JPS6117763Y2 - - Google Patents

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JPS6117763Y2
JPS6117763Y2 JP15519980U JP15519980U JPS6117763Y2 JP S6117763 Y2 JPS6117763 Y2 JP S6117763Y2 JP 15519980 U JP15519980 U JP 15519980U JP 15519980 U JP15519980 U JP 15519980U JP S6117763 Y2 JPS6117763 Y2 JP S6117763Y2
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JP
Japan
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hole
cutting
oil
circular hole
clamp
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JP15519980U
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JPS5775906U (ja
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷却油供給油路を備えたバイトに関す
る。
〔従来の技術〕
切削加工における切削油の使用は、(イ)加工仕上
面の向上。(ロ)加工精度の向上。(ハ)切削抵抗の減少
によるチツプ寿命の向上。(ニ)切削屑の処理がよく
なる。などの効果が得られ、これらの効果を十分
に得るためには被切削材とチツプとの接点である
切刃の刃先に切削油を確実に供給することが必要
である。しかるに従来、切削油はシヤンクとは別
に設けたパイプにより供給されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来のパイプによる供給では、溝入れ加工など
刃先が被切削材内へ入り込む作業においては、シ
ヤンクおよび切刃と切削油供給用パイプとを同一
位置に配することは不可能であり刃先への切削油
の供給が不十分となりやすく、切削油の効果が得
られにくかつた。
本考案はサイズまたは形状の異なる多種のチツ
プに適用でき、刃先が被切削材内へ入り込む作業
においても刃先へ切削油が確実に供給できる油路
付バイトの提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の油路付バイトは、工作機械の刃具台に
固定される後端部からチツプが装着される先端部
にかけて形成された長手方向の長穴と該長穴に連
通すると共に装着されるチツプと平行的に設けら
れた円穴とを有するシヤンクと、該円穴内に摺動
自在に嵌合される嵌合部と該嵌合部に設けられ前
記円穴と同方向に設けられる貫通孔と該貫通孔と
共に所定の方向を有するノズル孔が設けられたノ
ズル部からなる油孔付クランプと、前記貫通孔を
貫通して円穴底に螺合されるボルトと、前記シヤ
ンクの先端部に前記油孔付クランプによつて固定
されるチツプとから構成される。
〔実施例〕
つぎに本考案を図に示す一実施例に基づき説明
する。
本考案にかかる油路付バイトはシヤンク1と油
孔付クランプ3とボルト5とチツプ2とから構成
される。
1はシヤンクの本体であり、工作機械の刃具台
(図示せず)に後端部1Aが固定され、内部には
長手方向の長穴11が形成され、先端部1Bには
スローアウエイチツプ2が嵌め込まれて固定され
るV字状凹所14と、前記長穴11に連通し前記
V字状凹所14に装着される溝入れスローアウエ
イチツプ2と平行した円穴15とが形成されてい
る。円穴15には、該円穴に摺動自在に蓋嵌され
ると共に該円穴と同方向の貫通孔32を有する嵌
合部31および前記円穴15に連通すると共に前
記V字状凹所14に装着されたスローアウエイチ
ツプ2の刃先方向を向いたノズル孔33が形成さ
れたノズル部34とからなる油孔付クランプ3が
嵌め込まれ、該クランプ3は円穴15の底15A
とクランプ3との間に介在せしめられたスプリン
グ4と前記クランプ3の貫通孔32を通して円穴
底15Aに螺合されたボルト5とからなる軸方向
の位置調整機構により軸方向に移動可能な状態で
保持されていると共に、ノズル部34の下面で凹
所14に嵌め込まれたスローアウエイチツプ2の
上面を下方に押圧して固定する。
この油路付バイトは、長穴11の開口11Aか
らパイプBで切削油を供給すると、円穴15と、
貫通孔32とボルト5との間の環状空間Aと、ノ
ズル孔33とを経てノズル口33Aから噴出され
る。これにより図示のごとく溝入れスローアウエ
イチツプ2の切刃21に沿つて切削油は流れ、被
切削材Dの切削屑dと切刃21との間から刃先2
2に供給される。この際スローアウエイチツプ2
の側壁23にノズル口33A近傍から刃先22付
近に到る油溝24を設けておくとさらに効果的で
ある。
なおクランプ3は位置調整機構を有することに
よりサイズまたは形状の異なる多種のチツプに適
用できる利点を有する。
第3〜5図は他の実施例を示し、本実施例では
シヤンク1の先端面にスローアウエイチツプ取り
付け用V字状凹所14が設けられている。
〔考案の効果〕
本考案にかかる油路付バイトは、長穴と円穴と
環状空間とノズル孔とからなる油路供給手段をシ
ヤンクの内部に設けることにより、切削屑とチツ
プの切刃との間に確実に切削油を供給できるの
で、潤滑がよくなることにより、切削がし易くな
り、また切削時の冷却作用が促され、チツプの寿
命がのび、更に油路の断面積が局部に高圧で切削
油が供給されるよう先細に形成されているため切
削屑の処理も可能となり、切削油供給の効果を充
分に発揮せしめることができる。また、円穴の貫
通孔にクランプを固定するボルトを挿入し、貫通
孔とボルトの間の環状空間が油路となるため、使
用するサイズまたは形状の異なるチツプに適用で
きる。
さらに本考案の実施例としては、三角チツプに
限つて説明したが、他多種のチツプに本考案を適
用できることは容易に理解できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシヤンクの一部切欠き正面
図、第2図はその平面図を示し、第3図は他の実
施例の一部切欠き正面図、第4図はその平面図、
第5図はその左側面図である。 図中、1……シヤンクの本体、2……スローア
ウエイチツプ、3……クランプ、4……スプリン
グ、5……ボルト、11……長穴、15……円
穴、32……貫通孔、33……ノズル孔、A……
環状空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械の刃具台に固定される後端部からチツ
    プが装着される先端部にかけて形成された長手方
    向の長穴と該長穴に連通すると共に装着されるチ
    ツプと平行的に設けられた円穴とを有するシヤン
    クと、該円穴内に摺動自在に嵌合される嵌合部と
    該嵌合部に設けられ前記円穴と同方向に設けられ
    る貫通孔と該貫通孔と共に所定の方向を有するノ
    ズル孔が設けられたノズル部からなる油孔付クラ
    ンプと、前記貫通孔を貫通して円穴底に螺合され
    るボルトと、前記シヤンクの先端部に前記油孔付
    クランプによつて固定されるチツプとを備えるこ
    とを特徴とする油路付バイト。
JP15519980U 1980-10-29 1980-10-29 Expired JPS6117763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15519980U JPS6117763Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

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JP15519980U JPS6117763Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS5775906U JPS5775906U (ja) 1982-05-11
JPS6117763Y2 true JPS6117763Y2 (ja) 1986-05-30

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JP15519980U Expired JPS6117763Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

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JP6303788B2 (ja) * 2014-05-09 2018-04-04 株式会社豊田中央研究所 切削工具および切削方法

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JPS5775906U (ja) 1982-05-11

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