JPH08103549A - 遊技場用の顧客管理システム - Google Patents

遊技場用の顧客管理システム

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Publication number
JPH08103549A
JPH08103549A JP23991694A JP23991694A JPH08103549A JP H08103549 A JPH08103549 A JP H08103549A JP 23991694 A JP23991694 A JP 23991694A JP 23991694 A JP23991694 A JP 23991694A JP H08103549 A JPH08103549 A JP H08103549A
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JP23991694A
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English (en)
Inventor
Katsuji Miwa
勝治 三輪
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Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 会員カードを利用した顧客サービスの提供に
よって集客効果の向上を効果的に促進できると共に、そ
の顧客サービスのために不可欠となる引換券の発券業務
に伴って遊技場側の負担増を来たす事態を防止するこ
と。 【構成】 入力端末6が有する制御部6aは、会員カー
ドから、予め登録された顧客を特定可能なIDコードを
含む情報をカードリーダ15を通じて読み込み、その会
員カードが適正なものであると判断した場合には、予め
設定された顧客サービスに関する情報をモニタ9により
表示させる。また、制御部6aは、このように表示され
た顧客サービスを受ける旨の選択が操作部10を通じて
行われたときには、その顧客サービスを受けるのに必要
な引換券をプリンタ13を通じて発行すると共に、その
顧客サービスに関するデータをPOS端末4及びホスト
コンピュータ7へデータ通信装置17を通じて送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め登録された顧客を
特定可能なIDコードを含む情報が書き込まれた会員カ
ードを利用して顧客サービスを行い得るようにした遊技
場用の顧客管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコホールのような遊技場に
おいては、遊技客(顧客)に対し当該遊技客を特定可能
なIDコードが書き込まれた会員カードを発行すると共
に、その遊技客が遊技により獲得したパチンコ玉の数
を、所謂「貯玉」として上記IDコードに対応付けた状
態で記憶できる構成とした顧客管理システムが提供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を採
用した場合には、遊技客側にとっては、獲得パチンコ玉
を持ち運ぶ手間がなくなるなどの利点があり、また、パ
チンコホール側にとっては、会員カードの発行数の増大
に伴う固定客の拡大によって集客力の向上を期待できる
ようになるという利点がある。しかしながら、従来のシ
ステムのように会員カードによって「貯玉」を行い得る
構成としただけでは、十分な集客効果を発揮し得ないた
め、集客力の向上を図るという意味では大きな期待をで
きないものであった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、会員カードの利用者に対してのみ所
定の顧客サービスを提供できるようになって、会員カー
ドの発行に伴う集客効果の向上を図り得るようになり、
しかも、その顧客サービスを選択的に提供するのに不可
欠となる引換券の発券業務のために余分な労力及び時間
を必要とすることがなくなり、以て遊技場側の負担増を
来たす虞がなくなるなどの効果を奏する遊技場用の顧客
管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技場用の
顧客管理システムは、上記のような目的を達成するため
に、予め登録された顧客を特定可能なIDコードを含む
情報が書き込まれた会員カードと、この会員カードの書
き込み情報を読み込み可能な情報読み込み手段と、少な
くとも文字データを表示可能に構成された表示手段と、
前記情報読み込み手段が前記会員カードから読み込んだ
情報に基づいて当該会員カードが適正なものであるか否
か判断すると共に、適正と判断した場合に予め設定され
た顧客サービスに関する情報を前記表示手段により表示
させる表示制御手段と、前記表示手段に表示された顧客
サービスを受けるか否かを選択するための選択手段と、
この選択手段により選択された顧客サービスを受けるの
に必要な引換券を発行する発券手段とを備えた構成とし
たものである(請求項1)。
【0006】また、予め登録された顧客を特定可能なI
Dコードを含む情報が書き込まれた会員カードと、この
会員カードの書き込み情報を読み込み可能な情報読み込
み手段と、少なくとも文字データを表示可能に構成され
た表示手段と、顧客の来店回数を示す来店ポイントを記
憶するように設けられ、前記情報読み込み手段が前記会
員カードから読み込んだ情報に基づいて当該会員カード
が適正なものであるか否か判断すると共に、適正と判断
した場合に1日につき1回のみ前記来店ポイントを加算
する来店回数記憶手段と、この来店回数記憶手段に記憶
された来店ポイントが設定値に達したときに、予め設定
された顧客サービスを受ける権利が発生した旨の情報を
前記表示手段により表示させる表示制御手段と、前記表
示手段に表示された顧客サービスを受けるのに必要な引
換券を発行する発券手段とを備えた構成とすることもで
きる(請求項2)。
【0007】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の遊技場用の顧客
管理システムでは、会員カードを保持している顧客つま
り予め登録された遊技客が、遊技場に入場して上記会員
カードに書き込まれている情報を情報読み込み手段に読
み込ませると、表示制御手段が、上記読み込み情報に基
づいて当該会員カードが適正なものであるか否か判断す
ると共に、適正と判断した場合に予め設定された顧客サ
ービスに関する情報を表示手段により表示させるように
なる。遊技客は、上記のように表示手段に表示された顧
客サービスを受ける場合には、選択手段を通じて該当顧
客サービスを選択するものであり、斯様な選択操作が行
われると、発券手段が、選択された顧客サービスを受け
るのに必要な引換券を発行するようになるから、遊技客
は、その引換券を利用して顧客サービスを受けることが
できる。
【0008】この結果、会員カードの利用者に対しての
み所定の顧客サービスを提供できるようになって、会員
カードの付加価値を高め得るようになるため、その会員
カードの発行数の増大に伴う固定客の拡大を期待できる
ものであり、これにて集客効果の向上を図り得るように
なる。しかも、この場合には、引換券の発券動作が遊技
客側の操作のみにより自動的に行われるから、顧客サー
ビスを選択的に提供するのに不可欠となる引換券の発券
業務のために余分な労力及び時間を必要とすることがな
くなって、遊技場側の負担増を来たす虞がなくなる利点
がある。
【0009】請求項2記載の遊技場用の顧客管理システ
ムでは、会員カードを保持している顧客つまり予め登録
された遊技客が、遊技場に入場して上記会員カードに書
き込まれている情報を情報読み込み手段に読み込ませる
と、顧客の来店回数を示す来店ポイントを記憶するよう
に設けられた来店回数記憶手段が、上記読み込み情報に
基づいて当該会員カードが適正なものであるか否か判断
すると共に、適正と判断した場合に1日につき1回のみ
前記来店ポイントを加算するようになる。そして、来店
回数記憶手段に記憶された来店ポイント(つまり前記遊
技客の来店回数が)設定値に達したときには、表示制御
手段が、予め設定された顧客サービスを受ける権利が発
生した旨の情報を表示手段により表示させるようになる
と共に、発券手段が、選択された顧客サービスを受ける
のに必要な引換券を発行するようになるから、遊技客
は、その引換券を利用して顧客サービスを受けることが
できる。
【0010】この結果、会員カードの利用者に対しての
み来店回数に応じた顧客サービスを提供できるようにな
って、当該遊技客の来店回数の増大を図り得るようにな
るため、集客効果の向上を期待できるものであり、この
場合においても、引換券の発券動作が遊技客側の操作の
みにより自動的に行われるから、顧客サービスを選択的
に提供するのに不可欠となる引換券の発券業務のために
余分な労力及び時間を必要とすることがなくなって、遊
技場側の負担増を来たす虞がなくなる利点がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図29には本実施例で利用する会員
カード1の正面図が示されている。この会員カード1
は、例えばパチンコホールの遊技会員として予め登録さ
れた遊技客(顧客)に対して発行されるものであり、そ
の表面には、テープ状の磁気記録部1aが設けられてい
ると共に、加盟店及び上記会員に固有のデータに対応し
た数字列1b、会員の氏名を示す文字列1c、会員契約
をした加入年月、カード発行年月、カード有効年月をそ
れぞれ示す数字列1d〜1fがエンボス加工によって形
成されている。
【0012】上記磁気記録部1aには、例えば図30に
示すフォーマット例のように、パチンコホールを特定す
るための加盟店コードΔA、会員を特定するためのID
コードである会員コードΔB、カード有効年月を示す有
効期限データΔCが記録されている。尚、図30中の
「χ」は、この実施例の場合、任意の十進数(実際には
4ビットの2進コード)が入るという意味であり、以下
の説明で出現する「χ」も同様の意味を示すものであ
る。
【0013】図31には、遊技客がパチンコホール内で
の遊技により獲得した遊技媒体であるパチンコ玉の数を
記録するための景品引換券2の正面図が示されている。
この景品引換券2は、磁気カードより成るもので、その
表面には、記録したパチンコ玉数を目視できるように表
示するための書換可能なサーマル表示部2aが設けられ
ている。
【0014】上記景品引換券2には、例えば図32に示
すフォーマット例のように、パチンコホールに固有の会
員コードΔD、通し番号である引換券番号ΔE、当該景
品引換券2の発行年月日データΔF、獲得パチンコ玉数
を示す数値データΔGが磁気データとして記録されてい
る。尚、パチンコホールにおいて、パチンコゲーム機の
他にスロットマシンが設置されている場合には、上記景
品引換券2の磁気データ中に、遊技媒体がパチンコ玉及
びスロットマシン用メタルの何れであるかを示す種別フ
ラグ(例えば「0」または「1」)を記憶すれば良い。
【0015】図33には、本発明によるシステム構成例
の概略が示されている。この図33において、遊技場で
あるパチンコホール内に多数台設置された玉計数機3
は、遊技客がパチンコホール内での遊技により獲得した
チンコ玉を計数すると共に、その計数結果を記録した前
記景品引換券2を後述のように発行する構成となってお
り、その具体的構成については後述する。
【0016】パチンコホール内の景品交換カウンタに設
置された複数のPOS端末4は、前記景品引換券2に基
づいた景品の払い出しなどを行うためのものであり、そ
の具体的構成については後述する。
【0017】遊技客に対して、後述のような各種顧客サ
ービスを提供するための引換券を発行するための発券管
理装置5は、パチンコホール内に設置された複数のデー
タ表示端末兼用の入力端末6とホストコンピュータ7
(本発明でいう来店回数記憶手段に相当)とを含んで成
るもので、これら入力端末6及びホストコンピュータ7
と前記POS端末4との間をLAN回線8で接続した構
成となっている。
【0018】上記入力端末6は、周知のパチンコホール
用集中管理装置から入力されるパチンコゲーム機に関す
る特賞回数、打止回数などの稼働データを表示すること
によって、遊技客側の便宜を図るために設けられたデー
タ表示端末を利用して構成されたもので、図2に示す外
観となっている。
【0019】即ち、図2において、入力端末6は、上部
にCRTディスプレイ或いはLCDディスプレイパネル
などより成るモニタ9(本発明でいう表示手段に相当)
を備えており、そのモニタ9の画面上には、例えばマト
リックス方式のタッチスイッチより成る操作部10が本
発明でいう選択手段として設けられている。また、入力
端末6の前面側には、前記会員カード1及び景品引換券
2をそれぞれ挿入するための挿入口11及び12が設け
られていると共に、内部のプリンタ(これは本発明でい
う発券手段に相当するもので、図1に符号13を付して
示す)により印字された紙片を排出するための排出口1
4が設けられている。
【0020】図1には、上記入力端末6の電気的構成の
概略が機能ブロックの組み合わせにより示されている、
この図1において、本発明でいう情報読み込み手段に相
当したカードリーダ15は、前記挿入口11に挿入され
た会員カード1の記憶データを読み出すために設けられ
ている。また、カードリーダライタ16は、前記挿入口
12に挿入された景品引換券2の記憶データの読み出し
及び当該景品引換券2に対するデータ書き込みを行うた
めに設けられている。尚、このカードリーダライタ16
は、景品引換券2のサーマル表示部2aの表示内容を書
き換える機能も備えている。
【0021】入力端末6の中核をなす制御部6a(本発
明でいう表示制御手段に相当)は、コンピュータにより
構成されたもので、上記操作部10、カードリーダ15
及びカードリーダライタ16からの各入力信号並びに予
め記憶した制御プログラムに基づいて、モニタ9、プリ
ンタ13及びカードリーダライタ16の制御を行うと共
に、前記POS端末4及びホストコンピュータ7との間
でのデータの送受信制御をデータ通信装置17を通じて
行う構成となっている。
【0022】図3〜図5には、上記入力端末6の制御部
6aによる制御内容が示されており、以下、その制御内
容についてホストコンピュータ7側の関連構成などと共
に説明する。
【0023】図3において、制御部6aは、電源投入状
態ではモニタ9に対し図6に示すような初期画面(会員
カード1の挿入を促す画面)を表示し(ステップA
1)、この表示状態で挿入口11に会員カード1が挿入
されるまで待機する(ステップA2)。会員カード1が
挿入されたときには、会員データ受信処理ルーチンA3
を実行する。
【0024】このルーチンA3では、挿入された会員カ
ード1からカードリーダ15を通じて読み取った会員コ
ードΔBをホストコンピュータ7へ送信すると共に、こ
の送信に応じてホストコンピュータ7側からアンサバッ
クされてくるデータを受信し、その受信データを図示し
ないバッファメモリに一時記憶する。
【0025】ここで、ホストコンピュータ7には、会員
カード1を発行した全部の会員についての会員マスタデ
ータΣMmが図58に示すようなフォーマットで記憶さ
れていると共に、各会員毎の多数の会員データΣMが例
えば図60に示すようなフォーマットで記憶されてい
る。
【0026】つまり、図58において、会員マスタデー
タΣMmは、登録されている会員カード1に対応した会
員コードΔB、「会員氏名」、予め各会員毎に登録され
た例えば4桁の「暗証番号」、会員の「生年月日」、会
員の性別を示す性別フラグFF、会員としての「登録年
月」、会員カード1の「発行年月」、会員カード1の
「有効期限」、当該会員コードΔBが無効なものである
こと(例えば紛失・盗難などの届け出があったもの)で
あることを示す無効フラグFZ、「会員住所」、会員の
「電話番号」の各データを組み合わせた構成となってい
る。また、図60において、会員データΣM中は、会員
コードΔB、「暗証番号」、当該会員が遊技により獲得
したパチンコ玉数を示す「貯玉数」データ、顧客サービ
スの一つである「来店ポイント」、無効フラグFZとを
組み合わせた構成となっている。
【0027】そして、ホストコンピュータ7は、入力端
末6側から会員コードΔBを受けたときに、その会員コ
ードΔBに対応した会員データΣMに無効フラグFZが
存在しない場合のみ、当該会員データΣMと、会員マス
タデータΣMm中の「生年月日」データ(上記会員デー
タ中の会員コードΔBと対応したもの)とをアンサバッ
クし、無効フラグFZが存在する場合には受付不可デー
タをアンサバックする構成となっている。尚、上記「貯
玉数」データは、POS端末4或いは入力端末6におい
て後述のような貯玉動作や景品払出動作及び商品発注動
作などが行われるのに応じて増減するデータであり、ま
た、上記「来店ポイント」データは、遊技客の来店時に
会員カード1を利用するのに応じて後述のようにして増
加するデータである。また、会員カード1の磁気記録部
1aに「生年月日」データを記憶しておけば、上記のよ
うなアンサバック時に「生年月日」データを含める必要
はない。
【0028】図3に翻って、会員データ受信処理ルーチ
ンA3の実行後には、挿入された会員カード1が有効な
ものか否かを判断する(ステップA4)。このステップ
A4では、会員データ受信処理ルーチンA3の実行に応
じてホストコンピュータ7側から会員データΣMがアン
サバックされた場合に、これを会員カード1が有効な状
態と判断する(受付不可データがアンサバックされたと
きには会員カード1が無効な状態と判断する)。尚、会
員カード1を当該パチンコホールのみで使用可能なシス
テムとする場合には、当該会員カード1から読み取った
加盟店コードΔAに基づいて、他のパチンコホールの会
員カード1を無効と判断する構成とすれば良いものであ
る。
【0029】挿入された会員カード1が無効なものであ
ると判断した場合には、モニタ9に対して当該会員カー
ド1を受け付けることができない旨のメッセージを所定
時間だけ表示するステップA5、会員カード1を返却
(排出)するステップA6、前記バッファメモリに一時
記憶した受信データ(会員データΣM及び「生年月日」
データ)をクリアするステップA7を順次実行した後
に、初期画面表示ステップA1へ戻る。
【0030】これに対して、挿入された会員カード1が
有効なものであると判断した場合には、バッファメモリ
に一時記憶している会員データΣM中の会員コードΔ
B、「暗証番号」、「貯玉数」データ、「来店ポイン
ト」データと、同じくバッファメモリに一時記憶してい
る「生年月日」データとを、図示しない主メモリに対
し、図17に示すようなフォーマットの会員データΣ
M′としてセットする(ステップA8)。
【0031】この後には、上記のようにセットした会員
データΣM′に対応した会員カード1が、当日において
初めて挿入口11に挿入されたものであるか否かを判断
する(ステップA9)。ここで「NO」と判断した場合
には、後述するメニュー画面表示ステップA25へ移行
するが、「YES」と判断した場合には、会員データΣ
M′中の「来店ポイント」に対して一定のポイント例え
ば「10」を加算する(ステップA10)。
【0032】次いで、会員データΣM′中の「生年月
日」データが当日の日付と合致するか否か、つまり、挿
入された会員カード1の持ち主の誕生日か否かを判断す
る(ステップA11)。ここで「NO」と判断した場合
には、後述するゲーム画面表示ステップA20へ移行す
るが、「YES」と判断した場合には、モニタ9に対し
図7に示すような誕生日プレゼント画面を表示する(ス
テップA12)。具体的には、この誕生日プレゼント画
面には、誕生日を祝うメッセージa1 と、プレゼント券
の受け取りを促すメッセージa2 が表示される。
【0033】このような誕生日プレゼント画面の表示後
には、図20のような形式の誕生日プレゼント券BP
(本発明でいう引換券に相当)をプリンタ13を通じて
印字すると共に、その誕生日プレゼント券BPを排出口
14から排出する印字出力処理ステップA13を実行す
る。ここで、上記誕生日プレゼント券BPには、図20
に示したように、当日の日付m1 、誕生日を祝うメッセ
ージm2 、当該誕生日プレゼント券BPに関するメッセ
ージm3 、バーコードm4 、パチンコホール名m5 、会
員ナンバ(会員カード1の会員コードΔBに対応)など
が記録される。
【0034】尚、上記バーコードm4 のフォーマット
は、例えば図25に示す状態となっている。つまり、図
25において、バーコードm4 は、誕生日プレゼント券
BPであることを示す区分コード、加盟店コードΔA、
当日の年月日、会員コードΔBを組み合わせた構成とな
っている。
【0035】このような印字出力処理ステップA13の
実行後には、前記会員データΣM′中の「来店ポイン
ト」が規定ポイントKP(例えば「300」、「50
0」、「700」、「1000」の4段階のポイントが
設定されている)に達したか否かを判断する(ステップ
A14)。ここで、「NO」と判断した場合には、後述
するメニュー画面表示ステップA25へ移行するが、
「YES」と判断した場合には、モニタ9に対し図8に
示すようなポイント画面を表示する(ステップA1
5)。
【0036】具体的には、図8のポイント画面には、来
店を感謝するメッセージb1 、「来店ポイント」を知ら
せるメッセージb2 、プレゼントの内容及びそのプレゼ
ントを受け取るか否かを確認するメッセージb3 が表示
されると共に、「はい」、「いいえ」の文字b4 、b5
が表示される。この場合、文字b4 、b5 に対応した各
部分が押圧操作されたときには、その操作箇所がタッチ
スイッチより成る前記操作部10により特定されるよう
になっており、操作部10にあっては、上記のような押
圧操作箇所が、それぞれ受取スイッチ(文字b4 部分)
及び受取保留スイッチ(文字b5 部分)として機能する
ようになっている。
【0037】上記のようなポイント画面の表示状態で
は、操作部10の受取スイッチ(文字b4 部分)を通じ
た受取選択操作、若しくは受取保留スイッチ(文字b5
部分)を通じた受取保留選択操作が行われるまで待機す
る(ステップA16a、A16b)。
【0038】この場合、受取保留選択操作が行われたと
きには、後述するメニュー画面表示ステップA25へ移
行するが、受取選択操作が行われたときには、モニタ9
に表示されているポイント画面中に、プレゼント券を印
刷中である旨のメッセージ、並びにプレゼント券の受け
取りを促すメッセージ(何れも図示せず)を追加表示す
る(ステップA17)。
【0039】次いで、図21のような形式のポイント用
プレゼント券PP(本発明でいう引換券に相当)をプリ
ンタ13を通じて印字すると共に、そのプレゼント券P
Pを排出口14から排出する印字出力処理ステップA1
8を実行する。ここで、上記ポイント用プレゼント券P
Pには、図21に示したように、「プレゼント券」の文
字n1 、パチンコホール名n2 、規定ポイントKP及び
プレゼントの内容を知らせるメッセージn3 、バーコー
ドn4 、ポイント用プレゼント券PPに関するメッセー
ジn5 、ポイント用プレゼント券PPの発行年月及び日
時n6 、会員ナンバn7 などが記録される。
【0040】尚、上記バーコードn4 のフォーマット
は、例えば図26に示す状態となっている。つまり、図
26において、バーコードn4 は、ポイント用プレゼン
ト券PPであることを示す区分コード、加盟店コードΔ
A、当日の年月日、会員コードΔB、プレゼントする商
品を示す商品コードΔPを組み合わせた構成となってい
る。但し、プレゼントを商品とする必要はなく、例えば
パチンコ玉をプレゼントする構成としても良い。
【0041】上記のような印字出力処理ステップA18
の実行後には、主メモリに記憶している会員データΣ
M′中の「来店ポイント」を前記ポイント用プレゼント
券PPに表示された規定ポイントKPだけ減算するステ
ップA19を実行した後にメニュー画面表示ステップA
25へ移行する。
【0042】前記ステップA11で「NO」と判断され
た場合、つまり会員カード1が挿入されたときに、当日
が当該会員カード1の持ち主の誕生日でなかった場合に
実行されるゲーム画面表示ステップA20では、モニタ
9に対し図9に示すようなゲーム画面を表示する。
【0043】具体的には、図9のゲーム画面には、各桁
の文字がランダムに変化する動作を行った状態の例えば
3桁のルーレットc1 が表示されると共に、「ストッ
プ」の文字c2 及び当該文字c2 部分にタッチすること
を促すメッセージc3 が示される。この場合、文字c2
に対応した部分が押圧操作されたときには、その操作箇
所がタッチスイッチより成る前記操作部10により特定
されるようになっており、操作部10にあっては、上記
のような押圧操作箇所がストップスイッチとして機能す
るようになっている。
【0044】次いで、停止制御ルーチンA20aでは、
上記ストップスイッチの操作が行われたとき、若しくは
一定時間が経過したときに、前記ルーレットc1 の動作
停止制御(各桁の文字変動の停止制御)を行うものであ
り、この後には、ルーレットc1 が当たり(各桁の文字
が所定の組み合わせとなった状態)にあるか否かを判断
する(ステップA21)。
【0045】上記ステップA21で「NO」と判断した
場合には、モニタ9に対して、例えば「残念でした。次
回のチャレンジにご期待ください。」というような外れ
メッセージを所定時間だけ表示するステップA22を実
行した後に、前記判断ステップA14以降の制御を実行
する。これに対して、「YES」と判断した場合には、
モニタ9に対して、当たりであること並びに当たり券S
Pの受け取りを促す内容の当たりメッセージを所定時間
だけ表示するステップA23を実行した後に、図22の
ような形式の当たり券SP(本発明でいう引換券に相
当)をプリンタ13を通じて印字すると共に、その当た
り券SPを排出口14から排出する印字出力処理ステッ
プA24を実行した後に前記判断ステップA14以降の
制御を実行する。
【0046】ここで、上記当たり券SPには、図22に
示したように、ルーレットc1 が当たりになったことを
祝うメッセージo1 、当該当たり券SPに関するメッセ
ージo2 、パチンコホール名o3 、当日の日付o4 、会
員ナンバo5 などが記録される。
【0047】さて、ステップA25では、モニタ9に対
し図10(a)に示すようなメニュー画面を表示するも
のであり、このメニュー画面には、メニューの内容を示
す「雨傘レンタル」、「駐車券」、「貯玉」、「貯玉・
来店ポイント照会」の各文字d1 、d2 、d3 、d4 が
表示されると共に、「終了」の文字d5 が表示される。
この場合、文字d1〜d5 に対応した各部分が押圧操作
されたときには、その操作箇所がタッチスイッチより成
る前記操作部10により特定されるようになっており、
操作部10にあっては、上記のような押圧操作箇所が、
それぞれメニュー選択スイッチ(文字d1 〜d4 部分)
及び終了スイッチ(文字d5 部分)として機能するよう
になっている。
【0048】上記のようなメニュー画面の表示状態で
は、操作部10のメニュー選択スイッチ(文字d1 〜d
4 部分)を通じたメニュー選択操作、若しくは終了スイ
ッチ(文字d5 部分)を通じた終了指定操作が行われる
まで待機する(ステップA26、A27)。そして、終
了指定操作が行われたときには、終了処理ルーチンA2
8を実行した後に初期画面表示ステップA1へ戻る。
【0049】上記終了処理ルーチンA28では、前記主
メモリにセットされている会員データΣM′中の「貯玉
数」データ若しくは「来店ポイント」データが当初のデ
ータ(受信データ)と比べて増減があった場合に、当該
会員データΣM′をホストコンピュータ7へ送信する処
理、その送信後に主メモリ中の会員データΣM′をクリ
アする処理、挿入されている会員カード1を返却する処
理などを行う。
【0050】これに対して、メニュー画面の表示状態で
前述したメニュー選択操作が行われた場合(ステップA
26で「YES」)には、選択されたメニューが暗証番
号の入力処理が必要なもの(この実施例では、「貯玉」
及び「貯玉・来店ポイント照会」)であるか否かを判断
する(ステップA29)。ここで「NO」と判断した場
合には、図4に示す判断ステップA39へ移行するが、
「YES」と判断した場合には暗証ガイダンスを出力す
るステップA30を実行する。
【0051】上記暗証ガイダンス出力ステップA30で
は、図10(b)に示すように、モニタ9に表示された
メニュー画面に対して、暗証番号の入力を促すメッセー
ジd6 を追加表示すると共に、暗証番号入力用の数字及
び文字列d7 を追加表示する。尚、上記数字及び文字列
d7 は、暗証番号用の「0」から「9」までの数字、暗
証番号の入力終了を示す「済み」、及び入力数字を訂正
するための「訂正」の文字に対応した各部分が押圧操作
されたときには、その操作箇所がタッチスイッチより前
記操作部10により特定されるようになっており、それ
らの選択的な押圧操作に応じて4桁の暗証番号を入力で
きるようになっている。
【0052】次いで、上記数字及び文字列d7 部分を通
じた暗証番号の入力操作、若しくは終了スイッチ(文字
d5 部分)を通じた終了指定操作が行われるまで待機す
る(ステップA31、A32)。そして、終了指定操作
が行われたときには、前記終了処理ルーチンA28と同
様の終了処理ルーチンA33を実行した後に初期画面表
示ステップA1へ戻る。
【0053】暗証番号の入力操作が行われた場合(ステ
ップA31で「YES」)には、入力された暗証番号が
前記主メモリにセットされた会員データΣM′中の「暗
証番号」と合致するか否かを判断する(ステップA3
4)。
【0054】暗証番号が合致しない場合には、モニタ9
に表示されたメニュー画面に対し、前記メッセージd6
、数字及び文字列d7 に代えて、例えば「暗証番号が
違います」というような不一致メッセージを表示し(ス
テップA35)、この後に前述したような終了指定操作
が行われるまで、若しくは一定時間T(10秒程度)が
経過するまで待機する(ステップA36、A37)。そ
して、終了指定操作が行われたときには、前記終了終了
処理ルーチンA33以降の制御を実行し、上記終了指定
操作が行われないまま一定時間Tが経過したときには、
前記ステップA30へ移行することによって、モニタ9
上の上記不一致メッセージに代えてメッセージd6 、数
字及び文字列d7 を表示した状態に戻る。尚、入力され
た暗証番号が合致しない状態が所定回数繰り返されたと
きには、会員カード1を返却した上で初期画面表示ステ
ップA1へ戻る構成とすることもできる。
【0055】入力された暗証番号が合致した場合(ステ
ップA34で「YES」)には、前記暗証ガイダンス
(メッセージd6 、数字及び文字列d7 )の出力を停止
するステップA38を実行し、この後に判断ステップA
39(図4参照)へ移行する。この判断ステップA39
は、判断ステップA40、A41(図4参照)及びA4
2(図5参照)と共に、前述したメニュー選択操作の内
容を判断するためのものである。
【0056】即ち、上記判断ステップA39では、「駐
車券」の文字d2 部分に対応したメニュー選択スイッチ
の操作が行われたか否かを判断し、ここで「NO」と判
断した場合には、ステップA40において「雨傘レンタ
ル」の文字d1 部分に対応したメニュー選択スイッチの
操作が行われたか否かを判断する。さらに、このステッ
プA40で「NO」と判断した場合には、ステップA4
1において「貯玉・来店ポイント照会」の文字d4 部分
に対応したメニュー選択スイッチの操作が行われたか否
かを判断し、ここで「NO」と判断した場合には、ステ
ップA42において「貯玉」の文字d3 部分に対応した
メニュー選択スイッチの操作が行われたか否かを判断す
るものである。
【0057】メニュー選択操作の内容が「駐車券」であ
った場合(ステップA39で「YES」)には、モニタ
9に対して図11に示すような駐車券発行画面を表示す
る(ステップA43)。図11に示す駐車券発行画面に
は、駐車券を発行して良いか否かの確認を行うためのメ
ッセージe1 が表示されると共に、「はい」、「いい
え」の文字e2 、e3 が表示される。この場合、文字e
2 、e3 に対応した各部分が押圧操作されたときには、
その操作箇所がタッチスイッチより成る前記操作部10
により特定されるようになっており、操作部10にあっ
ては、上記のような押圧操作箇所が、それぞれ発券スイ
ッチ(文字e2 部分)及び非発券スイッチ(文字e3 部
分)として機能するようになっている。
【0058】上記のような駐車券発行画面の表示状態で
は、操作部10の発券スイッチ(文字e2 部分)を通じ
た発券操作、若しくは非発券スイッチ(文字e3 部分)
を通じた発券保留操作が行われるまで待機する(ステッ
プA44a、A44b)。
【0059】この場合、発券保留操作が行われたときに
は、前記メニュー画面表示ステップA25へ移行する
が、発券操作が行われたときには、モニタ9に表示され
ている駐車券発行画面中に、駐車券を印刷中である旨の
メッセージ、並びに駐車券の受け取りを促すメッセージ
(何れも図示せず)を追加表示するようになる(ステッ
プA45)。
【0060】次いで、図23のような形式の駐車券CP
(本発でいう引換券に相当)をプリンタ13を通じて印
字すると共に、その駐車券CPを排出口14から排出す
る印字出力処理ステップA46を実行する。ここで、上
記駐車券CPには、図23に示したように、「駐車券」
の文字p1 、パチンコホール名p2 、バーコードp3、
当該駐車券CPに関するメッセージp4 、当該駐車券C
Pの発行年月及び日時p5 、会員ナンバp6 などが記録
される。
【0061】尚、上記バーコードp3 のフォーマット
は、例えば図27に示す状態となっている。つまり、図
27において、バーコードp3 は、駐車券CPであるこ
とを示す区分コード、加盟店コードΔA、当日の年月
日、当日の通し番号である連番を組み合わせた構成とな
っている。
【0062】上記のような印字出力処理ステップA46
の実行後には、主メモリに対して、図18のようなフォ
ーマットの駐車券データΣCを記憶するステップA47
を実行した後にメニュー画面表示ステップA25へ移行
する。尚、このように記憶された駐車券データΣCは、
前述した終了処理ルーチンA28或いはA33の実行時
において、ホストコンピュータ7へ送信される構成とな
っている。
【0063】メニュー選択操作の内容が「雨傘レンタ
ル」であった場合(ステップA40で「YES」)に
は、モニタ9に対して図12に示すような雨傘レンタル
画面を表示する(ステップA48)。図12に示す雨傘
レンタル画面には、雨傘レンタル券を発行して良いか否
かの確認を行うためのメッセージf1 が表示されると共
に、「はい」、「いいえ」の文字f2 、f3 が表示され
る。この場合、文字f2 、f3 に対応した各部分が押圧
操作されたときには、その操作箇所がタッチスイッチよ
り成る前記操作部10により特定されるようになってお
り、操作部10にあっては、上記のような押圧操作箇所
が、それぞれ発券スイッチ(文字f2 部分)及び非発券
スイッチ(文字f3 部分)として機能するようになって
いる。
【0064】上記雨傘レンタル画面の表示状態では、操
作部10の発券スイッチ(文字f2部分)を通じた発券
操作、若しくは非発券スイッチ(文字f3 部分)を通じ
た発券保留操作が行われるまで待機する(ステップA4
9a、A49b)。
【0065】この場合、発券保留操作が行われたときに
は、前記メニュー画面表示ステップA25へ移行する
が、発券操作が行われたときには、モニタ9に表示され
ている雨傘レンタル画面中に、雨傘レンタル券を印刷中
である旨のメッセージ、並びに雨傘レンタル券の受け取
りを促すメッセージ(何れも図示せず)を追加表示する
ようになる(ステップA50)。
【0066】次いで、図24のような形式の雨傘レンタ
ル券UP(本発明でいう引換券に相当)をプリンタ13
を通じて印字すると共に、その雨傘レンタル券UPを排
出口14から排出する印字出力処理ステップA51を実
行する。ここで、上記雨傘レンタル券UPには、図24
に示したように、「雨傘レンタル券」の文字q1 、パチ
ンコホール名q2 、バーコードq3 、当該雨傘レンタル
券UPに関するメッセージq4 、当該雨傘レンタル券U
Pの発行年月及び日時q5 、会員ナンバq6 などが記録
される。
【0067】尚、上記バーコードq3 のフォーマット
は、例えば図28に示す状態となっている。つまり、図
28において、バーコードq3 は、雨傘レンタル券UP
であることを示す区分コード、加盟店コードΔA、会員
コード、レンタル品(この場合雨傘)を示す品名コード
を組み合わせた構成となっている。
【0068】上記のような印字出力処理ステップA51
の実行後には、主メモリに対して、図19のようなレン
タル券データΣUを記憶するステップA52を実行した
後にメニュー画面表示ステップA25へ移行する。
【0069】メニュー選択操作の内容が貯玉・来店ポイ
ント照会操作であった場合(ステップA41で「YE
S」)には、モニタ9に対して図13のような貯玉・来
店ポイント照会画面を表示する(ステップA53)。
【0070】具体的には、図13の貯玉・来店ポイント
照会画面には、前記ステップA8で主メモリにセットさ
れている会員データΣM′中から読み出した「貯玉数」
データ及び「来店ポイント」データがそれぞれ数字列g
1 及びg2 として表示されると共に、「プレゼント」及
び「終了」の各文字g3 及びg4 が表示される。この場
合、文字g3 及びg4 に対応した各部分が押圧操作され
たときには、操作部10により特定されるようになって
おり、操作部10にあっては、上記のような押圧操作箇
所がそれぞれプレゼントスイッチ及び終了スイッチとし
て機能するようになっている。
【0071】上記のような貯玉・来店ポイント照会画面
の表示状態では、プレゼントスイッチによるプレゼント
指定操作若しくは終了スイッチによる終了指定操作が行
われるまで待機する(ステップA54、A55)。そし
て、終了指定操作が行われたときには、前記メニュー画
面表示ステップA25へ戻るが、プレゼント指定操作が
行われたときには、モニタ9に対して図14のようなプ
レゼント画面を表示する(ステップA56)。
【0072】具体的には、図14のプレゼント画面に
は、前述した4段階の規定ポイントKPとプレゼント商
品の名称とを対応させた文字列h1 〜h4 、「来店ポイ
ント」データを示す文字列h5 、操作手順を説明するメ
ッセージh6 が表示されると共に、「プレゼント」及び
「終了」の各文字h7 及びh8 が表示される。この場
合、文字h1 〜h4 、文字h7 及びh8 に対応した各部
分が押圧操作されたときには、操作部10により特定さ
れるようになっており、操作部10にあっては、上記の
ような押圧操作箇所がそれぞれ点数選択スイッチ(文字
h1 〜h4 部分)、プレゼントスイッチ及び終了スイッ
チとして機能するようになっている。
【0073】上記のようなプレゼント画面の表示状態で
は、点数選択スイッチ及びプレゼントスイッチによるプ
レゼント指定操作若しくは終了スイッチによる終了指定
操作が行われるまで待機する(ステップA57、A5
8)。そして、終了指定操作が行われたときには、前記
貯玉・来店ポイント照会画面表示ステップA53へ戻る
が、プレゼント指定操作が行われたときには、プレゼン
ト条件が成立しているか否かを判断する(ステップA5
9)。尚、上記プレゼント条件が成立した状態とは、文
字列h5 に表示された「来店ポイント」が、プレゼント
指定操作により選択された規定ポイント以上ある状態を
指すものである。
【0074】そして、プレゼント条件が成立していない
と判断した場合には、貯玉・来店ポイント照会画面表示
ステップA53へ戻るが、プレゼント条件が成立してい
た場合には、モニタ9に表示されているプレゼント画面
中に、プレゼント券を印刷中である旨のメッセージ、並
びにプレゼント券の受け取りを促すメッセージ(何れも
図示せず)を追加表示するようになる(ステップA6
0)。
【0075】次いで、前述したポイント用プレゼント券
PP(図21参照)をプリンタ13を通じて印字すると
共に、そのプレゼント券PPを排出口14から排出する
印字出力処理ステップA61を実行すると共に、主メモ
リに記憶している会員データΣM′中の「来店ポイン
ト」を前記ポイントプレゼント券PPに表示された規定
ポイントKPだけ減算するステップA62を実行し、こ
の後に貯玉・来店ポイント照会画面表示ステップA53
へ戻る。
【0076】メニュー選択操作の内容が「貯玉」であっ
た場合(図5に示すステップA42で「YES」には、
追加の貯玉が可能か否か、具体的には、現在の貯玉数
(主メモリに記憶されている会員データΣM′中の「貯
玉数」データに相当)が予め設定された貯玉限度値Sma
x (パチンコ玉の場合は例えば「5000」)以下か否
かを判断する(ステップA63)。
【0077】追加の貯玉が不可能な場合には、モニタ9
に対して図15に示すような貯玉不許可メッセージ画面
を表示する(ステップA64)。具体的には、図15の
貯玉不許可メッセージ画面には、主メモリ中の会員デー
タΣM′中から読み出した「貯玉数」データが数字列i
1 として表示されると共に、これ以上の貯玉ができない
旨のメッセージi2 、「終了」の文字i3 が表示され
る。この場合、文字i3に対応した部分が押圧操作され
たときには、操作部10により特定されるようになって
おり、操作部10にあっては、上記のような押圧操作箇
所が終了スイッチとして機能するようになっている。
【0078】上記のような貯玉不許可メッセージ画面の
表示状態では、終了スイッチ(文字i3 部分)を通じた
終了指定操作が行われるまで、若しくは一定時間Tが経
過するまで待機する(ステップA65、A66)。そし
て、終了指定操作が行われたとき、若しくは終了指定操
作が行われないまま一定時間Tが経過したときには、前
記メニュー画面表示ステップA25へ戻る。
【0079】これに対して、追加の貯玉が可能な場合
(ステップA63で「YES」)には、モニタ9に対し
て図16に示すような貯玉画面を表示する(ステップA
67)。具体的には、図16の貯玉画面には、主メモリ
中の会員データΣM′中から読み出した「貯玉数」デー
タに応じた数字列j1 、貯玉可能なパチンコ玉数(貯玉
限度値Smax −「貯玉数」データ)を示すメッセージj
2 、貯玉する場合の操作手順を指示するメッセージj3
が表示されると共に、「貯玉」、「とりけし」、「終
了」の文字j4 〜j6 が表示される。この場合、文字j
4 〜j6 に対応した各部分が押圧操作されたときには、
操作部10により特定されるようになっており、操作部
10にあっては、上記のような押圧操作箇所が、それぞ
れ貯玉スイッチ(文字j4 部分)、取消スイッチ(文字
j5 部分)及び終了スイッチ(文字j6 部分)として機
能するようになっている。
【0080】上記のような貯玉画面の表示状態では、挿
入口12に対する景品引換券2の挿入、若しくは終了ス
イッチ(文字j6 部分)を通じた終了指定操作が行われ
るまで待機する(ステップA68、A69)。
【0081】この場合、終了指定操作が行われたときに
は、前記メニュー画面表示ステップA25へ戻るが、挿
入口12に景品引換券2が挿入されたときには、挿入さ
れた景品引換券2が有効なものか否かを当該引換券2か
ら読み込んだデータに基づいて判断する(ステップA7
0)。
【0082】挿入された景品引換券2が無効であった場
合には、その景品引換券2を返却するステップA71を
実行した後にステップA68へ戻る。これに対して、挿
入された景品引換券2が有効なものであった場合には、
表示変更処理ルーチンA72を実行する。
【0083】この表示変更処理ルーチンA72では、挿
入された景品引換券2から読み込んだ数値データΔG
を、主メモリにセットされている会員データΣM′中の
「貯玉数」データに合算すると共に、貯玉画面(図16
参照)中の「貯玉数」データに応じた数字列j1 を上記
のような合算後の新たな「貯玉数」データに変更すると
共に、同じく貯玉画面中の貯玉可能なパチンコ玉数を示
すメッセージj2 内の数値を上記新たな「貯玉数」デー
タに応じたものに変更する。
【0084】この後には、貯玉スイッチ(文字j4 部
分)を通じた貯玉指定操作、若しくは取消スイッチ(文
字j5 部分)を通じた取消指定操作が行われるまで待機
する(ステップA73、A74)。
【0085】取消指定操作が行われたときには、モニタ
9に表示された貯玉画面中に、メッセージj2 、j3 に
代えて、例えば「景品引換券が返却されます。おとりく
ださい。」というような返却メッセージを所定時間だけ
表示し(ステップA75、A76)、この後に景品引換
券2を返却するステップA77を実行してステップA6
3へ戻る。
【0086】これに対して、貯玉指定操作が行われたと
き(ステップA73で「YES」)には、挿入された景
品引換券2に記録されている数値データΔGと、主メモ
リに記憶されている会員データΣM′中の「貯玉数」デ
ータとの合計が前記貯玉限度値Smax を越えるか否か、
つまり貯玉できずにオーバーフローする余り分があるか
否かを判断する(ステップA78)。
【0087】このステップA78で「YES」と判断し
た場合、つまり景品引換券2に記録された数値データΔ
Gを貯玉する際に余り分が生じない場合には、モニタ9
に表示された貯玉画面中に、メッセージj2 、j3 に代
えて、例えば「すべて貯玉できました。景品引換券は回
収されます。」というような貯玉完了メッセージを所定
時間だけ表示し(ステップA79、A80)、この後に
上記景品引換券2の記録データをカードリーダライタ1
6により消去した後に内部の回収ボックス内に取り込む
ステップA81、景品引換券2から読み込んだ数値デー
タΔGを主メモリにセットされている会員データΣM′
中の「貯玉数」データに合算するステップA82を順次
実行した後にステップA63へ戻る。
【0088】前記ステップA78で「NO」と判断した
場合、つまり景品引換券2に記録された数値データΔG
を貯玉する際に余り分が生ずる場合には、モニタ9に表
示された貯玉画面中に、メッセージj2 、j3 に代え
て、例えば「一部しか貯玉できませんので景品引換券が
返却されます。おとりください。」というような貯玉完
了メッセージを所定時間だけ表示し(ステップA83、
A84)、この後に引換券返却処理ルーチンA85を実
行する。
【0089】このルーチンA85では、景品引換券2に
記録されていた数値データΔGから貯玉可能分(貯玉限
度値Smax から主メモリに記憶されている会員データΣ
M′中の「貯玉数」データを差し引いた値)を減算し、
その減算結果を、景品引換券2に対しカードリーダライ
タ16を通じて新たな数値データΔGとして書き込むと
共に、景品引換券2のサーマル表示部2aの表示内容を
上記数値データΔGに応じた内容に書き換え、この後に
景品引換券2を返却(排出)するという制御を行う。
【0090】上記引換券返却処理ルーチンA85の実行
後には、上述のような貯玉可能分に対応した数値を、主
メモリにセットされている会員データΣM′中の「貯玉
数」データに合算するステップA86を順次実行した後
にステップA63へ戻る。
【0091】以上述べたような入力端末6による主要機
能を要約すると以下のようになる。 (1)会員カード1がセット(挿入)された状態では、
その会員カード1に関する会員データΣM(これには会
員コードΔB、「暗証番号」、当該会員が遊技により獲
得したパチンコ玉数を示す「貯玉数」データ、当該会員
の来店日数に応じた「来店ポイント」データなどが含ま
れる)及び「生年月日」データをホストコンピュータ7
の会員データファイル(図60参照)及び会員マスタデ
ータファイル(図58参照)から呼び出し、そのデータ
を会員データΣM′として記憶する。
【0092】(2)セットされた会員カード1が有効な
ものであった場合には、会員データΣM′中の「来店ポ
イント」に対して一定のポイント例えば「10」を加算
する。但し、このような加算動作は1日に1回しか行わ
ない。
【0093】(3)セットされた会員カード1が有効な
ものであった場合において、当日が当該会員カード1の
持ち主の誕生日であった場合には、顧客サービスの一つ
として、誕生日である旨をモニタ9に表示すると共に、
所定のプレゼントと引換可能な誕生日プレゼント券BP
を発券する。
【0094】(4)セットされた会員カード1が有効な
ものであった場合において、当日が当該会員カード1の
持ち主の誕生日でなかった場合には、モニタ9を利用し
たルーレットゲームを顧客サービスとして1回だけ行
い、そのルーレットゲームで当たりが出たときには、複
数枚集めたときにプレゼントを受領できる当たり券SP
を発券する。
【0095】(5)有効な会員カード1がセットされた
状態において、会員データΣM′中の「来店ポイント」
データが、予め設定された4段階の規定ポイントKP
(例えば「300」、「500」、「700」、「10
00」)の何れかに達していた場合には、顧客サービス
の一つとして、その旨をモニタ9に表示すると共に、所
定のプレゼントと引換可能なポイント用プレゼント券P
Pを遊技客側の希望に応じて発券する。尚、この場合に
は、会員データΣM′中の「来店ポイント」データを、
上記ポイント用プレゼント券PPに対応した規定ポイン
トKPだけ減少させる。
【0096】(6)有効な会員カード1がセットされた
状態では、遊技客が希望する場合には、顧客サービスの
一つとして、モニタ9に対して駐車場を利用できる駐車
券CP及び雨傘を借用できる雨傘レンタル券UPの発行
を有無を問う画面を表示すると共に、上記駐車券CP及
び雨傘レンタル券UPを選択的に発行する。
【0097】(7)有効な会員カード1がセットされた
状態で、操作部10を通じて適正な暗証番号が入力され
た場合には、その会員カード1に対応した会員データΣ
M′中の「貯玉数」データを、操作部10の操作に応じ
てモニタ9に表示できるようになる。
【0098】(8)有効な会員カード1がセットされた
状態で、操作部10を通じて適正な暗証番号が入力され
た場合には、景品引換券2に記録されている獲得パチン
コ玉を、会員カード1に対応した会員データΣM′中の
「貯玉数」データに加算するという貯玉動作を選択的に
行い得るようになっている。但し、上記貯玉可能なパチ
ンコ玉数には上限(例えば「5000」)が存在する。
【0099】(9)会員データΣM′中の「貯玉数」デ
ータ及び「来店ポイント」データに増減があった場合
(上述した(2)、(5)、(8)の各動作が行われた
場合)には、その会員データΣM′をホストコンピュー
タ7へ送信する。
【0100】図34には、景品引換券2を発行するため
の玉計数機3の外観が示されており、以下これについて
説明する。即ち、この玉計数機3は、例えばパチンコホ
ール内の島端などに設置されるもので、その上部にはパ
チンコ玉が投入されるホッパ状の玉受容器18が設けら
れており、その玉受容器18内に投入されたパチンコ玉
は、最下部の落下口18a及び計数装置19を介した後
に、図示しない排出路を介して外部へ排出されるように
なっている。
【0101】玉計数機3の前面部には、玉受容器18内
に投入されたパチンコ玉数(計数装置19による計数
値)や特定景品の交換個数などをデジタル表示するため
の表示部20が設けられていると共に、引換券排出口2
1が設けられている。また、玉計数機3の上面部には、
それぞれ照光タイプのモーメンタリ形押ボタンスイッチ
より成る第1の発行スイッチ22及び第2の発行スイッ
チ23が設けられている。玉計数機3の側部に設けられ
た返却ユニット24は、パチンコ玉計数時に生ずる後述
の余りパチンコ玉を、放出口体24aを通じて選択的に
放出できる構成となっている。
【0102】図35には、上記玉計数機3の電気的構成
の概略が機能ブロックの組み合わせにより示されてい
る、この図35において、引換券処理部25は、内部に
ストックされている初期状態の景品引換券2に対して、
発行年月日データΔF、パチンコ玉の計数結果に応じた
数値データΔGなど(図32参照)を磁気記録すると共
に、サーマル表示部2aに数値データΔGに対応した数
値を表示する構成となっており、斯様に作成された景品
引換券2は引換券排出口21を通じて放出されるように
なっている。
【0103】制御部3aは、コンピュータにより構成さ
れたもので、上記計数装置19、第1及び第2の発行ス
イッチ22及び23からの各入力信号並びに予め記憶し
た制御プログラムに基づいて、表示部20、第1及び第
2の発行スイッチ22及び23の図示しない照光部、返
却ユニット24、引換券処理部25の制御を行う構成と
なっている。
【0104】図36には、上記玉計数機3の制御部3a
による制御内容が示されており、以下、その制御内容に
ついて関連した作用と共に説明する。図36において、
制御部3aは、電源投入状態では計数装置19による計
数動作が開始されるまで、つまり玉受容器18内にパチ
ンコ玉が投入されるまで待機し(ステップB1)、計数
動作が開始されたときには、計数処理ルーチンB2を実
行する。
【0105】この計数処理処理ルーチンB2では、計数
装置19から逐次出力される計数値を特定景品との交換
に必要な単位パチンコ玉数N(例えば「80」)により
除算すると共に、上記計数値、並びに上記除算に伴う商
(特定景品との交換可能個数に相当)及び余り数を、内
部メモリに順次更新記憶すると同時に、各記憶数値を表
示部20に対して並列に表示する処理を反復して行うも
のであり、斯様なルーチンB2は、計数動作が終了する
まで(ステップB3で「YES」と判断されるまで)行
われる。
【0106】計数動作が終了したときには、最終的な計
数値が前記単位パチンコ玉数N以上あるか否かを判断す
る(ステップB4)。ここで「NO」と判断した場合、
つまり玉受容器18内に投入されたパチンコ玉数がN個
未満であった場合には、第1の発行スイッチ22の照光
部を点灯させ(ステップB5)、この点灯状態で当該発
行スイッチ22がオンされるまで待機する(ステップB
6)。
【0107】この状態から第1の発行スイッチ22がオ
ンされたときには、上記照光部を消灯させるステップB
7を実行した後に、前記内部メモリに記憶された計数値
データを、引換券処理部25を通じて景品引換券2に数
値データΔGとして記録するなどの処理を行う書込処理
ルーチンB8、その景品引換券2を引換券排出口21を
通じて発行(放出)するステップB9、上記内部メモリ
の記憶内容及び表示部20の表示内容を初期化するステ
ップB10を順次実行した後にステップB1へ戻る。
【0108】前記ステップB4で「YES」と判断した
場合、つまり玉受容器18内に投入されたパチンコ玉数
がN個以上であった場合には、第1の発行スイッチ22
及び第2の発行スイッチ23の各照光部を双方とも点灯
させ(ステップB11)、この点灯状態でそれら発行ス
イッチ22及び23の何れかがオンされるまで待機する
(ステップB12、B13)。
【0109】この状態から第1の発行スイッチ22がオ
ンされたときには、上記各照光部を消灯させるステップ
B14を実行した後に、前述した書込処理ルーチンB
8、景品引換券発行ステップB9、初期化ステップB1
0を順次実行してステップB1へ戻る。また、第2の発
行スイッチ23がオンされたときには、前記各照光部を
消灯させるステップB15を実行した後に、前記内部メ
モリに記憶された計数値データから余り数を差し引いた
数値(Nの整数倍の数値)を、引換券処理部25を通じ
て景品引換券2に数値データΔGとして記録するなどの
処理を行う書込処理ルーチンB16、上記余り数に対応
したパチンコ玉を返却ユニット24を通じて返却するス
テップB17を実行した後に、前述した書込処理ルーチ
ンB8、景品引換券発行ステップB9、初期化ステップ
B10を順次実行してステップB1へ戻る。
【0110】以上要するに、玉計数機3は、投入された
パチンコ玉数に応じた数値データΔGを記憶して成る景
品引換券2を発行するものであり、この場合、投入パチ
ンコ玉がN個(80個)以上あるときには、上記数値デ
ータΔGを特定景品との交換単価である単位パチンコ玉
数Nの整数倍に設定して余りパチンコ玉の返却を受ける
パターンと、投入パチンコ玉の全部を数値データΔGと
して記憶するパターンとの何れかを任意に選択できるも
のである。
【0111】図37には、景品の払出数の管理などを行
うPOS端末4の外観が示されており、以下これについ
て説明する。即ち、このPOS端末4は、本体ユニット
26と、景品引換券2を挿入するための挿入口27aを
備えたカードリーダライタユニット27と、会員カード
1を挿入するための挿入口28aを備えたカードリーダ
ユニット28とを組み合わせて構成されており、特に、
カードリーダユニット28には、遊技客が操作可能な位
置に暗証番号入力用のテンキースイッチ28bが設けら
れている。この場合、カードリーダライタユニット27
は、挿入口27aに挿入された景品引換券2の記憶デー
タの読み出し及び当該景品引換券2に対するデータ書き
込みを行うと共に、景品引換券2のサーマル表示部2a
の表示内容を書き換えるために設けられている。また、
カードリーダユニット28は、挿入口28aに挿入され
た会員カード1の記憶データを読み出すために設けられ
ている。
【0112】本体ユニット26には、例えばLCDパネ
ルより成るオペレータ用モニタ29が設けられていると
共に、そのモニタ29の反対側に遊技客のための同じく
LCDパネルより成る遊技客用モニタ(図39に符号3
0を付して示す)が設けられている。また、本体ユニッ
ト26には、定置式のバーコードスキャナ31及びキー
ボード32が設けられている。
【0113】上記キーボード32は、例えば図38のよ
うなレイアウトとされている。即ち、図38において、
キーボード32には、電源スイッチ兼用のキー操作タイ
プの切換スイッチ32a、パチンコホール内での景品交
換に供される商品名を付したキースイッチ32b群、
「訂正」の文字が付された訂正スイッチ32c、「とり
けし」の文字が付された取消スイッチ32d、「貯玉」
の文字が付された貯玉スイッチ32e、「全部」の文字
が付された「全部」キー32f、「終了」の文字が付さ
れた終了スイッチ32g、クリアキー(「C」の文字が
付されたキー)を備えたテンキースイッチ32h、「実
行」の文字が付された実行スイッチ32i、「誕生日」
の文字が付された誕生日スイッチ32j、「大当たり」
の文字が付された大当たりスイッチ32k、「プレゼン
ト」の文字が付されたプレゼントスイッチ32m、「雨
傘」の文字が付されたレンタルスイッチ32n、「駐車
券」の文字が付された駐車券スイッチ32pが設けられ
ている。尚、上記した誕生日スイッチ32j、大当たり
スイッチ32k、プレゼントスイッチ32m、レンタル
スイッチ32n、駐車券スイッチ33pは、前記入力端
末6における操作部10と同様に、本発明でいう選択手
段に相当するものである。
【0114】図39には、上記POS端末4の電気的構
成の概略が機能ブロックの組み合わせにより示されてい
る、この図39において、POS端末4の中核をなす制
御部4aは、コンピュータにより構成されたもので、カ
ードリーダライタユニット27及びカードリーダユニッ
ト28、バーコードスキャナ31、キーボード32から
の各入力信号並びに予め記憶した制御プログラムに基づ
いて、オペレータ用モニタ29、遊技客用モニタ30、
カードリーダライタユニット27の制御を行うと共に、
前記入力端末4及びホストコンピュータ7との間でのデ
ータの送受信制御をデータ通信装置33を通じて行う構
成となっている。
【0115】図40〜図42には、上記POS端末4の
制御部4aによる制御内容が示されており、以下、これ
について関連した作用と共に説明する。即ち、制御部4
aは、キーボード32の切換スイッチ32aがオン位置
(営業位置)へ切換えられるのに応じた電源投入状態で
は、図40に示す判断ステップC1〜C5、図41に示
す判断ステップC6、C7、図42に示す判断ステップ
C8a、C8b、C8c、C8dをサイクリックに実行
する。
【0116】上記判断ステップC1では、カードリーダ
ユニット28の挿入口28aに会員カード1が挿入され
たか否かを判断するものであり、会員カード1が挿入さ
れたときには、会員データ受信処理ルーチンC9を実行
する。このルーチンC9では、挿入された会員カード1
からカードリーダユニット28を通じて読み取った会員
コードΔBをホストコンピュータ7へ送信すると共に、
この送信に応じてホストコンピュータ7側からアンサバ
ックされてくる前記会員データΣM(図60参照)若し
くは受付不可データを受信し、その受信データを図示し
ないバッファメモリに一時記憶する。
【0117】上記会員データ受信処理ルーチンC9の実
行後には、挿入された会員カード1が有効なものか否か
を判断する(ステップC10)。このステップC10で
は、会員データ受信処理ルーチンC9の実行に応じてホ
ストコンピュータ7側から会員データΣMがアンサバッ
クされた状態(受付不可データがアンサバックされてい
ない状態)において、遊技客がテンキースイッチ28b
を通じて入力した暗証番号が前記バッファメモリに記憶
された会員データΣM中の「暗証番号」が一致した場合
に、これを会員カード1が有効な状態と判断する。
【0118】挿入された会員カード1が無効なものであ
った場合(ホストコンピュータ7側から受付不可データ
がアンサバックされた状態、若しくは入力された暗証番
号が一致しない状態)には、オペレータ用及び遊技客用
の各モニタ29及び30に対して当該会員カード1を受
け付けることができない旨のメッセージを所定時間だけ
表示するステップC11、会員カード1を返却(排出)
するステップC12、前記バッファメモリに一時記憶し
た受信データ(会員データΣM)をクリアするステップ
C13を順次実行した後に判断ステップC1へ戻る。
【0119】これに対して、挿入された会員カード1が
有効なものであった場合には、バッファメモリに一時記
憶している会員データΣM中の会員コードΔB、「暗証
番号」、「貯玉数」データ、「来店ポイント」データ
を、図示しない主メモリに対し、図43に示すようのフ
ォーマットの会員データΣM″としてセットし、当該バ
ッファメモリの記憶内容を初期化すると共に、各モニタ
29及び30に対して上記会員データΣM″中の「貯玉
数」データ及び「来店ポイント」データを表示し(ステ
ップC14)、この後に判断ステップC2へ移行する。
【0120】上記判断ステップC2では、カードリーダ
ライタユニット27の挿入口27aに景品引換券2が挿
入されたか否かを判断するものであり、景品引換券2が
挿入されたときには、挿入された景品引換券2が有効な
ものか否かを当該引換券2から読み込んだデータ(特に
はIDコードΔD及び引換券番号ΔE)に基づいて判断
する(ステップC15)。
【0121】挿入された景品引換券2が無効であった場
合には、オペレータ用及び遊技客用の各モニタ29及び
30に対して当該景品引換券2を使用できない旨のメッ
セージを所定時間だけ表示するステップC16、景品引
換券2を返却(排出)するステップC17を順次実行し
た後に判断ステップC1へ戻る。
【0122】これに対して、挿入された景品引換券2が
有効なものであった場合には、その景品引換券2から読
み込んだ数値データΔGを、図示しない主メモリに設定
された景品玉用記憶エリアに対し「景品玉数」データ
(初期値は零)として加算記憶すると共に、その加算後
の「景品玉数」データを各モニタ29及び30に表示す
る(ステップC18)。尚、モニタ29及び30に前記
「貯玉数」データが表示されている状態では、上記「景
品玉数」データが当該「貯玉数」データと並べられた形
態で表示されることになるが、この場合には、「貯玉
数」データ及び「景品玉数」データの他に、それらの合
計値を演算して表示する構成としても良い。このような
ステップC18の実行後には、上記景品引換券2をPO
S端末4内に保留するステップC19を実行した後に判
断ステップC3へ移行する。
【0123】上記判断ステップC3では、キーボード3
2を通じた景品入力処理が行われたか否かを判断する。
ここでいう景品入力処理とは、例えば、キーボード32
のキースイッチ32bを通じた景品の種類選択操作と、
テンキースイッチ32hを通じた景品個数の入力操作と
が行われた状態で実行スイッチ32iが操作された状態
(景品個数が「1」の場合は景品個数の入力操作を省略
できる)を指す。
【0124】上記のような景品入力処理が行われた場合
には、モニタ29及び30に表示中の「貯玉数」データ
及び「景品玉数」データの合計(一方のみ表示されてい
る場合もある)が、当該景品入力処理において入力され
た景品と交換するのに必要な「支払玉数」以上あるか否
か、つまり遊技客側の持ち玉で景品交換可能か否かを判
断する(ステップC20)。尚、このような判断には図
44に示す景品マスタデータΣPを利用するものであ
る。この景品マスタデータΣPは、景品交換対象の一般
商品、誕生日プレゼント用商品、大当たり用商品、ポイ
ントプレゼント用商品についての情報であり、各商品を
示す商品コードΔHに対応させて、商品名、支払玉数、
規定ポイントKP、商品種類に応じた区分フラグSF群
を組み合わせた構成となっている。
【0125】しかして、上記ステップC20で、「N
O」と判断した場合には判断ステップC4へ移行する
が、「YES」と判断した場合には、「景品玉数」デー
タから「支払玉数」を減算するステップC21を実行す
る。
【0126】この減算ステップC21の実行後には、
「景品玉数」−「支払玉数」の減算結果がマイナス値に
なったか否かを判断する(ステップC22)。ここで
「YES」と判断した場合、つまり「景品玉数」データ
に相当したパチンコ玉だけでは上記景品交換ができない
場合には、「貯玉数」データから上記マイナス値に相当
した数(絶対値)の玉数を減算するステップC23を実
行した後に、モニタ29及び30に表示されている「貯
玉数」データ及び「景品玉数」データを、上記のような
各減算処理後のデータに変更するステップC24を実行
する。また、前記ステップC22で「NO」と判断した
場合、つまり「景品玉数」データだけで景品交換が可能
な場合には、貯玉数減算ステップC23をジャンプして
表示変更ステップC24を実行する。
【0127】上記表示変更ステップC24の実行後に
は、図示しない主メモリに設定された一時記憶用メモリ
エリアに対して、図45のようなフォーマット例のよう
に、前記景品入力処理において選択された景品に固有の
商品コードΔHと当該景品の払出に必要な「支払玉数」
とを組み合わせて成る景品入力データΣKをトランザク
ションデータとして記憶するステップC25を実行した
後に判断ステップC4へ移行する。
【0128】上記判断ステップC4では、キーボード3
2を通じた景品入力訂正処理が行われたか否かを判断す
る。ここでいう景品入力訂正処理とは、前記一時記憶用
メモリエリアに記憶された景品入力データΣKを訂正す
るための処理であり、例えば、キーボード32の訂正ス
イッチ32cの操作後にキースイッチ32bを通じた景
品の種類選択操作が行われた状態に相当する。
【0129】上記のような景品入力訂正処理が行われた
場合には、前記一時記憶用メモリエリアに記憶されてい
る景品入力データΣK中に、上述のような種類選択操作
により選択された景品に該当する商品コードΔHを含ん
だものが存在するか否かを判断する(ステップC2
6)。ここで「NO」と判断した場合にはステップC5
へ移行するが、「YES」と判断した場合には、上記景
品入力データΣK中の「支払玉数」データを元の「景品
玉数」データ及び「貯玉数」データに復帰させるステッ
プC27、これに応じてモニタ29及び30に表示内容
を変更するステップC28、景品入力データΣKをクリ
アするステップC29を順次実行した後にステップC5
へ移行する。
【0130】上記ステップC5では、キーボード32の
取消スイッチ32dの操作に応じた取消処理が選択され
たか否かを判断する。この取消処理は、景品引換券2に
関連した処理を全て取り消すための処理であり、一時記
憶用メモリエリア中の景品入力データΣMをクリアし
(ステップC30)、この後にPOS端末4内に保留中
の景品引換券2の有無を判断する(ステップC31)。
【0131】このとき、保留景品引換券2がある場合に
は、その景品引換券2を返却(排出)するステップC3
2、モニタ29及び30に表示されている「景品玉数」
データを初期化するステップC33を順次実行した後に
図41に示すステップC6へ移行する。また、保留景品
引換券2がない場合には、前記ステップC32をジャン
プしてステップC33を実行した後にステップC6へ移
行する。
【0132】図41において、上記ステップC6では、
キーボード32の終了スイッチ32gの操作に応じた終
了処理が選択されたか否かを判断する。終了処理が選択
されたときには、前記一時記憶用メモリエリアに景品入
力データΣKが記憶されているか否か、つまり景品入力
処理が行われているか否かを判断し(ステップC3
4)、記憶されている場合には、図示しない主メモリに
設定されたトランザクションファイル用メモリエリアに
対して、上記景品入力データΣKを移し替えることによ
って交換実績用トランザクションデータを作成する(ス
テップC35)。
【0133】次いで、会員カード1及び景品引換券2の
双方を受付中か否かを判断し(ステップC36)、ここ
で「NO」と判断した場合には、会員カード1のみ受付
中であるか否かを判断する(ステップC37)。従っ
て、このステップC37で「NO」と判断される状態
は、景品引換券2のみを受付ている状態に相当する。
【0134】会員カード1及び景品引換券2を双方とも
受付中の状態(ステップC36で「YES」)には、貯
玉振替処理ルーチンC38を実行する。このルーチンC
38では、主メモリに記憶された会員データΣM″中の
「貯玉数」データに対して、当該主メモリの景品玉用記
憶エリアに記憶されている「景品玉数」データを加算す
る処理を行う。但し、このような加算は、加算後の「貯
玉数」データが前述した貯玉限度値Smax (例えば「5
000」)を越えない範囲で行われるものであり、上記
「景品玉数」データのうち、貯玉限度値Smax を越える
分については、「余り景品玉数」データとして残ること
になる。
【0135】貯玉振替ルーチンC38の実行後には、前
記「余り景品玉数」データが予め設定された端数データ
(例えば「9」)を越えているか否かを判断し(ステッ
プC39)、端数データ以下であった場合には、挿入さ
れている景品引換券2の記録データをカードリーダライ
タユニット27により消去した後に内部の回収ボックス
内に取り込む(ステップC40)。
【0136】これに対して、「余り景品玉数」データが
端数データを越えている場合には、景品引換券返却処理
ルーチンC41を実行する。このルーチンC41では、
カードリーダライタユニット27により、上記「余り景
品玉数」データを景品引換券2に対し新たな数値データ
ΔGとして書き込むと共に、景品引換券2のサーマル表
示部2aの表示内容を上記数値データΔGに応じた内容
に書き換え、この後に景品引換券2を返却(排出)する
という制御を行う。
【0137】上記のような景品引換券回収ステップC4
0或いは景品引換券返却処理ルーチンC41の実行後に
は、主メモリに記憶されている会員データΣM″(図3
6参照)をホストコンピュータ7へ送信するステップC
42、主メモリ中の会員データΣM″、「景品玉数」デ
ータ、景品入力データΣKをクリアすると共に、モニタ
29及び30の表示を初期化する初期化ルーチンC4
3、カードリーダユニット28を通じて会員カード1を
返却(排出)するステップC44を順次実行した後に判
断ステップC1へ戻る。
【0138】会員カード1のみを受付中の状態(ステッ
プC37で「YES」)には、貯玉振替処理ルーチンC
38などをジャンプして会員データ送信ステップC42
以降の制御を実行する。景品引換券2のみを受付中の状
態(ステップC37で「NO」)には、主メモリの景品
玉用記憶エリアに記憶されている「景品玉数」データが
前記端数データを越えているか否かを判断する(ステッ
プC45)。
【0139】ここで「NO」と判断した場合には、挿入
されている景品引換券2の記録データをカードリーダラ
イタユニット27により消去した後に内部の回収ボック
ス内に取り込むというステップC46を実行した後にス
テップC1へ戻る。また、ステップC45で「YES」
と判断した場合には、景品引換券返却処理ルーチンC4
7を実行した後にステップC1へ戻るものであり、この
ルーチンC47では、カードリーダライタユニット27
により、前記「景品玉数」データを景品引換券2に対し
新たな数値データΔGとして書き込むと共に、景品引換
券2のサーマル表示部2aの表示内容を上記数値データ
ΔGに応じた内容に書き換え、この後に景品引換券2を
返却(排出)するという制御を行う。
【0140】前記ステップC7では、キーボード32の
貯玉スイッチ32eの操作に応じた貯玉処理が選択され
たか否かを判断する。貯玉処理が選択されたときには、
会員カード1及び景品引換券2の双方を受付中か否かを
判断し(ステップC47)、ここで「NO」と判断した
場合には、図42に示す判断ステップC8aへ移行する
が、「YES」と判断した場合には、主メモリ中の一時
記憶用メモリエリアに景品入力データΣKが記憶されて
いるか否か、つまり前述した景品入力処理が行われてい
る途中か否かを判断し(ステップC48)、「YES」
と判断した場合には、前記貯玉振替ルーチンC38以降
の制御を実行する。
【0141】上記ステップC48で「NO」と判断した
場合には、貯玉数指定処理が行われるまで、若しくはキ
ーボード32の取消スイッチ32dが操作されるまで待
機し(ステップC49、C50)、取消スイッチ32d
が操作されたときには図42に示すステップC8aへ移
行する。
【0142】ここで、上記貯玉数指定処理とは、貯玉ス
イッチ32eの操作後において、全部スイッチ32fの
操作及び終了スイッチ32gの操作が順次行われた状態
(全部貯玉する場合)、若しくはテンキースイッチ32
hによる貯玉数の指定操作及び終了スイッチ32gの操
作が順次行われた状態(任意数を貯玉する場合)を指す
ものであり、斯様な貯玉数指定処理が行われた場合に
は、貯玉振替処理ルーチン51を実行する。
【0143】上記貯玉振替処理ルーチンC51において
は、主メモリに記憶された会員データΣM″中の「貯玉
数」データに対して、当該主メモリの景品玉用記憶エリ
アに記憶されている「景品玉数」データを加算する処理
を行う。但し、この場合においても、加算後の「貯玉
数」データが前記貯玉限度値Smax を越えない範囲で行
われるものであり、上記「景品玉数」データのうち、貯
玉限度値Smax を越える分については、「余り景品玉
数」データとして残ることになる。
【0144】貯玉振替ルーチンC51の実行後には、前
記「余り景品玉数」データが予め設定された端数データ
(「9」)を越えているか否かを判断し(ステップC5
2)、端数データ以下であった場合には、挿入されてい
る景品引換券2の記録データをカードリーダライタユニ
ット27により消去した後に内部の回収ボックス内に取
り込む(ステップC53)。
【0145】これに対して、「余り景品玉数」データが
端数データを越えている場合には、景品引換券返却処理
ルーチンC54を実行する。このルーチンC54では、
カードリーダライタユニット27により、上記「余り景
品玉数」データを景品引換券2に対し新たな数値データ
ΔGとして書き込むと共に、景品引換券2のサーマル表
示部2aの表示内容を上記数値データΔGに応じた内容
に書き換え、この後に景品引換券2を返却(排出)する
という制御を行う。
【0146】上記のような景品引換券回収ステップC5
3或いは景品引換券返却処理ルーチンC54の実行後に
は、主メモリに記憶されている会員データΣM″(図4
3参照)をホストコンピュータ7へ送信するステップC
55、主メモリ中の会員データΣM″、「景品玉数」デ
ータ、景品入力データΣKをクリアすると共に、モニタ
29及び30の表示を初期化する初期化ルーチンC5
6、カードリーダユニット28を通じて会員カード1を
返却(排出)するステップC57を順次実行した後にス
テップC1へ戻る。
【0147】図42に示すステップC8aでは、誕生日
処理が行われた否かを判断する。ここでいう誕生日入力
処理とは、バーコードスキャナ31を通じて誕生日プレ
ゼント券BPのバーコードm4 を読み取った状態で、キ
ーボード32の誕生日スイッチ32jが操作された状態
を指すものであり、誕生日処理が行われた場合には、ト
ランザクションファイル用メモリエリア中に記憶されて
いる交換外景品用トランザクションデータを更新するス
テップC58を実行した後にステップC8bへ移行す
る。
【0148】上記交換外景品用トランザクションデータ
は、図46に示すように、誕生日プレゼント用商品、大
当たり用商品、ポイントプレゼント用商品の区分を示す
区分コードと、前記商品コードΔHと、「出庫数」デー
タとを組み合わせたもので、上記ステップC58では、
交換外景品用トランザクションデータ中における誕生日
プレゼント用商品の「出庫数」データを「1」だけイン
クリメントするものである。尚、POS端末4のオペレ
ータは、上記のような誕生日入力処理を行ったときに
は、誕生日プレゼント用商品を遊技客に手渡すという作
業を行う。
【0149】ステップC8bでは、大当たり処理が行わ
れたか否かを判断する。ここでいう大当たり処理とは、
POS端末4のオペレータが所定枚数の当たり券SPを
受け取った状態で、キーボード32の大当たりスイッチ
32mが操作された状態を指すものであり、大当たり処
理が行われた場合には、交換外景品用トランザクション
データを更新するステップC59を実行した後にステッ
プC8cへ移行する。この場合、上記ステップC59で
は、図46に示した交換外景品用トランザクションデー
タ中における大当たり用商品の「出庫数」データを
「1」だけインクリメントするものである。尚、POS
端末4のオペレータは、上記のような大当たり入力処理
を行ったときには、大当たり用商品を遊技客に手渡すと
いう作業を行う。
【0150】ステップC8cでは、レンタル処理が行わ
れた否かを判断する。ここでいうレンタル処理とは、バ
ーコードスキャナ31を通じて雨傘レンタル券UPのバ
ーコードq3 を読み取った状態で、キーボード32のレ
ンタルスイッチ32nが操作された状態を指すものであ
り、レンタル処理が行われた場合には、トランザクショ
ンファイル用メモリエリア中にレンタル品用トランザク
ションデータを作成するステップC60を実行した後に
ステップC8dへ移行する。
【0151】上記レンタル品用トランザクションデータ
は、図47に示すように、レンタル品の貸出先を特定す
るための会員コードΔBと、レンタル品(この実施例の
場合は雨傘)の種類を示すコードと、当該レンタル品が
返却されたか否かを示す返却フラグHFとを組み合わせ
たもので、上記ステップC60では、雨傘レンタル券U
Pから読み込んだバーコードq3 中の会員コードΔBに
基づいて上記のようなレンタル品用トランザクションデ
ータを作成するものである。尚、POS端末4のオペレ
ータは、上記のようなレンタル処理を行ったときには、
レンタル商品である雨傘を遊技客に手渡すという作業を
行う。
【0152】ステップC8dでは、プレゼント処理が行
われたか否かを判断する。ここでいうプレゼント処理と
は、バーコードスキャナ31を通じてポイント用プレゼ
ント券PPのバーコードn4 を読み取った状態で、キー
ボード32のプレゼントスイッチ32mが操作された状
態、若しくは挿入口28aに会員カード1が挿入された
状態でプレゼントスイッチ32mが操作された状態を指
すものであり、プレゼント処理が行われた場合には、会
員カード1の挿入があったか否かを判断する(ステップ
C61)。
【0153】上記ステップC61で「NO」と判断した
場合、つまり、バーコードスキャナ31を通じてポイン
ト用プレゼント券PPのバーコードn4 を読み取った状
態でプレゼントスイッチ32mが操作された場合には、
交換外景品用トランザクションデータを更新するステッ
プC62を実行した後にステップC1へ戻る。この場
合、上記ステップC62では、図46に示した交換外景
品用トランザクションデータ中におけるポイントプレゼ
ント用商品の「出庫数」データを「1」だけインクリメ
ントするものである。
【0154】これに対して、ステップC61で「YE
S」と判断した場合、つまり、挿入口28aに会員カー
ド1が挿入された状態でプレゼントスイッチ32mが操
作された場合には、会員データ受信処理ルーチンC63
を実行する。このルーチンC63では、挿入された会員
カード1からカードリーダユニット28を通じて読み取
った会員コードΔBをホストコンピュータ7へ送信する
と共に、この送信に応じてホストコンピュータ7側から
アンサバックされてくる前記会員データΣM(図60参
照)若しくは受付不可データを受信し、その受信データ
を図示しないバッファメモリに一時記憶すると共に、モ
ニタ29及び30に対し当該会員データΣM中の「来店
ポイント」データを表示する。
【0155】上記会員データ受信処理ルーチンC63の
実行後には、挿入された会員カード1が有効なものか否
かを判断する(ステップC64)。このステップC64
では、会員データ受信処理ルーチンC63の実行に応じ
てホストコンピュータ7側から会員データΣMがアンサ
バックされた状態(受付不可データがアンサバックされ
ていない状態)において、その会員データΣM中の「来
店ポイント」がプレゼント商品との交換に必要な規定ポ
イントKP以上存在し、且つ遊技客がテンキースイッチ
28bを通じて入力した暗証番号が前記バッファメモリ
に記憶された会員データΣM中の「暗証番号」が一致し
た場合に、これを会員カード1が有効な状態と判断す
る。尚、上記規定ポイントKPの選択はテンキースイッ
チ32hを通じて行う。
【0156】挿入された会員カード1が無効なものであ
った場合には、会員カード1を返却(排出)するステッ
プC65を実行した後に判断ステップC1へ戻るが、有
効であった場合には、バッファメモリに一時記憶してい
る会員データΣM中の会員コードΔB、「暗証番号」、
「貯玉数」データ、「来店ポイント」データを、図示し
ない主メモリに対し会員データΣM″(図43参照)と
してセットし(ステップC66)、この後に減算処理ル
ーチンC67を実行する。
【0157】このルーチンC67では、上記会員データ
ΣM″中の「来店ポイント」データを規定ポイントKP
だけ減算すると共に、モニタ29及び30に表示中の
「来店ポイント」データを上記減算後の値に変更する。
【0158】上記減算処理ルーチンC67の実行後に
は、主メモリに記憶されている会員データΣM″をホス
トコンピュータ7へ送信するステップC68及び前記ス
テップC62を順次実行した後にステップC1へ戻る。
尚、POS端末4のオペレータは、上記のようなプレゼ
ント処理を行ったときには、プレゼント商品を遊技客に
手渡すという作業を行う。
【0159】尚、制御部4aは、パチンコホールの営業
終了後などにおいて切換スイッチ32aがオフ位置(営
業終了位置)へ切換えられたときには、トランザクショ
ンファイル用メモリエリア中の交換実績用トランザクシ
ョンデータ(景品交換に供された商品の種類、個数など
を示すデータ)、交換外景品用トランザクションデータ
(誕生日プレゼント用商品、大当たり用商品、ポイント
プレゼント用商品の種類、個数などを示すデータ)、レ
ンタル品用トランザクションデータ(レンタル品の貸出
先、種類などを示すデータ)、並びに当日の稼働終了を
示す締切信号を、データ通信装置33を介してホストコ
ンピュータ7へ送信する構成となっている。
【0160】以上述べたPOS端末4による主要機能を
要約すると以下のようになる。 (1)有効な会員カード1がセット(挿入)され、且つ
その会員カード1に対応した暗証番号がテンキースイッ
チ32bを通じて入力された状態では、当該会員カード
1に関する会員データΣM(これには会員コードΔB、
「暗証番号」、当該会員が遊技により獲得したパチンコ
玉数を示す「貯玉数」データ、当該会員の来店回数を示
す「来店ポイント」データなどが含まれる)をホストコ
ンピュータ7から呼び出して、会員データΣM″として
記憶すると共に、その会員データΣM″中の「貯玉数」
データ、「来店ポイント」データをオペレータ用及び遊
技客用の各モニタ29及び30に表示する。
【0161】(2)有効な景品引換券2がセット(挿
入)されたときには、その景品引換券2から読み込んだ
数値データΔGを、主メモリ中の景品玉記憶エリアに
「景品玉数」データとして記憶すると共に、その「景品
玉数」データを各モニタ29及び30に表示する。この
場合、複数枚の景品引換券2を順次セット可能となって
おり、新たに景品引換券2がセットされたときには、そ
の景品引換券2から読み込んだ数値データΔGを前記
「景品玉数」データに加算すると共に、各モニタ29及
び30の表示を更新する。
【0162】(3)キーボード32を通じた景品入力処
理が行われたとき(キースイッチ32bを通じた景品の
種類選択操作及びテンキースイッチ32hを通じた景品
個数の入力操作が行われた状態で実行スイッチ32iの
操作が行われたとき)には、モニタ29及び30に表示
中の「貯玉数」データ及び「景品玉数」データの合計
(一方が零の場合もある)によって、上記景品入力処理
により選択された景品との交換が可能である場合のみ、
会員データΣM″中の「貯玉数」データ及び景品球記憶
エリア中の「景品玉数」データから景品と交換するのに
必要な「支払玉数」を減算するという払出処理用の演算
を行う。この場合、まず「景品玉数」データから「支払
玉数」を減算する動作を優先して行うことにより、景品
引換券2に記録されたパチンコ玉数データ(数値データ
ΔG)を先に景品交換に供する。また、上記景品入力処
理時には、選択された景品の商品コードΔHと当該景品
の払出に必要な「支払玉数」とを組み合わせて成る景品
入力データΣKを一時記憶用メモリエリアに記憶する。
【0163】(4)キーボード32を通じた景品入力訂
正処理が行われたとき(訂正スイッチ32cの操作後に
キースイッチ32bを通じた景品の種類選択操作が行わ
れたとき)には、前記景品入力データΣKが記憶されて
いる状態時のみ、「景品玉数」データ及び「貯玉数」デ
ータ元の値に復帰させると共に、各モニタ29及び30
の表示も元に戻し、当該景品入力データΣKをクリアす
る。
【0164】(5)キーボード32の取消スイッチ32
dの操作に応じて取消処理が選択されたときには、景品
入力データΣMをクリアすると共に、景品引換券2を返
却することによって、景品引換券2に関連した処理を全
て取り消す。
【0165】(6)キーボード32の終了スイッチ32
gの操作に応じて終了処理が選択されたときには、前記
景品入力データΣKが記憶されていた場合(前述した景
品入力処理が行われていた場合)に、当該景品入力デー
タΣKに基づいた交換実績用トランザクションデータを
作成してトランザクションファイル用メモリエリアに記
憶する。そして、上記終了処理に応じて交換実績用トラ
ンザクションデータを作成する動作を行った後には、
「貯玉数」データを前記「支払玉数」データ分だけ減少
させた状態の会員データΣM″を、ホストコンピュータ
7へ送信する。尚、この送信前において、景品玉数記憶
エリア中に「景品玉数」データがあった場合には、その
データを会員データΣM″中の「貯玉数」データに組み
込む。
【0166】(7)有効な会員カード1がセットされ、
且つその会員カード1に対応した暗証番号がテンキース
イッチ32bを通じて入力された状態において、キーボ
ード32の貯玉スイッチ32eの操作に応じて貯玉処理
が選択されたときには、景品引換券2に記憶されている
数値データΔG(景品玉用記憶エリアに記憶されている
「景品玉数」データ)を、会員カード1の「貯玉数」デ
ータに振替え、その振替後の「貯玉数」データを含む会
員データΣM″を、ホストコンピュータ7へ送信する。
【0167】(8)誕生日プレゼント券BPのバーコー
ドm4 をバーコードスキャナ31を通じて読み取った状
態で、キーボード32の誕生日スイッチ32jが操作さ
れたときには、交換外景品用トランザクションデータ中
における誕生日プレゼント用商品の「出庫数」データを
「1」だけインクリメントする。尚、この場合には、P
OS端末4のオペレータが顧客サービスの一つである誕
生日プレゼント用商品を遊技客に手渡す。
【0168】(9)POS端末4のオペレータが所定枚
数の当たり券SPを受け取った状態で、キーボード32
の大当たりスイッチ32mが操作されたときには、交換
外景品用トランザクションデータ中における大当たり用
商品の「出庫数」データを「1」だけインクリメントす
る。尚、この場合には、上記オペレータが顧客サービス
の一つである大当たり用商品を遊技客に手渡す。
【0169】(10)プレゼント券PPのバーコードn
4 をバーコードスキャナ31を通じて読み取った状態
で、キーボード32のプレゼントスイッチ32mが操作
されたときには、交換外景品用トランザクションデータ
中におけるポイントプレゼント用商品の「出庫数」デー
タを「1」だけインクリメントする。また、有効で尚且
つ「来店ポイント」が規定ポイントKP以上存在する会
員カード1がセットされると共に、その会員カード1の
暗証番号が入力された状態で、プレゼントスイッチ32
mが操作されたときには、会員データΣM″中の「来店
ポイント」データを規定ポイントKPだけ減算すると共
に、その減算後の「来店ポイント」データを含む会員デ
ータΣM″を、ホストコンピュータ7へ送信し、交換外
景品用トランザクションデータ中におけるポイントプレ
ゼント用商品の「出庫数」データを「1」だけインクリ
メントする。尚、この場合には、POS端末4のオペレ
ータが顧客サービスの一つであるポイントプレゼント用
商品を遊技客に手渡す。
【0170】(11)雨傘レンタル券UPのバーコード
q3 をバーコードスキャナ31を通じて読み取った状態
で、キーボード32のレンタルスイッチ32nが操作さ
れたときには、レンタル先を特定するための会員コード
ΔBなどを含むレンタル品用トランザクションデータを
作成する。尚、この場合には、POS端末4のオペレー
タが顧客サービスの一つであるレンタル用雨傘を遊技客
に手渡す。
【0171】(12)キーボード32の切換スイッチ3
2aがオフされたときには、トランザクションファイル
用メモリエリア中の交換実績用トランザクションデータ
(景品交換に供された商品の種類、個数などを示すデー
タ)、交換外景品用トランザクションデータ(誕生日プ
レゼント用商品、大当たり用商品、ポイントプレゼント
用商品の種類、個数などを示すデータ)、レンタル品用
トランザクションデータ(レンタル品の貸出先、種類な
どを示すデータ)、並びに当日の稼働終了を示す締切信
号をホストコンピュータ7へ送信する。
【0172】さて、以下においては、ホストコンピュー
タ7について図48〜図63を参照しながら説明する。
即ち、ホストコンピュータ7は、具体的には図示しない
が、キーボード及びマウスより成る入力装置、CRTデ
ィスプレイより成る表示装置、プリンタより成る印字出
力装置を備えており、その表示装置には、予め設定され
た処理プログラムが立ち上げられたときに例えば図49
に示すような初期画面を表示するようになっている。
【0173】具体的には、図49の初期画面には、メニ
ューの内容を示す「1交換実績表」、「2マスタメンテ
ナンス」の各文字s1 、s2 が表示されると共に、コマ
ンドの内容を示す「実行」、「終了」の各文字s3 、s
4 が表示される。この場合、前記入力装置によって、文
字s1 、s2 によるメニュー選択操作、文字s3 、s4
によるコマンド入力操作を行い得る構成となっており、
メニュー選択操作後に「実行」コマンドの入力操作が行
われたときには、表示装置に対して、選択されたメニュ
ーに対応した図50、図51のような交換実績表メニュ
ー画面、マスタメンテナンスメニュー画面がそれぞれ表
示され、「終了」コマンドが選択されたときには、上記
処理プログラムを終了する構成となっている。
【0174】図50の交換実績表メニュー画面には、メ
ニューの内容を示す「1一般景品実績表」、「2ポイン
ト景品実績表」、「3誕生日・大当たり実績表」、「4
駐車券発行実績表」、「5レンタル管理台帳」、「6出
庫一覧表」の各文字k1 〜k6 が表示されると共に、コ
マンドの内容を示す「印刷」、「実行」、「終了」の各
文字k7 〜k9 が表示される。
【0175】この場合、入力装置によって、文字k1 〜
k6 によるメニュー選択操作、文字k7 〜k9 によるコ
マンド入力操作を行い得る構成となっており、各操作に
応じて、以下(1)〜(8)のような制御が行われる構
成となっている。
【0176】(1)「1一般景品実績表」メニューが選
択された状態において、「実行」コマンドの入力操作が
行われたときには、表示装置に対して、当日分の一般景
品(POS端末4を通じた景品入力処理により景品交換
に供される商品)の交換状況を表した図52のような一
般景品交換実績表を表示する。即ち、この一般景品交換
実績表には、パチンコホールでの景品交換に供される個
々の一般景品について、それぞれの1日分の出庫数(払
出数)及びその出庫の代償として支払われたパチンコ玉
の数が、当該景品の商品コード、商品名、交換単価と対
応付けて表示されると共に、上記支払パチンコ玉の総数
並びに当日の日付が表示される。
【0177】(2)「2ポイント景品実績表」メニュー
が選択された状態において、「実行」コマンドの入力操
作が行われたときには、表示装置に対して、当日分のポ
イントプレゼント用商品の交換状況を表した図53のよ
うなポイント景品交換実績表を表示する。即ち、このポ
イント景品交換実績表には、「来店ポイント」データに
基づいて景品交換に供される各ポイントプレゼント用商
品について、それぞれの1日分の出庫数が、当該商品の
商品コード、商品名、交換ポイントの単価と対応付けて
表示される。
【0178】(3)「3誕生日・大当たり実績表」メニ
ューが選択された状態において、「実行」コマンドの入
力操作が行われたときには、表示装置に対して、当日分
の誕生日プレゼント用商品及び大当たり商品の交換状況
を表した図54のような誕生日・大当たり実績表を表示
する。即ち、この誕生日・大当たり実績表には、誕生日
プレゼント券BPに基づいて景品交換に供される各誕生
日プレゼント用商品、並びに当たり券SPに基づいて景
品交換に供される各大当たり用商品について、それぞれ
の1日分の出庫数が、当該商品の商品コード、商品名と
対応付けて表示される。
【0179】(4)「4駐車券発行実績表」メニューが
選択された状態において、「実行」コマンドの入力操作
が行われたときには、表示装置に対して、当日分の駐車
券CPの発行状況を表した図55のような駐車券発行実
績表を表示する。即ち、この駐車券発行実績表には、駐
車券CPの発行対象となった会員の会員コードΔBに対
応付けた状態で当該会員の氏名、発行時間、発行枚数が
表示される。
【0180】(5)「5レンタル管理台帳」メニューが
選択された状態において、「実行」コマンドの入力操作
が行われたときには、表示装置に対して、レンタル品
(雨傘)の貸出状況を表した図56のようなレンタル管
理台帳を表示する。即ち、このレンタル管理台帳には、
レンタル品の貸出先である会員の会員コードΔBに対応
付けた状態で当該会員の氏名、電話番号、貸出日、貸出
数が表示される。
【0181】(6)「6出庫一覧表」メニューが選択さ
れた状態において、「実行」コマンドの入力操作が行わ
れたときには、表示装置に対して、当日分の一般景品、
ポイントプレゼント商品、誕生日プレゼント商品、大当
たりプレゼント商品の出庫状況(景品交換)を表した図
57のような出庫一覧表を表示する。尚、表示装置に表
示される上記(1)〜(6)のような各画面は、所謂ス
クロール画面として構成されるものである。
【0182】(7)表示装置に上記(1)〜(6)のよ
うな各表が表示された状態において「印刷」コマンドが
選択されたときには、その表示内容を印字出力装置を通
じてプリントアウトする。
【0183】(8)「終了」コマンドが選択されたとき
には、表示装置の表示画面を前記初期画面(図49参
照)に戻す。
【0184】尚、上記のような図52〜図57の各表示
画面用のデータは、図61に示す交換実績ファイル、図
62に示す駐車券発行実績ファイル、図63に示すレン
タル品ファイルに基づいて作成されるものであり、その
作成時において、前述した会員マスタデータΣMm(図
58参照)と、図59に示す景品マスタデータΣPmと
を引用データとして利用するものである。
【0185】この場合、上記景品マスタデータΣPm
は、パチンコホール内において景品交換に供される全て
の商品(一般景品の他に誕生日プレゼント用商品、大当
たり用商品、ポイントプレゼント用商品を含む)につい
て予め記憶したものであり、図59に示すように、各商
品を示す商品コードΔHに対応させて、商品名、支払玉
数、規定ポイントKP、商品種類に応じた区分フラグS
F群を組み合わせた構成(必要に応じて商品分類コード
を含めても良い)となっている。
【0186】また、上記交換実績ファイルは、POS端
末4から前述のように送信されてくる交換実績用トラン
ザクションデータ(図45に示す景品入力データΣKと
同等のデータ)並びに交換外景品用トランザクションデ
ータ(図46参照)に基づいて作成されるものであり、
図61に示すように、一般商品、誕生日プレゼント用商
品、大当たり用商品、ポイントプレゼント用商品の区分
を示す区分コードと、商品コードΔHと、「出庫数」デ
ータとを組み合わせた構成となっている。尚、上記交換
実績ファイルは、一般商品、誕生日プレゼント用商品、
大当たり用商品、ポイントプレゼント用商品毎に区分し
て作成しても良いものであり、この場合には区分コード
が不要となる。
【0187】上記駐車券発行実績ファイルは、入力端末
6から送信されてくる駐車券データΣC(図18参照)
に基づいて作成されるものであり、図62に示すよう
に、会員コードΔB、発行時間及び枚数の各データを組
み合わせた構成となっている。また、上記レンタル品フ
ァイルは、POS端末4から送信されてくるレンタル品
用トランザクションデータ(図47参照)に基づいて作
成されるものであり、図63に示すように、レンタル品
コード(この場合は雨傘を示すコード)、貸出日デー
タ、会員コードΔBを組み合わせた構成となっている。
尚、レンタル品が多種類ある場合には、レンタル品マス
タデータファイルを作成しておき、このファイルを上記
レンタル品ファイルの作成に利用することになる。
【0188】一方、図51のマスタメンテナンスメニュ
ー画面には、メニューの内容を示す「1会員マスタメン
テナンス」、「2景品マスタメンテナンス」の各文字t
1 、t2 が表示されると共に、コマンドの内容を示す
「印刷」、「実行」、「終了」の各文字t3 、t4 、t
5 が表示される。
【0189】この場合、入力装置によって、文字t1 、
t2 によるメニュー選択操作、文字t3 〜t5 によるコ
マンド入力操作を行い得る構成となっており、各操作に
応じて、以下(1)〜(4)のような制御が行われる構
成となっている。
【0190】(1)「1会員マスタメンテナンス」メニ
ューが選択された状態において、「実行」コマンドの入
力操作が行われたときには、表示装置に対して、図58
に示す会員マスタデータΣMmを表示すると共に、その
会員マスタデータΣMmの内容を入力装置を通じて変更
できる状態に切換わる。
【0191】(2)「2景品マスタメンテナンス」メニ
ューが選択された状態において、「実行」コマンドの入
力操作が行われたときには、表示装置に対して、図59
に示す景品マスタデータΣPmを表示すると共に、その
景品マスタデータΣPmの内容を入力装置を通じて変更
できる状態に切換わる。尚、表示装置に表示される上記
(1)、(2)のような各画面は、所謂スクロール画面
として構成されるものである。
【0192】(3)表示装置に上記(1)、(2)のよ
うな会員マスタデータΣMm或いは景品マスタデータΣ
Pmが表示された状態において「印刷」コマンドが選択
されたときには、その表示内容を印字出力装置を通じて
プリントアウトする。
【0193】(4)「終了」コマンドが選択されたとき
には、表示装置の表示画面を前記初期画面(図49参
照)に戻す。
【0194】さて、図48には、ホストコンピュータ7
側におけるPOS端末4及び入力端末6との間のデータ
伝送処理に関する制御内容が示されており、以下これに
ついて説明する。尚、このデータ伝送処理は、例えば前
述した制御処理中に割り込み処理として行われるもので
ある。
【0195】即ち、図48において、入力端末6から会
員データΣM(図60参照)を要求するために送信され
る会員コードΔBを受信したとき(ステップD1で「Y
ES」)には、その会員コードΔBに対応した会員デー
タΣM中に無効フラグFZが存在するか否かを判断する
(ステップD2)。この場合、無効フラグFZが存在し
ない場合には、該当会員データΣMを入力端末6へアン
サバックし(ステップD3)、また、無効フラグFZが
存在する場合には、受付不可データを入力端末6へアン
サバックする(ステップD4)。
【0196】POS端末4から会員データΣMを要求す
るために送信される会員コードΔBを受信したとき(ス
テップD5で「YES」)には、その会員コードΔBに
対応した会員データΣM中に無効フラグFZが存在する
か否かを判断する(ステップD6)。この場合、無効フ
ラグFZが存在しない場合には、該当会員データΣMを
POS端末4へアンサバックし(ステップD7)、ま
た、無効フラグFZが存在する場合には、受付不可デー
タをPOS入力端末4へアンサバックする(ステップD
8)。
【0197】入力端末6から送信される会員データΣ
M′(図17参照)を受信したとき(ステップD9で
「YES」)には、前記会員データΣM中の「貯玉数」
データを、受信した会員データΣM′中の「貯玉数」デ
ータに基づいて更新する(ステップD10)。
【0198】POS端末4から送信される会員データΣ
M″(図43参照)を受信したとき(ステップD11で
「YES」)には、前記会員データΣM中の「貯玉数」
データを、受信した会員データΣM″中の「貯玉数」デ
ータに基づいて更新する(ステップD12)。
【0199】入力端末6から送信される駐車券データΣ
C(図18参照)を受信したとき(ステップD13で
「YES」)には、その駐車券データΣCを駐車券発行
実績ファイル(図62参照)に登録する(ステップD1
4)。
【0200】POS端末4から締切信号を受信したとき
(ステップD15で「YES」)には、その締切信号と
共に送信されてくる交換実績用トランザクションデータ
及び交換外景品用トランザクションデータに基づいて図
61に示す交換実績ファイルを作成するステップD1
6、同じく締切信号と共に送信されてくるレンタル品用
トランザクションデータに基づいて図63に示すレンタ
ル品ファイルを更新するステップD17を順次実行する
ものである。
【0201】従って、上記した本実施例の構成によれ
ば、予め登録された遊技客(会員カード1を保持してい
る顧客)が、パチンコホールに入場して上記会員カード
1を入力端末6の挿入口11に挿入すると、その会員カ
ード1が適正なものであった場合には、予め設定された
顧客サービス(誕生日プレゼント、来店ポイントによる
プレゼント、駐車サービスなど)に関する情報がモニタ
9に表示される。そして、遊技客が、上記モニタ9に表
示された顧客サービスを受ける旨の選択操作を操作部1
0を通じて行った場合には、その顧客サービスを受ける
のに必要な引換券(誕生日プレゼント券BP、ポイント
用プレゼント券PP、駐車券CPなど)がプリンタ13
を通じて発行されるものであり、当該遊技客は、その引
換券を利用して顧客サービスを受けることができるよう
になる。
【0202】この結果、会員カード1の利用者に対して
のみ所定の顧客サービスを提供できるようになって、会
員カード1の付加価値を高め得るようになるため、その
会員カード1の発行数の増大に伴う固定客の拡大を期待
できるものであり、これにて集客効果の向上を図り得る
ようになる。しかも、この場合には、上述した誕生日プ
レゼント券BP、ポイント用プレゼント券PPなどのよ
うな引換券の発券動作が、入力端末6を通じた遊技客側
の操作のみにより自動的に行われるから、顧客サービス
を選択的に提供するのに不可欠となる引換券の発券業務
のために余分な労力及び時間を必要とすることがなくな
って、遊技場側の負担増を来たす虞がなくなる利点があ
る。
【0203】特に、上記ポイント用プレゼント券PP
は、前記遊技客の来店回数に応じて増加する来店ポイン
トが設定値に達したときのみ発行されるものであるか
ら、当該遊技客の来店回数の増大を図り得るようになっ
て、この面からもパチンコホールでの集客力の向上を期
待できるようになる。
【0204】尚、上記した実施例では、遊技媒体として
パチンコ玉を利用した例で説明したが、遊技媒体として
スロットマシン用メタルを利用する構成としても良いも
のであり、この場合には、POS端末4、入力端末、ホ
ストコンピュータ7などで取り扱う各データ中に上記メ
タルに関するデータをパチンコ玉に関するデータと同様
に記憶するなどの構成とすれば良いものである。また、
上記実施例では、POS端末4及び入力端末6間をLA
N回線8で接続する構成としたが、POS端末4とホス
トコンピュータ7との間、及び入力端末6とホストコン
ピュータ7との間をそれぞれ独立した信号伝送ラインに
より接続する構成としても良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における入力端末の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図2】入力端末の外観を示す斜視図
【図3】入力端末の制御内容を示すフローチャートその
【図4】入力端末の制御内容を示すフローチャートその
【図5】入力端末の制御内容を示すフローチャートその
【図6】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面図
その1
【図7】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面図
その2
【図8】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面図
その3
【図9】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面図
その4
【図10】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その5
【図11】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その6
【図12】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その7
【図13】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その8
【図14】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その9
【図15】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その10
【図16】入力端末が有するモニタの表示例を示す正面
図その11
【図17】入力端末における会員データΣM′のフォー
マット例を示す図
【図18】入力端末における駐車券データΣCのフォー
マット例を示す図
【図19】入力端末におけるレンタル券データΣUのフ
ォーマット例を示す図
【図20】誕生日プレゼント券の正面図
【図21】ポイント用プレゼント券の正面図
【図22】当たり券の正面図
【図23】駐車券の正面図
【図24】雨傘レンタル券の正面図
【図25】誕生日プレゼント券中のバーコードのフォー
マット例を示す図
【図26】ポイント用プレゼント券中のバーコードのフ
ォーマット例を示す図
【図27】駐車券中のバーコードのフォーマット例を示
す図
【図28】雨傘レンタル券中のバーコードのフォーマッ
ト例を示す図
【図29】会員カードの正面図
【図30】会員カードのデータ記録部分のフォーマット
例を示す図
【図31】景品引換券の正面図
【図32】景品引換券のデータ記録部分のフォーマット
例を示す図
【図33】全体の概略的構成図
【図34】玉計数機の外観を示す斜視図
【図35】玉計数機の電気的構成を示す機能ブロック図
【図36】玉計数機の制御内容を示すフローチャート
【図37】POS端末の外観を示す斜視図
【図38】POS端末が有するキーボードのレイアウト
を示す正面図
【図39】POS端末の電気的構成を示す機能ブロック
【図40】POS端末の制御内容を示すフローチャート
その1
【図41】POS端末の制御内容を示すフローチャート
その2
【図42】POS端末の制御内容を示すフローチャート
その3
【図43】POS端末における会員データΣM″のフォ
ーマット例を示す図
【図44】POS端末における景品マスタデータΣPの
フォーマット例を示す図
【図45】POS端末における景品入力データΣKのフ
ォーマット例を示す図
【図46】交換外景品用トランザクションデータのフォ
ーマット例を示す図
【図47】レンタル品用トランザクションデータのフォ
ーマット例を示す図
【図48】ホストコンピュータの制御内容の要部を示す
フローチャート
【図49】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
例を示す正面図その1
【図50】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
例を示す正面図その2
【図51】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
例を示す正面図その3
【図52】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
例を示す正面図その4
【図53】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
内容例を示す図その1
【図54】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
内容例を示す図その2
【図55】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
内容例を示す図その3
【図56】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
内容例を示す図その4
【図57】ホストコンピュータが有する表示装置の表示
内容例を示す図その5
【図58】ホストコンピュータにおける会員マスタデー
タΣMmのフォーマット例を示す図
【図59】ホストコンピュータにおける景品マスタデー
タΣPmのフォーマット例を示す図
【図60】ホストコンピュータにおける会員データΣM
のフォーマット例を示す図
【図61】ホストコンピュータにおける交換実績ファイ
ルのフォーマット例を示す図
【図62】ホストコンピュータにおける駐車券発行実績
ファイルのフォーマット例を示す図
【図63】ホストコンピュータにおけるレンタル品ファ
イルのフォーマット例を示す図
【符号の説明】
図面中、1は会員カード、2は景品引換券、3は玉計数
機、4はPOS端末、4aは制御部、5は賞品自動発注
装置、6は入力端末、6aは制御部(表示制御手段)、
7はホストコンピュータ(来店回数記憶手段)、9はモ
ニタ(表示手段)、10は操作部(選択手段)、13は
プリンタ(発券手段)、15はカードリーダ(情報読み
込み手段)、19は計数装置、31はバーコードスキャ
ナ、32はキーボード、32jは誕生日スイッチ(選択
手段)、32kは大当たりスイッチ(選択手段)、32
mはプレゼントスイッチ(選択手段)、32nはレンタ
ルスイッチ(選択手段)、32pは駐車券スイッチ(選
択手段)、BPは誕生日プレゼント券(引換券)、PP
はポイント用プレゼント券(引換券)、CPは駐車券
(引換券)、SPは当たり券(引換券)、UPは雨傘レ
ンタル券(引換券)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録された顧客を特定可能なIDコ
    ードを含む情報が書き込まれた会員カードと、 この会員カードの書き込み情報を読み込み可能な情報読
    み込み手段と、 少なくとも文字データを表示可能に構成された表示手段
    と、 前記情報読み込み手段が前記会員カードから読み込んだ
    情報に基づいて当該会員カードが適正なものであるか否
    か判断すると共に、適正と判断した場合に予め設定され
    た顧客サービスに関する情報を前記表示手段により表示
    させる表示制御手段と、 前記表示手段に表示された顧客サービスを受けるか否か
    を選択するための選択手段と、 この選択手段により選択された顧客サービスを受けるの
    に必要な引換券を発行する発券手段とを備えたことを特
    徴とする遊技場用の顧客管理システム。
  2. 【請求項2】 予め登録された顧客を特定可能なIDコ
    ードを含む情報が書き込まれた会員カードと、 この会員カードの書き込み情報を読み込み可能な情報読
    み込み手段と、 少なくとも文字データを表示可能に構成された表示手段
    と、 顧客の来店回数を示す来店ポイントを記憶するように設
    けられ、前記情報読み込み手段が前記会員カードから読
    み込んだ情報に基づいて当該会員カードが適正なもので
    あるか否か判断すると共に、適正と判断した場合に1日
    につき1回のみ前記来店ポイントを加算する来店回数記
    憶手段と、 この来店回数記憶手段に記憶された来店ポイントが設定
    値に達したときに、予め設定された顧客サービスを受け
    る権利が発生した旨の情報を前記表示手段により表示さ
    せる表示制御手段と、 前記表示手段に表示された顧客サービスを受けるのに必
    要な引換券を発行する発券手段とを備えたことを特徴と
    する遊技場用の顧客管理システム。
JP23991694A 1994-10-04 1994-10-04 遊技場用の顧客管理システム Abandoned JPH08103549A (ja)

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