9の処理が行われるようになっている。すなわち、たと
えば給与振込が行われている口座の磁気カードCを使っ
て振込を行う場合、磁気カードCの氏名は当然給与を受
ける者となっている。そこで、給与を受取る者の家族の
名前で振込を行う必要が生じた場合等、磁気カードCの
氏名から家族の氏名に変更することができるようになっ
ている。
上記振込内容の確認が行われたところで、主制御部20
0は振込手数料の計算を行う(ST73−1)。これは
、振込金額、振込先が同一銀行内か、他銀行か等により
手数料が算出される。以上で、振込取引に必要な情報の
入力をすべて完了する。ここで、主制御部200は液晶
表示部12で「お振込の内容がよろしければ確認を押し
てください」と表示せしめるとともに、振込内容、振込
手数料、取消キー、確認キーを表示せしめる(ST74
)。この案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは
取消キーを押下ぼる(SV75)。
そして、主制御部200が確認キーの投入を判断し、カ
ードの利用でないと判断した場合(SV76)、主制御
部200は液晶表示部12で[紙幣、硬貨をそれぞれの
投入口へお入れください、よろしければ確認キーを押し
てください」と表示せしめるとともに、確認キーと取消
キーとを表示せしめる(SV81)。この案内にしたが
って、利用客は紙幣を紙幣挿入口10に挿入し、硬貨を
硬貨投入ロアに投入する(SV82)。すると、紙幣は
紙幣人出金部202に受入れられ、鑑査計数され、硬貨
は硬貨人出金部201に受入れられ、鑑査計数される(
SV83)。このとき主制御部200は入金額と、振込
金額、手数料を加えたものとを比較し、入金額が振込金
額と手数料との和より大きくなった場合(SV84)、
主制御部200はその過剰分の紙幣のりジエクトを判断
する(SV84−1)。入金額が振込金額と手数料との
和より小さい場合つまり過剰が生じていない場合(SV
84)、主制御部200は紙幣を順次受入れる(SR8
1−2)。そして、主制御部200は紙幣の取込みが終
了したが否かをチェックしく5R84〜3)、この取込
みが完了していない場合、ステップ83に戻り、取込み
が完了した場合、投入金額が不足しているが否かをチェ
ックする(SV40)。このチェックの結果、主制御部
200が不足金額を算出した場合 (SV40−1)、
主制御部200は液晶表示部12で「入金額が不足です
追加してください」と表示せしめ、ステップ82に戻る
(SV40−2>。また、ステップ85で投入金額に不
足が生じていない場合、主制御部200は過剰が生じて
いるが否かをチェックしく5T86)、過剰が生じてい
る場合、主制御部200は液晶表示部12で[過剰分を
返却しますJと表示せしめるとともに、過剰分の紙幣を
紙幣挿入口10に返却する(SV86−1)。
この案内に応じて利用客は返却された紙幣を受取る(S
V86−2)。
上記ステップ86で紙幣の過剰が生じなかった際、ある
いはステップ86−2の紙幣の取出しが行われた場合、
主制御部200は液晶表示部12で「入金額を確認して
ください」と表示せしめるとともに、入金額、取消キー
、確認キーを表示せしめる(S、T8.7.)。この案
内にしたがって、利用客は確認キーを押下げる(SV4
0−1)。そして、主制御部200が確認キーの投入を
判断した場合、ステップ88へ進む。
上記したように、通常の入金取引時の入金制限金額とと
もに、今回の振込金額と手数料との和を振込取引の入金
制限金額以内であることをチェックするとともに、入金
額が振込金額と手数料との和より大きくなった場合、そ
の過剰分は自動的に返却されるようになっている。これ
は、偽造紙幣を振込取引に用いて大量の釣銭を引出すこ
とにより、真紙幣との交換が行われるのを防止できるも
のである。すなわち、従来の自・動取引装置による取□
引では、銀行口座を持・っている必要があり、銀行カー
ドの発行するときには、利用者の身元確認のため、銀行
カードを郵送するなど行っている。
したがって、自動取引装置を利用した犯罪が発生した場
合は、すぐに利用者の身元が判明してしまう。しかし、
本自動取引装置を利用した振込取引では、不特定の利用
者でも利用することができ、また他の自動販売機等に比
べて取扱う金額が高額となっている。そこで、たとえ小
額の振込取引で高額の入金を行い、大量め釣銭を受ける
ことにより、偽造紙幣を即座に真紙幣に交換することが
できてしまう。したがって、これを防止するために、鑑
別計数の途中でも、入金金額が振込金額と手数料との和
より大きくなった時点から、以降の入金分については入
金紙幣がそのまま自動的に返却されるようになっている
。これにより、万一偽装紙幣が入金された場合でも、被
害額を最小限にすることができる。ただし、紙幣と硬貨
の併用の場合には、硬貨に対しては千円以下の端数分が
入金制限類として与えられ、紙幣に対しては振込額と手
数料との和が入金制限類として与えられるようになって
いる。
また、上記ステップ76でカードの利用と判断した場合
、主制御部200は液晶表示部12で「通帳をお入れく
ださい、無い場合は通帳忘れを押してください」と表示
せしめるとともに、通帳忘れキーを表示せしめる(ST
77)。この案内に応じて利用客は、通帳を通帳・カー
ド挿入口3に挿入するか、通帳忘れキーを押下げる(S
T78)。ついで、通帳の挿入が判断された場合(ST
79)、主制御部200は通帳を通帳・カード部20に
受入れ、ステップ88に進む (ST80)。また、ス
テップ79で通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ス
テップ88に進む。
そして、ステップ87−1の処理終了後、あるいはステ
ップ7つで通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ある
いはステップ80で通帳の受入れが行われた後、主制御
部200は液晶表示部12で「ただいまコンピュータ処
理中です、しばらくお待ちください」と表示せしめる(
ST88)。
また、主制御部200は据込電文を送受信し、その結果
を前述した印字装置93を用いてジャーナル用紙Jに印
字せしめる(ST89”)。この印字の終了に応じて主
制御部200は、釣銭があるか否かを判断する(ST9
0)。そして、主制御部200が釣銭のありを判断した
場合、主制御部200は液晶表示部12で「紙幣、硬貨
をそれぞれの受取口からお受取りください」と表示せし
めるとともに、釣銭金額を表示せしめる(ST91)。
このとき、主制御部200は紙幣人出金部202を作動
して紙幣挿入口10に釣銭紙幣を放出せしめ、硬貨人出
金部201を作動して釣銭放出口8に釣銭硬貨を放出せ
しめる(ST92)。この放出により利用客は釣銭を受
取る(ST93) 、、この釣銭の受取りが終了したと
き、あるいはステップ90で主制御部200が釣銭無し
を判断したとき、主制御部200は振込先が登録されて
いたか、振込カードを使用していたか、振込カードが回
収済みかをそれぞれをチェックする(ST94.95.
96)。
ここで、振込先が登録でなく、振込カードTを使用しな
かった場合、あるいは振込カードTが回収済みの場合、
主制御部200は液晶表示部12で「振込カードを発行
しますか」と表示せしめるとともに、発行、不要キーを
表示せしめる(ST97)。この案内に応じて利用客は
発行キーあるいは不要キーを押下げる(ST98)。そ
して、主制御部200が発行キーの押下げを判断した場
合(ST99)、主制御部200は通帳・カード部20
によって振込カードTを発行せしめる(ST100)。
これにより、前述したように通帳・カード部20が新規
の振込カードTを発行し、通帳・カード挿入口3から排
出せしめる。このとき、主制御部200は液晶表示部1
2で「振込カードをお取りください」と表示せしめる 
(ST101)。この案内に応じて、利用客は振込カー
ドTを通帳・カード挿入口3から取出して受取る(ST
102>。この取出しに応じて、上記ステップ94で振
込先が登録を判断した場合、上記ステップ96で振込カ
ードTが回収済みでないと判断した場合、あるいは上記
ステップ9つで不要キーの押下げを判断した場合、主制
御部200は液晶表示部12で1通帳またはレジ−1へ
をお取りください」と表示せしめるとともに(ST10
3)、通帳あるいはレシートRを通帳・カード挿入口3
から排出せしめる(ST104)。これにより、利用客
は通帳PあるいはレシートRを受取る(ST105)。
この受取りに応じて、主制御部200は磁気カードCを
用いたか否かを判断しく5T106)、磁気カードCを
使用しなかった場合、振込処理を終了する。また、主制
御部200は磁気カードCを使用した場合、液晶表示部
12で1カードをお受取ください」と表示せしめるとと
もに(ST107)、通帳・カード挿入口3から磁気カ
ードCを放出せしめる(ST108)。これにより、利
用客は放出された磁気カードCを受取り(ST109)
 、振込処理を終了する。
なお、前記実施例では、表示部として液晶表示部を用い
たが、これに限らずCRTディスプレイを用いるように
しても良い。また、金融機関として郵便局を用いるよう
にしても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、幅の異なる媒体
を正しく挿入することが可能で、しかも66一 媒体が正しく挿入された場合のみ、その受入れが可能と
なる媒体取扱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は全体
の外観斜視図、第2図は液晶表示部の表示例を示す図、
第3図はタッチパネルと液晶表示部の構成を説明するた
めの図、第4図、はタッチパネルの透明電極を説明する
ための図、第5図は通帳の構成を示す図、第6図は磁気
カードの構成を示す図、第7図は振込カードの構成を示
す図、第8図および第9図は通帳・カード部の構成を説
明するための図、第10図および第11図は選択シャッ
タを説明するための図、第12図は可動側板と側板との
関係を説明するための図、第13図はエンボス台の移動
状態を説明するための図、第14図は表紙の頁捲りを説
明するための図、第15図は全体の構成を説明するため
のブロック図、第16図および第17図はデータファイ
ルの記憶例を説明するための図、第18図は銀行支店フ
ァイルの検索手順を示すフローチャ、−ト、第19図は
振込動作を説明するためのフローチャートである。 3・・・通帳・カード挿入口(媒体受入口)、11・・
・斜め操作部、12・・・液晶表示部、13・・・タッ
チパネル、P、P−・・・通帳、C・・・磁気カード、
T・・・振込カード、dl・・・透明電極、d2・・・
透明電極、21・・・選択シャッタ(第1のシャッタ)
、22a、22b・・・側板、23・・・可動側板、2
5.29.30・・・ソレノイド、26・・・底板、2
8・・・本シャッタ(第2のシャッタ)、27a、27
b、27c、27d・・・検知器、31.50,60・
・・磁気ヘッド、39・・・新通帳収納庫、40・・・
回収庫、41・・・振込カード収納庫、81・・・搬送
路(第1の搬送路)、81a・・・カード搬送路(第2
の搬送路)、85・・・取付はアーム、86.87・・
・支持アーム、101・・・表紙、103.110,1
23・・・磁気ストライプ、104・・・印字ページ、
105・・・頁マーク、200・・・主制御部、201
・・・硬貨入出金部、202・・・紙幣入出金部、20
3・・・接客操作部、207・・・銀行支店名ファイル
、208・・・累計メモリ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第5図 P、\  1 工    I (輻1  = 一5之1o5゛ #? 10’4  − 第6図 ゴ    ■ ぐ ぐ ど ; 北 [−11「コ q〕 ぐ   8  ゞ ン    LL−) Cつ く αつ qフ       − Lr、     (1−)        〜、コi1
n]L」■の ■                      j特
開昭G1−82292(20) 二jWX 第11図 第12図 第14図 (a)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幅の異なる第1、第2の媒体を取扱う媒体取扱装
    置において、前記第1、第2の媒体を受入れる媒体受入
    口と、この媒体受入口に受入れられる媒体を指定する指
    定手段と、前記媒体受入口内に設けられ、第2の媒体の
    受入れを阻止する第1のシャッタと、前記第1のシャッ
    タの後段に設けられ、前記両方の媒体の受入れを阻止す
    る第2のシャッタと、前記指定手段により第1の媒体を
    受入れる場合、前記第1のシャッタを閉じ、第2の媒体
    を受入れる場合、前記第1のシャッタを開く手段と、前
    記第1のシャッタと第2のシャッタの間に、第1、第2
    の媒体がそれぞれ挿入されたことを検知する検知手段と
    、この検知手段の検知結果に応じて第2のシャッタを開
    く手段とを具備したことを特徴とする媒体取扱装置。
  2. (2)前記第1のシャッタが目視可能なシャッタである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の媒体取扱
    装置。
JP59204442A 1984-09-29 1984-09-29 媒体取扱装置 Pending JPS6182292A (ja)

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JP59204442A JPS6182292A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 媒体取扱装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062123A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Nasuka Kk 記録媒体処理装置および遊技システム
JP2006198329A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Glory Ltd 遊技媒体貸出処理装置および遊技媒体貸出システム

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