JP2023049385A - 結束バンド - Google Patents
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Abstract
【課題】結束したケーブルに対するダメージを抑制ないし防止し、結束の信頼性を高めた結束バンドを提供する。【解決手段】帯状をしたバンド部1を備え、バンド部1を長さ方向に屈曲して形成したループによりケーブルCを結束する結束バンドであり、バンド部1は、結束時にケーブルCに当接される第1の面f1の幅方向両側の両側部13の両側面fsが、バンド部1の厚み寸法に等しい曲率半径を有する円弧形状に構成される。また、両側部13の両側面fsが、例えばバンド部1の厚み寸法の1/2に等しい曲率半径を有する半円弧形状に構成されるとともに、両側部13は、第1の面f1に連なる部位を支点にして幅方向に傾倒可能とされてもよい。【選択図】 図1
Description
本発明はケーブルを結束するための結束バンドに関し、特にケーブルの結束の信頼性を高めた結束バンドに関する。
結束バンドは複数本のケーブルを束ねるために、あるいは1本ないし複数本のケーブルを基板やシャーシ等に支持させるために用いられる。例えば、特許文献1の結束バンドは、ケーブルを束ねるバンド部(バンド本体部)と、このバンド部の基端部に設けられたロック部(ヘッド部)を備えており、バンド部をケーブルに巻き付けた上でバンド部の先端側の部位をロック部に係止させることにより結束が行われる。また、特許文献1の結束バンドでは、ケーブル結束状態の信頼性を高めるために、バンド部の内面、すなわちケーブルに接する側の面に突起状部分を設けている。突起状部分がケーブルの被覆に食い込むことにより、ケーブルの長さ方向の結束力を高めることができる。
この種の結束バンドによって結束されたケーブルは、曲げ方向の力が加えられたときに、結束されているバンド部を支点にして屈曲される。このとき、バンド部のエッジの角度が直角に近い角度であると、ケーブルはエッジを支点にして屈曲されるため、曲率半径が極めて小さい状態で屈曲され、ケーブルないしその被覆に生じる曲げ応力が集中され、ケーブル被覆がこの屈曲された部位においてダメージを受け、さらにはケーブル自体が破断により断線するという課題が生じる。特許文献1には、突起状部分に隣接してテーパ状の後退状部分が設けられているが、このようなケーブルの屈曲に対する信頼性を高めることは難しい。
一方、特許文献2及び特許文献3には、結束バンドとは異なるがケーブルを係止するためのクランプが提案されており、このクランプのケーブルクランプ部のエッジ(角)を曲面に形成する技術が提案されている。曲面に形成することで、ケーブルが屈曲されたときの曲げ応力の集中が緩和でき、ケーブルの屈曲に対する信頼性を改善する上では有効である。
特許文献2及び特許文献3の技術は、いずれも結束する部位のエッジを曲面に形成しているが、この曲面の曲率半径はクランプの厚み寸法に比較すると小さい寸法に形成されている。したがって、屈曲されるケーブルは当該エッジの曲面に沿って屈曲されることになり、ケーブルに生じる曲げ応力の集中を防止する効果は十分ではなく、ケーブルの屈曲に対する信頼性を向上することに改善の余地がある。
本発明の目的は、結束したケーブルに対するダメージを抑制ないし防止し、結束の信頼性を高めた結束バンドを提供する。
本発明の結束バンドは、帯状をしたバンド部を備え、このバンド部を長さ方向に屈曲して形成したループによりケーブルを結束する結束バンドであって、バンド部は、結束時にケーブルに当接される第1の面の幅方向両側の両側面が、バンド部の厚み寸法に等しい曲率半径を有する円弧形状に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の結束バンドは、帯状をしたバンド部を備え、このバンド部を長さ方向に屈曲して形成したループによりケーブルを結束する結束バンドであって、バンド部は、結束時に当該ケーブルに当接される第1の面の幅方向両側の両側面が円弧形状に構成され、両側面を構成している両側部は、第1の面側の部位を支点にして幅方向に傾倒可能であることを特徴とする。好ましくは、両側面がバンド部の厚み寸法の1/2の曲率半径を有する半円弧形状に構成される。
本発明の結束バンドにおいて、第1の面の幅方向の中央部にバンド部の長さ方向に沿って延長され、ケーブルの被覆に食い込むことが可能な突条を備えることが好ましい。
本発明によれば、バンド部の両側面が所定の曲率半径の円弧形状とされているので、ケーブルに曲げ力が加えられたときに、ケーブルは両側面に沿って屈曲され、曲げ力の集中が抑制される。また、バンド部の両側部がケーブルの屈曲に伴って傾倒されるので、曲げ力の集中が抑制される。これにより、曲げ力の集中に伴うケーブルの損傷が防止され、結束の信頼性が高められる。また、バンド部に設けられた突条によりケーブルの引き抜きが防止され、結束の信頼性が高められる。
(実施形態1)
次に本発明の実施形態1を説明する。図1は本発明の結束バンド100の外観斜視図であり、仮想線で示すケーブルCを結束した状態を示している。図2はその(a)正面図、(b)右側面図、(c)背面図である。結束バンド100は、細長い帯状をしたバンド部1と、このハンド部1の基端に一体化されているロック部2と、このロック部につながる固定部3を備えており、これらバンド部1とロック部2と固定部3は弾性を有する樹脂の一体成形によって形成されている。
次に本発明の実施形態1を説明する。図1は本発明の結束バンド100の外観斜視図であり、仮想線で示すケーブルCを結束した状態を示している。図2はその(a)正面図、(b)右側面図、(c)背面図である。結束バンド100は、細長い帯状をしたバンド部1と、このハンド部1の基端に一体化されているロック部2と、このロック部につながる固定部3を備えており、これらバンド部1とロック部2と固定部3は弾性を有する樹脂の一体成形によって形成されている。
前記結束バンド100は固定部3により機器のパネル、基板、シャーシ等(以下、シャーシ等と称する)200に固定される。この固定部3は下方に突出されたポスト31と、このポスト31の先端両側から斜め上方に延長された一対の係合片32を備えており、シャーシ等200に設けられた開口201に挿入されたときに、一対の係合片32に設けられた段部が開口201の内縁部に係合することにより固定部3、すなわち結束バンド100がシャーシ等200に固定される。各係合片32には弾接片33と解除片34がそれぞれ一体に設けられており、固定部3がシャーシ等200に固定されているときに、弾接片33はシャーシ等200の表面に弾接して係合片32での係合状態を保持させる。解除片34は作業者の手によって両側から摘まれて内側に弾性変形されたときに係合片32を内側に弾性変形させて係合状態を解除し、結束バンド100をシャーシ等200から取り外すことができる。
前記ロック部2にはバンド部1を先端側から挿通することができる挿通穴21が開口されるとともに、この挿通穴21の下面(上下方向は図1を基準にしている)には挿通穴21に臨んで片持ち舌片状のロック片22が設けられている。このロック片22の上面の先端には断面が鋸歯状をしたロック爪23が配設されており、後述するバンド部1の爪11に係合してバンド部1をロックすることが可能とされている。
前記バンド部1は帯状に形成されており、第1の面f1を内側にしてループ状に屈曲可能とされている。バンド部1の先端10は前記ロック部2の挿通穴21に挿通し易くするために先細り形状とされているが、それよりも基端側の部位は同一断面形状に形成されている。このバンド部1の前記第1の面f1と反対側の第2の面f2には、長さ方向に沿って鋸歯状をした多数の爪11が配列されている。この爪11は、バンド部1が先端からロック部2の挿通穴21に内挿されたときに前記ロック爪23に係合される。
図3は図2(a)のA-A線に沿ったバンド部1の幅方向の拡大断面図である。前記第1の面f1は幅方向の中央部から両側部13に沿って凹凸が存在しない平滑面で構成されている。また、この第1の面f1に連なる両側部13の両側面fsは、幅方向の断面形状が所要の曲率半径の円弧状、すなわち、バンド部1の厚み寸法にほぼ等しい曲率半径、ないしはそれよりも幾分大きな寸法の曲率半径の円弧状に形成されており、第1の面f1はこの両側面fsの円弧の接線の方向に向けられている。
さらに、この第1の面f1の中央部には、バンド部1の長さ方向に沿って延長され、結束するケーブルCの被覆に食い込むことが可能な突条12が設けられている。この突条12は、ケーブルCの被覆に食い込んだときに、当該被覆を損傷させないように円弧状の断面形状とされている。
この結束バンド100によれば、図1に示したように、ケーブルCを結束する際には、バンド部1の第1の面f1が内周側となるようにしてケーブルCの回りに回し込んだ上で、バンド部1の先端10をロック部2の挿通穴21に挿通させ、さらに先端部10を引っ張ってバンド部1でケーブルCを結束する。この結束により爪11はロック部2のロック爪23に係合し、バンド部1がロック部2から反対方向に抜け出されることが防止されてケーブルCの結束が行われる。
結束バンド100でケーブルCを結束した上で、固定部3をシャーシ等200の開口201に挿入することにより、一対の係止片32が開口201の内縁に係合され、シャーシ等200に固定される。これにより、ケーブルCをシャーシ等200に支持させることができる。なお、固定部3の解除片34を両側から摘むことにより係止片32での係合を解除し、結束バンド100をシャーシ等200から取り外すことができる。
このように結束バンド100でケーブルCを結束している状態のときに、ケーブルCに長さ方向の外力が加えられると、ケーブルCは結束バンドから長さ方向に移動されることがある。実施形態1では、図3(a)にバンド部1の一部を示すように、ケーブルCを結束したときにケーブルCの周面に密接される第1の面f1に設けられた突条12がケーブルCの被覆に食い込んでいる。これにより、ケーブルCが長さ方向に移動されることが防止され、結束の信頼性が高められる。このとき、突条12の断面が円弧状であるので、ケーブルCの被覆を損傷することはない。
また、図3(b)に示すように、ケーブルCに曲げ方向の外力が加えられると、ケーブルCはバンド部1の第1の面f1に接している部位を支点にして屈曲される。このとき、第1の面f1は凹凸が存在していな平滑面であり、しかもこれに連なる両側側fsは断面形状が円弧状であるので、ケーブルCはこの両側面fsの円弧形状(円周形状)に沿って屈曲される。両側面fsの曲率半径はバンド部1の厚み寸法、ないしそれよりも長い寸法に設定されているので、ケーブルCが両側面fsの円弧形状に沿ってガイドされながら屈曲されることにより、ケーブルCが小さい角度、特に鋭角ないしそれに近い角度で屈曲されることが防止される。これにより、ケーブルCに生じる曲げ応力が一部に集中することが防止され、ケーブル被覆がこの部位においてダメージを受け、さらにはケーブル自体が断線することが防止される。
因みに、特許文献2及び特許文献3のクランプでは、クランプの両側面は角の部位のみが円弧形状とされているので、ケーブルがクランプの両側面に沿って屈曲され難い。そのため、ケーブルが屈曲されたときの角度は鋭角に近い角度となり易く、ケーブルに対する応力の集中防止の効果には限界があり、ケーブルに対するダメージ防止効果は十分ではない。
この実施形態1において、両側面fsの曲率半径は、正確にバンド部1の厚み寸法に等しいことが要求されるものではなく、多少の寸法差が生じていても、両側面fsが第1の面f1から第2の面f2にわたる領域が円弧形状ないしは略円弧形状であれば、ケーブルに生じる応力の集中を緩和することができ、本発明の顕著な作用効果を期待することができる。
(実施形態2)
図4は実施形態2の結束バンドの斜視図であり、図5は仮想線で示すケーブルCを結束した状態の斜視図である。実施形態2において、実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。実施形態2の結束バンド100Aは、実施形態1と同様にバンド部1とロック部2を備えているが、固定部は備えていない。また、これらバンド部1とロック部2の基本的な構成と、ケーブルCを結束する形態は実施形態1とほぼ同じである。すなわち、図5に示すように、バンド部1の第1の面f1が内周側となるようにしてケーブルCの回りに回し込んだ上で、バンド部1の先端100をロック部2の挿通穴21に挿通させてケーブルCを結束する。この結束により爪11がロック部2のロック爪(図には表れない)に係合し、バンド部1がロック部2から反対方向に抜け出されることが防止されてケーブルCの結束が行われる。
図4は実施形態2の結束バンドの斜視図であり、図5は仮想線で示すケーブルCを結束した状態の斜視図である。実施形態2において、実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。実施形態2の結束バンド100Aは、実施形態1と同様にバンド部1とロック部2を備えているが、固定部は備えていない。また、これらバンド部1とロック部2の基本的な構成と、ケーブルCを結束する形態は実施形態1とほぼ同じである。すなわち、図5に示すように、バンド部1の第1の面f1が内周側となるようにしてケーブルCの回りに回し込んだ上で、バンド部1の先端100をロック部2の挿通穴21に挿通させてケーブルCを結束する。この結束により爪11がロック部2のロック爪(図には表れない)に係合し、バンド部1がロック部2から反対方向に抜け出されることが防止されてケーブルCの結束が行われる。
実施形態2の結束バンド100Aは、図6に図4のB-B線に沿った拡大断面図を示すように、ケーブルCを結束したときにケーブルに当接される第1の面は幅方向の中央部から両側部に沿って凹凸が存在しない平滑面で構成されている。この第1の面に連なる両側部は、幅方向の断面形状が所要の曲率半径の円弧状、ここでは、バンド部の厚み寸法のほぼ1/2の寸法にほぼ等しい曲率半径の半円弧状に形成されている。前記第1の面f1はこの両側面fsの円弧の接線の方向に向けられている。
また、この第1の面f1の中央部には、実施形態1と同様に、バンド部1の長さ方向に沿って延長され、結束するケーブルCの被覆に食い込むことが可能な突条12が設けられている。この突条12の断面形状は、ケーブルCの被覆に食い込んだときに、当該被覆を損傷させないように円弧状の断面形状とされている。
一方、バンドの第2の面f2は、両側部14を除いた幅方向の中央部位が第1の面に向けて凹設されており、この凹設部13の内底面に長さ方向に沿って鋸歯状をした多数の爪11が配列されている。この爪11はロック部2に設けられたロック爪(図示省略)に係合され、ケーブルCの結束状態を保持させるものであることは実施形態1と同じである。また、この爪11は、前記第2の面f2に形成された凹設部14内において、幅方向の両面が両側部13から離間されている。そのため、両側部13はバンド部1の第1の面f1側の一部においてバンド部1に連結された構成とされ、当該両側部13はこの連結された部位を支点にして弾性変形され、幅方向に傾倒可能とされている。
この結束バンド100Aによれば、図5に示したように、バンド部1の第1の面f1が内周側となるようにしてケーブルCの回りに回し込んだ上で、バンド部1をロック部2の挿通穴21に挿通させる。そして、バンド部1でケーブルCを結束することにより、爪11はロック部2のロック爪23に係合し、バンド部1がロック部2から反対方向に抜け出されることが防止されてケーブルCの結束が行われる。
結束バンド100AでケーブルCを結束している状態のとき、バンド部1の第1の面f1に設けられた突条12がケーブルCの被覆に食い込んでいるので、ケーブルに長さ方向の外力が加えられてもケーブルCが長さ方向に移動されることが防止され、結束の信頼性が高められる。突条12の断面が円弧状であるので、ケーブルCの被覆を損傷することはない。
また、ケーブルCに曲げ方向の外力が加えられると、図6(a)に示すように、ケーブルCは結束されているバンド部1の両側面fsを支点にして屈曲される。このとき、第1の面f1は凹凸が存在していな平滑面であり、しかも両側面fsは断面形状が半円弧状であるので、ケーブルCはこの両側面fsに沿って屈曲される。両側面fsの曲率半径はバンド部1の厚み寸法の1/2の寸法に設定されているので、ケーブルCが両側面fsの半円弧形状に沿ってガイドされながら屈曲されることにより、ケーブルCが小さい角度、特に鋭角ないしそれに近い角度で屈曲されることが防止される。
実施形態2では両側面fsの曲率半径は実施形態1の1/2であるので、ケーブルCが屈曲される角度は実施形態1よりも小さくなることが考えられる。しかし、実施形態2では、図6(b)に示すように、両側部13は第1の面f1側の部位を支点にして傾倒可能とされているので、両側部13はケーブルCの屈曲に伴って中央部に向けて傾倒される。そして、この傾倒に伴って生じる半力によりケーブルCの曲げが抑制されるとともに、ケーブルCに生じる曲げ応力の一部は傾倒される両側部13において吸収される。これらの相互作用により、ケーブルCに生じる曲げ応力が集中することが防止され、ケーブル被覆がこの部位においてダメージを受け、さらにはケーブル自体が断線することが防止される。
この実施形態2においては、両側面fsの曲率半径は、正確にバンド部1の厚み寸法の1/2に等しいことが要求されるものではなく、多少の寸法差が生じていても、両側面fsが第1の面f1から第2の面f2にわたる領域が半円弧形状ないしは略半円弧形状であれば、ケーブルに生じる応力の集中を緩和することができ、本発明の顕著な作用効果を期待することができる。
以上のように、本発明の結束ケーブルは、バンド部の両側面を所要の曲率半径の円弧形状、あるいは半円弧形状とすることにより、ケーブルが屈曲されたときに生じる応力の集中が防止され、ケーブルの損傷が防止でき、結束の信頼性が高められる。また、両側部を傾倒可能とすることにより、さらなる結束の信頼性が高められる。一方、ケーブルが長さ方向に引張されたときに、結束バンドから引き抜かれることが防止され、この面からも結束の信頼性が高められる。
本発明は実施形態1,2の構成に限られるものではない。特に、前記したように、実施形態1におけるバンド部において、両側面の円弧形状の曲率半径は、当該円弧形状の円弧が第1の面と第2の面に対して凹凸が生じることなく連続するものであれば、必ずしもバンド部の厚み寸法にほぼ等しい寸法でなくてもよい。また、実施形態2におけるバンド部において、両側部の円弧形状の曲率半径は、必ずしもバンド部の厚み寸法の1/2でなくてもよい。
本発明の結束バンドにおいて、バンド部に設けられる爪の構成や、ロック部に設けられる挿通穴やロック爪の構成は任意に変更が可能である。また、実施形態1に示した固定部の構成についても、適宜の変更は可能である。
1 バンド部
2 ロック部
3 固定部
11 爪
12 突状
13 両側部
14 凹設部
21 挿通穴
22 ロック片
23 ロック爪
100,100A 結束バンド
f1 第1の面
f2 第2の面
fs 両側面
2 ロック部
3 固定部
11 爪
12 突状
13 両側部
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21 挿通穴
22 ロック片
23 ロック爪
100,100A 結束バンド
f1 第1の面
f2 第2の面
fs 両側面
Claims (5)
- 帯状をしたバンド部を備え、このバンド部を長さ方向に屈曲して形成したループによりケーブルを結束する結束バンドであって、前記バンド部は、結束時に当該ケーブルに当接される第1の面の幅方向両側の両側面が、前記バンド部の厚み寸法に等しい曲率半径を有する円弧形状に構成されていることを特徴とする結束バンド。
- 帯状をしたバンド部を備え、このバンド部を長さ方向に屈曲して形成したループによりケーブルを結束する結束バンドであって、前記バンド部は、結束時に当該ケーブルに当接される第1の面の幅方向両側の両側面が円弧形状に構成され、前記両側面を構成している両側部は、前記第1の面側の部位を支点にして幅方向に傾倒可能であることを特徴とする結束バンド。
- 前記両側面が、前記バンド部の厚み寸法の1/2の曲率半径を有する半円弧形状に構成される請求項2に記載の結束バンド。
- 前記第1の面の幅方向の中央部にバンド部の長さ方向に沿って延長され、ケーブルの被覆に食い込むことが可能な突条を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の結束バンド。
- 帯状をしたバンド部と、このバンド部の基端に一体に設けられたロック部を備え、前記バンドを先端側から前記ロック部に挿通し、かつ当該バンド部に設けた爪部を前記ロック部に係合させてバンド部の長さ方向のロックを行う請求項4に記載の結束バンド。
Priority Applications (1)
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JP2021159086A JP2023049385A (ja) | 2021-09-29 | 2021-09-29 | 結束バンド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021159086A JP2023049385A (ja) | 2021-09-29 | 2021-09-29 | 結束バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023049385A true JP2023049385A (ja) | 2023-04-10 |
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ID=85802368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021159086A Pending JP2023049385A (ja) | 2021-09-29 | 2021-09-29 | 結束バンド |
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Country | Link |
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2021
- 2021-09-29 JP JP2021159086A patent/JP2023049385A/ja active Pending
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