JPH053289A - 電力用半導体装置 - Google Patents

電力用半導体装置

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JPH053289A
JPH053289A JP79491A JP79491A JPH053289A JP H053289 A JPH053289 A JP H053289A JP 79491 A JP79491 A JP 79491A JP 79491 A JP79491 A JP 79491A JP H053289 A JPH053289 A JP H053289A
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JP
Japan
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field effect
effect transistor
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current
fet
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JP79491A
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Inventor
信光 ▲高▼橋
Nobumitsu Takahashi
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】出力用縦型MOS FET22と電流検出用縦
型MOS FET21を並列に接続する。21のソース
と22のソースとの間に制御用抵抗素子24を挿入す
る。ゲート端子Gとソース端子Sの間に制御用トランジ
スタ23を挿入する。21,22,23,24を同一半
導体チップに集積して形成する。 【効果】 電流制御機能付の電力用半導体装置が得ら
れ、電流制御用の複雑な外部回路が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力用半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電力用半導体装置では、出力用絶
縁ゲート電界効果トランジスタと検出用絶縁ゲート電界
効果トランジスタとを並列に接続し、電流検出端子(検
出用絶縁ゲート電界効果トランジスタのソース端子)よ
りとり出し、そのとり出した電流を過電流検出用の回路
により出力用トランジスタの出力電流が過大とならない
よう制御を行っていた。これを図4を参照して説明す
る。図4は出力用絶縁ゲート電界効果トランジスタとし
てパワーMOS FETを用いた場合の過電流検出回路
例である。
【0003】図4の回路で入力端子26は、前述の電流
検出端子に接続されており出力端子27は出力用パワー
MOS FETのゲート端子に接続されている。電力用
半導体装置の電流にほぼ比例した電流が電流検出端子か
ら外部抵抗31に流れ、その両端に電圧降下があらわれ
る。この電圧降下を第1演算増幅器28で増幅し、第2
演算増幅器29で比較用電源30の電圧と比較する。第
1演算増幅器の出力は第2演算増幅器29の負側入力に
接続され、比較用電源30の電圧より大なる場合に第2
演算増幅器29の出力は接地電位となりダイオード32
および出力端子27を通して出力用パワーMOS FE
Tのゲート端子は接地され、出力電流はしゃ断される。
このようにして、過大な出力電流に対し、制御を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電力用半導
体装置は、回路構成が複雑な外部回路を必要とするとい
う問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電力用半導体装
置は、半導体チップに形成された出力用縦型絶縁ゲート
電界効果トランジスタと、前記半導体チップに前記出力
用縦型ゲート電界効果トランジスタと並列に接続して形
成された電流検出用縦型絶縁ゲート電界効果トランジス
タと、前記半導体チップに前記電流検出用縦型絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタのソース電極と前記出力用縦型
絶縁ゲート電界効果トランジスタのソース電極との間に
挿入して形成された制御用抵抗素子と、前記半導体チッ
プに前記出力用縦型絶縁ゲート電界効果トランジスタお
よび電流検出用縦型絶縁ゲート電界効果トランジスタの
共通ゲート電極と前記出力用縦型絶縁ゲート電界効果ト
ランジスタのソース電極間に挿入されて形成され前記制
御用抵抗素子の電圧降下に応じて開閉される電流制御素
子とを有するというものである。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の半導体チップの断面
図、図2は回路図である。
【0007】高濃度N型シリコン基体1a上に形成され
た低濃度N型エピタキシャル層1bを有するシリコン基
板の表面から3〜15μmの深さにかけてP型拡散層1
1,14を設ける。P型拡散層11(縦型MOS FE
Tのベース)にはN型拡散層17(縦型MOS FET
のソース)が設けられている。N型拡散層17と低濃度
N型エピタキシャル層1bで挟まれたP型拡散層11の
表面にはゲート絶縁膜を介してゲート電極用のポリシリ
コン膜5が設けられている。アルミニウム膜などのソー
ス電極2およびゲート電極4はそれぞれN型拡散層17
およびポリシリコン膜5に接続されている。P型拡散層
11,N型拡散層17,ゲート電極4などで電流検出用
縦型MOS FET21を構成している。同様に、P型
拡散層14,N型拡散層18,ゲート電極19,ソース
電極20などにより出力用縦型MOS FET22を構
成している。なお、トランジスタ21,22は便宜上、
基本セルのみを図示してある。制御用トランジスタ23
は、P型拡散層13に形成されたN型拡散層15,16
(N型拡散層17,18と同一工程で形成される。)を
ドレイン,ソースとする横型MOS FETである。6
は制御用トランジスタ23のゲート電極の一部をなすポ
リシリコン膜、7はゲート電極、8はソース電極、10
はドレイン電極である。又、制御用抵抗素子24は、P
型拡散層12(深さ3〜5μm)、端子9a,9bを有
する拡散層抵抗素子である。図2から明らかなように、
出力用縦型MOS FET22,電流検出用縦型MOS
FET21は並列に接続され、それらの共通ゲート端
子G(ゲート電極4,19に接続されている)と、出力
用縦型MOS FET22のソース端子S(ソース電極
20および端子9bに接続されている。)との間に制御
用トランジスタ23が挿入されている。この電力用半導
体装置のドレイン電流は電流検出用縦型MOSFET2
1のオン抵抗と制御用抵抗素子24の抵抗の和と出力用
縦型MOS FETトランジスタ22のオン抵抗の逆比
に分流される。ドレイン電流が過電流となった場合、制
御用抵抗素子24の両端に4Vの電位差があらわれるよ
うに電流検出用縦型MOS FET21と制御用抵抗素
子24の値を決定し、制御用トランジスタ23のVgs
(off)を1.5±0.5V,Vds(on)(Vg
s=4V)≦1Vと設定し、出力用縦型MOS FET
21のVgs(off)を2.0±0.5Vに設定すれ
ば、出力用縦型MOS FET21のゲート電位は1V
となりドレイン電流はしゃ断される。また、制御用トラ
ンジスタ23のBVdssを30Vとることにより、出
力用縦型MOS FET22および電流検出用縦型MO
S FET21のゲートを保護することができる。
【0008】図3に本発明の第2の実施例の回路図を示
す。この実施例は、制御用トランジスタ25をバイポー
ラトランジスタにより構成した例である。この実施例で
は、制御用トランジスタ25をバイポーラトランジスタ
にしたことにより、hfeをコントロールすることによ
り、より自由度の高い過電流値コントロールを行うこと
ができる。また、第1の実施例と同様に制御用トランジ
スタ25のBVceoを30Vとすることにより、出力
用縦型MOS FET22および電流検出用縦型MOS
FET21のゲートを保護することができる。
【0009】なお、以上の実施例で判るように、単に制
御用トランジスタを用いて過電流制御が可能な理由は、
制御用抵抗素子と制御用トランジスタを内蔵させること
により、外部雑音の影響を半導体チップを搭載したパッ
ケージで遮断することができるからである。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出力用縦
型絶縁ゲート電界効果トランジスタ、電流検出用縦型絶
縁ゲート電界効果トランジスタ、制御用トランジスタお
よび制御用抵抗素子を同一半導体チップに集積して設け
ることで、電流制御機能付の電力用半導体装置を実現で
きる。従って、従来のように、複雑な構成の電流制御用
の外部回路が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体チップの断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】従来の電力用半導体装置の出力制御を行う過電
流検出回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1a 高濃度N型シリコン基体 1b 低濃度N型エピタキシャル層 2 電流検出用縦型MOS FETのソース電極 3 ドレイン電極 4 電流検出用縦型MOS FETのゲート電極 5,6 ポリシリコン膜 7 制御用トランジスタのゲート電極 8 制御用トランジスタのソース電極 9a,9b 制御用抵抗素子の電極 10 制御用トランジスタのドレイン電極 11〜14 P型拡散層 15〜18 N型拡散層 19 出力用縦型MOS FETのゲート電極 20 出力用縦型MOS FETのソース電極 21 電流検出用縦型MOS FET 22 出力用縦型MOS FET 23 制御用トランジスタ 24 制御用抵抗素子 25 制御用トランジスタ 26 入力端子 27 出力端子 28 第1演算増幅器 29 第2演算増幅器 30 比較用電源 31 外部抵抗 32 ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに形成された出力用縦型絶
    縁ゲート電界効果トランジスタと、前記半導体チップに
    前記出力用縦型ゲート電界効果トランジスタと並列に接
    続して形成された電流検出用縦型絶縁ゲート電界効果ト
    ランジスタと、前記半導体チップに前記電流検出用縦型
    絶縁ゲート電界効果トランジスタのソース電極と前記出
    力用縦型絶縁ゲート電界効果トランジスタのソース電極
    との間に挿入して形成された制御用抵抗素子と、前記半
    導体チップに前記出力用縦型絶縁ゲート電界効果トラン
    ジスタおよび電流検出用縦型絶縁ゲート電界効果トラン
    ジスタの共通ゲート電極と前記出力用縦型絶縁ゲート電
    界効果トランジスタのソース電極間に挿入されて形成さ
    れ前記制御用抵抗素子の電圧降下に応じて開閉される電
    流制御素子とを有することを特徴とする電力用半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 制御用抵抗素子は拡散層抵抗素子である
    請求項1記載の電力用半導体装置。
  3. 【請求項3】 電流制御素子は横型絶縁ゲート電界効果
    トランジスタである請求項1記載の電力用半導体装置。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971104