JPH05121738A - Misfetを有する半導体装置 - Google Patents

Misfetを有する半導体装置

Info

Publication number
JPH05121738A
JPH05121738A JP3277486A JP27748691A JPH05121738A JP H05121738 A JPH05121738 A JP H05121738A JP 3277486 A JP3277486 A JP 3277486A JP 27748691 A JP27748691 A JP 27748691A JP H05121738 A JPH05121738 A JP H05121738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
diffusion layer
electric field
offset
misfet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3277486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tada
元 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP3277486A priority Critical patent/JPH05121738A/ja
Publication of JPH05121738A publication Critical patent/JPH05121738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOSを製造するプロセスと同様のプロセ
スを用いて高耐圧のMISFETを形成できるドレイン
オフセット型のMISFETを有する半導体装置におい
て、オフ耐圧時にバーズビーク近傍に集中する電界を緩
和してさらに高耐圧のMISFETを実現する。 【構成】 オフセット拡散層2の表面のバーズビーク1
1近傍に、P- 型の緩和層10を形成する。この緩和層
内で、等電位線の間隔が広がり、フィールド酸化膜4に
おける電界集中が緩和され、静電破壊耐圧の大きなMI
SFETを有する半導体装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MISFETの構造に
関し、特に、フラットパネルディスプレイのドライブ回
路、スイッチング電源などに用いられる半導体装置のM
ISFETの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラットパネルディスプレイのドライブ
回路、スイッチング電源回路などに用いられるICは、
低耐圧の素子により構成される論理・演算部と、高耐圧
の素子により構成される出力・駆動回路部を備えてい
る。そして、この高耐圧の素子としては、標準的なCM
OSプロセスと同一のプロセスにより形成可能なドレイ
ンオフセット構造を有するMISFETが採用されるこ
とが多い。
【0003】図5に、従来用いられているドレインオフ
セット構造のMISFETを示す。
【0004】このMISFETは、P型の半導体基板1
の表面に、N- 型の拡散層であるオフセット拡散層2
が、CMOSプロセスにおいてN型ウェルと同様のプロ
セスにより形成されている。また、このオフセット拡散
層2と対峙する半導体基板1の表面にP型ウェルと同様
のプロセスによりP型の拡散層であるPチャネル拡散層
3が形成されている。そして、N+ 型のドレイン層9が
オフセット拡散層2の略中央に、N+ 型のソース層7が
Pチャネル拡散層3の略中央に形成されている。ソース
層7と隣接してP+ 型のチャネルコンタクト層8が形成
されている。また、これらのオフセット拡散層2、Pチ
ャネル拡散層3、ソース層7、チャネルコンタクト層8
は、ドレイン層9を中心とした同心円状に形成されてい
る。ソース層7およびチャネルコンタクト層8に低電位
が印加されるソース電極12が設置されており、ドレイ
ン層9には高電位の印加されるドレイン電極13が設置
されている。そして、ソース層7からオフセット拡散層
2に亘るPチャネル拡散層3および半導体基板1の表面
に薄いシリコン酸化膜によるゲート酸化膜5が形成され
ている。このゲート酸化膜5および上記の電極の設置さ
れている表面以外の半導体基板1の表面は、ゲート酸化
膜5より膜厚の厚いフィールド酸化膜4により覆われて
いる。そして、ゲート酸化膜5の上に、このゲート酸化
膜5に接するフィールド酸化膜4にかけてポリシリコン
製のゲート電極6が形成されている。そして、フィール
ド酸化膜4はゲート酸化膜5の接する境界部11におい
て徐々に薄くなっており、バーズビークと呼ばれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような標準CMO
Sプロセスにより形成できるドレインオフセット構造の
MISFETは、論理回路などを構成する他のCMOS
と同じプロセスにより高耐圧の素子を形成できる点で優
れている。しかしながら、近年、スイッチング電源用I
Cなどに要求されている高耐圧(500V程度以上)に
対応するためには、さらに高い静電破壊耐力が必要であ
り、電界集中を緩和するなどして静電破壊に対し対策を
とる必要がある。例えば、オフ電圧として高い電圧がか
かると、バーズビーク付近の酸化膜中の電界集中が顕著
となり、このため、従来のドレインオフセット構造のM
ISFETではオープンドレイン方式で用いられた場合
に、静電破壊が生じてしまうという問題がある。
【0006】図6に、図5に示した従来のドレインオフ
セット構造によるMISFETのバーズビーク付近を拡
大し、デバイスシミュレーションにより求めた電界の様
子を等電位線を用いて示してある。なお、シミュレーシ
ョンは半導体基板1の不純物濃度を5×1015cm-3
オフセット拡散層2の不純物の表面濃度を2×1016
-3、また、Pチャネル拡散層3の不純物の表面濃度を
2×1016cm-3としている。
【0007】ドレインオフセット構造によるMISFE
Tは、ドレイン層9の端部に発生する電界集中を緩和す
るために、不純物濃度の低いオフセット拡散層2を形成
してある。しかしながら、本図にて判るように、高電圧
がオフ時に印加されると、オフセット拡散層2の表面の
バーズビーク11付近のフィールド酸化膜4に電界が集
中してしまう。600Vを印加した時の最大電界強度E
maxは、バーズビーク近傍において1.0×106
/cm(Si中)、2.1×106 V/cm(SiO2
中)と非常に大きな値となっている。
【0008】そこで本発明においては、このような電界
集中を緩和し、さらに高耐圧のドレインオフセット構造
のMISFETとすることにより、スイッチングICな
どをさらに高耐圧なものとすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、オフセット拡散層よりさらに
不純物濃度の低い電界緩和層をオフセット拡散層の表面
に形成することにより、電界集中を緩和するようにして
いる。すなわち、本発明に係る第1導電型の半導体基層
の表面に、ソース電位の印加される第2導電型のソース
層と、ドレイン電位の印加される第2導電型のドレイン
層と、このドレイン層から半導体基層の表面に沿ってソ
ース層の方向に広がった第2導電型のオフセット拡散層
と、このオフセット拡散層からソース層に亘って半導体
基層の表面にゲート絶縁膜を介して設置されたゲート電
極とにより構成されるMISFETを少なくとも備えた
MISFETを有する半導体装置においては、オフセッ
ト拡散層の表面に、このオフセット拡散層より第2導電
型の不純物濃度の薄い電界緩和拡散層が形成されている
ことを特徴としている。
【0010】この電界緩和拡散層は、オフセット拡散層
内に独立して形成されたフローティング層で良く、少な
くともゲート絶縁膜の端部と対峙したオフセット拡散層
の表面に形成されていることが望ましい。
【0011】また、複数の電界緩和拡散層が、オフセッ
ト拡散層のソース層側の端部からドレイン層に亘って形
成されていることが望ましい。電界緩和拡散層として
は、第1導電型の拡散層を用いることができ、電界緩和
拡散層の不純物濃度は、ほぼオフセット拡散層の不純物
濃度程度以下であることが望ましい。
【0012】
【作用】かかる手段により、オフセット拡散層の表面
に、オフセット拡散層と同じ導電型の不純物の濃度が低
い電界緩和拡散層を形成することにより、オフセット拡
散層より不純物イオンの濃度の低い領域が形成される。
空乏層内の電荷の殆どを受け持つ不純物イオンの濃度が
低い領域においては、電位の急激な勾配は形成されず電
界の集中が発生し難い。従って、電界の集中が緩和され
るので、この電界の集中に起因する静電破壊が防止さ
れ、高耐圧のMISFETが実現される。不純物濃度の
低い領域によるオン抵抗の増加を防止するため、電界集
中の起こり易いオフセット拡散層の表面、特に、ゲート
絶縁膜の境界に対応したオフセット拡散層の表面に形成
することにより、電界の集中を効果的に緩和することが
できる。
【0013】また、複数の電界緩和拡散層をオフセット
拡散層のソース拡散層側の端部からドレイン拡散層に亘
って形成することにより、オフセット拡散層表面の電位
勾配を調整でき、さらに電界集中の発生は抑制される。
従って、MISFETのオフ耐圧性能の向上が図られ
る。
【0014】このような電界緩和拡散層としては、オフ
セット拡散層と反対の導電型による拡散層を用いて形成
することができ、その不純物濃度の低い拡散を用いるこ
とにより、空乏層内の電位に影響を与える不純物イオン
の濃度が低減された電界緩和拡散層が形成される。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0016】〔実施例1〕図1に本発明の実施例1に係
るMISFETを有する半導体装置の断面を示してあ
る。本例の半導体装置に形成されたオフセットドレイン
型のMISFETは、先に図5に基づき説明した従来の
MISFETと同様の構成であり、P型の半導体基板1
(不純物濃度5×1015cm-3)の表面に形成されたN
- 型の拡散層であるオフセット拡散層2(不純物の表面
濃度2×1016cm-3)と、このオフセット拡散層2と
対峙する半導体基板1の表面に形成されたP型の拡散層
であるPチャネル拡散層3(不純物の表面濃度2×10
16cm-3)と、オフセット拡散層2またはPチャネル拡
散層3の表面に形成されたドレイン層9、ソース層7、
チャネルコンタクト層8、これらの表面に形成されたゲ
ート酸化膜5、フィールド酸化膜4、そしてソース電極
12、ドレイン電極13、ゲート電極6により構成され
ている。各構成部分の構造などは、先に説明した従来の
MISFETと同様につき、同じ符号を付して説明を省
略する。
【0017】本装置において着目すべき点は、オフセッ
ト拡散層2の表面のバーズピーク11近傍からドレイン
層9に向かって延びるように、P- 型の不純物の表面濃
度が3×1016cm-3でオフセット拡散層2より浅い緩
和層10が拡散により形成されている点である。この緩
和層10は、いずれの電極とも接続されていない独立し
たフローティング状態の拡散層であり、オフセット拡散
層2の領域内に形成されている。そして、この緩和層1
0の表面にゲート酸化膜5とフィールド酸化膜6とが形
成されており、これらの上部にゲート電極6が設置され
ている。
【0018】図2に、本装置の緩和層10近傍を拡大し
て示すと共に、デバイスシミュレーションを行った結果
を示してある。本図にはシミュレーションの結果による
電界の様子を等電位線を用いて示してある。また、本例
のシミュレーションにおいても、先に図6に基づき説明
したシミュレーションと同様に600Vの電圧を印加し
ている。しかしながら、本図に示したように、本例の装
置においては、緩和層10を設置することにより、バー
ズビーク11近傍の電界集中が緩和されており、オフセ
ット拡散層2内に特に電界の集中している箇所は見当た
らない。このように、本例の装置により、先に説明した
従来のドレインオフセット型のMISFETと同様の範
囲に空乏層14が形成され、さらに、バーズビーク11
近傍において集中し易かった電界が、略均等に分散され
てた、非常に高耐圧のMISFETを実現できることが
判る。すなわち、従来のMISFETにおいては、オフ
セット拡散層2の表面において等電位線の間隔が狭ま
り、フィールド酸化膜4において電界の集中が発生して
いた。しかし、本例の装置においては、P- 型の緩和層
10の内部にも空乏層が広がり、緩和層10内の等電位
線の間隔が略等間隔となっている。このため、フィール
ド酸化膜4における電界集中が防止され、静電破壊が防
がれている。なお、本例の装置において600Vを印加
した場合の最大電界強度Emaxは、Si内において
3.5×105 V/cm、SiO2 内において5.5×
105 V/cmと大幅に緩和されており、従来の装置の
最大電界強度の1/3〜1/4程度である。
【0019】このように、オフセット拡散層に緩和層の
形成されたMISFETにおいては、オフ耐圧時におけ
る電界集中が緩和されるので、素子の静電破壊が防止さ
れ、高耐圧のドレインオフセット型のMISFETを実
現することができる。そして、このMISFETは、C
MOS製造プロセスと同様のプロセスにより形成できる
ので、論理回路などと共にスイッチングICなどに搭載
することができ、耐圧の高いスイッチング素子を有する
半導体装置を実現することができる。
【0020】〔実施例2〕図3に本発明の実施例2に係
るMISFETを有する半導体装置の断面を示してあ
る。本例の半導体装置に用いられたオフセットドレイン
型のMISFETにおける半導体基板1、オフセット拡
散層2、Pチャネル拡散層3、ドレイン層9、ソース層
7、チャネルコンタクト層8、ゲート酸化膜5、フィー
ルド酸化膜4、ソース電極12、ドレイン電極13、ゲ
ート電極6などの構成は、実施例1の装置と同様につ
き、同じ符号を付して説明を省略する。
【0021】本装置において着目すべき点は、オフセッ
ト拡散層2の表面のバーズピーク11近傍からドレイン
層9に向かって、P- 型の不純物の表面濃度が3×10
16cm-3でオフセット拡散層2より薄い複数の緩和層1
0a、b、cが形成されている点である。すなわち、本
例の装置は、複数(本例においては3つ)の緩和層10
a〜cが形成されている点が実施例1の装置と異なって
いる。しかしながら、各緩和層10a〜cにおける電界
の緩和状況は同じであり、各緩和層10a〜c内に空乏
層が広がって、等電位線の間隔は広く保持されている。
これらの緩和層10a〜cは、バーズビーク11近傍か
ら、ドレイン層9に向かって略等間隔にドレイン層9の
回りを取り囲むように形成されており、バーズビーク1
1近傍に集中する電界の緩和に加え、オフセット拡散層
2の表面全体に亘って電界の調整が図られている。この
ため、電界の分散を図ることができるので、さらに高電
圧まで静電破壊を防止でき、オフ耐圧の高い素子を実現
することができる。
【0022】図4に、本例の装置のバーズビーク11近
傍を拡大して示し、合わせて本装置のデバイスシミュレ
ーションの結果を示す。本例の装置においても、実施例
1と同様に、バーズビーク11近傍の電界集中はなくな
り、略均等な等電位線が形成されていることが判る。さ
らに、本例の装置においては、複数の緩和層10a〜b
が形成されており、本図より判るように、等電位線は緩
和層10のドレイン側に狭く、ソース側に広くなるよう
に形成されている。従って、複数の緩和層を形成するこ
とにより、オフセット拡散層2の表面の電位勾配を自由
に調整することができることが判る。このように、フロ
ーティング状態のP-型の緩和層を複数形成することに
より、電界の分散を自由に調整することができるので、
オフセット拡散層の表面に電界の集中し難いMISFE
Tを容易で実現することができる。
【0023】また、本例の装置において600Vを印加
した場合の最大電界強度Emaxは、Si内において
3.4×105 V/cm、SiO2 内において5.5×
105 V/cmと大幅に緩和されており、実施例1と同
様に、従来の装置の最大電界強度の1/3〜1/4程度
である。このように、本例の装置においても、耐圧性能
の向上されたMISFETを実現することができる。
【0024】なお、実施例1および2において、緩和層
をP型の不純物を拡散して形成しているが、この緩和層
は、耐圧時においてオフセット拡散層より不純物イオン
の濃度が低くなる層であれば良く、低濃度のN型不純物
によっても形成でき、また、P型の不純物濃度も、上記
の数値に限定されるものではないことは勿論である。
【0025】また、P型の半導体基板に形成されたMI
SFETに基づき説明しているが、拡散により形成され
たウェル状に構成されたMISFETであっても勿論良
い。さらに、Nチャネル型のMISFETに基づき説明
しているが、Pチャネル型のMISFETにおいても同
様であることは勿論であり、複数のMISFETが形成
された半導体装置においても、また、異なる導電型のM
ISFETが混在して形成された半導体装置においても
適用できることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明に
おいては、ドレインオフセット構造のMISFETを有
する半導体装置のオフセット拡散層に、オフセット拡散
層よりその不純物濃度の低くフローティング状態の1ま
たは2以上の電界緩和拡散層を形成することにより、バ
ーズビーク近傍に発生する電界集中を緩和することがで
きる。従って、電界集中に起因する静電破壊を防止する
ことができ、信頼性が高く、また、オープンドレイン型
で使用される場合の静電破壊耐力の大幅に向上したMI
SFETを実現することができる。また、複数の電界緩
和拡散層を形成することによりオフセット拡散層全体に
亘って電界集中の緩和を図ることができるので、さらに
高耐圧のMISFETを実現することができる。
【0027】このように、本発明に係るMISFETは
CMOSプロセスと同様のプロセスにより形成可能なM
ISFETでありながら高い耐圧性能を有しているの
で、本発明に係るMISFETを用いることにより、ド
ライブ回路、スイッチング電源回路などに用いられる高
耐圧で信頼性の高いMISFETを有する半導体装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を示
す平面図(a)および断面図(b)である。
【図2】実施例1のデバイスシミュレーションの結果を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施例2に係る半導体装置の構成を示
す平面図(a)および断面図(b)である。
【図4】実施例2のデバイスシミュレーションの結果を
示す説明図である。
【図5】従来の半導体装置の構成を示す平面図(a)お
よび断面図(b)である。
【図6】従来の半導体装置のデバイスシミュレーション
の結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ・・・P型の半導体基板 2 ・・・N- 型のオフセット拡散層 3 ・・・P型のPチャネル拡散層 4 ・・・フィールド酸化膜 5 ・・・ゲート酸化膜 6 ・・・ゲート電極 7 ・・・ソース層 8 ・・・チャネルコンタクト層 9 ・・・ドレイン層 10・・・P- 型の緩和層 11・・・バーズビーク 12・・・ソース電極 13・・・ドレイン電極 14・・・空乏層端

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基層の表面に、ソー
    ス電位の印加される第2導電型のソース層と、ドレイン
    電位の印加される第2導電型のドレイン層と、このドレ
    イン層から前記半導体基層の表面に沿って前記ソース層
    の方向に広がった第2導電型のオフセット拡散層と、こ
    のオフセット拡散層から前記ソース層に亘って前記半導
    体基層の表面にゲート絶縁膜を介して設置されたゲート
    電極とにより構成されるMISFETを少なくとも備え
    たMISFETを有する半導体装置において、前記オフ
    セット拡散層の表面に、このオフセット拡散層より第2
    導電型の不純物濃度の薄い電界緩和拡散層が形成されて
    いることを特徴とするMISFETを有する半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電界緩和拡散層
    は、前記オフセット拡散層内に独立して形成されたフロ
    ーティング層であることを特徴とするMISFETを有
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記電界緩
    和拡散層は、少なくとも前記ゲート絶縁膜の端部と対峙
    した前記オフセット拡散層の表面に形成されていること
    を特徴とするMISFETを有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    複数の前記電界緩和拡散層が前記オフセット拡散層の前
    記ソース層側の端部から前記ドレイン層に亘って形成さ
    れていることを特徴とするMISFETを有する半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記電界緩和拡散層は、第1導電型の拡散層であること
    を特徴とするMISFETを有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記電界緩和拡散層
    の不純物濃度は、ほぼ前記オフセット拡散層の不純物濃
    度程度以下であることを特徴とするMISFETを有す
    る半導体装置。
JP3277486A 1991-10-24 1991-10-24 Misfetを有する半導体装置 Pending JPH05121738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277486A JPH05121738A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 Misfetを有する半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277486A JPH05121738A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 Misfetを有する半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05121738A true JPH05121738A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17584268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3277486A Pending JPH05121738A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 Misfetを有する半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05121738A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005507164A (ja) * 2001-10-12 2005-03-10 インターシル アメリカズ インク 寄生バイポーラトランジスタ作用を減少したmos構造を有する集積回路
EP1571711A1 (en) * 2002-10-25 2005-09-07 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Lateral short-channel dmos, method for manufacturing same and semiconductor device
JP2007080919A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
EP1852916A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-07 Austriamicrosystems AG High voltage transistor
JP2008066508A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 New Japan Radio Co Ltd 半導体装置
JP2008091932A (ja) * 1995-04-12 2008-04-17 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 高耐圧ic
JP2009239096A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2010016041A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Sharp Corp 半導体装置
CN102637743A (zh) * 2012-05-02 2012-08-15 杭州士兰微电子股份有限公司 一种功率器件及其制造方法
JP2018530922A (ja) * 2015-10-08 2018-10-18 無錫華潤上華科技有限公司Csmc Technologies Fab2 Co., Ltd. 横方向拡散金属酸化物半導体電界効果トランジスタ
WO2022230093A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 サンケン電気株式会社 半導体装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008091932A (ja) * 1995-04-12 2008-04-17 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 高耐圧ic
JP2005507164A (ja) * 2001-10-12 2005-03-10 インターシル アメリカズ インク 寄生バイポーラトランジスタ作用を減少したmos構造を有する集積回路
EP1571711A1 (en) * 2002-10-25 2005-09-07 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Lateral short-channel dmos, method for manufacturing same and semiconductor device
EP1571711A4 (en) * 2002-10-25 2008-07-09 Shindengen Electric Mfg LATERAL SHORT CHANNEL DMOS, MANUFACTURING METHOD AND SEMICONDUCTOR ELEMENT
JP2007080919A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
EP1852916A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-07 Austriamicrosystems AG High voltage transistor
WO2007128383A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-15 Austriamicrosystems Ag High voltage transistor with improved high side performance
US8212318B2 (en) 2006-05-05 2012-07-03 Austriamicrosystems Ag High-voltage transistor with improved high stride performance
JP2008066508A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 New Japan Radio Co Ltd 半導体装置
JP2009239096A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2010016041A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Sharp Corp 半導体装置
CN102637743A (zh) * 2012-05-02 2012-08-15 杭州士兰微电子股份有限公司 一种功率器件及其制造方法
JP2018530922A (ja) * 2015-10-08 2018-10-18 無錫華潤上華科技有限公司Csmc Technologies Fab2 Co., Ltd. 横方向拡散金属酸化物半導体電界効果トランジスタ
WO2022230093A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 サンケン電気株式会社 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05121738A (ja) Misfetを有する半導体装置
JP4864344B2 (ja) 半導体装置
JP2954854B2 (ja) 集積回路チップ
JP4166010B2 (ja) 横型高耐圧mosfet及びこれを備えた半導体装置
JPH08236754A (ja) pチャネル型高耐圧MOSFET
JPH04241452A (ja) 半導体集積回路装置
US6043534A (en) High voltage semiconductor device
JPH04241463A (ja) 半導体装置
JP3217552B2 (ja) 横型高耐圧半導体素子
JPH0344425B2 (ja)
JPH1041402A (ja) 過電流保護形dmos fet
JPS62141754A (ja) 高耐圧半導体装置
JPH0817206B2 (ja) 半導体装置
JPH01207977A (ja) 半導体装置
JPH01286367A (ja) 縦型電界効果トランジスタ
JPH0453169A (ja) 半導体保護装置
JPS5858747A (ja) Mos型半導体集積回路
KR950003238B1 (ko) 다중-전극을 이용한 논리소자의 구조
JPH09191054A (ja) Cmosトランジスタ
JPS62101077A (ja) 縦型絶縁ゲ−ト形電界効果半導体装置
JP3233002B2 (ja) 電界効果トランジスタ
JPS5837989B2 (ja) 電界効果半導体装置
JP2003258249A (ja) 半導体集積回路
JP2001111043A (ja) Mosfetの製造方法
JPS63275180A (ja) Mos形電界効果トラジスタ