JPH07152548A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH07152548A
JPH07152548A JP5296585A JP29658593A JPH07152548A JP H07152548 A JPH07152548 A JP H07152548A JP 5296585 A JP5296585 A JP 5296585A JP 29658593 A JP29658593 A JP 29658593A JP H07152548 A JPH07152548 A JP H07152548A
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JP
Japan
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data
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explanatory
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memory
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Application number
JP5296585A
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English (en)
Inventor
Shigeki Mineo
茂樹 峯尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソースプログラムの内容を基に、該ソースプ
ログラムに係わる説明文書を自動的に作成できるように
する。 【構成】 説明文作成部26は、ソースファイル18の
入力定義表18Aを読み出し、該入力定義表18Aから
入力情報を抽出する。そして、これらの入力情報をパタ
ーンデータメモリ23内のパターンデータとマッチング
して、各入力情報に対応する説明文インデックスを求め
る。次に、上記説明文インデックスを有する説明文デー
タを説明文データメモリ22から読み出し、該説明文デ
ータ内の@で囲まれた箇所に、上記入力情報から得られ
る該当する項目名を代入して説明文を完成する。この処
理を、求めた全ての説明文インデックスに対して行うこ
とにより、操作入力説明書が自動的に作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
における操作説明書等の文書を自動的に作成する文書作
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アプリケーション・システムにおいて
は、ユーザ向けに操作説明書を配布することが必要不可
欠である。従来、このような操作説明書は実際にシステ
ム設計に従事したシステム・エンジニアなどのシステム
に精通した者が作成していた。すなわち、彼らがシステ
ム設計書やさらにはソースプログラムなどを参照しなが
ら、手作業により作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、手作業により作成していたため、手間がかかり、作
成日数がかかっていた。特に、大規模なシステムになる
と、操作説明書の頁数も膨大なものとなり、システム全
体を理解しているものが少なくなるため、各サブシステ
ム担当者による共同作業となり、打ち合わせに要する時
間も増加し作業効率が非常に低下してしまうという問題
もあった。また、さらに、この作成には、ユーザが関与
しないため、ユーザ側に立った本当に使い易い操作書を
作成するのが難しかった。
【0004】本発明は、上記のような実情に鑑み、アプ
リケーションシステムのソースプログラムの内容を基
に、そのシステムの操作説明書等の文書を自動的に作成
・出力できる装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ソースプログ
ラムの内容を基に、該ソースプログラムに係わる文書を
自動的に作成する文書作成装置を前提にし、以下の各手
段を有する。
【0006】第1の記憶手段は、上記ソースプログラム
内の予め定められた複数の記述パターンに1対1に対応
付けられた複数の説明文データを記憶している。上記記
述パターンは、例えば、ユーザにより画面入力されたデ
ータ入力に係わる項目を記述した文である。この文にお
いては、例えば各入力項目についてデータの入力型式
(数値または文字列)や該データがコードにより入力さ
れるか否かなどが定義される。
【0007】次に、抽出手段は、上記ソースプログラム
から上記予め定められた複数の記述パターンを抽出す
る。この抽出処理において、例えば、キーワードとなる
項目名またはコード名が設定される。また、さらには、
入力条件がコード入力であるかなどの情報も設定され
る。
【0008】作成手段は、該抽出手段によって抽出され
た各記述パターンに対応する説明文データを、上記第1
の記憶手段から順次読み出して、該説明文データ内の代
入箇所に上記記述パターン内の該当データを代入して、
上記ソースプログラムに係わる説明文書を作成する。
【0009】上記説明文データ内に代入される記述パタ
ーン内の該当データとしては、例えば、上述したキーワ
ードとなっている項目名が該当する。また、上記キーワ
ードがコード名となっている場合には、該キーワードか
ら後尾の文字列“コード”を削除して得られる項目名が
上記説明文データ内に代入される。また、上記代入箇所
は、例えば“@”などの特殊記号をデリミタ(delimite
r:区切記号) などに用いて指定される。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記第1の
記憶手段、上記抽出手段、上記作成手段に加え、第2の
記憶手段を有する。この第2の記憶手段は、前記説明文
書内での挿入位置が指定された補足用の説明文データを
記憶する。
【0011】該挿入位置は、例えば、説明文書の先頭も
しくは最後尾、またはある項目名の説明文データの最後
尾等である。このような補足説明文データを有している
場合、前記作成手段は、前記説明文書を作成する際、上
述の処理に加え、該説明文書内の上記指定挿入位置に該
当する補足説明文データを挿入して説明文書を作成す
る。
【0012】この補足説明文データは、例えば、ユーザ
の要求にしたがってカスタマイズ(customise )したも
のであってもよい。もちろん、ユーザ自身が作成したも
のであってもよい。
【0013】
【作用】まず、抽出手段がソースプログラムの内容を行
番号順に行単位で読み出し、予め定められた記述パター
ンを順次抽出する。
【0014】次に、作成手段は、上記抽出された各記述
パターンに対応する説明文データを第1の記憶手段から
読み出し、該説明文データ内の代入箇所に上記記述パタ
ーン内の該当データ(例えば、項目名)を代入して上記
説明文データを完成させる。
【0015】したがって、作成手段が抽出された全ての
記述パターンについて、上述のような説明文の作成処理
を行うことにより、上記ソースプログラムに係る説明文
書(例えば、操作入力説明書等)を自動的に作成でき
る。
【0016】また、請求項2記載の発明においては、作
成手段は第2の記憶手段から補助説明文データを読み出
して、これらを上記説明文書内の指定される位置に挿入
する。
【0017】上記補助説明文データには、例えばユーザ
自身の意向を反映させることができるので、説明文書内
にこの補助説明文データを追加することにより、ユーザ
が理解し易い説明文書(例えば、操作入力説明書)を自
動的に作成できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の一実施例の装置のシステ
ム全体の構成を示すブロック図である。
【0019】CPU11は、不図示の主メモリ上にロー
ドされるプログラムを実行して全体の制御を行う。入力
部12は、キーボードやマウス等から成り、ユーザが各
種ジョブの起動をシステムに対して命令するコマンドの
入力等に用いられる。また、これは、本実施例の特徴で
あるが入力操作説明書の自動作成に必要な後述するパタ
ーンデータや説明文データ、さらには補助説明文データ
の入力にも用いられる。また、さらに、上記入力操作説
明書の自動作成・出力を指示する命令の入力にも用いら
れる。これらの入力部12から入力される命令やデータ
はバス13を介してCPU11に送られる。CPU11
は、これらの命令やデータに対して当該処理を行う。
【0020】表示部14は、CRTディスプレイや液晶
表示装置(LCD)等から成り、ユーザが入力部12を
介して上記命令やデータを画面入力するために用いられ
る。また、上記各種ジョブの実行結果や後述する伝票フ
ァイル16,17の内容を表示するためにも用いられ
る。
【0021】印字部15は、LED(発光ダイオード)
プリンタやレーザプリンタなどのページプリンタや熱転
写プリンタ、またはインク・ジェット方式のプリンタな
どから成り、本システムにおいて自動作成される操作説
明書の印字出力や、各種伝票の印字出力等を行う。
【0022】伝票ファイル16,17は、各種伝票デー
タが格納されているファイルであり、磁気ディスクや光
磁気ディスクなどの直接アクセス記憶装置(DASD:Direc
t a-ccess Storage Device)等に格納されている。
【0023】ソースファイル18は、入力定義表18
A、更新定義表18C、及び出力定義表18Eから成る
ソースプログラムを格納しているファイルである。この
ソースファイル18も、上記伝票ファイル16,17と
同様にDASD等に格納される。
【0024】入力定義表18Aは、後述、その構成を詳し
く説明するが、上記伝票ファイル16または伝票ファイ
ル17から読み出すべき入力データ項目に関する情報
(項目名,型,内容,条件)が定義された表である。ま
た、後記更新定義表18Cに基づいて作成されるテンポ
ラリファイル(一時ファイル)のレコードの各フィール
ドについてそれに対応する項目名を定義する表である。
【0025】更新定義表18Cは、上記入力定義表18
Aによって読み出されるデータ項目を、テンポラリファ
イルの1レコードにまとめるための情報を定義する表で
ある。
【0026】出力定義表18Eは、例えば、上記入力定
義表18Aに基づいて作成される伝票データの印字フォ
ーマットを定義する表である。本実施例において、重要
なのは入力定義表18Aの内容であり、これについては
後述、詳しく説明する。
【0027】伝票処理部19は、上記ソースファイル1
8の各定義表18A,18C及び18Eの内容に基づ
き、伝票ファイル16または伝票ファイル17から当該
レコードを読み出し、各種伝票処理を行う。そして、印
字部15を介して各種伝票を上記出力定義表18Eによ
って定義されている印字形式で印字出力させる。
【0028】入力情報メモリ21は、上記ソースファイ
ル18の入力定義表18Aから抽出される入力項目情報
が格納されるメモリである。説明文データメモリ22
は、複数の説明文データをそれに付された説明文インデ
ックス(1,2,3・・・のシリアル番号)とを1対1
に対応付けて格納しているメモリである。
【0029】パターンデータメモリ23は、上記入力情
報メモリ21に格納される各入力情報の型をキーとし
て、それら各入力情報に対応する説明文データのインデ
ックス(上記説明文インデックス)を引き出すためのパ
ターンデータが格納される。
【0030】インデックスメモリ24は、上記入力操作
説明書作成に用いられる説明文データのインデックス
を、該説明書内での記述順に格納するメモリである。補
足説明文データメモリ25は、ユーザが独自に作成可能
なものであり、上記入力操作説明書の先頭位置及び最後
尾に付ける定型的な説明文、さらには、任意の項目につ
いての入力説明文の終わりに付加すべき説明文が定義さ
れた補足文説明文データを格納するメモリである。
【0031】説明文作成部26は、ソースファイル18
の入力定義表18Aから入力項目(ユーザの入力項目)
を抽出して、それらを入力情報メモリ21に格納する。
次に、これらの入力項目についてパターンデータメモリ
23内のパターンデータとパターン・マッチングを行
い、上記各入力項目に対応する説明文インデックスの情
報を得る。そして、これらの情報等をインデックスメモ
リ24に格納する。さらに、続いて、上記説明文インデ
ックス情報をキーにして説明文データメモリ22から該
当する説明文データを順次読み出して、入力操作説明書
を作成する。そして、さらに、この入力操作説明書に補
足説明文データメモリ25から読み出した補足説明文デ
ータを付け加えて、最終的な入力操作説明書を作成す
る。
【0032】ウィンドウメニューデータメモリ27は、
上記説明文データメモリ22に格納されている説明文デ
ータ中の“$ウィンドウ表示i”(i=1,2,・・
・)という形式のメニュー表示命令に対応するメニュー
表示データを、該メニュー番号iと対応付けて格納して
いるメモリである。
【0033】文書メモリ28は、上述のようにして説明
文作成部26により作成される入力操作説明書を格納す
るメモリである。この文書メモリ28に格納された入力
操作説明書は、説明文作成部26の制御により、印字部
15を介して印字出力される。
【0034】図2は、入力定義表18Aの構成図であ
る。この表18Aは、各行が「行番号」,「項目名」,
「型」,「内容」,及び「条件」の5フィールドから成
る。
【0035】項目名・・・データ項目の名称 型 ・・・「I」,「IW2」,「IW3」,
「=」,・・・等から成り、データの形式を示す。
「=」は、代入を表す。「I」,「IW2」,「IW
3」は、いずれも、ユーザが入力部12を介して入力す
るデータの型式を示し、それぞれ入力データの型式が
「AL」(文字列),「SC」(数値コード),「N」
(数値)に対応している。
【0036】内容 ・・・データの内容を示す。例え
ば、「(数量):N指定」は、「数量」という項目名の
入力データが数値データであることを示す。また、項目
名は、左カッコ“(”と右カッコ“)”によって囲まれ
ている。
【0037】条件 ・・・データが「コード」により入
力される(コード入力)場合などのように、データ入力
条件が特殊な場合に、その該当する条件が設定される。
【0038】次に、図3は入力情報メモリ21に格納さ
れる入力情報の構成図である。該入力情報は、上記入力
定義表18Aから抽出される入力項目が、「項目名」,
「型」,「内容」,及び「条件」の4フィールドから成
る1レコードとして格納されたものである。「項目
名」,「型」及び「条件」は、入力定義表18Aの内容
をそのままコピーしたものであるが、「内容」について
は{キーワード=項目名}という形式に変換される。
【0039】さらに、図4はパターンデータメモリ23
に格納されているパターンデータの形式を示す図であ
る。同図に示すように、該パターンデータは、「1」,
「2」,「3」・・・のシリアル番号から成る説明文イ
ンデックスとこれら各説明文インデックスに1対1対応
する入力パターンとから成る。
【0040】該入力パターンは、上述した図3に示す入
力情報の{型,内容,条件}に対応するものであり、説
明文作成部26は、これらをパターン・マッチングする
ことにより、上記入力情報の各項目名に対応する説明文
インデックスを得る。同図に示されているように「型」
が同じものであっても、条件(条件1,条件2,条件
3)が有るものと無いものとでは対応する説明文インデ
ックスは異なる。
【0041】さらに、図5は説明文データメモリ22に
格納されている説明文データの内容を示す図である。こ
のメモリ22には、番号が「1」の説明文インデックス
から番号順にそれぞれに対応する説明文データが格納さ
れている。尚、各説明文データ中において、@で囲まれ
ている“項目名”,“名称”等には、入力操作説明書作
成の際、入力情報メモリ21に格納されている実際の
“項目名”または“名称”が代入される。また、“$ウ
ィンドウ表示i”(i=1,2,・・・)は、これを該
番号iに対応するウィンドウメニュー表示データに置換
せよという命令である。さらに、“$@名称@=@項目
名@−コード”という形式の命令は、“項目名”の文字
列から“コード”の部分を削除したものを、“名称”と
して用いよという文字列演算命令である。
【0042】続いて、図6はインデックスメモリ24の
内部構成図である。このメモリ24には、入力情報メモ
リ21に格納されている各項目に対応する上記説明文デ
ータに付された説明文インデックスが、上記各項目の格
納順序と同様な順番で格納される。また、各説明文イン
デックスと対応付けられて、該説明文インデックスが付
された説明文データ中において置き換えるべき“項目
名”や“名称”(@で囲まれている“項目名”や“名
称”)の具体的な名称が設定された置き換え情報も同時
に格納される。
【0043】さらに、続いて、図7は補足説明文データ
メモリ25に格納される補足説明文データの形式を示す
図である。同図に示すように、このデータは、「出力位
置」,「項目名」,及び「補足説明文」の3フィールド
から成る。上記「出力位置」のフィールドに設定される
情報としては“先頭位置”と“最後尾”の2種類があ
り、これらは、補足説明文データの挿入位置としてそれ
ぞれ入力操作説明書の“先頭”と“最後尾”の位置を指
定するものである。この“先頭位置”の記述は、該入力
操作説明書の冒頭に対応する定型の補足説明文を記述す
る旨を指定するものである。また、一方、“最後尾”
は、該入力操作説明書の末尾に対応する定型の補足説明
文を記述する旨を指定するものである。これらの補足説
明文は、項目とは無関与なので、「出力位置」のフィー
ルドに“先頭”または“最後尾”が設定されている行の
「項目名」のフィールドは空白(無指定)となる。
【0044】同図に示す例では、“得意先”及び“数
量”についての補助説明文が設定されている。すなわ
ち、「項目名」のフィールドに“得意先”及び“数量”
が設定され、それぞれに対応する「補助説明文」のフィ
ールドに該当する補足説明文データが設定されている。
操作入力説明書において、これらの項目の説明文の記述
位置はソースファイル18の入力定義表18Aの内容に
応じて変化するため、任意の項目について補助説明文デ
ータが設定された行の「出力位置」のフィールドには位
置指定データは設定されない。尚、同図の例では、「出
力位置」として“先頭”及び“最後尾”の指定のみがな
されているが、これ以外にも説明文データ内の任意の位
置を指定するようにしてもよい。
【0045】次に、図8はウィンドウメニューデータメ
モリ27の内部構成図である。このメモリ27には、メ
ニュー番号1,2,...に対応するメニューの表示デ
ータが格納される。同図に示す例では、メニュー番号が
「1」のメニュー表示データ(「処理区分」指定用のメ
ニュー画面の表示形式を示すデータ)が格納されてい
る。
【0046】次に、上記構成の実施例の動作を、図9の
フローチャートを参照しながら説明する。同図は、説明
文作成部26がソースファイル18の入力定義表18A
の内容に基づいて、ユーザによりデータが入力される項
目についての入力操作説明書を自動作成・出力する動作
を説明するフローチャートである。
【0047】まず、入力定義表18Aをソースファイル
18から読み出す(S1)。次に、該入力定義表18A
の各行の「型」フィールドの内容を行順に順次読み出
し、「型」が“I”、“IW2”,“IW3”に設定さ
れている「項目名」について入力情報(「型」、「内
容」、及び「条件」の各フィールドの設定情報)を抽出
し、それらを入力情報メモリ21に書き込む(S2)。
【0048】続いて、該入力情報メモリ21に設定した
「内容」フィールドの情報を、{キーワード=項目名}
の形式に書き換える(S3)。すなわち、「内容」フィ
ールドにおいて、カッコで囲まれている“文字列”を
“項目名”として抽出する。
【0049】以上の動作により、図2に示す入力定義表
18Aから行番号“1”,“3”,“4”,“5”の各
行に設定されている“処理区分”、“得意先コード”、
“数量”、及び“単価”の各項目名を抽出し、これらの
項目名についての入力情報{「型」、「内容」、「条
件」}を入力情報メモリ21に図3に示すように設定す
る。
【0050】続いて、入力情報メモリ21から設定され
た項目名の入力情報{「型」、「内容」、「条件」}を
順に読み出し(S4)、これら各入力情報をパターンデ
ータメモリ23内の各説明文インデックスの入力パター
ンと照合し(S5)、両者のパターンが一致する説明文
インデックスの番号をインデックスメモリ24に書き込
む(S6)。次に、パターンデータメモリ23内でのそ
の番号を有する説明文インデックスの「内容」フィール
ド及び「条件」フィールドに設定されている情報に従っ
て、入力情報メモリ21内の入力情報の内容を参照しな
がら“項目名”及び“条件”についての置き換え情報を
生成し、これをインデックスメモリ24に書き込む(S
7)。この処理において、“条件”の置き換え情報は上
記入力情報において「条件」フィールドに情報が設定さ
れている項目名についてのみ生成する(図6に示すイン
デックスメモリ24内の説明文インデックス“5”の欄
参照)。
【0051】上記ステップS4〜S7の処理を、入力情
報メモリ21に設定されている全ての項目名に対して行
う。これにより、図3に示す入力情報メモリ21に設定
されている4個の項目名(“処理区分”、“得意先コー
ド”、“数量”、“単価”)に対応する説明文インデッ
クスが、図4に示すようにそれらの項目名の格納順序と
同一の順番で格納される。また、該説明文インデックス
番号と対応付けられて該当する置き換え情報も格納され
る。
【0052】そして、上記ステップS4〜S7の処理
が、入力情報メモリ21に格納されている全項目につい
て終了したと判別すると(S8,Yes)、次に、補足
説明文データメモリ25から「出力位置」指定のある補
足説明文データ、すなわち、“先頭位置”指定のある補
足説明文と“最後尾”指定のある補足説明文を読み出
し、これらを文書メモリ28に書き込む(S9)。
【0053】続いて、インデックスメモリ24から説明
文インデックスを格納順に順次読み出し(S10)、該
説明文インデックスの説明文データを説明文データメモ
リ22から文書メモリ28上に読み出す(S11)。
【0054】次に、該説明文データ中に“$ウィンドウ
表示i”(i=1,2,・・・)という命令の記述があ
れば、該メニュー番号iに対応するウィンドウメニュー
の表示データをウィンドウメニューデータメモリ27か
ら読み出し、文書メモリ28上の上記“$ウィンドウ表
示i”のデータ部分を、そのメニュー表示データに書き
換える。また、例えば“$@名称@=@項目名@−コー
ド”という命令があれば、インデックスメモリ24を参
照し、上記説明文インデックスに対応する置き換え情報
(図6参照)中の“項目名”を上記命令中の“項目名”
に代入して、“名称”データを得る(S12)。
【0055】これにより、例えば、説明文インデックス
が“6”の説明文データ(図5参照)中の“$ウィンド
ウ表示1”という命令が図8に示すメニュー番号が
“1”のメニュー表示データに書き換えられる。また、
説明文インデックスが“5”の説明文データにおいては
該データ内の“$@名称@=@項目名@−コード”とい
う命令の記述により、“名称”として“得意先”が設定
される。
【0056】さらに、続いて、文書メモリ28上に読み
出した説明文データ中の@で囲まれた“項目名”及び
“条件”を、インデックスメモリ24に設定されている
該当する説明文インデックスの置き換え情報に基づき、
該当する具体的な“項目名”及び“条件”に書き換える
(S13)。
【0057】これにより、例えば、インデックスメモリ
24内での最初の説明文インデックスが“1”の説明文
データ中の“@項目名@”が“数量”に置き換えられ
る。また、それに続く同じく説明文インデックスが
“1”の説明文データ中の“@項目名@”が“単価”に
置き換えられる。
【0058】次に、再び補足説明文データメモリ25内
の補足説明文データを参照して、追加すべき補足説明文
データが有れば、その内容を文書メモリ28上に展開し
ている説明文データ中の該当する位置に追加する(S1
4)。
【0059】上記ステップS10〜S14の処理は、イ
ンデックスメモリ24に格納されている全ての説明文イ
ンデックスについて、その格納順に行われる。そして、
これにより、上記ステップS9で文書メモリ28上に書
き込まれた“先頭”の補足説明文データと“最後尾”の
補助説明文データとの間に、それらの説明文インデック
スに対応する説明文データが印字イメージに展開されて
挿入される。
【0060】これにより、図2に示す入力定義表18A
用の入力操作説明書として、最終的に図10に示すよう
な文書が文書メモリ28上に作成される。尚、補助説明
文データメモリ25が実装されていない場合には、図9
のフローチャートにおいて、ステップS9とステップS
14の処理が省略される。この結果、この場合には、文
書メモリ28上には図11に示すような入力操作説明書
が作成される。
【0061】尚、上記実施例では、補足説明文データを
予め補足説明文データメモリ25内に書き込んでおくよ
うにしているが、入力定義表18A内に補足説明文をコ
メントとして書き入れておくようにしてもよい。そし
て、該入力定義表18Aから上記補足説明文を自動的に
抽出して入力操作説明書の該当する位置に付け加えるよ
うにしてもよい。該コメントは、その性質上、入力定義
表18Aの処理内容についてのコメントも兼ねることに
なるので、入力定義表18Aの保守(メンテナンス)に
も役立つ。また、該コメントの内容をユーザの意向を反
映させたものとすることにより、ユーザが使い易い良質
の操作入力説明書の作成も可能になる。
【0062】ところで、上記実施例では、ソースファイ
ル18として特殊な形式のソースプログラムを取り上げ
たが、本発明はこのような形式のソースプログラムに限
定されるものではなく、その他の一般的なソースプログ
ラムにも適用可能なものである。また、説明文書も、操
作入力説明書のみに限定されるものではなく、ソースプ
ログラムの仕様等の説明文書等のその他の説明文書の自
動作成にも適用可能なものである。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ソースプログラムの内容と予め用意されている該ソ
ースプログラム中の複数の記述パターンに対応する説明
文データとから、上記ソースプログラムに係わる説明文
書を自動作成するので、アプリケーションプログラムの
操作説明書等の文書の作成を効率良く短時間で作成でき
る。また、ソースプログラムの内容を基に該説明文書を
自動作成するので、ソースプログラムを変更した場合に
も、説明文書の変更を直ちに行うことができる。
【0064】また、請求項2記載の発明によれば、補足
説明文を説明文書の任意の位置に挿入できるので、該文
書内にユーザの意向を反映させるなどして説明文書の内
容の質を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】入力定義表の形式を説明する図である。
【図3】入力情報メモリのデータ格納形式を説明する図
である。
【図4】パターンデータメモリに格納されるパターンデ
ータの形式を説明する図である。
【図5】説明文データメモリに格納される説明文データ
の形式を説明する図である。
【図6】インデックスメモリのデータ格納形式を説明す
る図である。
【図7】補足説明文データメモリに格納される補足説明
文データの形式を説明する図である。
【図8】ウィンドウメニューデータメモリに格納される
メニュー表示データの形式を説明する図である。
【図9】図1に示す説明文作成部により行われる入力操
作説明書の自動作成・出力処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】上記説明文作成部によって文書メモリ内に作
成された補助説明文が付加された入力操作説明書の文書
データの内容を示す図である。
【図11】上記説明文作成部によって文書メモリ内に作
成された補助説明文が無い場合の入力操作説明書の文書
データの内容を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 入力部 14 表示部 15 印字部 18 ソースファイル 18A 入力定義表 21 入力情報メモリ 22 説明文データメモリ 23 パターンデータメモリ 24 インデックスメモリ 25 補足説明文データメモリ 26 説明文作成部 27 ウィンドウメニューデータメモリ 28 文書メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースプログラムの内容を基に、該ソー
    スプログラムに係わる文書を自動的に作成する文書作成
    装置において、 上記ソースプログラム内の予め定められた複数の記述パ
    ターンに1対1に対応付けられた複数の説明文データを
    記憶している第1の記憶手段と、 上記ソースプログラムから上記予め定められた複数の記
    述パターンを抽出する抽出手段と、 該抽出手段によって抽出された各記述パターンに対応す
    る説明文データを、上記第1の記憶手段から順次読み出
    して、該説明文データ内の代入箇所に上記記述パターン
    内の該当データを代入して、上記ソースプログラムに係
    わる説明文書を作成する作成手段と、 を有することを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 前記説明文書内での挿入位置が指定され
    た補足用の説明文データを記憶する第2の記憶手段を、
    さらに有し、 前記作成手段は、前記説明文書を作成する際、該説明文
    書内の上記指定挿入位置に該当する補足説明文データを
    挿入して説明文書を作成する、 ことを特徴とする請求項1記載の文書作成装置。
JP5296585A 1993-11-26 1993-11-26 文書作成装置 Pending JPH07152548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5296585A JPH07152548A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 文書作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5296585A JPH07152548A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 文書作成装置

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JPH07152548A true JPH07152548A (ja) 1995-06-16

Family

ID=17835455

Family Applications (1)

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JP5296585A Pending JPH07152548A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 文書作成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048273A (ja) * 2005-07-11 2007-02-22 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法
JP2008033972A (ja) * 2005-07-11 2008-02-14 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法
JP2010140514A (ja) * 2005-07-11 2010-06-24 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法

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JP2007048273A (ja) * 2005-07-11 2007-02-22 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法
JP2008033972A (ja) * 2005-07-11 2008-02-14 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法
JP2010140514A (ja) * 2005-07-11 2010-06-24 Ird:Kk 出願文書情報作成装置、説明情報抽出装置、出願文書情報作成方法、説明情報抽出方法

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