JP3124804B2 - 制御ないし調整可能な液圧式衝撃ダンパ - Google Patents

制御ないし調整可能な液圧式衝撃ダンパ

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ダイムラー−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • B60G2600/26Electromagnets; Solenoids

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンあるいは排除
体によって互いに仕切られた2つの作動室を有し、これ
らの作動室が、ピストンあるいは排除体が往復運動する
際に液圧媒体を交換するために減衰制御弁装置を介して
互いに接続されており、この減衰制御弁装置閉鎖機構
が開断面積を制御し、この開断面積が両作動室間の
圧力差および閉鎖機構を制御する電磁石装置の力に関係
しており、この電磁石装置が閉鎖機構と駆動可能に結合
された接極子装置を有する制御あるいは調整可能な液圧
式衝撃ダンパに関する。
【0002】その電磁石装置は好適には比例磁石として
形成されているので、調整力は磁石に給電される電流の
強さにしか左右されない。更に減衰制御弁装置は力比例
弁として形成されているので、減衰力はピストンあるい
は排除体の移動速度にほとんど無関係である。
【0003】
【従来の技術】かかる液圧式衝撃ダンパはドイツ連邦共
和国特許出願公開第3835705号公報の発明対象で
ある。
【0004】かかる衝撃ダンパの場合、電磁石装置が故
障したときも、その場合にもなおばね装置の設計によっ
て決定される最小減衰力が残っているので、機能性を有
しているという利点がある。
【0005】なお、減衰制御弁を制御するパイロット弁
の閉鎖力を電磁石装置によって制御することが、ドイツ
連邦共和国特許出願公開第3835705号公報で知ら
れている。このようにして比較的小さな電磁石装置によ
り減衰力の大きな変更が行える。
【0006】ドイツ連邦共和国実用新案登録第8610
374号明細書で公知の衝撃ダンパの場合、減衰制御弁
の閉鎖機構は電磁石の接極子を形成しており、この接極
子は、電磁石が給電された際に発生する力が閉鎖機構を
ばね装置の力に抗して開放方向に押すように形成されて
いる。ここでも、電磁石が故障した際に衝撃ダンパは機
能する。この場合、減衰特性は専らばね装置の特性だけ
で決定される。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2536
578号公報およびヨーロッパ特許第A0330634
号公報において、別の制御あるいは調整可能な液圧式衝
撃ダンパが知られている。この衝撃ダンパの場合、両作
動室間の配管内にある減衰制御弁によって制御される開
断面積は同様に両作動室間の圧力差に関係している。
ここでも、開断面積と圧力差との間の比例係数は電磁
石装置によって制御される。その場合、電磁石装置によ
ってその都度パイロット弁が制御され、その調整が前記
比例係数を間接的に制御する。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2536
578号公報の衝撃ダンパにおいて、パイロット弁の電
磁式駆動装置はセルフロック式であるので、電磁石装置
が故障した際にその都度最後に選択されていたパイロッ
ト弁の位置が維持される。
【0009】ヨーロッパ特許第A0330634号公報
の衝撃ダンパの場合、電磁石装置が故障した際にパイロ
ット弁は、衝撃ダンパが特に軟らかく作用する終端位置
をとる。
【0010】上述した衝撃ダンパの場合、電磁石装置が
故障した際に特に硬い減衰を行うかあるいは特に軟らか
い減衰を行う。従って非常運転時には即ち電磁石装置が
故障した際には、特に硬い減衰作用のために快適性が損
なわれるか、又は特に軟らかい減衰作用のために安全性
が損なわれてしまう。
【0011】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3635
894号公報において更に別の制御あるいは調整可能な
液圧式衝撃ダンパが知られている。この衝撃ダンパの場
合、接極子装置が設けられており、この接極子装置は電
磁石装置の給電方向に応じて閉鎖機構を閉鎖方向又は開
放方向に変位調整し、これによって減衰抵抗が増大ある
いは減少される。閉鎖機構は、衝撃ダンパの両作動室間
の圧力差が閉鎖機構に全く調整力を与えないように回転
スライド弁として形成されている。即ち閉鎖機構によっ
てその都度制御される両作動室間の開断面積は専ら、
電磁石装置に給電される電流の強さおよび方向に関係す
る。この方式では力比例式開放特性は得られない。
【0012】なおドイツ連邦共和国特許出願公開第36
35894号公報の衝撃ダンパの場合、電磁石装置が給
電されない場合に閉鎖機構がばねによって、閉鎖機構が
衝撃ダンパの両作動室間の中間開断面積に制御する中
間位置に保持されるように考慮されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式の衝撃ダンパを、電磁石装置が故障した際
に最適な非常運転特性を有するように改良することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、接極子が閉鎖機構の閉鎖方向にばね装置によって押
圧され、電磁石装置が給電されていない場合には閉鎖機
構にばね装置による中位の基本減衰力が発生する閉鎖力
が保持され、更に電磁石装置は磁力の接極子に対する作
用方向又は強さが変更可能であり、電磁石装置の給電に
応じて閉鎖機構の閉鎖力が増大あるいは減小するように
構成されることによって達成される。
【0015】閉鎖機構を閉鎖位置に押すばね装置の適当
な設計によって、電磁石装置の故障の際にも有効であ
り、制御あるいは調整不能となった液圧式衝撃ダンパに
望ましいかあるいは最適であるように設計される基本減
衰作用を保証するという全般的な考えに基づいている。
いまや電磁石装置によって閉鎖力が増大並びに減少する
ように変更することができることにより、電磁石装置が
正常に作動する際にはその都度の運転状態に最適に適合
した減衰作用が得られる。
【0016】なお減衰力を調整する際に弾性質量あるい
は走行車構造物と非弾性質量あるいは車輪との間の相対
速度を考慮する必要がないという利点がある。これは、
上述した特徴が存在するとき、そのパラメータは運転状
態に関してせいぜい二次的な意味しか持たないからであ
る。
【0017】第1の有利な実施態様において、接極子装
置は2個の磁石コイルから構成されその一方の磁石コイ
ルの給電は減衰力を増大し、他方の磁石コイルの給電は
減衰力を低減する。
【0018】その代わりに、接極子装置を永久磁石とし
て形成することもできる。その磁石コイルの給電方向に
応じて、減衰力の増大あるいは減少が行われる。
【0019】更に、減衰制御弁装置が逆止め弁に、衝撃
ダンパの圧縮過程並びに引張り過程において両作動室間
の液圧媒体の交換が同一の減衰制御弁を介して同じ流れ
方向に行われるように接続されていることが目的に適っ
ている。
【0020】基本的に公知のようにして板ばね弁として
形成される逆止め弁は、圧縮過程において開放される逆
止め弁が引張り過程において開放される逆止め弁と異な
った絞り抵抗を有するように異なって設計される。この
ようにして圧縮過程および引張り過程に対して異なった
基本減衰作用が得られる。
【0021】以下図に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0022】
【実施例】図1の部分Aには液圧式衝撃ダンパが概略的
に示されている。このダンパは主に作動シリンダ1およ
びこの作動シリンダ1内において2つの室1′,1″を
仕切るピストン2から成っている。ピストン2は片側に
配置されたピストンロッド3を有しており、このピスト
ンロッド3は作動シリンダ1の上側底にある開口を密封
して貫通している。図において下側の室1″は、作動シ
リンダ1の下端あるいは下側底にある開口を介して、作
動シリンダ1と作動シリンダ1に固く結合されこれを取
り囲んでいる外側シリンダ5との間の環状室4に連通さ
れている。
【0023】室1′,1″および環状室4の図における
下側範囲は液圧媒体で充填されており環状室4の上側範
囲4′は圧縮性空気媒体を収容している。
【0024】室1′,1″はピストン2内に配置され絞
り作用を有する弁装置6を介して、ピストン2が往復運
動する際にその都度縮小する室1′ないし1″から押し
出される液圧媒体が弁装置6の絞り抵抗に打ち勝って反
対側の室1″ないし1′に流出できるように、互いに液
圧的に接続されている。なおピストンロッド3が作動シ
リンダ1の中に深くあるいは浅く挿入されるかに応じ
て、環状室4の上側範囲4′における圧縮性空気媒体は
強くあるいは弱く圧縮される。
【0025】弁装置6がピストン2内に配置されている
図示した構造と異なって、弁装置6を作動シリンダ1あ
るいは外側シリンダ5に配置することもできる。重要な
ことは弁装置6がピストン2のあらゆる位置において作
動シリンダ1の室1′をもう1つの室1″およびそれに
連通する環状室4の液圧範囲に接続することである。
【0026】弁装置6は図1の部分Bに概略的に示され
ている。これは主に4個の逆止め弁P1〜P4および減
衰制御弁Psから成っている。その逆止め弁P1とP2
は、室1′と1″とを接続し部分管7′と7″とを持っ
た第1の配管に配置されており、詳しくは室1″から流
れ出る流れ方向において逆止め弁P1が開かれ、室1′
から流れ出る流れ方向において逆止め弁P2が開かれ
るように配置されている。逆止め弁P3とP4は、室
1′と1″とを接続し部分管8′と8″とを持った第2
の配管に配置されている。その場合それぞれの部分管
8′,8″において逆止め弁P3は室1′から流れ出る
流れ方向を阻止し、逆止め弁P4は室1″から流れ出る
流れ方向を阻止する。
【0027】減衰制御弁Psは、一方では第1の配管の
部分管7′と7″との間および他方では第2の配管の部
分管8′と8″との間に接続されている配管9内に位置
している。減衰制御弁Psは、これが図1において入口
側と出口側との間の圧力勾配が十分である場合に左から
右に貫流できるように形成され配置されている。
【0028】いまピストン2が図1において下向きに動
く場合、液圧媒体は室1″から逆止め弁P1、減衰制御
弁Psおよび逆止め弁P3を介して室1′に流れる。ピ
ストン2が図1において上向きに動く場合、液圧媒体は
室1′から逆止め弁P2減衰制御弁Psおよび逆止め弁
P4を介して室1″に流れる。即ちピストン2の両方の
移動方向において、減衰制御弁Psは逆止め弁P1〜P
4の図示した接続に基づいて同じ方向に貫流される。
【0029】その都度ピストンの動きに逆らう減衰抵抗
は、それぞれ減衰制御弁Psの絞り抵抗およびその都度
貫流される逆止め弁P1とP3あるいはP2とP4の絞
り抵抗によって決定される。
【0030】更に後で示すように、減衰制御弁Psの絞
り抵抗は電磁式に変更させられ、詳しくは構造的に決定
される絞り抵抗に対する基本調整を増大並びに低減する
ように変更させられる。
【0031】その都度貫流される逆止め弁P1とP3あ
るいはP2とP4は異なった絞り抵抗を有するので、減
衰制御弁Psが基本位置にある場合でも全体で衝撃ダン
パの引張り過程において即ちピストン2が上昇運動する
際に、圧縮過程において即ちピストン2が作動シリンダ
1に対して下降運動する際と異なった減衰係数が存在す
る。
【0032】ピストン2並びにその中に収容された弁装
置6は図2から図6に特に有利な構造で示されている。
【0033】図2において、ピストンロッド3の下端は
ピストン2を保持する円筒状ハウジング10の形に広が
っている。このハウジング10は主にその中に配置され
たリング板状のプレート部分11、図においてその下側
に続く中間部分12および下側の底部分13から成って
いる。中間部分12はハウジング10に比べて大きな直
径をした下側部分を有しており、従って作動シリンダ1
の内部に移動可能に案内されている。下側底部分13の
円形の縁は中間部分12における折り曲げ環状ウェブに
よって気密に包囲されている。
【0034】底部分13とピストン軸線に対して偏心し
て中間部分12に形成された切欠きとの間に平坦な室1
4が形成されている。この室14は底部分13における
円弧状スリット16を介して作動シリンダ1の室1″に
接続され、中間部分12の外側面における環状段状凹所
に通じている円弧状スリット15を介して作動シリンダ
1の室1′に接続されている。スリット15,16には
それぞれ薄板状の弾性プレート17,18が付属されて
おり、これらのプレート17,18はスリット15,1
6から間隔を隔てて室14の内部に、底部分13および
中間部分12のそれぞれに対向して位置する盲孔に支持
されている室14内におけるボルト19によって取り付
けられている。このボルト19はプレート17,18の
対応した孔を貫通し、これらのプレート17,18間に
配置されている間隔部材20を、プレート17,18が
中間部分12あるいは底部分13によって形成された室
14の上側端面および下側端面に面接触するように保持
している。その場合プレート17,18はスリット1
5,16も遮断し、詳しくは室14から室1′あるいは
室1″への媒体の流れを阻止するが逆向きの流れは許す
ように遮断する。このようにしてプレート17,18に
よって図1の逆止め弁P1,P2に相応したプレート弁
が作られる。
【0035】図2におけるプレート17はピストン軸線
の範囲に、ピストン2の中間部分12における中央孔2
1に続く開口を有している。中央孔21は上向きに環状
段差状に弁室22の形に広がっており、この弁室22の
中に弁体23が配置されている。この弁体23は中央孔
21の側に半球状端を有し、この半球状端は中央孔21
と弁室22との間に環状段差部で形成された弁座24と
共働する。弁体23の他端にはプレート部分11の中央
孔の中に突出する棒状突起25が配置されている。
【0036】プレート部分11のこの孔は、ハウジング
10の内部に収容され軸方向に並んで配置されている2
個の磁石コイル26,27の内部室に続いている。
【0037】これらの磁石コイル26,27は共通の円
筒棒状の接極子28を有している。この接極子28は磁
石コイル26,27の内部に軸方向に移動可能に2個の
圧縮コイルばね29,30間に配置されている。その場
合、図2における上側の圧縮コイルばね29は接極子2
8の上端とハウジング10内に形成された固定ばね受け
との間に張られ、圧縮コイルばね30は図2における接
極子28の下端と弁体23との間に弾性応力をもって置
かれている。従って接極子28を介在して直列に配置さ
れた2個の圧縮コイルばね29,30は弁体23を閉鎖
方向に押しつける。この閉鎖位置において中央孔21は
弁室22に対して遮断されている。
【0038】弁体23および接極子28は、弁室22内
の圧力がプレート部分11の中央孔を通してばね29の
固定ばね受けまで伝播することを保証するために、外側
に軸方向スリットあるいは軸方向通路を有している。こ
のようにして、両側で接極子28に作用する液圧力は確
実に平衡させられる。
【0039】弁室22は横に弁座24のそばに偏心的な
広がり部31を有している。弁室22はその広がり部3
1を介して、中間部分12における段差部あるいは底部
分13の下側面にあるスリット状開口32,33に連通
している。円弧状の形をしている前記スリット状開口3
2,33は、それぞれ平面C字形をしている薄板状の弾
性プレート34,35によって覆われている。これらの
プレート34,35は、底部分13、中間部分12およ
びプレート部分11における対応した孔を貫通するボル
ト36によって保持されている。
【0040】プレート34,35はスリット状開口3
2,33と一緒にプレート弁として形成された逆止め弁
を形成している。この逆止め弁は図1における弁P3,
P4に相応し、弁室22からの液圧媒体の流出を許し、
逆向きの流れを阻止する。
【0041】次に図2から図6を参照して衝撃ダンパの
作用を説明する。
【0042】ピストン2が作動シリンダ1に対して下向
きに動くとき、液圧媒体は室1″からスリット16を介
して室14に流入し、その場合プレート18は前記スリ
ット16から僅かに持ち上がる。そして室14から液圧
媒体が弁室22に流入し、弁体23がその弁座24から
持ち上げられる。弁室22から液圧媒体は広がり部31
を介してスリット状開口32に到達し、ここを通って液
圧媒体は作動シリンダ1の室1′に流入し、その場合、
スリット32に付属されたプレート34はスリット32
から持ち上げられる。
【0043】ピストン2が作動シリンダに対して逆方向
に即ち上向きに動くとき、液圧媒体は作動シリンダ1の
室1′からスリット15を通して室14の中に流入し、
その場合プレート17がスリット15から持ち上がる。
液圧媒体はそこから弁室22に到達し、更にその場合弁
体23が弁座24から持ち上げられる。弁室22から液
圧媒体がスリット状開口33に流れ、そして作動シリン
ダ1の室1″に到達する。その場合プレート35がスリ
ット状開口33から持ち上がる。
【0044】作動シリンダ1内における上述したピスト
ン2の動きは、プレート17,18,34,35および
弁体23によって引き起こされる絞り抵抗を打ち負かす
のに十分な最小力が作用したときにしか行われない。
【0045】磁石コイル26あるいは磁石コイル27に
選択的に給電することによって、弁体23によって引き
起こされる絞り抵抗は低減あるいは増加される。これは
給電された磁石コイル26は接極子28を上向きに持ち
上げようとし、給電された磁石コイル27は接極子28
を図において下向きに移動しようとするからである。こ
れによってばね30の張力が低減あるいは増大される。
【0046】磁石コイル26,27が給電されていない
間、作動シリンダ1内においてピストン2が動く際に液
圧媒体によってその都度打ち負かすべき絞り抵抗は専ら
圧縮コイルばね29,30およびプレート17,18,
34,35のばね特性によって決定される。その場合の
設計は、磁石コイル26,27が給電されていない場合
もピストンの動きに所望の基本減衰作用が生ずるように
行われる。
【0047】図示した実施例と異なって、磁性材料(例
えば鉄)から成る接極子28の代わりに(永久的に磁化
された)棒磁石を配置すること、別々に給電される2個
の磁石コイル26,27を可逆的に給電させられる唯一
の磁石コイルに換えることもできる。この磁石コイルを
一方向に給電すると棒磁石は一方向に押し、他方向に給
電すると棒磁石には力が逆向きに作用する。このように
しても弁体23に作用する閉鎖力は増大あるいは減少さ
せられる。
【0048】いずれの場合も接極子28は、これが磁石
コイル26,27からいくぶん突出し、それぞれの磁石
コイルと共に、その変位力が実際にその都度の磁石コイ
ルを流れる電流の大きさにしか関係しない比例磁石を形
成するように配置される。
【0049】更に弁体23,その弁座24および弁体2
3を閉鎖位置に押すばね29,30は、ほぼ力比例開放
特性を有する弁が形成されるように形成ないし設計され
ている。これによって、この弁の貫流方向における絞り
抵抗が弁を貫流する液圧媒体の流速にほとんど無関係で
あり、従って衝撃ダンパ(図1参照)のピストン2とシ
リンダ1との間の相対速度にほとんど無関係であること
が保証される。
【0050】図7から図9に示した実施例において、上
述した実施例と同一部品には同一符号を付してある。
【0051】この実施例と上述した実施例との主な相違
点は、減衰制御弁Psがパイロット弁Vsを介して作動
されることにある。そのパイロット弁Vsの作動特性は
電磁石によって変更できるので、これは更に間接的に減
衰制御弁Psの開放特性を制御することができる。
【0052】図7から図9におけるピストン2はそのピ
ストンシール2′によって作動シリンダ(図示せず)の
内部を2つの室1′と1″(図1参照)に仕切ってい
る。ピストン2の下側範囲には更に室14が形成されて
おり、この室14は室1″に対してプレート18によっ
て閉じられ、室1′に対してプレート17によって閉じ
られ、詳しく液圧媒体の圧力差が室14に流入できるの
に十分である場合に逆方向への流れが阻止されるように
閉じられている。
【0053】室14は弁体23と弁座24とを持ったシ
ート弁を介して室22に接続されている。この室22は
ピストン下側範囲を軸方向に偏心して貫通するスリット
32に連通している。このスリット32は板ばね34,
35によって作動シリンダの室1′と1″に対して閉じ
られている。板ばね34,35は、スリット状室32か
ら室1′ないし1″への流れしか許さない逆止め弁が形
成されるように配置されている。
【0054】前記室14は、絞り38を介してパイロッ
ト弁Vsの入口通路39に接続されている中央孔37に
接続されている。その入口通路39はピストン2におけ
る切欠き40を介して弁体23の背面にある圧力室41
に接続されている。この圧力室41において減衰制御弁
の弁体23がそれに形成された円筒状突起で気密に滑っ
て案内されている。圧力室41の中あるいは弁体23の
円筒状突起の内部室の中に、圧縮コイルばねの形をした
弁ばね42が配置されている。この弁ばね42は弁体2
3を閉鎖位置に押すように作用する。その弁ばね42は
圧力室41内にかかる液圧によって支援される。
【0055】入口通路39はパイロット弁Vsを介して
出口室43に接続できる。この出口室43は、パイロッ
ト弁Vsの弁体45と弁座44として共働する環状段差
部を形成しながら入口通路39に続いている。
【0056】出口室43はピストン2における切欠きを
介してスリット状室32に連通している。
【0057】パイロット弁Vsの弁体45は、この弁体
45の背面に出口室43とほぼ同じ液圧がかかることを
保証するために、軸方向通路を有している。
【0058】弁体45は閉鎖ばね46によってその弁座
44に向けて押されている。
【0059】なお弁体45は1個あるいは好適には2個
の磁石コイル26,27を持った比例磁石装置の接極子
を形成している。それらの磁石コイル26,27は、こ
れらの一方が給電された際に弁体45の閉鎖力を高め、
他方が給電された際に弁体45の閉鎖力を減少するよう
に配置されている。
【0060】次のこの実施例の作用について説明する。
【0061】ピストン2が作動シリンダ1(図1参照)
に対して下降方向に動くとき、液圧媒体は作動シリンダ
1の室1″からピストン2の室14に流入し、その場合
板ばね18が室14を室1″に対して密封する位置から
多少離される。
【0062】液圧媒体は室14から中央孔37および絞
り38を介してパイロット弁Sの入口通路39に流入
する。パイロット弁VSは磁石コイル26,27の給電
に応じて入口通路39の多少高い圧力において開かれ
る。この開放圧力は圧力室41にもかかり、減衰制御弁
の弁体23の閉鎖力を決定する。
【0063】室14内における液圧が弁ばね42の閉鎖
力および室41内の液圧媒体の閉鎖圧に打ち勝つや否
や、弁体23は開く。これにより液圧媒体は室14から
室22に流れ、そこからスリット状室32に流れる。こ
のスリット状室32には、パイロット弁Vsにおける入
口通路39から出口室43に溢流する液圧媒体も流入す
る。スリット状室32から液圧媒体はばね板34を開放
しながら作動シリンダ1の室1′に達する。
【0064】ピストン2が作動シリンダ1に対して逆向
きに即ち図において上向きに移動するとき、液圧媒体は
作動シリンダ1の室1′から板ばね17を開放しながら
室14に流れる。液圧媒体はそこから一部がパイロット
弁Vsを介して、大部分が減衰制御弁Psを介して(上
述したように)スリット状室32に到達し、そこから板
ばね35を開放しながら作動シリンダ1の室1″に流出
する。
【0065】作動シリンダ1内におけるピストン2の上
述した運動は、一方ではプレート18と34あるいは1
7と35によって形成される絞り抵抗および弁体23に
よって形成される絞り抵抗を打ち負かすに十分である最
小力が作用したときしか行われない。その場合この絞り
抵抗はパイロット弁Vsの作動状態によって決定され
る。
【0066】磁石コイル26,27が無電流のままであ
る限り、作動シリンダ1内においてピストン2が動く際
に液圧媒体によってその都度打ち負かすべき絞り抵抗は
専らパイロット弁Vsの閉鎖ばね46および減衰制御弁
Ps弁ばね42のばね特性によって決められる。
【0067】磁石コイル26,27の一方あるいは他方
が給電されることによって、ピストン2の動きに対抗し
て作用する基本減衰に対する液圧抵抗が増大あるいは減
少される。
【0068】後者の実施例は、パイロット弁Vsの制御
に対して僅かな動力しか必要とされず、即ち磁石コイル
26,27の電流消費量が非常に小さいという利点を有
する。
【0069】上述したすべての実施例は、減衰制御弁P
sによって生ずる減衰作用が磁石コイル26ないし27
を流れる電流の大きさだけにしか左右されず、電流の強
さにほぼ比例しているという特徴がある。これに対して
ピストン2とシリンダ1との相対連度は実質的に減衰制
御弁Psによって生ずる減衰作用の大きさに全く影響を
与えない。従ってこの減衰抵抗の自動(計算機で支援さ
れた)制御の経費は著しく減少され、電流の強さは減衰
抵抗に対する実際値信号として使用できる
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、電磁石装置が故障した
際に最適な非常運転特性を有し、減衰制御弁によって生
ずる減衰抵抗は衝撃ダンパのピストンの移動速度にほと
んど無関係となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく衝撃ダンパの概略回路図。
【図2】本発明に基づく衝撃ダンパの第1の実施例の断
面図。
【図3】図2における矢印IIIの方向から見た図。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿ったピストンの
断面図。
【図5】図2におけるV−V線に沿ったピストンの断面
図。
【図6】図2におけるVI−VI線に沿った断面図。
【図7】減衰制御弁がパイロット弁を介して作動される
実施例の断面図。
【図8】図7の実施例の異なった断面図。
【図9】図7の実施例の更に異なった断面図。
【符号の説明】
1 作動シリンダ 1′,1″ シリンダ室 23 弁体 26,27 磁石コイル 28 接極子 29,30 閉鎖ばね 45 弁体(接極子) Ps 減衰制御弁 Vs パイロット弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイートリツヒ ラウリエン ドイツ連邦共和国7313 ライヒエンバツ ハ フイルス バインベルクスシユトラ ーセ 59 (72)発明者 ヘルムート ルンツ ドイツ連邦共和国7015 コルンタル 2 リリエンシユトラーセ 7 (56)参考文献 特開 昭57−173632(JP,A) 特開 昭63−259236(JP,A) 実開 昭61−181135(JP,U) 実開 昭61−38344(JP,U) 特許2544106(JP,B2)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンあるいは排除体(2)によって
    互いに仕切られた2つの作動室(1′,1 ″)を有
    し、これらの作動室が、ピストンあるいは排除体が往復
    運動する際に液圧媒体を交換するために減衰制御弁装置
    を介して互いに接続されており、この減衰制御弁装置の
    閉鎖機構(23,45)が開口断面積を制御し、この開
    口断面積が両作動室間の圧力差および閉鎖機構を制御す
    る電磁石装置の力に関係しており、この電磁石装置が閉
    鎖機構と駆動可能に結合された接極子を有する制御ある
    いは調整可能な液圧式衝撃ダンパにおいて、 接極子(28,45)は閉鎖機構(23、45)の閉鎖
    方向にばね装置(29、30、46)によって押圧さ
    れ、電磁石装置(26,27)が給電されていない場合
    には閉鎖機構(23,45)にばね装置(29,30,
    46)による中位の基本減衰力が発生する閉鎖力が保持
    され、更に電磁石装置(26,27)は磁力の接極子に
    対する作用方向又は強さが変更可能であり、電磁石装置
    (26,27)の給電に応じて閉鎖機構(23、45)
    の閉鎖力が増大あるいは減小するように構成されたこと
    を特徴とする制御あるいは調整可能な液圧式衝撃ダン
    パ。
  2. 【請求項2】軸方向に直列に装備された2つの磁石コイ
    ル(26,27)の中央の軸方向通路の中に棒状の接極
    子(28,45)を移動可能に配置し、一方の磁石コイ
    ル(27)に対する給電により閉鎖機構(23,45)
    の閉鎖力が増大し、他方の磁石コイル(26)に対する
    給電により閉鎖機構(23,45)の閉鎖力が減小する
    ように、2つの磁石コイル(26,27)が別々に給電
    可能であることを特徴とする請求項1記載の衝撃ダン
    パ。
  3. 【請求項3】接極子(28)が永久磁石によって形成さ
    れ、この永久磁石が、可逆方向に給電される磁石コイル
    と、電流方向に応じて閉鎖力が増大あるいは減小するよ
    うに、共働することを特徴とする請求項1又は2記載の
    衝撃ダンパ。
  4. 【請求項4】電磁石装置(26,27)がパイロット弁
    (Vs)の閉鎖力を制御し、このパイロット弁(Vs)
    が減衰制御弁(Ps)の閉鎖圧あるいは減衰制御弁(P
    s)の開放行程に対抗する抵抗を制御することを特徴と
    する請求項1記載の衝撃ダンパ。
  5. 【請求項5】接極子(28)が、閉鎖機構(23)の第
    1の閉鎖ばね(29)と第2の閉鎖ばね(30)との間
    にこれらの閉鎖ばねと直列に配置されていることを特徴
    とする請求項1記載の衝撃ダンパ。
  6. 【請求項6】減衰制御弁(Ps)が逆止め弁(P1〜P
    4)に、衝撃ダンパの圧縮過程並びに引張り過程におい
    て両作動室(1′,1″)間の液圧媒体の交換が同一の
    減衰制御弁を介して同じ流れ方向に行われるように接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の衝撃ダン
    パ。
  7. 【請求項7】逆止め弁(P1〜P4)がプレート弁とし
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の衝撃
    ダンパ。
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