JPS6221402Y2 - - Google Patents

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JPS6221402Y2
JPS6221402Y2 JP13510282U JP13510282U JPS6221402Y2 JP S6221402 Y2 JPS6221402 Y2 JP S6221402Y2 JP 13510282 U JP13510282 U JP 13510282U JP 13510282 U JP13510282 U JP 13510282U JP S6221402 Y2 JPS6221402 Y2 JP S6221402Y2
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JP
Japan
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cutting
hole
oil supply
tip
seat
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JP13510282U
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JPS5939146U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、切削工具用ホルダに係り、特に、切
削油の供給が円滑に行なわれるようにしたもので
ある。
従来、この種の切削工具用ホルダでは、切刃チ
ツプに切削油を供給することで、寿命の延長を図
ることが行なわれ、一応の効果を挙げている。
しかしながら、その給油機構は必ずしも満足す
べきものではなく、さらに、改良されることが要
望されている。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、水
平部分および起立部分から本体を構成し、その水
平部分にチツプ座を形成して、このチツプ座内
で、切刃チツプがブレーカーピースを介して固定
されるようにした改良された切削工具用ホルダを
提供するものである。
第1図乃至第3図において、1は、水平部分2
および起立部分3からなる本体であり、その水平
部分2には、例えばネジ切り用の切刃チツプ4が
配置されるチツプ座5が形成されている。
そして、この切刃チツプ4は、敷金6を介して
チツプ座5内に配置され、ブレーカーピース7を
介して押え金8により固定される。また図示の場
合では、取付け剛性をより高めるため端面方向か
らの押え金9によつても固定されている。
しかして、前記水平部分2の後端からは、給油
穴10が穿設され、第4図で明示されるように、
チツプ座5の側壁に開口部分11が存するように
なつている。これに対し、前記ブレーカーピース
7は、切刃チツプ4に接する下面12に噴射溝1
3が凹設され、前記開口部分11に連通するよう
になつている。
したがつて、この噴射溝13は、切削時には、
直接切刃チツプ4に向つて切削油を供給し、切刃
チツプ4の冷却、切屑の冷却およびカールの補助
をなすように作用する。
また、この切削工具用ホルダは、切刃チツプ4
の上方からも切削油が供給されるようになつてい
るものである。
したがつて、前記起立部分3には、別部材から
なる給油板14が添えられ取付け穴15から締付
けボルト16によつてねじ止めされている。この
給油板14は、上方に向かう導穴17が穿設さ
れ、この導穴17には、複数個の噴射穴18が連
通する。そして、この導穴17が、前記給油穴1
0からの上方分岐穴19に連通することにより、
切削油の供給が可能になつている。この場合、前
記噴射穴18からの切削油は、切刃チツプ4に対
しては、上方から注がれるように作用し、特に切
屑の排出作用をなすものである。
このようにして構成された本考案の切削工具用
ホルダは、その取付け穴20を利用して適宜の取
付け部材(図示せず)に保持され、切刃チツプ4
に対しては、二方向から切削油が供給されること
によつて、切刃チツプ4の冷却と切屑の冷却、カ
ール補助および排出補助の作用をなし、切刃チツ
プ4の寿命延長、性能向上等の効果が得られるも
のである。
次に、本考案切削工具用ホルダにおける切削例
について説明する。
工具仕様は、第1図乃至第4に示されるような
チエザーに適用したもので、被削材は、外径7イ
ンチの鋼管(J−55)を使用した。
チエザーについては、ピツチが5.08mmを有する
4切れ刃(4山)タイプのものであり、切削速度
Vを140m/minにし、2回切削にてねじ切りを
行なつた。
この結果、本考案にみられるような切削油の供
給機構を有するものは、切屑の排出性が改善さ
れ、切りくずかみ込み等に起因する欠損が極めて
減少した。そして、切削油の供給機構を有しない
従来品に対し、切削速度(通常120m/min)を
向上することができ、工具寿命を1.5〜2倍に延
長できた。
なお、本実施例では、切削油の供給を特に要す
るネジ切り用に適用しているが、これに限らず、
一般の切削にも適用できるものである。また、ネ
ジ切り用の切刃チツプ4を適用した場合、先行切
刃として、別の切刃チツプ例えば丸駒チツプ(図
示せず)を配置するようにしてもよいものであ
る。この場合にも、前記給油穴10からの分岐穴
(図示せず)を利用すれば、切削油の供給が可能
である。
本考案は、以上説明したように、改良された切
削油供給機構を備えた切削工具用ホルダを提供し
たものであるから、切削作業の能率を向上させ、
しかも寿命延長、仕上げ面あらさの向上等の効果
を挙げ得るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案切削工具用ホルダの一実施例
を示す正面図、第2図は側面図、第3図は、下方
からの側面図、第4図は、切刃チツプ等を取外し
たときの本体および給油板の一部を切欠した側面
図である。 1……本体、2……水平部分、3……起立部
分、4……切刃チツプ、5……チツプ座、7……
ブレーカーピース、10……給油穴、11……開
口部分、13……噴射溝、14……給油板、17
……導穴、18……噴射穴、19……上方分岐
穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平部分2および起立部分3から本体1を構成
    し、その水平部分2にチツプ座5を形成して、こ
    のチツプ座5内で、切刃チツプ4が、ブレーカー
    ピース7を介して固定されるようにした切削工具
    用ホルダにおいて、 前記水平部分2には、その後方端から給油穴1
    0が穿設されるとともに、チツプ座5の側壁に開
    口部分11が存するようになつており、 前記ブレーカーピース7は、切刃チツプ4に接
    する下面12に噴射溝13が凹設され、チツプ座
    5内に配置されたときには、この噴射溝13が前
    記開口部分11と連通するようになつており、 前記起立部分3には、給油板14が添設され、
    この給油板14は、前記給油穴10からの上方分
    岐穴19に連通する導穴17が穿設されるととも
    に、この導穴17に開口する噴射穴18が上方か
    ら前記切刃チツプ4に向つていることを特徴とす
    る切削工具用ホルダ。
JP13510282U 1982-09-06 1982-09-06 切削工具用ホルダ Granted JPS5939146U (ja)

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JP13510282U JPS5939146U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 切削工具用ホルダ

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JP13510282U JPS5939146U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 切削工具用ホルダ

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Publication Number Publication Date
JPS5939146U JPS5939146U (ja) 1984-03-13
JPS6221402Y2 true JPS6221402Y2 (ja) 1987-05-30

Family

ID=30304196

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JP13510282U Granted JPS5939146U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 切削工具用ホルダ

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JPS5939146U (ja) 1984-03-13

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