JP2002177590A - 遊技用管理装置 - Google Patents

遊技用管理装置

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JP2002177590A
JP2002177590A JP2000382764A JP2000382764A JP2002177590A JP 2002177590 A JP2002177590 A JP 2002177590A JP 2000382764 A JP2000382764 A JP 2000382764A JP 2000382764 A JP2000382764 A JP 2000382764A JP 2002177590 A JP2002177590 A JP 2002177590A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Yutaka Ishida
豊 石田
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前記遊技用記録媒体の発行、精算並びに価値
加算(追加入金)が可能とされた遊技場において、前記
遊技用記録媒体の発行・価値加算(追加入金)・精算に
関連して増加した金額を容易に把握することが可能で、
遊技場における現金の管理を容易に実施することができ
る遊技用管理装置を提供すること。 【解決手段】 遊技用記録媒体を発行する発行手段4
と、前記遊技用記録媒体への価値加算を行う価値加算手
段3と、前記遊技用記録媒体を精算する精算手段4と、
を有する遊技場において、前記発行手段4、価値加算手
段3並びに精算手段4における購入、価値加算並びに精
算に関する情報を収集、管理する遊技用管理装置50で
あって、前記収集情報に基づき総発券差引金額;T(T
=H+K−S但し、Hは前記発行手段4における総発行
金額、Kは前記価値加算手段3における総価値加算金
額、Sは前記精算手段4における総精算金額)を算出す
る算出手段と、該算出手段にて算出された前記総発券差
引金額(T)を出力する出力手段と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技を実施可能
な遊技場内に設けられ、受付けた貨幣金額の範囲内にお
ける所定額において、遊技に使用可能な遊技用有価価値
が付与されたプリペイドカード等の遊技用記録媒体を発
行する発行機能を有する遊技用装置等の発行手段と、前
記遊技用記録媒体と貨幣とを受付け、該受付けた貨幣の
金額に相当する大きさの遊技用有価価値を前記遊技用記
録媒体の記録情報より特定される大きさの遊技用有価価
値に加算更新(追加入金)して遊技に使用可能とする価
値加算機能を有する遊技用装置等の価値加算手段と、前
記発行済みの遊技用記録媒体を受付け、該受付けた遊技
用記録媒体の記録情報より特定される遊技用有価価値の
大きさに相当する金額の貨幣に交換する精算装置等の精
算手段と、を有する遊技場において、前記発行手段、価
値加算手段並びに精算手段における発行、価値加算並び
に精算に関する情報を収集、管理する遊技用管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技場においては、プリペイドカ
−ド等の遊技用記録媒体により遊技媒体であるパチンコ
玉やコイン等を貸し出して遊技を実施できる遊技用装置
が使用されており、これらプリペイドカ−ド等の遊技用
記録媒体の発行装置や該発行された遊技用記録媒体を現
金に交換する精算装置が遊技場内の遊技島端等に設置さ
れており、これら発行装置や精算装置における遊技用記
録媒体の発行状況や精算状況を管理する遊技用管理装置
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらプリペイドカ−
ド等の遊技用記録媒体を使用する場合においては、遊技
者が前記プリペイドカ−ド等の遊技用記録媒体に残存す
る遊技用有価価値を全て遊技に使用した場合に、遊技を
継続して実施するには、新たなプリペイドカ−ド等の遊
技用記録媒体を前記遊技島端等に設置されている発行装
置に出向いて購入する必要があり、面倒であるばかり
か、これら新たな遊技用記録媒体の購入に際して、該遊
技者が継続遊技したい遊技機を占有した状態にて遊技用
記録媒体の購入のために該遊技機から離席することから
遊技機の稼働率が低下してしまうため、近年において
は、遊技機に対応して該遊技機の側方等に設置され貨幣
を投入して、一度発行されたプリペイドカ−ド等の遊技
用記録媒体に残存する遊技用有価価値に、投入された貨
幣の金額に相当する大きさの遊技用有価価値を加算更新
可能な価値加算を実施することのできる遊技用装置が実
用化されてきているが、これら価値加算(追加入金)機
能を有する遊技用装置における価値加算(追加入金)状
況を前記発行状況や精算状況とともに管理するものがな
く、例えば遊技場の閉店処理における現金の集計等、遊
技場において現金を管理する際において、前記発行装置
や精算装置、遊技用装置における発行や価値加算(追加
入金)、精算に基づいて増加した金額を容易に把握する
ことができず、これら現金の管理が煩雑となってしまう
という問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、前記遊技用記録媒体の発行、精算並
びに価値加算(追加入金)が可能とされた遊技場におい
て、前記遊技用記録媒体の発行・価値加算(追加入金)
・精算に関連して増加した金額を容易に把握することが
可能で、遊技場における現金の管理を容易に実施するこ
とができる遊技用管理装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用管理装置は、遊技に使用可能と
され、且つ受付けた貨幣金額の範囲内における所定額に
相当する大きさの遊技用有価価値が付与された遊技用記
録媒体を発行する発行手段と、前記遊技用記録媒体と貨
幣とを受付け、該受付けた貨幣金額の範囲内における所
定額に相当する大きさの遊技用有価価値を前記遊技用記
録媒体の記録情報より特定される大きさの遊技用有価価
値に加算更新する価値加算を行う価値加算手段と、前記
遊技用記録媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の
記録情報より特定される遊技用有価価値の大きさを、該
遊技用有価価値の大きさに相当する貨幣に交換する精算
手段と、を有する遊技場において、前記発行手段、価値
加算手段並びに精算手段における発行、価値加算並びに
精算に関する情報を収集、管理する遊技用管理装置であ
って、前記収集情報に基づき総発券差引金額;T(T=
H+K−S 但し、Hは前記発行手段における総発行金
額、Kは前記価値加算手段における総価値加算金額、S
は前記精算手段における総精算金額)を算出する算出手
段と、該算出手段にて算出された前記総発券差引金額
(T)を出力する出力手段と、を具備することを特徴と
している。この特徴によれば、前記総発券差引金額
(T)が算出・出力されることで、前記遊技用記録媒体
の発行・価値加算・精算に関連して増加した金額を容易
に把握できるとともに、前記総発券差引金額(T)と前
記発行・価値加算・精算に関連して実際に増加した現金
の増加額とを比較することで、該現金の増加額が正しい
か否かを判別することができ、遊技場における現金の管
理を容易に実施することができる。
【0006】本発明の遊技用管理装置は、前記算出した
総発行金額(H)、前記総価値加算金額(K)並びに前
記総精算金額(S)を前記総発券差引金額(T)と対応
付けて前記出力手段にて出力することが好ましい。この
ようにすれば、前記総発券差引金額(T)の内訳である
前記総発行金額(H)、前記総価値加算金額(K)並び
に前記総精算金額(S)を、前記総発券差引金額(T)
とともに把握することができる。
【0007】本発明の遊技用管理装置は、前記発行手段
においては、複数種の発行金額にて前記遊技用記録媒体
の発行が可能とされており、前記算出手段は、前記発行
手段における前記遊技用記録媒体の各発行金額別の発行
枚数を算出し、該算出された各発行金額別の発行枚数を
前記出力手段にて出力することが好ましい。このように
すれば、前記遊技用記録媒体の各発行金額別の発行枚数
を把握、管理できる。
【0008】本発明の遊技用管理装置は、前記価値加算
手段においては、複数種の価値加算金額にて前記価値加
算が可能とされており、前記算出手段は、前記価値加算
手段における各価値加算金額別の価値加算回数を算出
し、該算出された各価値加算金額別の価値加算回数を前
記出力手段にて出力することが好ましい。このようにす
れば、各価値加算金額別の価値加算回数を把握、管理で
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の実施例においては、遊技
機として遊技媒体であるパチンコ玉が払い出される通常
のパチンコ機を用いた例を示すが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その他の遊技機、例えばパチンコ
玉が指触不能に封入された封入式パチンコ機や、遊技媒
体としてコインを使用するスロットマシン、更には完全
クレジット式のスロットマシン等の遊技機においても適
用可能である。
【0010】(実施例)図5は本実施例における遊技用
管理装置としての管理コンピュータ50が適用された遊
技場管理システムの構成を示すブロック図であり、該遊
技場管理システムは前記管理コンピュータ50と、遊技
場に複数設置された図1に示す遊技島1に遊技機として
のパチンコ機2に対応して並設される価値加算手段とし
てのカードユニット3と、前記遊技島1の島端等に設置
される発行手段並びに精算手段としてのカード発行精算
機4と、から構成されており、前記管理コンピュータ5
0は、通信ケーブル8を介して各カードユニット3並び
にカード発行精算機4にデータ通信可能に接続されてい
る。
【0011】前記パチンコ機2やカードユニット3が設
置される本実施例の遊技島1は、図1に示すように、そ
の前後面(後面は図示せず)に前記パチンコ機2と、該
パチンコ機2の側部位置に1対1にて設置される前記カ
ードユニット3と、が複数並設されており、該遊技島1
の内部における前記パチンコ機2並びにカードユニット
3に挟まれた略中央部には、前記各カードユニット3よ
り排出された紙幣を所定方向島端に設けられた紙幣貯留
部(図示略)に搬送可能な紙幣搬送路5や、同様に前記
各カードユニット3より排出された硬貨及びICカード
37(図7参照)を前記所定方向島端の回収ボックス
(図示略)に混合搬送可能な混合搬送路13が設けられ
ている。
【0012】また、前記遊技島1の内部には、前記各パ
チンコ機2にパチンコ玉を供給する供給樋(図示略)
や、前記各パチンコ機2に対応して設置され、該パチン
コ機2にて使用されたパチンコ玉が収容されるアウト玉
タンク(図示略)や、該アウト玉タンクから排出された
パチンコ玉を集めて前記供給樋に揚送する揚送装置等
(図示略)が設けられている。
【0013】また、前記遊技島1の島端には図1に示す
ように、投入金額に基づく度数が記録された前記ICカ
ード37を新規に購入可能とされているとともに、度数
が残存するICカード37を挿入することで、該ICカ
ード37を回収し、前記残存する度数を該度数に相当す
る金額の紙幣または硬貨に精算するカード発行精算機4
が設置されている。
【0014】次に、本実施例の遊技機であるパチンコ機
2について説明すると、該パチンコ機2は、図2に示す
ように、額縁状に形成されたガラス扉枠202を有し、
該ガラス扉枠202の下部表面には打球供給皿203が
ある。打球供給皿203の上面所定箇所には、操作部1
4が設けられているとともに、打球供給皿203の下部
には、打球供給皿203から溢れた景品玉を貯留する余
剰玉受皿204と打球を発射する打球操作ハンドル(以
下、操作ノブという)205とが設けられている。
【0015】前記操作部14の上面には、図3に示すよ
うに、遊技者により前記カードユニット3において受付
け中の遊技用記録媒体としてのICカード37(図7参
照)より読み出された度数を表示する度数表示部17
と、遊技の開始または前記打球供給皿に持玉が少なくな
ったか無くなった際に押圧操作されて、前記度数表示部
17に度数が存在する場合に所定数量のパチンコ玉の貸
出を実施する貸出ボタン16と、遊技を終了する際に押
圧操作されることにより、前記ICカード37にその時
点の残度数を上書き更新して返却させるための返却ボタ
ン15と、が設けられており、これら各部は操作部14
内部に設けられている操作基板18上に実装されてい
る。
【0016】前記ガラス扉枠202の後方には、遊技盤
206が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤2
06の前面には遊技領域207が設けられている。この
遊技領域207の中央付近には、「特別図柄」と呼ばれ
る複数種類の識別情報が可変表示される可変表示部20
9と、「普通図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可
変表示される可変表示器210とが設けられている。ま
た遊技盤206には、複数の入賞口224や通過ゲート
211、始動入賞口214、可変入賞球装置216が設
けられているとともに、遊技領域207の下部には、入
賞しなかった打玉を回収するアウト口226が形成され
ている。
【0017】前記打球操作ノブ205の操作によって揺
動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉
は、打球レールを通って遊技領域207に入り、その
後、遊技領域207を流下していく。この際、発射勢い
が弱すぎて前記遊技領域207に達しなかったパチンコ
玉は、環流経路(図示略)を通じて前記余剰玉受皿20
4に環流されるようになっている。
【0018】また、前記遊技領域207に打ち込まれた
打玉が通過ゲート211を通過すると、可変表示器21
0に停止表示されている普通図柄が可変開始するととも
に、打玉が始動入賞口214に入賞すると、可変表示部
209に表示される特別図柄がスクロールを始める。
【0019】可変表示器210の可変表示動作後の表示
結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)と
なった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片2
15が所定時間開成して遊技者にとって有利な状態とな
る。
【0020】この始動入賞口214にパチンコ玉が入賞
すると、可変表示部209において全特別図柄が可変表
示(変動表示)を開始する。そして、その後、左,中,右
の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777)となった場合に、
特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このように大
当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置216に
設けられた開閉板220が開成して遊技者にとって有利
な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期間(た
とえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえ
ば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立す
ることにより終了し、その後、遊技者にとって不利な第
2の状態となる。第1の状態となっている可変入賞球装
置216の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域
(Vポケット)に入賞して図示しないVカウントスイッ
チにより検出されれば、その回の第1の状態の終了を待
って前記第2の状態から前記第1の状態に制御する繰返
し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回
数は例えば15回と定められている。
【0021】これらパチンコ機2の構成を図4に基づい
て説明すると、該パチンコ機2には、可変表示部209
の表示制御を行う表示制御基板280等が搭載された可
変表示制御ユニットと、図示しない玉タンクに供給され
たパチンコ玉の払出を実施する玉払出装置297に接続
され、後述の遊技制御基板231から出力される賞球信
号並びにカードユニット3より入出力される各種信号に
基づきパチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マイクロ
コンピュータ等が搭載された賞球制御基板237と、遊
技効果ランプ等の制御を実施するランプ制御基板235
と、スピーカから出力される音声制御を行うマイクロコ
ンピュータ等が搭載された音声制御基板270と、前記
操作ノブ205の操作に基づき打球供給皿に払い出され
たパチンコ玉を遊技領域207に発射する打球発射装置
の制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載された発射
制御基板291と、これら各部の制御を実施する遊技制
御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板
231と、が設けられており、これらは図4に示すよう
に接続されて、前述の打球供給皿203に払い出された
パチンコ玉を使用して遊技を実施可能とされている。
【0022】また、前記賞球制御基板237は、前記カ
ードユニット3のカードユニット制御基板(図示略)に
信号ケーブルを介して接続されており、後述の貸出完了
信号(EXS)やパチンコ機レディー信号(PRDY)
が前記カードユニット3に設けられた後述のマイクロプ
ロセッシングユニット(MPU)313に出力されるよ
うになっているとともに、前記カードユニット3のMP
U313より出力される後述のカードユニットレディー
信号(BRDY)や貸出要求完了確認信号(BRQ)が
入力されるようになっている。
【0023】また、前記操作基板18は、前述の賞球制
御基板の信号ケーブルとともにカードユニット3に接続
されており、前記貸出ボタン16が操作されて遊技者に
よる玉貸し操作がなされた場合に出力される貸出入力信
号や、返却ボタン15が操作されて遊技者による返却操
作がなされた場合に出力される返却入力信号が前記カー
ドユニット3のMPU313に出力されるようになって
いるとともに、該MPU313より出力される前記度数
表示部17の度数表示信号が入力されるようになってい
る。
【0024】次に、価値加算手段としてのカードユニッ
ト3を図2並びに図4に基づいて説明すると、該カード
ユニット3の前面には、図2に示すように、点灯により
カードユニット3の動作を報知する動作ランプ301
と、紙幣が挿入及び返却可能とされた紙幣挿入口302
と、該紙幣挿入口302からの紙幣の返却の際に点滅点
灯されて該紙幣の返却を遊技者に報知する紙幣インジケ
ータ303と、遊技用記録媒体としての前記ICカード
37(図7参照)を挿入可能とされたカード挿入口30
5と、該カード挿入口305に挿入されているICカー
ド37の返却を遊技者に報知するカードインジケータ3
06と、硬貨が投入可能とされた硬貨投入口304と、
該硬貨投入口304に投入された硬貨を返却する際に押
圧操作される硬貨返却ボタン307と、該硬貨返却ボタ
ン307が操作された場合等に硬貨が返却される硬貨返
却口308と、該硬貨返却口308からの硬貨の返却の
際に点滅点灯されて該硬貨の返却を遊技者に報知する硬
貨インジケータ309と、が設けられている。
【0025】このカードユニット3の構成を図4に基づ
いて説明すると、該カードユニット3は、前記動作ラン
プ301や、紙幣インジケータ303や、カードインジ
ケータ306や、硬貨インジケータ309に加えて、紙
幣挿入口302に連設されて該紙幣挿入口302より投
入された紙幣の検出及び該紙幣の真贋の識別を行い、投
入された紙幣が正規の紙幣(千円札紙幣、2千円札紙
幣、5千円札紙幣、1万円札紙幣)である場合に該投入
された紙幣を前記紙幣搬送路5に送り出すとともに、正
規の紙幣ではない場合に投入された紙幣を前記紙幣挿入
口302より返却する紙幣識別ユニット311と、前記
カード挿入口305に連設され、挿入されるICカード
37に記録されている遊技用有価価値である度数等の読
み出し並びに遊技等により更新された新たな度数の書き
込み等を行うICカードリーダライタ310と、前記硬
貨投入口304に連設されて該硬貨投入口304より投
入された硬貨の検出及び該硬貨の真贋の識別を行い、投
入された硬貨が正規の硬貨(本実施例では500円硬
貨)である場合に該投入された硬貨を硬貨回収路11
(図1参照)を介して前記混合搬送路13に排出すると
ともに、正規の硬貨ではない場合や前記硬貨返却ボタン
307が操作された場合に投入された硬貨を前記硬貨返
却口308より返却する硬貨識別ユニット316と、前
記挿入されたICカード37から読み出し及び書き込ま
れる情報を記憶するとともに、後述するMPU313が
実行する制御内容等が記述された制御プログラムや各装
置(カードユニット3並びにカード発行精算機4)に個
別に付与された識別情報(ID)が記憶された記憶部3
15と、前記パチンコ機2の賞球制御基板237や操作
基板18との各種信号の入出力が行われるI/Oポート
314と、前記管理コンピュータ50とのデータ通信を
行うための情報出力手段としての通信部312と、これ
ら各部の制御や前記操作基板18に実装された度数表示
部17の制御等を行う前記マイクロプロセッシングユニ
ット(MPU)313と、を具備しており、これら各部
は図4に示すように接続されている。
【0026】本実施例に用いた前記ICカードリーダラ
イタ310の構成を図6に基づいて説明すると、該IC
カードリーダライタ310の内部には、前記カード挿入
口305からのICカード37の挿入を検知する挿入セ
ンサ397や、前記カード挿入口305から延設され、
ICカード37がスライド可能とされ、後部に設けられ
たカード回収口354に連設されたガイドレール398
と、該ガイドレール398を挟むように配設されて該I
Cカード37の移動を、駆動モータ386、393にて
駆動回転されることにより実施する搬送ローラ387、
388と、前記搬送ローラ387、388の一方側に張
架された搬送ベルト391と、から成る搬送機構や、該
搬送されるICカード37を所定位置に停止させるスト
ップピンの出没を行うソレノイド389や、所定位置に
停止されたICカード37への給電やデータ通信を行う
通信ヘッド390や、前記の各部に接続されてその制御
を実施する制御基板392が設けられており、挿入され
ているICカード37へのデータの読み取り及び書き込
みが非接触状態にて可能とされている。
【0027】また、前記ICカード37より読み出され
た遊技用有価価値である度数が「0(無価値)」となっ
た場合において、該「0」となったICカード37は内
部に貯留されるようになっているとともに、この状態で
新たなICカード37が前記カード挿入口305より挿
入されることで、前記ソレノイド389によりストップ
ピンが上方に励磁された状態にてICカード37が搬送
ベルト391並びに搬送ローラ387、388により付
勢されて後方に向かって搬送され、前記貯留されたIC
カード37がカード回収口354より前記カード回収路
12を介して前記混合搬送路13へ排出されるようにな
っている。
【0028】前記ICカードリーダライタ310に挿入
されて使用される本実施例のICカード37の構成は、
図7に示すように所定厚みとされ、その内部が凹状とさ
れた樹脂製の基体381の該凹部外周所定位置に、テー
プオートボンディング(TAB)実装によりその内部に
メモリ(図示せず)を内蔵したICチップ382が実装
されるとともに、該ICチップ382から該基体381
の外周に沿うように設けられたパターンコイル383を
有するフレキシブルプリント基板384が内挿され、該
凹部全面がトップフィルム385にて覆われた構成とさ
れており、これらICカード37は、前記ICカードリ
ーダライタ310に挿入されることで、該リーダライタ
から出力される電磁波が前記パターンコイル383に誘
導起電力を生じさせて前記ICチップ382が動作可能
に付勢されるとともに、該パターンコイル383を介し
て図6に示す前記ICカードリーダライタ310との各
種のデータ通信を電磁波により非接触にて実施可能とさ
れた非接触ICカードとされている。
【0029】前記カードユニット3においては、挿入さ
れているICカード37より読み出され、記憶部315
に記憶されている度数(度数表示部17に表示されてい
る度数)が残存する場合に、該記憶された度数を使用し
て前記パチンコ機2の遊技に使用されるパチンコ玉の貸
出を行う貸出処理が実施可能とされている。
【0030】この貸出処理の制御状況を図8に基づき説
明すると、まず前記パチンコ機2の賞球制御基板237
は、該パチンコ機2の玉タンクに玉が供給されてパチン
コ玉の払出が可能な状態であるとスタンバイ状態とな
り、前記PRDYをONとしてカードユニット3のMP
U313に出力する(S1)。
【0031】このようにPRDYが出力されている状態
において前記貸出ボタン16が操作されると、カードユ
ニット3のMPU313は、前記BRDYをONとして
前記賞球制御基板237に出力し(S2)、この状態に
おいて、更に前記BRQをONとして前記賞球制御基板
237に出力する(S3)。
【0032】次いで、前記賞球制御基板237は、前記
MPU313より出力されているBRDYを検出してい
る状態においてBRQを検出すると、前記EXSをON
としてMPU313に出力する(S4)。
【0033】該EXSを検出したMPU313は、前記
BRQの出力をOFFとし(S5)、該BRQのOFF
を検出した賞球制御基板237は、玉払出装置297に
玉払出信号を出力し、これに基づき1度数に該当する玉
数(本実施例では25玉)の払出が実施されるととも
に、該払出の終了に基づき、前記EXSの出力をOFF
とする(S6)。
【0034】該EXSのOFFを検出したMPU313
は、前記記憶部315に記憶されている度数から1度を
減算するとともに、前記度数表示部17に表示されてい
る度数から1度を減算して表示更新する。
【0035】MPU313は、これら(S3)〜(S
6)の信号制御並びに記憶部315や度数表示部17に
おける度数の減算更新制御を、1回の貸出ボタン16の
操作に基づいて貸し出される度数分繰返し実施し、これ
ら制御が終了した後、BRDYをOFFとして(S
7)、貸出処理を終了する。
【0036】このようにカードユニット3のMPU31
3からBRQが出力される回数に基づき、前記賞球制御
基板237は1度分に該当する数量(25玉)のパチン
コ玉の貸出を実施するようになっており、このようにし
て貸出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機
2における遊技を実施できるようになっている。
【0037】尚、本実施例においては、前記S6が終了
した段階で記憶部315の度数並びに度数表示部17の
度数から1度を減算するようにしているが、前記S3〜
S6の処理を貸し出される度数分(例えば5度分の貸出
であれば5回)繰返し実施した後、すなわち、貸し出さ
れる度数分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出さ
れた度数(例えば5度分の貸出であれば5度)を記憶部
315の度数並びに度数表示部17の度数から減算する
ようにしても良い。
【0038】また、前記カードユニット3においては、
これら貸出処理が実施され、挿入されたICカード37
より読み出された度数が「0」となった場合において、
該度数が「0」のICカード37が貯留されるようにな
っており、更にカード挿入口305より新規のICカー
ド37が挿入されることで、貯留されているICカード
37は前記混合搬送路13に排出され、回収されるよう
になっている。尚、前記度数が「0」のICカード37
が貯留されている場合に、返却ボタン15が操作されて
も該ICカード37の返却は実施されないようになって
いる。
【0039】また、前記カードユニット3においては、
前記ICカード37が挿入されている状態または内部に
貯留されている状態にて遊技者により紙幣または硬貨が
投入されることで、該投入された紙幣または硬貨の金額
(入金額)に相当する度数を、前記挿入または貯留され
ているICカード37より読み出された度数に加算更新
する追加入金処理が実施可能とされている。
【0040】この追加入金処理について説明すると、I
Cカード37が挿入または貯留されている状態におい
て、遊技者により硬貨または紙幣が前記硬貨投入口30
4または紙幣挿入口302に投入されると、該投入され
た硬貨または紙幣の金額が硬貨識別ユニット316また
は紙幣識別ユニット311にて識別される。
【0041】これに基づきMPU313は前記識別され
た金額を度数に変換し、該変換した度数を前記挿入また
は貯留されているICカード37より読み出され、記憶
部315に記憶されている度数に加算更新するととも
に、前記度数表示部17に表示されている度数を、前記
加算更新した度数に表示更新するようになっており、こ
れらの処理により遊技者は前記加算更新された度数に基
づいて前記貸出処理の実施が行えるようになる。
【0042】また、これらカードユニット3は、図5に
示すように、通信ケーブル8を介して管理コンピュータ
50にデータ通信可能に接続されており、該カードユニ
ット3において前記追加入金処理を実施する毎に追加入
金が実施されたことを示す入金情報と、追加入金に供さ
れた入金額と、該カードユニット3のIDと、を管理コ
ンピュータ50に送信するようになっている。
【0043】次いで、発行手段並びに精算手段としての
カード発行精算機4を図9並びに図10に基づき説明す
ると、該カード発行精算機4は、前記遊技島1の端部位
置に配置され、その外観形状は図9に示すようになって
おり、その前面に、前記ICカード37の購入・精算が
可能であることを遊技者に報知するための作動表示部4
58と、ICカード37の発行中もしくは精算中である
旨を点灯により報知する処理中ランプ464と、硬貨投
入口461と紙幣挿入口462とから成る貨幣投入部4
60と、これら投入された合計金額を逐次表示するため
の合計金額表示部470と、1000円、2000円、
3000円、5000円、10000円から新規ICカ
ード37の購入額を選択するための購入額選択入力部4
88と、ICカード37の発行や精算の処理を中断して
投入された貨幣や挿入されたICカード37の返却を実
施する中止ボタン469と、挿入されたICカード37
より読み出された度数を硬貨並びに紙幣に精算する精算
ボタン468と、ICカード37を挿入可能とされたカ
ード挿入口466と、該カード挿入口466からのIC
カード37の排出を報知するカードインジケータ465
と、投入された硬貨または精算により払い出される硬貨
等が排出される硬貨返却口457と、精算により払い出
される紙幣やICカード37の購入に伴う余剰金額とし
て払い出される紙幣が排出される紙幣排出口487と、
前記紙幣挿入口462・硬貨返却口457・紙幣排出口
487の各近傍に設けられ、硬貨または紙幣の返却を利
用者に報知する硬貨インジケータ479a及び紙幣イン
ジケータ479b、489と、が設けられている。
【0044】このカード発行精算機4の内部構造は、図
10のブロック図に示すようになっており、前記作動表
示部458や、処理中ランプ464や、合計金額表示部
470や、購入額選択入力部488や、中止ボタン46
9や、精算ボタン468や、カードインジケータ465
や、硬貨及び紙幣インジケ−タ479a、479b、4
89とともに、前記硬貨投入口461に連設され、投入
される硬貨の識別を行う硬貨識別ユニット474と、前
記紙幣挿入口462に連設され、投入紙幣の識別を行う
紙幣識別ユニット475と、前記合計金額表示部470
の表示動作の制御を行う表示ドライバ477と、前記カ
ード挿入口466に連設され、挿入されているICカー
ド37に記録されている度数等の読み出し並びに書き込
みを行うとともに、該ユニット後部に発行されるICカ
ード37を貯溜、供給する供給ユニット(図示略)並び
に精算されたICカード37を回収可能な回収ユニット
(図示略)を具備するICカードリーダライタ463
と、前記硬貨返却口457並びに紙幣排出口487に連
設され、ICカード37の発行に伴う余剰金額やICカ
ード37の精算に伴う精算金額に該当する硬貨並びに紙
幣の払い出しを実施する硬貨払い出しユニット490、
紙幣払い出しユニット491と、前記合計金額表示部4
70に表示される合計金額データや、前記ICカード3
7より読み出しまたは書き込みされる各種データが記憶
されるとともに、後述するMPU480の制御内容が記
述された制御プログラムや装置毎に付与された前記識別
情報(ID)等が記憶された記憶部476と、通信ケー
ブル8を介して前記管理コンピュータ50とデータ通信
を行うための通信部467と、これら各部の制御等を行
うマイクロプロセッシングユニット(MPU)480
と、を具備しており、これら各部は図10に示すように
接続されて、前記ICカード37の購入・精算が実施可
能とされている。
【0045】これらカード発行精算機4を用いて新規I
Cカード37を購入する際の発行処理について説明する
と、まず遊技者が新規にICカード37を購入する場合
には、購入に供したい所望の金額以上の硬貨及び/また
は紙幣を硬貨投入口461及び/または紙幣挿入口46
2より投入する。
【0046】投入された硬貨及び/または紙幣は、前記
硬貨識別ユニット474及び/または紙幣識別ユニット
475により識別され、これら各識別ユニットより出力
される識別情報に基づき前記MPU480は、その合計
金額を算出して前記合計金額表示部470に表示すると
ともに、前記記憶部476に一時記憶する。
【0047】該合計金額の表示を確認した後、遊技者は
前記購入額選択入力部488にて購入したい購入額(1
000円、2000円、3000円、5000円、10
000円)を選択入力する。
【0048】これにより、前記MPU480は、ICカ
ード37の購入額を特定し、該特定した購入額を度数に
変換するとともに、発行するICカード37をICカー
ドリーダライタ463の所定位置にセットさせ、前記変
換した度数を記録するとともに、前記カード挿入口46
6より排出・発行する。
【0049】次いで、前記カード発行精算機4における
精算処理について説明すると、まず遊技者が前記ICカ
ード37に残存する度数の精算を所望する場合には、該
ICカード37を前記ICカード挿入口466に挿入す
る。
【0050】これに基づきカード発行精算機4は、挿入
されたICカード37をICカードリーダライタ463
の内部に取り込み、該ICカード37に記録された度数
を読みだし、該読み出した度数を記憶部476に記憶す
るとともに、該記憶した度数に基づく精算額(度数に1
00を乗算した金額)を算出して前記合計金額表示部4
70に表示し、精算ボタン468の入力待ちの状態とな
る。
【0051】この状態にて精算ボタン468が入力され
ると、前記算出した精算額(度数に100を乗算した金
額)に相当する硬貨及び/または紙幣を硬貨払い出しユ
ニット490及び/または紙幣払い出しユニット491
にて払い出し、前記挿入されたICカード37より読み
出された度数に基づく精算額が遊技者に払い出されるよ
うになっているとともに、前記挿入されたICカード3
7は内部に回収されるようになっている。
【0052】また、本実施例のカード発行精算機4は、
図5に示すように、通信ケーブル8を介して管理コンピ
ュータ50にデータ通信可能に接続されており、該カー
ド発行精算機4において前記発行処理を実施する毎に発
行が実施されたことを示す発行情報と、発行したICカ
ード37の購入額と、カード発行精算機4のIDと、を
管理コンピュータ50に送信するようになっているとと
もに、前記精算処理が実施される毎に精算が実施された
ことを示す精算情報と、精算額と、カード発行精算機4
のIDと、を管理コンピュータ50に送信するようにな
っている。
【0053】次に、これら各カードユニット3並びに各
カード発行精算機4が接続される遊技用管理装置として
の管理コンピュータ50について説明すると、該管理コ
ンピュータ50は、図11に示すように、コンピュータ
内部にてデータの送受を行うデータバス112に、各種
処理やデータの集計や算出を行う算出手段としての中央
演算処理装置(CPU)113、RAM108、時刻情
報やカレンダ情報を出力するリアルタイムクロック11
4、出力手段としての表示装置107並びにプリント装
置111、キーボードやマウス等の入力装置110、磁
気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置109、
前記各カードユニット3並びに各カード発行精算機4と
のデータ通信を行う通信インターフェィス106と、が
接続された通常のコンピュータである。
【0054】また、前記記憶装置109には、該管理コ
ンピュータ50の処理を実施する処理プログラムに加え
て、図12(a)に示すように、各カード発行精算機4
に個別に付与されたIDに対応して、当該IDのカード
発行精算機4にて購入されたICカード37の購入額別
に購入枚数と購入額の累計値である購入金額(購入枚数
に購入額を乗算した金額)とが各日付単位で登録される
購入管理テーブルと、図12(b)に示すように、各カ
ードユニット3に個別に付与されたIDに対応して、当
該IDのカードユニット3にて追加入金がなされた際の
入金額別に入金回数と入金額の累計値である入金金額
(入金回数に入金額を乗算した金額)とが各日付単位で
登録される入金管理テーブルと、図12(c)に示すよ
うに、各カード発行精算機4に個別に付与されたIDに
対応して、当該IDのカード発行精算機4にて精算処理
がなされた精算回数と精算額の累計値である精算金額と
が各日付単位で登録される精算管理テーブルと、からな
る購入・入金・精算管理データベース(DB)が記憶さ
れている。
【0055】また本実施例の管理コンピュータ50は、
前記カード発行精算機4から出力される発行情報、購入
額、IDの受信に基づき、前記購入管理テーブルにおい
て対応するIDの該当する購入額の購入枚数に1を加算
更新するとともに、購入金額に前記受信した購入額を加
算更新する(例えば受信した購入額=2000であれ
ば、購入管理テーブルの購入額:2000の購入枚数に
1を加算し、購入金額に2000を加算更新する)処理
を行うようになっている。
【0056】また本実施例の管理コンピュータ50は、
前記カードユニット3から出力される入金情報、入金
額、IDの受信に基づき、前記入金管理テーブルにおい
て対応するIDの該当する入金額の入金回数に1を加算
更新するとともに、入金金額に前記受信した入金額を加
算更新する(例えば受信した入金額=1000であれ
ば、入金管理テーブルの入金額:1000の入金回数に
1を加算し、入金金額に1000を加算更新する)処理
を行うようになっている。
【0057】また本実施例の管理コンピュータ50は、
前記カード発行精算機4から出力される精算情報、精算
額、IDの受信に基づき、前記精算管理テーブルにおい
て対応するIDの精算回数に1を加算更新するととも
に、精算金額に前記受信した精算額を加算更新する(例
えば受信した精算額=500であれば、精算管理テーブ
ルの精算回数に1を加算し、精算金額に500を加算更
新する)処理を行うようになっている。
【0058】また本実施例の管理コンピュータ50にお
いては、前記表示装置107に前記購入・入金・精算管
理DBの各管理テーブルの登録状況が表示出力されるよ
うになっているとともに、前記入力装置110を操作す
ることにより、後述する総発行金額としての総購入金額
や総価値加算金額としての総入金金額、総精算金額、総
発券差引金等の管理データを集計して前記表示装置10
7やプリント装置111にて出力できるようになってい
る。
【0059】以下、本実施例の遊技用管理装置である管
理コンピュータ50における管理データの出力要領を図
13〜図15に基づいて説明する。
【0060】まず、図13は、管理コンピュータ50の
通常稼働時(デフォルト時)において表示装置107に
表示出力されているデータテーブル画面120であり、
該データテーブル画面120には、前記購入・入金・精
算管理DBの各管理デーブルの登録内容が表示されるデ
ータ表示ウィンドウ122と、購入状況表示ボタン12
1、入金状況表示ボタン124、精算状況表示ボタン1
25からなる表示切替ボタン群と、が設けられており、
これら各ボタンを選択入力することで、前記購入管理テ
ーブル、入金管理テーブル、精算管理テーブルの管理状
況が前記データ表示ウィンドウ122に表示されるよう
になっている。
【0061】また、前記データ表示ウィンドウ122に
おいて表示される各管理テーブルのデータは、前記カー
ドユニット3やカード発行精算機4から送信される各種
情報に基づき更新登録される毎に逐次最新の情報に表示
更新されるようになっている。
【0062】このデータテーブル画面120において集
計ボタン123を選択入力すると、CPU113は、前
記購入管理テーブルに登録されている本日における各購
入額の購入金額を総計した総購入金額(H)並びに各購
入額の購入枚数を総計した総購入枚数と、前記入金管理
テーブルに登録されている本日における各入金額の入金
金額を総計した総入金金額(K;総価値加算金額)並び
に各入金額の入金回数を総計した総入金回数と、前記精
算管理テーブルに登録されている本日の精算金額を総計
した総精算金額(S)と、これら総購入金額(H)と総
入金金額(K)を加算して総精算金額(S)を減算して
得られる総発券差引金額(T;T=H+K−S)と、を
算出するとともに、前記購入管理テーブルにおいて登録
されている本日における各購入額別の購入枚数の合計値
と、購入金額の合計値と、前記各購入額別の購入枚数の
合計値が前記総購入枚数に占める購入枚数割合と、前記
入金管理テーブルにおいて登録されている本日における
各入金額別の入金回数の合計値と、入金金額の合計値
と、前記各入金額別の入金回数の合計値が総入金回数に
占める入金回数割合と、を算出する。
【0063】次いで、図14に示すように、これら算出
したデータに基づき、総発券差引金と総購入金額と総入
金金額と総精算金額とが表示される総合売上データ表示
ウィンドウ129と、各購入額別の購入枚数並びに購入
金額の合計値と前記各購入額別の購入枚数の合計値が総
購入枚数に占める購入枚数割合と前記総購入金額(H)
と総購入枚数とが表示される購入管理データ表示ウィン
ドウ130と、各入金額別の入金回数並びに入金金額の
合計値と前記各入金額別の入金回数の合計値が総入金回
数に占める入金回数割合と前記総入金金額と総入金回数
とが表示される入金管理データ表示ウィンドウ131
と、が設けられた総合売上データ画面127を生成し、
前記表示装置107に表示出力するようになっている。
【0064】また、この総合売上データ画面127にお
ける日付指定入力部126において過去の日付を指定入
力することで、CPU113は、前記購入管理テーブル
に登録されている前記指定した日付における前記総購入
金額(h)並びに総購入回数と、前記入金管理テーブル
に登録されている指定した日付における前記総入金金額
(k)並びに総入金回数と、前記精算管理テーブルに登
録されている前記指定した日付における前記総精算金額
(s)と、これら総購入金額(h)と総入金金額(k)
を加算して総精算金額(s)を減算して得られる前記指
定した日付の総発券差引金額(t;t=h+k−s)
と、を算出するとともに、前記購入管理テーブルにおい
て登録されている前記指定した日付における各購入額別
の購入枚数並びに購入金額の合計値と、前記各購入額別
の購入枚数の合計値が前記総購入枚数に占める購入枚数
割合と、前記入金管理テーブルにおいて登録されている
指定した日付における各入金額別の入金回数並びに入金
金額の合計値と、前記各入金額別の入金回数の合計値が
総入金回数に占める入金回数割合と、を算出し、これら
算出したデータを前記総合売上データ表示ウィンドウ1
29、購入管理データ表示ウィンドウ130、入金管理
データ表示ウィンドウ131、に各々表示出力するよう
になっている。
【0065】また、前記総合売上データ画面127にお
けるプリントボタン133を選択入力することでCPU
113は、その時点において総合売上データ表示ウィン
ドウ129、購入管理データ表示ウィンドウ130、入
金管理データ表示ウィンドウ131、に各々表示されて
いる内容(前記算出した本日または指定した日付の各デ
ータ)が印刷されている総合売上データシート(図15
参照)をプリント装置111にてプリント出力するよう
になっている。
【0066】また、前記総合売上データ画面127にお
いて管理状況ボタン128が選択入力されるか、所定時
間が経過すると、図13に示すデータテーブル画面12
0に戻るようになっている。
【0067】このように本実施例の管理コンピュータ5
0においては、算出手段であるCPU113が、前記総
購入金額(H)、前記総入金金額(K)並びに前記総精
算金額(S)を個々に算出するとともに、該算出した総
購入金額(H)、総入金金額(K)並びに総精算金額
(S)を前記総発券差引金額(T)と対応付けて前記総
合売上データ画面127における総合売上データウィン
ドウ129や総合売上データシートに表示出力並びにプ
リント出力するようになっており、前記総発券差引金額
(T)の内訳である総購入金額(H)、総入金金額
(K)並びに総精算金額(S)を、前記総発券差引金額
(T)とともに把握することができることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0068】また、本実施例の管理コンピュータ50に
おいては、算出手段であるCPU113が、前記ICカ
ード37の各購入額別の購入枚数の合計値を算出し、該
算出された各購入額別の購入枚数の合計値を前記総合売
上データ画面127における購入管理データ表示ウィン
ドウ130や総合売上データシートに表示出力並びにプ
リント出力するようになっており、前記ICカード37
の各購入額別の購入枚数の合計値を把握、管理できるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0069】また、本実施例の管理コンピュータ50に
おいては、算出手段であるCPU113が、カードユニ
ット3において追加入金が行われた入金回数を算出し、
該算出された入金回数を前記総合売上データ画面127
における入金管理データ表示ウィンドウ131や総合売
上データシートに表示出力並びにプリント出力するよう
になっており、ICカード37への入金回数を把握、管
理できることから好ましいが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0070】以上説明したように、本実施例の管理コン
ピュータ50を適用することで、前記総発券差引金額
(T)が算出され、総合売上データ画面127や総合売
上データシートにて出力されることで、前記ICカード
37の発行・追加入金・精算に関連して増加した金額を
容易に把握できるとともに、前記総発券差引金額(T)
と前記発行・追加入金・精算に関連して実際に増加した
現金の増加額とを比較することで、該現金の増加額が正
しいか否かを判別することができ、遊技場における現金
の管理を容易に実施することができる。
【0071】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0072】本発明の請求項1は、遊技に使用可能とさ
れ、且つ受付けた貨幣金額の範囲内における所定額に相
当する大きさの遊技用有価価値(度数)が付与された遊
技用記録媒体(ICカード37)を発行する発行手段
(カード発行精算機4)と、前記遊技用記録媒体(IC
カード37)と貨幣とを受付け、該受付けた貨幣金額の
範囲内における所定額に相当する大きさの遊技用有価価
値(度数)を前記遊技用記録媒体(ICカード37)の
記録情報より特定される大きさの遊技用有価価値(度
数)に加算更新する価値加算(追加入金)を行う価値加
算手段(カードユニット3)と、前記遊技用記録媒体
(ICカード37)を受付け、該受付けた遊技用記録媒
体(ICカード37)の記録情報より特定される遊技用
有価価値(度数)の大きさを、該遊技用有価価値(度
数)の大きさに相当する貨幣に交換する精算手段(カー
ド発行精算機4)と、を有する遊技場において、前記発
行手段(カード発行精算機4)、価値加算手段(カード
ユニット3)並びに精算手段(カード発行精算機4)に
おける発行、価値加算(追加入金)並びに精算に関する
情報を収集、管理する遊技用管理装置(管理コンピュー
タ50)であって、前記収集情報に基づき総発券差引金
額;T(T=H+K−S 但し、Hは前記発行手段(カ
ード発行精算機4)における総発行金額(総購入金
額)、Kは前記価値加算手段(カードユニット3)にお
ける総価値加算金額(総入金金額)、Sは前記精算手段
(カード発行精算機4)における総精算金額)を算出す
る算出手段(CPU113)と、該算出手段(CPU1
13)にて算出された前記総発券差引金額(T)を出力
する出力手段(表示装置107、プリント装置111)
と、を具備する。
【0073】本発明の請求項2は、前記算出した総発行
金額(総購入金額)(H)、前記総価値加算金額(総入
金金額)(K)並びに前記総精算金額(S)を前記総発
券差引金額(T)と対応付けて前記出力手段(表示装置
107、プリント装置111)にて出力する。
【0074】本発明の請求項3は、前記発行手段(カー
ド発行精算機4)においては、複数種の発行金額(購入
額)にて前記遊技用記録媒体(ICカード37)の発行
が可能とされており、前記算出手段(CPU113)
は、前記発行手段(カード発行精算機4)における前記
遊技用記録媒体(ICカード37)の各発行金額(購入
額)別の発行枚数(購入枚数)を算出し、該算出された
各発行金額(購入額)別の発行枚数(購入枚数)を前記
出力手段(表示装置107、プリント装置111)にて
出力する。
【0075】本発明の請求項4は、前記価値加算手段
(カードユニット3)においては、複数種の価値加算金
額(入金額)にて前記価値加算(追加入金)が可能とさ
れており、前記算出手段(CPU113)は、前記価値
加算手段(カードユニット3)における各価値加算金額
(入金額)別の価値加算回数(入金回数)を算出し、該
算出された各価値加算金額(入金額)別の価値加算回数
(入金回数)を前記出力手段(表示装置107、プリン
ト装置111)にて出力する。
【0076】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0077】例えば前記実施例では、カードユニット3
において複数金種の紙幣と500円硬貨を受付け可能と
されているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、500円硬貨以外の金種の硬貨を受付けて追加入金
処理を実施しても良く、更には、単一金種の紙幣もしく
は硬貨を受付けて追加入金処理を実施するようにしても
良い。
【0078】また、前記実施例のカードユニット3で
は、投入された硬貨または紙幣の金額に基づく追加入金
を実施するようになっているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、入金額を指定可能な金額選
択操作部を設け、遊技者が選択した金額に基づき追加入
金を実施し、余剰金額が存在する場合には該余剰金額と
して払い出す遊技用装置や、入金操作部を設け、該入金
操作部が操作された時点にて投入された合計金額に基づ
き追加入金を実施する遊技用装置であっても良い。
【0079】また、前記実施例では、カードユニット3
において挿入されているICカード37に残存する度数
が「0」となった場合に、該ICカード37が内部に貯
留され、新規にICカード37が挿入された際に回収さ
れるようになっているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、前記残存する度数が「0」となった時点ま
たは「0」となって所定時間経過した時点にて回収され
るようにしても良い。
【0080】また、前記実施例におけるカード発行精算
機4は、ICカード37の購入並びに精算が実施可能と
された発行手段と精算手段の双方の機能を有している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら発
行手段を有する装置と精算手段を有する装置とを個別に
設けても良く、更には、これら発行手段と精算手段と価
値加算手段の全ての機能を有する装置であっても良い。
【0081】また、前記実施例におけるカードユニット
3は、ICカード37への追加入金が実施可能とされた
価値加算手段の機能を有しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、このカードユニット3に前記発
行機能や精算機能を付与して、ICカード37の発行や
精算が実施できるようになっていても良い。
【0082】また、前記実施例における管理コンピュー
タ50では、前記総購入金額(H)、前記総入金金額
(K)並びに前記総精算金額(S)を個々に算出すると
ともに、該算出した総購入金額(H)、総入金金額
(K)並びに総精算金額(S)を前記総発券差引金額
(T)と対応付けて前記総合売上データ画面127にお
ける総合売上データウィンドウ129や総合売上データ
シートに表示出力並びにプリント出力するようになって
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、少な
くとも前記算出された総発券差引金額が確認可能に出力
されるようになっていれば良い。
【0083】また、前記実施例における管理コンピュー
タ50では、各購入額別の購入枚数並びに購入金額の合
計値と、各購入額別の購入枚数の合計値が前記総購入枚
数に占める購入枚数割合と、総購入枚数と、各入金額別
の入金回数並びに入金金額の合計値と、各入金額別の入
金回数の合計値が総入金回数に占める入金回数割合と、
総入金回数と、を算出し、これら算出したデータを購入
管理データ表示ウィンドウ130、入金管理データ表示
ウィンドウ131、に各々表示出力するようになってい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なく
とも、前記算出された総発券差引金額が確認可能に出力
されるようになっていれば良い。
【0084】また、前記実施例における管理コンピュー
タ50では、前記カードユニット3やカード発行精算機
4より収集されたデータが購入・入金・精算管理DBに
おける各テーブルにおいて各ID毎に更新登録され、こ
れら各テーブルのデータに基づき出力される情報が得ら
れるようになっているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、前記カードユニット3やカード発
行精算機4から出力される情報が逐次登録される履歴デ
ータテーブルを設け、該履歴データテーブルのデータを
集計する方法にて出力されるデータを得るようにしても
良い。
【0085】また、前記実施例における管理コンピュー
タ50では、出力手段として表示装置107と、プリン
ト装置111の双方を用いているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、どちらか一方の出力手段にて出
力できるようにしても良いし、更には、これら以外の出
力手段を用いても良い。
【0086】また、前記実施例では遊技用記録媒体であ
るICカード37に遊技用有価価値である度数が直接記
録されるようになっているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、前記ICカード37に予め付与された
ID等の識別符号を記録しておき、該識別符号(ID)
に対応付けて度数等の遊技用有価価値をカード管理コン
ピュータまたは第三者機関のカード管理サーバ等に登録
し、前記識別符号(ID)を読み出すことにより、前記
登録されている遊技用有価価値を特定するようにしても
良いし、ICカード37並びにカード管理コンピュータ
またはカード管理サーバの双方に度数を記録しておき、
これらを照合することでセキュリティー性を高めるよう
にしても良い。
【0087】また、前記実施例では遊技用記録媒体とし
て非接触型のICカード37を用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これを磁気カードや接
触型のICカードとしても良いし、更には識別符号(I
D)を用いて記録情報を特定できる場合等には、遊技用
記録媒体を特定可能な識別符号であるID等の情報を少
なくとも読み取り可能に記録できるものであれば良く、
例えばバーコード等の所定の情報記録シンボル等が読み
取り可能にプリントされた媒体等であっても良い。
【0088】また、前記実施例では遊技用記録媒体とし
てカード形の形状とされたICカード37を用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら遊
技用記録媒体の形状を、例えば、円盤状や球体状の遊技
用記録媒体としても良い。
【0089】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2において使用される遊技用有価価値の形態として
度数を用いているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら遊技用有価価値を遊技者が金銭的に把握
できるように金額と一致させるようにしても良いし、更
にはこれら遊技用有価価値を所定のポイントや相当する
パチンコ玉数やコイン数としても良く、その形態は任意
に選択すれば良い。
【0090】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2に使用される遊技媒体としてパチンコ玉を用いて
いるが、これら遊技媒体をコインや点数、更には後述す
る画像式のパチンコ機やスロットマシン等における画像
にて形成されたパチンコ玉やコイン等としても良く、こ
れら遊技媒体は遊技において使用される媒体であれば、
本発明の遊技媒体に含まれるものであり、その形態が限
定されるものではない。
【0091】また前記実施例においては、遊技機として
遊技媒体であるパチンコ玉が外部に払い出される通常の
パチンコ機2を用いているが、本発明はこれら通常のパ
チンコ機のみならず、コインを用いて遊技を行うスロッ
トマシンや、パチンコ玉やコインが外部に排出されるこ
となく遊技可能な封入式のパチンコ機や完全クレジット
式のスロットマシン、さらにはこれら遊技媒体を用いず
にデータ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤やパチン
コ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機や、リー
ルが画像にて表示される画像式のスロットマシンにも適
用可能であることはいうまでもなく、これら遊技機が限
定されるものではない。
【0092】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0093】(a)請求項1の発明によれば、前記総発
券差引金額(T)が算出・出力されることで、前記遊技
用記録媒体の発行・価値加算・精算に関連して増加した
金額を容易に把握できるとともに、前記総発券差引金額
(T)と前記発行・価値加算・精算に関連して実際に増
加した現金の増加額とを比較することで、該現金の増加
額が正しいか否かを判別することができ、遊技場におけ
る現金の管理を容易に実施することができる。
【0094】(b)請求項2の発明によれば、前記総発
券差引金額(T)の内訳である前記総発行金額(H)、
前記総価値加算金額(K)並びに前記総精算金額(S)
を、前記総発券差引金額(T)とともに把握することが
できる。
【0095】(c)請求項3の発明によれば、前記遊技
用記録媒体の各発行金額別の発行枚数を把握、管理でき
る。
【0096】(d)請求項4の発明によれば、各価値加
算金額別の価値加算回数を把握、管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において用いた遊技島を示す外
観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における遊技島に並設されるカ
ードユニット並びにパチンコ機の正面図である。
【図3】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部を
示す平面図である。
【図4】本発明の実施例におけるカードユニット並びに
パチンコ機の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例における遊技場管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例におけるカードユニットに設け
られたICカードリーダライタの構成を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例において用いたICカードを示
す一部破断正面図である。
【図8】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制御
基板とカードユニットとから出力される各信号の出力状
況を示す図である。
【図9】本発明の実施例に用いたカード発行精算機の外
観を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例に用いたカード発行精算機の
構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例に用いた管理コンピュータの
構成を示すブロック図である。
【図12】(a)は、本発明の実施例に用いた管理コン
ピュータの購入・入金・精算管理DBにおける購入管理
テーブルの登録状況を示す図であり、(b)は、入金管
理テーブルの登録状況を示す図であり、(c)は、精算
管理テーブルの登録状況を示す図である。
【図13】本発明の実施例に用いた管理コンピュータの
表示装置に表示されたデータテーブル画面を示す図であ
る。
【図14】本発明の実施例に用いた管理コンピュータの
表示装置に表示された総合売上データ画面を示す図であ
る。
【図15】本発明の実施例に用いた管理コンピュータの
プリント装置からプリント出力された総合売データシー
トを示す図である。
【符号の説明】
1 遊技島 2 パチンコ機(遊技機) 3 カードユニット(価値加算手段) 4 カード発行精算機(発行手段、精算手段) 5 紙幣搬送路 8 通信ケーブル 11 硬貨回収路 12 カード回収路 13 混合搬送路 14 操作部 15 返却ボタン 16 貸出ボタン 17 度数表示部 18 操作基板 37 ICカード37(遊技用記録媒体) 50 管理コンピュータ(遊技用管理装置) 106 通信インターフェイス 107 表示装置(出力手段) 108 RAM 109 記憶装置 110 入力装置 111 プリント装置(出力手段) 112 データバス 113 セントラルプロセッシングユニット(CP
U)(算出手段) 114 リアルタイムクロック(RTC) 120 データテーブル画面 121 購入状況表示ボタン 122 データ表示ウィンドウ 123 集計ボタン 124 入金状況表示ボタン 125 精算状況表示ボタン 126 日付指定入力部 127 総合売上データ画面 128 管理状況ボタン 129 総合売上データウィンドウ 130 購入管理データ表示ウィンドウ 131 入金管理データ表示ウィンドウ 133 プリントボタン 202 ガラス扉枠 203 打球供給皿 204 余剰玉受皿 205 打球操作ハンドル(操作ノブ) 206 遊技盤 207 遊技領域 209 可変表示部 210 可変表示器 211 通過ゲート 214 始動入賞口 215 可動片 216 可変入賞球装置 220 開閉板 224 入賞口 226 アウト口 231 遊技制御基板 235 ランプ制御基板 237 賞球制御基板 270 音声制御基板 280 表示制御基板 291 発射制御基板 297 玉払出装置 301 動作ランプ 302 紙幣挿入口 303 紙幣インジケータ 304 挿入ボタン 305 カード挿入口 306 カードインジケータ 307 硬貨返却ボタン 308 硬貨返却口 309 硬貨インジケータ 310 ICカードリーダライタ 311 紙幣識別ユニット 312 通信部(情報出力手段) 313 マイクロプロセッシングユニット(MPU) 314 I/Oポート 315 記憶部 316 硬貨識別ユニット 354 カード回収口 381 基体 382 ICチップ 383 パターンコイル 384 基板 385 トップフィルム 386 駆動モータ 387 搬送ローラ 388 搬送ローラ 389 電磁ソレノイド 390 通信ヘッド 391 搬送ベルト 392 制御基板 393 駆動モータ 397 挿入センサ 398 ガイドレール 457 返却口 458 作動表示部 460 貨幣投入部 461 硬貨投入口 462 紙幣挿入口 463 ICカードリーダライタ 464 処理中ランプ 465 カードインジケ−タ 466 ICカード挿入口 467 通信部 468 精算ボタン 469 中止ボタン 470 合計金額表示部 474 硬貨識別ユニット 475 紙幣識別ユニット 476 記憶部 477 表示ドライバ 479a 硬貨インジケータ 479b 紙幣インジケータ 480 マイクロプロセッシングユニット(MPU) 487 紙幣排出口 488 購入額選択入力部 489 紙幣インジケータ 490 硬貨払い出しユニット 491 紙幣払い出しユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に使用可能とされ、且つ受付けた貨
    幣金額の範囲内における所定額に相当する大きさの遊技
    用有価価値が付与された遊技用記録媒体を発行する発行
    手段と、前記遊技用記録媒体と貨幣とを受付け、該受付
    けた貨幣金額の範囲内における所定額に相当する大きさ
    の遊技用有価価値を前記遊技用記録媒体の記録情報より
    特定される大きさの遊技用有価価値に加算更新する価値
    加算を行う価値加算手段と、前記遊技用記録媒体を受付
    け、該受付けた遊技用記録媒体の記録情報より特定され
    る遊技用有価価値の大きさを、該遊技用有価価値の大き
    さに相当する貨幣に交換する精算手段と、を有する遊技
    場において、前記発行手段、価値加算手段並びに精算手
    段における発行、価値加算並びに精算に関する情報を収
    集、管理する遊技用管理装置であって、前記収集情報に
    基づき総発券差引金額;T(T=H+K−S 但し、H
    は前記発行手段における総発行金額、Kは前記価値加算
    手段における総価値加算金額、Sは前記精算手段におけ
    る総精算金額)を算出する算出手段と、該算出手段にて
    算出された前記総発券差引金額(T)を出力する出力手
    段と、を具備することを特徴とする遊技用管理装置。
  2. 【請求項2】 前記算出した総発行金額(H)、前記総
    価値加算金額(K)並びに前記総精算金額(S)を前記
    総発券差引金額(T)と対応付けて前記出力手段にて出
    力する請求項1に記載の遊技用管理装置。
  3. 【請求項3】 前記発行手段においては、複数種の発行
    金額にて前記遊技用記録媒体の発行が可能とされてお
    り、前記算出手段は、前記発行手段における前記遊技用
    記録媒体の各発行金額別の発行枚数を算出し、該算出さ
    れた各発行金額別の発行枚数を前記出力手段にて出力す
    る請求項1または2に記載の遊技用管理装置。
  4. 【請求項4】 前記価値加算手段においては、複数種の
    価値加算金額にて前記価値加算が可能とされており、前
    記算出手段は、前記価値加算手段における各価値加算金
    額別の価値加算回数を算出し、該算出された各価値加算
    金額別の価値加算回数を前記出力手段にて出力する請求
    項1〜3のいずれかに記載の遊技用管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267267A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Glory Ltd 遊技店における現金管理システム

Cited By (1)

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