JP2006049199A - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Abstract


【課題】 コネクタを取付け対象物に取り付けるときの作業性向上を図る。
【解決手段】 ワイヤーハーネスWaは、複数の電線Hwを束ねたサブハーネスHsと、サブハーネスHsの端末部に取り付けられるとともに基幹ハーネスHm(取付け対象物)に対して互いに並べた状態で取り付けられる2つのコネクタ10A,10Bとを備えており、2つのコネクタ10A,10Bはヒンジ19(連結手段)によって連結されている。2つのコネクタ10A,10Bがヒンジ19によって連結されているので、2つのコネクタが互いに分離した形態のものと比較すると、コネクタを基幹ハーネスHm(取付け対象物)に取り付けるときの作業が容易である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワイヤーハーネスに関するものである。
ワイヤーハーネスとして、複数の電線を束ねたサブハーネスと、複数のサブハーネスの端末部に取り付けられた複数のコネクタとを備え、基幹ハーネスに対して複数のコネクタを互いに並べた状態で取り付けるようにしたものが、特許文献1に開示されている。
特開平7−131919号公報
この種のワイヤーハーネスにおいてコネクタを基幹ハーネスに取り付ける手段として、コネクタを基幹ハーネスの外周に宛がい、そのコネクタをテープによって固定する方法がある。この場合、複数のコネクタのうちいずれか1つのコネクタをテープにより基幹ハーネスに仮固定し、その後、別のコネクタをテープで基幹ハーネスに固定するというように、コネクタを1つずつ基幹ハーネスに固定していかなければならない。このように、従来では、コネクタを基幹ハーネスなどの取付け対象物に取り付ける作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタを取付け対象物に取り付ける際の作業性向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数の電線を束ねたサブハーネスと、複数の前記サブハーネスの端末部に取り付けられ、取付け対象物に対して互いに並べた状態で取り付けられる複数のコネクタとを備えたワイヤーハーネスであって、前記複数のコネクタが連結手段によって連結されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記取付け対象物が複数の電線を束ねた形態の基幹ハーネスであり、前記複数のコネクタが、前記基幹ハーネスの外周に対し周方向に並ぶように取り付けられるようになっているものであって、前記連結手段が変形可能とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記複数のコネクタには、前記複数のコネクタを互いに重ね合わせた状態に保持可能なロック手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記複数のコネクタのうちいずれかのコネクタには、他の前記コネクタに係止することで、双方のコネクタの離間方向への変位を規制可能なバンドが設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
複数のコネクタが連結手段によって連結されているので、複数のコネクタが互いに分離した形態のものと比較すると、コネクタを取付け対象物に取り付けるときの作業が容易である。
<請求項2の発明>
連結手段を変形させることによって、複数のコネクタにおける基幹ハーネスの外周への当接面同士のなす角度を自在に変えることができるので、基幹ハーネスの外径が異なる場合でも、複数のコネクタの全てを基幹ハーネスの外周に対して当接させることができる。
<請求項3の発明>
複数のコネクタはロック手段によって互いに重ね合わせた状態に保持されるので、取付け対象物への取付け作業などの際に、取り扱いが容易となる。
<請求項4の発明>
バンドの使用形態としては、コネクタを取付け対象物の外周に宛がうとともに、取付け対象物にバンドを巻き付け付けて他のコネクタに係止させることができ、このような使用形態によれば、バンドがコネクタを取付け対象物に固定する手段として機能するので、コネクタを取付け対象物に固定するための手段が不要となる。
また、別の使用形態としては、バンドを取付け対象物に宛がわずに、コネクタ同士を一定の位置関係(例えば、重ね合わせた状態)にロックする手段として機能させることもできる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態のワイヤーハーネスWaは、複数本の電線Hwを束ねた2つのサブハーネスHsと、各サブハーネスHsの端末部に取り付けられ、基幹ハーネスHm(本発明の構成要件である取付け対象物)に対して互いに並べた状態で取り付けられる第1と第2の2つのコネクタ10A,10Bとを備えている。
基幹ハーネスHmは、サブハーネスHsと同様に、複数本(サブハーネスHsを構成する電線Hwよりも多い本数)の電線Hwを略円柱状に束ねたものであり、その基幹ハーネスHmを構成する電線Hwの一部がサブハーネスHsを構成している。つまり、サブハーネスHsは、基幹ハーネスHmから分岐した形態となっている。
次に、各サブハーネスHsに接続されているコネクタ10A,10Bについて説明する。
第1コネクタ10Aは、第1ハウジング11Aに複数の雌形の端子金具14を収容して構成される。第1ハウジング11Aは、合成樹脂製であり、全体として方形のブロック状をなす。第1ハウジング11A内には、前後方向に貫通する複数のキャビティ12が形成されている。各第1ハウジング11Aの前端部には、その前端面の外周縁から前方へ延出する角筒部13が形成され、角筒部13内には、ジョイントコネクタ20が嵌合されるようになっている。
ジョイントコネクタ20は、合成樹脂製のジョイントハウジング21内に1つまたは複数のジョイントターミナル22を収容したものである。ジョイントターミナル22は、金属製であり、複数のタブ22aを連結片22bで連結した形態であり、各タブ22aがジョイントハウジング21の先端面から突出している。ジョイントコネクタ20を角筒部13内に組み付けた状態では、タブ22aが第1ハウジング11Aのキャビティ12内に進入する。
各キャビティ12内には、端子金具14が後方から挿入されている。端子金具14は、全体として前後方向に細長く、前端部が角筒状の接触部14aとなっており、後端部が電線圧着部14bとなっている。接触部14a内には、上記したジョイントコネクタ20のタブ22aが挿入されて導通可能状態となり、このジョイントターミナル22を介して複数の端子金具14同士が導通可能に接続される。また、電線圧着部14bには、サブハーネスHsを構成する電線Hwの端末部が圧着により接続され、接続された電線Hwは、第1ハウジング11Aの後方へ導出されている。
かかる第1ハウジング11Aの右側縁部には、係止板15が一体に形成されている。係止板15は、全体として略「コ」字形をなし、第1ハウジング11Aの裏側(基幹ハーネスHmと対向する側)の外面に対してぼ面一状に連なっている。係止板15は、その前後2箇所において、前後方向に細長く且つ係止板15よりも薄い可撓連結片16を介して第1ハウジング11Aに連なっている。また、係止板15と第1ハウジング11Aとによって囲まれた空間は係止孔17となっている。
第2コネクタ10Bは、第2ハウジング11Bに複数の端子金具14を収容するとともに、ジョイントコネクタ20を嵌合して構成されるが、第2ハウジング11Bは第1ハウジング11Aと同じ構成であり、端子金具14及びジョイントコネクタ20も第1コネクタ10Aの端子金具14及びジョイントコネクタ20と同じ構成であるため、同じ構成ついては同一符号を付すに留め、詳しい説明は省略する。
第2ハウジング11Bの左側縁部には、係止爪18が一体に形成されている。この係止爪18は、第1コネクタ10Aの係止孔17と対応する位置に配置されている。この係止爪18も、係止板15と同様、第2ハウジング11Bの裏側(基幹ハーネスHmと対向する側)の外面に対してぼ面一状に連なっている。
かかる第2ハウジング11Bと上記第1ハウジング11Aとは、前後一対のヒンジ19(本発明の構成要件である連結手段)を介して連結されている。ヒンジ19は、第1ハウジング11A及び第2ハウジング11Bの双方に対して一体に形成されており、このヒンジ19により、第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bが単一部品であるハウジング連結体を構成しているとともに、第1コネクタ10Aと第2コネクタ10Bがコネクタ連結体を構成している。
ヒンジ19は、正面(前後方向)に見て略円弧状をなす弧状板部19aと、この弧状板部19aの両側縁部から延出する一対の板状部19bとからなる。一方の板状部19bは、第1ハウジング11Aの左側縁部に対し、その裏側の外面に対してほぼ面一状に連続するように連なっており、他方の板状部19bは、第2ハウジング11Bの右側縁部に対し、その裏側の外面に対してほぼ面一状に連続するように連なっている。
成形直後の自由状態において、ヒンジ19の弧状板部19aの円弧の範囲は約135°の角度範囲に亘り、一対の板状部19bは互いに略直角な向きとなっている。したがって、第1ハウジング11Aと第2ハウジング11Bも、その裏側の外面同士をほぼ直角に向けた位置関係となっている。そして、この略L字形をなす両ハウジング11A,11Bの裏側の外面によって囲まれた空間内には、基幹ハーネスHmが収容されるようになっている。また、ヒンジ19は、弾性変形可能であり、弾性変形する際には、主として弧状板部19aが、その弧の曲率を変化させるように撓み、各板状部19bは、夫々、連なっているハウジング11A,11Bに対してほぼ面一状の関係を保つ。
次に、本実施形態の作用を説明する。
ワイヤーハーネスWaを基幹ハーネスHmに取り付ける際には、まず、第1ハウジング11Aの裏側の外面と第2ハウジング11Bの裏側の外面とを基幹ハーネスHmの外周面に当接させ、両ハウジング11A,11Bのうちのいずれか一方のハウジング(例えば、基幹ハーネスHmの下側に宛がわれている第2ハウジング11B)を一方の手で支えつつ、同じ方の手で基幹ハーネスHmを掴む。この状態で、もう一方の手に粘着テープTを掴んで基幹ハーネスHmの外周面及び両コネクタ10A,10Bの表側(基幹ハーネスHmとは反対側)の外面に巻き付ける。このとき、第1ハウジング11Aは直接手で保持されていないのであるが、基幹ハーネスHm及び両ハウジング11A,11Bを図2における左側(反時計回り方向)へ傾けて第1ハウジング11Aが基幹ハーネスHmの外周面に寄り掛るようにすれば、第1ハウジング11Aは基幹ハーネスHmに当接した状態に保たれる。
上述のように本実施形態においては、2つのコネクタ10A,10Bがヒンジ19によって連結されているので、2つのコネクタ10A,10Bが互いに分離して別体部品である場合と比較すると、コネクタ10A,10Bを取り扱うときや、コネクタ10A,10Bを基幹ハーネスHmに取り付ける際の作業が容易である。
また、2つのコネクタ10A,10Bは、基幹ハーネスHmの外周に対し周方向に並ぶように取り付けられるのであるが、2つのコネクタ10A,10Bを連結しているヒンジ19は変形可能とされており、2つのコネクタ10A,10Bにおける基幹ハーネスHmの外周への当接面(裏側の外面)同士のなす角度を自在に変えることができるようになっている。したがって、基幹ハーネスHmの外径が異なる場合でも、2つのコネクタ10A,10Bの双方を基幹ハーネスHmの外周に対して当接させることが可能となっている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図5ないし図8を参照して説明する。本実施形態2のワイヤーハーネスWbは、2つのコネクタ10A,10Bの基幹ハーネスHmへの取付け形態を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
ワイヤーハーネスWbを基幹ハーネスHmに組み付ける際に、まず、2つのコネクタ10A,10Bをヒンジ19を中心として折りたたむように重ね合わせ、裏側の外面同士を面接触状態に当接させる。そして、係止板15(本発明の構成要件であるロック手段)を可撓連結片16を支点として屈曲変位させ、係止孔17を係止爪18(本発明の構成要件であるロック手段)に係止させる。これにより、2つのコネクタ10A,10Bがキャビティ12の並列方向と交差する方向に重なった状態にロックされる。
次に、この重ね合わせた2つのコネクタ10A,10Bのうち一方のコネクタ10Bを基幹ハーネスHmの外面に当接させる。尚、本実施形態2では第2コネクタ10Bを基幹ハーネスHmに当接させているが、第1コネクタ10Aを当接させてもよい。この状態で、両コネクタ10A,10Bと基幹ハーネスHmを片方の手で掴み、もう一方の手を使ってテープTを基幹ハーネスHm及び両コネクタ10A,10Bに巻き付ける。
本実施形態2では、2つのコネクタ10A,10Bに設けたロック手段としての係止板15と係止爪18を係止させることで、両コネクタ10A,10Bを互いに重ね合わせた状態にロックするようにしたので、両コネクタ10A,10Bの位置関係が変化する虞がない。したがって、基幹ハーネスHmへの取付け作業などの際の取り扱いが容易である。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図9を参照して説明する。本実施形態3のワイヤーハーネスWcは、上記実施形態2においてジョイントコネクタ30を異なる構成としたものである。本実施形態2では、各コネクタ10A,10Bに対して別々のジョイントコネクタ20が独立して嵌合されていたが、本実施形態3では、重ね合わせ状態にロックされている2つのコネクタ10A,10Bに対し1つのジョイントコネクタ30を嵌合している。このジョイントコネクタ30のジョイントハウジング31は、両コネクタ10A,10Bの角筒部13内に嵌合される2つの嵌合部32を有している。各嵌合部32から、夫々、ジョイントターミナル33のタブ33aが突出され、各タブ33aが対応する端子金具14の接触部14aに接続される。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<実施形態4>
次に、本発明を具体化した実施形態4を図10及び図11を参照して説明する。上記実施形態1では、第1コネクタ10Aに係止板15を形成するとともに第2コネクタ10Bに係止爪18を形成したが、本実施形態4のワイヤーハーネスWdでは、係止板15と係止爪18に替えて、第1コネクタ10Aの第1ハウジング11Aに細長いバンド40を一体形成するとともに、第2コネクタ10Bの第2ハウジング11Bに抜止め部42を形成したものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
バンド40は、第1ハウジング11Aの右側縁部(ヒンジ19と反対側の縁部)から延出され、その延出方向は、第1ハウジング11Aの裏側の外面とほぼ直角であり、且つ表側から裏側に向かう方向(図10における左方)となっている。一方の抜止め部42は、第2ハウジング11Bの左側縁部に形成されている。バンド40の一方の面には、その長さ方向(延出方向)におけるほぼ全長に亘り、且つ長さ方向に連続する複数の抜止め爪41が形成されている。各抜止め爪41は、バンド40の長さ方向と略直角な係止面41aと、バンド40の長さ方向に対して傾斜した誘導斜面41bとからなる。抜止め部42には、第2ハウジング11Bの表側から裏側に貫通する抜止め孔43が形成され、抜止め孔43の内面には抜止め突起44が形成されている。
本実施形態4のワイヤーハーネスWdを基幹ハーネスHmに取り付ける際には、両ハウジング11A,11Bの裏側の外面を基幹ハーネスHmの外周面に当接させるとともに、バンド40を基幹ハーネスHmの外周面に掛け回し、バンド40の先端を第2ハーネスの裏側(図11における上側)から抜止め孔43に差し込む。そして、バンド40の先端を第2ハーネスの表側(図11における下方)へ引っ張ると、係止面41aと抜止め突起44との係止によりバンド40の戻り方向(抜け方向)の変位が規制され、バンド40が基幹ハーネスHmを締め付けるとともに、両コネクタ10A,10Bが基幹ハーネスHmに固定される。本実施形態4によれば、バンド40がコネクタ10A,10Bを基幹ハーネスHmに固定する手段として機能するので、コネクタ10A,10Bを基幹ハーネスHmに固定するための煩わしいテープTの巻き付け作業が不要である。
<実施形態5>
次に、本発明を具体化した実施形態5を図12を参照して説明する。本実施形態5のワイヤーハーネスWeは、2つのコネクタ10A,10Bの基幹ハーネスHmへの取付け形態を上記実施形態4とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
ワイヤーハーネスWeを基幹ハーネスHmに組み付ける際に、まず、2つのコネクタ10A,10Bをヒンジ19を中心として折りたたむように重ね合わせ、裏側の外面同士を面接触状態に当接させる。そして、バンド40を抜止め孔43に差し込み、バンド40の先端を引っ張ると、2つのコネクタ10A,10Bがキャビティ12の並列方向と交差する方向に重なった状態にロックされる。次に、図112に想像線で示すように、バンド40のうち抜止め部42から突出した部分(抜止め孔43を通過した部分)、即ち余長部分40sを切り離す。そして、この重ね合わせた2つのコネクタ10A,10Bのうち一方のコネクタを基幹ハーネスHmの外面に当接させ、両コネクタ10A,10Bと基幹ハーネスHmを片方の手で掴み、もう一方の手を使ってテープTを基幹ハーネスHm及び両コネクタ10A,10Bに巻き付ける。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではコネクタが2個である場合について説明したが、本発明は、コネクタが3個以上の場合にも適用できる。
(2)上記実施形態では連結手段が変形可能とされているが、本発明によれば、連結手段は容易に変形しない形態であってもよい。
(3)上記実施形態では2つのコネクタがジョイントコネクタとの嵌合面を互いに同じ方向に向けているが、本発明によれば、2つのコネクタの嵌合面が互いに異なる方向を向くようにしてもよい。
(4)上記実施形態では取付け対象物が基幹ハーネスであるが、本発明は、取付け対象物が基幹ハーネス以外のものであってもよい。
(5)上記実施形態ではコネクタにジョイントコネクタを嵌合するようにしたが、本発明によれば、コネクタの嵌合対象は、ジョイントコネクタに限らず、ハーネスの端末部に取り付けたコネクタでもよい。
(6)上記実施形態では連結手段を第1コネクタと第2コネクタの双方に対して一体形成したが、本発明によれば、連結手段を第1コネクタと第2コネクタのうちいずれか一方のみに一体形成される形態、若しくは、第1コネクタと第2コネクタの双方に対して別体部品とされたものであってもよい。
実施形態1においてワイヤーハーネスを基幹ハーネスに取り付けた状態をあらわす側面図 ワイヤーハーネスを基幹ハーネスに取り付ける過程をあらわす正面図 ワイヤーハーネスを基幹ハーネスに取り付けた状態をあらわす正面図 コネクタの断面図 実施形態2においてワイヤーハーネスを基幹ハーネスに取り付けた状態をあらわす側面図 コネクタ同士を重ね合わせた状態をあらわす正面図 重ね合わせたコネクタを基幹ハーネスに固定した状態をあらわす正面図 (A)重ね合わせたコネクタにジョイントコネクタを嵌合した状態をあらわす側面図 (B)重ね合わせたコネクタにジョイントコネクタを嵌合した状態をあらわす断面図 実施形態3において (A)重ね合わせたコネクタに図8とは別のジョイントコネクタを嵌合した状態をあらわす側面図 (B)重ね合わせたコネクタに図8とは別のジョイントコネクタを嵌合した状態をあらわす断面図 実施形態4のワイヤーハーネスの正面図 ワイヤーハーネスを基幹ハーネスに取り付けた状態をあらわす正面図 実施形態5におけるコネクタの組付け状態をあらわす正面図
符号の説明
Hm…基幹ハーネス(取付け対象物)
Hs…サブハーネス
Hw…電線
Wa…ワイヤーハーネス
10A…第1コネクタ
10B…第2コネクタ
15…係止板(ロック手段)
18…係止爪(ロック手段)
19…ヒンジ(連結手段)
Wb,Wc,Wd,We…ワイヤーハーネス
40…バンド

Claims (4)

  1. 複数の電線を束ねたサブハーネスと、
    複数の前記サブハーネスの端末部に取り付けられ、取付け対象物に対して互いに並べた状態で取り付けられる複数のコネクタとを備えたワイヤーハーネスであって、
    前記複数のコネクタが連結手段によって連結されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 前記取付け対象物が複数の電線を束ねた形態の基幹ハーネスであり、
    前記複数のコネクタが、前記基幹ハーネスの外周に対し周方向に並ぶように取り付けられるようになっているものであって、
    前記連結手段が変形可能とされていることを特徴とする請求項1記載のワイヤーハーネス。
  3. 前記複数のコネクタには、前記複数のコネクタを互いに重ね合わせた状態に保持可能なロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤーハーネス。
  4. 前記複数のコネクタのうちいずれかのコネクタには、他の前記コネクタに係止することで、双方のコネクタの離間方向への変位を規制可能なバンドが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のワイヤーハーネス。
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