JP3140272U - ピンチハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】収納時のクリップの絡まりを防止することができ、洗濯物を干す作業効率が良く便利なピンチハンガーを提供する。
【解決手段】側面が斜め上方に面して傾斜された枠体12と、枠体12の側面に取り付けられたクリップ16と、枠体12に取り付けられた吊下げ具28を有する。クリップ16は、一対の挟持部材18が所定角度で付勢されて互いに当接し、クリップ16の互いに当接した挟持用端部22は、枠体12の側面の下方を向いている。挟持部材18の一方は枠体12の側面に取り付けられ、他方は側面から離れて吊り下げ状態でほぼ下方向を向いて位置している。
【選択図】図1

Description

この考案は、洗濯物を吊下げて干すときに使用するピンチハンガーに関する。
従来、洗濯物を吊下げて干すピンチハンガーは、矩形や円形の枠体が設けられ、この枠体に複数のクリップが金属製の鎖やプラスチック製の紐体等で下げられて設けられている。そして枠体には、フック形等の吊下げ具が設けられている。このようなピンチハンガーの使用方法は、物干し竿等にこの吊下げ具をかけて下垂させ、クリップに洗濯物を挟んだ状態で乾かすものである。
実開平6−390号公報 実登3085172号公報
上記従来の技術の場合、収納時等に枠体に取り付けられたクリップ同士が絡み合ったり、洗濯カゴの目や他の物干し器具に引っかかりやすかった。このため、絡みついたクリップを離す手間がかかり、面倒であった。また、このようなピンチハンガーに下着を干すときは、外から見えないようにピンチハンガーを、目が粗く模様のある袋等に入れて吊るしたり、家の中に干したりしていた。あるいは、ピンチハンガーの枠体に、タオル等を洗濯ばさみで取り付けることがあるが、この方法は枠体の断面形状が洗濯ばさみで挟むことができる程度の扁平な形状でないとできなかった。また枠体が同心円や矩形の相似形で二重に設けられて、外側の枠体にタオルを、内側の枠体に下着を干す方法もあるが、枠体が二重構造になるため大形となり、干す場所が広く必要であった。
この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、収納時のクリップの絡まりを防止することができ、洗濯物を干す作業効率が良く便利なピンチハンガーを提供することを目的とする。
この願考案は、 4本のクリップ保持部材を四角形に組んで形成され外側の側面が斜め上方に面して傾斜した枠体と、前記枠体の側面に固定され一方の挟持部材が揺動自在に設けられたクリップと、前記枠体に取り付けられた吊下げ具が設けられ、前記クリップは、前記挟持部材の挟持用端部が所定角度で付勢されて当接し、前記挟持用端部は前記枠体の外側の前記側面に下方を向いて固定的に取り付けられているとともに、前記挟持部材の一方のみが前記枠体の側面から離れて揺動自在に位置し、この離れた方の挟持部材の外側側面は、吊り下げ状態でほぼ下方向を向いて前記クリップ保持部材の側面に対して揺動可能に設けられ、前記挟持用端部よりも前記クリップ保持部材の側面の下端縁部が下方に位置し、または前記挟持用端部が前記クリップ保持部材の下端縁部よりも下方に位置しているピンチハンガーである。また、前記挟持部材の把持部の上端は前記クリップ保持部材の側面の上端縁部とほぼ同じ位置に設けられているものである。
前記クリップは、前記枠体の前記側面に軸受け部が突出して設けられ、前記軸受け部に回転可能に挟持部材が所定角度で付勢されて設けられている。
前記枠体に一端部が取り付けられ前記枠体の外側に所定間隔離れて水平方向に揺動自在に位置した物干し棒と、前記枠体の角部から突出して外側に設けられ前記物干し棒の一方の端部を水平方向に揺動可能に軸止した回転支持部が設けられ、前記物干し棒は、前記回転支持部を中心として前記側面の外側で水平方向に揺動可能なものである。
前記枠体の内側に、前記枠体の1辺と平行な軸を中心に揺動自在にクリップ保持板が設けられ、このクリップ保持板の側面にもクリップが固定され、前記クリップ保持板は前記枠体の内側の空間内に収納可能に設けられているとともに、前記枠体の内側の係止縁部により収納位置と洗濯物の吊り下げ位置で係止可能に設けられているものである。
本発明のピンチハンガーは、クリップの絡まりを防止し、洗濯物等を干す作業効率が良くて使いやすいものである。また、物干し棒が設けられたものは、下着等の洗濯物をタオル等で目隠しすることができ、外観が良好である。さらに、クリップを把持する際には、枠体の内側に4本の指を入れて親指を把持部にかけてクリップを把持することが出来、力の弱い人や、手が不自由な人、手が震える人等、手指に障害のある人にとって使いやすいものである。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの考案の第一実施形態を示すもので、この実施形態のピンチハンガー10には、枠体12が設けられている。枠体12は、金属製の棒部材を溶接して組み立てたり、合成樹脂で棒部材が連結された形状に一体成型して設けられた台形状のクリップ保持部材14により形成されている。クリップ保持部材14は、上辺部12aと、上辺部12aより長い下辺部12bを有し、上辺部12aと下辺部12bは、互いに平行で、上辺部12aと下辺部12bによる各四角形は、中心点が同一仮想線上であり、所定距離離れて位置している。そして上辺部12aと下辺部12bの角部同士は、一定長さの4本の連結辺部12cで連結されている。連結辺部12cは、上端部から下端部に近づくにつれて外側に広がるように傾斜して設けられている。
上辺部12aと下辺部12bの間には、環状のクリップ保持部14aが設けられて、上辺部12aと下辺部12bにまたがって設けられている。クリップ保持部14aには、クリップ16が固定されている。
クリップ16は、一対の長板状の挟持部材18を有し、挟持部材18の長手方向に対して交差する幅は、やや広めに形成されている。一対の挟持部材18は、ほぼ中心に軸受けが互いに対向して突出して形成され、軸受け同士に軸部材が挿通されて軸受けを中心に回転する。挟持部材18には、金属製で一部が破断された環状のバネ部材20が取り付けられ、挟持部材18の一端部同士が所定角度で互いに付勢されて当接している。なお、この付勢されて当接する端部を、挟持用端部22とする。
クリップ16は、挟持用端部22が下方を向いた状態でクリップ保持部14aに固定されている。このとき、クリップ保持部材14は、上辺部12aと下辺部12bを結ぶ傾斜、つまり斜め上方に面して傾斜して設けられている。クリップ保持部材14の傾斜は、枠体12の下端縁を含む仮想の面に対して、垂直方向との角度が、クリップ16の一対の挟持部材18が成す角度とほぼ等しい。このため、クリップ保持部14に取り付けられたクリップ16は、クリップ保持部14とは反対側の挟持部材18の外側面18aが、吊り下げ状態でほぼ垂直方向に位置している。
枠体12に取り付けられるクリップ16の数は、例えば図1に示すように枠体12が長方形の場合、長い辺には3個ずつ、短い辺には2個ずつ設けられている。なお、クリップ16の数は限定されず、自由に変更可能である。
枠体12の上辺部12aの4隅には、連結用長尺部材24が取り付けられている。4本の連結用長尺部材24の先端部は、枠体12の中心の垂直方向上方に位置する連結部材26に連結され、連結部材26にはフック形の吊下げ具28が取り付けられている。なお、連結用長尺部材24は、鎖等でも良い。
次に、この実施形態のピンチハンガー10の使用方法について説明する。ピンチハンガー10の吊下げ具28を、物干し竿等任意の部材にかけてピンチハンガー10を吊下げる。そしてクリップ16に、洗濯物を挟んで吊るし、長時間放置して乾かす。
この実施形態のピンチハンガー10によれば、クリップ16が枠体12に直接取り付けられているため、クリップ16同士、またはクリップ16と、枠体12、連結用長尺部材24、吊下げ具28、その他の物干し用具、洗濯カゴの目等が絡まることがなく、洗濯物を干す作業効率が良く便利である。また、クリップ16の挟持部材18は、外側面18aがほぼ垂直方向に設けられるため、クリップ16を開けたり閉めたりする操作が容易である。またクリップ16の挟持用端部22は、作業者がピンチハンガー10の側方に立ったときに作業者のほうへ向くため、挟持用端部22が見やすくなり、洗濯物を干しやすくなる。
次にこの考案の第二実施形態について図2、図3に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー10は、金属製又は合成樹脂製のクリップ保持部材14を組んで枠体12が形成され、上辺部12aと下辺部12b間の台形状の側面には、合成樹脂成型品や金属網構造の網目部15が設けられている。
この実施形態のクリップ16は、把持部17が枠体12の上辺部12aから突出し、挟持部材18の下端の挟持用端部22の先端は、枠体12の下辺部12bと同じ位置に固定されている。
この実施形態のクリップ16は、枠体12に対して挟持部材18の操作性が良く、網目部15により通気性も良く、乾き易い。
次にこの考案の第三実施形態について図4に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー30も、合成樹脂製であり、枠体12が台形状の4枚のクリップ保持部材32で作られ、4個のクリップ保持部材32が連接して矩形に形成されている。
クリップ保持部材32には、水平方向に所定間隔で、軸受け部34が突出して一体に形成されている。クリップ保持部材32の軸受け部34の下方には、それぞれ挟持突起46が一体に形成され、挟持突起46の下端部はクリップ保持部材32の下端縁部32bよりも下方に突出している。軸受け部34には、クリップ16の片側を形成し挟持突起46とともに挟持部材を構成する挟持部材36が、回転可能に軸止されている。挟持部材36には、軸受け部34に連通する軸孔を有する軸受け部35が設けられ、軸受け部34,35には軸部材38が水平方向に貫通している。そして挟持部材36とクリップ保持部材32の間には、付勢手段であるバネ部材40が設けられている。クリップ保持部材32と挟持部材36には、バネ部材40用の透孔42,44が形成され、バネ部材40の一端部は挟持部材36の下端部36a近傍に当接し、バネ部材40の他端部は透孔42,44を通過してクリップ保持部材32の裏側に当接している。挟持部材36の下端部36aは、バネ部材40により付勢されて挟持突起46に当接している。そして、挟持部材36の外側面36bは、吊り下げ状態でほぼ垂直方向に位置している。
この実施形態のピンチハンガー30によれば、クリップ保持部材32に挟持部材36が直接取り付けられてクリップ16を設けているため、クリップ16同士、またはクリップ16と他の部材が絡まることがなく、洗濯物を干す作業効率が良く操作性も良い。また、クリップ16を把持する際に、クリップ保持部材32に指を伸ばしたまま4本とも掛けることができ、保持しやすいものである。さらに、手指の不自由な人にも操作性がよい。なお、挟持突起46はなくても良く、挟持部材36とクリップ保持部材32表面により挟持する構造でも良い。
次に、この考案の第四実施形態について図5〜図7に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー48は、図2と同様に枠体12が合成樹脂製のクリップ保持部材32で作られ、クリップ保持部材32には複数のクリップ16が所定間隔で取り付けられている。また、外側の挟持部材18の外側面18aは、図7に示すように上記実施形態と同様に、吊り下げ状態でほぼ垂直方向に位置し、クリップ保持部材32の下端縁は挟持部材18の下端よりも下方に位置している。
枠体12の一つの角部50には、回転支持部52が一体に形成されている。回転支持部52は、角部50を形成する一対のクリップ保持部材32の、外側の角度を二分する方向に延出する板状であり、側面はこのピンチハンガー48を吊り下げた状態でほぼ垂直方向下方に向いており、枠体12から離れた先端縁部には、垂直方向下方に図示しない軸部材が挿通されている。この軸部材には、3本の物干し棒54が軸止されている。物干し棒54は、長手方向が水平で互いに平行であり、枠体12に対して垂直方向に3本が所定間隔で並べられて位置している。物干し棒54の位置は、クリップ16の範囲内の位置で、水平方向に配置されている。物干し棒54の一方の端部54aは回転支持部52に、水平方向に回転可能に軸止されている。物干し棒54の他方の端部54bは自由端となり、端部54bよりも少し端部54a寄りの位置に、小形のクリップ56が取り付けられている。
枠体12の、角部50に隣接する一方の角部58付近には、角部50も形成する一方のクリップ保持部材32の側面に、係止支持部60が設けられている。係止支持部60は、クリップ保持部材32の側面からほぼ直角に立ち上がる板状であり、側面は垂直方向で、枠体12から離れた先端縁部には、物干し棒54を係止する3個の凹部62が垂直方向にほぼ等間隔に形成されている。凹部62の入口は、凹部62の底部よりも上方に開口されているため、物干し棒54が確実に保持される。枠体12の、角部50に隣接する他方の角部64付近にも同形の係止支持部60が設けられている。枠体12の、角部50と対角線上に位置する角部66には、角部50と同形の回転支持部52が設けられている。この回転支持部52にも、3本の物干し棒54が軸止されている。枠体12の、角部66に隣接する角部58,64付近には、角部66も形成するクリップ保持部材32の側面に係止支持部60が各々設けられている。なお、物干し棒54は3本以外に2本でも4本以上でもよい。
次に、この実施形態のピンチハンガー48の使用方法について説明する。ピンチハンガー48の吊下げ具28を、物干し竿等にかけてピンチハンガー48を取り付ける。そして、クリップ16に下着や靴下等小さい洗濯物を挟んで干す。各物干し棒54には、タオル等の大きい洗濯物67を二つ折りしてかける。このとき、図6に示すように3本の物干し棒54のうち2本は回転支持部52を中心として回転させ、互いに離して洗濯物が接触しないようにする。物干し棒54を係止支持部60に係止した状態で干すと、物干し棒54は回転支持部52と係止支持部60によりクリップ16から所定間隔はなれて外側に保持されるため、クリップ16に保持された小さい洗濯物に大きい洗濯物67が接触することがなく、また大きい洗濯物67が下着等の小さい洗濯物を覆うため、外側から見えなくなる。物干し棒54は、二方向の係止支持部60のいずれにも係止可能であり、外側から見えなくする向きを選択することができる。また、物干し棒54がクリップ16の外側に位置するため、クリップ16の破損も防止することができる。
この実施形態のピンチハンガー48によれば、上記各実施形態と同様の効果を有するものである。さらに、クリップ保持部材32の下端縁はクリップ16の下端よりも下方に位置しているので、洗濯物をクリップ16に挟む際に、クリップ保持部材32がガイドとなり、挟みやすいものである。さらにクリップ16の把持部17がクリップ保持部材32から大きく突出していないので、クリップ16を把持する際にクリップ保持部材32に指を伸ばしたまま4本とも掛けることができ、保持しやすいものである。さらに、手指の不自由な人にも操作性がよい。また、物干し棒54が複数本設けられて多くの洗濯物を効率よく乾かすことができる。また、クリップ16に取り付けた下着等の小さい洗濯物を、物干し棒54にかけたタオル等の大きい洗濯物67で隠すことができる。
次にこの考案の第五実施形態について図8,図9に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー68は、図5と同様に枠体12が台形のクリップ保持部材32で作られ、クリップ保持部材32にはクリップ16が取り付けられている。
枠体12の各クリップ保持部材32には、クリップ保持部材32の下端縁部32bからクリップ保持部材32の外側に延出する支持部材70が設けられている。支持部材70はクリップ保持部材32の水平方向両端部付近にそれぞれ設けられ、ほぼ垂直方向に延出し次にほぼ水平方向に枠体12の外側へ向かってL字形に折り曲げられている。一対の支持部材70の間には、クリップ保持部材32に対して平行な物干し棒72が連結されて設けられている。支持部材70は、クリップ保持部材32側の基端部で回転可能に取り付けられている。支持部材70を動かして物干し棒72を移動することにより、使用状態と収納状態に切り替える。
次に、この実施形態のピンチハンガー68の使用方法について説明する。ピンチハンガー68の吊下げ具28を、物干し竿等にかけてピンチハンガー68を取り付ける。そして、クリップ16に下着や靴下等小さい洗濯物を挟んで干す。物干し棒72には、タオル等の大きい洗濯物67を二つ折りしてかける。このとき、物干し棒72は図8に示すように、支持部材70が水平方向へ延出する開き位置にセットし、洗濯物が接触しないようにする。物干し棒72を開き位置にセットすることにより、物干し棒72がクリップ16から離れ、風通しが良くなる。また、このとき物干し棒72の大きい洗濯物67がクリップ16の小さい洗濯物を覆うため、外側から見えなくなる。そしてピンチハンガー68を使用しないときは、物干し棒72を図9に示すように、支持部材70が垂直方向上方へ延出する閉じ位置にセットし、外形を小さくして収納等に便利な形状とする。
この実施形態のピンチハンガー68によれば、上記第一実施形態と同様の効果を有するものである。さらに、物干し棒72が設けられて多くの洗濯物を干すことができ、また、下着等の小さい洗濯物を、物干し棒72にかけたタオル等の大きい洗濯物67で隠すことができる。そして、ピンチハンガー68を使用しないときは、物干し棒72を収納状態にして小さくし、コンパクトに収納することができる。このとき、物干し棒72がクリップ16の外側に位置するため、クリップ16が、収容するための洗濯カゴの目等に絡むことを防ぐ。
次にこの考案の第六実施形態について図10に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー100は、台形の板であるクリップ保持部材32を4枚組んで、四角形の枠体12が作られ、クリップ保持部材32はその側面が斜め上方に面して傾斜し、その外側斜面にクリップ16が取り付けられている。
枠体12のクリップ保持部材32には、上側の四隅に吊り下げ用の紐102が設けられ、紐102の先端部に、ほぼ枠体12の1辺と等しく枠体12内に収納可能な長さの吊り下げ棒104が、互いに平行に取り付けられている。一対の吊り下げ棒104の中央部には、枠体12の他方の辺の長さとほぼ等しい1本の中央吊り下げ棒106が固定され、中央吊り下げ棒106の中心部にフック部材108が固定されている。
また、枠体12の内側には、内部空間を3等分するように2枚のクリップ保持板110が回転自在に設けられている。このクリップ保持板110は、回転軸112が枠体12に軸支され、使用状態でクリップ16の挟持用端部22がほぼ下方を向く位置で係止される。また、収納時にはクリップ保持板110が水平方向に位置して、係止される。枠体12の上縁部には、収納時に中央吊り下げ棒106の両端を保持する凹部114が形成されている。
なお、この実施形態のピンチハンガー10に、仮想線で示すような物干し棒116が水平方向に設けられていても良い。この場合も、物干し棒116の位置は、クリップ保持板32の長さの範囲内の位置で、水平方向に配置されている。
次に、この実施形態のピンチハンガー10の使用方法について説明する。ピンチハンガー100の吊下げ具108を、物干し竿等任意の部材にかけてピンチハンガー100を吊下げる。そしてクリップ16に洗濯物を挟んで、吊るして乾かす。
この実施形態のピンチハンガー100によれば、クリップ16が枠体12に直接取り付けられているため、クリップ16同士、またはクリップ16と、枠体12、吊り下げ棒104,106、吊下げ具108等と、他の物干し用具、洗濯カゴの目等が絡まることがなく、洗濯物を干す作業効率が良く便利である。また、クリップ16の挟持部材18は、外側面18aがほぼ垂直方向に設けられているため、クリップ16を開けたり閉めたりする操作が容易である。またクリップ16の挟持用端部22は、作業者がピンチハンガー10の側方に立ったときに作業者のほうへ向くため、挟持用端部22が見やすくなり、洗濯物を干しやすくなる。また、枠体12内にクリップ保持板110が設けられ、枠体12内にも洗濯物を干すことができる。また、収納時はクリップ保持板110が枠体12内で倒されて収納され、邪魔にならない。なお、クリップ保持板110の表裏にクリップ16が設けられていても良い。
次にこの考案の第七実施形態について、図11を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は、同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガー120は、図16に示すように、ピンチハンガー120の枠体12の幅を、クリップ16の長さより広くしたものである。さらに、枠体12に軸支された回転軸122に、クリップ保持板124が長く延出したものである。クリップ保持板124は、網目構造に形成されている。
この実施形態のピンチハンガー120によれば、クリップ保持部材32やクリップ保持板124の端縁部が、クリップ16の挟持用端部22よりも下方に位置するので、洗濯物は、クリップ保持部材32やクリップ保持板124の端縁部にガイドされて、容易にクリップ16に挟持させることができ、物干し作業が容易となり、お年寄りや障害のある人でも効率的に行うことができるものである。このクリップ保持板124も、収納時は枠体12内に水平にして収納される。また、クリップ保持板124の表裏にクリップ16が設けられていても良い。
次にこの考案の第八実施形態について、図12、図13を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は、同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のピンチハンガーは、図12に示すように、クリップ16の挟持用端部22が下方を向く位置で枠部材12のクリップ保持部材32の内側の係止縁部121に係止され、さらに、クリップ保持部材32の内側にクリップ保持板124が収納されて位置する状態でも、係止縁部125によりクリップ保持板124が係止される。また、クリップ保持部材32の内側の係止縁部121,125以外の部分は、クリップ保持板124がスムーズに揺動できるように凹部123となっている。
なお、この実施形態のクリップ保持板124は、図13に示すように、表裏にクリップ16を取り付けても良く、その場合、表裏で互い違いの位置に取り付けると良い。
この実施形態のピンチハンガーによれば、クリップ保持部材32やクリップ保持板124の端縁部が、クリップ16の挟持用端部22よりも下方に位置するので、洗濯物は、クリップ保持部材32やクリップ保持板124の端縁部にガイドされて、容易にクリップ16に挟持させることができ、物干し作業が容易となり、お年寄りや障害のある人でも効率的に行うことができるものである。このクリップ保持板124も、収納時は枠体12内に水平にして収納され、邪魔にならず便利である。
なお、この考案のピンチハンガーは、上記各実施形態に限定されるものではなく、クリップは、図14に示すように、クリップ保持部材と別体のものでも良い。このクリップ16は、係止部95が形成され、クリップ保持部材の上辺部にクリップ16の係止部95を掛けて用いられる。
さらに、この考案のピンチハンガーは、上記各実施形態に限定されるものではなく、枠体の形状は矩形や直線に限定されず、円形等でもよく、また前記枠体は、矩形に組まれ、角部頂点で開閉可能に形成され、前記枠体の一方の側縁を中心にして揺動可能に形成され、不使用時には前記枠体をその一方の側縁を中心に揺動させて、前記クリップが内側に位置するように形成されているものでも良い。さらに、枠体の中間にジョイントが設けられて使用しないときに折り畳むものでもよい。クリップ16の形状や大きさ、構造、取り付ける数は、適宜変更可能である。クリップ保持部材や吊下げ具の形状や構造も適宜変更可能である。クリップを枠体の外側の側面ではなく、内側の側面に設けてもよい。
また、枠体は、矩形に組まれ、角部が開閉可能に形成され、枠体を一側縁部の長手方向の軸周りに回転可能な構造とし、使用時はクリップを外側にし、不使用時は枠体を回転させてクリップを内側にしても良い。その他、枠体の内側面と外側面にクリップを設けても良い。
この考案の第一実施形態のピンチハンガーの斜視図である。 この考案の第二実施形態のピンチハンガーの部分斜視図である。 この考案の第二実施形態のピンチハンガーの縦断面図である。 この考案の第三実施形態のピンチハンガーの斜視図である。 この考案の第四実施形態のピンチハンガーの縦断面図である。 この考案の第四実施形態のピンチハンガーの斜視図である。 この考案の第四実施形態のピンチハンガーの使用状態を示す斜視図である。 この考案の第五実施形態のピンチハンガーの使用状態を示す斜視図である。 この考案の第五実施形態のピンチハンガーの使用していない状態を示す斜視図である。 この考案の第六実施形態のピンチハンガーの使用状態を示す斜視図である。 この考案の第七実施形態のピンチハンガーの使用状態を示す斜視図である。 この考案の第八実施形態のピンチハンガーを示す部分拡大斜視図である。 この考案の第八実施形態のピンチハンガーのクリップ保持板を示す斜視図である。 この考案のピンチハンガーに用いられるクリップの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ピンチハンガー
12 枠体
14 クリップ保持部材
16 クリップ
18 挟持部材
22 挟持用端部
24 連結長尺部材
28 吊下げ具

Claims (5)

  1. 4本のクリップ保持部材を四角形に組んで形成され外側の側面が斜め上方に面して傾斜した枠体と、前記枠体の側面に固定され一方の挟持部材が揺動自在に設けられたクリップと、前記枠体に取り付けられた吊下げ具が設けられ、前記クリップは、前記挟持部材の挟持用端部が所定角度で付勢されて当接し、前記挟持用端部は前記枠体の外側の前記側面に下方を向いて固定的に取り付けられているとともに、前記挟持部材の一方のみが前記枠体の側面から離れて揺動自在に位置し、この離れた方の挟持部材の外側側面は、吊り下げ状態でほぼ下方向を向いて前記クリップ保持部材の側面に対して揺動可能に設けられ、前記挟持用端部よりも前記クリップ保持部材の側面の下端縁部が下方に位置し、または前記挟持用端部が前記クリップ保持部材の下端縁部よりも下方に位置していることを特徴とするピンチハンガー。
  2. 前記挟持部材の把持部の上端は前記クリップ保持部材の側面の上端縁部とほぼ同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のピンチハンガー。
  3. 前記クリップは、前記枠体の前記側面に軸受け部が突出して設けられ、前記軸受け部に回転可能に挟持部材が所定角度で付勢されて設けられていることを特徴とする請求項1記載のピンチハンガー。
  4. 前記枠体に一端部が取り付けられ前記枠体の外側に所定間隔離れて水平方向に揺動自在に位置した物干し棒と、前記枠体の角部から突出して外側に設けられ前記物干し棒の一方の端部を水平方向に揺動可能に軸止した回転支持部が設けられ、前記物干し棒は前記回転支持部を中心として前記側面の外側で水平方向に揺動可能であることを特徴とする請求項1記載のピンチハンガー。
  5. 前記枠体の内側に、前記枠体の1辺と平行な軸を中心に揺動自在にクリップ保持板が設けられ、このクリップ保持板の側面にもクリップが固定され、前記クリップ保持板は前記枠体の内側の空間内に収納可能に設けられているとともに、前記枠体の内側の係止縁部により収納位置と洗濯物の吊り下げ位置で係止可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のピンチハンガー。
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