JPH04262134A - 制御ないし調整可能な液圧式衝撃ダンパ - Google Patents

制御ないし調整可能な液圧式衝撃ダンパ

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JPH04262134A
JPH04262134A JP3297587A JP29758791A JPH04262134A JP H04262134 A JPH04262134 A JP H04262134A JP 3297587 A JP3297587 A JP 3297587A JP 29758791 A JP29758791 A JP 29758791A JP H04262134 A JPH04262134 A JP H04262134A
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chamber
damping
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    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
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    • B60G2600/26Electromagnets; Solenoids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンあるいは排除
体によって互いに仕切られた2つの作動室を有し、これ
らの作動室が、ピストンあるいは排除体が往復運動する
際に液圧媒体を交換するために減衰制御弁装置を介して
互いに接続されており、この減衰制御弁装置をばね装置
によって閉鎖位置に付勢している閉鎖機構が開放断面積
を自由にし、この開放断面積が両作動室間の圧力差およ
び閉鎖機構とばね装置との間に配置された接極子装置を
有し閉鎖機構を制御する電磁石装置の力に関係しており
、この電磁石装置が好適には比例磁石として形成され、
その調整力が電磁石装置に供給される電流の強さだけに
関係し、減衰制御弁装置として力比例弁が使用され、減
衰力がピストンあるいは排除体の移動速度に無関係であ
るような制御あるいは調整可能な液圧式衝撃ダンパに関
する。
【0002】その電磁石装置は好適には比例磁石として
形成されているので、調整力は磁石に給電される電流の
強さにしか左右されない。更に減衰制御弁装置は力比例
弁として形成されているので、減衰力はピストンあるい
は排除体の移動速度にほとんど無関係である。
【0003】
【従来の技術】かかる液圧式衝撃ダンパはドイツ連邦共
和国特許出願公開第3835705号公報の発明対象で
ある。
【0004】かかる衝撃ダンパの場合、電磁石装置が故
障したときも、その場合にもなおばね装置の設計によっ
て決定される最小減衰力が残っているので、機能性を有
しているという利点がある。
【0005】なお、減衰制御弁を制御するパイロット弁
の閉鎖力を電磁石装置によって制御することが、ドイツ
連邦共和国特許出願公開第3835705号公報で知ら
れている。このようにして比較的小さな電磁石装置によ
り減衰力の大きな変更が行える。
【0006】ドイツ連邦共和国実用新案登録第8610
374号明細書で公知の衝撃ダンパの場合、減衰制御弁
の閉鎖機構は電磁石の接極子を形成しており、この接極
子は、電磁石が給電された際に発生する力が閉鎖機構を
ばね装置の力に抗して開放方向に押すように形成されて
いる。ここでも、電磁石が故障した際に衝撃ダンパは機
能する。この場合、減衰特性は専らばね装置の特性だけ
で決定される。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2536
578号公報およびヨーロッパ特許第A0330634
号公報において、別の制御あるいは調整可能な液圧式衝
撃ダンパが知られている。この衝撃ダンパの場合、両作
動室間の配管内にある減衰制御弁によって自由にされる
開放断面積は同様に両作動室間の圧力差に関係している
。ここでも、開放断面積と圧力差との間の比例係数は電
磁石装置によって制御される。その場合、電磁石装置に
よってその都度パイロット弁が制御され、その調整が前
記比例係数を間接的に制御する。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2536
578号公報の衝撃ダンパにおいて、パイロット弁の電
磁式駆動装置はセルフロック式であるので、電磁石装置
が故障した際にその都度最後に選択されていたパイロッ
ト弁の位置が維持される。
【0009】ヨーロッパ特許第A0330634号公報
の衝撃ダンパの場合、電磁石装置が故障した際にパイロ
ット弁は、衝撃ダンパが特に軟らかく作用する終端位置
をとる。
【0010】上述した衝撃ダンパの場合、電磁石装置が
故障した際に特に硬い減衰を行うかあるいは特に軟らか
い減衰を行う。従って非常運転時には即ち電磁石装置が
故障した際には、特に硬い減衰作用のために快適性が損
なわれるか、又は特に軟らかい減衰作用のために安全性
が損なわれてしまう。
【0011】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3635
894号公報において更に別の制御あるいは調整可能な
液圧式衝撃ダンパが知られている。この衝撃ダンパの場
合、接極子装置が設けられており、この接極子装置は電
磁石装置の給電方向に応じて閉鎖機構を閉鎖方向又は開
放方向に変位調整し、これによって減衰抵抗が増大ある
いは減少される。閉鎖機構は、衝撃ダンパの両作動室間
の圧力差が閉鎖機構に全く調整力を与えないように回転
スライド弁として形成されている。即ち閉鎖機構によっ
てその都度自由にされる両作動室間の開放断面積は専ら
、電磁石装置に給電される電流の強さおよび方向に関係
する。この方式では力比例式開放特性は得られない。
【0012】なおドイツ連邦共和国特許出願公開第36
35894号公報の衝撃ダンパの場合、電磁石装置が給
電されない場合に閉鎖機構がばねによって、閉鎖機構が
衝撃ダンパの両作動室間の中間開放断面積を自由にする
中間位置に保持されるように考慮されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式の衝撃ダンパを、電磁石装置が故障した際
に最適な非常運転特性を有するように改良することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、接極子装置が電磁石装置の給電に応じて閉鎖機構の
閉鎖力を増大あるいは減少する方向に付勢されることに
よって達成される。
【0015】閉鎖機構を閉鎖位置に押すばね装置の適当
な設計によって、電磁石装置の故障の際にも有効であり
、制御あるいは調整不能な液圧式衝撃ダンパを配置する
場合に望まれるか最適であるように設計される基本減衰
作用を保証するという全般的な考えに基づいている。 いまや電磁石装置によって閉鎖力が増大並びに減少する
ように変更することができることにより、電磁石装置が
正常に作動する際にはその都度の運転状態に最適に適合
した減衰作用が得られる。
【0016】なお減衰力を調整する際に弾性質量あるい
は走行車構造物と非弾性質量あるいは車輪との間の相対
速度を考慮する必要がないという利点がある。これは、
上述した特徴が存在するとき、そのパラメータは運転状
態に関してせいぜい二次的な意味しか持たないからであ
る。
【0017】第1の有利な実施態様において、接極子装
置は2個の磁石コイルから構成され、その一方の磁石コ
イルの給電は減衰力を増大し、他方の磁石コイルの給電
は減衰力を低減する。
【0018】その代わりに、接極子装置を永久磁石とし
て形成することもできる。その磁石コイルの給電方向に
応じて、減衰力の増大あるいは減少が行われる。
【0019】更に、減衰制御弁装置が逆止め弁に、衝撃
ダンパの圧縮過程並びに引張り過程において両作動室間
の液圧媒体の交換が同一の減衰制御弁を介して同じ流れ
方向に行われるように接続されていることが目的に適っ
ている。
【0020】基本的に公知のようにして板ばね弁として
形成される逆止め弁は、圧縮過程において開放される逆
止め弁が引張り過程において開放される逆止め弁と異な
った絞り抵抗を有するように異なって設計される。この
ようにして圧縮過程および引張り過程に対して異なった
基本減衰作用が得られる。
【0021】以下図に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0022】
【実施例】図1の部分Aには液圧式衝撃ダンパが概略的
に示されている。このダンパは主に作動シリンダ1およ
びこの作動シリンダ1内において2つの室1′,1″を
仕切るピストン2から成っている。ピストン2は片側に
配置されたピストンロッド3を有しており、このピスト
ンロッド3は作動シリンダ1の上側底にある開口を密封
して貫通している。図において下側の室1″は、作動シ
リンダ1の下端あるいは下側底にある開口を介して、作
動シリンダ1と作動シリンダ1に固く結合されこれを取
り囲んでいる外側シリンダ5との間の環状室4に連通さ
れている。
【0023】室1′,1″および環状室4の図における
下側範囲は液圧媒体で充填されており、環状室4の上側
範囲4′は圧縮性空気媒体を収容している。
【0024】室1′,1″はピストン2内に配置され絞
り作用を有する弁装置6を介して、ピストン2が往復運
動する際にその都度縮小する室1′ないし1″から押し
出される液圧媒体が弁装置6の絞り抵抗に打ち勝って反
対側の室1″ないし1′に流出できるように、互いに液
圧的に接続されている。なおピストンロッド3が作動シ
リンダ1の中に深くあるいは浅く挿入されるかに応じて
、環状室4の上側範囲4′における圧縮性空気媒体は強
くあるいは弱く圧縮される。
【0025】弁装置6がピストン2内に配置されている
図示した構造と異なって、弁装置6を作動シリンダ1あ
るいは外側シリンダ5に配置することもできる。重要な
ことは、弁装置6がピストン2のあらゆる位置において
作動シリンダ1の室1′をもう1つの室1″およびそれ
に連通する環状室4の液圧範囲に接続することである。
【0026】弁装置6は図1の部分Bに概略的に示され
ている。これは主に4個の逆止め弁P1〜P4および減
衰制御弁Psから成っている。その逆止め弁P1とP2
は、室1′と1″とを接続し部分管7′と7″とを持っ
た第1の配管に配置されており、詳しくは室1″から流
れ出る流れ方向において逆止め弁P1が開かれ、室1′
から流れ出る流れ方向において逆止め弁P2が開かれる
ように配置されている。逆止め弁P3とP4は、室1′
と1″とを接続し部分管8′と8″とを持った第2の配
管に配置されている。その場合それぞれの部分管8′,
8″において逆止め弁P3は室1′から流れ出る流れ方
向を阻止し、逆止め弁P4は室1″から流れ出る流れ方
向を阻止する。
【0027】減衰制御弁Psは、一方では第1の配管の
部分管7′と7″との間および他方では第2の配管の部
分管8′と8″との間に接続されている配管9内に位置
している。減衰制御弁Psは、これが図1において入口
側と出口側との間の圧力勾配が十分である場合に左から
右に貫流できるように形成され配置されている。
【0028】いまピストン2が図1において下向きに動
く場合、液圧媒体は室1″から逆止め弁P1、減衰制御
弁Psおよび逆止め弁P3を介して室1′に流れる。ピ
ストン2が図1において上向きに動く場合、液圧媒体は
室1′から逆止め弁P2、減衰制御弁Psおよび逆止め
弁P4を介して室1″に流れる。即ちピストン2の両方
の移動方向において、減衰制御弁Psは逆止め弁P1〜
P4の図示した接続に基づいて同じ方向に貫流される。
【0029】その都度ピストンの動きに逆らう減衰抵抗
は、それぞれ減衰制御弁Psの絞り抵抗およびその都度
貫流される逆止め弁P1とP3あるいはP2とP4の絞
り抵抗によって決定される。
【0030】更に後で示すように、減衰制御弁Psの絞
り抵抗は電磁式に変更させられ、詳しくは構造的に決定
される絞り抵抗に対する基本調整を増大並びに低減する
ように変更させられる。
【0031】その都度貫流される逆止め弁P1とP3あ
るいはP2とP4は異なった絞り抵抗を有するので、減
衰制御弁Psが基本位置にある場合でも全体で衝撃ダン
パの引張り過程において即ちピストン2が上昇運動する
際に、圧縮過程において即ちピストン2が作動シリンダ
1に対して下降運動する際と異なった減衰係数が存在す
る。
【0032】ピストン2並びにその中に収容された弁装
置6は図2から図6に特に有利な構造で示されている。
【0033】図2において、ピストンロッド3の下端は
ピストン2を保持する円筒状ハウジング10の形に広が
っている。このハウジング10は主にその中に配置され
たリング板状のプレート部分11、図においてその下側
に続く中間部分12および下側の底部分13から成って
いる。中間部分12はハウジング10に比べて大きな直
径をした下側部分を有しており、従って作動シリンダ1
の内部に移動可能に案内されている。下側底部分13の
円形の縁は中間部分12における折り曲げ環状ウェブに
よって気密に包囲されている。
【0034】底部分13とピストン軸線に対して偏心し
て形成された中間部分12における切欠きとの間に平坦
な室14が形成されている。この室14は底部分13に
おける円弧状スリット16を介して作動シリンダ1の室
1″に接続され、中間部分12の外側面における環状段
状凹所に通じている円弧状スリット15を介して作動シ
リンダ1の室1′に接続されている。スリット15,1
6にはそれぞれ薄板状の弾性プレート17,18が付属
されており、これらのプレート17,18はスリット1
5,16から間隔を隔てて室14の内部に、底部分13
および中間部分12のそれぞれに対向して位置する盲孔
に支持されている室14内におけるボルト19によって
取り付けられている。このボルト19はプレート17,
18の対応した孔を貫通し、これらのプレート17,1
8間に配置されている間隔部材20を、プレート17,
18が中間部分12あるいは底部分13によって形成さ
れた室14の上側端面および下側端面に面接触するよう
に保持している。その場合プレート17,18はスリッ
ト15,16も遮断し、詳しくは室14から室1′ある
いは室1″への媒体の流れを阻止するが逆向きの流れは
許すように遮断する。このようにしてプレート17,1
8によって図1の逆止め弁P1,P2に相応したプレー
ト弁が作られる。
【0035】図2におけるプレート17はピストン軸線
の範囲に、ピストン2の中間部分12における中央孔2
1に続く開口を有している。中央孔21は上向きに環状
段差状に弁室22の形に広がっており、この弁室22の
中に弁体23が配置されている。この弁体23は中央孔
21の側に半球状端を有し、この半球状端は中央孔21
と弁室22との間に環状段差部で形成された弁座24と
共働する。弁体23の他端にはプレート部分11の中央
孔の中に突出する棒状突起25が配置されている。
【0036】プレート部分11のこの孔は、ハウジング
10の内部に収容され軸方向に並んで配置されている2
個の磁石コイル26,27の内部室に続いている。
【0037】これらの磁石コイル26,27は共通の円
筒棒状の接極子28を有している。この接極子28は磁
石コイル26,27の内部に軸方向に移動可能に2個の
圧縮コイルばね29,30間に配置されている。その場
合、図2における上側の圧縮コイルばね29は接極子2
8の上端とハウジング10内に形成された固定ばね受け
との間に張られ、圧縮コイルばね30は図2における接
極子28の下端と弁体23との間に弾性応力をもって置
かれている。従って接極子28を介在して直列に配置さ
れた2個の圧縮コイルばね29,30は弁体23を閉鎖
位置に押しつける。この閉鎖位置において中央孔21は
弁室23に対して遮断されている。
【0038】弁体23および接極子28は、弁室22内
の圧力がプレート部分11の中央孔を通してばね29の
固定ばね受けまで伝播することを保証するために、外側
に軸方向スリットあるいは軸方向通路を有している。こ
のようにして、両側で接極子28に作用する液圧力は確
実に平衡させられる。
【0039】弁室22は横に弁座24のそばに偏心的な
広がり部31を有している。弁室22はその広がり部3
1を介して、中間部分12における段差部あるいは底部
分13の下側面にあるスリット状開口32,33に連通
している。円弧状の形をしている前記スリット状開口3
2,33は、それぞれ平面C字形をしている薄板状の弾
性プレート34,35によって覆われている。これらの
プレート34,35は、底部分13、中間部分12およ
びプレート部分11における対応した孔を貫通するボル
ト36によって保持されている。
【0040】プレート34,35はスリット状開口32
,33と一緒にプレート弁として形成された逆止め弁を
形成している。この逆止め弁は図1における弁P3,P
4に相応し、弁室22からの液圧媒体の流出を許し、逆
向きの流れを阻止する。
【0041】次に図2から図6を参照して衝撃ダンパの
作用を説明する。
【0042】ピストン2が作動シリンダ1に対して下向
きに動くとき、液圧媒体は室1″からスリット16を介
して室14に流入し、その場合プレート18は前記スリ
ット16から僅かに持ち上がる。そして室14から液圧
媒体が弁室22に流入し、弁体23がその弁座24から
持ち上げられる。弁室22から液圧媒体は広がり部31
を介してスリット状開口32に到達し、ここを通って液
圧媒体は作動シリンダ1の室1′に流入し、その場合、
スリット32に付属されたプレート34はスリット32
から持ち上げられる。
【0043】ピストン2が作動シリンダに対して逆方向
に即ち上向きに動くとき、液圧媒体は作動シリンダ1の
室1′からスリット15を通して室4の中に流入し、そ
の場合プレート17がスリット15から持ち上がる。液
圧媒体はそこから弁室22に到達し、更にその場合弁体
23が弁座24から持ち上げられる。弁室22から液圧
媒体がスリット状開口33に流れ、そして作動シリンダ
1の室1″に到達する。その場合プレート35がスリッ
ト状開口33から持ち上がる。
【0044】作動シリンダ1内における上述したピスト
ン2の動きは、プレート17,18,34,35および
弁体23によって引き起こされる絞り抵抗を打ち負かす
のに十分な最小力が作用したときにしか行われない。
【0045】磁石コイル26あるいは磁石コイル27に
選択的に給電することによって、弁体23によって引き
起こされる絞り抵抗は低減あるいは増加される。これは
給電された磁石コイル26は接極子28を上向きに持ち
上げようとし、給電された磁石コイル27は接極子28
を図において下向きに移動しようとするからである。こ
れによってばね30の張力が低減あるいは増大される。
【0046】磁石コイル26,27が給電されていない
間、作動シリンダ1内においてピストン2が動く際に液
圧媒体によってその都度打ち負かすべき絞り抵抗は専ら
圧縮コイルばね29,30およびプレート17,18,
34,35のばね特性によって決定される。その場合の
設計は、磁石コイル26,27が給電されていない場合
もピストンの動きに所望の基本減衰作用が生ずるように
行われる。
【0047】図示した実施例と異なって、磁性材料(例
えば鉄)から成る接極子28の代わりに(永久的に磁化
された)棒磁石を配置すること、別々に給電される2個
の磁石コイル26,27を可逆的に給電させられる唯一
の磁石コイルに換えることもできる。この磁石コイルを
一方向に給電すると棒磁石は一方向に押し、他方向に給
電すると棒磁石には力が逆向きに作用する。このように
しても弁体23に作用する閉鎖力は増大あるいは減少さ
せられる。
【0048】いずれの場合も接極子28は、これが磁石
コイル26,27から大きく突出し、それぞれの磁石コ
イルと共に、その変位力が実際にその都度の磁石コイル
を流れる電流の大きさにしか関係しない比例磁石を形成
するように配置される。
【0049】更に弁体23、その弁座24および弁体2
3を閉鎖位置に押すばね29,30は、ほぼ力比例開放
特性を有する弁が形成されるように形成ないし設計され
ている。これによって、この弁の貫流方向における絞り
抵抗が弁を貫流する液圧媒体の流速にほとんど無関係で
あり、従って衝撃ダンパ(図1参照)のピストン2とシ
リンダ1との間の相対速度にほとんど無関係であること
が保証される。
【0050】図7から図9に示した実施例において、上
述した実施例と同一部品には同一符号を付してある。
【0051】この実施例と上述した実施例との主な相違
点は、減衰制御弁Psがパイロット弁Vsを介して作動
されることにある。そのパイロット弁Vsの作動特性は
電磁石によって変更できるので、これは更に間接的に減
衰制御弁Psの開放特性を制御することができる。
【0052】図7から図9におけるピストン2はそのピ
ストンシール2′によって作動シリンダ(図示せず)の
内部を2つの室1′と1″(図1参照)に仕切っている
。ピストン2の下側範囲には更に室14が形成されてお
り、この室14は室1″に対してプレート18によって
閉じられ、室1′に対してプレート17によって閉じら
れ、詳しくは液圧媒体の圧力差が室14に流入できるの
に十分である場合に逆方向への流れが阻止されるように
閉じられている。
【0053】室14は弁体23と弁座24とを持ったシ
ート弁を介して室22に接続されている。この室22は
ピストン下側範囲を軸方向に偏心して貫通するスリット
32に連通している。このスリット32は板ばね34,
35によって作動シリンダの室1′と1″に対して閉じ
られている。板ばね34,35は、スリット状室32か
ら室1′ないし1″への流れしか許さない逆止め弁が形
成されるように配置されている。
【0054】前記室14は、絞り38を介してパイロッ
ト弁Vsの入口通路39に接続されている中央孔37に
接続されている。その入口通路39はピストン2におけ
る切欠き40を介して弁体23の背面にある圧力室41
に接続されている。この圧力室41において減衰制御弁
の弁体23がそれに形成された円筒状突起で気密に滑っ
て案内されている。圧力室41の中あるいは弁体23の
円筒状突起の内部室の中に、圧縮コイルばねの形をした
弁ばね42が配置されている。この弁ばね42は弁体2
3を閉鎖位置に押すように作用する。その弁ばね42は
圧力室41内にかかる液圧によって支援される。
【0055】入口通路39はパイロット弁Vsを介して
出口室43に接続できる。この出口室43は入口通路3
9に、パイロット弁Vsの弁体45と弁座44として共
働する環状段差部を形成しながら続いている。
【0056】出口室43はピストン2における切欠きを
介してスリット状室32に連通している。
【0057】パイロット弁Vsの弁体45は、この弁体
45の背面に出口室43とほぼ同じ液圧がかかることを
保証するために、軸方向通路を有している。
【0058】弁体45は閉鎖ばね46によってその弁座
44に向けて押されている。
【0059】なお弁体45は1個あるいは好適には2個
の磁石コイル26,27を持った比例磁石装置の接極子
を形成している。それらの磁石コイル26,27は、こ
れらの一方が給電された際に弁体45の閉鎖力を高め、
他方が給電された際に弁体45の閉鎖力を減少するよう
に配置されている。
【0060】次のこの実施例の作用について説明する。
【0061】ピストン2が作動シリンダ1(図1参照)
に対して下降方向に動くとき、液圧媒体は作動シリンダ
1の室1″からピストン2の室14に流入し、その場合
板ばね18が室14を室1″に対して密封する位置から
多少離される。
【0062】液圧媒体は室14から中央孔37および絞
り38を介してパイロット弁Psの入口通路39に流入
する。パイロット弁Psは磁石コイル26,27の給電
に応じて入口通路39の多少高い圧力において開かれる
。この開放圧力は圧力室41にもかかり、減衰制御弁の
弁体23の閉鎖力を決定する。
【0063】室14内における液圧が弁ばね42の閉鎖
力および室41内の液圧媒体の閉鎖圧に打ち勝つや否や
、弁体23は開く。これにより液圧媒体は室14から室
22に流れ、そこからスリット状室32に流れる。この
スリット状室32には、パイロット弁Vsにおける入口
通路39から出口室43に溢流する液圧媒体も流入する
。スリット状室32から液圧媒体はばね板34を開放し
ながら作動シリンダ1の室1″に達する。
【0064】ピストン2が作動シリンダ1に対して逆向
きに即ち図において上向きに移動するとき、液圧媒体は
作動シリンダ1の室1′から板ばね17を開放しながら
室14に流れる。液圧媒体はそこから一部がパイロット
弁Vsを介して、大部分が減衰制御弁Psを介して(上
述したように)スリット状室32に到達し、そこから板
ばね35を開放しながら作動シリンダ1の室1″に流出
する。
【0065】作動シリンダ1内におけるピストン2の上
述した運動は、一方ではプレート18と34あるいは1
7と35によって形成される絞り抵抗および弁体23に
よって形成される絞り抵抗を打ち負かすに十分である最
小力が作用したときしか行われない。その場合この絞り
抵抗はパイロット弁Vsの作動状態によって決定される
【0066】磁石コイル26,27が無電流のままであ
る限り、作動シリンダ1内においてピストン2が動く際
に液圧媒体によってその都度打ち負かすべき絞り抵抗は
専らパイロット弁Vsの閉鎖ばね46および減衰制御弁
Psの弁ばね42のばね特性によって決められる。
【0067】磁石コイル26,27の一方あるいは他方
が給電されることによって、ピストン2の動きに対抗し
て作用する基本減衰に対する液圧抵抗が増大あるいは減
少される。
【0068】後者の実施例は、パイロット弁Vsの制御
に対して僅かな動力しか必要とされず、即ち磁石コイル
26,27の電流消費量が非常に小さいという利点を有
する。
【0069】上述したすべての実施例は、減衰制御弁P
sによって生ずる減衰作用が磁石コイル26ないし27
を流れる電流の大きさだけにしか左右されず、電流の強
さにほぼ比例しているという特徴がある。これに対して
ピストン2とシリンダ1との相対速度は実質的に減衰制
御弁Psによって生ずる減衰作用の大きさに全く影響を
与えない。従ってこの減衰抵抗の自動(計算機で支援さ
れた)制御の経費は著しく減少され、電流の強さは減衰
抵抗に対する実際値信号として関与される。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、電磁石装置が故障した
際に最適な非常運転特性を有し、減衰制御弁によって生
ずる減衰抵抗は衝撃ダンパのピストンの移動速度にほと
んど無関係となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく衝撃ダンパの概略回路図。
【図2】本発明に基づく衝撃ダンパの第1の実施例の断
面図。
【図3】図2における矢印IIIの方向から見た図。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿ったピストンの
断面図。
【図5】図2におけるV−V線に沿ったピストンの断面
図。
【図6】図2におけるVI−VI線に沿った断面図。
【図7】減衰制御弁がパイロット弁を介して作動される
実施例の断面図。
【図8】図7の実施例の異なった断面図。
【図9】図7の実施例の更に異なった断面図。
【符号の説明】
1        作動シリンダ 1′,1″  シリンダ室 23        弁体 26,27  磁石コイル 28        接極子 29,30  閉鎖ばね 45        弁体(接極子) Ps        減衰制御弁 Vs        パイロット弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ピストンあるいは排除体によって互い
    に仕切られた2つの作動室を有し、これらの作動室が、
    ピストンあるいは排除体が往復運動する際に液圧媒体を
    交換するために減衰制御弁装置を介して互いに接続され
    ており、この減衰制御弁装置をばね装置によって閉鎖位
    置に付勢している閉鎖機構が開放断面積を自由にし、こ
    の開放断面積が両作動室間の圧力差および閉鎖機構とば
    ね装置との間に配置された接極子装置を有し閉鎖機構を
    制御する電磁石装置の力に関係しており、この電磁石装
    置が好適には比例磁石として形成され、その調整力が電
    磁石装置に供給される電流の強さだけに関係し、減衰制
    御弁装置として力比例弁が使用され、減衰力がピストン
    あるいは排除体の移動速度に無関係であるような制御あ
    るいは調整可能な液圧式衝撃ダンパにおいて、接極子装
    置(28,45)が電磁石装置(26,27)の給電に
    応じて閉鎖機構(23)の閉鎖力を増大あるいは減少す
    る方向に付勢されることを特徴とする制御あるいは調整
    可能な液圧式衝撃ダンパ。
  2. 【請求項2】  電磁石装置(26,27)がパイロッ
    ト弁(Vs)の閉鎖力を制御し、このパイロット弁(V
    s)が減衰制御弁(Ps)の閉鎖圧あるいは減衰制御弁
    (Ps)の開放行程に対抗する抵抗を制御することを特
    徴とする請求項1記載の衝撃ダンパ。
  3. 【請求項3】  2個の電磁石(26,27)が存在し
    、一方の電磁石が給電された際に減衰力が増大され、他
    方の電磁石が給電された際に減衰力が低減されることを
    特徴とする請求項1又は2記載の衝撃ダンパ。
  4. 【請求項4】  棒状接極子(28,45)が、軸方向
    に連続して配置され互いに別々に給電できる2個の磁石
    コイル(26,27)の中央軸方向通路の中に移動可能
    に配置されていることを特徴とする請求項3記載の衝撃
    ダンパ。
  5. 【請求項5】  接極子装置が永久磁石によって形成さ
    れ、この永久磁石が可逆方向に給電される磁石コイルと
    、電流方向に応じて減衰力が増大あるいは減少されるよ
    うに共働することを特徴とする請求項1又は2記載の衝
    撃ダンパ。
  6. 【請求項6】  接極子装置が、閉鎖機構(23)の第
    1の閉鎖ばね(29)と第2の閉鎖ばね(30)との間
    にこれらの閉鎖ばねと直列に配置されていることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の衝撃ダ
    ンパ。
  7. 【請求項7】  減衰制御弁(Ps)が逆止め弁(P1
    〜P4)に、衝撃ダンパの圧縮過程並びに引張り過程に
    おいて両作動室(1′,1″)間の液圧媒体の交換が同
    一の減衰制御弁を介して同じ流れ方向に行われるように
    接続されていることを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれか1つに記載の衝撃ダンパ。
  8. 【請求項8】  逆止め弁(P1〜P4)がプレート弁
    として形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1つに記載の衝撃ダンパ。
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