JP5271836B2 - バンド用留め具 - Google Patents

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本発明は、主として、電柱のような柱体の外周面に標識板などの被装着物を樹脂製バンドで巻き付けて固定するときなどに使用されるバンド用留め具に関するものである。
この種のバンド用留め具としては、例えば、本出願人が提案した特許第4072272号公報に示されたものがある。このバンド用留め具は、基体とこれに開閉可能に連結されたカバー体からなり、基体に樹脂製バンドの固定側端部を一体的に結合し、樹脂製バンドの自由側端部を前記基体に挿通し、カバー体を閉じて該樹脂製バンドの自由側端部を基体との間で押え付け固定するという構造であって、使用に際しては基体を電柱のような柱体の外周面に沿って配備し、樹脂製バンドを柱体に巻き付け後にこれの自由側端部を前記基体に挿通してからカバー体を閉じることによりその樹脂製バンドの自由側端部を押圧固定して緩み止めを講じるというものである。
特許第4072272号公報
上記バンド用留め具では、柱体に対して樹脂製バンドを巻いた後、樹脂製バンドの自由側端部をカバー体を基体に対して開閉揺動可能に支持するための軸に樹脂製バンドの歯と係合する爪を突設し、カバー体の揺動作動に連動して、この爪体を同行揺動させることにより、樹脂製バンドを送り込むようにしている。これにより樹脂製バンドをラチェット機構により順次送り込むことができることから、確りとした締付け力を得ることができるという利点を有しているが、樹脂製バンドの歯部を開閉揺動軸の周面に確実に当接させておかなければならないうえ、締め込んだ樹脂製バンドを基体の覆壁部を巻き込む形で折り返して固定していた。このため、樹脂製バンドの設置個所が高所である場合、手を上に伸ばした状態で、樹脂製バンドを開閉揺動軸の周面部分に押し付けるとともに、カバー体を揺動作動させるという作業となるうえ、締め込んだ樹脂製バンドを折り返し挿入させるという締め込み作業とは異なる別の操作を要し、作業員の負担が大きいという問題のあることが分かった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたもので、上記のような、基体と開閉揺動可能なカバー体とを備えたバンド用留め具において、カバー体を開閉方向に揺動操作するという簡単な操作で樹脂製バンドを引き締め方向に刻み送り可能にすることにより強力な引き締め操作が行えるバンド用留め具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、基体とこの基体に開閉揺動可能に軸支されているカバー体とからなり、
基体は、ベース部とこのベース部の前後方向中間部の上方に対向配備される覆壁部とを有し、このベース部と覆壁部との対向面間に、裏面に歯を長手方向にぎざぎざに付けた樹脂製バンドの自由側端部が裏面側をベース部に向けた状態で挿通される第1バンド挿通部がこれの入口と出口とを前後に開放するよう形成されており、
ベース部の前後方向後端部に、樹脂製バンドの固定側端部が一体的に結合されるバンド固定部が設けられており、
第1バンド挿通部内において樹脂製バンドの歯と係合する戻止め爪がベース部から覆壁部に向けて突設されており、
カバー体は、ベース部のバンド固定部と覆壁部の後端との間に、覆壁部の後方へ開く開姿勢と覆壁部の上側に閉じ合わされる閉姿勢とにわたって開閉揺動可能に連結されるとともに、閉姿勢で基体側に係止固定されるように構成してあり、
カバー体と基体とを揺動可能に連結する支持軸は、カバー体に相対固定されており、この支持軸の前記基体の両側壁間に位置する部分はカバー体の天井壁配設側に長径を有する天井壁側に突出する長円形のカムに形成してあり、
カバー体の天井壁は、支持軸配設部に対応する個所では支持軸が外部に露出する状態に形成してあり、この天井壁における揺動基端側の端縁部での内面に前記樹脂製バンドの歯と係合する係合爪を突設し、
このカバー体に形成された係合爪は、第1バンド挿通部から引き出された樹脂製バンドが支持軸とベース部分との間に形成される第2バンド挿通部を経て軸体の外周面に沿って折り返されることにより、樹脂製バンドの裏面に形成されている歯と係合するようになっていることを特徴としている。
この請求項1に係る発明によれば、以下のような作用を発揮する。図1に示すように、カバー体を開いた状態で、基体のベース部を柱体の外周囲に沿って配備し、固定側端部がベース部の一端部に一体的に結合された樹脂製バンドを柱体に巻き付けてその自由側端部をこれの裏面側がベース部に向き合うよう第1バンド挿通部に押し込み、さらに第2バンド挿通部を経て固定側開口部(ベース体後端側開口部)から一旦引っ張り出す。
さらに、この引っ張り出した樹脂製バンドの自由側端部をカバー体を揺動可能に軸支している支持軸とカバー体との間隙に挿入して、カバー体の天井壁内面に沿って引き出す。
この状態で、カバー体を手につかんで支持軸回りに開閉方向に揺動すると、樹脂製バンドの裏面に形成されている歯とカバー体の天井壁揺動基端側に形成されている係合爪とが係合した状態で長円形状のカムに形成されている支持軸の回動に伴い樹脂製バンドが引き込まれて刻み送りされることになる。
そして、カバー体の閉方向揺動によりカバー体は原位置に復帰するが、その際には樹脂製バンドに形成されている歯と係合爪とが滑ることになるとともに、ベース体に形成されている戻止め爪は樹脂製バンドの歯と係合して樹脂製バンドが緩み方向に後戻りするのを制止する。かかるカバー体の揺動操作を繰り返すことにより樹脂製バンドは引き締め方向に小刻みに順次送られて強力に締め付けられて行く。
上記請求項1に記載の発明に係るバンド用留め具において、請求項2に記載のように、第2バンド挿通部の出口となるベース部の上面に、樹脂製バンドを支持軸(カム)の外周面に沿う方向へ誘導案内する斜面壁を設るという構成を採用することによって、樹脂製バンドをより確実に支持軸(カム)の外周面に接当させることができ、安定確実に刻み送りすることができる。
本発明のバンド留め具によれば、カバー体を開閉方向に揺動させるという簡単な操作でもって樹脂製バンドを引き締め方向に刻み送りすることができ、かつこのとき、カバー部と樹脂製バンド部とを同時に把持した状態で揺動させることができるので、強力な引き締め操作が簡単に行えて使い勝手がきわめて良好である。さらに、締め込み操作が完了すると、カバー体をそのまま基体側に被せ付け固定するだけであることから、締め込み作業から固定作業までを同じ動作で一連の操作として行うことができ、作業員の負担を軽減することができる。
バンド用留め具を樹脂製バンド及び電柱等の柱体と共に示した斜視図である。 バンド用留め具のカバー体が開姿勢にある状態での断面図である。 バンド用留め具の基体の断面図である。 バンド用留め具のカバー体の断面図である。 バンド留め具のカバー体を閉姿勢にある状態での断面図である。 締め付け操作時を示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、バンド用留め具(A)は、電柱等の柱体(C)の外周面に配備された標識板などの被装着物(D)の上から柱体(C)に巻き付けた樹脂製バンド(B)を締め付けて固定するために用いられるものである。その樹脂製バンド(B)はこれの裏面に断面形状が台形あるいは三角形の歯(1)を長手方向にぎざぎざに付けてある。
図2に示すように、バンド用留め具(A)は樹脂製の基体(2)とカバー体(3)からなる。基体(2)は樹脂製バンド(B)の幅よりも少し幅広の平板状に形成されたベース部(4)と、このベース部(4)の左右幅方向両側端縁から一体に立ち上げられた左右の両側壁部(5)・(5)と、ベース部(4)の前後方向中間部の上方に平行に対向して両側壁部(5)・(5)の上端綾部間にわたって一体に架設された覆壁部(6)とを有しており、覆壁部(6)とベース部(4)との対向面問には樹脂製バンド(B)を挿通可能にする第1バンド挿通部(7)が入口(7a)と出口(7b)とを前後に開放するよう形成されている。
上記ベース部(4)の前後方向中間部には、平面視においてコ字形の溝を形成することによって第1バンド挿通部(7)内のベース部(4)に弾性変形自在な爪保持片(9)を片持ち状に設けてあり、この爪保持片(9)の自由後端側には、鋸歯形状の戻止め爪(10)を覆壁部(6)に向けて一体に突設している。
上記ベース部(4)の前後方向後端部には、樹脂製バンド(B)の固定側端部(11)を一体的に結合するバンド固定部(12)が設けられている。このバンド固定部(12)はベース部(4)の後端部分で両側壁(5)・(5)間に架着した連結桟で構成してある。そして、バンド固定部(12)を取り巻く状態で樹脂製バンド(B)の固定側端部(11)を折り返し、樹脂製バンド(B)の裏面に形成した歯(1)同士を噛合せることで樹脂バンド(B)同士を一体化させて、樹脂製バンド(B)を基体(2)のベース部(4)に相対回転可能な状態に組み付けられるようにしてある。
図2及び図3に示すように、上記両側壁部(5)・(5)の、バンド固定部側の後端寄り部には、カバー体(3)を軸支するための軸孔(15)を形成するとともに、この軸孔(15)の円周一部と側壁部(5)の上縁とを狭い嵌込溝(16)で連通させてあり、同両側壁部(5)・(5)の覆壁部側の前端寄り部の外面にはカバー体(3)を閉じロックするための係止突起(17)が
設けている。
一方、上記カバー体(3)は、天井壁部(18)と、この天井壁部(18)の左右側端に直角に連設された両側壁部(19)・(19)とを有しており、このカバー体(3)の後端部には支持軸(20)を両側壁部(19)・(19)間にわたって一体に設けている。その支持軸(20)の両端部は上記基体(2)の軸孔(15)の嵌込溝(16)から嵌合することによって、基体(2)に対しカバー体(3)が覆壁部(6)の後方に開く開姿勢と覆壁部(6)の上側に閉じ合わされる閉姿勢(図5参照)とにわたって支持軸(20)を中心に開閉揺動自在に連結される。また、支持軸(20)の軸心方向中間部でのベース部(4)と対向する部分は、閉姿勢で上下方向に長径を有する長円形のカム(21)に形成してある。
このカム(21)の周面と基体(2)のベース部(4)内面との間には、上記第1バンド挿通部(7)の出口(7b)から引き出される樹脂製バンド(B)の自由側端部を挿通可能にする第2バンド挿通部(22)を形成している。また、カム(21)の周面に対応する位置でのカバー体(3)の天井壁部(18)は取り除かれており、カム(21)は外部に露出可能に構成してある。そして、天井壁部(18)の軸側端部(揺動基端側端部)の内面には樹脂製バンド(B)の裏面に形成した歯(1)と噛合う係合爪(23)が突設してある。
また、カバー体(3)の両側壁部(19)・(19)には、該カバー体(3)の閉じ状態で上記基体(2)の係止突起(17)に係止してカバー体(3)を閉姿勢位置にロック保持する係止孔(25)が設けられている。
上記第2バンド挿通部(22)の出口部でのベース部(4)の上面には、樹脂製バンド(B)をカム(21)の外周面に沿わせて誘導案内するための斜面壁(26)を一体に設けている。
上記構成のバンド用留め具(A)の使用手順を図6に基づいて説明する。
まず、カバー体(3)を開いた状態で、樹脂製バンド(B)の固定側端部(11)は、ベース部(4)の表面側からバンド固定部(12)を巻回して歯(1)同士が対面する状態にする。次いで図1のように基体(2)のベース部(4)を被装着物(D)の上から柱体(C)に沿わせて、樹脂製バンド(B)を柱体(C)に一巻きする。すると、樹脂製バンド(B)の固定側端部(11)においては、バンド固定部(12)を巻回して引き出された余剰部分(11a)が樹脂製バンド(B)の裏面とベース部(4)との間に挟み付けられることになり、固定側端部(11)がベース部(4)のバンド固定部(12)に抜け止め状に結合される。また、樹脂製バンド(B)の折り返された余剰部分(11a)の裏面の歯(1)とそれに対向する部分の歯(1)とが噛み合うので、固定側端部(11)がベース部(4)のバンド固定部(12)から抜け出るのを防止する効果が高められる。なお、この余剰部分(11a)と樹脂製バンド(B)の本体部分とは、接着剤や熱接着等の接合手段で固着するようにしてもよい。
上記のようにして柱体(C)に一巻きした樹脂製バンド(B)の自由側端部は、基体(2)の第1バンド挿通部(7)に入口(7a)から歯(1)を有する裏面側をベース部(4)に向けて挿通して出口(7b)から引き出し、さらにベース部(4)の底壁とカム(21)の周面との間に形成される第2バンド挿通部(22)を経て、バンド固定部(12)の上側部分から基体(2)及びカバー体(3)の外部に樹脂製バンド(B)を一旦引き出し、巻回した樹脂製バンド(B)の緩みを充分に取り除く。この場合、第2バンド押通部(22)の終端部分でのベース部(4)の上面に斜面壁(26)を設けているので、樹脂製バンド(B)をその斜面壁(26)の斜面上に沿わせることによりバンド固定部(12)の上側部分へ円滑に導き出すことができる。また、第1バンド挿通部(7)の終端部に対応するベース部(4)の上面部分に、鋸歯形状の戻止め爪(10)が突設してあることから、第1バンド挿通部(7)を挿通した樹脂製バンド(B)の歯(1)とこの戻止め爪(10)とが咬みあって、樹脂製バンド(B)が緩むことを可及的に抑制することができることになる。
次いで、バンド固定部(12)の上側部分から基体(2)及びカバー体(3)の外部に一旦引き出した樹脂製バンド(B)をカバー体(3)の支持軸対応部分の開放部分に差込み、樹脂製バンド(B)の表面側を支持軸(20)のカム周面に沿わせる状態に位置させ、基体(2)の上側に導出された樹脂製バンド(B)をカバー体(3)の天井壁部(18)の内面に沿わせて配置する。
このように樹脂製バンド(B)の自由側端部を天井壁部(18)の内面に沿わせた状態でカバー体(3)を手につかんで支持軸(20)の軸芯回りに開閉方向に揺動する。
このとき、支持軸(20)のカム(23)が長円形状をしていること及びカバー体(3)の天井壁揺動基端側に形成されている係合爪(23)の先端が樹脂製バンド(B)の一つの歯(1)と係合していることから、カバー体(3)を閉じ方向に揺動すると、樹脂製バンド(B)を締め付け方向に引き込むことになる。これにより、ベース部(4)の上面部分形成されている鋸歯形状の戻止め爪(10)と樹脂バンド(B)に形成されている歯(1)との係合個所が変化し、樹脂製バンド(B)の進出量だけを締め付けることになる。
一方、閉じ方向に揺動させたカバー体(3)を開き方向に揺動すると、カバー体(3)の天井壁揺動基端側に形成されている係合爪(23)の先端が樹脂製バンド(B)の歯(1)との噛合いが緩むことから、カバー体(3)は樹脂製バンド(B)に影響を与えることなく開姿勢に変化することができる。そして、再度カバー体(3)を閉じ方向に揺動すると、カバー体(3)の天井壁揺動基端側に形成されている係合爪(23)の先端が樹脂製バンド(B)の歯(1)に噛合って、樹脂製バンド(B)を引き込むことになる。
かかるカバー体(3)の開閉方向の揺動操作を数回繰り返して行うことにより、樹脂製バンド(B)は柱体(C)に対し次第に強く締め付けられて行く。このようなカバー体(3)の揺動操作によれば樹脂製バンド(B)を簡単にしかも強力に締め付けることができる。
この締め付け操作後は、カバー体(3)を覆壁部(6)の上側に閉じ合わせて係止孔(25)を基体(2)の係止突起(17)に係止させることによりカバー体(3)が閉姿勢に保持固定される。この姿勢では、樹脂製バンド(B)の歯(1)がカバー体(3)の係合爪(23)及び基部(2)に形成されている戻止め爪(10)と係合していることから、バンド緩み止め状態が確保される。
柱状体の外周面に被装着物を樹脂製バンドで巻き付け固定する際に有効である。
1…歯、2…基体、3…カバー体、4…ベース部、5…基体の側壁、6…覆壁部、7…第1バンド挿通部(7a…入口、7b…出口)、10…戻止め爪、11…樹脂製バンド固定側端部、12…バンド固定部、18…カバー体の天井壁、20…支持軸、21…カム、22…第2バンド挿通部、23…係合爪、26…斜面壁、B…樹脂製バンド。

Claims (2)

  1. 基体(2)とこの基体(2)に開閉揺動可能に軸支されているカバー体(3)とからなり、
    基体(2)は、ベース部(4)とこのベース部(4)の前後方向中間部の上方に対向配備される覆壁部(6)とを有し、このベース部(4)と覆壁部(6)との対向面間に、裏面に歯(1)を長手方向にぎざぎざに付けた樹脂製バンド(B)の自由側端部が裏面側をベース部(4)に向けて挿通される第1バンド挿通部(7)がこれの入口(7a)と出口(7b)とを前後に開放するよう形成されており、
    ベース部(4)の前後方向後端部に、樹脂製バンド(B)の固定側端部(11)が一体的に結合されるバンド固定部(12)が設けられており、
    第1バンド挿通部(7)内において樹脂製バンド(B)の歯(1)と係合する戻止め爪(10)がベース部(4)から覆壁部(6)に向けて突設されており、
    カバー体(3)は、ベース部(4)のバンド固定部(12)と覆壁部(6)の後端との間に、覆壁部(6)の後方へ開く開姿勢と覆壁部(6)の上側に閉じ合わされる閉姿勢とにわたって開閉揺動可能に連結されるとともに、閉姿勢で基体(2)側に係止固定されるように構成してあり、
    カバー体(3)と基体(2)とを揺動可能に連結する支持軸(20)は、カバー体(3)に相対固定されており、この支持軸(20)の前記基体(2)の両側壁(5)・(5)間に位置する部分はカバー体(3)の天井壁(18)配設側に長径を有し、天井壁(18)側に突出する長円形のカム(21)に形成してあり、
    カバー体(3)の天井壁(18)は、支持軸配設部に対応する個所では支持軸(20)が外部に露出する状態に形成してあり、この天井壁(18)における支持軸配設側端縁部での内面に前記樹脂製バンド(B)の歯(1)と係合する係合爪(23)を突設し、
    このカバー体(3)に形成された係合爪(23)は、第1バンド挿通部(7)から引き出された樹脂製バンド(B)が支持軸(20)とベース部分(4)との間に形成される第2バンド挿通部(22)を経て支持軸(20)の外周面に沿って折り返されることにより、樹脂製バンド(B)の裏面に形成されている歯(1)と係合するようになっていることを特徴とするバンド用留め具。
  2. 第2バンド挿通部(22)の出口となるベース部(4)の上面に、樹脂製バンド(B)を支持軸(20)の外周面に沿う方向へ誘導案内する斜面壁(26)を設けている請求項1に記載のバンド用留め具。
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