JP3125123U - プラグ固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象の機器やプラグの形状、大きさにフレキシブルに対応できる取り扱いに優れたプラグ固定装置を提供すること。
【解決手段】プラグ固定装置Aは、インレット15に重ねて固定するインレットプレート1と、上記インレット15に差し込んだプラグ17の背面に係合させる係合部材2とから構成され、上記インレットプレート1は、中央に上記インレット15の前面を露出させる開口部3が形成されるとともに、両端部には挿通穴4を形成し、上記係合部材2は、ケーブルを通す開口部9が形成された係合板6と、該係合板6の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナー7とで構成し、上記面ファスナー7を上記インレットプレート1の挿通穴4を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナー7を始端側の面ファスナー7に重合させた。
【選択図】図1
【解決手段】プラグ固定装置Aは、インレット15に重ねて固定するインレットプレート1と、上記インレット15に差し込んだプラグ17の背面に係合させる係合部材2とから構成され、上記インレットプレート1は、中央に上記インレット15の前面を露出させる開口部3が形成されるとともに、両端部には挿通穴4を形成し、上記係合部材2は、ケーブルを通す開口部9が形成された係合板6と、該係合板6の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナー7とで構成し、上記面ファスナー7を上記インレットプレート1の挿通穴4を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナー7を始端側の面ファスナー7に重合させた。
【選択図】図1
Description
本考案は、プラグ固定装置、詳しくは機器のインレットに差し込んだプラグが抜けないように固定するプラグ固定装置に関するものである。
従来、機器のインレットに差し込んだプラグが抜けないようにする抜け防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この抜け防止装置は締め付け具のネジ部を機器のネジ穴に捩じ込んで固定し、この締め付け具に取り付けられた針金状のロック部材をプラグに引っ掛けてプラグを機器に固定するようになっているものである。
特開平6−5331号公報(第2、3頁、図1)
本考案が解決しようとする問題点は、インレットにプラグを差し込まない状態で、搬送したりする際ロック部材に外力が及ぶと変形し使用できない状態が発生する恐れがあるし、プラグの形状によっては使用できないことも考えられ、使い勝手と汎用性にかける問題があった。
本考案は、上記問題点を解決し、簡単にプラグを機器に固定することができるとともに、対象の機器の形状や大きさに対してフレキシブルに対応できる取り扱いに優れたプラグ固定装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本考案に係るプラグ固定装置は、電気機器のインレットに差し込んだプラグが抜けないように固定する、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記プラグ固定装置は、上記インレットに重ねて固定するインレットプレートと、上記インレットに差し込んだプラグの背面に係合させる係合部材とから構成されていること
(ロ)上記インレットプレートは、中央には上記インレットの前面を露出させる開口部が形成されるとともに、両端部には挿通穴が形成されていること
(ハ)上記係合部材は、ケーブルを通す開口部が形成された係合板と、該係合板の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナーとで構成されていること
(ニ)上記面ファスナーの終端側を上記インレットプレートの挿通穴を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナーを始端側の面ファスナーに重合させ、面ファスナーの始端側と終端側とを結合させたこと
(イ)上記プラグ固定装置は、上記インレットに重ねて固定するインレットプレートと、上記インレットに差し込んだプラグの背面に係合させる係合部材とから構成されていること
(ロ)上記インレットプレートは、中央には上記インレットの前面を露出させる開口部が形成されるとともに、両端部には挿通穴が形成されていること
(ハ)上記係合部材は、ケーブルを通す開口部が形成された係合板と、該係合板の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナーとで構成されていること
(ニ)上記面ファスナーの終端側を上記インレットプレートの挿通穴を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナーを始端側の面ファスナーに重合させ、面ファスナーの始端側と終端側とを結合させたこと
本考案によれば、プラグの背面に係合板を当接し、係合板とインレットに固定したインレットプレートとを面ファスナーで連結することにより簡単にプラグをインレットに固定することができる。しかも、プラグの背面にケーブルが連結されているタイプの電源ケーブルにも、プラグの側面にケーブルが連結されているタイプの電源ケーブルにも対応することができ、プラグの形状を問わないプラグ固定装置を実現することができる。
図1は、本考案に係るプラグ固定装置Aの一例を示し、このプラグ固定装置Aは、電源ケーブルのプラグをパソコンなどの機器のインレットに差し込んだ際、プラグの引き抜き方向に外力が加わってもプラグがインレットから抜けることのないようにするためのもので、機器のインレット部分に固定するインレットプレート1と、プラグの背面に係合させてプラグを上記インレットプレート1に固定する係合部材2とで構成されている。
インレットプレート1はステンレスなどの金属製の板部材で構成され、中央にはインレットを露出させる開口部3が形成され、上下の端部1aは斜め前方に折り曲げられるとともに、この端部1aには後述する面ファスナー7を挿通させる挿通穴 (長穴)4が形成され、左右の端部にはインレットプレート1をネジで機器に取り付けるための取付穴5が形成されている。
係合部材2は、金属や樹脂で略方形状に形成されプラグの背面に係合させる係合板6と、この係合板6の両端部に取着された帯状の面ファスナー7とで構成され、係合板6の両側部6aは斜め後方に曲折するとともに面ファスナー7の一端側を取り付ける長穴8が形成され、中央にはケーブルを通す円形の開口部9が形成されている。この開口部9にはケーブルを開口部9に案内するためのスリット10が連設され、開口部9はスリット10を介して外部に開口している。
面ファスナー7はフックとループとが1つの面に混在した面ファスナー(例えば、株式会社クラレ製の「フリーマジック」(登録商標))で構成されいればよく、面ファスナー7を折り返して重ね合わせればフックがループに引っ掛かって同一の面ファスナー7でありながら互いに係止し合うようになっているもので、図2に示すように、フックとループとが形成された面7a(以下、この面を表面という)を前面側にして面ファスナー7の一端を係合板6の表側から長穴8に挿通し、挿通した先端を折り返して裏面7b同士を重ね合わせて溶着等で固定することにより、図1に示すような、係合板6に面ファスナー7が取り付けられた係合部材2を形成することができる。
次に、上記プラグ固定装置Aの使用態様について説明する。
先ず、図3(a)に示すように、機器にインレット15を固定するネジ16を利用して、インレットプレート1をインレット15に固定する。インレットプレート1の固定ができたらプラグ17をインレット15に差し込む(図3(b)参照)。
次に、図3(c)に示すように、係合板6のスリット10からケーブル18を開口部9に案内し、図3(d)に示すように、面ファスナー7の先端をインレットプレート1の前面側から長穴4に通し、長穴4を通過させた部分を係合板6側に折り返し、折り返した面ファスナー7の表面7aを係合板6側の面ファスナー7の表面7aに重ね合わせれば(図3(e)参照)、面ファスナー7の表面7aにはフックとループとが混在しているので同一の面ファスナー7であっても表面7a同士を重ね合わせれば結合させることができ、係合板6をプラグ17の背面に当接させた状態でインレットプレート1に係合板6を固定することができ、結果としてプラグ17をインレット15に固定することができる。固定後、面ファスナー7の余長は鋏などで切断すればよい。
なお、上述の電源ケーブルはプラグ17の背面からケーブル18が出ているものであるが、本考案のプラグ固定装置Aはプラグ17の側面からケーブル18が出ている電源ケーブルにも対応することができる。この場合、図4(a)に示すように、プラグ17をインレット15に差し込んだ後、係合板6をプラグ17の背面に当接し、面ファスナー7をインレットプレート1の長穴8に通して係合板6側に折り返し、折り返した面ファスナー7を係合板6側の面ファスナー7に重ね合わせればよい(図4(b)参照)。この場合は、ケーブル18を通す開口部9は使用する必要はない。
上述のように、インレット15を固定するネジ16を利用して、インレットプレート1を機器に固定しておけば、インレット15にプラグ17を差し込んだ後、係合板6をプラグ17の背面に当接した状態で面ファスナー7をインレットプレート1の長穴8を通して折り返し、面ファスナー7同士を重ね合わせて結合すればプラグ17を機器に固定することができる。しかも、ケーブル18が側面から出ているプラグ17にも対応することができ、適用範囲の広いプラグの固定装置Aを実現することができる。
1 インレットプレート
2 係合部材
3 開口部
4 挿通穴
6 係合板
7 面ファスナー
9 開口部
10 スリット
15 インレット
17 プラグ
18 ケーブル
A プラグ固定装置
2 係合部材
3 開口部
4 挿通穴
6 係合板
7 面ファスナー
9 開口部
10 スリット
15 インレット
17 プラグ
18 ケーブル
A プラグ固定装置
Claims (1)
- 電気機器のインレットに差し込んだプラグが抜けないように固定する、以下の要件を備えることを特徴とするプラグ固定装置。
(イ)上記プラグ固定装置は、上記インレットに重ねて固定するインレットプレートと、上記インレットに差し込んだプラグの背面に係合させる係合部材とから構成されていること
(ロ)上記インレットプレートは、中央には上記インレットの前面を露出させる開口部が形成されるとともに、両端部には挿通穴が形成されていること
(ハ)上記係合部材は、ケーブルを通す開口部が形成された係合板と、該係合板の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナーとで構成されていること
(ニ)上記面ファスナーの終端側を上記インレットプレートの挿通穴を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナーを始端側の面ファスナーに重合させ、面ファスナーの始端側と終端側とを結合させたこと
Priority Applications (1)
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JP2006005130U JP3125123U (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | プラグ固定装置 |
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JP2006005130U JP3125123U (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | プラグ固定装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009259552A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Nippo Electric Co Ltd | プラグの抜け防止具 |
JP2011029129A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-10 | Kimitaka Otsuki | Acコード脱落防止具 |
JP2022027797A (ja) * | 2017-10-30 | 2022-02-14 | 住友電気工業株式会社 | 充電ケーブル用固定具および充電ケーブル用固定具を備えたスイッチ装置 |
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2006
- 2006-06-28 JP JP2006005130U patent/JP3125123U/ja not_active Expired - Fee Related
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