JPH04158492A - 自動取引方式 - Google Patents

自動取引方式

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JPH04158492A
JPH04158492A JP2283336A JP28333690A JPH04158492A JP H04158492 A JPH04158492 A JP H04158492A JP 2283336 A JP2283336 A JP 2283336A JP 28333690 A JP28333690 A JP 28333690A JP H04158492 A JPH04158492 A JP H04158492A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、たとえば現金預出金機、現金支払機等上で
の自動取引方式に関する。  。
(従来の技術) 近年、現金預出金機あるいは現金支払機等の自動取引装
置が普及され、金融機関の窓口業務の改善にかなりの成
果をあげている。
従来、この種自動取引装置においては、個人認証、口座
確認等に用いる取引媒体として磁気カードを使用するよ
うにしているとともに確かにそのカードが使用されたと
いう証拠を残すために、磁気カードのエンボス文字(氏
名、口座番号等)を装置側の控えジャーナル紙にエンボ
スインプリントして残すようにしている。
しかし、エンボスインプリント装置はかなり大きな占有
スペースを必要とするばかりでなく、それ自体の構造も
かなり複雑となり、自動取引装置の小型化、メインテナ
ンスの向上、低コスト化を図るうえでの障害となってい
た。
これに対し、磁気カードに代わり、ICメモリ等をカー
ドに含んだICカードに関する技術が発展し、例えば特
願昭58−54315号に開示されるように、ICカー
ドを上記自動取引装置に適用したものがあった。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、ICカード内には一口座の登録しかできず、複
数口座を一人で扱う場合は口座の数だけのカードが必要
で、費用的にも取扱上も非能率的であるという問題があ
った。
そこで、この発明は、上記欠点を除去し、1枚のICカ
ードで複数の口座を取扱うことの可能な自動取引方式を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) 本発明は上記課題を解決するために、取引方式において
、複数の取引内容のデータを記憶する記憶部を取引媒体
に設けることを特徴とする。
更に好ましくは取引媒体としてICメモリを含んだrc
カードを利用し、 1、ICカード内のデータメモリを分割し、複数の口座
情報を記憶する。
2、取引の始めに口座データの選択を行う手順を入れる
3、取引内容キー人力の後にさらなる別取引希望を尋ね
、キー人力ルーチンの始めに処理を戻す。
4、放出する伝票・紙幣を一旦保留させておき、複数取
引の伝票・紙幣を最後にまとめて放出する。
ことが好ましい。
(作 用) ICカード内データメモリに複数口座データを格納して
いる。よって1回の取引においてICカードに格納され
た複数口座から取引毎にデータを選択できる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。第1図は入金紙幣を出金紙幣として利用する紙幣循環
武人出金機能を有した自動取引装置100を示す斜視図
である。
第1図に示す自動取引装置100は、箱型状の装置本体
1を具備し、その前面に側面形状がL字状の接客用の操
作面2を具備するとともに、後面には開閉可能な後扉が
設けられ、係員による保守作業は主に後扉側から行われ
るようになっている。
前記操作面2には、紙幣出入口4、カード/通帳出入口
5、表示/入力部6が設けられている。
尚、表示/入力部6の表示内容を係員用と図示しない顧
客用とに切換える切換え手段としての係員キー500が
設けられている。
装置本体1内には、これら各部に対応して後述する各種
機器が収納されている。すなわち、上記紙幣出入口4に
対応して入出金ユニット9、カード/通帳出入口5に対
応してカード/通帳ユニット10、表示/入力部6に対
応して表示/入力ニニット11、監視窓部7に対応して
撮影手段としての監視カメラ12、利用者検出部8に対
応して利用者検出センサ13がそれぞれ配設されている
つぎに、上記入出金ユニット9について第2図を参照し
て説明する。筐体14の前側(図中左側)上部には前記
紙幣出入口4に対向するように紙幣取込/送出機構15
が設けられているとともに筐体14内の後側(図中右側
)には下から順次、各種金庫すなわち入金損券、出金支
払不可とされた万円券、千円券および入金された五千円
券を収納する損券・支払不可界/五千円券収納部16、
出金用千円券および損券以外の入金千円券を収納する千
円券収納部17、出金用万円券および損券以外の入金万
円券を収納する万円券収納部18、取忘れ紙幣を収納す
る回収庫19が配置されている。さらに、筐体14内に
は、紙幣(P)を鑑査する鑑査部20、および−時集積
部21が設けられているとともに紙幣搬送路22が形成
されていて紙幣(P)を各部に搬送し得るようになって
いる。また、紙幣搬送路22の分岐部には図示しないロ
ータリソレノイドを駆動源とする振分ゲート231〜2
3eが配設されているとともに途中には各所に紙幣通過
検知器(図示しない)が配設されている。
また、上記紙幣搬送路22はつぎのように形成されてい
る。すなわち、紙幣出入口4に対応して設けられた紙幣
取込/送出機構15を起端部とする取込搬送路22aが
形成され、この取込搬送路22aは中途部に監査部20
が配置された中央搬送路22bに連通した状態になって
いる。また、この中央搬送路22bは前記各紙幣収納部
16.17.18の配設方向に沿う区分搬送路22cに
連通した状態になっている。
区分搬送路22cには各紙幣収納部16.17.18お
よび回収庫19に紙幣(P)を収納するための収納用搬
送路22d、22e、22f、22gが分岐されている
。さらに、区分搬送路22Cには各紙幣収納部16.1
7.18にそれぞれ設けられた取出し機構24を介して
取出された紙幣(P)を搬送する取出し搬送路22h、
22f、22jが合流する状態となっている。
また、中央搬送路22bの起端には連絡搬送路22を介
して区分搬送路22cの終端に連通しているとともに中
途部には一時集積部21に紙幣(P)を搬送するための
分岐搬送路221が分岐されている。
さらに、上記−時集積部21の紙幣(P)を取込/送出
機構15に搬送する送出搬送路22mが設けられている
つぎに、入金時の紙幣(P)の流れを第3図(a)を参
照して説明する。まず、紙幣出入口4に一括して挿入さ
れた紙幣(P・・・)は紙幣出入口4に対向して設けら
れた取込/送出機構15により順次1枚ずつ取込まれ、
取込搬送路22aを介して中央搬送路22bに送り込ま
れ、この中途部に配置された鑑査部20で額面、真偽が
判別される。この結果、正券の場合には図中実線矢印で
示すように中央搬送路22bをそのまま搬送されて区分
搬送路22c内に送り込まれるとともに区分搬送路22
cに配設された振分ゲー)−23b、23c、23dが
選択的に動作して収納用搬送路22d、22e、22f
に選択的に振分けられる。
そして、五千円券および出金紙幣として利用できない傷
みのひどい損券を損券・支払不可界/五千円券収納部1
6に、千円券を千円券収納部17に、万円券を万円券収
納部18にそれぞれ収納する。
一方、偽券と判定された場合には図中破線矢印で示すよ
うに振分ゲート23aによって分岐搬送路221側に振
分けられ、この分岐搬送路221を介して一時集積部2
1に集積される。このとき、集積される紙幣(P)は羽
根車25によって一括取出しが良好に行なえるよう整然
と集積される。
そして、紙幣出入口4に紙幣(P)が無くなったことが
紙幣有無検出器26により検知されると一時集積された
偽券が送出用搬送路22mを介して紙幣出入口4に向け
て搬送される。このとき、この紙幣(P・・・)は紙幣
取込/送出機構15の働きで紙幣(P・・・)の端部が
紙幣出入口4から突出する状態で保持され利用者が容易
かつ一括して引抜くことができるように構成されている
つぎに、第3図(b)を参照して出金時の紙幣(P)の
流れを説明する。利用者による支払金種指定すなわち万
円券、千円券の指定により、各金種別に金庫すなわち万
円券収納部18、千円券収納部17から取出し機構24
を介して順次1枚ずつ取出され、取出し搬送路22j、
22iを介して区分搬送路22cに送り込まれる。そし
て、この区分搬送路22cを直進して連絡搬送路22k
を介して中央搬送路22bに送り込まれ、鑑査部20で
スキューしているか2枚取りか等をチエツクし、「支払
可」か「支払不可」かが判定される。
そして、「支払可」と判定された紙幣(P)は図中実線
矢印で示すように振分ゲート23aを介して分岐搬送路
221側に振分けられ一時集積部21に集積され、全て
の紙幣(P)の取出しが終了したのち一括して紙幣出入
口4に払出される。
一方、鑑査部20で「支払不可」と判定されたスキュー
、2枚取り等の紙幣(P)は図中破線矢印で示すように
振分ゲート23aで振分けられることなく中央搬送路2
2bを直進して区分搬送路22cに送り込まれる。そし
て、振分ゲート23bによって最下段の収納用搬送路2
2dに振分けられ損券・支払不可界/五千円券収納部1
6に収納されるように構成されている。
また、入金時、および出金時とも紙幣出入口4の紙幣(
P)を取り忘れた場合には、第3図(c)において実線
矢印で示すように取込搬送路22a、中央搬送路22b
1区分搬送路22c、および最上段の収納用搬送路22
gを経て回収庫19に搬送されて収納されるように構成
されている。
つぎに、第4図および第5図を参照して取引媒体として
のICメモリカード(C)と磁気通帳(以後単に通帳と
いう)(E)を取扱う機能を有した前記カード/通帳ユ
ニット10の構成を説明する。図中30は前記カード/
通帳出入口5に対向して開口部を有した筐体であり、こ
の筐体30内にはカード/通帳出入口5よりほぼ直線的
に搬送路31が形成されている。上記カード/通帳出入
口5は通帳(E)の横幅にほぼ等しい開口部32とIC
メモリカード(C)の横幅にほぼ等しい満33を有して
いる。また、上記搬送路31は複数のローラ対34・・
・とガイド板対35・・・によって形成されている。
この搬送路31の一端部すなわちカード/通帳出入口5
側には光学センサ36a〜36d、ICメモリカード(
C)に対するカード読取部37、およびソレノイド38
によって搬送路31を開閉するシャッタ39が順次設け
られている。上記カード読取部37は搬送路31の上面
側に設けられたコンタクト圧0とコンタクト圧を受ける
受は台41とを有し、上記コンタクト面40はソレノイ
ド42により支軸43を支点として揺動する支持レバー
44に取着されている。
さらに、シャッタ39の後方、すなわち搬送路31の中
途部には通帳(E)のページマークや印字流行の検出を
行なう反射形センサ45および通帳(E)の磁気ストラ
イプよりの読取りを行なう磁気ヘッド46が設けられて
いる。
また、これらのさらに後方には印字装置47が設けられ
ている。この印字装置47はガイドシャフト48.48
によって案内され搬送路31と直交する方向に往復動自
在なキャリッジ49に搭載された印字ヘッド50と、こ
の印字ヘッド50の移動方向に沿って設けられたアンビ
ル51とを有した構成となっている。また、アンビル5
1にはり−ル52に装着されたロール紙53の繰出し部
が掛渡され、その先端は搬送路31の下面側に設けられ
た送りローラ対54によって保持され、この送りローラ
対54の回転により順次繰出されるようになっている。
また、送りローラ対54の繰出し方向側近傍にはカッタ
55が設けられていて印字済のロール紙をカットするよ
うになっているとともにカットされたロール紙、すなわ
ち伝票56は搬送ローラ対57・・・およびガイド板対
58・・・から形成された伝票移送路59を介して搬送
路31のシャツタ39配置位置の後方に合流されカード
/通帳出入口5に搬出される構成となっている。
また、搬送路31の他端部、すなわちカード/通帳出入
口5とは反対側には、利用者が取忘れたICメモリカー
ド(C)、通帳(E)、伝票56等の取引媒体を収納す
る回収箱60が設けられている。
なお、ICメモリカード(C)は第6図および第7図に
示すように構成されている。第6図は外観を示すもので
61が表層であり、この表層61にはICメモリコン7
28部62、磁気ストライプ63、突起により文字を表
現しているエンボス部64が形成されていて、全体とし
て従来の磁気カードと同様の外観を有している。また、
裏層65には導電体がコーティングしである。第7図は
ICメモリカード(C)の概念的な構成を示すもので、
63は磁気反転の疎密で口座番号、暗証番号等の情報を
記録する磁気ストライプで、外部より磁気ヘッド46を
介して情報の書込み、読出しを行なう666は記憶素子
としてのICメモリで、このICメモリ66のコンタク
ト部62、入出力制御部67、中央制御部68、記憶部
69が高密度に集積されたLSIであって、記憶部69
は制御手順を記憶したプログラムメモリ69a、リード
ライト可能データメモリ69b1カード外部よりリード
不可、書換不可にプロテクトされたキーデータメモリ6
9cより構成される。
なお、ICメモリカード(C)の磁気ストライプ63に
は口座番号、暗証番号等が記録されており、ICメモリ
66には上記と同じ口座番号、暗証番号の外に第2の暗
証番号が記録されている。
そして、磁気ストライプ63に記録された暗証番号がキ
ーインされた場合は、たとえば1日10万円まで引出せ
るといった取引制限を行ない、絶対に第3者による読取
りが不可能なICメモリ66に記録されている第2の暗
証番号がキーインされたら、取引制限を行なわないよう
に装置を制御するようになっている。
しかして、カード/通帳出入口5にたとえばICメモリ
カード(C)が挿入されると光学センサ36b、36c
のみが暗となり、この場合はシャッタ39は閉のままI
Cメモリカード(C)の先端がシャッタ39に当る状態
で位置決めされる。
ついで、ソレノイド42が動作して支持レバー44が支
軸43を支点として揺動変位し、その先端側に取着され
たコンタクト面40がICメモリカード(C)のコンタ
クト部62に圧接して電気的に結合され、信号の授受を
行なう。
また、通帳(E)が挿入されると光学センサ36a〜3
6dの全てが暗となり、この場合はシャッタ39を開い
て搬送路31の駆動系を動作せしめ、通帳(E)を取込
みながら反射形センサ45によりベージマーク、印字流
行の読出しを行なった後、印字装置47により所定の位
置を行なうよう制御される。
なお、カード/通帳出入口5の溝33部には第5図に示
すようにアースに落された導電体70が取着されていて
挿入されたICメモリカード(C)の裏層65にコーテ
ィングされた導電体と接触するようにし、ICメモリ6
6に悪影響を与える静電気を除去するようになっている
つぎに、第8図及び第9図を参照して表示/入力ニニッ
ト11の構成を説明する。表示/入力ニニット11は、
操作案内手段としてのCRT(画面表示装置二図示しな
い)を含む。このCRTの画面部を覆うようにして透明
キーボード(図示しない)が設けられている。上記透明
キーボードは第8図に示すように透明板74に透明電極
75・・・を埋込んだもので、X1〜X5、Yl〜Y4
のマトリックス回路を構成し利用者によって押圧される
部位に応じた出力を出し得る構成となっている。また、
透明板74はCRTの画面部とほぼ同じ曲率を有し、視
差を防止している。
また、透明キーボード72はCRTの画面部が第9図に
示すように表示された場合はテンキーとして、さらに別
の表示の場合は他のファンクションに切換わるようにプ
ログラムされている。
以上、その構成を説明したごとく、この自動取引装置1
00は、その入出力部は、入出金ユニット9、カード/
通帳ユニット10、表示/入力ニニット11の3ユニツ
トおよび音声案内装置99で構成され、それぞれ第10
図の如く、主制御部90により、予め定められたプログ
ラムメモリ91の手順によって制御されるものである。
なお、第10図中92は取引記録メモリであって、取引
記録をフロッピーディスク93に記録するものである。
また、上記主制御部90は回線を介して中央処理装置(
センタCPU)94に接続され、オンライン自動取引の
一端末として位置ずけられている。また、95は監視手
段としてのリモートモニタであり、複数台の自動取引装
置と接続され、機器の状態を監視できるようになってい
る。同じく撮影手段としての監視カメラ12の映像信号
も映像切換装置97を介してリモートモニタ95に表示
したり画像記録装置98に記録できる構成となっている
このリモートモニタ95での表示あるいは画像記録装置
98における記録等の監視モードは利用者の取引選択モ
ードにより切替え、支払い時のみその映像を記録するよ
うにして、情報収容量を極力少なくし、犯罪発生時等に
おける再生、検索に便利とするとともに記録コストの低
減を図るようになっている。
次に、第11図を参照してICメモリカードCの記憶部
69の構成を説明する。記憶部69は第7図を参照して
前述したようにプログラムメモリ69a、データメモリ
69b1およびキーデータメモリ69cからなっている
。プログラムメモリ69aには、まず、データメモリ6
9aのメモリ配列を定義するデータフォーマット69g
−1が記憶されている。このデータフォーマット69a
−1は口座毎に異なる様に設定されており、あるカード
のデータメモリ69bの内容が読み出された場合でも、
複数のデータがどの様な構成になっているかわからず、
また万が−、フォーマット69a−1が解読されてもそ
のフォーマット69a−1は他の口座と共通でないので
、悪用が困難になっている。応用としては、このフォー
マット69a−1を取引の都度変更してもよい。さらに
プログラムメモリ69gには、定形化した取引をしばし
ば実行する利用者の利便の為に、その都度入力操作をは
ふく為、A、82つの固定取引の固定データ69a−2
,69a−3を記憶している。
′1s11図の例では固定取引Aとしである口座番号へ
特定の金額の振込、固定取引Bとして定額出金情報が記
憶されている。たとえば、第12図のCRTの表示画面
71aに示す如くに、取引種目遺骸情報を毎回インプッ
トする手数かはふけるものろは、本キーを押下すること
によって、CRT71でガイダンスしながら利用者自身
でキー人力することによって固定取引の内容を書き変え
る為のものである。変更の°フローチャートを第13図
に示す。次にデータメモリ69bについて説明する。
ひとつの口座データAとして、口座番号A1氏名69b
−IA、オフライン取引与信残高69b−2A、前回以
前取引データ69b−3A、口座固有乱数パターン69
b−4Aが、前記、プログラムメモリ69aのデータフ
ォーマット69a−IAの定義にしたがって記憶されて
いる。これと同様に第2のあるいはそれ以上の口座デー
タを記憶することができ、利用者がキー人力によって任
意の口座(番号)を指定できる。第14図(a)、(b
)にそれぞれ異ったフォーマットの記憶状態を示す。第
14図(a)、(b)とも先に説明したデータフォーマ
ット69g−1の定義によって固有の配列を示している
。これには、図示しである取引日時、取引機住宅、取引
種目、取引金額の外、金種枚数、最新残高、未記帳はき
出しデータ、口座番号等を記憶できるようになっている
。取引が成立した時点で前回取引データは3CA〜4D
Aあるいは3CB〜4DBの範囲で示す取引データエリ
アL2に移動して記憶され、当該取引データをIAA〜
2BAあるいは5EB〜6FBの範囲で示す前回取引デ
ータエリアL1に記憶する。
これによって、前回、前々回の取引がたしかに当該IC
メモリカードCを利用して実行された証拠として残る。
また、データメモリ69bには乱数列69b−4として
ASB、Cが記憶されており、これは、人間でいえば口
座番号が氏名であるとすれば、指紋に相当するもので、
口座番号に比して、情報量が非常に大きく、この情報を
たとえばそれぞれ乱数数字に対応したパターンを具備し
、これを所定のフォーマットで図示しないプリンタで第
15図の如くにジャーナル101に印字を行ないこれを
銀行側の控えとして残すことにより、確かに当該カード
Cが使用されたという証拠を残すものである。次にキー
データメモリ69cには、69C−1,69cm2で示
すように暗号処理された暗証番号、ASBが記憶され利
用者がキーボード72より入力した暗証番号を制御部6
8で所定のアルゴリズムにしたがって暗号化し、この暗
号をICメモリカードCに入力すると、ICメモリカー
ドC内の中央処理装置94において、一致照合をおこな
い、再び、一致あるはい不一致の信号を装置側に出力す
る。よってこのICメモリカードC内の暗証番号はIC
メモリカードCの外部へ出力されることがないのできわ
めて秘匿性が高いものである。
一方、暗号化された暗証番号がA、B2種あるのは、利
用者に2種の暗証番号を教えておき、これの使いわけに
よって、即ち、暗証A、Bいずれかを使うかによって取
引を限定するものである。
暗証Aが入力された場合は、口座の残高にかかわりなく
、ICメモリカードCに記憶されているオフライン与信
残高までは支払いができるが、暗証Bが入力された場合
は、口座残高までしか支払いができない様な方式が一つ
の例である。この様な方式は同一のカードを家族で使う
様な場合、実用的なメリットを有するものである。
次に、第16図を参照して複数の取引を行う場合の操作
について詳細に説明を行なう。はじめに、ICカードデ
ータメモリ69b内の口座名を読取り、第17図に示す
画面をCRT71に表示する。口座選択をキー人力する
と従来と同じ取引内容指示を始める。取引内容キー人力
を終わると、更に取引を希望するか否かというガイダン
ス画面をCRT71に表示する(第18図参照)。表示
に従い取引希望を入力した場合は、今回の取引指示をプ
ログラムメモリ91に蓄えたまま処理は始めに戻り、次
の口座指定と取引指示とがキー人力可能となる。よって
、複数の取引指示がプログラムメモリ91に保持される
ことになる。指示をすべて入力し、更なる取引を希望し
ないという入力があると、確認のため指示内容をCRT
71に一覧表示する(第19図)。その後に確認入力が
あってはじめて、主制御部90はプログラムメモリ91
から指示内容を読み出し取引動作に移る。取引動作は、
先になされた指示から行なう。ひとつの取引動作が正常
終了すると、主制御部90は未了の取引指示があるか否
かを判断し、ある場合は、次の指示に従い取引動作を行
なう。全ての取引動作を終了すると、終了画面をCRT
71に表示し取引終了となる。
また、−取引ごとに伝票56と紙幣(P)を放出するの
ではなく、伝票を紙幣取込/送出機構15へ落としこみ
、紙幣(P・・・)とともに−旦保留しておく。その後
全取引が終了してから、複数取引分の紙幣(P・・・)
と伝票56をまとめて利用者に払い出すことも可能であ
る。この場合利用者の手間が更に省けることとなる。こ
の場合、保留する量の上限を例えば100枚と設定して
おき、100枚を越える場合は2度に分けて放出する。
この動作も主制御部90により容易に実現できる。
更に、プログラムメモリ91に蓄えた複数の指示を順に
行なうのではなく、主制御部90で演算を行ない、その
合計あるいは差引金額を計算してからその額の放出、あ
るいは投入指示を行なう方法も考えられる。この場合は
取引装置の動作も、利用者の動作も最少で済ますことが
可能となる。
次に取引動作の具体的例について説明する。
取引1;口座Aから15,000円の支払取引2:口座
Bから25,000円の支払の2取引を入力した場合に
ついて説明する。
第20図に従って説明する。まず、取引1に関して、1
5,000円(万円×1、千円X5)を計数し、伝票と
ともに搬送、放出を行なう。利用者が紙幣と伝票を取り
出し、取引1が完了した時点で主制御部が更なる取引の
指示があったか否かを判断する。この場合取引2が残っ
ているので、取引動作が始まる。25,000円(万円
×2、千円×5)と伝票を放出し、利用者が取り出すと
取引2が完了する。主制御部が残取引の有無を確認し、
この場合は無いのでこれで全取引動作を終了する。
次に、第21図に従って伝票落としこみの例について説
明する。取引1に関して、15,000円(万円×1、
千円X5)を計数し、紙幣取出/送出機構15へ搬送す
る。印字された伝票も紙幣取出/送出機構15へ搬送さ
れる。放出をする前に主制御部が残取引の有無を判断す
る。取引2が残っているので、紙幣と伝票を保留したま
ま次の取引2の動作を始める。25,000円(万円×
2、千円×5)と伝票が同様に紙幣取出/送出機構に搬
送されると、同機構には2取引分の紙幣と伝票が保留さ
れることになる。主制御部が残取引の無いことを確認す
ると、放出動作を行なう。
ここで利用者は2取引分の紙幣と伝票をまとめて受は取
り、全取引を終了する。
次に、第22図に従って合計額演算の例について説明す
る。取引動作を始める前に、主制御部は演算を行ない、
取引1と取引2の合計が40゜000円の支払いである
ことを知る。ここで動作が始まり、40,000 (万
円×4)を計数、搬送する。伝票は取引1と取引2それ
ぞれについて1枚ずつ印字し、紙幣取出/送出機構に搬
送する。
次いで紙幣と伝票を放出し、利用者が受は取り、全取引
動作を終了する。
また、第6図に示す如<ICメモリカードには記憶素子
(IC)による記憶部69の他、従来より使用されてい
る磁気ストライプ63も設けられているが、これはIC
メモリカードCをリード、ライトできない従来の自動取
引装置に本カードを使用可能とするものである。
以上この発明の実施例について説明したが、この発明は
上記実施例には同等拘束されない。例えば、ここで利用
したICカードは、レーザ等によりデータの記憶、読出
しを行なう光カードでもよいのであって、同等実施例に
限定されない。これに伴い、取引内容のデータも種々の
形態で扱うことが可能である。
尚、上記実施例において、 (1)取引媒体の記憶部に格納された複数の取引データ
から、取引前に任意の取引データを指定すること。
(2)取引媒体の記憶部に格納された複数の取引データ
の全部または一部を入力し、その後に取引動作を行なう
こと。
(3)取引媒体の記憶部に格納される取引データは、1
取引について金融機関名、支店名、口座番号、氏名、取
引可能残高、取引種別、振込先金融機関名、同支店名、
同口座番号、同氏名、取引額の全部あるいは一部である
こと。
(4)入力された複数の取引の全部または部分を等価の
動作におきかえ、複数取引の単なる連続動作とは異なる
動作をすること。
(5)取引の結果として利用者が受けとるものを保留し
ておき、複数取引分を一括して放出する構成をとること
(6)取引の結果として利用者が受けとる紙幣と伝票を
取引ごとに重ねて保留しておき、複数取引分を重ねたま
ま一括して放出する構成をとること。
(7)取引前に取引媒体を受付け、取引媒体の記憶部に
格納された取引データを読んで取引センターと交信を行
ない、受信した取引センターの取引データに従って取引
を行なうこと。
(8)取引媒体の記憶部に格納された複数の取引データ
の全部あるいは一部を読みこむことにより取引データを
入力し、その後に取引動作を行なうこと。
以上は、上記実施例の特徴の一部である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、自動取引装置で複
数取引を行う場合の時間・労力が低減される。また所持
するICカードの枚数を減らすことができ、機能性があ
がり、取扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は自動取引
装置を示す斜視図、第2図は自動取引装置内に組込まれ
た入出金ユニットの概略的構成図、第3図(a)は同じ
く入金動作時の紙幣の流れを示す説明図、第゛3図(b
)は同じく出金動作時の紙幣の流れを示す説明図、第3
図(C)は同じ(取忘れ回収時の紙幣の流れを示す図、
第4図はカード/通帳ユニットの概略的構成図、第5図
は同じくカード/通帳出入口部の斜視図、第6図は取引
媒体であるICメモリカードの斜視図、第7図は同じ(
ICメモリカードの概念的な構成を示す図、第8図は透
明キーボードの概略的構成図、第9図はCRTの表示状
態を示す説明図、第10図は本発明の構成を示すブロッ
ク図、第11図はICメモリカードの記憶部の構成を説
明する説明図、第12図はCRTの表示状態を示す説明
図、第13図は固定取引の内容変更する場合のフローチ
ャート、第14図はそれぞれ異なったフォーマットの記
憶状態を示す説明図、第15図は記憶された乱数数字に
対応した印字がなされたジャーナルを示す平面図、第1
6図は複数取引時の入力手順を示すフローチャート、第
17図乃至第19図は第16図に示す手順におけるCR
Tの表示状態を示す図、第20図乃至第22図は、複数
取引時の取引動作を示すフローチャートである。 C・・・取引媒体(ICメモリカード)、40・・・コ
ンタクト面、 10・・・カード/通帳ユニット、 62・・・コンタクト部、 66・・・記憶部(ICメモリ)、 90・・・主制御部。 代理人 弁理士  則 近 憲 倍 量         山  下     −第4図 第6図 第12図 第10図 (OL) 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取引媒体を介して取引を許容する自動取引方式に
    おいて、複数の取引内容のデータを記憶する記憶部を前
    記取引媒体に設けてなることを特徴とする自動取引方式
JP28333690A 1990-10-23 1990-10-23 自動取引方式 Expired - Fee Related JP2997531B2 (ja)

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