JP3186499U - バンド締付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】締付作業の作業性の向上を図ることができるバンド締付具を提供する。
【解決手段】バンド締付具1は、バンド2と、締付具本体3と、カバー部材4とを備える。前記締付具本体は、収容溝31と、係止部32とを有する。前記収容溝は、前記カバー部材の通過孔28を通過した前記バンドをその長手方向に沿って収容可能に構成され、収容した前記バンドの長手方向と直交する幅方向に関して前記バンドのバンド幅以上の広さの溝幅を有する。前記係止部は、前記収容溝の少なくとも一部において前記収容溝の溝幅を前記バンドのバンド幅よりも狭くするように前記収容溝内に設けられている。そして、前記締付具本体は、前記通過孔を通過した前記バンドを前記収容溝に収容しつつ、前記バンドの一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部に係止して、前記バンドを前記締付具本体に仮留めできるように構成されている。
【選択図】図15

Description

本考案は、バンド締付具に関する。
従来、電柱などに対して用いられるバンド締付具として、たとえば、特許文献1に記載のバンド締付具、および特許文献2に記載のバンド締付具が知られている。
特許文献1に記載のバンド締付具は、バンドと、前記バンドの長手方向一端部に連結された締付具本体と、前記バンドを通過させ得るバンド挿通孔を基端部側に有し、前記基端部を中心として前記締付具本体に起倒可能に取り付けられた操作レバーとを備え、前記操作レバーを前記締付具本体に対して起こした状態で、前記バンドをその長手方向他端部から前記バンド挿通孔に通した後、前記操作レバーを前記締付具本体に対して倒すことによって、前記バンドを締め付けるように構成されている。
特許文献2に記載のバンド締付具は、締付帯と、前記締付帯の長手方向一端部と連結された緊締具本体と、前記締付帯を通過させ得る隙間を有し、前記締付具本体に回動可能に支持された巻取軸と、前記緊締具本体と前記巻取軸との間に設けられ、前記巻取軸の一方向の回動のみを許容する一方向クラッチ機構とを備え、前記締付帯をその長手方向他端部から前記隙間に通した後、前記巻取軸を前記緊締具本体に対して回動することによって、前記締付帯を締め付けるように構成されている。
しかしながら、特許文献1に記載のバンド締付具においては、前記バンドが樹脂材料のみから構成された場合、前記バンドを前記バンド挿通孔に通した後、前記バンドを前記締付具本体に仮留めできない。したがって、以後本締めが完了するまでの間は、前記バンドが緩まないように押さえながら、前記バンドの余長部分を切断したり、前記操作レバーを締付具本体側に倒したりするなどの作業を行わなければならず、作業性が悪いという問題があった。
また、特許文献2に記載のバンド締付具においても、特許文献1に記載のバンド締付具と同様に、前記締付帯が樹脂材料のみから構成された場合、前記締付帯を前記隙間に通した後、前記締付帯を前記緊締具本体に仮留めできない。すなわち、特許文献2に記載のバンド締付具では、前記締付帯が金属線を内包する樹脂製バンドであるため、「折り曲げて、仮留めする」という構成を取り得るが、前記締付帯が金属線を内包しない樹脂製バンドであれば折り曲げによる仮留めはできない。したがって、以後本締めが完了するまでの間は、前記締付帯が緩まないように押さえながら、前記締付帯の余長部分を切断したり、前記巻取軸を回動させたりするなどの作業を行わなければならず、作業性が悪いという問題があった。
特開平10−009222号公報 実用新案登録第3178049号公報
本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、締付作業の作業性の向上を図ることができるバンド締付具の提供を目的とする。
請求項1に係る考案は、可撓性を有する樹脂材料から構成されたバンドと、前記バンドの長手方向一端部に連結された締付具本体と、前記バンドを通過させ得る通過孔を基端部側に有し、前記基端部を中心として前記締付具本体に起倒可能に取り付けられたカバー部材とを備え、前記カバー部材を前記締付具本体に対して起こした状態で、前記バンドをその長手方向他端部から前記通過孔に通した後、前記カバー部材を前記締付具本体に対して倒すことによって、前記バンドを締め付けるように構成されたバンド締付具において、前記締付具本体が、前記通過孔を通過した前記バンドをその長手方向に沿って収容可能に構成され、収容した前記バンドの長手方向と直交する幅方向に関して前記バンドのバンド幅以上の広さの溝幅を有する収容溝と、前記収容溝の少なくとも一部において前記収容溝の溝幅を前記バンドのバンド幅よりも狭くするように前記収容溝内に設けられた係止部とを有し、前記通過孔を通過した前記バンドを前記収容溝に収容しつつ、前記バンドの一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部に係止して、前記バンドを当該締付具本体に仮留めできるように構成されているものである。
これにより、前記カバー部材を倒して本締めする前の、手での引張りによる増し締めや、余長部分の切断の作業でも前記バンドが前記係止部から外れることがないという効果を得ることができる。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載のバンド締付具において、前記係止部が、前記収容溝の深さ方向に関して前記収容溝の溝開口側を溝閉塞側よりも前記収容溝の溝幅を狭くするように前記収容溝内に設け、前記バンドの一部を前記溝閉塞側に押し込んで前記溝開口側に向けて突っ張るように仮留めし得るものである。
これにより、前記カバー部材を倒して本締めする前の、手での引張りによる増し締めや、余長部分の切断の作業でも前記バンドが前記係止部からより確実に外れることがないという効果を得ることができる。
請求項3に係る考案は、請求項1または請求項2に記載のバンド締付具において、前記締付具本体が、前記収容溝において前記通過孔と前記係止部との間の前記通過孔寄りに設けられ、前記収容溝の溝幅方向の幅を狭くするように前記収容溝内に設けられた支持部を有し、前記カバー部材が前記締付具本体に対して起こされている間、前記支持部により、前記通過孔を通過した前記バンドの一部を撓ませた状態で前記通過孔と同程度の高さで支持し得るものである。
これにより、前記係止部に仮留めされた前記バンドの一部が前記バンドの長手方向一端部と前記締付具本体との連結側に引き戻されないように、前記バンドを前記カバー部材の爪部の先端部により鋭角的に折り曲げて、前記カバー部材の回動により効果的に前記バンドの増し締めを進行させることができる。
請求項4に係る考案は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバンド締付具において、前記カバー部材が、前記締付具本体に嵌合により着脱可能に取り付けられているものである。
請求項5に係る考案は、可撓性を有する樹脂材料から構成されたバンドと、前記バンドの長手方向一端部と連結された締付具本体と、前記バンドを通過させ得る通過孔を有し、前記締付具本体に回動可能に支持された巻取軸と、前記締付具本体と前記巻取軸との間に設けられ、前記巻取軸の一方向の回動のみを許容する一方向クラッチ機構とを備え、前記バンドをその長手方向他端部から前記通過孔に通した後、前記巻取軸を前記締付具本体に対して回動することによって、前記バンドを締め付けるように構成されたバンド締付具において、前記締付具本体が、前記通過孔を通過した前記バンドをその長手方向に沿って収容可能に構成され、収容した前記バンドの長手方向と直交する幅方向に関して前記バンドのバンド幅以上の広さの溝幅を有する収容溝と、前記収容溝の少なくとも一部において前記収容溝の溝幅を前記バンドのバンド幅よりも狭くするように前記収容溝内に設けられた係止部とを有し、前記通過孔を通過した前記バンドを前記収容溝に収容しつつ、前記バンドの一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部に係止して、前記バンドを当該締付具本体に仮留めできるように構成されているものである。
これにより、前記巻取軸を回動して本締めする前の、手での引張りによる増し締めや、余長部分の切断の作業でも前記バンドが前記係止部から外れることがないという効果を得ることができる。
請求項6に係る考案は、請求項5に記載のバンド締付具において、前記係止部が、前記収容溝の深さ方向に関して前記収容溝の溝開口側を溝閉塞側よりも前記収容溝の溝幅を狭くするように前記収容溝内に設け、前記バンドの一部を前記溝閉塞側に押し込んで前記溝開口側に向けて突っ張るように仮留めし得るものである。
これにより、前記巻取軸を回動して本締めする前の、手での引張りによる増し締めや、余長部分の切断の作業でも前記バンドが前記係止部からより確実に外れることがないという効果を得ることができる。
本考案によれば、バンドを通過孔に通した後に締付具本体に仮留めすることで、以後本締め完了までの間、前記バンドを緩まないように押えておく必要がなくなる。したがって、この際に必要な作業(具体的には、前記バンドの余長部分の切断、および増し締めなど)を行いやすくして、締付作業の作業性の向上を図ることができる。
本考案の第1実施形態に係るバンド締付具の平面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の平面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の平面断面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の正面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の一部拡大正面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の側面図である。 本考案の第1実施形態における締付具本体の一部拡大側面図である。 本考案の第1実施形態におけるカバー部材の平面図である。 本考案の第1実施形態におけるカバー部材の平面断面図である。 本考案の第1実施形態におけるカバー部材の正面図である。 本考案の第1実施形態におけるカバー部材の側面図である。 本考案の第1実施形態における係止部を説明するための側面断面図である。 本考案の第1実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面断面図である。 本考案の第1実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面断面図である。 本考案の第1実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面断面図である。 本考案の第1実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面断面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具の平面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具の正面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の平面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の平面断面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の正面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の一部拡大正面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の側面図である。 本考案の第2実施形態における締付具本体の一部拡大側面図である。 本考案の第2実施形態における巻取軸の平面図である。 本考案の第2実施形態における巻取軸の正面図である。 本考案の第2実施形態における係止部を説明するための側面断面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面一部断面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面一部断面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面一部断面図である。 本考案の第2実施形態に係るバンド締付具を用いた締付手順を示す平面一部断面図である。
[第1実施形態]
本考案の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、第1実施形態に係るバンド締結具1の概略構成について説明する。なお、以下では、図1に示すX軸方向を前記バンド締付具1の左右方向とし、Y軸方向を前記バンド締付具1の上下方向とし、Z軸方向を前記バンド締付具1の前後方向とする。
図1に示すように、本考案の第1実施形態に係るバンド締付具1は、バンド2と、締付具本体3と、カバー部材4とを備えている。
前記バンド2は、可撓性を有する樹脂材料から構成されている。前記バンド2は、長手方向に所定の長さを有し、この長手方向と直交する幅方向に所定のバンド幅を有する帯状のものである。
前記締付具本体3は、前記バンド2の長手方向一端部6と連結されている。本実施形態において、前記締付具本体3は、樹脂材料から構成されている。図1、図2、図3、図4、図6に示すように、前記締付具本体3は、後述の収容溝31を有するように側面断面視略コ字形状に形成され、長手方向を左右方向として左方、右方および前方に開放するように配置されている。
詳しくは、前記締付具本体3は、底板7と、前記底板7の幅方向(上下方向)両端それぞれから立ち上がって互いに対向する一対の側板8・9を有している。前記底板7は、その板面が前後を向くように配置され、前後方向に若干湾曲しつつ左右方向に延設されている。前記一対の側板8・9は、それぞれ、前記底板7の上および下端部から前方に立ち上がるように配置され、前記底板7に沿って左右方向に延設されている。
前記底板7には、複数のバンド係止孔11・12が設けられている。前記複数のバンド係止孔11・12は、前記バンド2を挿入し得る大きさに形成され、前記締付具本体3の長手方向に関して所定の間隔を隔てて配置されている。そして、前記バンド2の長手方向一端部6が、前記複数のバンド係止孔11・12に曲げられながら挿入されることによって、前記底板7に係止されている。
前記一対の側板8・9の長手方向一端部(右端部)側には、それぞれ、前記カバー部材4を着脱可能に取り付けるための軸受孔13・14が前方に開口した状態で設けられている。一方、前記一対の側板8・9の長手方向他端部(左端部)側には、それぞれ、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対して固定するための係止突起15・16が外方(上方・下方)に突出するように設けられている。
図1、図8、図9、図10、図11に示すように、前記カバー部材4は、基端部21を中心として前記締付具本体3に起倒可能に取り付けられている。本実施形態において、前記カバー部材4は、樹脂材料から構成されている。前記カバー部材4は、長手方向一端部を前記基端部21としかつ長手方向他端部を先端部22として、前記先端部22が前記締付具本体3の左端部に近づくように前記締付具本体3に対して倒れたときにこれを外方(前方)から被覆し得るように形成されている。
前記カバー部材4の基端部21には、幅方向(上下方向)に延びる軸部24・25が備えられている。前記軸部24・25は、前記締付具本体3における前記軸受孔13・14に嵌合可能に形成されている。そして、前記軸部24・25が前記軸受孔13・14に嵌合されることによって、前記カバー部材4が前記締付具本体3に前記軸部24・25を中心として回動可能にかつ着脱可能に連結されている。
前記カバー部材4の先端部22側においては、その幅方向両側に係止孔26・27が備えられている。前記係止孔26・27は、それぞれ、前記締付具本体3における前記係止突起15・16と係合可能とされている。そして、前記カバー部材4が前記締付具本体3に対して倒れたときに前記係止突起15・16と対応する前記係止孔26・27とが係合することによって、前記カバー部材4が回り止めされつつ、前記締付具本体3に固定されるようになっている。
前記カバー部材4は、前記バンド2を通過させ得る通過孔28を前記基端部21側に有している。本実施形態において、前記通過孔28は、前記軸部24・25よりも前記カバー部材4の先端部22側に配置され、前記基端部21側を横方向に貫通するように設けられている。前記通過孔28は、前記バンド2のバンド幅L1よりも大きな孔幅(上下幅)を有し、スリット状に形成されている。
そして、このような構成において、前記バンド締付具1が、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対して起こした状態で、前記バンド2をその長手方向他端部29から前記通過孔28に通した後、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対して倒すことによって、前記バンド2を締め付けるようになっている。この点については、後で詳細に説明する。
次に、前記バンド締付具1における前記締付具本体3についてより詳細に説明する。
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図12に示すように、前記締付具本体3は、前記収容溝31と、係止部32とを有している。
前記収容溝31は、前記通過孔28を通過した前記バンド2をその長手方向に沿って収容可能に構成されている。本実施形態において、前記収容溝31は、前記底板7および前記一対の側板8・9により形成されて、前記軸受孔13・14よりも左端部側に配置されている。そして、前記収容溝31は、左右方向に延在した状態で、左方、右方および前方に開放されている。
前記収容溝31は、収容した前記バンド2の長手方向と直交する幅方向に関して前記バンド2のバンド幅L1以上の広さの溝幅L2を有しており(図5参照)、前記通過孔28を通過後の前記バンド2の長手方向他端部29側を幅方向に撓ませることなく長手方向に沿って収容し得るようになっている。ここで、前記収容溝31の深さ(前後幅)は、前記バンド2の厚みよりも十分大きな深さに設定されている。
前記係止部32は、前記収容溝31の少なくとも一部において前記収容溝31の溝幅を前記バンド2のバンド幅L1よりも狭くするように前記収容溝31内に設けられている。本実施形態において、前記係止部32は、前記一対の側板8・9と一体的に構成され、前記軸受孔13・14と前記係止突起15・16との間に配置されている。
前記係止部32は、前記一対の側板8・9のそれぞれの内面から前記収容溝31の内側に突設されている。前記係止部32は、左右方向に所定の長さを有し、前記収容溝31の溝開口部33から溝底部34にかけて形成されている。こうして、前記係止部32は、前記収容溝31のうち当該係止部32が設置された領域において、溝幅を前記バンド2のバンド幅L1および前記溝幅L2よりも狭い溝幅L3・L4とするようになっている(図5参照)。
このような構成により、前記締付具本体3は、前記通過孔28を通過後の前記バンド2の長手方向他端部29側を前記収容溝31に収容しつつ、図12に示すように、前記バンド2の一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部32に係止して、前記バンド2を前記締付具本体3に仮留めできるようになっている。
また、本実施形態においては、図3、図5、図7に示すように、前記係止部32は、前記収容溝31の深さ方向に関して溝開口側36が溝閉塞(溝底)側37よりも前記収容溝31の溝幅を狭くするように前記収容溝31内に設けられ(L3<L4)、図12に示すように、前記バンド2の一部を前記溝閉塞側37に押し込んで前記溝開口側36に向けて突っ張るように仮留めし得るようになっている。
詳しくは、前記係止部32は、段差を有する階段状に形成され、その段部により、前記溝閉塞側37に挟まれた状態の前記バンド2の幅方向両端を外方(前方)から押えることができるようになっている。なお、前記係止部32における前記溝開口側36の突出幅は、前記バンド2の前記溝閉塞側37への移動を許容する程度に設定されている。
また、本実施形態においては、図1から図7に示すように、前記締付具本体3は、支持部39を有している。前記支持部39は、前記収容溝31において前記通過孔28と前記係止部32との間の前記通過孔28寄りに設けられ、前記収容溝31の溝幅を狭くするように前記収容溝31内に設けられている。そして、前記支持部39は、前記カバー部材4が前記締付具本体3に対して起こされている間、前記通過孔28を通過した前記バンド2の一部を撓ませた状態で前記通過孔28と同程度の高さで支持し得るように構成されている。
詳しくは、前記支持部39は、前記一対の側板8・9の内面から前記収容溝31の内側に突設されている。前記支持部39は、左右方向に所定の長さを有し、前記通過孔28と同程度の深さ位置から所定の深さ位置にかけて配置されている。こうして、前記収容溝31の深さ方向に関して、前記支持部39が設置された部分では、溝幅が前記バンド2のバンド幅L1および前記溝幅L2よりも狭い溝幅L5とされ、前記支持部39よりも前記溝底部34側では、溝幅L2とされている(図5参照)。
次に、このような構成の前記バンド締付具1を、たとえば、広告などを記載した板状部材を電柱に取り付けるために用いる場合について説明する。
まず、図13に示すように、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対して外方(前方)に起こした状態で前記締付具本体3を電柱41の周面に配置し、前記バンド2を前記電柱41の周面に巻き掛けたうえで、前記バンド2をその長手方向他端部29から前記カバー部材4の通過孔28に通して、前記バンド2の長手方向他端部29側を前記締結具本体3の収容溝31上に露出させる。
つづいて、図14に示すように、前記通過孔28に通した前記バンド2の長手方向他端部29側を前記締付具本体3の前記収容溝31に押し込んで収容する。この際、前記収容溝31のうち前記係止部32が設置された領域においては、前記バンド2を弾性変形させつつ、前記収容溝31に押し込むことになるので、図12に示すように、前記バンド2の一部が幅方向に撓みながら収容されて、その撓んだ状態で前記係止部32に係止されることとなる。これにより、前記バンド2を前記締付具本体3に仮留めすることができる。
本実施形態においては、また、前記係止部32のうち前記溝開口側36が前記溝閉塞側37よりも前記収容溝31の内側に突出しているので、この際には、図12に示すように、前記バンド2の一部が前記係止部32のうち前記溝閉塞側37に係止されるとともに、前記溝開口側36により外方(前方)から押えられて固定されることとなる。これにより、前記バンド2の外方への抜け出しを規制することができる。
本実施形態においては、さらに、前記支持部39が設けられているので、この際には、前記収容溝31のうち前記支持部39が設置された領域においては、前記通過孔28を通過した前記バンド2の一部が撓みながら収容されて、その撓んだ状態で前記支持部39に挟持されることとなる。これにより、前記通過孔28付近において、前記バンド2を前記通過孔28と同程度の高さで支持することが可能となる。
そして、前記バンド2を仮留めした後、前記通過孔28を通過した前記バンド2の余長部分45(図14参照)をカッターナイフなどで幅方向に切断する。この切断作業中および以後の作業中においては、前記バンド2を仮留めしているので、前記バンド2を緩まないように押えておく必要がない。したがって、本締め完了までの間においてこれらの作業を行いやすくして、締付作業の作業性の向上を図ることができる。
次に、図15に示すように、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対し所定量回動させて倒す。この際、前記バンド2の一部が前記支持部39にて支持されているので、前記係止部32に仮留めされた前記バンド2の一部が前記バンド2の長手方向一端部6と前記締付具本体3との連結側に引き戻されないように、前記バンド2が前記通過孔28の内側縁部をなす爪部47の断面視鋭角状先端部により鋭角的に(断面視略V字状に)折り曲げられて、前記カバー部材4の回動により効果的に前記バンドの増し締めが進行することとなる。これにより、前記電柱41の周面に巻き掛けられた前記バンド2の長手方向一端部6側が、前記通過孔28側(図15における矢印Pの方向)に徐々に引き寄せられることとなる。
最後に、図16に示すように、前記カバー部材4を前記締付具本体3に対しさらに回動させて倒し、前記カバー部材4の係止孔26・27を前記締付具本体3の係止突起15・16に係合させる。この際には、前記バンド2の一部が、前記爪部47により前記支持部39から離れるように大きく折り曲げられて、前記通過孔28側にさらに引き寄せられることとなる。よって、前記バンド2を緊締して、前記電柱41に緊張状態に締付け固定(本締め)することができる。
[第2実施形態]
本考案の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、第2実施形態に係るバンド締結具51の概略構成について説明する。なお、以下では、図17に示すX軸方向を前記バンド締付具51の左右方向とし、Y軸方向を前記バンド締付具51の上下方向とし、Z軸方向を前記バンド締付具51の前後方向とする。
図17、図18に示すように、本考案の第2実施形態に係るバンド締付具51は、バンド52と、緊締具本体53と、巻取軸54と、一方向クラッチ機構55とを備えている。
前記バンド52は、可撓性を有する樹脂材料から構成されている。前記バンド52は、長手方向に所定の長さを有し、この長手方向と直交する幅方向に所定のバンド幅を有する帯状のものである。
前記締付具本体53は、前記バンド52の長手方向一端部56と連結されている。本実施形態において、前記締付具本体53は、樹脂材料から構成されている。図17、図18、図19、図20、図21、図23に示すように、前記締付具本体53は、後述の収容溝81を有するように側面断面視略コ字形状に形成され、長手方向を左右方向として左方、右方および前方に開放するように配置されている。
詳しくは、前記締付具本体53は、底板57と、前記底板57の幅方向(上下方向)両端それぞれから立ち上がって互いに対向する一対の側板58・59を有している。前記底板57は、その板面が前後を向くように配置され、前後方向に若干湾曲しつつ左右方向に延設されている。前記一対の側板58・59は、それぞれ、前記底板7の上および下端部から前方に立ち上がるように配置され、前記底板57に沿って左右方向に延設されている。
前記底板57には、複数のバンド係止孔61・62が設けられている。前記複数のバンド係止孔61・62は、前記バンド52を挿入し得る大きさに形成され、前記締付具本体53の長手方向に関して所定の間隔を隔てて配置されている。そして、前記バンド52の長手方向一端部56が、前記複数のバンド係止孔61・62に曲げられながら挿入されることによって、前記底板57に係止されている。
前記一対の側板58・59の基端部(左端部)側には、それぞれ円形の貫通孔63・64が設けられている。前記一対の側板58・59のうち側板58の外面において、前記貫通孔63の周囲には、複数(本実施形態においては12個)の係止突起66が周方向に所定間隔ごとに配置されるとともに、外方(上方)に突出するように設けられている。
前記複数の係止突起66は、それぞれ、傾斜面67および規制面68を有するように、正面視略直角三角形状に形成されている。前記傾斜面67は、周方向の一端部から他端部にかけて前記側板58の外面から漸次離れる傾斜面である。前記規制面68は、前記傾斜面67の他端部から前記側板58の外面に垂直に延びる規制面である。
図17、図18、図25、図26に示すように、前記巻取軸54は、前記締付具本体3に回動可能に支持されている。本実施形態において、前記巻取軸54は、鍔付き割りピン状のものから構成されている。前記巻取軸54は、上下方向に延在するように前記貫通孔63・64に挿通された状態で、前記一対の側板58・59間に回動可能に架設されている。
前記巻取軸54は、前記バンド52を通過させ得る通過孔71を有している。本実施形態において、前記巻取軸54は、軸心方向一端部(上端部)に設けられた回動操作部73と、軸心方向他端部(下端部)に設けられた係止部74と、前記一対の側板58・59の貫通孔63・64よりも大径の円盤状に形成された鍔部75と、所定間隔を隔てて対向する一対の脚部76・77を有し、前記一対の脚部76・77の隙間を前記通過孔71とするようになっている。
前記一方向クラッチ機構55は、前記締付具本体53と前記巻取軸54との間に設けられ、前記巻取軸54の一方向の回動のみを許容するように構成されている。本実施形態においては、複数(本実施形態においては12個)の係止孔78が前記巻取軸54の鍔部75に周方向に関して所定間隔ごとに設けられ、それぞれ前記側板58における前記複数の係止突起66と嵌合されている。これにより、前記一方向クラッチ機構55が構成されて、前記巻取軸54の図17における反時計回りの回動が許容されかつ図17における時計周りの回動は規制されるようになっている。
そして、このような構成において、前記バンド締付具51が、前記バンド52をその長手方向他端部79から前記通過孔71に通した後、前記巻取軸54を前記締付具本体53に対して回動することによって、前記バンド52を締め付けるようになっている。この点については、後で詳細に説明する。
次に、前記バンド締付具51における前記締付具本体53についてより詳細に説明する。
図17、図18、図19、図20、図21、図22、図23、図24、図27に示すように、前記締付具本体53は、前記収容溝81と、係止部82とを有している。
前記収容溝81は、前記通過孔71を通過した前記バンド52をその長手方向に沿って収容可能に構成されている。本実施形態において、前記収容溝81は、前記底板57および前記一対の側板58・59により形成されて、前記貫通孔63・64よりも右端部側に配置されている。そして、前記収容溝81は、左右方向に延在した状態で、左方、右方および前方に開放されている。
前記収容溝81は、収容した前記バンド52の長手方向と直交する幅方向に関して前記バンド52のバンド幅L6以上の広さの溝幅L7を有しており(図22参照)、前記通過孔71を通過後の前記バンド52の長手方向他端部79側を幅方向に撓ませることなく長手方向に沿って収容し得るようになっている。ここで、前記収容溝81の深さ(前後幅)は、前記バンド52の厚みよりも十分大きな深さに設定されている。
前記係止部82は、前記収容溝81の少なくとも一部において前記収容溝81の溝幅を前記バンド52のバンド幅L6よりも狭くするように前記収容溝81内に設けられている。本実施形態において、前記係止部82は、前記一対の側板58・59と一体的に構成され、前記貫通孔63・64から所定距離だけ右側に配置されている。
前記係止部82は、前記一対の側板58・59のそれぞれの内面から前記収容溝81の内側に突設されている。前記係止部82は、左右方向に所定の長さを有し、概ね前記収容溝81の溝開口部83から溝底部84にかけて形成されている。こうして、前記係止部82は、前記収容溝81のうち前記係止部82が設置された領域において、溝幅を前記バンド52のバンド幅L6および前記溝幅L7よりも狭い溝幅L8・L9とするようになっている(図22参照)。
このような構成により、前記締付具本体53は、前記通過孔71を通過後の前記バンド52の長手方向他端部79側を前記収容溝81に収容しつつ、図27に示すように、前記バンド52の一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部82に係止して、前記バンド52を前記締付具本体53に仮留めできるようになっている。
また、本実施形態においては、図20、図22、図24に示すように、前記係止部82は、前記収容溝81の深さ方向に関して溝開口側86が溝閉塞(溝底)側87よりも前記収容溝81の溝幅を狭くするように前記収容溝81内に設けられ(L8<L9)、図27に示すように、前記バンド52の一部を前記溝閉塞側87に押し込んで前記溝開口側86に向けて突っ張るように仮留めし得るようになっている。
詳しくは、前記係止部82は、段差を有する階段状に形成され、その段部により、前記溝閉塞側87に挟まれた状態の前記バンド52の幅方向両端を外方(前方)から押えることができるようになっている。なお、前記係止部82における前記溝開口側86の突出幅は、前記バンド52の前記溝閉塞側87への移動を許容する程度に設定されている。
次に、このような構成の前記バンド締付具51を、たとえば、広告などを記載した板状部材を電柱に取り付けるために用いる場合について説明する。
まず、図28に示すように、前記締付具本体53を電柱91の周面に配置し、前記バンド52を前記電柱91の周面に巻き掛けたうえで、前記バンド52をその長手方向他端部79から前記巻取軸54の通過孔71に通して、前記バンド52の長手方向他端部79側を前記締付具本体53の収容溝81上に露出させる。
つづいて、図29に示すように、前記通過孔71に通した前記バンド52の長手方向他端部79側を前記締付具本体53の前記収容溝81に押し込んで収容する。この際、前記収容溝81のうち前記係止部82が設置された領域においては、前記バンド52を弾性変形させつつ、前記収容溝81に押し込むことになるので、図27に示すように、前記バンド52の一部が幅方向に撓みながら収容されて、その撓んだ状態で前記係止部82に係止されることとなる。これにより、前記バンド52を前記締付具本体53に仮留めすることができる。
本実施形態においては、また、前記係止部82のうち前記溝開口側86が前記溝閉塞側87よりも前記収容溝81の内側に突出しているので、この際には、図27に示すように、前記バンド52の一部が前記係止部82のうち前記溝閉塞側87に係止されるとともに、前記溝開口側86により外方(前方)から押えられて固定されることとなる。これにより、前記バンド52の外方への抜け出しを規制することができる。
そして、前記バンド52を仮留めした後、前記通過孔71を通過した前記バンド52の余長部分95(図29参照)をカッターナイフなどで幅方向に切断する。この切断作業中および以後の作業中においては、前記バンド52を仮留めしているので、前記バンド52を緩まないように押えておく必要がない。したがって、本締め完了までの間においてこれらの作業を行いやすくして、締付作業の作業性の向上を図ることができる。
つづいて、前記巻取軸54の回動操作部73をペンチなどの工具で挟んで、前記巻取軸54を図30における反時計回り(矢印Rの方向)に略90度回動させる。その結果、図31に示すように、前記バンド52が前記巻取軸54の周囲に巻き締められて、前記バンド52が緊締することとなる。これにより、前記バンド52を前記電柱91に緊張状態に締付け固定(本締め)することができる。
なお、図18に示すように、係止部99を前記巻取軸54付近に設け、前記係止部99によっても前記バンド52を仮留めし得るように構成してもよい。
1 バンド締付具
2 バンド
3 締付具本体
4 カバー部材
6 バンドの長手方向一端部
29 バンドの長手方向他端部
31 収容溝
32 係止部
36 係止部の溝開口側
37 係止部の溝閉塞側
39 支持部
47 爪部
51 バンド締付具
52 バンド
53 締付具本体
54 巻取軸
55 一方向クラッチ機構
56 バンドの長手方向一端部
79 バンドの長手方向他端部
81 収容溝
82 係止部
86 係止部の溝開口側
87 係止部の溝閉塞側

Claims (6)

  1. 可撓性を有する樹脂材料から構成されたバンドと、前記バンドの長手方向一端部に連結された締付具本体と、前記バンドを通過させ得る通過孔を基端部側に有し、前記基端部を中心として前記締付具本体に起倒可能に取り付けられたカバー部材とを備え、前記カバー部材を前記締付具本体に対して起こした状態で、前記バンドをその長手方向他端部から前記通過孔に通した後、前記カバー部材を前記締付具本体に対して倒すことによって、前記バンドを締め付けるように構成されたバンド締付具において、
    前記締付具本体は、
    前記通過孔を通過した前記バンドをその長手方向に沿って収容可能に構成され、収容した前記バンドの長手方向と直交する幅方向に関して前記バンドのバンド幅以上の広さの溝幅を有する収容溝と、
    前記収容溝の少なくとも一部において前記収容溝の溝幅を前記バンドのバンド幅よりも狭くするように前記収容溝内に設けられた係止部とを有し、
    前記通過孔を通過した前記バンドを前記収容溝に収容しつつ、前記バンドの一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部に係止して、前記バンドを当該締付具本体に仮留めできるように構成されていることを特徴とするバンド締付具。
  2. 前記係止部は、前記収容溝の深さ方向に関して前記収容溝の溝開口側を溝閉塞側よりも前記収容溝の溝幅を狭くするように前記収容溝内に設け、前記バンドの一部を前記溝閉塞側に押し込んで前記溝開口側に向けて突っ張るように仮留めし得ることを特徴とする請求項1に記載のバンド締付具。
  3. 前記締付具本体は、前記収容溝において前記通過孔と前記係止部との間の前記通過孔寄りに設けられ、前記収容溝の溝幅方向の幅を狭くするように前記収容溝内に設けられた支持部を有し、
    前記カバー部材が前記締付具本体に対して起こされている間、前記支持部により、前記通過孔を通過した前記バンドの一部を撓ませた状態で前記通過孔と同程度の高さで支持し得ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバンド締付具。
  4. 前記カバー部材は、前記締付具本体に嵌合により着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバンド締付具。
  5. 可撓性を有する樹脂材料から構成されたバンドと、前記バンドの長手方向一端部と連結された締付具本体と、前記バンドを通過させ得る通過孔を有し、前記締付具本体に回動可能に支持された巻取軸と、前記締付具本体と前記巻取軸との間に設けられ、前記巻取軸の一方向の回動のみを許容する一方向クラッチ機構とを備え、前記バンドをその長手方向他端部から前記通過孔に通した後、前記巻取軸を前記締付具本体に対して回動することによって、前記バンドを締め付けるように構成されたバンド締付具において、
    前記締付具本体は、
    前記通過孔を通過した前記バンドをその長手方向に沿って収容可能に構成され、収容した前記バンドの長手方向と直交する幅方向に関して前記バンドのバンド幅以上の広さの溝幅を有する収容溝と、
    前記収容溝の少なくとも一部において前記収容溝の溝幅を前記バンドのバンド幅よりも狭くするように前記収容溝内に設けられた係止部とを有し、
    前記通過孔を通過した前記バンドを前記収容溝に収容しつつ、前記バンドの一部を幅方向に撓ませた状態で前記係止部に係止して、前記バンドを当該締付具本体に仮留めできるように構成されていることを特徴とするバンド締付具。
  6. 前記係止部は、前記収容溝の深さ方向に関して前記収容溝の溝開口側を溝閉塞側よりも前記収容溝の溝幅を狭くするように前記収容溝内に設け、前記バンドの一部を前記溝閉塞側に押し込んで前記溝開口側に向けて突っ張るように仮留めし得ることを特徴とする請求項5に記載のバンド締付具。
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JP2017141886A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 イワブチ株式会社 バンド締付具

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