JP3121723B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3121723B2
JP3121723B2 JP06143702A JP14370294A JP3121723B2 JP 3121723 B2 JP3121723 B2 JP 3121723B2 JP 06143702 A JP06143702 A JP 06143702A JP 14370294 A JP14370294 A JP 14370294A JP 3121723 B2 JP3121723 B2 JP 3121723B2
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雄司 上野
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松下電子工業株式会社
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PchMOS型トラン
ジスタを有する半導体装置において、このPchMOS
型トランジスタのP型導電型シリコン基板に対する耐圧
が高耐圧である半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のP型導電型シリコン基板上に形成
される素子の中で高耐圧横型NchMOS型トランジス
タと、PchMOS型トランジスタの構造について説明
する。
【0003】図3は従来の高耐圧横型NchMOS型ト
ランジスタと、PchMOS型トランジスタの断面図で
ある。まず、高耐圧横型NchMOS型トランジスタに
おいて、P型導電型シリコン基板1とは逆の導電型であ
る高濃度のドレイン領域9は、シリコン基板1とは逆の
導電型である延長ドレイン領域2中に形成され、さらに
同様に延長ドレイン領域2に包含された、シリコン基板
1とは同一導電型のPT(P−Top)領域3により周
囲を取り囲まれている。このPT領域3はシリコン基板
1と電気的に接続されている。シリコン基板1の表面部
における延長ドレイン領域2とシリコン基板1の表面に
チャンネル部6aが形成され、チャンネル部6aの上に
はゲート酸化膜6および多結晶シリコン膜からなるゲー
ト電極7が並設されている。チャンネル部6aの、延長
ドレイン領域2に相対する位置にシリコン基板1とは逆
の導電型のソース領域5が形成されており、またソース
領域5を取り囲むようにしてシリコン基板1とは同一導
電型の高濃度のチャンネルストッパー4が形成されてい
る。またソース領域5に隣接してチャンネルストッパー
4中に高濃度領域5aが設けられ、ソース領域5ととも
にソース電極16と電気的に接続されている。またドレ
イン領域9はドレイン電極17と電気的に接続されてい
る。
【0004】次にPchMOS型トランジスタにおい
て、P型導電型シリコン基板1と同一導電型であるドレ
イン領域15およびソース領域8はシリコン基板1と逆
の導電型のNW(N型ウェル)領域14中に形成されて
おり、ソース領域8に隣接してNW領域14と同じ高濃
度領域8aを設け、ソース領域8とともにソース電極1
2と電気的に接続されている。またドレイン領域15は
ドレイン電極13と電気的に接続されている。一方、ド
レイン領域15とソース領域15の間のNW領域14の
上にはゲート酸化膜11および多結晶シリコン膜からな
るゲート電極10が並設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、シリコン基板の電位が商用交流電圧などの
ように変動するシステムで使用する場合に、PchMO
S型トランジスタが形成されるNW領域14とシリコン
基板1の間の耐圧がないために、集積化できないという
問題を有してた。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、PchMOS型トランジスタ素子のシリコン基板に
対する高耐圧化を、高耐圧横型NchMOS型トランジ
スタと同レベルまで実現することのできる半導体装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体装置は、PchMOS型トランジスタ
を、P型導電型シリコン基板上の所定部に形成されたN
型電導型の延長ドレイン領域中に形成し、さらに延長ド
レインに包含されたシリコン基板と同一導電型のPT
(P−Top)領域によって周囲を取り囲んで構成した
ものである。
【0008】
【作用】この構成により、PchMOS型トランジスタ
におけるNW領域は、高耐圧横型NchMOS型トラン
ジスタにおける延長ドレイン領域に相当するため、シリ
コン基板との耐圧の高耐圧化が簡単に実現できる。よっ
て、シリコン基板の電位が商用交流電圧などのように変
動するシステムで使用する場合、素子を集積化した半導
体装置の設計において、素子とシリコン基板との間の耐
圧の問題がなくなり、設計手法が簡単にできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例である
半導体装置を示す断面図である。図1は、PchMOS
型トランジスタにおいて、シリコン基板との間の耐圧の
高耐圧化を実現したものである。図1において、1はP
型導電型シリコン基板、2はN型導電型延長ドレイン領
域、3はシリコン基板と同一導電型のPT(P−To
p)領域、4はチャンネルストッパ、5はソース領域、
5aは高濃度領域、6はゲート酸化膜、7は多結晶シリ
コン膜からなるゲート電極、8はPchMOS型トラン
ジスタのソース領域、8aは延長ドレイン領域と同一導
電型の高濃度領域、15はPchMOS型トランジスタ
のドレイン領域、10は多結晶シリコン膜からなるPc
hMOS型トランジスタのゲート電極、11はゲート酸
化膜、12はソース電極、13はドレイン電極を示して
おり、ソース領域8は高濃度領域8aとともにソース電
極と電気的に接続され、ドレイン領域15はドレイン電
極13と電気的に接続され、さらにソース領域8、高濃
度領域8aとドレイン領域15は、P型導電型シリコン
基板1上の所定部に形成されたN型導電型の延長ドレイ
ン領域2に形成され、さらに、延長ドレイン領域に包含
されているシリコン基板1と同一導電型のPT領域3に
よってその周囲を取り囲まれており、シリコン基板1と
の耐圧の高耐化を実現している。
【0010】図2は図1の平面図である。2はN型導電
型延長ドレイン領域、3はシリコン基板と同一導電型の
PT(P−Top)領域、4はチャンネルストッパ、5
はソース領域、5aは高濃度領域、7は多結晶シリコン
膜からなるゲート電極、8はPchMOS型トランジス
タのソース領域、8aは延長ドレイン領域と同一導電型
の高濃度領域、15はPchMOS型トランジスタのド
レイン領域、10は多結晶シリコン膜からPchMOS
型トランジスタのゲート電極、12はソース電極、13
はドレイン電極を示している。
【0011】なお、PchMOS型トランジスタの代り
に、PNPバイポーラトランジスタまたはツェナーダイ
オードあるいはP型導電型の抵抗体の素子を、P型導電
型シリコン基板上の所定部に形成されたN型導電型の延
長ドレイン領域中に形成し、さらに、延長ドレイン包含
されたシリコン基板と同一導電型のPT(P−TOP)
領域によって周囲を取り囲むことにより、各素子とシリ
コン基板との間の耐圧の問題はなくなる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、PchM
OS型トランジスタをP型導電型シリコン基板上の所定
部に形成されたN型導電型の延長ドレイン領域中に形成
し、さらに、延長ドレインに包含されたシリコン基板と
同一導電型のPT(P−Top)領域によって周囲を取
り囲んだ構成とすることにより、PchMOS型トラン
ジスタ素子における、シリコン基板との耐圧の高耐圧化
が簡単に実現できる。よって、シリコン基板の電位が商
用交流電圧等で変動するシステムで使用する場合、素子
の集積化が必要な半導体装置の設計手法において、素子
のシリコン基板との耐圧の問題がなくなり簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の半導体装置の平面図であ
る。
【図3】従来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 延長ドレイン領域 3 PT領域 4 チャンネルストッパ 5 ソース領域 5a 高濃度領域 6 ゲート酸化膜 6a チャンネル部 7 ゲート電極 8 ソース領域 8a 高濃度領域 9 ドレイン領域 10 ゲート電極 11 ゲート酸化膜 12 ソース電極 13 ドレイン電極 14 NW領域 15 ドレイン領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PchMOS型トランジスタを、P型導
    電型シリコン基板上の所定部に形成されたN型導電型の
    延長ドレイン領域中に形成し、さらに、延長ドレインに
    包含されているシリコン基板と同一導電型のPT(P−
    Top)領域によって周囲を取り囲まれていることを特
    徴とする半導体装置。
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