JP3130304B2 - パワーチェーンソーのソーチェーンの案内板並びにその製造方法及び装置 - Google Patents

パワーチェーンソーのソーチェーンの案内板並びにその製造方法及び装置

Info

Publication number
JP3130304B2
JP3130304B2 JP63218615A JP21861588A JP3130304B2 JP 3130304 B2 JP3130304 B2 JP 3130304B2 JP 63218615 A JP63218615 A JP 63218615A JP 21861588 A JP21861588 A JP 21861588A JP 3130304 B2 JP3130304 B2 JP 3130304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
guide plate
guide
plate
filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63218615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6487301A (en
Inventor
ブルガー ウーヴェ
ウンラート ディーター
ヴァインホルト ホルスト
Original Assignee
アンドレアス シュティール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンドレアス シュティール filed Critical アンドレアス シュティール
Publication of JPS6487301A publication Critical patent/JPS6487301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3130304B2 publication Critical patent/JP3130304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/02Chain saws equipped with guide bar
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/12Lubricating devices specially designed for chain saws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49888Subsequently coating

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、パワーチェーンソーのソーチェーンの案内
板であって、ソーチェーンの切屑除去部材と係合する縁
側の案内溝を有し、案内溝が溝底と外側の二つの溝壁に
よって形成され、溝壁の端面がソーチェーンのサイド部
材を支持する支持面を形成しており、ソーチェーンの各
切屑除去部材がその底部によって案内溝内に突出し、切
屑除去部材の底部が溝底まで達しておらず、且つ湾曲し
た縁を有し、案内溝の溝底の近くに、案内溝に開口する
ように且つ案内板の板面に対して横方向に延びるように
溝壁に配置される少なくとも1つの潤滑穴が設けられ、
且つこの潤滑穴の領域にして案内溝内部に充填体が設け
られ、充填体が案内溝の溝底上に取り付けられ、充填体
の外側の端面が溝底の隆起部分を形成し、且つ平らで溝
底にほぼ平行に延びており、充填体の端面と溝壁の端面
との間隔が、切屑除去部材の底部の高さにほぼ対応して
いる案内板並びにその製造方法及び装置に関するもので
ある。
従来技術 この種の案内板は知られている(米国特許第3581783
号公報及びドイツ特許公開第3528433号公報)。案内溝
の内部にして潤滑穴を設けた領域に配置される充填体
は、潤滑穴の領域で、切屑除去部材の底部と溝底との間
の隙間を橋渡しするために用いられる。この隙間は製造
技術上の理由から設けられるもので、切屑除去部材が案
内溝のなかを締付けなしに走行できるように保証するも
のである。充填体は潤滑穴の領域で溝底の隆起部分を形
成し、これにより、供給される潤滑剤はほぼ完全に切屑
除去部材の底部によって捕えられ連行されて、ソーチェ
ーンの枢着部に供給される。これは溝底に比較的多量の
潤滑剤が集まって、潤滑用に供給されなくなることを防
止するためである。
公知の案内板においては、充填体が案内溝の内部で潤
滑穴の一部を蔽い、それによって潤滑剤の供給が滞らな
いように充填体は構成されている。その一例として前記
の米国特許第3581783号公報においては、充填体はその
外側に向けられる端面にて凸状に形成され、それによっ
て潤滑剤(ほとんどの場合潤滑油である)は潤滑穴の両
側で溝底の方向へ流れるが、しかし潤滑油の大部分は直
接溝底に達し、切屑除去部材の底部によって捕えられる
ことがない。他方ドイツ特許公開第3528433号公報から
知られている案内板においては、充填体の隆起部分を形
成している充填体の端面は平らであり、従って切屑除去
部材による潤滑油の連行がより改善されている。しかし
ながらソーチェーンは非常に高速で回転するので、潤滑
油の一部は溝底へ供給される。これは、潤滑油が潤滑穴
を通って侵入した直後に切屑除去部材の底部が潤滑油を
充填体の端面上で溝の方向へ移動させるからである。
公知の案内板の他の問題は、案内溝の深さが非常に大
きな製造公差の範囲内で変動することである。これに対
して充填体の高さは、同様に製造技術上の理由から、同
じタイプの案内板においてはすべて同じである。よって
案内溝の製造公差に依存して、切屑除去部材の底部と、
溝底の隆起部分を形成している充填体の端面との間に大
きな隙間が生じることになる。従って案内板による潤滑
油の連行作用には製品によって大きなバラツキがあり、
場合によってはその連行作用を果さなくなることがあ
る。さらに切屑除去部材の底部と充填体の端面との間の
隙間をある程度幅広にすることも構造上必要である。な
ぜなら、ソーチェーンのサイド部材の摩耗が進むにつれ
て切屑除去部材が次第に深く溝のなかへ進入し、充填体
が切屑除去部材の走行を妨害することがあるからであ
る。
目 的 本発明の目的は、切屑除去部材による潤滑剤の前記連
行作用が改善されるように案内板を構成すること、溝の
大きさと潤滑穴とに適合するような充填体の製造を可能
にする方法及び装置を提供することである。
構成及び効果 本発明は、上記目的を達成するため、案内板において
は、 ソーチェーンの走行方向における充填体の長さが潤滑
穴の直径の数倍であること、充填体の端面が潤滑穴を配
置した領域で低くなって凹部を形成していること、凹部
が潤滑穴を少なくとも部分的に開放していること、潤滑
穴が充填体によって部分的に取り囲まれていること、充
填体の凹部の輪郭が円弧状であること、凹部は、ソーチ
ェーンが案内板上を周回する時凹部の輪郭が切屑除去部
材の円弧状の縁に続くように形成されている ことを特徴とするものであり、該案内板の製造方法にお
いては、 潤滑穴の全体もしくはその一部分を閉塞させる挿入部
材を案内溝に挿入し、潤滑穴の周囲の一部分に充填体を
形成する物質を噴射させ、すぐに挿入部材を離隔させる ことを特徴とするものであり、該方法を実施するための
装置においては、 挿入部材が、該挿入部材を案内板の案内溝のなかへ挿
入する際の操作用保持部を備えた工具の構成要素である ことを特徴とするものである。
本発明による案内板においては、潤滑穴を配置した領
域で充填体が低くなっている(凹部の形成)ので、その
都度比較的多量の潤滑剤、特に潤滑油が供給され、その
一部を凹部に集めることができ、集められた潤滑剤は切
屑除去部材の底部により連行されて、ソーチェーンの枢
着部の方向へ移動するような潤滑フィルムをまず形成す
る。前記凹部により、流れてくる潤滑剤が高速に回転す
る切屑除去部材により飛散されて溝底に達し、その結果
潤滑に必要なオイル量が失なわれるという不具合が解消
される。
さらに本発明によれば、凹部はソーチェーンが案内板
上を周回する時凹部の縁が切屑除去部材の円弧状の縁に
続くように形成されているので、潤滑剤は特に好都合に
切屑除去部材の底部により捕えられる。なせなら、切屑
除去部材の底部が通常どおりその前進方向にて前側に円
弧状の凹部を有しているからである。即ち充填体に達し
た切屑除去部材は、その円弧状の縁によって充填体の凹
部と協働して、供給されたオイルをその連行の瞬間に取
り囲み、その結果潤滑剤は、切屑除去部材が回転を続け
る間切屑除去部材の領域に留まり、溝底へ漏れ出ない。
本発明による案内板の実施例で特に重要なことは、充
填体が合成樹脂、特にエポキシ樹脂をベースとした硬化
性の合成物質から成ることである。この材料は支障のな
い製造を可能にするばかりでなく、切屑除去部材の底部
が充填体と接触して摩耗が生じ、この摩耗により、案内
板の外側の支持面に切屑除去部材を載置する際に該切屑
除去部材の案内溝への係合深さを決定するサイド部材の
摩耗の進み具合を考慮できるという利点がある。従って
構造的には、切屑除去部材の底部と充填体の端面との間
に一定の最小限の隙間を設ける必要がない。本発明によ
る案内板の製造方法は、前記ドイツ特許公開第3528433
号公報に記載されているように、充填体を予め製造され
た案内板の案内溝に吹き付けることを前提としている。
しかしながら従来は、噴射物質の硬化後に充填体を所望
の形状に成形するように充填体の吹き付け成形を可能に
する方法は知られていなかった。
本発明にしたがって、案内溝の内部で潤滑穴の全部を
もしくはその一部を蔽う挿入部材を使用することによっ
て、潤滑穴を配置した領域で噴射物質を直接送入するこ
とができ、挿入部材を離隔して噴射物質が硬化した後
に、充填体は潤滑穴を塞がないような形状を有するに至
る。
合目的には、案内溝の潤滑穴上方の領域と潤滑穴側方
の領域とを挿入部材で閉塞させるようにするのがよい。
この場合充填体を形成するための空間が節約され、噴射
物質は挿入部材を通って案内溝のなかへ送入される。こ
れは充填体の正確な成形を可能にする。
上記方法を実施するための装置を本発明にしたがって
構成することにより、工具は充填体を機械的に大量生産
することを可能にする。この場合挿入部材は切屑除去部
材のサイズに適合することができ、その結果溝底の隆起
部分を形成している充填体の端面と案内板の外縁との間
隔は切屑除去部材の係合深さに十分正確に対応してい
る。従って充填体の高さは、特定タイプの案内板の大量
生産において、案内溝の深さの公差に応じて変えること
ができる。この場合常に、切屑除去部材の底部が充填体
の端面近くまで達し、従って潤滑剤を十分ロスなしに捕
え、連行することが保証される。
特に合目的であるのは、工具を噴射ヘッドとして構成
することで、このようにすると工具を貫通させるように
して噴射物質を案内溝のなかへ送入することができる。
実施例 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説
明する。
第1図はソーチェーン3のための案内板2を備えたパ
ワーチェーンソー1の斜視図である。案内板2はソー本
体に着脱可能に固定されており、該案内板2の縁上をソ
ーチェーン3がP方向に回転するようになっている。
第2図に示すように、ソーチェーン3はサイド部材5
と6の中間に設けられる切屑除去部材4を有している。
切屑除去部材4は、前部の星形転向手段(図示せず)を
使用する場合には駆動部材としても用いられ、それぞれ
案内板2の案内溝8に係合する底部4Aを有している。第
2図の断面図では、案内溝8の片側の外面に位置するサ
イド部材だけが図示されているが、これらのサイド部材
は切断部材5或いは結合部材6として形成され、リベッ
ト7により切屑除去部材4に枢着されている(第3
図)。案内溝8は溝底8Aと2つの溝壁8Bとにより画成さ
れ、溝壁8Bの端面8Cはこの上を回転するサイド部材の支
持面を形成している。切屑除去部材4の底部4Aは溝底8A
まで達していない(第2図)。これは第1に製造公差に
起因している。というのも、案内溝はほとんど一体的に
形成される案内板にフライス削りにより形成されるもの
であり、その際溝の深さに30%以下の変動が生じるから
である。
案内板2の後端近くには、案内板2の板面に対して垂
直に延びる2個の潤滑穴9が案内板2を貫通するように
設けられている(第1図)。潤滑穴9は案内溝8の領域
にして溝底8Aの近くに設けられ、図の例では両溝壁8Bの
一方を貫通している(第3図)。しかし潤滑穴を両溝壁
を貫通する穴として形成することもできる。また潤滑穴
9を1個だけ設けることもでき、この場合には、例えば
第1図において二つ図示した潤滑穴9のうち上側の潤滑
穴のように、チェーンソー本体側から案内板の先端方向
へ(P方向へ)走行するチェーンに付設するのが合目的
である。
第2図に示すように、潤滑穴9の領域にして案内溝の
内部には充填体10が設けられている。充填体10は溝底8A
に載置され、その端面10Aは溝底の隆起部分を形成して
いる。この端面10Aは平らで、溝底8Aにほぼ平行に延び
ている。端面10Aのほぼ中央部は凹状になっており、潤
滑穴9が露出している。凹部を図の例よりも浅く形成し
て、潤滑穴9の一部が充填体10によって蔽われるように
することもできる。しかし特に合目的な構成は、くりぬ
き部11によって形成される凹部の縁が潤滑穴9を円弧状
に取り囲み、その結果切屑除去部材4が図示した位置に
あるときに前記凹部の縁が、底部4Aの前進する稜に形成
されている切屑除去部材4の円弧状の縁4Bに続くように
するのがよい。また充填体10のくりぬき部11は次のよう
に形成することもでき、即ち潤滑穴9の両側にある充填
体の部分12と13が切離され、溝底が潤滑穴9の中心のす
ぐ下方で露出するように形成することもできる。充填体
10の端面10Aは、充填体10の両端部で、溝底8Aまで連続
的に傾斜している面へ移行する。これは製造技術を考慮
したもので、後でより詳細に説明する。
充填体10の端面10Aと、支持面を形成している溝壁8B
の端面8Cとの間隔aは、切屑除去部材4の底部4Aの高さ
bにほぼ相当する大きさである。従って切屑除去部材4
の底部4Aは、充填体10の端面10Aのすぐ上方を充填体10
に沿って延びている。切屑除去部材4が溝底8Aの隆起部
分10Aを離れる前に潤滑油が切屑除去部材4を経てチェ
ーンの枢着部7まで分配されるようにするには、充填体
10のソーチェーン3の長手方向に延びる距離が潤滑穴の
穴径の数倍であることが必要がある。この距離は、例え
ば、潤滑穴9の両側でそれぞれ穴径の5倍ないし8倍で
あることができる。
第4図から第6図までに図示した工具14は、噴射ヘッ
ドとして構成され、案内溝8に充填体10を形成するため
に用いる工具である。噴射ヘッド14は合成物質から一体
的に形成され、保持部として用いる板体17を有してい
る。この板体17の1つの面17Aには、案内溝8のなかへ
挿入される挿入部材としての幅狭板15が接続している。
幅狭板15は中央に突出部16を有し、該突出部16は挿入位
置で潤滑穴9の下部領域を蔽う。その際溝底8Aに対して
は、該溝底8Aと突出部16の底面との間にわずかな隙間が
生じるように対向する。カバー板17は縦長に形成され、
幅狭側で丸みをつけられ(第6図)、且つ円形のヘッド
プレート18を有している。このヘッドプレート18の領域
で4個の受容穴19が保持部を貫通している。これら4個
の受容穴19は、工具保持装置(図示せず)のピンを受容
するためのものである。従って噴射ヘッドは機械の工具
保持装置と連結させることができ、周期的に昇降して同
様に周期的に供給されるチェーンソーの案内板のなかに
充填体を連続的に充填させる。
幅狭板15の領域では2つの小径の穴が噴射ヘッドを貫
通している。これらの穴にはそれぞれ金属管20が挿着さ
れ、該金属管20は幅狭板15の突出部16の両側で開口する
噴射ノズルとして用いられる。噴射ノズルの入口はそれ
ぞれ2つの凹部21の一方のなかにある。これらの凹部21
はヘッドプレート18に形成されており、噴射物質の供給
手段(図示せず)の接続に用いる。
噴射ヘッドは挿入部材を形成しているその幅狭部15に
より案内溝のなかに挿入され、その際カバー板17の面17
Aは、溝壁8Bの端面8C上に載置される載置面を形成す
る。
幅狭板15の高さbsは、切屑除去部材4の底部4Aの高さ
bに一致する大きさである。従って、底部4Aと充填体10
の端面10Aとの間に常に狭い間隙が生じることが保証さ
れている。
噴射物質はエポキシ樹脂をベースにした接着剤から成
り、噴射物質の噴射後噴射ヘッドをこの噴射物質から容
易に分離させることができるように噴射ヘッドの材料と
噴射物質とを選定する。接着剤は、充填体を正確に成形
できるよう、噴射ヘッドが挿入されている間に迅速に硬
化する必要がある。噴射物質は突出部16の両側から、従
って潤滑穴9の両側で案内溝のなかへ送入され、充填体
10の端面10Aが形成されるように幅狭板15の下方で分配
される。接着剤は、チェーンの走行方向にある幅狭板の
端部で溝底8Aの方向へ流れ、第2図からわかるように溝
底への端面10Aの連続的な移行部を形成する。幅狭板15
の長さcは、設けられる充填体10の長手方向の長さより
も長いように選定されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による案内板とソーチェーンとを備えた
パワーチェーンソーの斜視図、第2図は潤滑穴を備えた
案内板の後部部分の側面図であって、案内溝の領域を案
内板の長手方向中心面に沿って切断した図、第3図は第
2図の線III−IIIによる拡大断面図、第4図は充填体の
製造に使用する工具を一部断面にて示した側面図、第5
図は第4図の工具を矢印V方向に見た図、第6図は第4
図の工具を矢印VI方向に見た図である。 1……パワーチェーンソー 2……案内板 3……ソーチェーン 4……切屑除去部材 4A……切屑除去部材の底部 8……案内溝 9……潤滑穴 10……充填体 11……凹部 14……噴射ヘッド 15……挿入部材 16……突出部 17……保持部 19……受容穴 20……噴射ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト ヴァインホルト ドイツ連邦共和国 ケルネン/シュテッ テン ポンマーシュトラーセ 50 (56)参考文献 特開 昭62−35801(JP,A) 実開 昭62−75901(JP,U) 特公 昭47−11198(JP,B2)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーチェーンソーのソーチェーン(3)
    の案内板であって、ソーチェーン(3)の切屑除去部材
    (4)と係合する縁側の案内溝(8)を有し、案内溝
    (8)が溝底(8A)と外側の二つの溝壁(8B)によって
    形成され、溝壁(8B)の端面(8C)がソーチェーン
    (3)のサイド部材を支持する支持面を形成しており、
    ソーチェーン(3)の各切屑除去部材(4)がその底部
    (4A)によって案内溝(8)内に突出し、切屑除去部材
    (4)の底部(4A)が溝底(8A)まで達しておらず、且
    つ湾曲した縁(4B)を有し、案内溝(8)の溝底(8A)
    の近くに、案内溝(8)に開口するように且つ案内板
    (2)の板面に対して横方向に延びるように溝壁(8B)
    に配置される少なくとも1つの潤滑穴(9)が設けら
    れ、且つこの潤滑穴(9)の領域にして案内溝(8)内
    部に充填体(10)が設けられ、充填体(10)が案内溝
    (8)の溝底(8A)上に取り付けられ、充填体(10)の
    外側の端面(10A)が案内溝(8)の溝底(8A)の隆起
    部分を形成し、且つ平らで溝底(8A)にほぼ平行に延び
    ており、充填体(10)の端面(10A)と溝壁(8B)の端
    面(8C)との間隔(a)が、切屑除去部材(4)の底部
    (4A)の高さ(b)にほぼ対応している案内板におい
    て、 ソーチェーン(3)の走行方向(P)における充填体
    (10)の長さが潤滑穴(9)の直径の数倍であること、 充填体(10)の端面(10A)が潤滑穴(9)を配置した
    領域で低くなって凹部(11)を形成していること、 凹部(11)が潤滑穴(9)を少なくとも部分的に開放し
    ていること、 潤滑穴(9)が充填体(10)によって部分的に取り囲ま
    れていること、 充填体(10)の凹部(11)の輪郭が円弧状であること、 凹部(11)は、ソーチェーン(3)が案内板上を周回す
    る時凹部(11)の輪郭が切屑除去部材(4)の円弧状の
    縁(4B)に続くように形成されていること、 を特徴とする案内板。
  2. 【請求項2】充填体(10)が前記凹部(11)によって2
    つの部分(12と13)に分割されていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の案内板。
  3. 【請求項3】潤滑穴(9)が完全に露出していることを
    特徴とする、請求項1または2に記載の案内板。
  4. 【請求項4】充填体(10)が、エポキシ樹脂等の合成樹
    脂をベースにした硬化性の接着剤から成ることを特徴と
    する、請求項1から3までのいずれか1つに記載の案内
    板。
  5. 【請求項5】案内板(2)の板面に対して垂直に延びる
    該案内板(2)の縦中心面に関して互いに対向するよう
    に2個の潤滑穴(9)が設けられ、それぞれの潤滑穴
    (9)に1個の充填体(10)が付設されていることを特
    徴とする、請求項1から4までのいずれか1つに記載の
    案内板。
  6. 【請求項6】請求項1から5までのいずれか1つに記載
    の案内板の製造方法であって、予め製造された案内板の
    案内溝に充填体を噴入させる方法において、 潤滑穴(9)の全体もしくはその一部分を閉塞させる挿
    入部材(15)を案内溝(8)に挿入し、潤滑穴(9)の
    周囲の一部分に充填体(10)を形成する物質を噴射さ
    せ、すぐに挿入部材(15)を離隔させることを特徴とす
    る方法。
  7. 【請求項7】潤滑穴(9)上方の案内溝(8)の領域と
    潤滑穴(9)の側方の領域をも、充填体(10)の形成空
    間を残しておいて挿入部材(15)により閉塞させ、挿入
    部材(15)のなかを貫流させて噴射物質を案内溝(8)
    のなかへ送入することを特徴とする、請求項6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の方法を実施する
    ための装置において、 挿入部材(15)が、該挿入部材(15)を案内板(2)の
    案内溝(8)のなかへ挿入する際の操作用保持部(17)
    を備えた工具(14)の構成要素であることを特徴とする
    装置。
  9. 【請求項9】保持部(17)が、溝壁(8B)の端面(8C)
    のための載置面(17A)と、該載置面(17A)にほぼ垂直
    に延び挿入部材(15)を形成している幅狭板とを有して
    いることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】幅狭板(15)の高さ(bs)が、該幅狭板
    (15)の長手方向の大部分にわたって、案内溝(8)に
    係合する切屑除去部材(4)の底部(4A)の高さ(b)
    に相当していることを特徴とする、請求項9に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】幅狭板(15)の長さ(c)が、設けられ
    る充填体(10)の長さよりも長いことを特徴とする、請
    求項9または10に記載の装置。
  12. 【請求項12】幅狭板(15)がほぼ中央に設けられる突
    出部(16)を有し、該突出部(16)の大きさは、工具を
    案内溝に挿入したときに該突出部(16)が潤滑穴(9)
    の案内板中央部側の領域で該潤滑穴(9)を蔽うような
    大きさであることを特徴とする、請求項9項から11まで
    のいずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】保持部(17)が、工具保持装置の受容穴
    (19)を備えた板体であることを特徴とする、請求項8
    から12までのいずれか1つに記載の装置。
  14. 【請求項14】板体(17)が縦長であり、その挿入部材
    (15)に対向する側に、受容穴(19)を貫通させた円形
    のヘッドプレート(18)を有していることを特徴とす
    る、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】工具が、少なくとも挿入部材(15)とこ
    れに境を接している保持部(17)の一部分とを画成して
    いる面において合成物質から成り、該合成物質は、充填
    体(10)の形成に使用される接着剤の噴射後、前記合成
    物質と接着剤とを容易に分離可能であるような物質であ
    ることを特徴とする。請求項8から14までのいずれか1
    つに記載の装置。
  16. 【請求項16】工具(14)が一体的に形成されているこ
    とを特徴とする、請求項8から15までのいずれか1つに
    記載の装置。
  17. 【請求項17】工具(14)が、保持部(17)と挿入部材
    (15)とを貫通する少なくとも1つの噴射ノズル(20)
    を備えた噴射ヘッドとして形成されていることを特徴と
    する、請求項8から16までのいずれか1つに記載の装
    置。
  18. 【請求項18】噴射ヘッドが、突出部(16)の両側で開
    口する2つの噴射ノズル(20)を有していることを特徴
    とする、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】噴射ヘッド(14)に、1個または2個の
    金属管(20)が噴射ノズルとして埋設されていることを
    特徴とする、請求項17または18に記載の装置。
JP63218615A 1987-09-03 1988-09-02 パワーチェーンソーのソーチェーンの案内板並びにその製造方法及び装置 Expired - Lifetime JP3130304B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19873729424 DE3729424A1 (de) 1987-09-03 1987-09-03 Fuehrungsschiene fuer die saegekette einer motorkettensaege und verfahren und vorrichtung zu ihrer herstellung
DE3729424.5 1987-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6487301A JPS6487301A (en) 1989-03-31
JP3130304B2 true JP3130304B2 (ja) 2001-01-31

Family

ID=6335119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63218615A Expired - Lifetime JP3130304B2 (ja) 1987-09-03 1988-09-02 パワーチェーンソーのソーチェーンの案内板並びにその製造方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4996774A (ja)
JP (1) JP3130304B2 (ja)
CA (1) CA1305019C (ja)
DE (1) DE3729424A1 (ja)
FR (1) FR2622498B1 (ja)
SE (1) SE464120B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5239758A (en) * 1992-04-20 1993-08-31 Lindell Lester G Hand drill powered mini chain saw
DE19727782C2 (de) * 1997-06-30 1999-10-14 Dolmar Gmbh Führungsschiene für die Sägekette einer Motorsäge
DE102007060683B4 (de) * 2007-12-17 2020-12-17 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Führungsschienenanordnung
JP2020104292A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社やまびこ ソーチェーンのガイドバー及び作業機

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3018519A (en) * 1958-03-06 1962-01-30 Coats & Clark Apparatus for molding plastic insert in threaded lock nut blanks
US3545505A (en) * 1968-04-17 1970-12-08 Remington Arms Co Inc Laminated guide bar for chain saw
SE321072C (ja) * 1968-04-30 1970-02-23
US4211007A (en) * 1979-02-16 1980-07-08 Gibson Earl W Chain saw guide bar and sawdust plate
US4470784A (en) * 1982-05-28 1984-09-11 Mattel, Inc. Insert molding apparatus and retractable insert-molding pin
US5013516A (en) * 1983-05-25 1991-05-07 Showa Denko K.K. Method of manufacturing container covers
DE3528433C2 (de) * 1985-08-08 1995-01-26 Stihl Maschf Andreas Führungsschiene für die Sägekette einer Motorkettensäge
JPH0340565Y2 (ja) * 1985-10-30 1991-08-27
US4753586A (en) * 1987-03-12 1988-06-28 Ex-Cell-O Corporation Apparatus for forming composite products
GB8706234D0 (en) * 1987-03-17 1987-04-23 Dunlop Ltd Games racket
US4837934A (en) * 1987-07-31 1989-06-13 Krohn Paul F Lightweight chain saw bar

Also Published As

Publication number Publication date
SE8802834L (sv) 1989-03-04
CA1305019C (en) 1992-07-14
SE464120B (sv) 1991-03-11
DE3729424A1 (de) 1989-03-16
FR2622498B1 (fr) 1992-09-25
DE3729424C2 (ja) 1993-05-06
JPS6487301A (en) 1989-03-31
US4996774A (en) 1991-03-05
SE8802834D0 (sv) 1988-08-05
FR2622498A1 (fr) 1989-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100379345B1 (ko) 고체금속드릴링용드릴링공구
ES2287258T3 (es) Procedimiento para la fabricacion de perfiles de ensamble.
US6279203B1 (en) Two-piece cable tie with coined locking wedge
JP3130304B2 (ja) パワーチェーンソーのソーチェーンの案内板並びにその製造方法及び装置
JPH10217007A (ja) スローアウェイチップ
US4993892A (en) Thread cutting throw-away tip
KR100772160B1 (ko) 드릴용 커팅인써트
JP4108700B2 (ja) 複合成形品の製造方法と製造装置
JP4201842B2 (ja) 安全かみそり
US4947550A (en) Guidebar with oil channels
JP3733335B2 (ja) スライドファスナー用スライダー
JPS6411283B2 (ja)
US5172619A (en) Single side cutter tooth with facing raker tooth
US3990334A (en) Method and saw blade for the sawing of particularly wood
JP4460868B2 (ja) 深孔切削工具
JP7215692B2 (ja) 射出成形モールド
EP0024086B1 (en) Apparatus for producing a retaining device for nails to form a row of nails
JP7145246B2 (ja) 射出成形装置及び該射出成形装置で得られる成形品のエジェクト方法
JPH04158006A (ja) 成形用金型
KR100933863B1 (ko) 복합 성형품의 제조방법과 제조장치
JP2007007561A (ja) シール材塗布治具
JPH10118809A (ja) スローアウェイチップ
JPS5848320B2 (ja) 容器を個別的にかあるいは群状に打ち抜く方法と装置
CN117818962A (zh) 一种压缩空气送料的自动扎带工具
JPS6221402Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8