JP2002134199A - ジョイント用端子金具及びジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイント用端子金具及びジョイントコネクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリエーションに富んだジョイントが実現で
きかつより安価に製造可能とする。 【解決手段】 端子金具21は、共通の元端子金具に後
加工を施すことで、ジョイント部30が後方に折り返さ
れた第1形状21Aと、ジョイント部30が前方に延出
された第2形状21Bと、ジョイント部30が切除され
た第3形状21Cとに選択的に形成される。第1形状2
1Aはその上段に配された端子金具21と、第2形状2
1Bは対向して配された端子金具21とそれぞれジョイ
ントを取る場合に用いられ、第3形状21Cは上段の端
子金具21とはジョイントを要しない場合等に用いられ
る。連鎖部32の切断の有無を含めると、一方のブロッ
クコネクタ10A側から、上下方向、相手と対向する方
向及び横方向の3次元の方向にわたってジョイントの是
非を設定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイント用端子
金具とこの端子金具を組み込んだジョイントコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】ジョイントコネクタは、例えばアース線
等の共通の回路系統に使用される各電線をそれぞれ接続
する場合に用いられており、一例として特開平8−30
6451号に開示されたものが知られている。このもの
は、図14に示すように、コネクタハウジング1内に複
数ずつの端子収容室2が複数段に設けられ、各端子収容
室2に、例えば支線側のワイヤハーネスの各電線3Aの
端末に設けられた雌側のジョイント端子4が収容されて
いる。このジョイント端子4には、弾性接触片5Aを設
けた端子接続部5の上面にジョイント用の接触片5Bが
設けられており、この接触片5Bが上下の端子収容室2
間の壁の開口を通して上段のジョイント端子4の端子接
続部5の下面と接触され、各段のジョイント端子4同士
がジョイントされる。そしてこのコネクタハウジング1
が、例えば幹線側のワイヤハーネスに設けられたコネク
タハウジングと嵌合され、上記のジョイント端子4のう
ちの1つと、幹線側のワイヤハーネスの所定の電線3B
に固着された雄側の端子金具6とが接続されることによ
って、幹線側の1本の電線3Bと、支線側の4本の電線
3Aとを相互に接続するといったようにして用いられ
る。
【0003】一方、自動車用ワイヤハーネスでは、近年
の回路の増大化かつ複雑化に伴い、ワイヤハーネスを複
数に分割して取り扱う傾向にある。例えば、ワイヤハー
ネスが対応する装置ごと等の複数のサブハーネスに分け
られ、各サブハーネスがそれぞれ別の場所で仮結束され
たのち所定の組付現場に搬入され、改めて相手のワイヤ
ハーネスと接続される。ここで、仮結束されたサブハー
ネスでは、後の本結束の作業等を考慮すると、電線の端
末の端子金具を予めコネクタハウジングに収容しておく
ことが望ましいという事情がある。
【0004】そこで本願出願人は、上記に示した多段の
コネクタハウジングを各段ごとにサブハウジングとして
分割し、後から一体組み付け可能とした、いわばブロッ
ク形式のジョイントコネクタを提案した(特願平11−
212791号)。このジョイントコネクタによれば、
ワイヤハーネスを複数のサブハーネスに分けて別々の場
所で仮結束する場合にも、各サブハーネスごとにサブハ
ウジングを設け、各サブハーネスを組付現場に搬入した
ところでサブハウジングを一体化し、併せて各サブハウ
ジングのジョイント端子間をジョイントするといった使
い方ができる。
【0005】このジョイントコネクタはまた、複数のサ
ブハウジングに分けるとは言えども、それらは同じ形状
に形成可能であり、ジョイント端子の形状も共通にでき
るから、コスト高は抑えられる。さらに、サブハウジン
グの積み上げ段数を増すだけで簡単にジョイント数の増
加に対応できるし、また同じサブハウジング内に収容さ
れたジョイント端子を連鎖端子状にしておき、連鎖部分
で適宜に切断の有無を設定することによって、各段にお
ける横方向のジョイントも任意に取れ、ジョイントのバ
リエーションにすこぶる富んだジョイントコネクタが低
廉に製造できるといった利点が得られるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記に例示し
たブロック形式のジョイントコネクタが、例えば支線側
のワイヤハーネスに用いられるとすると、相手の幹線側
のワイヤハーネスについても、同様のブロック形式のジ
ョイントコネクタが適用できる筈である。しかるに先に
提案したものでは、例えば支線側のワイヤハーネスのジ
ョイントコネクタには雌側のジョイント端子が使用され
ており、そうすると、相手の幹線側のワイヤハーネスの
ジョイントコネクタでは雄側のジョイント端子が使用さ
れることになる。そのため、支線側と幹線側とでは異な
ったジョイント端子を製造する必要があり、それに伴い
各ジョイントコネクタを構成するサブハウジング同士も
別形状に製造する必要があるため、製造コストの低減に
は限界があり、さらなる改良が切望されていた。本発明
は上記のような事情に基づいて完成されたものであっ
て、その目的は、バリエーションに富んだジョイントが
実現できかつより安価に製造可能とするところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係るジョイント用端
子は、電線の端末に接続される電線接続部と、他の端子
金具を受け入れて接続可能な端子接続部と、この端子接
続部から突設されたタブ状のジョイント部とを備え、こ
のジョイント部は、前記端子接続部から軸方向に沿って
前方へ延出された後折り返されることで、隣接された端
子金具における前記端子接続部に前方から差し込まれて
接触する形状と、前記端子接続部から軸方向に沿って前
方へ延出されることで、対向した端子金具における前記
端子接続部に前方から差し込まれて接触する形状とに選
択的に形成可能となっている構成としたところに特徴を
有する。請求項2の発明は、請求項1に記載のものにお
いて、前記ジョイント部は、前記端子接続部から切り離
し可能に形成されているところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明のジョイントコネクタは、
コネクタハウジングに並設された端子収容室にはジョイ
ント用の端子金具が収容され、この端子金具は、電線の
端末に接続される電線接続部と、他の端子金具を受け入
れて接続可能な端子接続部と、この端子接続部から突設
されたタブ状のジョイント部とを備え、このジョイント
部が、前記端子接続部から軸方向に沿って前方へ延出さ
れた後折り返された形状と、前記端子接続部から軸方向
に沿って前方へ延出された形状とに選択的に形成可能と
なっているとともに、前記コネクタハウジングが複数個
積み上げられてブロック体が形成され、同じく前記コネ
クタハウジングを複数個積み上げて形成された相手のブ
ロック体と対向状に結合可能となっており、前記端子金
具のジョイント部が折り返された形状である場合には、
このジョイント部が上下いずれかに隣接したコネクタハ
ウジングの前記端子収容室に前方から挿入されて、この
端子収容室内に収容された端子金具の前記端子接続部に
差し込まれて接続される一方、前記端子金具のジョイン
ト部が延出された形状である場合には、このジョイント
部が相手のブロック体における対向したコネクタハウジ
ングの前記端子収容室に前方から挿入されて、この端子
収容室内に収容された端子金具の前記端子接続部に差し
込まれて接続される構成となっているところに特徴を有
する。請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおい
て、対向した一対のブロック体同士を結合状態に保持す
るためのホルダを具備しているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>ジョイント
部が折り返されていれば隣接した端子金具とジョイント
が取れ、ジョイント部が延出されていれば対向した端子
金具とジョイントが取れる。元々が同じ形状の端子金具
であっても、ジョイント部の形状を選択的に変更するだ
けで、2通りのジョイント形態を取ることができる。 <請求項2の発明>ジョイント部を必要に応じて端子接
続部から切り離すようにすれば、ジョイントの是非を容
易に選択できる。
【0010】<請求項3の発明>例えばワイヤハーネス
の分割されたサブハーネスごとにコネクタハウジングを
振り分け、後で各コネクタハウジングを積み上げてブロ
ック体とし、同様に形成された相手のブロック体と対向
して結合するといった使い方ができる。いわゆるブロッ
ク形式のジョイントコネクタが実現できる。ここで、ジ
ョイント部が折り返された形状の端子金具については、
上下に隣接したコネクタハウジングに収容された端子金
具とジョイントが取られ、一方、ジョイント部が延出さ
れた形状の端子金具では、相手のブロック体における対
向したコネクタハウジングに収容された端子金具とジョ
イントが取られる。しかも、各端子金具は元は共通形状
に製造でき、またそれを収容するコネクタハウジングも
共通形状に形成できるから、製造コストが大幅に低減で
きる。すなわち、大幅なコスト低減を図った上でバリエ
ーションに富んだジョイントを実現することが可能とな
る。言い換えると、従来高価かつ車種専用となるジャン
クションブロックと同一機能を安価に提供することがで
きる。 <請求項4の発明>対向したブロック体同士がホルダに
よって結合状態に保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図12に基づいて説明する。この実施形態のジョ
イントコネクタは、図1に示すように、支線側のワイヤ
ハーネス11Aの接続端に設けられる第1のブロックコ
ネクタ10A(以下、第1ブロックという)と、幹線側
のワイヤハーネス11Bの接続端に設けられる第2のブ
ロックコネクタ10B(以下、第2ブロックという)と
から構成されている。両ワイヤハーネス11A,11B
は、それぞれ複数のサブハーネス12A,12Bに分割
されて、各サブハーネス12A,12Bごとに個別のコ
ネクタハウジング40が振り分けられ、詳しくは後記す
るが、各サブハーネス12A,12Bごとに端末の端子
金具21がまとめて同じコネクタハウジング40に収容
され、そのようなコネクタハウジング40が複数段に積
み上げられることで、上記のブロック10A,10Bが
形成されるようになっている。
【0012】続いて、端子金具21について説明する。
端子金具21は、圧接タイプのジョイント端子であっ
て、導電性を有する金属板をプレス成形することによっ
て、まず図2ないし図5に示す形状に形成される。以
降、このプレス成形後の元形をなす端子金具を元端子金
具20と称する。元端子金具20は詳細には、後端部に
電線Wの被覆にかしめられるインシュレーションバレル
23が設けられ、その前側に電線Wの端末に圧接される
圧接部24が設けられている。この圧接部24には、左
右の側壁が内方に打ち出されることで前後一対の圧接溝
25が形成され、両圧接溝25にわたって電線Wが押し
込まれると、被覆が切開されつつ芯線が圧接溝25の対
向縁に接触するようになっている。
【0013】圧接部24の前方には、他の端子金具21
と接続されるための端子接続部26が設けられている。
端子接続部26は、前後方向に開口した略角筒状に形成
されており、二重構造となった天井壁の内壁には、前縁
から内向きで略山形状に折り返された弾性接触片27が
形成されている。一方、天井壁の外壁には、撓み変形可
能な金属ランス28が後方の斜め上方を向いた姿勢で形
成されている。また、天井壁の外壁の前縁からはタブ状
をなすジョイント部30が、前方に向けて延出形成され
ている。このジョイント部30の付け根側の半分は1枚
板によって形成されるのに対して、先端側の半分は、一
方の側縁から折り重ねられることで2枚板となってい
る。
【0014】上記の元端子金具20は、キャリアで一連
に繋がれて搬送されつつ製造されるが、終盤の工程で、
図4に示すように、キャリアが波形に寄せ変形されて連
鎖部32とされ、この連鎖部32を介して隣り合った元
端子金具20同士が所定の短いピッチで並んで配設され
た状態とされる。そして、隣り合った元端子金具20間
で連鎖部32の切断の有無を選択することによって、複
数個の端子金具21が並んだいわゆる連鎖端子として、
あるいは単独の端子金具21として使い分けることがで
きるようになっている。
【0015】上記の元端子金具20からは、ジョイント
部30に加工を加えることにより、異なった3種類の形
状をなす端子金具21が得られるようになっている。な
お以降では、第1、第2及び第3の形状をなす端子金具
を区別する場合には、それぞれ21A,21B及び21
Cの符号を付し、総称する場合は端子金具21として説
明する。第1形状の端子金具21Aは、図6に示すよう
に、2枚板と1枚板との境の部分(第1屈曲部34A)
と、付け根から少し前方の部分(第2屈曲部34B)と
で2度直角曲げされることによって、ジョイント部30
が略U字状となって後方に折り返された形状に形成され
ている。この第1形状の端子金具21Aは、その上段に
配された端子金具21との間でジョイントを取る場合に
用いられる。なお、この第1形状とする加工は、元端子
金具20がコネクタハウジング40に収容されたのちに
行われる。
【0016】第2形状の端子金具21Bは、図7に示す
ように、上記の第2屈曲部34Bから下方に直角曲げさ
れたのち、その所定寸法前方の部分(第3屈曲部34
C)から再び前方に向けて直角曲げされることによっ
て、ジョイント部30が端子接続部26の入口まで下げ
られた状態で前方に延出された形状に形成されている。
この第2形状の端子金具21Bは、対向して配された端
子金具21との間でジョイントを取る場合に用いられ
る。この第2形状とする加工も、元端子金具20がコネ
クタハウジング40に収容されたのちに行われる。第3
形状の端子金具21Cは、図8に示すように、上記の第
2屈曲部34Bから先を切断した形状であって、その上
段に配された端子金具21とはジョイントが必要のない
場合に用いられる。
【0017】次に、コネクタハウジング40について説
明する。コネクタハウジング40は、合成樹脂材によっ
て、図9ないし図11に示す形状に形成されている。全
体としては扁平なブロック状に形成され、その内部に
は、複数の端子収容室41が、所定のピッチ(上記した
元端子金具20の製造時のピッチと同じ)で横方向に並
んで形成されている。各端子収容室41には、端子金具
21(一部は元端子金具20の状態)が後方の出入口4
2から挿入可能とされている。端子収容室41の前面に
は、ここに収容された端子金具21の端子接続部26に
対して、他の端子金具21のジョイント部30を挿入可
能な挿入口43が開口されているとともに、その上方に
は、逆に端子収容室41に収容された端子金具21(元
端子金具20)のジョイント部30を前方に突出可能と
するジョイント部導出口44が開口されている。
【0018】端子収容室41の各出入口42は、上記し
た端子金具21の連鎖部32が連なっている場合にも挿
入できるように、連通状に形成されている。また、各端
子収容室41の天井面における前端寄りの位置には、端
子金具21に設けられた金属ランス28に係止可能なラ
ンス孔45が開口されている。コネクタハウジング40
の上面には、サイドタイプのリテーナ47を挿入可能な
リテーナ挿入口46が端子収容室41の上面に開口して
形成されており、リテーナ47がコネクタハウジング4
0の上面と面一の位置まで差し込まれると、係止部48
が端子収容室41内に突入して端子金具21における端
子接続部26の後縁26A(アゴ部)に係止すること
で、二重係止されるようになっている(図11参照)。
【0019】各コネクタハウジング40の上面の左右両
端には、そのほぼ後半の領域において、前後方向を向い
た一対のアリ溝50が形成されている。このアリ溝50
は、後端が開放され、前端が行き止まり状となってい
る。一方、各コネクタハウジング40の下面における上
記のアリ溝50と対応した位置には、一対のアリ51が
形成されている。したがって、下段のコネクタハウジン
グ40の後端部の上面に、上段のコネクタハウジング4
0の前端部を重ね、アリ51をアリ溝50に合わせて上
段のコネクタハウジング40を前方に摺動させることに
よって、コネクタハウジング40を上下に積み上げ、か
つ上下方向への抜けが規制された状態で組み付けられる
ようになっている。なお、コネクタハウジング40の前
面の左右両端部には、耳部53が張り出し形成されてい
る。
【0020】上記のように第1ブロック10Aと第2ブ
ロック10Bとは、それぞれコネクタハウジング40を
複数段に積み上げて形成され、この両ブロック10A,
10Bが対向状に結合されるようになっており、この両
ブロック10A,10Bを結合状態に保持するためのホ
ルダ55が備えられている。ホルダ55は合成樹脂製で
あって、図1に示すように、両ブロック10A,10B
が突き合わされて結合された場合に、両ブロック10
A,10Bの突き合わせ側の端部において、その上下両
面と同図の手前側の側面を覆うべく断面チャンネル形に
形成されている。言い換えるとホルダ55は、両ブロッ
ク10A,10Bにわたる手前の側面に当てられる側板
56の上下両端から、両ブロック10A,10Bにわた
る上下の面に当たる上板57Aと下板57Bとが、弾性
変形可能に突設された形状となっている。
【0021】ホルダ55における上板57Aと下板57
Bの先端縁には、全幅にわたって係止鈎59が形成され
ている。ただし、係止鈎59の長さ方向の中央部では、
突き合わされたコネクタハウジング40の両耳部53を
嵌めて逃がす逃がし溝60が形成されている。また側板
56の中央部には、両ブロック10A,10Bの図1の
手前側の側面で縦方向に並んで突出した耳部53の列に
嵌まる位置決め溝61が形成されている。
【0022】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。支線側のワイヤハーネス1
1A(図11の右側)では、それぞれ7極を有する4つ
のサブハーネス12Aに分けられ、各サブハーネス12
Aに対して1個ずつのコネクタハウジング40が準備さ
れる。端子金具21には、元端子金具20の状態におい
てそれぞれ電線Wの端末が圧接されて接続される。その
のち、各端子金具21は、コネクタハウジング40の対
応する端子収容室41に対して出入口42から挿入され
る。第1と第2の形状を取る端子金具21A,21B
は、元端子金具20の状態で挿入され、第3形状の端子
金具21Cは、ジョイント部30が予め切断されたのち
挿入される。また、同じコネクタハウジング40に収容
される端子金具21の横方向のジョイントの是非に応じ
て、連鎖部32の切断の有無が設定され、複数が並んだ
連鎖端子として、あるいは単体の端子として挿入され
る。
【0023】各端子金具21(元端子金具20)は、端
子接続部26が端子収容室41の前面に当たるまで挿入
されると、金属ランス28がランス孔45に嵌まり込む
ことで抜け止め状態に収容される。ここで第1形状と第
2形状を取る端子金具21A,21Bでは、元端子金具
20の状態であって、真直に延びたジョイント部30が
ジョイント部導出口44を通って前面に突出する。続い
てリテーナ47を装着すれば、端子金具21(元端子金
具20)は二重係止される。係る状態から、第1形状を
取る端子金具21Aについては、既述したように第1と
第2の屈曲部34A,34Bで順次に直角曲げされるこ
とで、ジョイント部30が略U字状となって後方に折り
返された形状となる。また、第2形状を取る端子金具2
1Bについては、第2屈曲部34Bから下方に直角曲げ
されたのち、第3屈曲部34Cから再び前方に向けて直
角曲げされることによって、ジョイント部30が端子接
続部26の入口まで下げられた状態で前方に延出された
形状となる。
【0024】各サブハーネス12Aを仮結束する段階
で、上記したようにコネクタハウジング40に収容され
た端子金具21の曲げ処理等が完了し、係る状態で各サ
ブハーネス12Aが所定の組付現場へと搬入される。一
方の幹線側のワイヤハーネス11B(図11の左側)で
も、上記した支線側と同様にして、分割されたサブハー
ネス12Bごとに仮結束され、各サブハーネス12Bで
は、コネクタハウジング40内に、端子金具21が第1
ないし第3のいずれかの形状を取って収容された状態と
され、同様に各サブハーネス12Bが組付現場に搬入さ
れる。
【0025】組付現場では、コネクタハウジング40が
積み上げられて第1ブロック10Aと第2ブロック10
Bとが形成される。具体的には、下段のコネクタハウジ
ング40の後端部の上面に、その上段のコネクタハウジ
ング40の前端部を重ね、アリ51をアリ溝50に合わ
せて上段のコネクタハウジング40を前方に摺動させる
ことによって、コネクタハウジング40が上下への抜け
が規制された状態で積み上げられる。このとき、下段の
コネクタハウジング40にジョイント部30が後方に折
り返された第1形状の端子金具21Aがあると、上段の
コネクタハウジング40が摺動されることに伴い、ジョ
イント部30の先端は、上側のコネクタハウジング40
の前面の挿入口43から端子収容室41の内部に進入
し、上側のコネクタハウジング40に収容された端子金
具21の端子接続部26に差し込まれて、上下に隣接し
た端子金具21同士がジョイントされる。
【0026】このようにして、順次にコネクタハウジン
グ40を積み重ねて、所定の段数(4段)のブロック1
0A,10Bが形成される。各ブロック10A,10B
のジョイント状態の一部を見ると、図11に示すよう
に、例えば第1ブロック10Aの所定の縦列では、1段
目と2段目が第1形状の端子金具21A、3段目が第3
形状の端子金具21C、4段目が第2形状の端子金具2
1Bであって、1段目から3段目までの端子金具21が
ジョイントされている。一方、第2ブロック10Bにお
ける対向した縦列を見ると、1段目が第2形状の端子金
具21B、2段目が第1形状の端子金具21A、3段目
と4段目が第3形状の端子金具21Cであって、2段目
と3段目がジョイントされている。
【0027】上記のように両ブロック10A,10Bが
組み立てられたら、両ブロック10A,10Bが対向さ
れて、図12に示すように突き合わせ状に結合される。
今度は、両ブロック10A,10Bの対向したコネクタ
ハウジング40の間でジョイントが図られ、上記と同じ
箇所に照らすと、第1ブロック10A側の4段目にある
第2形状の端子金具21Bのジョイント部30が、第2
ブロック10B側の対向したコネクタハウジング40の
前面の挿入口43から端子収容室41の内部に進入し、
そこに収容された第3形状の端子金具21Cの端子接続
部26に差し込まれ、対向した端子金具21同士がジョ
イントされる。また、第2ブロック10B側の1段目の
第2形状になる端子金具21Bのジョイント部30が、
第1ブロック10A側の対向した第1形状の端子金具2
1Aの端子接続部26に差し込まれてジョイントされ
る。すなわち、第1ブロック10A側における上記箇所
のジョイント形態を見ると、4段目の端子金具21が第
2ブロック10B側の対向した端子金具21とジョイン
トされるとともに、1段目から3段目の端子金具21が
互いにジョイントされて、なおかつ第2ブロック10B
側の1段目の端子金具21とジョイントされるといった
形態が取られることになる。
【0028】両ブロック10A,10Bが突き合わせ状
に結合されたら、図1の矢線に示すように、両ブロック
10A,10Bの手前側の側面で縦に並んだ耳部53に
位置決め溝61を合わせつつ、ホルダ55が両ブロック
10A,10Bの突き合わせ端部にわたる位置に差し込
まれる。ホルダ55は、上板57Aと下板57Bとを弾
性的に拡開変形させつつ押し込まれ、耳部53の列が位
置決め溝61に嵌まりつつ側板56が両ブロック10
A,10Bの手前の側面に当たるまで押し込まれると、
上板57Aと下板57Bとが復元変形して、逃がし溝6
0に耳部53を嵌めつつ、それぞれの係止鈎59が両ブ
ロック10A,10Bの反対側の側面の上縁または下縁
に係止する。これにより両ブロック10A,10Bは突
き合わせ方向に抜け止めされ、また突き合わせ方向と交
差する方向にずれ止めされて結合状態に保持される。
【0029】以上説明したように本実施形態によれば、
支線側のワイヤハーネス11Aを幹線側のワイヤハーネ
ス11Bと接続するに当たり、各ワイヤハーネス11
A,11Bを複数のサブハーネス12A,12Bに分割
してそれぞれにコネクタハウジング40を振り分け、後
で各コネクタハウジング40を積み上げてブロックコネ
クタ10として、同様に形成された相手のブロックコネ
クタ10と対向して結合するといった使い方ができる。
いわゆるブロック形式のジョイントコネクタが実現で
き、各サブハーネス12A,12Bを別々の場所で仮結
束して所定の組付現場に搬入する場合に、全端子金具2
1がコネクタハウジング40に収容されて、後入れ端子
のない完結型のサブハーネスとすることができる。
【0030】一方、コネクタハウジング40に収容され
る端子金具21は、ジョイント部30が折り返された第
1形状であれば、上下に隣接したコネクタハウジング4
0の端子金具21とジョイントを取ることができ、ジョ
イント部30が延出された第2形状であれば、相手のブ
ロックコネクタの対向したコネクタハウジング40に収
容された端子金具21とジョイントを取ることができ、
連鎖端子を含めると、一方のブロックコネクタ側から、
上下方向、相手と対向する方向及び横方向の3次元の方
向にわたって、ジョイントの是非を設定することが可能
となる。各端子金具21A〜21Cについて、加工前の
元端子金具20は共通の形状に製造されており、またそ
れらを収容するコネクタハウジング40も共通形状に形
成できるから、製造コストが大幅に低減できる。すなわ
ち、大幅なコスト低減を図った上でバリエーションに富
んだジョイントを実現することが可能となる。
【0031】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)ジョイント部30が前方に延出した第2形状の端
子金具21Aを得る場合に、図13に示すように、ジョ
イント部30がプレス成形による製造状態のまま真直に
延出した形状、言い換えると、ジョイント部30が端子
接続部26の入口からずれた位置に形成されていると、
例えば同図に示すように、下段の第1形状の端子金具2
1Aのジョイント部30を端子接続部26に受け入れつ
つ、自身のジョイント部30を前方に延出させるといっ
た使い方ができ、さらにジョイントのバリエーションを
広げることが可能となる。 (2)上記実施形態では、端子金具は圧接型であるが、
電線の端末にかしめにより固着される圧着型であっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る両ブロックコネクタ
の結合状態を示す斜視図
【図2】プレス成形後の元端子金具の平面図
【図3】その側面図
【図4】その背面図
【図5】その縦断面図
【図6】第1形状の端子金具の縦断面図
【図7】第2形状の端子金具の縦断面図
【図8】第3形状の端子金具の縦断面図
【図9】ブロックコネクタの分解斜視図
【図10】コネクタハウジングの正面図
【図11】一対のブロックコネクタの結合前の縦断面図
【図12】結合後の縦断面図
【図13】他の実施形態に係る部分縦断面図
【図14】従来例の縦断面図
【符号の説明】 W…電線 10A…第1ブロック(ブロック体) 10B…第2ブロック(ブロック体) 20…元端子金具 21…端子金具 21A…第1形状の端子金具 21B…第2形状の端子金具 21C…第3形状の端子金具 24…圧接部(電線接続部) 26…端子接続部 30…ジョイント部 32…連鎖部 40…コネクタハウジング 50…アリ溝 51…アリ 55…ホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の端末に接続される電線接続部と、
    他の端子金具を受け入れて接続可能な端子接続部と、こ
    の端子接続部から突設されたタブ状のジョイント部とを
    備え、このジョイント部は、前記端子接続部から軸方向
    に沿って前方へ延出された後折り返されることで、隣接
    された端子金具における前記端子接続部に前方から差し
    込まれて接触する形状と、前記端子接続部から軸方向に
    沿って前方へ延出されることで、対向した端子金具にお
    ける前記端子接続部に前方から差し込まれて接触する形
    状とに選択的に形成可能となっていることを特徴とする
    ジョイント用端子金具。
  2. 【請求項2】 前記ジョイント部は、前記端子接続部か
    ら切り離し可能に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のジョイント用端子金具。
  3. 【請求項3】 コネクタハウジングに並設された端子収
    容室にはジョイント用の端子金具が収容され、この端子
    金具は、電線の端末に接続される電線接続部と、他の端
    子金具を受け入れて接続可能な端子接続部と、この端子
    接続部から突設されたタブ状のジョイント部とを備え、
    このジョイント部が、前記端子接続部から軸方向に沿っ
    て前方へ延出された後折り返された形状と、前記端子接
    続部から軸方向に沿って前方へ延出された形状とに選択
    的に形成可能となっているとともに、 前記コネクタハウジングが複数個積み上げられてブロッ
    ク体が形成され、同じく前記コネクタハウジングを複数
    個積み上げて形成された相手のブロック体と対向状に結
    合可能となっており、 前記端子金具のジョイント部が折り返された形状である
    場合には、このジョイント部が上下いずれかに隣接した
    コネクタハウジングの前記端子収容室に前方から挿入さ
    れて、この端子収容室内に収容された端子金具の前記端
    子接続部に差し込まれて接続される一方、 前記端子金具のジョイント部が延出された形状である場
    合には、このジョイント部が相手のブロック体における
    対向したコネクタハウジングの前記端子収容室に前方か
    ら挿入されて、この端子収容室内に収容された端子金具
    の前記端子接続部に差し込まれて接続される構成となっ
    ていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 対向した一対のブロック体同士を結合状
    態に保持するためのホルダを具備していることを特徴と
    する請求項3記載のジョイントコネクタ。
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