JP4523092B2 - 記録媒体処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体処理装置に関し、特に、記録媒体の回収効率の向上に有効な記録媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリペイドカードを用いたカードシステムがパチンコ店等の遊技場に導入されている。このプリペイドカードは、遊技場において、主に、有価情報を記録するカード状記録媒体として使用される。このようなカードシステムの導入により、遊技のたびに硬貨や紙幣を遊技台に投入する必要がなくなるため、遊技客は非常に便利である。また、遊技店側にとっても遊技台ごとの硬貨や紙幣の回収が不要になるといった利点がある。
【0003】
上記のようなカードシステムにおいて、近年さらに注目されているのがプリペイドカードのリサイクルである。プリペイドカードのリサイクルとは、使用後廃棄されたプリペイドカードを回収し、この回収したカードに再び情報を記録して再発行する技術である。
【0004】
上記リサイクル技術では、各遊技台に使用済みのカードを自動的に取り込む機能を設けて、使用済みのカードを自動的に収集するシステムを採用している。これは、遊技客の意志に依存した回収方法では、プリペイドカードの回収効率が上がらないためである。
【0005】
上記のようにして、各遊技台で収集された使用済みカードは、遊技場の閉店後、店員によって回収され、再度プリペイドカードの販売機に装填される。そして、プリペイドカードの発行時に、再度新たなカードID、あるものは有価情報が記録されて遊技客の手に渡る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような店員による使用済みカードの回収は、作業効率の面で好ましくない。特に、遊技台が多数存在する大規模な遊技場では、この回収作業に多大の労力を要する。この問題を解決すべく、各遊技台で収集した使用済みカードを一箇所に移送して回収する方法も提案されているが、この方法には、次のような問題がある。第1は、カードの形状から連続搬送が困難であり、複雑な搬送装置が必要になるという問題である。第2は、回収後のカードの整列に人手を要するという問題である。
【0007】
このように、従来のリサイクル技術には、未だ解決できない問題が残されている。遊技場で使用される記録媒体のリサイクルを好適に行うには、該記録媒体の回収効率を向上させることが重要な課題である。
【0008】
そこで、本発明は、記録媒体の回収効率の向上に有効な記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する手段として、以下に示すアプローチを行ったのでここに説明する。
【0010】
プリペイドカードの自動回収が困難な原因は、その形状にあると考えられる。
即ち、プリペイドカードは、その厚さが薄く、他の物体に張り付き易いという性質があるため、固定や回転、移動等の処理が困難であり、また、表裏、上下の方向揃えが必要ということもあって、プリペイドカードを自動的に回収するためには、非常に複雑な機構を設ける必要がある。
【0011】
また、プリペイドカードには、PETカードが多く使われており、曲がりやすく折れやすいといった強度的な欠点もある。リサイクルという観点からは、有価情報等を記録した記録媒体が多くの人の手に渡るため、再利用を繰り返すうちにカードが変形し、うまく搬送できなくなることも十分考えられる。
【0012】
そこで、カード形状よりも取り扱いが簡単で、かつ、連続処理に適した形状を有するコイン形状の適用に着目した。コイン形状の物体を取り扱う技術は、硬貨を取り扱う分野で発達しており、搬送や回収を連続的に行う技術が数多く存在する。
従って、コイン形状の媒体に有価情報を記録した記録媒体を導入すれば、コイン形状の搬送能力を有効に利用したシステムを構築することができ、記録媒体の回収効率の向上が期待できる。
【0013】
ここで、特開平4−105683号公報には、硬貨投入口を通じて投入可能な硬貨形状に形成され、内部に金額と実質的に等価な有価データが記憶される記憶素子が設けられた模擬コインを受け入れ、玉貸装置内に設けられた模擬コインとのデータアクセス装置によりデータの授受を行い、貸出可能な有価データの残額があるときにパチンコ玉の貸出を行い、残額を書き替えると言ったものが開示されている。即ち、同公報のものは、カード処理ではなく硬貨による玉貸出機をベースにしたものである。
【0014】
しかし、コイン状の記録媒体は、一旦回収してしまうと、ユーザに対して返却することが困難であるため、返却時のことも考慮しておくことが望ましい。
【0015】
また、既存のカード方式を上記のようなコイン方式に即移行することは、困難であるため、本発明では、既存のカード方式との併存についても考慮することにした。
【0016】
そこで、上記のような観点から創作行為を繰り返し、パチンコ店等の遊技システムに適した記録媒体処理技術の新規な構成を想到した。以下、この新規な構成を詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(発明の概要)
本発明に係る記録媒体処理装置の特徴は、非接触型の記録媒体であるコイン状記録媒体の移動状態を操作して、該コイン状記録媒体の返却、廃棄およびアンテナ部に対する位置決めを制御する移動制御機構を備えた点にある。
【0018】
上記機構を備えた記録媒体処理装置は、遊技システム内に複数設置され、該各装置のそれぞれがコイン状記録媒体の返却、廃棄および記録情報の更新を独自に行う。そして、該各装置内で使用済みになった記録媒体は、該各装置から排出されて回収される。
【0019】
このように、上記特徴を有する記録媒体処理装置を設けることで、遊技システムにおける記録媒体の自動回収が可能になる。
【0020】
(発明の形態)
図1は、本発明に係る記録媒体処理装置の外観構造を示す斜視図である。以下、同図に基づいて、本発明に係る記録媒体処理装置の構成を説明する。
【0021】
記録媒体投入口16は、カード状記録媒体14とコイン状記録媒体10の双方を取り込むための開口部である。即ち、同図に示す記録媒体処理装置12は、カード状記録媒体14とコイン状記録媒体10の双方を処理することができる。この構成は、カード方式とコイン方式の併用を意識したものである。ただし、このようにカード状記録媒体14の処理が可能であることは、本発明の必須事項ではない。
【0022】
記録媒体投入口16に投入されたカード状記録媒体14あるいはコイン状記録媒体10が未だ使用可能である場合には、該カード状記録媒体14あるいはコイン状記録媒体10は、この記録媒体投入口16から返却される。同様に、使用済みになったカード状記録媒体14もこの記録媒体投入口16から排出される。一方、使用済みになったコイン状記録媒体10は、コイン状記録媒体排出口18から外部に排出される。これは、使用済みになったコイン状記録媒体10を一括回収するためである。
【0023】
尚、本説明では、コイン状記録媒体10の投入と返却を同一の開口部で行う構成について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、後述の実施例に示す如く、投入用の開口部と返却用の開口部を別個に設ける構成も本発明の範囲内である。
【0024】
カード状記録媒体14は、従来から遊技システムで使用されていたプリペイドカードや会員カードに相当する記録媒体であり、このカード状記録媒体14は、その名称が示す通りカード形状を有する。即ち、このカード状記録媒体14に、有価情報である度数や会員番号等の会員情報が記録され、記録媒体処理装置12がこの記録された内容の読み取りや更新を行う。このカード状記録媒体14は、非接触型および接触型のいずれのアクセス形式であってもよく、本説明では、カード状記録媒体14が非接触型のカードである場合の例を説明し、接触型のカードの例は、後述の実施例で説明する。
【0025】
コイン状記録媒体10は、コイン形状を有する情報記録媒体であり、カード状記録媒体14と同様の機能を有する記録媒体である。カード状記録媒体14と異なる点は、その形状がコイン形状であることにある。コイン形状とは、硬貨やチップに類した円盤形状を意味する。このコイン形状は、リサイクル時の耐久性と搬送性を考慮して、樹脂、金属、セラミック等の硬質材料で形成する。より好ましくは、ある程度重さのある材料で形成して、搬送時に転がりやすくする。コイン状記録媒体10の成形材料としてプラスチック等の軽量材料を用いる場合には、コイン形状の外周部に金属リング等を埋め込んで重みを持たせることが好ましい。
【0026】
このコイン状記録媒体10は、後述の実施例で述べるように、半導体チップと、該半導体チップを取り巻くアンテナ部とを具備する非接触型の記録媒体であり、該アンテナ部を介して半導体チップに情報の読み書きが行われる。このような非接触型の記録媒体は、特開平9−197965号公報にも開示されている。この文献には、半導体チップを埋め込んだ非接触型記録媒体の構造および製造方法が詳細に記載されているため、ここではその詳細な説明を省略する。
【0027】
このように非接触型の記録媒体を用いる理由は、遊技中に頻繁に更新される例えば使用度数等の情報の読み書き込みを好適に行うためである。加えて、この非接触型の記録媒体は、リサイクル時にも有効である。即ち、非接触型の記録媒体を用いれば、使用済みの記録媒体に対して、新たな情報を書き換えてゆくことができ、連続自動リサイクルを達成することが可能になる。
【0028】
また、このコイン状記録媒体10には、後述の実施例で述べるように、外部からの操作によって表示内容が変化する可変表示部を設けてもよい。この可変表示部は、熱可逆性インクや磁性粉、磁性マイクロカプセル等の視認性のある材料で形成することができる。可変表示部は、例えば、コイン状記録媒体10の有価情報、発行店名、発行日等の遊技時やリサイクル時に変化する情報の表示に利用できる。一方、コイン状記録媒体10の製造番号やマーク等の固定情報は、印刷等の手段によって表示すればよい。
【0029】
可変表示部の情報を変化させる場合には、表示させたい情報を熱や磁界等に変換して、該可変表示部を構成する熱可逆性インクや磁性粉に印加する。このような可変表示部の構造および作用の理解には、特開平5−16578号公報が参考になる。
【0030】
図2は、図1の矢印IIが示す方向から見た記録媒体処理装置12の正面図である。同図に示すように、記録媒体投入口16には、コイン状記録媒体10を取り込むためのコイン投入口28と、カード状記録媒体14を取り込むためのカード挿入口32が設けられる。コイン投入口28およびカード挿入口32は、それぞれ、コイン状記録媒体10およびカード状記録媒体14の厚さに対応して形成され、これらは、互いに連通している。
【0031】
コイン状記録媒体10の方がカード状記録媒体14よりも厚さが厚いため、コイン投入口28は、カード挿入口32よりも開口幅が大きく形成される。この厚さの違いにより、コイン投入口28に投入されたコイン状記録媒体10は、カード挿入口32に侵入することなく、記録媒体処理装置12の内部に取り込まれる。
【0032】
一方、カード状記録媒体14は、コイン状記録媒体10よりも高さが高いため、記録媒体投入口16に差し込まれた際には、該カード状記録媒体14の一部がコイン投入口28を通過することになる。ただし、カード挿入口32の開口幅は、カード状記録媒体14の厚さに対応した大きさを有するため、記録媒体投入口16に差し込まれたカード状記録媒体14は、左右にぶれることなく記録媒体処理装置12の内部に取り込まれる。
【0033】
記録媒体投入口16の上記構造は、記録媒体処理装置12の小型化に有効である。即ち、カード状記録媒体14の取り込み口とコイン状記録媒体10取り込み口を重ねた分だけ、両者の取り込み口を別個に設けた構造よりも省スペース化が図られる。
【0034】
尚、同図では、コイン投入口28とカード挿入口32の壁面が紙面左側で一致する構造を示したが、これらの壁面を一致させることは、本発明の必須要件ではなく、例えば、コイン投入口28の中心線とカード挿入口32の中心線とを一致させた配置であってもよい。
【0035】
図3は、図1の矢印IIIが示す方向から見た記録媒体処理装置12の平面図である。同図に示すように、記録媒体処理装置12の内部には、記録媒体投入口16に接続されたコイン通路30とカード通路36とがそれぞれ別個に設けられる。
【0036】
カード通路36は、記録媒体投入口16のカード挿入口32から記録媒体処理装置12の内部に向かって直進形成され、その長さは、カード状記録媒体14の長さに対応している。一方、コイン通路30は、記録媒体処理装置12に対して斜めに配設され、その始端がコイン投入口28に、その終端がコイン状記録媒体排出口18に接続される。このように、コイン通路30を斜めに形成しておけば、該コイン通路30とカード通路36との間にスペースが確保されるため、カード通路36上に搬送ローラを自由に配置することができる。また、カード状記録媒体14が接触型である場合には、このスペースを利用して磁気ヘッド等のカード状記録媒体14の記録情報にアクセスする手段をカード通路36上に自由に配置することができる。
【0037】
カード通路36の側面には、アンテナ部38が該カード通路36と平行に配設され、このアンテナ部38は、制御部26に接続される。制御部26は、該アンテナ部38を介して、カード通路36に挿入された非接触型のカード状記録媒体14およびコイン通路30に投入されたコイン状記録媒体10とデータ通信を行う。
【0038】
図4は、図2および図3のIV−IV断面を示す断面図である。同図に示すように、コイン通路30上には、制御部26に接続された次の3つの位置制御レバーが設けられ、該各レバーの連動によってコイン状記録媒体10の移動位置が制御される。
【0039】
挿入防止レバー20は、コイン投入口28に近接した位置に設けられ、コイン状記録媒体10のコイン通路30への挿入を防止する。この挿入防止レバー20がコイン通路30内に突出した状態で、コイン通路30の入り口が塞がれ、コイン状記録媒体10のコイン通路30への侵入が防止される。
【0040】
R/W位置ロックレバー22は、挿入防止レバー20より奥側に位置して設けられ、コイン状記録媒体10をアンテナ部38が配設された位置に停止させる。このR/W位置ロックレバー22がコイン通路30内に突出した状態で、コイン状記録媒体10がアンテナ部38の側面に停止する。このR/W位置ロックレバー22は、コイン状記録媒体10の返却にも使用される。
【0041】
一時保留レバー24は、R/W位置ロックレバー22の下流に設けられ、コイン状記録媒体10を一時的に前記コイン通路30内に保留する。この一時保留レバー24がコイン通路30内に突出した状態で、コイン状記録媒体10がコイン状記録媒体排出口18の手前で保留される。
【0042】
制御部26は、上記3つの操作レバーを連動させて、コイン状記録媒体10の返却、廃棄およびその内部に記録されたデータの取得および更新を行う。
【0043】
図5は、図2のV−V断面を示す断面図である。同図に示すように、カード通路36内には、複数の搬送ローラ34が配設され、この搬送ローラ34によって、カード挿入口32から差し込まれたカード状記録媒体14がカード通路36内に取り込まれる。該各搬送ローラ34は、制御部26によって図示しない駆動装置を介してコントロールされる。
【0044】
図6は、図2のVI−VI断面を示す断面図である。同図に示すように、アンテナ部38は、カード通路36とコイン通路30が重なり合う位置に配設され、カード通路36内に挿入されたカード状記録媒体14あるいはコイン通路30内に挿入されたコイン状記録媒体10の両方に対して電波の送受信を行う。
【0045】
このように、、アンテナ部38をカード通路36とコイン通路30とが重なり合う位置に配設することにより、該アンテナ部38を2つの通路で共用することができる。
【0046】
以下、以上説明したように構成される記録媒体処理装置の動作例を図7〜図13を用いて説明する。
【0047】
図7は、図1に示した記録媒体処理装置12の第1の動作フローを示すフローチャートである。同図に示すように、記録媒体処理装置12内の制御部26は、まず、媒体挿入許可状態を形成する(ステップS100)。この媒体挿入許可状態は、記録媒体処理装置12の電源投入時またはリセット時に形成される。
【0048】
図9は、図7の媒体挿入許可状態を図示した断面図である。同図に示すように、媒体挿入許可状態では、挿入防止レバー20がコイン通路30から退避し、R/W位置ロックレバー22および前記一時保留レバー24の双方がコイン通路30内に突出する。
【0049】
この状態で、新たなコイン状記録媒体10が投入されると、該コイン状記録媒体10は、コイン通路30内に進入し、R/W位置ロックレバー22が突出した位置で停止する。この位置で停止したコイン状記録媒体10は、アンテナ部38によって検出される。このとき、一つ前に投入されたコイン状記録媒体10は、一時保留レバー24によって保持されている。
【0050】
このように、R/W位置ロックレバー22と一時保留レバー24の両方をコイン通路30に突出させておくことにより、前回投入されたコインを一枚保持した状態で、次のコインを受け付けることができる。
【0051】
制御部26は、図示しない光学スイッチによりコイン状記録媒体10の挿入を検出すると(図7のステップS102でYES)、挿入防止レバー20をコイン通路30内に突出させるとともに(ステップS104)、一時保留レバー24をコイン通路30から退避させる(ステップS106)。
【0052】
図10は、コイン状記録媒体10の挿入を検出した後のコイン通路30の状態を示す断面図である。同図に示すように、コイン通路30内に挿入されたコイン状記録媒体10は、R/W位置ロックレバー22によって保持され、一時保留されていたコイン状記録媒体10は、一時保留レバー24の退避によって、コイン通路30から排出される。この排出されたコイン状記録媒体10は、図1のコイン状記録媒体排出口18から記録媒体処理装置12の外部に排出されて一括回収される。即ち、コイン状記録媒体10の検出と回収が自動的に行われるのである。
【0053】
この状態で、例えば、記録媒体処理装置12に設けられた返却ボタンの押下によって、コイン状記録媒体10の返却が指示されると(図7のステップS108でYES)、制御部26は、挿入防止レバー20をコイン通路30から退避させて(ステップS110)、コイン状記録媒体10を返却する(ステップS112)。
【0054】
図11は、挿入されたコイン状記録媒体10の返却動作を示す断面図である。
同図に示すように、コイン状記録媒体10の返却は、R/W位置ロックレバー22をコイン通路30の入り口に向かって倒し、コイン状記録媒体10を逆走させることによって行う。
【0055】
図7のステップS108で返却が指示されなかった場合には、制御部26は、アンテナ部38を介して、コイン状記録媒体10の記憶内容の読み出しおよび書き換えを行う。例えば、IDを読み出し度数の更新を行う(ステップS114)。制御部26は、この更新処理をコイン状記録媒体10の度数が0になるか、または返却が指示されるまで実行する(ステップS116でNO)。
【0056】
図8は、図7の動作フローに引き続いて実行される第2の動作フローを示すフローチャートである。同図に示すように、図7のステップS116で度数が0になった場合、制御部26は、まず、一時保留レバー24をコイン通路30内に突出させ(ステップS200)、その後、R/W位置ロックレバー22をコイン通路30から退避させる(ステップS202)。同時に、制御部26は、挿入防止レバー20をコイン通路30から退避させて(ステップS204)、この度数が0になったコイン状記録媒体10の返却が要求された場合に備える。
【0057】
図12は、コイン状記録媒体10の度数が0になったときのコイン通路30の状態を示す断面図である。同図に示すように、度数が0になったコイン状記録媒体10は、一時保留レバー24で受け止められて、コイン通路30内に一時的に保留される。この保留したコインは、度数が0であるため、回収候補となる記録媒体であるが、ここで、そのまま回収してしまうと、遊技客への変換が困難になるため、遊技客から返却が要求される場合を想定して、一時的に保留しておくのである。
【0058】
そして、例えば、記録媒体処理装置12に設けられた保留媒体返却ボタンの押下によって、一時的に保留されたコイン状記録媒体10の返却が指示されると(図8のステップS206でYES)、制御部26は、R/W位置ロックレバーを右に倒し、一時保留レバー24を駆動して、コイン状記録媒体10を戻し、次にR/W位置ロックレバー22により、コイン投入口28に返却する(ステップS208)。
【0059】
図13は、一時保留されたコイン状記録媒体10の返却動作を示す断面図である。同図に示すように、度数が0になったコイン状記録媒体10の返却は、一時保留レバー24をコイン通路30の入り口に向かって倒し、次いでR/W位置ロックレバーにより、コイン状記録媒体10を戻すことによって行う。
【0060】
このように、度数が0になったコイン状記録媒体10を一時的に保留しておく理由は、前述したように、度数が0になったことの確認を遊技客から求められた場合に、該度数が0になった媒体を記録媒体処理装置12から取り出して、遊技客に提示できるようにするためである。そして、度数が0になっていることを遊技客に確認させた後、該コイン状記録媒体10を再度コイン通路30内に投入して、このコインを回収の対象とする。
【0061】
以上説明した一連の処理を実行した後、制御部26は、再び、図9に示した媒体挿入許可状態を形成し、次のコイン状記録媒体10の投入に備える(ステップS100)。
【0062】
以上説明した記録媒体処理装置12によれば、コイン状記録媒体10の記録情報読み出し、書き込み、返却および取り込みが自動的に行われ、該記録媒体処理装置12から取り込まれたコイン状記録媒体10を自動的に回収することが可能になる。
【0063】
また、上述した記録媒体処理装置12にあっては、カード状記録媒体14も処理可能であるため、従来のプリペイドカードシステムとの併用も可能である。
【0064】
【実施例】
(要約)
非接触型の記録媒体である記録チップ50が取り込まれるチップ通路100と、接触型の記録媒体である磁気カード88が取り込まれる磁気カード通路102とを設け、チップ通路100上には、記録チップ50の記録内容を読み取るユニットアンテナ98を配設し、磁気カード通路102上には、磁気カード88の記録内容を読み取る磁気ヘッド92を配設する。チップ通路100は、記録チップ50回収用の搬送路72に接続され、使用済みの記録チップ50がこの搬送路72を通って一括回収される(図19参照)。
【0065】
(好適な実施例)
コイン形状の記録媒体を用いるという前述した技術思想は、パチンコ店等の遊技システムにおいて、非常に有用な考え方である。ここでは、この特徴ある技術思想を産業上好ましいと思われる態様で具現化した例を示す。尚、前述した構成要素のうち、特に説明を加える必要がないと思われるものについては、同一名称および同一符号を付してその詳細な説明を省略する。また、以下に示す実施例は、本発明の一具現化例であり、本発明を限定するものではない。
【0066】
図14は、本実施例に係る遊技システムで利用する記録チップ50の外観構造を示す斜視図である。この記録チップ50は、前述したコイン状記録媒体10に相当する記録媒体である。
【0067】
同図に示すように、記録チップ50は、その外観が円盤形状に成形され、その表面には磁性材料からなる可変表示部52が設けられる。この記録チップ50の外観寸法は、既存の硬貨処理装置の仕様に併せて決定する。可変表示部52は、同図に示すように、コイン状記録媒体10の外観に併せて、円形で形成することが好ましい。このように可変表示部52を円形で形成すれば、印字の際の位置決めが容易になる。
【0068】
即ち、可変表示部52が矩形である場合には、表示文字の並び方と矩形の傾きを一致させる必要があるため、印字の際にコイン状記録媒体10を所定の角度に回転させる必要がある。これに対し、可変表示部52が円形である場合には、どのように印字しても、コイン状記録媒体10を回転させれば、表示情報を読むことができる。
【0069】
図15は、図14に示す記録チップ50の内部構造を示す斜視図である。同図に示すように、記録チップ50の内部には、メモリ機能を有する半導体チップ54が設けられる。そして、この半導体チップ54の周りには、コイル状のチップアンテナが配設され、この状態でモールド樹脂55によって封止される。
【0070】
図16は、本実施例に係る遊技システムの全体構成を示す斜視図である。同図に示すように、本実施例に係る遊技システムには、所定数の遊技台70で構成される島62が設けられ、この島62には、記録チップ50に有価情報を記録して遊技客に発行する発行機68が設けられる。該発行機68および島62を構成する各遊技台70は、接続ライン60を介してホールコンピュータ56および管理コンピュータ58に接続される。
【0071】
各遊技台70は、記録チップ50を処理するチップユニット64と、遊技客に対して遊技サービスを提供する遊技台66とから構成される。遊技客は、有価情報が記録された記録チップ50をチップユニット64に投入すれば、遊技サービスを受けることができる。
【0072】
管理コンピュータ58は、記録チップ50の発行許可や寿命判断等の個々の媒体を管理するために設けられたコンピュータである。一方、ホールコンピュータ56は、記録チップ50の売り上げや各遊技台70の使用状況等の店内の売り上げに関する管理を主に行うコンピュータである。記録チップ50に記録された情報は、各チップユニット64で読みとられて、これらのコンピュータに送信される。同様に、発行機68内で記録チップ50に情報が記録された際には、該記録内容がこれらのコンピュータに送信される。その他、従来のプリペイドカードシステムで採用されている技術については、上記構成に適用可能である。
【0073】
図17は、図16に示す島62の内部に設けられた搬送路の配設例を示す斜視図である。同図に示すように、各遊技台のチップユニット64は、島62の内部で搬送路72に接続される。該搬送路72は、発行機68に通じており、各チップユニット64で収集された使用済みの記録チップ50は、この搬送路72を通って発行機68内に回収される。
【0074】
図18は、図16および図17に示すチップユニット64の外観構造を示す斜視図である。同図に示すように、チップユニット64は、ユニット制御部84と読み取り部86の2つのモジュールから構成される。ユニット制御部84の正面には、チップユニット64に投入された記録媒体の度数に関する情報やその他のメッセージを表示する表示パネル74が設けられる。さらに、表示パネル74の下には、記録媒体からの度数の引出や記録媒体の返却等を指示する操作ボタン76が設けられる。
【0075】
ユニット制御部84内には、コントロールボード85が設置され、このコントロールボード85が記録媒体の返却やデータの読み取りを制御する。また、ユニット制御部84は、図16に示した管理コンピュータ58と通信する機能を有し、チップユニット64内で使用された記録チップ50の度数等は、接続ライン60を介して、管理コンピュータ58に送信される。
【0076】
読み取り部86は、記録媒体を処理するモジュールであり、前述した記録媒体処理装置に相当する装置である。この読み取り部86には、記録チップ50を投入するためのチップ投入口78と、磁気カード88を挿入するための磁気カード挿入口80と、処理が終了した記録チップ50を返却するためのチップ返却口82が設けられる。
【0077】
図19は、図18のXIX−XIX断面を示す断面図である。同図に示すように、この読み取り部86には、記録チップ50が取り込まれるチップ通路100と、磁気カード88が取り込まれる磁気カード通路102の2種類の通路が設けられる。
【0078】
読み取り部86の中央部には、ユニットアンテナ98が配設され、チップ通路100上には、ユニットアンテナ98が配設された位置に対応して、ソレノイドピン94が設けられる。このソレノイドピン94は、図18に示したユニット制御部84内のコントロールボード85によって制御される。
【0079】
ソレノイドピン94によって、チップ通路100内に投入された記録チップ50は、ユニットアンテナ98の側面で停止する。そして、この停止した位置で記録チップ50の読み書きが行われる。コントロールボード85からの指令によりソレノイドピン94がチップ通路100上から退避すると、それまでソレノイドピン94によって停止していた記録チップ50は、下方に移動し、ソレノイドピン94の下流に設けられたソレノイドゲート96によって、その進路が決定される。このソレノイドゲート96も、図18に示したユニット制御部84内のコントロールボード85によって制御される。
【0080】
コントロールボード85は、図18の操作ボタン76の押下により、記録チップ50の返却が要求されると、ソレノイドゲート96を図19における右側に倒して、該返却が要求された記録チップ50をチップ返却口82側に流す。一方、記録チップ50の記録度数が0になった場合には、ソレノイドゲート96を図19における左側に倒して、該記録度数が0になった記録チップ50を搬送路72側に流す。この搬送路72に放出された記録チップ50は、ベルトコンベアにより搬送されて図16に示す発行機68内に回収される。
【0081】
磁気カード通路102内には、磁気カード88を搬送するピンチローラ90が複数配設されるとともに、磁気カード88の記録情報にアクセスする磁気ヘッド92が配設される。磁気カード挿入口80から挿入された磁気カード88は、ピンチローラ90によって、磁気カード通路102の内部に取り込まれ、磁気ヘッド92によって検出される。このピンチローラ90および磁気ヘッド92による読み書きは、コントロールボード85によって制御される。
【0082】
図20は、図19のXX−XX断面を示す断面図である。同図に示すように、チップ投入口78および磁気カード挿入口80付近の断面内では、チップ通路100と磁気カード通路102とは分離している。磁気カード通路102上に設けられる磁気ヘッド92は、同図に示すように、磁気カード通路102の左側面に配設される。また、ピンチローラ90は、磁気カード通路102の左右それぞれの側面に設けられ、磁気カード通路102に挿入された磁気カード88の両側を挟持してこれを搬送する。
【0083】
図21は、図19のXXI−XXI断面を示す断面図である。同図に示すように、読み取り部86の中央付近の断面内では、チップ通路100と磁気カード通路102がつながった状態となっている。ただし、チップ通路100の開口幅は、磁気カード通路102の開口幅よりも広いため、チップ通路100内を移動する記録チップ50が磁気カード通路102内に入り込むことはない。
【0084】
同図に示すように、ソレノイドピン94は、チップ通路100の右側面に配設され、ソレノイドゲート96は、チップ通路100の左側面に配設される。また、チップ通路100の左側面には、図19に示したユニットアンテナ98を組み込んだアンテナボード99が配設される。
【0085】
図22は、図19のXXII−XXII断面を示す断面図である。同図に示すように、読み取り部86中央付近の横断面内でも、チップ通路100と磁気カード通路102がつながった状態となっており、磁気カード通路102上のピンチローラ90は、チップ通路100を避けて配設される。そして、同図に示すように、アンテナボード99は、チップ通路100の側面に対して配設される。
【0086】
図23は、記録チップ50に記録されたデータの通信に寄与するブロックの構成を示すブロック図である。同図に示すように、コントロールボード85内には、制御コードを実行するプロセッサ108と該制御コードを格納するメモリ106が設けられ、該プロセッサ108は、コントロールボード85内のRF部110を介して、アンテナボード99に接続される。プロセッサ108は、このアンテナボード99を利用して、記録チップ50と交信する。
【0087】
また、コントロールボード85には、I/Oポート104が設けられ、プロセッサ108は、このI/Oポート104を介して、ユニット制御部84内に設けられた通信部112とデータの送受信を行う。プロセッサ108が処理した結果は、この通信部112によって、図16の管理コンピュータ58に送信される。
【0088】
図24は、記録チップ50内に設けられた半導体チップ54の内部構造を示すブロック図である。同図に示すように、図15に示した半導体チップ54は、演算部114と、レジスタ116と、チップメモリ118とから構成される。
【0089】
コントロールボード85は、記録チップ50内のチップアンテナ40を介して、演算部114に命令コマンドを送信する。この命令コマンドが入力された演算部114は、チップメモリ118内の記憶データを該命令コマンドに従って処理し、その結果をレジスタ116に格納する。レジスタ116に格納された演算結果は、コントロールボード85からの転送命令によってチップメモリ118に転送される。
【0090】
図25は、記録チップ50内のデータ更新手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、記録チップ50内のデータを更新する場合には、まず、コントロールボード85内のプロセッサ108が記録チップ50内の演算部114に対して更新要求を送信する(ステップS300)。
【0091】
その後、プロセッサ108は、記録チップ50のシリアル番号を読み出して(ステップS304)、該記録チップ50が遊技システム内で正規に使用できるものであるか否かの真偽チェックを行う(ステップS306)。
【0092】
プロセッサ108は、この真偽チェックを通った記録チップ50に対して、データの読み出し(ステップS308)、データの書き込み(ステップS310)、減算(ステップS312)、加算(ステップS314)、リストア(ステップS316)を指示し、これらの処理を演算部114に実行させる。この実行結果は、レジスタ116に格納される。そして、プロセッサ108からデータの転送が指示されると、レジスタ116の内容がチップメモリ118に転送される。このような処理をプロセッサ108が終了コマンドを送出するまで繰り返す(ステップS318)。
尚、この記録チップ50内に記憶しているデータはIDデータのみでもよいが、ID番号、発行日、有効期限、発行金額、残金額、データ更新回数等が記憶されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体処理装置の外観構造を示す斜視図である。
【図2】図1の矢印IIが示す方向から見た記録媒体処理装置12の正面図である。
【図3】図1の矢印IIIが示す方向から見た記録媒体処理装置12の平面図である。
【図4】図2および図3のIV−IV断面を示す断面図である。
【図5】図2のV−V断面を示す断面図である。
【図6】図2のVI−VI断面を示す断面図である。
【図7】図1に示した記録媒体処理装置12の第1の動作フローを示すフローチャートである。
【図8】図7の動作フローに引き続いて実行される第2の動作フローを示すフローチャートである。
【図9】図7の媒体挿入許可状態を図示した断面図である。
【図10】コイン状記録媒体10の挿入を検出した後のコイン通路30の状態を示す断面図である。
【図11】挿入されたコイン状記録媒体10の返却動作を示す断面図である。
【図12】コイン状記録媒体10の度数が0になったときのコイン通路30の状態を示す断面図である。
【図13】一時保留されたコイン状記録媒体10の返却動作を示す断面図である。
【図14】本実施例に係る遊技システムで利用する記録チップ50の外観構造を示す斜視図である。
【図15】図14に示す記録チップ50の内部構造を示す斜視図である。
【図16】本実施例に係る遊技システムの全体構成を示す斜視図である。
【図17】図16に示す島62の内部に設けられた搬送路の配設例を示す斜視図である。
【図18】図16および図17に示すチップユニット64の外観構造を示す斜視図である。
【図19】図18のXIX−XIX断面を示す断面図である。
【図20】図19のXX−XX断面を示す断面図である。
【図21】図19のXXI−XXI断面を示す断面図である。
【図22】図19のXXII−XXII断面を示す断面図である。
【図23】記録チップ50に記録されたデータの通信に寄与するブロックの構成を示すブロック図である。
【図24】記録チップ50内に設けられた半導体チップ54の内部構造を示すブロック図である。
【図25】記録チップ50内のデータ更新手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コイン状記録媒体、12…記録媒体処理装置、14…カード状記録媒体、16…記録媒体投入口、18…コイン状記録媒体排出口、20…挿入防止レバー、22…R/W位置ロックレバー、24…一時保留レバー、26…制御部、28…コイン投入口、30…コイン通路、32…カード挿入口、34…搬送ローラ、36…カード通路、38…アンテナ部、40…チップアンテナ、50…記録チップ、52…可変表示部、54…半導体チップ、55…モールド樹脂、56…ホールコンピュータ、58…管理コンピュータ、60…接続ライン、62…島、64…チップユニット、66…遊技台、68…発行機、72…搬送路、74…表示パネル、76…操作ボタン、78…チップ投入口、80…磁気カード挿入口、82…チップ返却口、84…ユニット制御部、85…コントロールボード、86…読み取り部、88…磁気カード、90…ピンチローラ、92…磁気ヘッド、94…ソレノイドピン、96…ソレノイドゲート、98…ユニットアンテナ、99…アンテナボード、100…チップ通路、102…磁気カード通路、104…I/Oポート、106…メモリ、108…プロセッサ、110…RF部、112…通信部、114…演算部、116…レジスタ、118…チップメモリ、
Claims (3)
- 発行された記録媒体の記録内容に基いて遊技媒体の貸出が受けられる記録媒体処理装置であって、
非接触型の記録媒体であるコイン状記録媒体(10)が移動するコイン通路(30)と、
前記コイン通路上に配設されたアンテナ部(38)と、
前記アンテナ部に近接する位置に設けられ、非接触型の記録媒体であるカード状記録媒体(14)を受け入れて搬送するカード搬送路と、
前記コイン通路内に投入された前記コイン状記録媒体の記録情報を前記アンテナ部によって読み取るとともに、前記カード搬送路にて搬送された前記カード状記録媒体の記録情報を前記アンテナ部によって読み取るように制御する読取制御手段と
を具備することを特徴とする記録媒体処理装置。 - 前記コイン通路は、前記コイン状記録媒体が投入される投入口から略下方へ延設され、該投入口から投入された前記コイン状記録媒体を落下移動または転動させ、
前記カード搬送路は、前記カード状記録媒体が挿入される挿入口から水平方向に延設され、前記カード状記録媒体を駆動搬送する搬送手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体処理装置。 - 前記コイン通路は、前記アンテナ部より下流の位置に、前記コイン状記録媒体を装置前面外部へ排出するか装置内の後方へ送るかを振り分ける振分手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体処理装置。
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