JP3892806B2 - 自然言語処理用辞書登録装置、自然言語処理用辞書登録方法及びプログラム - Google Patents

自然言語処理用辞書登録装置、自然言語処理用辞書登録方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自然言語辞書にデータを登録するための自然言語辞書登録装置、自然言語辞書登録方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
機械翻訳システムやスペルチェック等の自然言語処理における辞書登録装置では、活用語の活用種類を指定する方法として、一般的に、次のような2つの方法が併用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
(1)規則変化する単語の指定のために、選択肢から活用種類を選択する方法
(2)不規則変化する単語の指定のために、活用形を直接入力する方法
ところで、活用語の入力作業では、錯誤等のために、間違った活用語が登録されてしまうことがあるので、従来、(1)の方法においては、入力された単語と選択された活用種類から登録すべき活用形を生成した後に、生成した活用形を表示して、登録者に確認させるようにしている。
【0004】
しかし、登録者が誤りに気がついた際に、それが他の活用種類で規則変化する単語であった場合には、(1)の方法をやり直して正しい活用種類を選択するしかなく、それが不規則変化する単語であった場合には、(2)の方法で活用形を手入力するしかなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−108062号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の辞書登録装置において、単語の活用形の入力インタフェースでは、煩雑な登録作業におけるミスを防ぐことができ且つ柔軟な入力操作で効率的に登録が行えるようなものがなかった。
【0007】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、活用種類を選択した場合の誤りを未然に防ぐことができ且つ柔軟な入力操作で効率的な登録作業を行うことができるようにした自然言語辞書登録装置、自然言語辞書登録方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特定の言語を処理するための自然言語処理用辞書に対して、該言語の語句の活用情報を登録するための自然言語処理用辞書登録装置において、登録すべき前記語句について、その原形を入力するための第1の入力手段と、前記原形に対する活用形について、既成の活用変化の種類の選択指示又は直接入力の選択指示を入力するための第2の入力手段と、前記第2の入力手段によりいずれかの前記活用変化の種類の選択指示が入力された場合に、前記原形と前記活用変化の種類に基づいて、前記原形に対する所定の活用形を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記活用形を表示画面の所定の領域に表示するための表示手段と、前記表示手段により表示された前記活用形を編集するための編集手段と、前記第1の入力手段により前記原形が入力された際に、該原形につき前記活用変化の種類のうちに取り得ないものがある場合には、該取り得ない活用変化の種類については、前記第2の入力手段により選択できない状態にする制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0012】
本発明によれば、活用種類を選択した場合の誤りを未然に防ぐことができ且つ柔軟な入力操作で効率的な登録作業を行うことができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1に、本発明の一実施形態に係る辞書登録装置の構成例を示す。
【0015】
図1に示されるように、本実施形態の辞書登録装置は、辞書登録に関するデータや指示等を入力するための入力部1、辞書登録の処理を行うための登録処理部3、辞書登録に関するデータや指示の受け付け内容等を出力するための出力部5、辞書を記憶するための辞書記憶部7を備えている。また、登録処理部3は、活用情報設定部31を含み、さらに、登録処理部3の活用情報設定部31は、原形バッファ311、活用種類テーブル312、活用変化モジュール313、活用変化形バッファ314を含む。
【0016】
ここで、辞書記憶部7に記憶される辞書は、自然言語処理用辞書とする。また、本実施形態では、自然言語処理には、活用情報を登録するものを想定する。
【0017】
例えば、自然言語処理が機械翻訳処理である場合には、自然言語処理用辞書は、機械翻訳用辞書である。この場合、機械翻訳用辞書には、例えば、原語とする第1の言語の語句(見出し語)とその品詞等の情報や、訳語とする第2の言語の語句(訳語)とその品詞等の情報が登録される。
【0018】
また、例えば、自然言語処理がスペルチェック処理である場合には、自然言語処理用辞書は、スペルチェック用辞書である。この場合、スペルチェック用辞書には、例えば、ある言語の語句とその品詞等の情報が登録される。
【0019】
もちろん、自然言語処理やその辞書には、上記の他にも種々のものがあり、本実施形態は、活用情報を登録する自然言語処理用辞書であれば、どのようなものでも適用可能である。
【0020】
なお、図1の登録処理部3では、活用形以外の項目の辞書登録を行うための設定処理部の図示を省略している。また、活用形以外の項目の辞書登録を行うための設定処理部は、どのようなものを用いることも可能である(従来からある手段を用いても構わない)。また、以下では、活用形以外の項目の辞書登録に関する説明は省略し、活用形の辞書登録に関してのみ説明する。
【0021】
ここで、例えば、自然言語処理が機械翻訳処理等の複数の言語を扱うものである場合に、第1の言語と第2の言語の両方に、これから説明する本実施形態の活用形登録方法を適用するときは、活用情報設定部31が第1の言語用の部分と第2の言語用の部分を有するか、あるいは登録処理部3が第1の言語用の活用情報設定部と第2の言語用の活用情報設定部を備えればよい(第3の言語以上にわたる場合も同様である)。ただし、その一部の言語のみに本実施形態の活用形登録方法を適用することも可能であり、この場合には、他の言語については従来の活用形登録方法を適用して構わない。以下では、ある1つの言語として英語を例にとって英語に関する語句の活用形の登録処理について説明するが、他の言語についても基本的には同様である。また、以下では、機械翻訳用辞書の第1言語の見出し語の活用形を設定する場合を例にとって説明するが、機械翻訳用辞書の第2言語の訳語の活用形を設定する場合や、スペルチェック用辞書の対象言語の語句の活用形を設定する場合など、他の各種の設定の場合も、基本的には同様である。
【0022】
さて、以下では、辞書登録する活用形を入力してから、情報を選択、表示出力するまでに関する構成・動作について詳しく説明する。
【0023】
辞書記憶部7に記憶される辞書は、本具体例の場合、機械翻訳用辞書である。
【0024】
入力部1は、本具体例の場合、第1言語の見出し語や指示等を入力するためのものである。例えば、キーボード、音声入力装置、マウスなどを用いて構成することができる。
【0025】
登録処理部3は、辞書登録処理(本具体例の場合、機械翻訳用辞書に対する登録処理)を行うためのものであり、その活用情報設定部31は、入力部1から入力された語句(本具体例の場合、第1言語の見出し語)に対して、活用情報を設定するものである。
【0026】
活用情報設定部31の原形バッファ311は、入力部1から入力された原形を保存するバッファである。
【0027】
活用種類テーブル312は、活用語の活用種類をまとめたテーブルである。
【0028】
活用変化モジュール313は、原形バッファ311に保持された言語(本具体例の場合、第1言語の見出し語)に対して、(入力部1から入力された)活用種類テーブル312のうちから選択された値によって活用変化を行うものである。
【0029】
活用変化形バッファ314は、活用変化モジュール313が生成した活用変化形を保存し、出力部5に提供するためのバッファである。
【0030】
表示部5は、原形バッファ111の内容、活用種類テーブル112の選択肢、活用変化形バッファ114の内容を出力するものである。例えば、ディスプレイ装置、音声出力装置などを用いて構成することができる。
【0031】
図2に、活用種類テーブル112の構成例を示す。ここでは、英語の動詞の活用種類を例にとって示している。
【0032】
図2の活用種類テーブルの1行目([a]段)は、三人称単数現在形に関する活用種類で、[a−1]「語尾にsを付与」、[a−2]「語尾にesを付与」、[a−3]「語尾のyをiesに置換」の3種類が既成の活用種類の選択肢として用意されていることを示す。最右欄の「*」は、既成の活用種類の他に、[a−x]新規活用変化形(不規則変化形)を入力できることを示す。なお、選択肢[a−3]には、「原形語尾がy」という活用適用条件が付与されている。
【0033】
また、2行目([b]段)は、現在分詞形に関する活用種類で、[b−1]「語尾にingを付与」、[b−2]「語尾のeをingに置換」、[b−3]「語尾のieをyingに置換」、[b−4]「語尾の子音字を繰り返してingを付与」の4種類が既成の活用種類の選択肢として用意されていることを示す。最右欄の「*」は、既成の活用種類の他に、[b−x]新規活用変化形(不規則変化形)を入力できることを示す。なお、選択肢[b−2]には、「原形語尾がe」という活用適用条件が、選択肢[b−3]には、「原形語尾がie」という活用適用条件が、選択肢[b−4]には、「原形語尾が子音字」という活用適用条件が、それぞれ付与されている。
【0034】
また、3行目([c]段)・4行目([d]段)は、過去形・過去分詞形に関する活用種類で、[c−1][d−1]「語尾にedを付与」、[c−2][d−2]「語尾にdを付与」、[c−3][d−3]「語尾のyをiedに置換」、[c−4][d−4]「語尾の子音字を繰り返してedを付与」の4種類が既成の活用種類の選択肢として用意されていることを示す。最右欄の「*」は、既成の活用種類の他に、[c−x][d−x]新規活用変化形(不規則変化形)を入力できることを示す。なお、選択肢[c−3][d−3]には、「原形語尾がy」という活用適用条件が、選択肢[c−4][d−4]には、「原形語尾が子音字」という活用適用条件が、それぞれ付与されている。
【0035】
本実施形態では、第1言語の見出し語を辞書登録するにあたって、第1言語の見出し語の活用情報を登録するモードとして、次の2種類を想定する。
(1)ユーザは、登録する語句の言語を入力するとともに、既成の活用変化の種類の選択肢のうちから該当する種類を選択入力する。当該システムは、活用変化結果を生成して表示する。ユーザは、表示された活用変化結果を確認するだけでなく、表示された活用変化結果を編集等することができる。ユーザが登録指示を行うと、当該システムは、その時点で保持されている活用変化結果を辞書に登録する。
(2)ユーザは、活用変化形を直接文字入力する。ユーザが登録指示を行うと、当該システムは、その時点で保持されている活用形を辞書に登録する。
【0036】
図3に、本実施形態の辞書登録画面の初期状態の表示例を示す。ここでも、英語の動詞を登録する場合を例にとって示している。
【0037】
図3の例において、最上段の左の欄は、見出し語入力欄である。本具体例では、動詞の原形を入力することができる。
【0038】
最上段の右のボタンは、登録ボタンである。登録ボタンをクリックすることで、現在表示されているデータを辞書に登録する指示を与える。
【0039】
第2段以降は、所望の既成の活用種類(図3の例では、三人称単数現在形(三単現)、現在分詞形、過去形、過去分詞形)又は直接文字入力を選択する選択肢欄(図中の○が選択ボタン)と、実際の活用変化結果の表示欄と入力欄とを兼用する活用変化表示入力欄(最右の空欄)とからなる。
【0040】
なお、選択ボタンは、非選択状態で押すと選択状態になり、選択状態で押すと非選択状態になるものとする。
【0041】
図4に、図3に示した辞書登録装置に、英語の動詞overwriteを登録する例を示す。
【0042】
図3の例において、最上段の見出し語入力欄に「overwrite」を入力し、三人称単数現在形の活用に「語尾にsを付与」、現在分詞形の活用に「語尾のeをingに置換」を選択した(該当する選択ボタンが押された)結果、その選択に応じた活用変化結果「overwrites」、「overwriting」が生成され活用変化表示入力欄に表示されている。
【0043】
他方、過去形・過去分詞形の活用は不規則変化形なので、直接入力を選択し、活用変化表示入力欄に直接「overwrote」「overwritten」を入力したものである。
【0044】
なお、選択ボタンが黒丸になっているのは、実際に選択したことを示している。
【0045】
ここで、各入力欄に表示中の各データが正しいことを確認するなどした後に、登録ボタンをクリックすると、各データが登録される。
【0046】
以上が基本的な操作である。
【0047】
以下では、さらに備えると好ましい機能について説明していく。以下で説明する機能は、全てを備えてもよいし、適宜一部を備えてもよい。
【0048】
(i)図5は、図4の例と同じ内容であるが、原形の表層形と活用適用条件を照合し、両者が矛盾する選択肢は、選択できないようにした例である。選択肢の選択ボタンに該当する部分が○ではなく×になっているのは、それが選択できない状態であることを示す。なお、×を表示するのではなく、例えば、選択ボタンを表示しない、選択ボタンを半透明にして選択できない状態であることを示す、などで他の方法でもよい。
【0049】
ここでは、見出し語原形が「overwrite」なので、三人称単数現在形活用種類の選択肢[a−3]「語尾のyをiesに置換」、現在分詞形活用種類の選択肢[b−3]「語尾のieをyingに置換」、[b−4]「語尾の子音字を繰り返してingを付与」、過去形・過去分詞形活用種類の選択肢[c−3]「語尾のyをiedに置換」、[c−4]「語尾の子音字を繰り返してedを付与」のそれぞれは適用条件と原形が矛盾するため、それらを選択できなくしている。
【0050】
(ii)図6は、図5と同じ状況で、「過去形」の選択を誤った例を示す。過去形の活用種類に、「+d(語尾にdを付与)」を選択したため、活用変化表示入力欄の表示が、「overwrited」になっている。
【0051】
ここで、活用変化表示入力欄を編集可能とする。なお、例えば、活用変化表示入力欄の選択ボタン(直接文字入力の選択ボタン)が選択されていない状態では編集不可で、活用変化表示入力欄の選択ボタンが選択されると編集可能になる(それまで選択状態になっていた他の選択ボタンは非選択状態になる)ようにしてもよいし、活用変化表示入力欄の選択ボタンが選択されていない状態でも編集可能で、活用変化表示入力欄の選択ボタン以外の選択ボタンが選択されている状態で、活用変化表示入力欄が編集されると、活用変化表示入力欄の選択ボタンが選択状態になる(それまで選択状態になっていた他の選択ボタンは非選択状態になる)ようにしてもよい。
【0052】
図7は、図6から活用変化表示入力欄を編集した直後の表示例である。過去形の活用変化表示入力欄を、「overwrited」から「overwrote」に修正すると、「+d(語尾にdを付与)」の選択が取り消され、不規則変化形を選択した状況に変更される。
【0053】
なお、図6及び図7は、図5のように原形の表層形と活用適用条件とが矛盾する選択肢を選択できないようにした場合の例である(もちろん、図4のような場合にも適用可能である)。
【0054】
(iii)図8は、上記の(ii)の場合とは逆に、既成の活用種類の選択ボタンを選択して、活用形を生成した場合には、活用変化表示入力欄の表示結果は編集できないようにしたものである。ここで、選択ボタンが表示されず斜体表示になっている部分は、編集ができないことを示す。三単現と現在分詞の活用を既成の選択肢から選択した結果、その活用変化結果がそれぞれ活用変化表示入力欄に表示されるとともに、活用変化表示入力欄を修正できなくなっている。この場合、ユーザが活用変化表示入力欄の選択ボタンを選択すると、活用変化表示入力欄の表示内容をクリアするようにしてもよい。なお、図8で、図5のように原形の表層形と活用適用条件とが矛盾する選択肢を選択できないようにしてもよい。
【0055】
なお、(ii)のモードと、(iii)のモードを両方備え、ユーザがいずれのモードを使用するかを設定可能にしてもよい。
【0056】
もちろん、上記した操作方法以外にも、ユーザの操作性を向上させる種々のバリエーションが可能である。
【0057】
図9に、本実施形態における処理の流れの一例を示す。
【0058】
ステップS501では、登録すべき語句(本具体例の場合、英単語)の原形の入力を受け付ける。
【0059】
ステップS502で、その内容を原形バッファ111に保存する。
【0060】
ステップS503では、活用種類の選択肢のデータ(例えば図4の選択ボタン)を初期化する。例えば、全ての選択肢が選択されていない状態にしてもよいし、あるいはそれぞれ代表的な活用変化(三人称単数現在形に関する活用種類では「語尾にsを付与」、現在分詞形に関する活用種類では「語尾にingを付与」、過去形・過去分詞形に関する活用種類では「語尾にedを付与」、など)を選択状態にしてもよい。
【0061】
ステップS504では、入力部1からの入力によって処理を分岐する。既成の活用種類の選択肢の選択が入力された場合には、ステップS511へ分岐し、新規活用変化の選択肢が入力された場合には、ステップS521へ分岐し、活用変化表示入力欄への入力・修正の場合には、ステップS531へ分岐し、登録ボタンのクリックの場合には、ステップS541へ分岐する。
【0062】
ステップS511では、原形バッファ111の内容と選択肢の選択結果とをもとに、活用変化モジュール113で活用変化処理を行う。ステップS512では、活用変化処理の結果を、活用変化形バッファ114に保存する。ステップS513では、活用変化形バッファ114の内容を、該当する活用変化表示入力欄に表示する。
【0063】
ステップS521では、活用変化形バッファ114の内容をクリアする。ステップS522では、活用変化表示入力欄の入力を受け付ける。ステップS523では、その文字列を活用変化形バッファ114に保存する。
【0064】
ステップS531では、入力された文字列を活用変化形バッファ114に保存する。ステップS532では、該当する活用変化選択肢の選択を、新規活用変化[*−x]に変更する。
【0065】
ステップS541では、その時点で設定されているデータを、辞書に登録して終了する。
【0066】
なお、これまでの説明では、規則変化形については、既成の活用種類の選択肢を設け、不規則変化形については、既成の活用種類の選択肢を設けない、という構成であったが、例えば、不規則変化形のうちで可能なものについて(例えば、原形と同じ形になる、など)についても、既成の活用種類の選択肢を設け、活用形を自動生成するようにしてもよい。
【0067】
なお、以上の各機能は、ソフトウェアとして実現可能である。
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムとして実施することもでき、該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することもできる。
【0068】
なお、この発明の実施の形態で例示した構成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のものではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わせたりすることなどによって得られる別の構成も可能である。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏する別の構成なども可能である。
また、この発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが可能である。
また、この発明の実施の形態は、個別装置としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明を包含・内在するものである。
従って、この発明の実施の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定されることなく発明を抽出することができるものである。
【0069】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、活用種類を選択した場合の誤りを未然に防ぐことができ且つ柔軟な入力操作で効率的な登録作業を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る辞書登録装置の構成例を示す図
【図2】 活用種類テーブルの構成例を示す図
【図3】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図4】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図5】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図6】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図7】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図8】 操作例並びに制御例及び表示例について説明するための図
【図9】 同実施形態における辞書登録の処理手順の一例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…入力部、3…登録処理部、5…出力部、7…辞書記憶部、31…活用情報設定部、311…原形バッファ、312…活用種類テーブル、313…活用変化モジュール、314…活用変化形バッファ

Claims (15)

  1. 特定の言語を処理するための自然言語処理用辞書に対して、該言語の語句の活用情報を登録するための自然言語処理用辞書登録装置において、
    登録すべき前記語句について、その原形を入力するための第1の入力手段と、
    前記原形に対する活用形について、既成の活用変化の種類の選択指示又は直接入力の選択指示を入力するための第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段によりいずれかの前記活用変化の種類の選択指示が入力された場合に、前記原形と前記活用変化の種類に基づいて、前記原形に対する所定の活用形を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記活用形を表示画面の所定の領域に表示するための表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記活用形を編集するための編集手段と、
    前記第1の入力手段により前記原形が入力された際に、該原形につき前記活用変化の種類のうちに取り得ないものがある場合には、該取り得ない活用変化の種類については、前記第2の入力手段により選択できない状態にする制御手段とを備えたことを特徴とする自然言語処理用辞書登録装置。
  2. 前記第1の入力手段により入力された前記原形につき前記取り得ない活用変化の種類を前記第2の入力手段により選択できない状態にする場合には、当該選択できない状態になっている活用変化の種類について、それが選択できない状態になっている旨を所定の方法でユーザに通知することを特徴とする請求項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  3. 前記第2の入力手段により前記直接入力の選択指示が入力された場合に、前記原形に対する活用形を直接入力するための第3の入力手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  4. 前記活用形を表示する前記表示画面の所定の領域と、前記原形に対する活用形を直接入力するための表示画面の領域とを、前記表示画面の同一の領域とすることを特徴とする請求項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  5. 前記編集手段は、前記活用形が前記表示画面の所定の領域に表示された後に、該活用形を編集すべき旨の指示が入力された場合に、該活用形を編集可能とすることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  6. 前記編集手段は、前記活用形が前記表示画面の所定の領域に表示された後に、該活用形が編集された場合に、該活用形を編集すべき旨の指示が入力されたものとして扱うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  7. 前記活用形を編集すべき旨の指示として、前記第2の入力手段による前記直接入力の選択指示を用いることを特徴とする請求項またはに記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  8. 前記第2の入力手段は、前記表示画面の所定の領域に表示した選択ボタンを用いて、前記活用変化の種類の選択指示又は前記直接入力の選択指示を入力することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  9. 前記選択ボタンのうち、選択されているものについては、選択されている状態に対応する形態で表示し、選択されていないものについては、選択されていない状態に対応する形態で表示することを特徴とする請求項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  10. 前記編集手段は、前記生成手段により生成され前記表示手段により表示された前記活用形を編集可能とする第1のモードと、編集不可とする第2のモードとを有し、該第1及び第2のモードのうちユーザにより指示されたモードを使用することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  11. 入力、生成又は編集された前記活用形を前記自然言語処理用辞書に登録すべき旨の指示を入力するための第4の入力手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  12. 前記自然言語処理は、機械翻訳処理であり、
    前記自然言語処理用辞書は、機械翻訳用辞書であり、
    前記活用形の登録は、前記機械翻訳処理における第1の言語の見出し語と第2の言語の訳語のいずれか一方又は双方について行うことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  13. 前記自然言語処理は、スペルチェックであり、
    前記自然言語処理用辞書は、スペルチェック用辞書であり、
    前記活用形の登録は、前記スペルチェック処理で対象とする言語の語句について行うことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の自然言語処理用辞書登録装置。
  14. 登録すべき前記語句について、その原形を入力するための第1の入力手段、前記原形に対する活用形について、既成の活用変化の種類の選択指示又は直接入力の選択指示を入力するための第2の入力手段、生成手段、表示手段、編集手段及び制御手段を備え、特定の言語を処理するための自然言語処理用辞書に対して、該言語の語句の活用情報を登録するための自然言語処理用辞書登録装置の自然言語処理用辞書登録方法において、
    前記第1の入力手段が、登録すべき前記語句について、その原形を入力する第1の入力ステップと、
    前記制御手段が、前記第1の入力ステップにおいて前記第1の入力手段が入力した前記原形につき前記活用変化の種類のうちに取り得ないものがある場合に、該取り得ない活用変化の種類について、前記第2の入力手段により選択できない状態にさせる制御ステップと、
    前記第2の入力手段が、前記原形に対する活用形について、既成の活用変化の種類の選択指示又は直接入力の選択指示を入力する第2の入力ステップと、
    前記生成手段が、前記第2の入力ステップにおいて前記第2の入力手段がいずれかの前記活用変化の種類の選択指示入力した場合に、前記原形と前記活用変化の種類に基づいて、前記原形に対する所定の活用形を生成する生成ステップと、
    前記表示手段が、前記生成ステップにおいて前記生成手段が生成した前記活用形を表示画面の所定の領域に表示する表示ステップと、
    前記編集手段が、前記表示ステップにおいて前記表示手段が表示した前記活用形を編集する編集ステップとを有することを特徴とする自然言語処理用辞書登録方法。
  15. 定の言語を処理するための自然言語処理用辞書に対して、該言語の語句の活用情報を登録するための自然言語処理用辞書登録装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、
    登録すべき前記語句について、その原形を入力するための第1の入力手段と、
    前記原形に対する活用形について、既成の活用変化の種類の選択指示又は直接入力の選択指示を入力するための第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段によりいずれかの前記活用変化の種類の選択指示が入力された場合に、前記原形と前記活用変化の種類に基づいて、前記原形に対する所定の活用形を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記活用形を表示画面の所定の領域に表示するための表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記活用形を編集するための編集手段と、
    前記第1の入力手段により前記原形が入力された際に、該原形につき前記活用変化の種類のうちに取り得ないものがある場合には、該取り得ない活用変化の種類については、前記第2の入力手段により選択できない状態にする制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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