JP3124567B2 - 文書処理装置及び方法 - Google Patents
文書処理装置及び方法Info
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- JP3124567B2 JP3124567B2 JP03051277A JP5127791A JP3124567B2 JP 3124567 B2 JP3124567 B2 JP 3124567B2 JP 03051277 A JP03051277 A JP 03051277A JP 5127791 A JP5127791 A JP 5127791A JP 3124567 B2 JP3124567 B2 JP 3124567B2
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Description
に関するものである。
ぞれの文書要素ごとにそれらが正当な(他人によって変
更されていない)ものであるのかどうかを確認するこの
種の装置を本願出願人は特願平3−32897号におい
て提案している。
記号で区切られた複数個の文書要素のそれぞれに対し
て、操作者が内容の正当性を確認しようとしたとき、自
身のパスワードを与え、正当なものであるか、或いはそ
の内容が書換えられているかを判断するものである。
の提案では、複数個の文書要素のうち、正当なものだけ
を一挙に処理することは困難であったり、またそのため
には、人手によって正当とされた文書要素を切り出さね
ばならなかったりして、取り扱いが複雑になる場合があ
った。
あり、保存した文書データに対して不正な書換えが発生
したか否かの正当性を単純に確認できるだけでなく、文
書データを構成する部分データ毎にその正当性を確認で
きる文書処理装置及び方法を提供しようとするものであ
る。
め、本発明の文書処理装置は以下の構成を備える。すな
わち、区切り記号で区切られた複数の文書要素により構
成される文書データを処理する文書処理装置において、
前記文書処理装置は、文書データを作成し、所定の文書
データ保持媒体に保存記憶する文書作成記憶手段及び前
記文書データ保持媒体に記憶された文書データの正当性
を確認する正当性確認手段とを備え、前記文書作成記憶
手段は、前記文書データ保持媒体に格納すべき文書デー
タを構成する各文書要素に対応するパスワードを入力す
る第1のパスワード入力手段と、前記各文書要素と、前
記第1のパスワード入力手段で入力された各文書 要素に
対応するパスワードとの組み合わせに対し、所定の変換
アルゴリズムに従って各文書要素に対応する符号データ
を生成する第1の符号生成手段と、前記各文書要素を区
切る区切り記号に、前記各文書要素に対応して生成され
た符号データを付加する付加手段と、符号データが付加
された文書データを前記文書データ保持媒体に格納する
格納手段とを備え、前記正当性確認手段は、前記文書デ
ータ保持媒体から読み出そうとする文書データを指定す
る文書データ指定手段と、指定される文書データを構成
する各文書要素に対応するパスワードを入力する第2の
パスワード入力手段と、前記文書データ指定手段により
指定された文書データを構成する各文書 要素と、前記第
2のパスワード入力手段で入力された前記各文書要素に
対応するパスワードとの組み合わせに対し、前記所定の
変換アルゴリズムに従って各文書要素に対応する符号デ
ータを生成する第2の符号生成手段と、前記第2の符号
生成手段により生成された各符号データと、前記文書デ
ータ指定手段により指定された文書データを構成する各
文書要素を区切る区切り記号に付加されている各符号デ
ータとを比較する比較手段と、前記比較手段の各文書要
素に対する比較結果に基づき、前記両符号が一致した文
書要素と、両符号が一致しない文書要素とを互いに異な
る形態で可視出力することによって、当該比較結果を報
知する報知手段とを備える。
を備える。すなわち、区切り記号で区切られた複数の文
書要素により構成される文書データを処理する文書処理
装置における文書処理方法において、前記文書処理方法
は、文書データを作成し、所定の文書データ保持媒体に
保存記憶する文書作成記憶工程及び前記文書データ保持
媒体に記憶された文書データの正当性を確認する正当性
確認工程とを備え、前記文書作成記憶工程は、前記文書
データ保持媒体に格納すべき文書データを構成する各文
書要素に対応するパスワードを入力させる第1のパスワ
ード入力工程と、前記各文書要素と、前記第1のパスワ
ード入力工程で入力された各文書 要素に対応するパスワ
ードとの組み合わせに対し、所定の変換アルゴリズムに
従って各文書要素に対応する符号データを生成する第1
の符号生成工程と、前記各文書要素を区切る区切り記号
に、前記各文書要素に対応して生成された符号データを
付加する付加工程と、符号データが付加された文書デー
タを前記文書データ保持媒体に格納させる格納工程とを
備え、前記正当性確認工程は、前記文書データ保持媒体
から読み出そうとする文書データを指定させる文書デー
タ指定工程と、指定される文書データを構成する各文書
要素に対応するパスワードを入力させる第2のパスワー
ド入力工程と、前記文書データ指定工程により指定され
た文書データを構成する各文書 要素と、前記第2のパス
ワード入力工程で入力された前記各文書要素に対応する
パスワードとの組み合わせに対し、前記所定の変換アル
ゴリズムに従って各文書要素に対応する符号データを生
成する第2の符号生成工程と、前記第2の符号生成工程
により生成された各符号データと、前記文書データ指定
工程により指定された文書データを構成する各文書要素
を区切る区切り記号に付加されている各符号データとを
比較する比較工程と、前記比較工程の各文書要素に対す
る比較結果に基づき、前記両符号が一致した文書要素
と、両符号が一致しない文書要素とを互いに異なる形態
で可視出力することによって、当該比較結果を報知する
報知工程とを備える。
り記号で区切られた複数の文書要素により構成される文
書データを作成し記憶する場合に、パスワードを入力
し、そのパスワードと文書データを構成する文書要素と
の組み合わせに対し、所定の変換アルゴリズムに従って
各文書要素に対応する符号データを生成する。そして生
成された各符号データは、文書要素を区切るための区切
り記号に付加され、格納される。そして、後になって正
当性を確認する場合には、パスワードを入力し、そのパ
スワードと読み出そうとする文書データの各文書要素に
対して同様のアルゴリズムに各符号データを生成し、各
文書要素の区切り記号に付加された各符号データとを比
較する。そして、前記両符号が一致した文書要素と、両
符号が一致しない文書要素とを互いに異なる形態で可視
出力することによって、当該比較結果を報知する。
を詳細に説明する。尚、説明を簡単にするため、実施例
では、一つの文書データが2つの文書要素(部分的な文
書データ)からなり、それぞれの内容に対して1つずつ
のパスワードが対応付けられているものとして説明す
る。
ク構成図である。
モリ10,30、データメモリ20が接続されている。
勿論、これらのメモリは、特に別々にしなくても良し、
或るものはフロッピーディスクやハードディスク装置、
或ものはICチップからなるメモリであっても良い。但
し、CPU2が実行する文書編集処理や後述する各種処
理に係るプログラムは、ICチップ等で構成される高速
アクセス可能なメモリ10に展開されているのが一般的
である。表示装置3は、文字端末のように文字コードを
転送することで、この文字コードに対応する文字を表示
したり、表示属性制御コードを送ることにより、それ以
降の文字の表示属性(輝度変更や白黒反転等)が変更さ
れ、文字が表示出力される。もちろん、ビットマップデ
ィスプレイであって、その中の特定の領域に文字表示が
行なわれる装置であっても構わない。
1は、先に説明したように、2つの文書要素からなるも
のであり、それぞれ別々のパスワードから、それぞれ正
当性確認符号を生成し対応付けを行なったものである。
この正当性確認符号の生成は後述する文書要素の表示の
ときの符号生成法と同じ方法を用いる。この方法により
生成される符号は文書要素の内容とパスワードから一意
に定まるものである。この符号を文書要素の区切り部分
に抽出可能に付加することで対応づけを実現できる。こ
のような符号生成方法及び正当性確認符号付き文書デー
タの作成方法は、例えば本願出願人が特願平3−328
97号に詳細に説明している。
示す。
xxx>”というマークまでの文字列が第1の文書要
素であり、文字列“xxx”は第1の文書要素に対応付
けられた正当性確認符号である。また、“<b>”マー
クから“</b yyy>”マークまでの文字列が第2
の文書要素を示しており、文字列“yyy”は第2の文
書要素に対応付けられた正当性確認符号を示している。
字列“xxx”は第1の文書要素に対して文書作成者が
与えたパスワードと、第1の文書要素の内容から演算し
て得られた暗号化符号であり、同様に、文字列“yy
y”は第2の文書要素に対して文書作成者が与えたパス
ワードと第2の文書要素の内容から演算して得られた暗
号化符号である。この暗号化処理は、例えばUNIX
(米国AT&T社が開発し、ライセンスしているオペレ
ーティングシステム)における、パスワードの暗号化と
同じようなアルゴリズムによって実現できる。これは、
ある文字列を、事実上逆変換できない方法によって、別
の文字列に変換するものである。本実施例においても、
対象となる文書要素中の文字列と操作者が入力したパス
ワードの文字列を接続して得られた文字列を、この手法
によって暗号化するものとする。この処理を実現するプ
ログラムが種メモリ10中の符号生成手段13として格
納されている。
である。先ず、ステップS1において、調査対象の実文
書データ21の名称をキーボード1より入力し、この入
力で指定されたファイルをオープンして内容を入力する
準備を行なう。次のステップS2では、検索対象の文書
要素に対応付けたパスワードを入力する。説明を簡単に
するため、ここでは図2における第1の文書要素、すな
わち、“<a>”〜“</a xxx>”で囲まれた文
字列“いろはに…”に対応付けられたパスワードが入力
されたものとする。ステップS2で、入力されたパスワ
ードはパスワードメモリ31に格納する。ここで言う、
文書要素は、スタートタグとエンドタグという記号で囲
まれた文字列を言う。スタートタグは“<”で始り、英
数字がこれに突いて“>”で終る記号であり、第1の文
書要素においては、“<a>”マークがこれに当る。ま
た、エンドタグは、“</”で始り、英数字がこれに続
き、空白で区切られた後、正当性確認符号が続き、
“>”で終る一連の記号である。“</a xxx>”
がこれに相当する。
文書データ(ファイル)から文書要素を1つ読み込み、
それを文書要素メモリ32に格納する。
か否かを判断する。つまり、文書要素メモリ32に何も
格納されなかったら処理を終了し、入力があったらステ
ップS5に進む。
と文書要素メモリ32の内容からエンドタグを取り除い
たものを連結し、符号生成手段13によって文字列変換
を行ない、生成された符号を正当性比較符号メモリ33
に格納する。
のエンドタグの中に含まれる正当性確認符号を取り出
し、この文字列と正当性比較符号メモリ33に格納され
た文字列の比較を行なう。そして、次のステップS7に
おいて、この比較結果が一致したと判断した場合に、処
理をステップS8に進ませ、不一致の場合にはステップ
S11に処理を移行させる。
は、文書作成時にこの要素の正当性確認符号の生成に用
いたパスワードと全く同じパスワードが今回入力された
とする。つまり、ステップS5で生成された符号がエン
ドタグ中にある正当性確認符号と一致したものとする。
従って、処理はステップS8に進むことになる。
黒反転コード、例えばANSI準拠の文字端末に対して
は文字列“ESC[7m”という制御文字コード列を送る。こ
こで“ESC ”は一般的にエスケープコード(十進数で2
7)といい、それに続く文字列をもって各種制御コード
とすることをエスケープシーケンスという。
すると、次のステップS9で文書要素メモリ32に格納
された文書要素データを表示装置3に送出し、続くステ
ップS10で標準の表示促成に戻す制御コード、ANS
I準拠では文字列“ESC[0m”を送る。これにより、最初
の文書要素に対する表示装置3の表示画面は図4のよう
になる。
処理を繰り返すが、ステップS2で入力したパスワード
が第1の文書要素に対するものとしたので、ステップS
7で不一致と判断される。従って、処理はステップS1
1に進み、そのとき読み出された第2の文書要素の内容
が表示装置3に表示されることになる。このときに表示
画面は図5のようになる。
が文書作成時に入力したパスワードと一致しないとき、
或いは同じパスワードを入力したにもかかわらず、文書
要素の内容が書き換えられている場合には、処理は全て
ステップS11を通り、ステップS8〜10を通らない
ことになるので、白黒反転画面は表示されない。
は白黒反転するので、操作者は容易にその旨を確認する
ことが可能となる。
施例では、文書データ出力の出力対象を表示装置3とし
たが、プリンタであっても構わない。この場合には、図
6に示すように、プリンタ5を新たに付加した構成と
し、これに文書データや出力形態に係る制御コードを送
出すれば良い。但し、表示制御コードの替りに印字制御
コードを用いる。印字制御コードはそのプリンタ5のコ
マンド体系に応じたものを送出するようにすれば良いの
で、ここでの説明は省略する。
例では、正当性が確認された文書要素を表示するとき、
白黒判定表示或いは印刷(以下、単に“出力”という)
し、そうでない文書要素は標準の属性で出力する例を上
げたが、この逆であっても良い。また、フォントを切り
替えて、文字の形状の違いや文字の大きさ・太さの違い
によって、正当性が確認された文書要素とそうでない文
書要素とを区別させても構わない。また、表示の場合に
は、輝度を変えても良いし、下線を引くことで区別する
ことも考えられる。いずれにせよ、正当性が確認された
文書要素とそうでない文書要素を区別できさえすれば良
いので、この他のどのような手法を用いても全く構わな
い。
スタートタグとエンドタグを含めて、表示属性を変えた
が、スタートタグ・エンドタグは常に同じ出力属性で出
力を行なっても良い。これはステップS7で符号が一致
したと判断されたとき、先ず、スタートタグを表示装置
3(或いはプリンタ5)に出力し、その後、白黒反転コ
ードを送出し、続いて文書要素メモリ32の内容のみを
転送し、白黒反転を復旧する制御コードを送出し、最後
にエンドタグを送出すれば達成できる。
明する。本実施例における基の実文書データの流れを図
8に示す。この例では、スタートタグとエンドタグが対
応関係を保ちながら階層構造になっていることを示して
いる。図示に示す如く、大きくわけて、本実文書データ
は“document”という文書要素が2つあり、各
々の文書要素には1つの“title”と2つの“pa
ragraph”という文書要素から構成されている。
文書要素“title”や“paragraph”は文
書要素“document”内に含まれるので、以下、
これらを第2レベルの文書要素といい、文書要素“do
cument”を第1レベルの文書要素という。
素の名称は本実文書を作成する段階で操作者が入力した
ものであり、その名称がスタートタグ及びエンドタグ中
に挿入されたものである。また、最初の文書要素名“d
ocument”のエンドタグ中にある文字列“vv
v”が当該文書要素に対応する正当性符号であり、2番
目のエンドタグ中の文字列“www”がこの2番目の文
書要素に対応する正当性符号である。尚、正当性符号の
生成方法については、第1の実施例と同じであるものと
するが、それぞれ内容が異なるため同じパスワードを設
定したも、これら正当性符号は異なる。
た例であり、未だ、正当性確認符号の更新を行なってい
ない実文書を示している。実際には、2番目の文書要素
“document”の最後の“paragraph”
の直前に文字“ん”を挿入したものである。
された実文書データを、入力データとして扱った場合を
想定し、その処理の流れを図7のフローチャートに従っ
て説明する。基本的には図3のフローチャートと同じで
ある。
された実文書データを入力データとされ、ステップS2
2で実文書データの正当性確認符号を対応付けたときの
パスワードが入力される。ステップS3では、最初の第
1レベルの文書要素、すなわち、最初の文書要素“do
cument”がその中に含まれる第2レベルの文書要
素と共に取り出される。
かを判断するが、ここで未入力の文書要素があるので、
ステップS25に進む。
22で入力されたパスワードと、ステップS23で入力
した文書要素中の文字列とで、暗号化手段によって暗号
化符号(正当性確認符号)を生成する。そして、この符
号が注目している文書要素のエンドタグ中に含まれる。
第1の文書要素に対しては書き換えがないので、次のス
テップS26では正当性確認符号との一致が確かめられ
る。そこで、ステップS27からステップS29に移行
し、その時点における文書要素メモリ32に格納された
最初の文書要素“document”を清書印刷させ
る。
如く、清書印刷とは、各文書要素の区切り情報であるス
タートタグ及びエンドタグを除去し行区ぎりをおこない
レイアウトをととのえて印刷することである。本来これ
らのタグは文書要素の区切りを判別するためのものであ
り、現実的に見れば、他人に文書として見せるには不都
合であるからである。また、各文書要素の最終文字の後
には自動的に改行コードを付加させる。また、この場
合、実際の印刷を行なうときには、文書の書式等に関わ
るパラメータを入力する。パラメータとしては、用紙サ
イズ、1行当りの文字数、1ページ当りの行数、文字・
行ピッチ等が含まれる。清書印刷処理自体は簡単であ
る。つまり、与えられた書式に応じて、レイアウトの制
御用のコードをプリンタ5に基本的に出力しなければ良
いからである。従って、その詳述は省略する。
が終ると、ステップS23に戻り、2番目の第1レベル
の文書要素“document”に対する処理が実行さ
れる。この文書要素は先に説明した如く、一部が変更さ
れている。従って、ステップS25で生成される正当性
比較符号と2番目の第1レベルの文書要素のエンドタグ
中に付加された正当性確認符号とは一致しない。よっ
て、ステップS27の判断は“NO”となり、ステップ
S28に進む。このステップS28では、単に文書要素
メモリ32に格納された文書要素データを表示装置3に
出力するだけで、清書印刷は行なわれない。その結果、
表示装置3には図11に示すように、正当とされなかっ
た文書データが表示されることとなる。
換えられたものに対して、不用意に処理を行なうこと
も、未然に防げることになる。
施例は、正当性確認符号の比較結果の一致、不一致に従
って、清書を行なうか表示を行なうかの処理を切り換え
るの例であったが、一致したものと一致しないものをそ
れぞれ別々のファイルに格納するようにしても良い。
に、正当性比較符号と正当性確認符号が一致した文書を
入れるファイル名と、一致しない文書要素を入れるファ
イル名を入力し、それぞれのファイルをオープンしてお
く。そして、ステップS29の替りに、前者のファイル
に文書要素メモリ32に読み出された文書要素データを
追加する処理を実行するようにする。また、ステップS
28の替りに、後者のファイルに文書メモリ32に読み
出された文書要素データを追加する処理を実行すれば良
い。
抜き出されるので、その後、抜き出された文書データに
対して清書処理を加えたり、他の処理を加えたり、任意
の処理が適応可能になる。
は、全てパスワードは最初に一括して入力し、入力した
パスワードメモリ31に記憶、そして正当性比較符号の
生成にはこのパスワードメモリ31の内容を用いたが、
図3のステップS5、或いは図7のステップS25の直
前に、それぞれステップS2、ステップS22の処理を
移動させても良い。この場合、文書要素毎にパスワード
の入力が行なわれることになる。これは多人数文書を作
成しているとき、それぞれの担当の文書要素のうち正当
であると確認できたものを見つける、もしくは処理を行
なうのに有効である。
スワードの一覧表(これはシステムで隠されていて一般
の利用者には読めないようなもの)を読み込み、それぞ
れの文書要素毎に対する正当性比較符号を生成させても
良い。尚、これを実現させるために、文書作成(登録
時)時に、各文書要素に対して入力した担当者毎のパス
ワードをメモリの所定領域に記憶させておく。そして、
その文書の作成に携わった利用者共通のパスワードを用
意し、そのパスワードが入力されたときのみ、そのメモ
リに記憶しておいた各パスワードを表示画面に表示する
ようにすれば良い。利用者は表示された表を見て、所望
とするものを1つ指定する。この場合には、いちいち利
用者にパスワードを入力させる煩わしさがなくなる。
スワードを入力し、これを基にそれぞれの文書要素の正
当性比較符号を生成し、これとそれぞれの文書要素に対
応付けられている正当性確認符号との比較を行ない、符
号の一致、不一致に応じて文書要素に施す処理方法を換
えることにより、正当な文書要素のみを一括して処理し
たり、判別したりすることが可能になる。
の有無を判定する対象のデータを文書データとしたが、
プログラムデータを対象としてもよい。すなわち、本発
明は、プログラムソースの正当性の確認に適用すること
もできる。
システムに適応させても良いし、1つの機器から成る装
置に適応させても良い。または、システム或は装置にプ
ログラムを供給することによって、達成される場合にも
適応できることは言うまでもない。
一旦、文書データ保持媒体に保存した文書データに対し
て、不正な書き換えが行なわれた場合、どの部分データ
について不正な書き換えが行われたのか、そして、どの
部分データが書き換えがなされていなかったのか区別し
て可視出力することで、該文書データを読み出す際に即
座に且つ直感的に把握できるようになる。従って、保存
文書データの書き換えがなされた部分データと書き換え
がなされていない部分データそれぞれに適切な処置を行
なうことが可能になる。
である。
書データの一例を示す図である。
チャートである。
す図である。
ない文書が続いてときの表示例を示す図である。
構成図である。
チャートである。
書データの一例を示す図である。
である。
印刷結果を示す図である。
表示例を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 区切り記号で区切られた複数の文書要素
により構成される文書データを処理する文書処理装置に
おいて、 前記文書処理装置は、 文書データを作成し、所定の文書
データ保持媒体に保存記憶する文書作成記憶手段及び前
記文書データ保持媒体に記憶された文書データの正当性
を確認する正当性確認手段とを備え、 前記文書作成記憶手段は、 前記文書データ保持媒体に格納すべき文書データを構成
する各文書要素に対応するパスワードを入力する第1の
パスワード入力手段と、 前記各文書要素と、前記第1のパスワード入力手段で入
力された各文書 要素に対応するパスワードとの組み合わ
せに対し、所定の変換アルゴリズムに従って各文書要素
に対応する符号データを生成する第1の符号生成手段
と、 前記各文書要素を区切る区切り記号に、前記各文書要素
に対応して生成された符号データを付加する付加手段
と、 符号データが付加された文書データを前記文書データ保
持媒体に格納する格納手段とを備え、 前記正当性確認手段は、 前記文書データ保持媒体から読み出そうとする文書デー
タを指定する文書データ指定手段と、 指定される文書データを構成する各文書要素に対応する
パスワードを入力する第2のパスワード入力手段と、 前記文書データ指定手段により指定された文書データを
構成する各文書 要素と、前記第2のパスワード入力手段
で入力された前記各文書要素に対応するパスワードとの
組み合わせに対し、前記所定の変換アルゴリズムに従っ
て各文書要素に対応する符号データを生成する第2の符
号生成手段と、前記第2の符号生成手段により生成され
た各符号データと、前記文書データ指定手段により指定
された文書データを構成する各文書要素を区切る区切り
記号に付加されている各符号データとを比較する比較手
段と、 前記比較手段の各文書要素に対する比較結果に基づき、
前記両符号が一致した文書要素と、両符号が一致しない
文書要素とを互いに異なる形態で可視出力することによ
って、当該比較結果を報知する報知手段とを備えること
を特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のパスワード入力手段
により入力されるパスワードは、ユーザに対応する情報
であることを特徴とする請求項第1項に記載の文書処理
装置。 - 【請求項3】 前記文書データはプログラムを含むこと
を特徴とする請求項第1項に記載の文書処理装置。 - 【請求項4】 区切り記号で区切られた複数の文書要素
により構成される文書データを処理する文書処理装置に
おける文書処理方法において、前記文書処理方法は、 文書データを作成し、所定の文書
データ保持媒体に保存記憶する文書作成記憶工程及び前
記文書データ保持媒体に記憶された文書データの正当性
を確認する正当性確認工程とを備え、 前記文書作成記憶工程は、 前記文書データ保持媒体に格納すべき文書データを構成
する各文書要素に対応するパスワードを入力させる第1
のパスワード入力工程と、 前記各文書要素と、前記第1のパスワード入力工程で入
力された各文書 要素に対応するパスワードとの組み合わ
せに対し、所定の変換アルゴリズムに従って各文書要素
に対応する符号データを生成する第1の符号生成工程
と、 前記各文書要素を区切る区切り記号に、前記各文書要素
に対応して生成された符号データを付加する付加工程
と、 符号データが付加された文書データを前記文書データ保
持媒体に格納させる格納工程とを備え、 前記正当性確認工程は、 前記文書データ保持媒体から読み出そうとする文書デー
タを指定させる文書データ指定工程と、 指定される文書データを構成する各文書要素に対応する
パスワードを入力させる第2のパスワード入力工程と、 前記文書データ指定工程により指定された文書データを
構成する各文書 要素と、前記第2のパスワード入力工程
で入力された前記各文書要素に対応するパスワードとの
組み合わせに対し、前記所定の変換アルゴリズムに従っ
て各文書要素に対応する符号データを生成する第2の符
号生成工程と、前記第2の符号生成工程により生成され
た各符号データと、前記文書データ指定工程により指定
された文書データを構成する各文書要素を区切る区切り
記号に付加されている各符号データとを比較する比較工
程と、 前記比較工程の各文書要素に対する比較結果に基づき、
前記両符号が一致した文書要素と、両符号が一致しない
文書要素とを互いに異なる形態で可視出力することによ
って、当該比較結果を報知する報知工程とを備えること
を特徴とする文書データ処理方法。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のパスワード入力工程
により入力されるパスワードは、ユーザに対応する情報
であることを特徴とする請求項第4項に記載の文書処理
方法。 - 【請求項6】 前記文書データはプログラムを含むこと
を特徴とする請求項第4項に記載の文書処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03051277A JP3124567B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 文書処理装置及び方法 |
EP92301588A EP0501760B1 (en) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Method for detecting improper rewriting of stored data |
DE69227051T DE69227051T2 (de) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Verfahren zur Entdeckung inkorrekter Überschreibung gespeicherter Daten |
US07/842,917 US5455941A (en) | 1991-02-27 | 1992-02-27 | System for detecting improper rewrites of data system for using separate reader writer passwords |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03051277A JP3124567B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 文書処理装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04286063A JPH04286063A (ja) | 1992-10-12 |
JP3124567B2 true JP3124567B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=12882451
Family Applications (1)
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