JP2017141886A - バンド締付具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回動レバー11のバンド巻付部11aは、回動レバー11を開放状態からロック状態へ回動させた際に樹脂バンド2が巻付いて樹脂バンド2の一端側を引っ張り、樹脂バンド2に引張力を付与するバンド引張部11a31と、樹脂バンド2の長手方向に対し複数の複数の凹条部11a21bおよび凸条部11a21aが所定間隔で平行に延びる凹凸条部11a21とを有することにより、回動レバー11を閉じた際、樹脂バンド2に大きな引張力が作用し、樹脂バンド2を凹凸条部11a21に押圧させるよう構成した。
【選択図】図15
Description
ここで、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド入口側の端部であって前記バンド引張部とは反対側の端部は、前記バンド引張部の端部よりも前記回動レバーの先端部側へ突出していると良い。
また、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側の端部は、前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側とは反対側の端部、および前記バンド挿通孔のバンド入口側の上下の両端部よりも鋭角に形成されていると良い。
また、前記ベース部には、さらに、前記樹脂バンドが巻付けられた前記バンド巻付部の回動を許容するよう凹んで形成され、前記バンド巻付部との間に隙間を形成する巻付部回動用凹部が設けられており、前記回動レバーには、さらに、当該回動レバーの先端部側と、前記バンド巻付部との間に中央開口部が形成されていると共に、その中央開口部には左右の両側面に連結された主ブリッジ部が形成され、前記ベース部における前記巻付部回動用凹部のバンド出口側には、前記中央開口部における前記主ブリッジ部と前記バンド巻付部との間の第1中央開口部に突出して、前記主ブリッジ部および前記バンド巻付部との間で前記樹脂バンドを曲げつつ挟持するバンド曲げ挟持用凸部が形成されていると良い。
また、前記バンド曲げ挟持用凸部における前記巻付部回動用凹部側には、ベース側段部が形成されている一方、前記回動レバーを回動させて前記係止部が前記ベース部の前記被係止部に係止するロック状態になった際に、前記バンド曲げ挟持用凸部の前記ベース側段部に対向する前記バンド巻付部には、レバー側段部が形成されており、前記ロック状態になった際には、前記ベース側段部と前記レバー側段部との間で前記樹脂バンドを曲げながら挟持するように構成しても良い。
また、前記ベース部の後端部には、前記ベース部に装着された前記回動レバーを回転させた際、前記バンド巻付部の前記バンド引張部における前記バンド挿通孔から離間した係合用端部に係合する状態切替用凸部が設けられており、前記状態切替用凸部が前記バンド引張部側に位置する場合は、前記回動レバーが前記ベース部に対し大きく開いた大開状態を保持する一方、その大開状態から前記回動レバーが閉まる方向に回動して、前記係合用端部が前記状態切替用凸部を乗り越えると、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部と、前記ベース部の前記バンド曲げ挟持用凸部との間で前記樹脂バンドを挟持することにより当該樹脂バンドを仮止めするように構成しても良い。
また、前記状態切替用凸部は、前記樹脂バンドを巻付けた前記回動レバーを回動させて前記係止部が前記ベース部の前記被係止部に係止するロック状態になった際に、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側の端部との間で樹脂バンドを挟持するように構成すると更に良い。
また、前記バンド引張部は、その幅方向の両側より中央部の方が回動軸部の回転中心側に窪んだ形状に形成されていると更に良い。
そのため、凹凸条部の凸条部が樹脂バンドの樹脂部材に食い込み、樹脂部材をその中に収容されている芯線に押付け、樹脂部材が芯線を強固に挟持ないしは接着する。
その結果、回動レバーのバンド巻付部やバンド引張部によって樹脂バンドに引張力を付与しても、芯線周囲の樹脂部材が千切れて芯線から樹脂部材が分離し難くなり、再度、バンド締付け作業を行うことが減少するので、作業性を向上させることができる。
回動レバー11は、図1〜図8等に示すように、基端部側にバンド巻付部11aおよび回動軸部11b1,11b2を有する一方、先端部側に係止部11c,11cと舌片部11dを有し、回動軸部11b1,11b2を中心とした回動により図1〜図5に示す大開状態からほぼ180度回転して、図15や図16等に示すロック(閉止)状態になる。
<ベース部12の構成>
次に、このバンド締付具1の使用方法について、図12〜図17を参照して説明する。
以上説明したように、本実施形態のバンド締付具1では、回動レバー11のバンド巻付部11aには、バンド挿通孔11a1と、バンド引張部11a31と、樹脂バンド2の長手方向に対し複数の凹条部11a21bおよび凸条部11a21aが所定間隔で平行に延びる凹凸条部11a21を設けため、樹脂バンド2をバンド挿通孔11a1に通して回動レバー11を回動させた際には、樹脂バンド2がバンド引張部11a31により引っ張られ、樹脂バンド2にかかる引張力が漸次大きくなり、樹脂バンド2がバンド巻付部11aの凹凸条部11a21bに押付けられることになる。
11 回動レバー
11a バンド巻付部
11a1 バンド挿通孔
11a2 第1バンド巻付部
11a21 凹凸条部
11a21a 凸条部
11a21b 凹条部
11a22 バンド出口側端部
11a23 バンド入口側端部
11a24 レバー側段部
11a3 第2バンド巻付部
11a31 バンド引張部
11a32 バンド出口側端部
11a33 バンド入口側端部
11a34 係合用端部
11b1,11b2 回動軸部
11c,11c 係止部
11c1,11c1 係止用斜面部
11c2,11c2 案内用斜面部
11d 舌片部
11e 中央開口部
11e1 第1中央開口部
11e2 第2中央開口部
11e3 第3中央開口部
11f1 主ブリッジ部
11f2 副ブリッジ部
11g 盛上り部
12 ベース部
12a1,12a2 回動軸支持部
12a11,12a21 軸受け孔
12a12,12a22 案内溝部
12b,12b 被係止部
12b1,12b1 被係止孔
12b11,12b11 被係止用斜面部
12b12,12b12 水平面部
12b2,12b2 係止部案内用斜面部
12c バンド係止孔
12d 巻付部回動用凹部
12e バンド曲げ挟持用凸部
12e1 ベース側段部
12f 状態切替用凸部
12g 脚部
2 樹脂バンド
2a 樹脂部材
2b 芯線
3 電柱(対象物)
Claims (8)
- 樹脂部材の中に複数本の芯線を内蔵した樹脂バンドを引っ張りながら回動する回動レバーと、その回動レバーを回動させてロックするベース部とを備え、電柱等の対象物へ前記樹脂バンドを締付けて取付けるバンド締付具であって、
前記回動レバーは、
当該回動レバーの先端部側に係止部が設けられている一方、当該回動レバーの基端部側には、バンド巻付部と、回動軸部とが設けられ、
前記バンド巻付部には、
前記回動レバーの先端部側から前記樹脂バンドの一端を通すバンド挿通孔と、
前記回動軸部の回転中心より回動レバーの先端部側に位置して、回動レバーを開放状態からロック状態へ回動させた際に前記樹脂バンドが巻付き当該樹脂バンドの一端側を引っ張ることにより当該樹脂バンドに引張力を付与するバンド引張部と、
前記樹脂バンドの長手方向に対し複数の凹条部および凸条部が所定間隔で平行に延びる凹凸条部とが設けられている一方、
前記ベース部には、
前記樹脂バンドの他端が係止されるバンド係止部と、
前記回動レバーの前記回動軸部を回動可能に支持する回動軸支持部と、
前記回動レバーの前記係止部が係止する被係止部と、
が設けられていることを特徴とするバンド締付具。 - 請求項1記載のバンド締付具において、
前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド入口側の端部であって前記バンド引張部とは反対側の端部は、前記バンド引張部の端部よりも前記回動レバーの先端部側へ突出していることを特徴とするバンド締付具。 - 請求項1または請求項2に記載のバンド締付具において、
前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側の端部は、前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側とは反対側の端部、および前記バンド挿通孔のバンド入口側の上下の両端部よりも鋭角に形成されていることを特徴とするバンド締付具。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のバンド締付具において、
前記ベース部には、さらに、
前記樹脂バンドが巻付けられた前記バンド巻付部の回動を許容するよう凹んで形成され、前記バンド巻付部との間に隙間を形成する巻付部回動用凹部が設けられており、
前記回動レバーには、さらに、
当該回動レバーの先端部側と、前記バンド巻付部との間に中央開口部が形成されていると共に、その中央開口部には左右の両側面に連結された主ブリッジ部が形成され、
前記ベース部における前記巻付部回動用凹部のバンド出口側には、前記中央開口部における前記主ブリッジ部と前記バンド巻付部との間の第1中央開口部に突出して、前記主ブリッジ部および前記バンド巻付部との間で前記樹脂バンドを曲げつつ挟持するバンド曲げ挟持用凸部が形成されていることを特徴とするバンド締付具。 - 請求項4に記載のバンド締付具において、
前記バンド曲げ挟持用凸部における前記巻付部回動用凹部側には、ベース側段部が形成されている一方、
前記回動レバーを回動させて前記係止部が前記ベース部の前記被係止部に係止するロック状態になった際に、前記バンド曲げ挟持用凸部の前記ベース側段部に対向する前記バンド巻付部には、レバー側段部が形成されており、
前記ロック状態になった際には、前記ベース側段部と前記レバー側段部との間で前記樹脂バンドを曲げながら挟持することを特徴とするバンド締付具。 - 請求項4または請求項5に記載のバンド締付具において、
前記ベース部の後端部には、
前記ベース部に装着された前記回動レバーを回転させた際、前記バンド巻付部の前記バンド引張部における前記バンド挿通孔から離間した係合用端部に係合する状態切替用凸部が設けられており、
前記状態切替用凸部が前記バンド引張部側に位置する場合は、前記回動レバーが前記ベース部に対し大きく開いた大開状態を保持する一方、その大開状態から前記回動レバーが閉まる方向に回動して、前記係合用端部が前記状態切替用凸部を乗り越えると、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部と、前記ベース部の前記バンド曲げ挟持用凸部との間で前記樹脂バンドを挟持することにより当該樹脂バンドを仮止めすることを特徴とするバンド締付け具。 - 請求項6に記載のバンド締付具において、
前記状態切替用凸部は、
前記樹脂バンドを巻付けた前記回動レバーを回動させて前記係止部が前記ベース部の前記被係止部に係止するロック状態になった際に、前記バンド巻付部における前記バンド挿通孔のバンド出口側の端部であって前記凹凸条部が形成された側の端部との間で樹脂バンドを挟持することを特徴とするバンド締付具。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一の請求項に記載のバンド締付具において、
前記バンド引張部は、その幅方向の両側より中央部の方が回動軸部の回転中心側に窪んだ形状に形成されていることを特徴とするバンド締付具。
Priority Applications (1)
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JPH10196613A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Hiromi Hizume | 帯状物用固定具 |
JP2007298084A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toko Kagaku Kogyo Kk | バンド締付具 |
JP2013139849A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-07-18 | Iwabuchi Corp | バンド締付具 |
WO2013145118A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | 東光化学工業株式会社 | バンド締付け具 |
JP3186499U (ja) * | 2013-07-29 | 2013-10-10 | 日動電工株式会社 | バンド締付具 |
-
2016
- 2016-02-10 JP JP2016023510A patent/JP6445477B2/ja active Active
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