JPH05135252A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH05135252A JPH05135252A JP32385791A JP32385791A JPH05135252A JP H05135252 A JPH05135252 A JP H05135252A JP 32385791 A JP32385791 A JP 32385791A JP 32385791 A JP32385791 A JP 32385791A JP H05135252 A JPH05135252 A JP H05135252A
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- transaction card
- card
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 43
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 43
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 5
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一つの挿入口及び共用搬送機構を有する自動
取引装置において、取引カードの支払処理と通帳への記
帳を一回の操作で行う。 【構成】 同時処理指示キー39にて顧客が同時処理を
選択すると、同時処理実行手段40は取引カード22に
よる支払処理と通帳25による記帳処理を同時に実行す
る。従って、顧客は取引カード22及び通帳25を連続
的に共用挿入口30へ挿入し、一回の操作で所定のデー
タを入力することで支払処理と記帳を行うことができ
る。一方、通帳25が先に挿入されると、検出部32が
検出信号を出力するので、挿入順番判定手段41がこれ
を判定する。この判定によって通帳保留指示手段42は
一時保留部38を作動制御し、通帳25を通帳処理部3
6から一時保留部38に取り込ませる。従って、通帳2
5の挿入に連続させて取引カード22を挿入させること
ができる。
取引装置において、取引カードの支払処理と通帳への記
帳を一回の操作で行う。 【構成】 同時処理指示キー39にて顧客が同時処理を
選択すると、同時処理実行手段40は取引カード22に
よる支払処理と通帳25による記帳処理を同時に実行す
る。従って、顧客は取引カード22及び通帳25を連続
的に共用挿入口30へ挿入し、一回の操作で所定のデー
タを入力することで支払処理と記帳を行うことができ
る。一方、通帳25が先に挿入されると、検出部32が
検出信号を出力するので、挿入順番判定手段41がこれ
を判定する。この判定によって通帳保留指示手段42は
一時保留部38を作動制御し、通帳25を通帳処理部3
6から一時保留部38に取り込ませる。従って、通帳2
5の挿入に連続させて取引カード22を挿入させること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等に設置され
る自動取引装置に関し、特に、取引カードと通帳の両者
を挿入できる共用挿入口と、これら両者のカード処理部
及び通帳処理部への搬送に共用できる搬送機構とを備え
ている自動取引装置に関する。
る自動取引装置に関し、特に、取引カードと通帳の両者
を挿入できる共用挿入口と、これら両者のカード処理部
及び通帳処理部への搬送に共用できる搬送機構とを備え
ている自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動取引装置は、従来、取引カード専用
の挿入口と通帳専用の挿入口がそれぞれ設けられ、かつ
これら各挿入口に対応してそれぞれ搬送機構が設けられ
ている。そして、一方の搬送機構によって取引カードが
カード処理部へ搬送され、他方の搬送機構によって通帳
が通帳処理部へ搬送されている。
の挿入口と通帳専用の挿入口がそれぞれ設けられ、かつ
これら各挿入口に対応してそれぞれ搬送機構が設けられ
ている。そして、一方の搬送機構によって取引カードが
カード処理部へ搬送され、他方の搬送機構によって通帳
が通帳処理部へ搬送されている。
【0003】しかし、各挿入口に対応させて二つの搬送
機構を設ける場合には、その分だけ装置の構造が複雑化
して高価になってしまう上に、装置が大型化する欠点が
ある。
機構を設ける場合には、その分だけ装置の構造が複雑化
して高価になってしまう上に、装置が大型化する欠点が
ある。
【0004】そこで、図2に示す自動取引装置が提案さ
れている(実公昭59-40691号公報)。即ち、この自動取
引装置はキャビネット板1に取引(磁気)カードと通帳
を挿入する一つの挿入口2が設けられている。挿入口2
の近傍には取引カードの磁気ストライプの存在を検知す
るカード磁気読取器3と、通帳の磁気ストライプの存在
を検知する通帳磁気読取器4とが配されている。これら
の読取器3,4の後方には搬送機構5が設けられてい
る。この搬送機構5は搬送路Yに沿って上下に配されて
いる複数対の移送ローラ6,6と、図示しない移送ベル
トを有している。
れている(実公昭59-40691号公報)。即ち、この自動取
引装置はキャビネット板1に取引(磁気)カードと通帳
を挿入する一つの挿入口2が設けられている。挿入口2
の近傍には取引カードの磁気ストライプの存在を検知す
るカード磁気読取器3と、通帳の磁気ストライプの存在
を検知する通帳磁気読取器4とが配されている。これら
の読取器3,4の後方には搬送機構5が設けられてい
る。この搬送機構5は搬送路Yに沿って上下に配されて
いる複数対の移送ローラ6,6と、図示しない移送ベル
トを有している。
【0005】搬送路Yの前方(挿入口2側)には取引カ
ードの磁気ストライプよりカードデータを読取る磁気ヘ
ッド7及びこのヘッド7に弾性的に押圧されている押圧
ローラ8が配設されている。搬送路Yの中央には通帳の
磁気ストライプより通帳データを読取る磁気ヘッド9及
びこのヘッド9に弾性的に押圧されている押圧ローラ1
0が配設されている。搬送路Yの後方には通帳に取引デ
ータを印字するプリンタ11と、通帳を固定するプリン
ト台12とが配設されている。
ードの磁気ストライプよりカードデータを読取る磁気ヘ
ッド7及びこのヘッド7に弾性的に押圧されている押圧
ローラ8が配設されている。搬送路Yの中央には通帳の
磁気ストライプより通帳データを読取る磁気ヘッド9及
びこのヘッド9に弾性的に押圧されている押圧ローラ1
0が配設されている。搬送路Yの後方には通帳に取引デ
ータを印字するプリンタ11と、通帳を固定するプリン
ト台12とが配設されている。
【0006】搬送路Yの後段にはインプリント部13が
配されている。このインプリント部13は取引カードの
エンボス記号をジャーナル用紙14にインプリントする
ローラ15と、取引カード及びジャーナル用紙14を固
定するインプリント台16と、インプリントされたジャ
ーナル用紙14を巻取る巻取器17とから成る。尚、ジ
ャーナル用紙14には伝票用紙18が重ね合わされてお
り、これら用紙14,18にはプリンタ19にて取引デ
ータが印字される。また、ジャーナル用紙14及び伝票
用紙18は収納箱20に収納されて繰り出され、印字の
終了した伝票用紙18はカッタ21にて切断され、顧客
へ搬出される。
配されている。このインプリント部13は取引カードの
エンボス記号をジャーナル用紙14にインプリントする
ローラ15と、取引カード及びジャーナル用紙14を固
定するインプリント台16と、インプリントされたジャ
ーナル用紙14を巻取る巻取器17とから成る。尚、ジ
ャーナル用紙14には伝票用紙18が重ね合わされてお
り、これら用紙14,18にはプリンタ19にて取引デ
ータが印字される。また、ジャーナル用紙14及び伝票
用紙18は収納箱20に収納されて繰り出され、印字の
終了した伝票用紙18はカッタ21にて切断され、顧客
へ搬出される。
【0007】以上の構造を有する自動取引装置におい
て、取引カードが顧客にて挿入口2より挿入されると、
その磁気ストライプがカード磁気読取器3にて検知され
るので、搬送機構5及び磁気ヘッド7が作動を開始す
る。従って、挿入された取引カードは移送ローラ6,6
等にて内部に移送され、その磁気ストライプのカードデ
ータが磁気ヘッド7にて読取られる。このカードデータ
には暗証番号、口座番号等が含まれているので、顧客の
操作で入力した入力データとカードデータとに基づいて
支払、振込等の取引処理が実行される。
て、取引カードが顧客にて挿入口2より挿入されると、
その磁気ストライプがカード磁気読取器3にて検知され
るので、搬送機構5及び磁気ヘッド7が作動を開始す
る。従って、挿入された取引カードは移送ローラ6,6
等にて内部に移送され、その磁気ストライプのカードデ
ータが磁気ヘッド7にて読取られる。このカードデータ
には暗証番号、口座番号等が含まれているので、顧客の
操作で入力した入力データとカードデータとに基づいて
支払、振込等の取引処理が実行される。
【0008】一方、カードデータの読取られた取引カー
ドは移送ローラ6,6等にて更に搬送され、インプリン
ト台16上にセットされる。そして、ローラ15がジャ
ーナル用紙14を取引カードに押し付けるので、取引カ
ードのエンボス記号がジャーナル用紙14にインプリン
トされる。取引カードによる取引処理が終了すると、イ
ンプリント済みの取引カードが搬送機構5にて逆方向に
搬送され、挿入口2より顧客へ返却される。
ドは移送ローラ6,6等にて更に搬送され、インプリン
ト台16上にセットされる。そして、ローラ15がジャ
ーナル用紙14を取引カードに押し付けるので、取引カ
ードのエンボス記号がジャーナル用紙14にインプリン
トされる。取引カードによる取引処理が終了すると、イ
ンプリント済みの取引カードが搬送機構5にて逆方向に
搬送され、挿入口2より顧客へ返却される。
【0009】次に、通帳が顧客にて挿入口2より挿入さ
れると、その磁気ストライプが通帳磁気読取器4にて検
知されるので、搬送機構5、磁気ヘッド9及びプリンタ
11が作動を開始する。従って、挿入された通帳は移送
ローラ6,6等にて内部に移送され、磁気ヘッド9にて
その磁気ストライプより通帳データが読取られる。この
通帳データには暗証番号や口座番号が含まれているの
で、顧客の操作で入力した入力データと通帳データとに
基づいて支払、振込又は記帳等の取引処理が実行され
る。
れると、その磁気ストライプが通帳磁気読取器4にて検
知されるので、搬送機構5、磁気ヘッド9及びプリンタ
11が作動を開始する。従って、挿入された通帳は移送
ローラ6,6等にて内部に移送され、磁気ヘッド9にて
その磁気ストライプより通帳データが読取られる。この
通帳データには暗証番号や口座番号が含まれているの
で、顧客の操作で入力した入力データと通帳データとに
基づいて支払、振込又は記帳等の取引処理が実行され
る。
【0010】一方、通帳データの読取られた通帳は移送
ローラ6,6等にて更に搬送され、プリント台12上に
セットされる。そして、プリンタ11にて通帳に取引結
果が印字され、この印字が終了すると、搬送機構5にて
逆方向に搬送され、挿入口2より顧客へ返却される。
ローラ6,6等にて更に搬送され、プリント台12上に
セットされる。そして、プリンタ11にて通帳に取引結
果が印字され、この印字が終了すると、搬送機構5にて
逆方向に搬送され、挿入口2より顧客へ返却される。
【0011】このように、一つの挿入口2に一つの搬送
機構5を設け、この搬送機構5に磁気ヘッド7等を含む
カード処理部と、磁気ヘッド9、プリンタ11等を含む
通帳処理部とを配設すると、搬送機構が一つであること
から、自動取引装置を小型で安価な構造にすることがで
きる。
機構5を設け、この搬送機構5に磁気ヘッド7等を含む
カード処理部と、磁気ヘッド9、プリンタ11等を含む
通帳処理部とを配設すると、搬送機構が一つであること
から、自動取引装置を小型で安価な構造にすることがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2で示す従
来の自動取引装置では、搬送機構5が一つ設けられてい
るだけなので、取引カードによる取引処理と通帳による
取引処理をそれぞれ別個に行う必要がある。このため、
支払取引を選択した場合には取引カードを挿入させて顧
客に操作を促し、支払処理が終了して取引カードを返却
した後、更に通帳を挿入させて再び顧客に同様の操作を
促し、記帳処理を終了させなければならない。従って、
このように支払処理及び記帳処理を独立して行うため、
顧客に二重の手間をかけてしまう上に、他の顧客の待ち
時間が多くなってしまう欠点があった。
来の自動取引装置では、搬送機構5が一つ設けられてい
るだけなので、取引カードによる取引処理と通帳による
取引処理をそれぞれ別個に行う必要がある。このため、
支払取引を選択した場合には取引カードを挿入させて顧
客に操作を促し、支払処理が終了して取引カードを返却
した後、更に通帳を挿入させて再び顧客に同様の操作を
促し、記帳処理を終了させなければならない。従って、
このように支払処理及び記帳処理を独立して行うため、
顧客に二重の手間をかけてしまう上に、他の顧客の待ち
時間が多くなってしまう欠点があった。
【0013】本発明はこのような点を解決するためにな
されたもので、小型で安価な上に取引カードによる支払
処理及び通帳への記帳を一回の操作で行うことができる
自動取引装置を提供することを目的とする。
されたもので、小型で安価な上に取引カードによる支払
処理及び通帳への記帳を一回の操作で行うことができる
自動取引装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、取引カード及
び通帳の両者が挿入される共用挿入口と、取引カードの
カードデータを処理するカード処理部と、通帳の通帳デ
ータを処理する通帳処理部と、取引カード及び通帳をカ
ード処理部と通帳処理部へそれぞれ搬送する共用搬送機
構と、取引カードのエンボス記号をインプリントするイ
ンプリント部とを備える自動取引装置において、取引カ
ードによる支払とその支払結果の通帳への記帳を同時に
処理するか否かを顧客に選択させる顧客選択入力手段
と、この入力手段にて同時処理が選択された場合支払処
理と記帳処理を同時に実行する同時処理実行手段と、共
用挿入口に取引カード及び通帳のいずれが挿入されてい
るかを検出する検出部と、この検出部からの検出信号で
通帳が取引カードよりも先に挿入されたか否かを判定す
る挿入順番判定手段と、挿入された通帳を一時的に保留
する一時保留部と、通帳が先に挿入された場合通帳処理
部の通帳を共用搬送機構から一時保留部に取り込ませる
通帳保留指示手段とを含むことを特徴としている。
び通帳の両者が挿入される共用挿入口と、取引カードの
カードデータを処理するカード処理部と、通帳の通帳デ
ータを処理する通帳処理部と、取引カード及び通帳をカ
ード処理部と通帳処理部へそれぞれ搬送する共用搬送機
構と、取引カードのエンボス記号をインプリントするイ
ンプリント部とを備える自動取引装置において、取引カ
ードによる支払とその支払結果の通帳への記帳を同時に
処理するか否かを顧客に選択させる顧客選択入力手段
と、この入力手段にて同時処理が選択された場合支払処
理と記帳処理を同時に実行する同時処理実行手段と、共
用挿入口に取引カード及び通帳のいずれが挿入されてい
るかを検出する検出部と、この検出部からの検出信号で
通帳が取引カードよりも先に挿入されたか否かを判定す
る挿入順番判定手段と、挿入された通帳を一時的に保留
する一時保留部と、通帳が先に挿入された場合通帳処理
部の通帳を共用搬送機構から一時保留部に取り込ませる
通帳保留指示手段とを含むことを特徴としている。
【0015】
【作用】顧客選択入力手段にて顧客が同時処理を選択す
ると、同時処理実行手段は取引カードによる支払処理と
通帳による記帳処理を同時に実行する。従って、顧客は
取引カード及び通帳を連続的に共用挿入口へ挿入し、一
回の操作で所定のデータを入力すればよい。一方、通帳
が先に挿入されると、検出部が検出信号を出力するの
で、挿入順番判定手段がこれを判定する。この判定によ
って通帳保留指示手段は一時保留部を作動制御し、通帳
を通帳処理部から一時保留部に取り込ませる。従って、
通帳の挿入に連続させて取引カードを挿入させることが
できる。
ると、同時処理実行手段は取引カードによる支払処理と
通帳による記帳処理を同時に実行する。従って、顧客は
取引カード及び通帳を連続的に共用挿入口へ挿入し、一
回の操作で所定のデータを入力すればよい。一方、通帳
が先に挿入されると、検出部が検出信号を出力するの
で、挿入順番判定手段がこれを判定する。この判定によ
って通帳保留指示手段は一時保留部を作動制御し、通帳
を通帳処理部から一時保留部に取り込ませる。従って、
通帳の挿入に連続させて取引カードを挿入させることが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係る自動取引装置のブロッ
ク図であり、図3は同装置の斜視図である。これらの図
において、自動取引装置の正面上方には取引カード22
(図4参照)及び通帳25(図5参照)の両者を挿入す
るための共用挿入口30が設けられている。この共用挿
入口30の下方には、図3に示すように、返却された取
引カード22を収納する返却収納部31が突設されてい
る。共用挿入口30の後方には、図1に示すように検出
部32が配設されている。この検出部32は取引カード
22の磁気ストライプ23の存在を検知して挿入媒体が
取引カード22であることを検出する磁気ヘッドから成
るカード用磁気読取器と、通帳25の磁気ストライプ2
6の存在を検知して挿入媒体が通帳25であることを検
出する磁気ヘッドから成る通帳用磁気読取器とを含んで
いる。検出部32からの検出信号は制御部33へ供給さ
れる。
に説明する。図1は本発明に係る自動取引装置のブロッ
ク図であり、図3は同装置の斜視図である。これらの図
において、自動取引装置の正面上方には取引カード22
(図4参照)及び通帳25(図5参照)の両者を挿入す
るための共用挿入口30が設けられている。この共用挿
入口30の下方には、図3に示すように、返却された取
引カード22を収納する返却収納部31が突設されてい
る。共用挿入口30の後方には、図1に示すように検出
部32が配設されている。この検出部32は取引カード
22の磁気ストライプ23の存在を検知して挿入媒体が
取引カード22であることを検出する磁気ヘッドから成
るカード用磁気読取器と、通帳25の磁気ストライプ2
6の存在を検知して挿入媒体が通帳25であることを検
出する磁気ヘッドから成る通帳用磁気読取器とを含んで
いる。検出部32からの検出信号は制御部33へ供給さ
れる。
【0017】検出部32の後方には共用搬送機構34が
配設されている。この共用搬送機構34は往復搬送路X
の上下位置に対向して配されている複数対の搬送用ロー
ラ及び搬送用ベルトを含み、制御部33の制御で後述す
るように作動される。共用搬送機構34内にはカード処
理部35が組込まれている。このカード処理部35は取
引カード22の磁気ストライプ23よりカードデータを
読み取るための磁気読取器及び必要に応じて所定のデー
タを書き込むための磁気書込器を含んでおり、制御部3
3の制御で作動される。
配設されている。この共用搬送機構34は往復搬送路X
の上下位置に対向して配されている複数対の搬送用ロー
ラ及び搬送用ベルトを含み、制御部33の制御で後述す
るように作動される。共用搬送機構34内にはカード処
理部35が組込まれている。このカード処理部35は取
引カード22の磁気ストライプ23よりカードデータを
読み取るための磁気読取器及び必要に応じて所定のデー
タを書き込むための磁気書込器を含んでおり、制御部3
3の制御で作動される。
【0018】また、共用搬送機構34内には通帳処理部
36が組込まれている。この通帳処理部36は通帳25
の磁気ストライプ26より通帳データを読み取るための
磁気読取器と、通帳25に取引データを印字するための
ドットプリンタとを含み、制御部33の制御で作動され
る。
36が組込まれている。この通帳処理部36は通帳25
の磁気ストライプ26より通帳データを読み取るための
磁気読取器と、通帳25に取引データを印字するための
ドットプリンタとを含み、制御部33の制御で作動され
る。
【0019】共用搬送機構34の後方にはインプリント
部37が配設されている。このインプリント部37は取
引カード22のエンボス記号24にジャーナル用紙を押
し付けてインプリントするためのインプリントローラ
と、取引カード22を載置、固定するためのインプリン
ト台とを含み、制御部33の制御で作動される。共用搬
送機構34の後方下部には一時保留部38が設けられて
いる。この一時保留部38は挿入された通帳25を一時
的に退避させて保留させるもので、往復搬送路X上に回
動して通帳25の導入路を形成するブレードと、このブ
レードを回動させる駆動モータ(又はソレノイド等)
と、導入した通帳25を挟持して取り込む複数対の取込
ローラと、取り込んだ通帳の端部を当接させるストッパ
とを含んでおり、同様に制御部33にて作動が制御され
る。
部37が配設されている。このインプリント部37は取
引カード22のエンボス記号24にジャーナル用紙を押
し付けてインプリントするためのインプリントローラ
と、取引カード22を載置、固定するためのインプリン
ト台とを含み、制御部33の制御で作動される。共用搬
送機構34の後方下部には一時保留部38が設けられて
いる。この一時保留部38は挿入された通帳25を一時
的に退避させて保留させるもので、往復搬送路X上に回
動して通帳25の導入路を形成するブレードと、このブ
レードを回動させる駆動モータ(又はソレノイド等)
と、導入した通帳25を挟持して取り込む複数対の取込
ローラと、取り込んだ通帳の端部を当接させるストッパ
とを含んでおり、同様に制御部33にて作動が制御され
る。
【0020】制御部33には同時処理指示キー39が接
続されている。この同時処理指示キー39は、図3に示
すように、装置の略中央に設けられ、顧客が押圧するこ
とでキー信号を出力する。
続されている。この同時処理指示キー39は、図3に示
すように、装置の略中央に設けられ、顧客が押圧するこ
とでキー信号を出力する。
【0021】制御部33は同時処理実行手段40と、挿
入順番判定手段41と、通帳保留指示手段42とを有し
ている。同時処理実行手段40は同時処理指示キー39
よりキー信号が送給されると、取引カード22による支
払処理と通帳25による記帳処理を後述するように同時
に実行する。挿入順番判定手段41は検出部32からの
検出信号によって先に挿入された媒体が取引カード22
であるか、通帳25であるかを判定する。この判定信号
は同時処理実行手段40に供給される。また、先に通帳
25が挿入されたことを示す判定信号は通帳保留指示手
段42にも供給される。これにより、通帳保留指示手段
42は上記した一時保留部38を作動制御し、通帳25
を取り込ませる。
入順番判定手段41と、通帳保留指示手段42とを有し
ている。同時処理実行手段40は同時処理指示キー39
よりキー信号が送給されると、取引カード22による支
払処理と通帳25による記帳処理を後述するように同時
に実行する。挿入順番判定手段41は検出部32からの
検出信号によって先に挿入された媒体が取引カード22
であるか、通帳25であるかを判定する。この判定信号
は同時処理実行手段40に供給される。また、先に通帳
25が挿入されたことを示す判定信号は通帳保留指示手
段42にも供給される。これにより、通帳保留指示手段
42は上記した一時保留部38を作動制御し、通帳25
を取り込ませる。
【0022】制御部33にはCRTディスプレイ43が
接続されている。このCRTディスプレイ43は顧客に
対する操作入力の指示案内等を表示するために用いられ
る。CRTディスプレイ43の前面にはタッチパネル4
4が配設されている。このタッチパネル44は暗証番号
や支払金額の入力に利用される。尚、図3において、4
5は紙幣入出金口であり、その後方に図示しない紙幣入
出金機が設けられている。また、46は硬貨入出金口で
あり、その後方に図示しない硬貨入出金機が設けられて
いる。
接続されている。このCRTディスプレイ43は顧客に
対する操作入力の指示案内等を表示するために用いられ
る。CRTディスプレイ43の前面にはタッチパネル4
4が配設されている。このタッチパネル44は暗証番号
や支払金額の入力に利用される。尚、図3において、4
5は紙幣入出金口であり、その後方に図示しない紙幣入
出金機が設けられている。また、46は硬貨入出金口で
あり、その後方に図示しない硬貨入出金機が設けられて
いる。
【0023】図4は取引カード22を示し、その表面に
は磁気ストライプ23及びエンボス記号24が設けられ
ている。磁気ストライプ23には顧客の暗証番号、口座
番号、預金残高等のカードデータが記録されている。エ
ンボス記号24は銀行番号、支店番号、口座番号、顧客
の氏名から形成されている。図5は通帳25の裏面側を
示し、磁気ストライプ26が設けられている。この磁気
ストライプ26には顧客の暗証番号、口座番号、頁、印
字行等の通帳データが記録されている。
は磁気ストライプ23及びエンボス記号24が設けられ
ている。磁気ストライプ23には顧客の暗証番号、口座
番号、預金残高等のカードデータが記録されている。エ
ンボス記号24は銀行番号、支店番号、口座番号、顧客
の氏名から形成されている。図5は通帳25の裏面側を
示し、磁気ストライプ26が設けられている。この磁気
ストライプ26には顧客の暗証番号、口座番号、頁、印
字行等の通帳データが記録されている。
【0024】次に、本発明の自動取引装置の動作を図6
及び図7の動作フローチャートにより説明する。制御部
33はCRTディスプレイ43を制御し、取引選択画面
を表示させる(ステップ1)。この表示において、顧客
が支払取引を選択すると(ステップ2)、制御部33は
CRTディスプレイ43を制御し、図8に示すように、
「取引カードによる支払と通帳の記帳を同時に行う場合
には同時処理指示キーを押して下さい。」と表示させる
(ステップ3)。
及び図7の動作フローチャートにより説明する。制御部
33はCRTディスプレイ43を制御し、取引選択画面
を表示させる(ステップ1)。この表示において、顧客
が支払取引を選択すると(ステップ2)、制御部33は
CRTディスプレイ43を制御し、図8に示すように、
「取引カードによる支払と通帳の記帳を同時に行う場合
には同時処理指示キーを押して下さい。」と表示させる
(ステップ3)。
【0025】この案内指示によって顧客が同時処理指示
キー39を押下すると、同時処理実行手段40はキー信
号を受け、同時処理が選択されたと判断し(ステップ
4)、同時処理の実行を開始する。即ち、同時処理実行
手段40はCRTディスプレイ43を制御し、取引カー
ド及び通帳の挿入を促す画面表示させる(ステップ
5)。顧客が共用挿入口30に先に取引カード22を挿
入すると、検出部32はカードの挿入を示す検出信号を
出力する。挿入順番判定手段41はこの検出信号により
取引カード22が先に挿入されたと判定し(ステップ
6)、この判定信号を同時処理実行手段40に供給す
る。
キー39を押下すると、同時処理実行手段40はキー信
号を受け、同時処理が選択されたと判断し(ステップ
4)、同時処理の実行を開始する。即ち、同時処理実行
手段40はCRTディスプレイ43を制御し、取引カー
ド及び通帳の挿入を促す画面表示させる(ステップ
5)。顧客が共用挿入口30に先に取引カード22を挿
入すると、検出部32はカードの挿入を示す検出信号を
出力する。挿入順番判定手段41はこの検出信号により
取引カード22が先に挿入されたと判定し(ステップ
6)、この判定信号を同時処理実行手段40に供給す
る。
【0026】これにより、同時処理実行手段40は共用
搬送機構34を作動させ、取引カード22をカード処理
部35まで搬送させる。このカード処理部35では取引
カード22の磁気ストライプ23よりカードデータを読
取り、このデータは同時処理実行手段40に供給され
る。また、同時処理実行手段40はCRTディスプレイ
43に暗証番号の入力を促す画面を表示させる。顧客が
タッチパネル44を押下して暗証番号を入力すると(ス
テップ8)、同時処理実行手段40は入力された暗証番
号とカードデータの暗証番号を比較し、暗証番号が一致
した場合CRTディスプレイ43を制御して支払金額の
入力を促す画面を表示させる。
搬送機構34を作動させ、取引カード22をカード処理
部35まで搬送させる。このカード処理部35では取引
カード22の磁気ストライプ23よりカードデータを読
取り、このデータは同時処理実行手段40に供給され
る。また、同時処理実行手段40はCRTディスプレイ
43に暗証番号の入力を促す画面を表示させる。顧客が
タッチパネル44を押下して暗証番号を入力すると(ス
テップ8)、同時処理実行手段40は入力された暗証番
号とカードデータの暗証番号を比較し、暗証番号が一致
した場合CRTディスプレイ43を制御して支払金額の
入力を促す画面を表示させる。
【0027】顧客がタッチパネル44を押下して支払金
額を入力すると(ステップ9)、同時処理実行手段40
はカードデータと共に支払金額データを図示しないセン
タのホストコンピュータに送信する(ステップ10)。
センタ側ではセンタファイルをアクセスし、顧客の口座
を検索して支払処理を実行し、この処理が終了すると、
処理終了電文を自動取引装置へ送信する。
額を入力すると(ステップ9)、同時処理実行手段40
はカードデータと共に支払金額データを図示しないセン
タのホストコンピュータに送信する(ステップ10)。
センタ側ではセンタファイルをアクセスし、顧客の口座
を検索して支払処理を実行し、この処理が終了すると、
処理終了電文を自動取引装置へ送信する。
【0028】一方、同時処理実行手段40は取引カード
22よりカードデータを読取ると、共用搬送機構34を
作動させ、取引カード22をインプリント部37まで搬
送する。これにより、通帳25の挿入が可能となる。従
って、ステップ8以後で通帳25が共用挿入口30に挿
入されると、通帳25が検出部32にて検出されるの
で、同時処理実行手段40は共用搬送機構34を作動さ
せ、通帳25を通帳処理部36まで搬送させる。
22よりカードデータを読取ると、共用搬送機構34を
作動させ、取引カード22をインプリント部37まで搬
送する。これにより、通帳25の挿入が可能となる。従
って、ステップ8以後で通帳25が共用挿入口30に挿
入されると、通帳25が検出部32にて検出されるの
で、同時処理実行手段40は共用搬送機構34を作動さ
せ、通帳25を通帳処理部36まで搬送させる。
【0029】同時処理実行手段40はセンタ側より処理
終了電文が送信されてくると(ステップ11)、通帳処
理部36を作動させ、通帳25の磁気ストライプ26よ
り通帳データを読取る。この通帳データがカードデータ
と一致している場合には同時処理実行手段40は取引カ
ード22と通帳25とが対応していると判断し、顧客口
座の残金や支払金額を含む取引データを通帳処理部36
のドットプリンタに供給し、通帳25に所定の印字(記
帳)を行わせる(ステップ12)。また、同時処理実行
手段40はインプリント部37を作動させ、取引カード
22のエンボス記号24をジャーナル用紙にインプリン
トさせる(ステップ13)。
終了電文が送信されてくると(ステップ11)、通帳処
理部36を作動させ、通帳25の磁気ストライプ26よ
り通帳データを読取る。この通帳データがカードデータ
と一致している場合には同時処理実行手段40は取引カ
ード22と通帳25とが対応していると判断し、顧客口
座の残金や支払金額を含む取引データを通帳処理部36
のドットプリンタに供給し、通帳25に所定の印字(記
帳)を行わせる(ステップ12)。また、同時処理実行
手段40はインプリント部37を作動させ、取引カード
22のエンボス記号24をジャーナル用紙にインプリン
トさせる(ステップ13)。
【0030】その後、同時処理実行手段40は紙幣入出
金機を作動させて支払金額を計数し、紙幣入出金口45
にセットする(ステップ14)。最後に、同時処理実行
手段40は共用搬送機構34を作動させて通帳処理部3
6の記帳の終了した通帳25と、インプリント部37の
インプリント処理の終了した取引カード22を逆方向に
搬送させ、共用挿入口30より通帳25と取引カード2
2を顧客に返却する(ステップ15)と共に、紙幣入出
金口45を開いて紙幣を顧客に受け取らせる(ステップ
16)。
金機を作動させて支払金額を計数し、紙幣入出金口45
にセットする(ステップ14)。最後に、同時処理実行
手段40は共用搬送機構34を作動させて通帳処理部3
6の記帳の終了した通帳25と、インプリント部37の
インプリント処理の終了した取引カード22を逆方向に
搬送させ、共用挿入口30より通帳25と取引カード2
2を顧客に返却する(ステップ15)と共に、紙幣入出
金口45を開いて紙幣を顧客に受け取らせる(ステップ
16)。
【0031】これに対し、ステップ6において通帳25
が先に挿入されると、検出部32より通帳の検出信号が
挿入順番判定手段41に先に供給される。これにより、
挿入順番判定手段41は通帳25が先に挿入されたと判
断し、その判定信号を同時処理実行手段40と通帳保留
指示手段42に供給する。同時処理実行手段40はこの
判定信号を受けると、共用搬送機構34を作動させ、通
帳25を通帳処理部36まで搬送させると共に、通帳処
理部36を作動させる。従って、通帳処理部36は通帳
25の磁気ストライプ26より通帳データを読取り(ス
テップ20)、この通帳データは同時処理実行手段40
に供給される。
が先に挿入されると、検出部32より通帳の検出信号が
挿入順番判定手段41に先に供給される。これにより、
挿入順番判定手段41は通帳25が先に挿入されたと判
断し、その判定信号を同時処理実行手段40と通帳保留
指示手段42に供給する。同時処理実行手段40はこの
判定信号を受けると、共用搬送機構34を作動させ、通
帳25を通帳処理部36まで搬送させると共に、通帳処
理部36を作動させる。従って、通帳処理部36は通帳
25の磁気ストライプ26より通帳データを読取り(ス
テップ20)、この通帳データは同時処理実行手段40
に供給される。
【0032】このように、通帳データが読取られると、
通帳保留指示手段42は一時保留部38を作動させる。
これにより、通帳25はブレードにて一時保留部38側
に導入され、取込ローラにて取り込まれ、一時的に退避
される(ステップ21)。従って、挿入された取引カー
ド22をインプリント部37へ搬送することが可能とな
る。
通帳保留指示手段42は一時保留部38を作動させる。
これにより、通帳25はブレードにて一時保留部38側
に導入され、取込ローラにて取り込まれ、一時的に退避
される(ステップ21)。従って、挿入された取引カー
ド22をインプリント部37へ搬送することが可能とな
る。
【0033】その後は同時処理実行手段40は上記した
と同様にCRTディスプレイ43に暗証番号の入力を促
す画面を表示させて暗証番号を入力させ(ステップ2
2)、暗証番号が一致した場合支払金額を画面表示して
入力を促し、その金額を入力させる(ステップ23)。
また、同時処理実行手段40は通帳データと共に支払金
額データをセンタ側へ送信し(ステップ24)、センタ
より処理終了電文を受信する(ステップ25)。
と同様にCRTディスプレイ43に暗証番号の入力を促
す画面を表示させて暗証番号を入力させ(ステップ2
2)、暗証番号が一致した場合支払金額を画面表示して
入力を促し、その金額を入力させる(ステップ23)。
また、同時処理実行手段40は通帳データと共に支払金
額データをセンタ側へ送信し(ステップ24)、センタ
より処理終了電文を受信する(ステップ25)。
【0034】一方、ステップ22以後に取引カード22
が共用挿入口30に挿入されると、同時処理実行手段4
0は共用搬送機構34を作動させ、取引カード22をカ
ード処理部35まで搬送させると共にこのカード処理部
35により取引カード22の磁気ストライプ23よりカ
ードデータを読取らせる。カードデータが通帳データと
一致すると、通帳25に取引カード22が対応している
と判断し、共用搬送機構34を作動させて取引カード2
2をインプリント部37まで搬送させる。センタからの
処理終了電文を受信すると、同時処理実行手段40はイ
ンプリント部37を作動させ、取引カード22のエンボ
ス記号24をジャーナル用紙にインプリントさせる(ス
テップ26)。
が共用挿入口30に挿入されると、同時処理実行手段4
0は共用搬送機構34を作動させ、取引カード22をカ
ード処理部35まで搬送させると共にこのカード処理部
35により取引カード22の磁気ストライプ23よりカ
ードデータを読取らせる。カードデータが通帳データと
一致すると、通帳25に取引カード22が対応している
と判断し、共用搬送機構34を作動させて取引カード2
2をインプリント部37まで搬送させる。センタからの
処理終了電文を受信すると、同時処理実行手段40はイ
ンプリント部37を作動させ、取引カード22のエンボ
ス記号24をジャーナル用紙にインプリントさせる(ス
テップ26)。
【0035】また、通帳保留指示手段42は一時保留部
38に退避解除信号を供給し、一時保留部38を逆動作
させる。これにより、通帳25は取込ローラにてブレー
ド側に送り出され、ブレードの逆回動動作にて通帳処理
部36に戻される(ステップ27)。引き続き、同時処
理実行手段40は取引データを通帳処理部36のドット
プリンタに供給し、通帳25に所定の印字(記帳)を行
わせる(ステップ28)。
38に退避解除信号を供給し、一時保留部38を逆動作
させる。これにより、通帳25は取込ローラにてブレー
ド側に送り出され、ブレードの逆回動動作にて通帳処理
部36に戻される(ステップ27)。引き続き、同時処
理実行手段40は取引データを通帳処理部36のドット
プリンタに供給し、通帳25に所定の印字(記帳)を行
わせる(ステップ28)。
【0036】その後はステップ14以後が実行されるの
で、顧客に通帳25及び取引カード22が返却され、か
つ現金が支払われる。上記実施例において、取引カード
22のカードデータと通帳25の通帳データが不一致の
場合後で挿入された取引カード22又は通帳25は支払
処理中に返却され、不一致である旨の表示がCRTディ
スプレイ43にて行われる。また、同時処理指示キー3
9を独立して設ける必要はなく、例えば、CRTディス
プレイ43に同時処理選択画面を表示させ、タッチパネ
ル44にて選択信号を同時処理実行手段40に供給する
ようにしてもよい。
で、顧客に通帳25及び取引カード22が返却され、か
つ現金が支払われる。上記実施例において、取引カード
22のカードデータと通帳25の通帳データが不一致の
場合後で挿入された取引カード22又は通帳25は支払
処理中に返却され、不一致である旨の表示がCRTディ
スプレイ43にて行われる。また、同時処理指示キー3
9を独立して設ける必要はなく、例えば、CRTディス
プレイ43に同時処理選択画面を表示させ、タッチパネ
ル44にて選択信号を同時処理実行手段40に供給する
ようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共用挿入口及び共用搬送機構を有する自動取引装置にお
いて、取引カードによる支払処理及びその記帳処理を同
時に行う場合顧客に同時処理を選択させ、取引カードと
通帳を連続的に挿入させて一回の顧客操作で支払処理と
記帳処理を実行させると共に、特に通帳が先に挿入され
た場合には通帳を一時保留部に退避させて取引カードの
挿入を可能としたので、小型で安価な上に取引カードと
通帳を用いる支払処理及び記帳処理を短時間で実行する
ことができる自動取引装置を提供することができる。
共用挿入口及び共用搬送機構を有する自動取引装置にお
いて、取引カードによる支払処理及びその記帳処理を同
時に行う場合顧客に同時処理を選択させ、取引カードと
通帳を連続的に挿入させて一回の顧客操作で支払処理と
記帳処理を実行させると共に、特に通帳が先に挿入され
た場合には通帳を一時保留部に退避させて取引カードの
挿入を可能としたので、小型で安価な上に取引カードと
通帳を用いる支払処理及び記帳処理を短時間で実行する
ことができる自動取引装置を提供することができる。
【図1】本発明に係る自動取引装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】従来の自動取引装置の概略図である。
【図3】本発明に係る自動取引装置の斜視図である。
【図4】取引カードを示す図である。
【図5】通帳の裏面を示す図である。
【図6】本発明の取引カードを先に挿入した場合の動作
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】本発明の通帳を先に挿入した場合の動作フロー
チャートである。
チャートである。
【図8】同時処理案内画面の一例を示す図である。
30 共用挿入口 32 検出部 33 制御部 34 共用搬送機構 35 カード処理部 36 通帳処理部 37 インプリント部 38 一時保留部 39 同時処理指示キー 40 同時処理実行手段 41 挿入順番判定手段 42 通帳保留指示手段 43 CRTディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 取引カード及び通帳の両者が挿入される
共用挿入口と、前記取引カードのカードデータを処理す
るカード処理部と、前記通帳の通帳データを処理する通
帳処理部と、前記挿入された取引カードを前記カード処
理部へ搬送すると共に前記挿入された通帳を前記通帳処
理部へ搬送する共用搬送機構と、処理の終了した取引カ
ードのエンボス記号をインプリントするインプリント部
とを備える自動取引装置において、 前記取引カードによる支払と該支払結果の通帳への記帳
を同時に処理するか否かを顧客に選択させる顧客選択入
力手段と、 該顧客選択入力手段にて同時処理が選択された場合支払
処理と記帳処理を同時に実行する同時処理実行手段と、 前記共用挿入口に前記取引カード及び通帳のいずれが挿
入されているかを検出する検出部と、 該検出部からの検出信号で前記通帳が前記取引カードよ
りも先に挿入されたか否かを判定する挿入順番判定手段
と、 前記挿入された通帳を一時的に保留する一時保留部と、 前記通帳が先に挿入された場合前記通帳処理部の通帳を
前記一時保留部に取り込ませる通帳保留指示手段とを含
むことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32385791A JP2791724B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32385791A JP2791724B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135252A true JPH05135252A (ja) | 1993-06-01 |
JP2791724B2 JP2791724B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18159363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32385791A Expired - Fee Related JP2791724B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2791724B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001062123A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Nasuka Kk | 記録媒体処理装置および遊技システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103795A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Omron Tateisi Electron Co | カード等の媒体処理システム |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP32385791A patent/JP2791724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103795A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Omron Tateisi Electron Co | カード等の媒体処理システム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001062123A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Nasuka Kk | 記録媒体処理装置および遊技システム |
JP4523092B2 (ja) * | 1999-08-26 | 2010-08-11 | グローリーナスカ株式会社 | 記録媒体処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2791724B2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |