JP3137574B2 - 画像歪補正装置 - Google Patents

画像歪補正装置

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JP3137574B2
JP3137574B2 JP07303099A JP30309995A JP3137574B2 JP 3137574 B2 JP3137574 B2 JP 3137574B2 JP 07303099 A JP07303099 A JP 07303099A JP 30309995 A JP30309995 A JP 30309995A JP 3137574 B2 JP3137574 B2 JP 3137574B2
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチスキャン対応
のコンピュータ用ディスプレイなどに適したCRT(陰
極線管)表示装置における縦線ピンクッション歪補正装
置と補正の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ビームを偏向してCRTの前面スク
リーンに投影した画像は、主としてピンクッション形状
の歪を持つ。この歪を補正するために種々な「上下横線
歪補正回路」や「縦線歪補正回路」が従来から広く用い
られている。しかしこれらの補正回路で補正された画像
の内部、たとえば縦線の中間部分には歪が発生してい
る。以下この歪を縦線内部ピンクッション歪と呼ぶ。C
RTの前面スクリーンが、電子ビームを偏向する偏向中
心に中心を有する球面のスクリーンであれば、偏向電流
の変化とスクリーン上の輝点位置の変化は直線関係を持
つ。しかし、実際のCRTにおける前面スクリーンは平
面に近い平面スクリーンである。平面スクリーン上の輝
点位置の変位の量X(t)はθを偏向角θとするときt
anθに比例する。そのため、画面の端部に行くにつれ
て水平偏向量が増加する、S字歪と呼ばれている画面歪
が生じる。
【0003】図4は、S字歪を補正するために従来から
一般的に用いられているS字歪補正回路を含む水平偏向
回路である。この回路の水平出力トランジスタQ1のベ
ース4には水平走査の周期(以下水平周期と称する)の
パルスが供給され、水平偏向コイル11には水平周期の
鋸歯状波電流が流れる。水平偏向コイル11にはS字歪
補正コンデンサCsが直列に接続されており、この鋸歯
状波電流によってS字歪補正コンデンサCsにはパラボ
ラ波形の電圧が発生する。このパラボラ波形の電圧によ
って鋸歯状波状の水平偏向電流がS字状に変調されて、
画面の左右両端部での水平偏向量の増加が抑制される。
これが従来のS字歪補正回路の動作であり、この方式は
広く使われている。
【0004】図2の(a)と(b)に、それぞれ、S字
歪補正コンデンサCsに発生するパラボラ波形の電圧es
(t)と水平偏向電流Iy(t)の波形の例を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実際のCRT表示装置
で発生するS字歪の必要補正量は、偏向中心から画面上
の各点までの距離に逆比例し、画面上どこでも同じでは
ない。すなわち、曲率半径の大きな前面スクリーンを有
するCRT画面の上部及び下部は中央部より偏向中心か
らの距離が遠いためS字歪の必要補正量は中央部より少
ない。しかし、従来のS字歪補正回路ではこの点への考
慮は特になされていないため、画面の上部及び下部では
中央部に比べてS字歪が過度に補正され、図5に示すよ
うに、中間部の縦線52がピンクッション状に曲がる形
状を示す。近年、CRTの前面スクリーン形状はますま
す平面化し、また偏向角が大きくなる傾向にある。この
ためS字歪の必要補正量が全体的に増加すると共に、画
面の上下部と中央部との偏向中心からの距離差が拡大
し、このため、歪が一層顕著になりそのための対策が必
要となってきている。
【0006】本発明は、画面の上下部と中央部とでS字
歪の補正量を変え、曲率半径の大きな前面スクリーンに
おいても、その全画面において、適正なS字歪補正をす
る画像歪補正技術の改良を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の縦線内部ピンク
ッション歪を補正する画像歪補正装置は、コアに巻回さ
れ水平偏向コイルに直列に接続されたとき水平偏向電流
が流れる第1、第2、第3及び第4のリアクターコイ
ル、前記コアに巻回され垂直偏向電流の波形の電流が制
御電流として流される第5のコイル、前記第1及び第2
のリアクターコイルと第3及び第4のリアクターコイル
とに互に相反する方向に磁気バイアスをかけるように前
記コアに当接した永久磁石、をそれぞれ有する可飽和リ
アクタを備え、それにより、前記第1、第2、第3及び
第4のリアクターコイルのインダクタンスの和が、画面
の上部及び下部での水平走査時には水平方向の中央部で
増加し水平部の両端部に向かって減少し、画面の上下の
中央部での水平走査時には水平方向の中央部で減少し水
平方向の両端部に向かって増加し、かつ、垂直走査にお
いては垂直走査の両端部の期間では全般的に増加し、垂
直走査の中央部では全般的に減少するようにしている。
【0008】
【0009】発明によれば、水平偏向電流が流される
可飽和リアクタのインダクタンスを、垂直走査の周期
(以下垂直周期と称する)と水平走査の周期(以下水平
周期と称する)の各期間中に変化させる。これによりS
字歪補正に垂直周期の期間中に制御を加えるととも
に、水平周期の期間中にインダクタンスを変化させて、
電流の水平リニアリティ制御量を垂直周期の期間中に
変化させる。このようにすることによって縦線内部ピン
クッション歪が補正される。すなわち、S字歪補正量の
制御により、画面の上部又は下部を水平走査していると
きに可飽和リアクタのリアクターコイルのインダクタン
スを、画面の上下の真ん中を水平走査している時よりも
増加させると、S字補正効果が弱まる。その結果水平振
幅を画面の上下の真ん中では縮ませ左右両端部では伸ば
すことができる。本発明の他の観点の縦線内部ピンクッ
ション歪を補正する画像歪補正装置は、互いに直列に接
続されると共に、水平偏向コイルに直列に接続された、
第1、第2、第3及び第4のリアクターコイル、垂直偏
向コイルに直列に接続された第5のコイル、第1の窓及
び第2の窓を有し、第1及び第2のリアクターコイル
が、その第1の窓を通ってコアの対向する部分に巻か
れ、第3及び第4のリアクターコイルが、その第2の窓
を通ってコアの対向する部分に巻かれ、第5のコイルが
第1の窓と第2の窓の間でコアに巻かれている、全般的
に長方形のコア、及び、第1、第2、第3及び第4のリ
アクターコイルに、全般的に一定の磁気バイアスをかけ
るための1対の永久磁石を有する。
【0010】また、画面の上部と下部の中央部を水平走
査する時に、リアクターコイルのインダクタンスを、画
面の上部と下部を水平走査する時よりも減少させるとS
字補正効果が強まり、その結果水平振幅を画面の上下の
真ん中では伸ばし左右両端部では縮ませることができ
る。こうして本発明の課題である縦線の内部ピンクッシ
ョン歪を改善することができる。水平リニアリティの制
御は次のようにして行う。即ち垂直走査の上下両端部で
の水平走査においては、水平周期の中央の期間で可飽和
リアクタのインダクタンスを増やし、他方水平周期の両
端部の期間ではインダクタンスを減少させて、垂直走査
の中央部で水平振幅を縮めるとともに左右端部の期間で
は水平振幅を伸ばす事を行う。さらに垂直走査の中央部
での水平走査においては、水平周期の中央の期間で可飽
和リアクタのインダクタンスを減少させ、他方水平周期
の両端部の期間ではインダクタンスを増加させて、垂直
走査の中央部で水平振幅を伸ばすとともに左右端部の期
間で水平振幅を縮める事を行う。こうすることにより縦
線の内部ピンクッション歪を改善する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下好ましい実施形態を添付の図
1ないし図15を用いて説明する。 [第1実施形態]以下に第1実施形態を図1ないし図1
2を用いて説明する。図1は電子ビームを偏向する偏向
回路を示す。この偏向回路は、S字歪補正コンデンサC
sを含む水平偏向回路1、垂直偏向回路2、水平偏向回
路1及び垂直偏向回路2の出力がそれぞれ与えられる偏
向ヨーク31及び縦線の内部ピンクッション歪を補正す
るための可飽和リアクタ装置32を有する。
【0012】水平偏向回路1において、電源に接続され
ている端子5はチョークコイルTを介してトランジスタ
1のコレクタ、ダイオードD1のカソード、水平共振コ
ンデンサCv及び偏向ヨーク31内の水平偏向コイル1
1の一方の端子にそれぞれ接続されている。水平偏向コ
イル11の他方の端子は、可飽和リアクタ装置32の第
1のリアクターコイル12の一方の端子に接続されてい
る。第2のリアクターコイル13、第3のリアクターコ
イル14及び第4のリアクターコイル15は、この順序
で第1のリアクターコイル12に直列に接続され、第4
のリアクターコイル15の端子15Aは前記のS字歪補
正コンデンサCsに接続されている。
【0013】垂直偏向回路2において、端子6は電源に
接続され、端子3は図示を省略した垂直偏向駆動回路に
接続されている。垂直偏向回路2の出力端子2Aと2B
間には、垂直偏向ヨーク31の垂直偏向コイル21と可
飽和リアクタ装置32の第5のコイルであるコイル22
とが直列に接続されている。
【0014】リアクターコイル12、13、14及び1
5とコイル22は、図7に示すように、2個の窓33A
及び33Bを有するコア33に巻回されている。リアク
ターコイル12、13、14及び15のそれぞれのイン
ダクタンスをL1、L2、L3及びL4によって表す。
水平偏向回路1は水平周期の鋸歯状波電流を発生し偏向
ヨーク31の水平偏向コイル11に流す。垂直偏向回路
2は垂直周期の鋸歯状波電流を発生し偏向ヨーク31の
垂直偏向コイル21に垂直周期の鋸歯状波電流の波形の
電流を流して、電子ビームを偏向する従来と同様の回路
である。
【0015】第1のリアクターコイル12及び第2のリ
アクターコイル13は、これらのコイルを流れる水平偏
向電流の変化によるインダクタンスの変化が増減相反す
る作用となるように互に逆極性に直列に接続されてい
る。すなわち、リアクターコイル12、13のインダク
タンスはその中を流れる水平偏向電流の変化により一方
が増加するときにもう一方は減少する。
【0016】第3のリアクターコイル14と第4のリア
クターコイル15も、同様にこれらの第3及び第4のリ
アクターコイル14及び15を流れる水平偏向電流の変
化によるインダクタンスの変化が増減相反する作用とな
るように互いに逆極性に直列に接続されている。このよ
うに接続することにより、第1ないし第4のリアクター
コイル12〜15を流れる水平偏向電流によって変化す
る可飽和リアクタの合計インダクタンスL1+L2+L
3+L4の変化は、図6を用いて後で説明するように画
面中央の縦線を中心として左右対称となる。
【0017】第1ないし第4のリアクターコイル12〜
15には永久磁石34及び35によって一定の磁気バイ
アスがかけられている。したがって、これら第1ないし
第4のリアクターコイル12〜15に磁気的に結合させ
て巻かれている第5のコイル22に垂直偏向電流を流す
ことによって、第1ないし第4のリアクターコイル12
〜15の磁気飽和状態が垂直偏向電流の波形の変化にも
とづいて制御される。この例では第1のリアクターコイ
ル12のインダクタンスL1と第2のリアクターコイル
13のインダクタンスL2との合計インダクタンスL1
+L2が図6の曲線41で示すように、画面の上方に当
る部分で増加し、下方に当る部分では減少するような曲
線を描く特性になされている。
【0018】第3のリアクターコイルのインダクタンス
L3と第4のリアクターコイルのインダクタンスL4と
の合計インダクタンスL3+L4は曲線42のように、
垂直偏向電流が零である位置を対称中心にして曲線41
とまったく逆の特性を持つようになさせている。これに
よって、第1のリアクターコイルないし第4のリアクタ
ーコイル12〜15からなる可飽和リアクタ32の合計
インダクタンスL1+L2+L3+L4は、図6の曲線
43で示す様に、画面上の垂直の偏向方向で、上下の端
部位置で大きな値になり中央部で小さな値となる。この
合計インダクタンスが垂直周期の期間中に変化すること
によって、水平偏向電流のS字歪補正量に対して垂直走
査上の位置に応じた期間中に変調が加えられる。
【0019】通常、S字歪の補正は、S字歪補正コンデ
ンサCsに発生するパラボラ波形の電圧によって鋸歯状
波の水平偏向電流をS字状に変調することによって補正
している。S字歪補正コンデンサCsに発生するパラボ
ラ波形の電圧とこのパラボラ波形の電圧で変調された水
平偏向電流の波形を図2の(b)に示す。
【0020】図1の水平偏向回路1及び垂直偏向回路2
の動作に依存して変化する可飽和リアクター32及び水
平偏向コイル11を図3に示す等価回路によって説明す
る。図1の端子5に印加される電源電圧をEbとし、端
子4に印加される水平周期のパルスで動作する水平出力
トランジスタQ1及びダンパーダイオードD1をSWで表
している。また水平共振コンデンサをCr、S字歪補正
コンデンサの容量値をCsとし、水平偏向コイル11の
インダクタンスをLy、可飽和リアクタ32の合計イン
ダクタンスL1+L2+L3+L4をLsとしている。イン
ダクタンスLsは上記のように垂直周期の期間中に変調
をされて変化する。
【0021】上記のように合計インダクタンスLsの垂
直周期の期間中における変化によって、水平偏向電流の
S字歪補正量が変化することを下記の式で説明する。図
3に示すS字歪補正コンデンサCsの両端子間の電圧は
パラボラ波形の電圧es(t)が重畳されて図2の
(a)の様になる。また、水平偏向コイル11に流れる
電流Iyはパラボラ波形の電圧によって図2の(b)の
様に変化することは上記の通りである。図2の(a)の
時間tが−Ts/2≦t≦+Ts/2(TSは水平有効期
間)の期間においては、角周波数ωsの2乗のωs 2とパ
ラボラ電圧es(t)はそれぞれ次の式によって表され
ることが知られている。 ωs 2=1/Cs・(Ly+Ls) es(t)=Eb'・cosωst (Eb'≒Eb) これらの式から、インダクタンスLsが大きくなるほど
角周波数ωsは低くなり、パラボラ波形の電圧es(t)は
平坦になることが分かる。可飽和リアクタ32は垂直走
査の期間中変調を受け、図6に示すように、画面の垂直
方向の上部と下部では、上記のようにインダクタンスL
sが画面の中央部より大きく、S字歪補正効果が弱ま
る。その結果として画面の垂直方向の上部と下部では、
画面の垂直方向の中央部に比べて、水平偏向方向で左右
両端部が伸びて真ん中部分が縮む傾向を示す。すなわ
ち、画面の上部及び下部におけるS字歪の過補正が改善
され、その結果として縦線の内部ピンクッション歪が改
善される。
【0022】図7は可飽和リアクタ32の具体例を示す
構成図であり、図のような2個の窓33A、33Bを有
するコア33と固定磁界発生用の永久磁石34、35と
を有する。コア33には第1のリアクターコイル12、
第2のリアクターコイル13、第3のリアクターコイル
14、第4のリアクターコイル15が各コイル位置のコ
ア33を通る磁界でインダクタンスが変化するリアクタ
ーコイルとして巻かれている。更に、コア33の中央部
に垂直偏向電流を流して垂直走査の期間中に変化する磁
界を作るための第5のコイル22が巻かれている。固定
磁界発生用の2個の永久磁石34、35は、コア33の
両端に対称的に配置されそれぞれの磁力線がコア33の
中央に向かい、両永久磁石34、35による磁界がコア
33の周囲部の中央部のコア以外のコア内で互いに打ち
消しあうような方向に取り付ける。この構成において、
リアクターコイル12、13、14、15における磁界
は、これらの各リアクターコイル12〜15を流れる電
流値とその極性によって相違する。また、コイル22で
できる磁界も流れる電流によって相違するが、2個の永
久磁石34、35による磁界は変化しない。図7は各リ
アクターコイル12〜15に電流が流れていないときの
状態(水平偏向電流Iy(H)=0、垂直偏向電流I
y(V)=0)、すなわち、画面の中央を走査している時
の状態を示す。図7の状態では、リアクターコイル12
〜15は永久磁石34、35の実線矢印で示す方向の磁
界Фs1、Фs2で飽和状態になされているので、これらの
リアクターコイル12〜15の合計インダクタンスL1
+L2+L3+L4は低い値となっている。
【0023】図8に、可飽和リアクタ32のコイル22
に垂直偏向電流が流れた時のコア33中に生じる磁界の
状態を示す。可飽和リアクタ32の構成は図7と同じで
ある。この図では説明を簡単にするため、水平偏向電流
が零で各リアクターコイル12〜15に電流が流れてい
ないときの状態を示している。垂直コイル22には画面
の上方に偏向した時の電流(垂直偏向電流Iy(V)= M
ax(最大))が流れ、その時にできる磁界を破線矢印の
磁界ФVで示している。この状態では、磁界は、コア3
3のリアクターコイル12、13の部分では磁界の差Ф
s1−Фvとなって、図6の曲線41の矢印41Aで示す
部分において、リアクターコイル12、13のインダク
タンスの和L1+L2は大きい。また、コア33のリア
クターコイル14、15の部分では磁界の和Фs2+Фv
となって、リアクターコイル14、15のインダクタン
スの和L3+L4は曲線42の矢印42Bで示す部分に
おいて小さい。
【0024】画面の下方に偏向した時には、コイル22
を流れる垂直偏向電流の極性が、反転して磁界Фvの方
向も図8に示す方向とは反対になる。コイル22による
磁界ФVの絶対値と、永久磁石34、35によるそれぞ
れの磁界Фs1、Фs2の絶対値との関係は、図6の合計イ
ンダクタンスの曲線43によって良好な画像補正特性を
得られるようにするために、|Фv|<|Фs1|、|Фv
|<|Фs2|、及び|Фs1|=|Фs2|と選択する。そ
の選択の結果、この可飽和リアクタ32の構成により、
垂直周期の期間中の合計インダクタンスは図6の曲線4
3に示すように中央で低い谷型の特性となり、上述のS
字歪補正に対する改善効果が得られる。
【0025】次に、可飽和リアクタ32のリアクターコ
イル12〜15の水平走査中の合計インダクタンスの変
化による、縦線の内部ピンクッション歪補正の動作を図
9を用いて説明する。リアクターコイル12、13、1
4、15を流れる水平偏向電流によっても合計インダク
タンスL1+L2+L3+L4は変化する。リアクター
コイル12とリアクターコイル13は、これらのリアク
ターコイル12、13を流れる水平偏向電流によるイン
ダクタンスの変化が増減相反する作用となるように互に
逆極性に直列に接続されている。すなわちリアクターコ
イル12、13のインダクタンスは、その中を流れる水
平偏向電流の変化により、一方が増加するときもう一方
は減少する。リアクターコイル14とリアクターコイル
15も、同様にこれらのリアクターコイル14、15を
流れる水平偏向電流によるインダクタンスの変化が増減
相反する作用となるように互に逆極性に接続されてい
る。従ってリアクターコイル12〜15を流れる水平偏
向電流によって変化する可飽和リアクタの合計インダク
タンスL1+L2+L3+L4は、画面の中央の縦線を
中心として左右対称となっている。
【0026】図9は、図8のコイル22に垂直電流が流
れた状態(垂直偏向電流Iy(V)=Max(最大))に加
え、リアクターコイル12〜15に水平偏向電流が流れ
た時(水平偏向電流Iy(H)= Max(最大))においてコ
ア33中にできる磁界の様子を説明する図であり、可飽
和リアクタ32の構成は図7と同じである。この例はコ
イル22に画面の上方に偏向した時の垂直偏向電流が流
れる場合であり、その時にできる磁界を破線矢印の磁界
Фvで示している。またリアクターコイル12で出来る
磁界をΦH1、リアクターコイル13で出来る磁界を
ΦH2、リアクターコイル14で出来る磁界をΦH3、リア
クターコイル15で出来る磁界をΦH4、で示している。
ここで、これらの磁界の絶対値(極性を除いたもの)の
関係を|ΦH1|=|ΦH2|=|ΦH3|=|ΦH4|と選択
し、これらの磁界を|ΦHn|で代表して表し、永久磁石
による磁界を|Фsn|で表したとき、各磁界の絶対値の
関係を|ΦHn|<|Фv|<|Фsn|と選択する。この
ように選択した場合の画面の左上部の走査時の状態を以
下に説明する。
【0027】図9は画面の左上部の走査時の状態であ
る。画面の上端部の中央部の走査時の状態である図8と
比較すると理解しやすい。図9の状態ではコア33のリ
アクターコイル12の部分では磁界は磁界の差Фs1−Ф
v−ΦH1となってそのインダクタンスL1は若干増加す
るが、磁界の和Фv+ΦH1の値が磁界Фs1の値に近ずく
ため変化の程度は小さい。コア33のリアクターコイル
13の部分では磁界の和及び差Фs1−Фv+ΦH2となっ
てそのインダクタンスL2は小さい。リアクターコイル
14および15のそれぞれのインダクタンスL3、L4
は、磁界ΦH3、ΦH4の値が変化しても、磁界の和Фs2
Фvによって磁気飽和が生じているので、その影響が大
きく、インダクタンスの和L3+L4の値は小さい状態
を保ち、ここでの動作を考える場合は無視できる。
【0028】図9では画面の左上部の走査時の状態につ
いて説明したが、垂直偏向電流及び水平偏向電流の極
性、すなわち磁界の極性(矢印の方向)を変えれば、画
面の右上部、左下部又は右下部に当てはめた場合にも同
様なインダクタンス変化となる。その結果、画面中央を
中心とした点対称の合計インダクタンス変化特性を得る
ことができる。
【0029】図11は画面の上部の走査時における水平
走査の期間中のインダクタンスの変化を示す図であり、
リアクターコイル12のインダクタンスL1を曲線44
で示し、リアクターコイル13のインダクタンスL2を
曲線45で示している。合計インダクタンスL1+L2
+L3+L4を曲線46で示す。この図で曲線44のイ
ンダクタンスL1をインダクタンスL4に、曲線45の
インダクタンスL2をインダクタンスL3に置き換えれ
ば曲線46は画面の下部の走査時におけるインダクタン
ス特性になることは上述の通りである。
【0030】図10に示す状態は画面の左方(垂直偏向
角=0)の走査時の状態であり、画面の中央の走査時の
状態である図7と比較すると理解しやすい。図10の状
態では、コア33のリアクターコイル12の部分では磁
界は、磁界の差Фs1−ΦH1となり、インダクタンスが大
きい。コア33のリアクターコイル15の部分の磁界
は、磁界の差Фs2−ΦH4となりインダクタンスが大き
い。リアクターコイル13とリアクターコイル14では
磁気飽和が生じており、そのためにそれぞれのインダク
タンスは小さいが、すでに永久磁石34、35による磁
界で飽和状態となっているのでその変化は小さい。
【0031】図12により、上記の垂直偏向をしていな
い状態(垂直偏向角=0)における水平走査の期間中の
インダクタンス変化を説明する。リアクターコイル1
2、15のインダクタンスの和L1+L4は曲線47で
示され、リアクターコイル13、14のインダクタンス
の和L2+L3は曲線48で示されている。合計インダ
クタンスL1+L2+L3+L4は曲線49で示されて
いる。
【0032】図1に示すように、可飽和リアクタ32の
リアクターコイル12、13、14、15は水平偏向コ
イル11に直列に接続しているため、リアクターコイル
12、13、14、15の合計インダクタンスL1+L
2+L3+L4の水平走査の期間中の変化によって、水
平偏向方向において部分的な伸び縮みを加える事が出来
る。すなわち、画面の上部及び下部では水平偏向方向の
中央部で振幅が縮み、両端部で伸びる。垂直偏向方向の
中央部では、水平方向の中央部で水平振幅が伸びて左右
両端部で縮む。その結果、上述したS字歪補正の改善に
相乗して、縦線の内部ピンクッション歪が改善される。
【0033】なお、合計インダクタンスL1+L2+L
3+L4の垂直走査の期間中の変化によって、画面全体
の中では水平振幅が極くわずか変化するが、これは通常
画面の端部で発生するサイドピンクッション歪を軽減す
るように働く。またこの実施形態による補正量はサイド
ピンクッション歪の補正量の10分の1以下であり、他
の画面歪に悪影響を与えることはない。第1実施形態の
画像歪補正装置では、偏向ヨークの水平偏向コイル及び
垂直偏向コイルに、可飽和リアクタの第1ないし第4の
リアクターコイル及び第5のコイルをそれぞれ直列に接
続すればよくそれ以外の接続を必要としない。従って従
来の偏向回路に容易に組込むことができる。 [第2実施形態]
【0034】以下、第2の実施形態について図13ない
し図15を参照して説明する。図13は、可飽和リアク
タ32Aの第2実施形態を示す構成図である。一個の窓
36Aを有する角型のコア36に固定磁界発生用の永久
磁石37が設けられている。コア36には第1のリアク
ターコイル16及び第2のリアクターコイル17が巻回
されている。リアクターコイル16、17のそれぞれの
インダクタンスは、それぞれの位置のコア36を通る磁
界によって変化する。コア36の両脚にまたがって垂直
周期の鋸歯状波である垂直偏向電流を流して磁界を作る
ための第3のコイル23が巻かれている。第2実施形態
の可飽和リアクタ32Aは、ほぼ第1の実施形態で説明
した可飽和リアクタ32を縦に中央で2分割した構造で
あって、その動作、特性は実質的に同様になるように設
計してある。
【0035】図14は、この可飽和リアクタ32Aを2
個用いた画像歪補正装置の実施形態である。可飽和リア
クタ32Bは図13の可飽和リアクタ32Aとまったく
同じ物であるが説明の便利のために異なる符号を付して
いる。可飽和リアクタ32B側ではコイル23Bを可飽
和リアクタ32Aのコイル23Aとは逆極性に接続す
る。以上の構成以外は前述した第1の実施形態のものと
同じであり、その動作及び効果も実質的に同じである。
【0036】第2の実施形態の第1の実施形態との相違
については、可飽和リアクタ32Aの構造が単純である
ことが利点となる。しかし、垂直偏向電流が流れるコイ
ル23A、23Bが2個別々に存在しているので垂直偏
向回路2の負荷が増大する。
【0037】図15は図13の可飽和リアクタ32Aを
一個用いた場合の画像歪補正装置の回路図である。この
例では、第3のコイル23に垂直周期のパラボラ波形の
電流を流すことによって、実質的に図1及び図14に示
す回路と同等の作用をさせる。ダイオードブリッジ24
は鋸歯状波の垂直偏向電流を整流してパラボラ波形の電
流を生成するためのよく知られた回路であるが、コイル
23に垂直周期のパラボラ波形の電流を流すことができ
るものであれば他の回路を用いてもよい。図15の画像
歪補正装置の基本的な動作は図14のものと実質的に同
じである。第2実施形態の画像歪補正装置では、偏向ヨ
ークの水平偏向コイル及び垂直偏向コイルに、可飽和リ
アクタの第1及び第2のリアクターコイル及び第3のコ
イルをそれぞれ直列に接続すればよくそれ以外の接続を
必要としない。従って従来の偏向回路に容易に組込むこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明においては、垂直偏向電
流に応じて、水平偏向電流が流される可飽和リアクタの
インダクタンスを制御するようにしたため、垂直偏向の
量に応じて水平偏向におけるS字歪補正量を変えること
ができる。従って画面全域において水平偏向のS字歪補
正量を適切な値にすることができ、縦線内部ピンクッシ
ョン歪を補正することができる。請求項2及び3の発明
においては、水平偏向電流を流す第1、第2、第3及び
第4のリアクターコイル、第1及び第2のリアクターコ
イルと第3及び第4のリアクターコイルに相反する方向
に磁気バイアスをかける永久磁石、及び垂直偏向電流を
流して第1ないし第4のリアクターコイルのインダクタ
ンスを制御する第5のコイルを有する可飽和リアクタを
水平偏向コイルと垂直偏向コイルに直列に接続してい
る。そして第1ないし第4のリアクターコイルの合計イ
ンダクタンスが、画面の上部及び下部の偏向時には水平
方向の中央部で増加し、画面の垂直方向における中央近
辺の偏向時には中央部で減少して水平方向の両端部に向
かって増加し、且つ、垂直走査の期間中では両端部で増
加し中央部で減少するようにして、S字歪補正信号に垂
直周期の期間中に変調を加える事が出来る。また、水平
走査の期間中における可飽和リアクタの合計インダクタ
ンスの変化による画面中央部と周辺部の水平リニアリテ
ィ補正を、垂直走査の期間中に変化させる事が出来る。
その結果画像の他の部分に悪影響を与えることなく、縦
線の内部ピンクッション歪の補正ができる。
【0039】さらに、請求項1ないし3の発明の画像歪
補正装置では、偏向ヨークの水平偏向コイル及び垂直偏
向コイルに、可飽和リアクタの第1ないし第4のリアク
ターコイル及び第5のコイルをそれぞれ直列に接続すれ
ばよくそれ以外の接続を必要としない。従って従来の偏
向回路に容易に組込むことができる。
【0040】請求項3の発明においては、請求項2の発
明の効果に加えて、可飽和リアクタの構造が簡単にな
り、製造が容易であるとともに製造コストも低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の偏向回路図
【図2】(a)(b)はそれぞれS字歪補正コンデンサ
sに発生するパラボラ波形の電圧と水平偏向電流波形
を示す、本件の各請求項の発明と従来の技術に共通の図
【図3】本件の各請求項の発明の水平偏向回路の等価回
路図
【図4】S字歪を補正するための従来のS字歪補正回路
を含む水平偏向回路を示す、本件の各請求項の発明と従
来の技術に共通の図
【図5】画面中間部のピンクッション歪を示す本件の各
請求項の発明と従来の技術に共通の図
【図6】第1実施形態における垂直走査での各位置とリ
アクターコイルの合計インダクタンスの関係を示す図
【図7】第1実施形態の可飽和リアクタの構成を示す断
面図
【図8】第1実施形態の可飽和リアクタに垂直偏向電流
が流れたときのコアの中の磁界の状態を示す断面図
【図9】第1実施形態の可飽和リアクタに水平偏向電流
が流れたときの、画面左上の画像に対応する、コアの中
の磁界の状態を示す断面図
【図10】第1実施形態における水平偏向電流が流れた
ときの、画面左の画像に対応する、コアの中の磁界の状
態を示す断面図
【図11】第1実施形態における水平偏向電流が流れた
ときの、画面上部の走査時における、水平走査の期間中
のインダクタンスの変化を示す図
【図12】第1実施形態における垂直偏向がなされてな
いときの水平走査の期間中のリアクターコイルのインダ
クタンスの変化を示す図
【図13】第2実施形態の可飽和リアクタの一例を示す
【図14】第2実施形態の可飽和リアクタを2個用いた
水平偏向回路の回路図
【図15】第2実施形態の可飽和リアクタを1個用いた
水平偏向回路の回路図
【符号の説明】
11:水平偏向コイル 12、13、14、15、16、17:リアクターコイ
ル 22:コイル 32、32A:可飽和リアクタ 33、36:コア 34、35:永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−182172(JP,A) 特開 平7−46428(JP,A) 特開 平1−101777(JP,A) 特開 昭49−77524(JP,A) 実開 昭60−43076(JP,U) 実開 平5−93164(JP,U) 特公 昭54−5647(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/23 G09G 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアに巻回され水平偏向コイルに直列に
    接続されたとき水平偏向電流が流れる第1、第2、第3
    及び第4のリアクターコイル、前記コアに巻回され垂直
    偏向電流の波形の電流が制御電流として流される第5の
    コイル、前記第1及び第2のリアクターコイルと第3及
    び第4のリアクターコイルとに互に相反する方向に磁気
    バイアスをかけるように前記コアに当接した永久磁石、
    をそれぞれ有する可飽和リアクタを備え、それにより、
    前記第1、第2、第3及び第4のリアクターコイルのイ
    ンダクタンスの和が、画面の上部及び下部での水平走査
    時には水平方向の中央部で増加し水平部の両端部に向か
    って減少し、画面の上下の中央部での水平走査時には水
    平方向の中央部で減少し水平方向の両端部に向かって増
    加し、かつ、垂直走査においては垂直走査の両端部の期
    間では全般的に増加し、垂直走査の中央部では全般的に
    減少するようにした縦線内部ピンクッション歪を補正す
    る画像歪補正装置。
  2. 【請求項2】 前記の永久磁石が前記第1、第2、第3
    及び第4のコイルに関して対称的にコアの両端に配置さ
    れた一対のものであり、その一対の永久磁石による各磁
    界の絶対値が互に等しく、画面の上方又は下方への偏向
    のとき、第5のコイルによる磁界の絶対値が前記各永久
    磁石による磁界の絶対値より小さいことを特徴とする請
    求項1記載の縦線内部ピンクッション歪を補正する画像
    歪補正装置。
  3. 【請求項3】 第1ないし第4のリアクターコイルによ
    る各磁界の絶対値が互に等しく、画面上方への偏向のと
    き、第5のコイルによる磁界の絶対値が前記第1ないし
    第4のリアクターコイルによる磁界の絶対値より大き
    く、永久磁石による磁界の絶対値より小さいことを特徴
    とする請求項1記載の縦線内部ピンクッション歪を補正
    する画像歪補正装置。
  4. 【請求項4】 互に直列に接続されると共に、水平偏向
    コイルに直列に接続された、第1、第2、第3及び第4
    のリアクターコイル、 垂直偏向コイルに直列に接続された第5のコイル、 第1の窓及び第2の窓を有し、第1及び第2のリアクタ
    コイルが、その第1の窓を通ってコアの対向する部分
    に巻かれ、第3及び第4のリアクターコイルが、その第
    2の窓を通ってコアの対向する部分に巻かれ、第5のコ
    イルが第1の窓と第2の窓の間でコアに巻かれている、
    全般的に長方形のコア、及び第1、第2、第3および第
    4のリアクターコイルに、全般的に一定の磁気バイアス
    をかけるための1対の永久磁石、 を有する、縦線内部ピンクッション歪を補正する画像歪
    補正装置。
  5. 【請求項5】 第4のリアクターコイルに直列に接続さ
    れた補正コンデンサをさらに有する、請求項4記載の画
    像歪補正装置。
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