JP2010177037A - アース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネス - Google Patents

アース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスに組み込まれることによって当該ワイヤハーネスの細線化及び軽量化を図ることができるアース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネスを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ワイヤハーネス50に組み込まれ、当該ワイヤハーネス50に接続される車載機器を車体に接地するために用いられるアース接続用配線材10であって、前記車体の接地部に接続可能なアース用電線12と、このアース用電線12に沿った複数の位置に配置され、前記車載機器と電気的に接続される電線11aを当該アース用電線12に電気的に接続する複数のジョイントコネクタJCと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の車両に設けられるワイヤハーネスに組み込まれ、当該ワイヤハーネスに接続される車載機器の車体への接地に用いられるアース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネスに関するものである。
従来、車載機器の車体への接地に用いられる電線(アースライン)が組み込まれたワイヤハーネスとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このワイヤハーネスは、複数の電線が束ねられ、その周囲にテープが巻付けられることにより構成される。このワイヤハーネスの所定位置から引き出された電線には、車両のパネル等に配設される車載機器が接続される。このようなワイヤハーネスには、図14に示されるように、当該ワイヤハーネス100に接続される各車載機器102と車体とを電気的に接続して当該車載機器102を車体に接地するためのアースライン104が配索されている。各アースライン104は、その一方の端末が車載機器102に接続され、他方の端末が車体に設けられた接地部に接続可能な接続用端子106に接続されている。このようなワイヤハーネス100では、接続用端子106が車体の接地部に接続されることによって各車載機器102からのアースライン104が車体と電気的に接続され、これにより各車載機器102が車体に接地される。
特開平8−191522号公報
前記のワイヤハーネス100では、接続される車載機器毎に当該車載機器102から接続端子106までアースライン104が配索される。そのため、車両に搭載される車載機器102が増加すると、ワイヤハーネス100に接続される車載機器(回路)102が増え、これによりワイヤハーネス100に組み込まれるアースライン104の本数も多くなる。このようにワイヤハーネス100に組み込まれるアースライン104の本数が多くなると、ワイヤハーネス100が太くなり、重量も増加する。
そこで、本発明は、上記課題を解消するため、ワイヤハーネスに組み込まれることにより当該ワイヤハーネスの細線化及び軽量化を図ることができるアース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネスを提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解消すべく、本発明は、ワイヤハーネスに組み込まれ、当該ワイヤハーネスに接続される車載機器を車体に接地するために用いられるアース接続用配線材であって、前記車体の接地部に接続可能なアース用電線と、このアース用電線に沿った複数の位置に配置され、前記車載機器と電気的に接続される電線を当該アース用電線に電気的に接続する複数のジョイントコネクタと、を備えることを特徴とする。
このアース接続用配線材がワイヤハーネスに組み込まれることによって、前記電線を介して各車載機器が対応する位置のジョイントコネクタにそれぞれ接続されることにより、各車載機器が車体に接地可能となるため、当該ワイヤハーネスに多数のアース用の電線(アースライン)を組み込む必要がなくなる。これにより当該ワイヤハーネスの細線化及び軽量化を図ることができる。即ち、本発明は、従来のワイヤハーネスに含まれるアースラインが全てゼロ電位に保たれるものであって、これらを一体化することが可能であるという事情に着目し、共通のアース用電線に複数のジョイントコネクタを配設することにより、その目的を達成するものである。
本発明に係るアース接続用配線材においては、前記ジョイントコネクタは、前記車載機器と電気的に接続された電線の端末に設けられた機器側端子と嵌合可能な嵌合部と前記アース用電線に接続・固定される接続部とを一体に含む接続用金属導体と、前記嵌合部に嵌合させるために前記機器側端子を挿入可能な形状の端子収容室を有し、前記接続部を外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持する絶縁ハウジングとを有するのが好ましい。
このようなジョイントコネクタでは、接続部が絶縁ハウジングから外部に露出しているため、当該ジョイントコネクタをアース用電線に接続・固定するときに接続・固定作業が行い易い。しかも、端子収容室に機器側端子を挿入することで機器側端子を嵌合部に嵌合させることができるため、車載機器とアース用電線との電気的な接続を容易に行うことができる。
尚、前記アース用電線の端末位置に配置されるジョイントコネクタでは、前記接続用金属導体は、前記車体の接地部に接続可能な接地用端子をさらに備え、前記絶縁ハウジングは、前記接続部と前記接地用端子とを外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持するのが好ましい。
このように接続用金属導体が接地用端子を備えることで、当該接地用端子が車体の接地部に接続されることにより、当該端末用ジョイントコネクタに接続された車載機器がアース用電線を介することなく車体に接地され、これにより前記車載機器に対してアース用電線に生じるアース電位の振れが影響しなくなる。その結果、アース電位の振れに弱い車載機器を当該アース接続用配線材に接続することが可能となる。
また、上記課題を解消すべく、本発明は、前記何れかのアース接続用配線材に用いられるジョイントコネクタであって、前記車載機器と電気的に接続された電線の端末に設けられた機器側端子と嵌合可能な嵌合部及び前記アース用電線に接続・固定可能な接続部を一体に含む接続用金属導体と、前記嵌合部に嵌合させるために前記機器側端子を挿入可能な形状の端子収容室を有し、前記接続部を外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持する絶縁ハウジングと、を備えることを特徴とする。
このジョイントコネクタでは、接続部が絶縁ハウジングから外部に露出しているため、当該ジョイントコネクタをアース用電線に接続・固定するときの接続・固定作業が行い易い。そのため、当該ジョイントコネクタを用いることにより前記アース接続用配線材の製造が容易になる。
しかも、当該ジョイントコネクタでは、接続用金属導体が接続部及び嵌合部を一体に含むように金属によって形成されているため、嵌合部とアース用電線とを細い電線等で接続するよりも確実に接続することができる。
前記ジョイントコネクタでは、前記接続用金属導体は複数の嵌合部を有し、これら複数の嵌合部は単一の金属板で構成され、前記絶縁ハウジングは、複数の端子収容室が前記金属板に沿って各嵌合部に対応する位置に並ぶように当該金属板の厚み方向に扁平な外形を有し、この絶縁ハウジングの前記厚み方向の一方側で各端子収容室内と外部とを画定する壁部には、各端子収容室に対応する部位に、前記機器側端子を前記端子収容室に挿入するときに当該絶縁ハウジングの外面よりも外側へ撓んで前記機器側端子の通過を許容し、その通過後に正規の位置に復帰して前記機器側端子を前記嵌合部と嵌合する位置に係止する端子係止部が形成されるのが好ましい。
ジョイントコネクタの前記金属板がワイヤハーネスの径方向に対して略直交する姿勢となるように当該ジョイントコネクタが用いられたアース接続用配線材がワイヤハーネスに組み込まれることで、当該ワイヤハーネスからのジョイントコネクタの突出寸法が小さく抑えられる。そのため、当該ジョイントコネクタが用いられたアース接続用配線材がワイヤハーネスに組み込まれることにより、当該ワイヤハーネス全体の細線化を進めることができる。
端子係止部は、通常、絶縁ハウジング内に設けられる。しかし、本発明に係る絶縁ハウジングは、ジョイントコネクタの薄型化且つ小型化を図るべく扁平な外形を有しているため、端子係止部を絶縁ハウジング内に設けることができず、端子収容室内と外部とを画定する壁部の一部に端子係止部が形成されている。
この端子係止部は、複数の電線と共に当該ジョイントコネクタが用いられたアース接続用配線材が束ねられた状態でその周囲にテープが巻付けられるときに固定されていないとしても、端子収容室に挿入された機器側端子を係止することができる。しかしながら、複数の電線と共に当該ジョイントコネクタが用いられたアース接続用配線材が束ねられた状態で前記テープが巻付けられるときに、当該テープが端子係止部の形成された部位を全て通るように絶縁ハウジングに貼り付けられることで全ての端子係止部の絶縁ハウジングの外面よりも外側への撓みが前記テープによって規制され、これにより機器側端子の嵌合部との嵌合状態が維持されて機器側端子のジョイントコネクタからの脱落が確実に防止される。
また、上記課題を解消すべく、本発明は、車載機器に接続されるワイヤハーネスであって、複数の電線と、前記何れかのアース接続用配線材と、を含み、これらが互いに束ねられることで構成されていることを特徴とする。
このワイヤハーネスでは、アース用電線が車体の接地部に接続された状態で、各車載機器が対応する位置のジョイントコネクタに接続されることにより、各車載機器が車体に接地される。しかも、アース接続用配線材がワイヤハーネスに組み込まれることにより、当該ワイヤハーネスに多数のアースラインを組み込む必要がなくなり、これにより当該ワイヤハーネスの細線化及び軽量化を図ることができる。
以上より、本発明によれば、ワイヤハーネスに組み込まれることによって当該ワイヤハーネスの細線化及び軽量化を図ることができるアース接続用配線材、これに用いられるジョイントコネクタ、及びアース接続用配線材が組み込まれたワイヤハーネスを提供することができる。
本実施形態に係るワイヤハーネスの外観図である。 前記ワイヤハーネスの絶縁テープを除いた状態の外観図である。 前記ワイヤハーネスに組み込まれるアース接続用配線材の斜視図である。 前記アース接続用配線材において、(a)は、ジョイントコネクタが設けられた部位の拡大斜視図であり、(b)は、端末用のジョイントコネクタが設けられた部位の拡大斜視図である。 前記ジョイントコネクタにおいて、車載機器に接続されている接地電線の端末に装着された機器側端子が当該ジョイントコネクタに挿入される途中の状態を示す断面側面図である。 前記ジョイントコネクタにおいて、前記接地電線の端末に装着された機器側端子がジョイントコネクタに完全に挿入された状態を示す断面側面図である。 前記ジョイントコネクタの断面底面図である。 前記ジョイントコネクタの平面図である。 図8におけるA−A断面図である。 前記ワイヤハーネスにおいて、(a)は、絶縁テープを巻付ける前の幹線から分岐線が分岐する部位の拡大図であり、(b)は、絶縁テープを巻付けた後の幹線から分岐線が分岐する部位の拡大図である。 他実施形態に係るジョイントコネクタの絶縁ハウジングと接続用導体との分解斜視図である。 前記ジョイントコネクタのアース用電線への圧接手順を示す図である。 前記ジョイントコネクタをアース用電線に圧接し、蓋部材を被せた状態の斜視図である。 従来のワイヤハーネスにおけるアースラインの配索状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るワイヤハーネス50は、幹線52と、この幹線52から分岐する分岐線54とを備える。幹線52は、複数の電線11と、アース接続用配線材(以下、単に「配線材」とも称する。)10とを含み、これらが互いに束ねられることにより構成されている。分岐線54は、幹線52から引き出された電線11を含む複数の電線11が束ねられることにより構成されている。これら幹線52と分岐線54とを構成するために束ねられた配線材10及び電線11の周囲には、絶縁用テープ56が巻付けられ、絶縁が図られている。また、幹線52や分岐線54の端末から延びる電線11の先端には、車載機器(例えば、インパネに配設されるメータ等)と接続可能なコネクタCが接続されている。尚、幹線52や分岐線54に含まれる複数の電線11には、当該ワイヤハーネス50が接続される車載機器のアース端子と電気的に接続される電線(接地電線11a)も含まれている。
配線材10は、車体の接地部に接続可能であり、図3にも示されるように、アース用電線12と、このアース用電線12に配設される複数のジョイントコネクタJCとを備える。アース用電線12は、被覆電線により構成されている。このアース用電線12の中間位置にはその長さ方向に沿って複数のジョイントコネクタJC1(図4(a)参照)が設けられ、両端末にはそれぞれ端末用のジョイントコネクタJC2(図4(b)参照)が配設されている。これらジョイントコネクタJC1及びJC2は、アース用電線12の被覆を局所的に除去し、この被覆が除去され導体が露出した部位に圧着(接続・固定)されている。尚、複数のジョイントコネクタJCの具体的な形状は全て同一である必要はなく、接地電線11aを介して接続される車載機器からのアース電流の大小によって大きさの異なるジョイントコネクタが用いられてもよい(図3参照)。
ジョイントコネクタJC1は、図4(a)、図5乃至図9にも示されるように、単一の接続用導体(接続用金属導体)30と、この接続用導体30を保持するための絶縁ハウジング40とを備える。
接続用導体30は、導電材料からなり、接地電線11aの端末に設けられた機器側端子20(図5及び図6参照)が接続される。具体的に、接続用導体30は、単一の金属板を適当な形状に打ち抜くことにより形成された接続用金属板の所定部位を折り曲げることにより構成されている。この接続用導体30は、複数の電気接触部32と、基部34と、圧着部(接続部)36とを一体に有する。各電気接触部32は、各機器側端子20の雌型の電気接触部22に嵌入可能な雄型(タブ)の嵌合部であり、これらの電気接触部32がその幅方向と平行な方向に配列されている。基部34は、電気接触部32の配列方向に延び、この基部34に各電気接触部32の基端がつながっている。圧着部36は、電線11に圧着される部位であり、基部34の後端側(図5においては右側)につながっている。この圧着部36は、基部34から後方に向って延出する板状の延出部36aと、この延出部36aから延びる一対の圧着片36bとからなる。延出部36aは、その後端側が絶縁ハウジング40の下面と略同一平面上に位置するように、中間部位が段差状に折り曲げられている(図5及び図6参照)。一対の圧着片36bは、延出部36aの両端部から幅方向(電気接触部32の並び方向)に延び、この幅方向に延びた部位が延出部36aに対して下方に向かって略直交するようにそれぞれ折り曲げられることにより(図9参照)構成されている。
絶縁ハウジング40は、合成樹脂等の絶縁材料により全体が一体に成型され、接続用導体30を保持することが可能な形状、具体的には当該接続用導体30の各電気接触部32及び基部34の厚み方向に偏平な形状を有する。この絶縁ハウジング40は、互いに平行な平板状の底壁41及び天壁42と、両壁41,42の幅方向両端部同士(すなわち左側端部同士及び右側端部同士)をそれぞれつなぐ一対の側壁44とを一体に有する。これらの壁41,42,44は絶縁ハウジング40の外壁を構成する。
外壁の後端部(図5乃至図7では右端部)は、導体保持部43を構成する。この導体保持部43内に絶縁ハウジング40の後端に設けられた開口部43aから接続用導体30の基部34が圧入されることにより、当該基部34が当該導体保持部43に保持される。
導体保持部43は、接続用導体30の基部34を保持する形状を有する。具体的には、基部34よりも一回り大きく、接続用導体30の電気接触部32の配列方向に延びる外形を有し、基部34が後方(図5では右方)から挿入可能な接続用金属板挿入口43aを囲む。この挿入口43aから基部34が各電気接触部32を前方に向けた姿勢で導体保持部43内に圧入される。
導体保持部43よりも前側の部分には、両側壁44と平行な複数(図では3つ)の仕切り壁45がコネクタ幅方向に配列される。各仕切り壁45は、これに隣接する他の仕切り壁45または側壁44との間に端子収容室47を画定する。各端子収容室47は、前方に開口し、かつ、その開口から機器側端子20が挿入可能な形状を有する。各端子収容室47内にはそれぞれ後方から接続用導体30の各電気接触部32が突出しており、当該端子収容室47に挿入された機器側端子20の電気接触部22が電気接触部32と嵌合することにより当該機器側端子20と接続用導体30とが電気的に導通する。
天壁42には、各端子収容室47に対応する位置にランス(端子係止部)46が形成されている。各ランス46は、天壁42に形成された略コ字状のスリット42a(図8参照)により囲まれていて、当該天壁42の本体に対してその厚み方向に撓み変形することが可能な自由端部を有し、その自由端部に爪状の係止部46aが形成されている。この係止部46aは、挿入される機器側端子20と接触することにより図5に示すように撓み変形して当該機器側端子20の通過を許容し、その通過後に正規の位置に弾性的に復帰することにより前記機器側端子20の被係止片28を後方から拘束する(図6参照)。つまり、機器側端子20をこの機器側端子20が前記電気接触部32と嵌合する位置に係止する。
従って、このジョイントコネクタJCでは、その端子収容室47内に接地電線11aの端末の機器側端子20が挿入されて接続用導体30の電気接触部32に嵌合されることにより、車載機器と当該接続用導体30との電気的な接続が達成される。
端末用のジョイントコネクタJC2は、図4(b)に示されるように、ジョイントコネクタJC1の接続用導体30に、さらに車体の接地部に接続可能な接地用端子38が一体に含まれるように構成されている。具体的には、以下で説明するが、ジョイントコネクタJC1と異なる構成についてのみ詳細に説明する。
端末用のジョイントコネクタJC2は、単一の接続用導体130と、この接続用導体130を保持するための絶縁ハウジング40とを備える。この接続用導体130は、単一の金属板を適当な形状に打ち抜くことにより形成された接続用金属板の所定部位を折り曲げることにより構成されている。接続用導体130は、複数の電気接触部32と、基部34と、圧着部36と、接地用端子38とを一体に有する。
接地用端子38は、圧着部36の後端部につながる板状の部位である。接地用端子38には、車体へ接続するときにボルト等が挿通される貫通孔38aが中央に設けられている。また接地用端子38は、貫通孔38aの周縁部における当該貫通孔38aを挟んで対向する位置に、切欠き片39が起き上がっている。この切欠き片39は、先端部が前記貫通孔38aの周縁部と略平行になるよう中間位置で折り曲げられている。
このように構成されるジョイントコネクタJC1は、以下のようにしてアース用電線12に圧着(接続・固定)される。先ず、アース用電線12におけるジョイントコネクタJC1の配設位置の被覆が剥がされる。このように被覆が剥がされ導体が露出した部位に、圧着部36が当該部位を跨ぐように、即ち、延出部36aから略下方に向かって延びる一対の圧着片36bの間に前記露出した部位が位置するようにジョイントコネクタJC1がアース用電線12上に配置される。この状態で、各圧着片36bが内側(先端部が互いに接近する方向)に折り曲げられる(かしめられる)ことにより、延出部36aと圧着片36bとの間に前記導体が挟み込まれ、これにより圧着部36が前記露出した導体に圧着される。このように圧着されることで接続用導体30とアース用電線12の導体とが導通する。
端末用のジョイントコネクタJC2は、アース用電線12の端末位置の被覆が剥がされ、この端末位置で露出した導体に前記のジョイントコネクタJC1と同様にして圧着される。尚、アース用電線12には、複数のジョイントコネクタJC(JC1及びJC2)が圧着されるが、アース用電線12に圧着された各ジョイントコネクタJCの方向が全て同一方向となるように圧着される必要はない。即ち、接地電線11aの配索状態に応じて適宜、ジョイントコネクタJCの端子収容室47の開口方向を決定すればよい(図3参照)。
このようにジョイントコネクタJCをアース用電線12に接続・固定する作業の際に、本実施形態に係るジョイントコネクタJCでは、接続用導体30の圧着部36が絶縁ハウジング40から外部に露出しているため、接続・固定作業が行い易い。そのため、当該ジョイントコネクタJCを用いることにより配線材10の製造が容易になる。しかも、当該ジョイントコネクタJCでは、接続用導体30が圧着部36及び電気接触部32を一体に含むように導体によって形成されているため、電気接触部32とアース用電線12とを細い電線等で接続するよりも確実に接続することができる。
以上のように構成される配線材10を用い、以下のようにしてワイヤハーネス50が製造される。
先ず、配線材10が所定の位置に配置される。次に、各車載機器に接続するための複数の電線11が順次配索される。このように複数の電線11が配索されることで、配線材10を含む幹線52及び分岐線54が構成される。このとき配索される各電線11の端末(先端)にはコネクタCが接続されている。
各コネクタCには、それぞれ複数の電線11が接続されており、この複数の電線11には接地電線11aが含まれている。この接地電線11aの車載機器と接続される端部と反対側の端部には、前記の機器側端子20が設けられている。この機器側端子20は、配線材10のジョイントコネクタJC1に接続される。具体的には、機器側端子20が絶縁ハウジング40の端子収容室47の内部に挿入されることにより、機器側端子20の電気接触部22に接続用導体30の電気接触部32が嵌入され、接地電線11aとアース用電線12とが導通する。このように機器側端子20が電気接触部32と嵌合する位置まで端子収容室47内に挿入されると、当該機器側端子20がランス46によって係止され、前記の嵌合状態が維持される。
この接地電線11aがジョイントコネクタJC1に接続されるときに、例えば、この接地電線11aが分岐線54に含まれている場合には、当該接地電線11aの短縮化を図るために、この分岐線54の基部(幹線52側の端部)に近い位置に配設されているジョイントコネクタJC1に当該接地電線11a接続される(図10(a)参照)のが好ましい。
但し、アース電位の振れに弱い車載機器に接続される接地電線11aは、配線材10の端末まで配索され、端末用のジョイントコネクタJC2に接続される。これは、端末用のジョイントコネクタJC2では接続用導体130に接地用端子38が一体に含まれ、この接地用端子38が車体の接地部に接続されるからである。即ち、接地用端子38が車体に接続されることにより、当該端末用のジョイントコネクタJC2に接続された車載機器がアース用電線12を介することなく車体に接地されるため、前記車載機器に対してアース用電線12に生じるアース電位の振れが影響しなくなるからである。
以上のようにして配線材10及び各電線11が配索され、各接地電線11aが対応する配線材10のジョイントコネクタJC1(又はJC2)に接続された(図2参照)後、互いに束ねられた電線11(接地電線11aを含む)及び配線材10の周囲に絶縁用テープ56が巻付けられ(図1及び図10(b)参照)、ワイヤハーネス50が形成される。
このようにして製造されたワイヤハーネス50は、端末用のジョイントコネクタJC2の接地用端子38が車体の接地部にネジ止めされ、各コネクタCが接続対象の車載機器にそれぞれ接続されることによって車両に取り付けられる。
以上説明したように、本実施形態では、配線材10がワイヤハーネス50に組み込まれることによって、接地電線11aを介して各車載機器が対応する位置のジョイントコネクタJC(JC1及びJC2)にそれぞれ接続されることにより、各車載機器が車体に接地可能となるため、当該ワイヤハーネス50に多数のアース用の電線(アースライン)を組み込む必要がなくなる。これにより当該ワイヤハーネス50の細線化及び軽量化を図ることができる。即ち、本発明は、従来のワイヤハーネスに含まれるアースラインが全てゼロ電位に保たれるものであって、これらを一体化することが可能であるという事情に着目し、共通のアース用電線12に複数のジョイントコネクタJCを配設することにより、その目的を達成したものである。
本実施形態のように、接地電線11aとアース用電線12との接続にジョイントコネクタJCを用いることにより、端子収容室47に接地電線11aの機器側端子20を挿入することで機器側端子20の電気接触部22に接続用導体30(130)の電気接触部32を嵌入させることができるため、車載機器とアース用電線12との電気的な接続を容易に行うことができる。
また、本実施形態のジョイントコネクタJCは、絶縁ハウジング40が前記のように扁平な外径を有しているため、当該ジョイントコネクタJCの電気接触部32の並び方向がワイヤハーネス50の径方向に対して略直交する姿勢となるように当該ジョイントコネクタJCが用いられた配線材10がワイヤハーネス50に組み込まれることで、当該ワイヤハーネス50からのジョイントコネクタJCの突出寸法が小さく抑えられる。そのため、当該ジョイントコネクタJCが用いられた配線材10がワイヤハーネス50に組み込まれることにより、当該ワイヤハーネス50全体の細線化を進めることができる。
ランス46は、通常、絶縁ハウジング40内に設けられる。しかし、本実施形態の絶縁ハウジング40は、ジョイントコネクタJCの薄型化且つ小型化を図るべく扁平な外形を有しているため、ランス46を絶縁ハウジング40内に設けることができず、端子収容室47内と外部とを画定する壁部(本実施形態では天壁42)の一部にランス46が形成されている。
このランス46は、複数の電線11と共に当該ジョイントコネクタJCが用いられた配線材10が束ねられた状態でその周囲に絶縁用テープ56が巻付けられるときに固定されていないとしても、端子収容室47に挿入された機器側端子20を係止することができる。しかしながら、複数の電線11と共に当該ジョイントコネクタJCが用いられた配線材10が束ねられた状態で絶縁用テープ56が巻付けられるときに、当該絶縁用テープ56がランス46の形成された部位を全て通るように絶縁ハウジング40の天壁42に貼り付けられることで全てのランス46の絶縁ハウジング40の外面よりも外側への撓みが前記絶縁用テープ56によって規制され、これにより機器側端子20の電気接触部22と接続用導体30の電気接触部32との嵌合状態が維持されて機器側端子20のジョイントコネクタJCからの脱落が確実に防止される。
尚、本発明の配線材10、これに用いられるジョイントコネクタJC(JC1及びJC2)、及び配線材10が組み込まれたワイヤハーネス50は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
ジョイントコネクタJCのアース用電線12への接続・固定方法は、限定されない。例えば、本実施形態では、ジョイントコネクタJCは、圧着によりアース用電線12に接続・固定されているが、圧接や溶接等によって接続・固定されてもよい。
具体的に、例えば、圧接によりアース用電線12に接続・固定されるジョイントコネクタJC3は、以下のように構成される。尚、ジョイントコネクタJC1と同様の構成には同一符号を用いると共に詳細な説明を省略し、異なる構成についてのみ詳細に説明する。
図11乃至図13に示されるように、ジョイントコネクタJC3は、単一の接続用導体230と、この接続用導体230を保持するための絶縁ハウジング240とを備える。
接続用導体230は、単一の金属板を適当な形状に打ち抜くことにより形成された接続用金属板の所定部位を折り曲げることにより構成されている。この接続用導体230は、複数の電気接触部32と、基部34と、圧接部(接続部)236とを一体に有する。
圧接部236は、基部34の両端部からその幅方向(電気接触部32の並び方向)にそれぞれ延び、基部34に対して起立するように折り曲げられることにより構成されている。圧接部236には、その先端から基部34に向かって切込み部236aが設けられている。切込み部236aは、アース用電線12が圧入される部位であり、その切込み部236aの切り込みの幅は、アース用電線12の導体の直径よりも小さい。また、切込み部236aの圧接部236先端側の端部は、アース用電線12を切込み部236a内に圧入し易いように、前記圧接部236の先端に向かって切り込みの幅が広くなるように形成されている。
絶縁ハウジング240は、合成樹脂等の絶縁材料により成型され、本体部241と、この本体部241の後端部につながり圧接部236が外部に露出した状態で接続用導体230を保持する保持部243と、前記露出した圧接部236を囲う蓋部材249とを有する。本体部241は、前記の実施形態における絶縁ハウジング40と同様に、互いに平行な平板状の底壁41及び天壁42と、両壁41,42の幅方向両端部同士をそれぞれつなぐ一対の側壁44とを一体に有している。このように構成される本体部241の後端部には、底壁41、天壁42及び両側壁44によって囲まれた接続用金属板挿入口43aが形成され、この開口部から接続用導体230が電気接触部32側から圧入される。
保持部243は、接続用金属板挿入口43aから電気接触部32がその先端側から圧入された状態の接続用導体230(具体的には、基部34及び圧接部236)を底壁側と後端側とを残して囲む保持壁248と、この保持壁248の後端側を塞ぐ保持部材247とを有する。即ち、保持壁248と保持部材247とにより、接続用導体230の基部34及び圧接部236が絶縁ハウジング240の底壁側を残して囲まれる。尚、保持壁248の側壁部位248aは、側面視(図12においてアース用電線12に沿った方向視)において圧接部236に設けられた切込み部236aが外部に露出する(図12参照)ような形状を有している。
蓋部材249は、前記保持部243から露出する圧接部236の切込み部236aにアース用電線12が圧入された状態で、保持部243に底壁側から被せられることにより、この保持部243と共に基部34及び圧接部236を囲む(図13参照)ような形状を有する。
このように構成されるジョイントコネクタJC3は、圧接部236の切込み部236aにアース用電線12が圧入されることにより、このアース用電線12に接続・固定される。具体的に、アース用電線12におけるジョイントコネクタJC3の配置部位が圧接部236の切込み部236aに圧入される。このとき、前記の実施形態と異なり、接続部位の被覆を剥ぐことなくアース用電線12が切込み部236aに圧入される(図12参照)。このように圧入されると、アース用電線12の切込み部236aとの当接部位の被覆が当該切込み部236aによって剥がされ、内部の導体が切込み部236a内に入り込んで挟持される。このようにアース用電線12の導体が切込み部236aに挟持されることにより導通すると共に固定される。この状態で、蓋部材249が被せられ、ジョイントコネクタJC3のアース用電線12への取り付けが完了する(図13参照)。
また、例えば、溶接によりアース用電線12に接続・固定されるジョイントコネクタでは、絶縁ハウジング40の接続用金属板挿入口43aから電気接触部32と一体につながる板状の延出部が後方に向かって延び、この延出部がアース用電線12の被覆を剥がして露出させた導体に溶接される。
配線材10の組み込まれるワイヤハーネス50の部位は、限定されない。例えば、本実施形態では、幹線52に組み込まれているが、この部位に限定されず、分岐線54に組み込まれてもよく、幹線52と分岐線54との両方に組み込まれてもよい。分岐線54内に多数配索される接地電線11aを共通化して配線材10に置き換えることにより、当該分岐線54のスリム化を進めることができる。
ワイヤハーネス50に組み込まれる配線材10の本数は限定されない。例えば、本実施形態では、幹線52に1本の配線材10が組み込まれているが、これに限定されず、2本以上であってもよい。
アース用電線12の車体の接地部への接続部位は、限定されない。例えば、本実施形態では、アース用電線12の端末に設けられた端末用のジョイントコネクタJC2の接地用端子38が用いられているが、これに限定されず、アース用電線12の端末位置にジョイントコネクタJCとは独立した端子が設けられてもよい。また、端子の位置は、アース用電線12の端末位置である必要もなく、中間位置にでもよい。
また、アース用電線12に設けられるジョイントコネクタJCの具体的形状は、限定されない。例えば、絶縁ハウジングは、薄型でなくてもよく、端子収容室47の数が4つである必要もない。即ち、接続用導体が電気接触部と圧着部や圧接部等の接続部とを一体に含み、端子収容室47を有する絶縁ハウジングが接続部を外部に露出した状態で接続用導体を保持していればよい。
10 配線材(アース接続用配線材)
11a 接地電線
12 アース用電線
20 機器側端子
30 接続用導体
32 電気接触部(嵌合部)
34 基部
36 圧着部(接続部)
38 接地用端子
40 絶縁ハウジング
47 端子収容室
50 ワイヤハーネス
52 幹線
54 分岐線
56 絶縁用テープ
JC ジョイントコネクタ

Claims (6)

  1. ワイヤハーネスに組み込まれ、当該ワイヤハーネスに接続される車載機器を車体に接地するために用いられるアース接続用配線材であって、
    前記車体の接地部に接続可能なアース用電線と、
    このアース用電線に沿った複数の位置に配置され、前記車載機器と電気的に接続される電線を当該アース用電線に電気的に接続する複数のジョイントコネクタと、を備えることを特徴とするアース接続用配線材。
  2. 請求項1に記載のアース接続用配線材であって、
    前記ジョイントコネクタは、前記車載機器と電気的に接続された電線の端末に設けられた機器側端子と嵌合可能な嵌合部と前記アース用電線に接続・固定される接続部とを一体に含む接続用金属導体と、前記嵌合部に嵌合させるために前記機器側端子を挿入可能な形状の端子収容室を有し、前記接続部を外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持する絶縁ハウジングとを有することを特徴とするアース接続用配線材。
  3. 請求項2に記載のアース接続用配線材であって、
    前記アース用電線の端末位置に配置されるジョイントコネクタでは、前記接続用金属導体は、前記車体の接地部に接続可能な接地用端子をさらに備え、
    前記絶縁ハウジングは、前記接続部と前記接地用端子とを外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持することを特徴とするアース接続用配線材。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のアース接続用配線材に用いられるジョイントコネクタであって、
    前記車載機器と電気的に接続された電線の端末に設けられた機器側端子と嵌合可能な嵌合部及び前記アース用電線に接続・固定可能な接続部を一体に含む接続用金属導体と、
    前記嵌合部に嵌合させるために前記機器側端子を挿入可能な形状の端子収容室を有し、前記接続部を外部に露出させた状態で前記接続用金属導体を保持する絶縁ハウジングと、を備えることを特徴とするジョイントコネクタ。
  5. 請求項4に記載のジョイントコネクタであって、
    前記接続用金属導体は複数の嵌合部を有し、これら複数の嵌合部は単一の金属板で構成され、
    前記絶縁ハウジングは、複数の端子収容室が前記金属板に沿って各嵌合部に対応する位置に並ぶように当該金属板の厚み方向に扁平な外形を有し、この絶縁ハウジングの前記厚み方向の一方側で各端子収容室内と外部とを画定する壁部には、各端子収容室に対応する部位に、前記機器側端子を前記端子収容室に挿入するときに当該絶縁ハウジングの外面よりも外側へ撓んで前記機器側端子の通過を許容し、その通過後に正規の位置に復帰して前記機器側端子を前記嵌合部と嵌合する位置に係止する端子係止部が形成されることを特徴とするジョイントコネクタ。
  6. 車載機器に接続されるワイヤハーネスであって、
    複数の電線と、請求項1乃至3の何れか1項に記載のアース接続用配線材と、を含み、これらが互いに束ねられることで構成されていることを特徴とするワイヤハーネス。
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