JP2003187298A - 媒体取扱い装置 - Google Patents

媒体取扱い装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用期限が過ぎた旧紙幣は価値が失われる制
度を採用している外国での装置の運用を可能にする。 【解決手段】 顧客が投入した紙幣の画像から紙幣認識
制御部27が識別用データを抽出し、その識別用データ
を紙幣識別部29が旧紙幣データ格納部28a及び新紙
幣データ格納部28bに格納されたサンプルデータと比
較して紙幣の金種と新紙幣か旧紙幣かを識別し、旧紙幣
の場合、取引情報制御部33が使用期限日設定部30の
テーブルを参照してその旧紙幣の使用期限日を調べ、有
効期限以内の旧紙幣は入金を受入れ、有効期限を過ぎた
紙幣は投入者に返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置等の
媒体取扱い装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、現在の日本では、各金種の紙幣
に対して新しい紙幣(以下新紙幣)が発行された場合、
それまで流通していた旧紙幣は順次銀行を介して日本銀
行に回収されるが、日本の紙幣は使用期限(有効期限)
がないことから、旧紙幣は価値を失わずそのまま使用し
続けることが可能である。
【0003】このように旧紙幣も通貨としての価値を失
わないことから、日本における従来の自動取引装置(A
TM)では、旧紙幣が入金取引や振込取引で投入された
場合でも、その旧紙幣は入金可能な紙幣として受け入れ
るものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来の自動取引装置では、旧紙幣の入金を受け入れ
るので、紙幣の使用期限が設けられ、その使用期限が過
ぎた旧紙幣は価値が失われる制度を採用している外国で
そのまま運用すると、使用期限が過ぎた旧紙幣の入金が
行われてしまうことになり、銀行等に金融機関にとって
は甚だ不都合であるという問題がある。
【0005】また、紙幣に限らず、種類によって有効期
限が設けられた媒体について、有効期限以内の媒体を受
入れ、有効期限を過ぎた媒体は受け入れないような処理
機能を有する装置がなく、このような媒体について自動
処理できないという問題がある。本願発明は、このよう
な問題を解決することが可能な媒体取扱い装置を実現す
ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の媒体
取扱い装置は、投入された媒体の画像から識別用データ
を抽出し、その識別用データをサンプルデータと比較し
て媒体の種類を識別し、識別した媒体の種類から有効期
限を調べて、有効期限以内の媒体は受入れ、有効期限を
過ぎた媒体は投入者に返却することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る媒体取扱い装置の実施の形態について説明する。図1
は実施の形態の制御系を示すブロック図、図2は実施の
形態の外観を示す斜視図であり、ここでは両図とも自動
取引装置を例として説明する。
【0008】まず、図2について説明すると、自動取引
装置の筐体11には、紙幣入出金機12、硬貨入出金機
13、カードリードプリンタ14、通帳プリンタ15、
顧客操作表示部16が内蔵され、これら紙幣入出金機1
2、硬貨入出金機13、カードリードプリンタ14、通
帳プリンタ15、顧客操作表示部16は、筐体11の正
面で紙幣や硬貨の投入及び取り出し操作、カードや通帳
の挿入及び取り出し操作、操作案内の表示や入力操作を
行えるようになっている。
【0009】紙幣入出金機12は、取引に伴う紙幣の入
出金処理、紙幣を金種別に収納する入出金カセットへの
補充処理、及びこのカセットからの紙幣の回収処理を行
う機構を有している。同様に、硬貨入出金機13は、取
引に伴う硬貨の入出金処理、出金する硬貨を金種別に収
納した収納庫への補充処理、及びこの収納庫からの硬貨
の回収処理を行う機構を有している。
【0010】カードリードプリンタ14は、顧客が所有
する取引用の磁気カードに記録されている顧客の氏名や
口座番号等の口座情報の読み取り及び残高情報の更新を
行うカードリードライト機能と、取引明細を印字するプ
リンタの2つの機能を有している。通帳プリンタ16
は、通帳に記録されている情報の読み取りと、未記帳の
取引情報の記帳を行うものである。
【0011】顧客操作表示部16は、CRTやLCD等
の表示部上に情報入力用のキーとしての機能を持つタッ
チパネルを配置したもので、表示部に顧客の操作を誘導
する文言やイラストを表示するとともに、タッチパネル
に定義したキーの内容を表示するものとなっており、こ
れにより顧客は希望の取引の選択や必要な情報の入力を
行うことができるようになっている。
【0012】また、筐体11は厚い板金で製造されてお
り、力による不正なアクセスに対してセキュリティー性
を備えている。次に、図1について説明する。図におい
て21は主制御部で、銀行のセンタに設置されたホスト
コンピュータ(上位装置)20にオンライン接続され、
このホストコンピュータ20との間で各種の情報の通信
を行うものとなっている。
【0013】また、主制御部21には、紙幣入出金機1
2、硬貨入出金機13、カードリードプリンタ14、通
帳プリンタ15、及び顧客操作表示部16に備えられた
紙幣入出金機制御部22、硬貨入出金機制御部23、カ
ードリードプリンタ制御部24、通帳プリンタ制御部2
5、及び顧客操作表示制御部26が接続され、主制御部
21はこれら各制御部22〜26との間で各種の情報等
の授受を行うものとなっている。
【0014】各制御部22〜26は主制御部21の指示
に基づいて紙幣入出金機12、硬貨入出金機13、カー
ドリードプリンタ14、通帳プリンタ15、及び顧客操
作表示部16の動作制御を行うもので、顧客操作表示制
御部26には使用期限のきれた旧紙幣の返却理由を顧客
操作表示部16に表示して顧客に案内する制御を行う画
面案内制御部26aが備えられ、また顧客操作表示制御
部26は図示しない音声発生器による音声ガイダンスの
制御も行えるものとなっている。
【0015】一方、紙幣入出金機制御部22には、紙幣
認識制御部27、紙幣データファイル28、紙幣識別部
29、使用期限日設定部30、紙幣搬送制御部31、金
額計数部32、取引情報制御部33が接続されている。
ここで、紙幣認識制御部27は紙幣の画像を取り込ん
で、その紙幣画像から紙幣識別用データを抽出する機能
を有するものである。
【0016】紙幣データファイル28は、紙幣の金種判
定のためのサンプルデータを格納するもので、旧紙幣デ
ータ格納部28aと新紙幣データ格納部28bにより構
成され、旧紙幣データ格納部28aは旧紙幣の各金種の
サンプルデータを、新紙幣データ格納部28bは新紙幣
の各金種のサンプルデータをそれぞれ格納している。紙
幣識別部29は、紙幣認識制御部27で抽出された紙幣
識別用データを紙幣データファイル28の旧紙幣データ
格納部28a及び新紙幣データ格納部28bに格納され
ているサンプルデータと照合して紙幣の真偽や金種、旧
紙幣か新紙幣か等の判定を行う機能を有するものであ
る。
【0017】使用期限日設定部30は、旧紙幣の各金種
の使用期限を保有するもので、各金種とその使用期限日
を対応させたテーブルを格納している。尚、本実施の形
態では、使用期限日設定部30のテーブルと、紙幣デー
タファイル28の各サンプルデータはATM毎に係員に
よりマニュアル操作で設定することもできるものとなっ
ている。
【0018】紙幣搬送制御部31は、入出金取引時や補
充、回収時等の紙幣処理時における紙幣の分離、繰り出
し、搬送、集積に等に関する紙幣入出金機12の機構部
の動作制御を行うものである。金額計数部32は、受け
入れた紙幣の枚数と、金種情報を用いて入金金額を算出
する機能を備えるもので、取引情報制御部33は紙幣の
金種や取引内容や取引金額や紙幣入出金機12の運用履
歴などの情報を処理すると共に保存する機能を備えてい
る。
【0019】図3は実施の形態の作用を示すフローチャ
ートで、使用期限の切れた旧紙幣の取扱いを含む入金取
引時の処理を示している。以下に図1及び図2を参照し
て図3の処理をSで示したステップに従って説明する。
尚、この入金取引時において「偽」と識別された紙幣、
及び斜行,重送等の搬送異常が検出された紙幣について
は、本発明と直接関係がないので、説明の煩雑さを避け
るために触れないものとする。
【0020】また、硬貨の取扱いについても、その説明
は省略する。まず、自動取引装置の運用において待機状
態では、顧客操作表示制御部26が顧客操作表示部16
に、当該装置で取り扱う、支払い、入金、残高照会、通
帳記帳、振込等の取引を選択させる取引選択画面(取引
メニュー画面)を表示させ、取引を行う顧客は、この取
引選択画面をみて希望する取引をタッチパネル上から指
で押下する。
【0021】ここでは顧客が入金を押下して選択したも
のとし(S1)、この選択により顧客操作表示制御部2
6は顧客操作表示部16にカードと通帳の挿入を促す画
面を表示させると同時に、カードリードプリンタ制御部
24と通帳プリンタ制御部25はそれぞれカードリード
プリンタ14と通帳プリンタ15に対してカードや通帳
の受入れ準備を指示する。
【0022】顧客がカードや通帳をカードリードプリン
タ14と通帳プリンタ15に挿入すると(S2)、カー
ドや通帳の磁気ストライプに記録されている顧客の口座
情報等が読み取られて図示しないメモリに格納され、主
制御部21はホストコンピュータ20と通信し、前記口
座情報と共に取引の可否を問う電文をホストコンピュー
タ20に送信する(S3)。
【0023】そして、主制御部21がホストコンピュー
タ20から取引可能の旨の通知を受けると、顧客操作表
示制御部26は顧客操作表示部16に現金の投入を促す
画面を表示させると同時に、紙幣入出金機制御部22が
紙幣入出金機12に入金の準備を指示する。これにより
紙幣入出金機12の入出金口のシャッタが開かれ、そし
て顧客が紙幣を入出金口から紙幣入出金機12に投入す
ると(S4)、シャッタが閉じられる。
【0024】紙幣搬送制御部31は紙幣入出金機12の
各機構部を制御して顧客により投入された紙幣を1枚づ
つ分離させて搬送し(S5)、その紙幣が紙幣識別部2
9を通過するとき、紙幣認識制御部27は紙幣の画像を
取り込んで紙幣識別用データを抽出する(S6)。続い
て、紙幣識別部29は紙幣データファイル28の新紙幣
データ格納部28bから新紙幣のサンプルデータを金種
毎に取り出して、紙幣搬送制御部31で抽出した紙幣識
別用データと比較し、その結果金種が特定できない場合
は、更に紙幣データファイル28の旧紙幣データ格納部
28aから旧紙幣のサンプルデータを金種毎に取り出し
て前記紙幣識別用データと比較することにより金種を確
定する(S7,S8)。
【0025】同時に、紙幣識別部29はこの確定した紙
幣の新旧及び金種の情報を取引情報制御部33に転送
し、取引情報制御部33はこの転送されてきた情報によ
り前記紙幣が旧紙幣か否かを判断する(S9)。その結
果、紙幣が新紙幣である場合、この金種情報を紙幣搬送
制御部31に転送し、紙幣搬送制御部31はこの転送さ
れてきた新紙幣の金種情報に基づいて前記各機構部を制
御し、前記新紙幣を所定の入出金カセットに搬送して、
その一時保留部に集積させる(S14)。
【0026】一方、S9の判断の結果、紙幣が旧紙幣で
ある場合、取引情報制御部33は前記旧紙幣と使用期限
日設定部30に保有されている旧紙幣の金種を使用期限
設定テーブルに照らし合わせて使用期限日を検索する
(S10)。取引情報制御部33は、使用期限日と図示
しないメモリに記憶されているカレンダーと比較して、
使用期限日が現在日を過ぎているか否か、つまり前記旧
紙幣が使用期限の切れた紙幣か否かを判断し(S1
1)、その判断の結果を紙幣搬送制御部31に転送す
る。
【0027】紙幣搬送制御部31は、取引情報制御部3
3からの判断の結果を受け、前記旧紙幣の使用期限が切
れていない場合は、それに基づいて前記各機構部を制御
して前記旧紙幣を旧紙幣回収用カセットに搬送し、その
一時保留部に集積させる(S13)。前記旧紙幣の使用
期限が切れていた場合は、それに基づいて前記各機構部
を制御して前記旧紙幣を所定のプール部に搬送して一時
保留する(S12)。
【0028】続いて取引情報制御部33は前記の紙幣に
関する必要な情報、つまり金種、新旧、旧紙幣の場合使
用期限が切れていたか否か等の情報を所定のメモリに格
納して保存し(S15)、同時に紙幣搬送制御部31が
前記S12〜S14で処理した紙幣が顧客により投入さ
れた紙幣の最終紙幣か否かを判断する(S16)。その
結果、最終紙幣でない場合は、紙幣入出金機制御部22
はS5〜S15の処理を繰り返して実行させる。
【0029】最終紙幣の場合、取引情報制御部33は、
前記の所定のメモリに保存されている紙幣に関する必要
な情報を読み出して、使用期限の切れた旧紙幣があるか
否かを判断し(S17)、ある場合は、取引情報制御部
33は、使用期限の切れた旧紙幣があるという情報を紙
幣搬送制御部31に通知する。紙幣搬送制御部31は、
取引情報制御部33からの情報に基づいて前記各機構部
を制御し、前記プール部に一時保留されている使用期限
の切れた旧紙幣を入出金口に搬送させた後、シャッタを
開いて顧客に返却する(S18)。
【0030】同時に、顧客操作表示制御部26の返却理
由の画面案内制御部26aは、返却した紙幣が使用期限
の切れた旧紙幣である旨の返却理由を顧客操作表示部1
6に表示して顧客に知らせる(S19)。前記S17で
使用期限の切れた旧紙幣がないと判断した場合は、S1
8及びS19の処理は省略される。
【0031】続いて、取引情報制御部33は、前記の所
定のメモリに保存されている紙幣に関する必要な情報を
読み出して金額計数部32に転送し、この情報に基づい
て金額計数部32は入金金額を計算して(S20)、そ
の入金金額を顧客操作表示制御部26に転送する。これ
により顧客操作表示制御部26は顧客操作表示部16に
入金金額と共に、確認キーや取消キー、及び入金金額の
確認を促す旨の文言等を表示させる(S21)。
【0032】この表示画面を見て顧客が取消キーを押下
すると、取消キー押下の情報が紙幣取引情報制御部33
と紙幣搬送制御部31に転送され、これにより紙幣搬送
制御部31は紙幣入出金機12の各機構部を制御して入
出金カセットや旧紙幣回収用カセットの一時保留部にそ
れぞれ集積されている新紙幣及び旧紙幣を入出金口に搬
送させシャッタを開いて顧客に返却する。
【0033】一方、顧客が前記表示画面を見て顧客が入
金金額の確認して確認キーを押下すると(S22)、こ
の確認キー押下の情報が紙幣搬送制御部31と取引情報
制御部33に転送される。これにより紙幣搬送制御部3
1は、所定の機構部を制御して入出金カセットや旧紙幣
回収用カセットの一時保留部にそれぞれ集積されている
新紙幣及び旧紙幣を対応する入出金カセットや旧紙幣回
収用カセットに収納させる。
【0034】そして、取引情報制御部33は、当該入金
取引の明細情報を所定のメモリに保存すると共に、主制
御部21に送り、主制御部21は当該入金取引の明細情
報ホストコンピュータ20に送信する。そして、主制御
部21からの指示によりカードリードプリンタ制御部2
4はカードリードプリンタ14にカードの残高情報の更
新を指示し、通帳プリンタ制御部25は通帳プリンタ1
5に入金取引の明細の印字を指示する。
【0035】これによりカードリードプリンタ14でカ
ードの残高情報の更新が行われ、通通帳プリンタ15で
通帳に入金取引の明細が印字されてそれぞれ顧客に返却
される。以上説明した実施の形態によれば、顧客が入金
用として投入した紙幣の中に使用期限が切れた旧紙幣が
存在した場合、この旧紙幣を顧客に返却して受け入れな
いようにしているため、使用期限が過ぎた旧紙幣は価値
が失われる制度を採用している外国での運用が可能にな
るという効果が得られる。
【0036】また、使用期限が過ぎていない旧紙幣は専
用の旧紙幣回収用カセットに収納するため、この旧紙幣
を新紙幣と分けて簡単に回収することができ、これによ
り期限切れの旧紙幣の発生を未然に防ぐことができると
いう効果も得られる。尚、本発明は、上述した実施の形
態の限られるものではなく、以下のような変更も可能で
ある。
【0037】例えば、図3のS11で使用期限の切れた
旧紙幣と判断されない場合、近日中に使用期限日になる
かどうかを調べて、近日中に使用期限日になる場合、顧
客操作表示部16で、他に手持ちの同様の紙幣があれば
両替をすすめる旨の表示を行うようにしてもよく、また
同じくS11で使用期限の切れた紙幣を認識したとき
は、顧客操作表示部16に返却が必要か否かを問う旨の
案内文言と共に、返却キーと返却不要キーを表示して、
返却不要キーが押下されたとき、使用期限の切れた紙幣
を装置内に回収するようにしてもよい。
【0038】また、旧紙幣の使用期限日はホストコンピ
ュータ20に設定し、旧紙幣の使用期限日の一定日数前
にホストコンピュータ20から自動取引装置に配信して
使用期限日設定部30に設定するようにしてもよい。ま
た、使用期限の切れた紙幣を返却する際、その返却理由
を顧客操作表示部16に表示する代わりに、音声で案内
するようにしてもよく、このようにすることによって視
覚障害者に対しても確実に返却理由を知らせることがで
きるという効果か得られる。
【0039】無論、顧客操作表示部16の表示と音声に
よる案内の両方を行うことも可能である。また、この他
にも以下の利用形態が考えられる。すなわち、上述した
実施の形態は、入金取引について説明したものである
が、紙幣の入金処理を伴う振込取引に適用することで、
同様に使用期限日を過ぎた旧紙幣を受入れないようにす
ることもできる。
【0040】また、紙幣に限らず、種類によって有効期
限が設けられているチケットや有価証券等の媒体につい
て、複数枚の媒体が一括して投入されたとき、有効期限
以内の媒体のみを受入れ、有効期限を過ぎた媒体は受け
入れないような処理が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、投入し
た媒体の中に有効期限が過ぎた媒体があった場合、その
有効期限が過ぎた媒体を返却して受け入れないようにし
ているため、使用期限が過ぎた旧紙幣は価値が失われる
制度を採用している外国において、自動取引装置として
運用できる効果が得られ、また紙幣以外の有効期限を持
つ媒体に対しても、有効期限以内の媒体のみを受入れ、
有効期限を過ぎた媒体は受け入れないような処理ができ
るので、汎用性が高い媒体取扱い装置として利用できる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の制御系を示すブロック図。
【図2】実施の形態の外観を示す斜視図。
【図3】実施の形態の作用を示すフローチャート。
【符号の説明】
12 紙幣入出金機 16 顧客操作表示部 20 ホストコンピュータ 21 主制御部 22 紙幣入出金機制御部 26 顧客操作表示制御部 26a 返却理由の画面案内制御部 27 紙幣認識制御部 28 紙幣データファイル 28a 旧紙幣データ格納部 28b 新紙幣データ格納部 29 紙幣識別部 30 使用期限日設定部 31 紙幣搬送制御部 32 金額計数部 33 取引情報制御部
フロントページの続き (72)発明者 小川 泰久 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA01 BA06 FG08 FJ06 FJ07 FJ09 3E041 AA02 BB01 DA01 5B057 DA11 DB02 DC33 DC36 5L096 BA03 BA18 HA09 JA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された媒体の画像から識別用データ
    を抽出し、 その識別用データをサンプルデータと比較して媒体の種
    類を識別し、 識別した媒体の種類から有効期限を調べて、有効期限以
    内の媒体は受入れ、 有効期限を過ぎた媒体は投入者に返却することを特徴と
    する媒体取扱い装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 取り扱う媒体を紙幣とし、 投入された紙幣の画像から識別用データを抽出し、 その識別用データをサンプルデータと比較して紙幣の金
    種と新紙幣か旧紙幣かを識別し、 新紙幣の場合は入金可能とし、 旧紙幣の場合、金種毎に設定された有効期限を調べて、
    有効期限以内の旧紙幣は入金を受入れ、有効期限を過ぎ
    た旧紙幣は投入者に返却することを特徴とする媒体取扱
    い装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上位
    装置に保有されている媒体の有効期限を、この有効期限
    以前の一定時期に上位装置から通信回線を介して受信し
    て設定することを特徴とする媒体取扱い装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 有効期限を過ぎた旧紙幣を返却する理由を紙幣投入者に
    案内することを特徴とする媒体取扱い装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 有効期限を過ぎた旧紙幣を返却する理由を案内する手段
    として、画面案内を用いることを特徴とする媒体取扱い
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 有効期限を過ぎた旧紙幣を受け入れない理由を案内する
    手段として、音声案内を用いることを特徴とする媒体取
    扱い装置。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 旧紙幣と識別した紙幣の有効期限が近いとき、その紙幣
    の同金種の紙幣の手持ちがあれば、両替を薦めるように
    案内することを特徴とする媒体取扱い装置。
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