JP3118553B2 - セメント類含有率測定装置 - Google Patents
セメント類含有率測定装置Info
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Description
セメントや石灰等のセメント類の含有率を測定するセメ
ント類含有率測定装置に関する。
善する工法として、セメント安定処理工法が知られてお
り、最近その用途がますます拡大している。
の一つとしてセメント混合後間もない処理土の試料を採
取し、セメントが所定量かつ均一に混合されているか判
定することが重要であるため、これらの処理土のセメン
トの含有率が測定される。
ムを一定比率で多量含むことから、処理土のセメント含
有率は、塩酸溶解−キレート滴定法、塩酸溶解−原子吸
光法などによってカルシウムを分析して求められるもの
であった。
精度であるが、比較的多くの設備・時間・熟練を要する
という欠点がある。
メント含有率の測定法として、塩酸溶解熱法が用いられ
てきている。この塩酸溶解熱法は、対象土に塩酸を添加
すると、その反応熱によって対象土が温度上昇し、その
上昇温度が、セメント量にほぼ比例して増大するという
特性を利用して、セメント含有率を測定する方法であ
る。
セメント類の含有率を測定するためには、正確な塩酸の
添加量及び正確な温度測定等が必要であり、簡易迅速に
これらの技術的課題を解決する手段が未解決であったた
め、塩酸溶解熱法を利用した測定装置は、実用化されて
いないのが実情である。
れたものであり、対象土に含まれるセメント類の含有率
を簡易迅速に測定し得るセメント類含有率測定装置を提
供することを目的とする。
の本発明の構成を説明する。
は、対象土に含まれるセメント類の含有率を測定するセ
メント類含有率測定装置であって、当該対象土を所定量
収容する、例えばデュア瓶等の収容手段と、前記この収
容手段内に塩酸を分注する分注手段と、前記収容手段内
の対象土及び塩酸を混合する混合手段と、混合による対
象土の上昇温度を検出する検出手段とを有し、前記分注
手段は、塩酸を収容するタンクと、前記収容手段内に対
する分注ノズルと、前記タンクと該分注ノズルとの間の
流路に分注すべき所定量の塩酸を溜める塩酸溜めとを備
え、該塩酸溜めに溜められた前記所定量の塩酸を重力に
より前記分注ノズルから収容手段内に分注することを特
徴とし、所定量の対象土をデュア瓶等の収容手段に収容
し、分注手段が収容手段内に塩酸をその重力により所定
量分注し、混合手段が収容手段内の対象土及び塩酸を混
合すると、その反応熱によって対象土の温度が上昇し、
検出手段がその温度上昇を検出する。予め求めておいた
セメント類の含有率と上昇温度との関係を参照して当該
対象土に含まれるセメント類の含有率を求める。
定装置は、対象土に含まれるセメント類の含有率を測定
するセメント類含有率測定装置であって、当該対象土を
所定量収容する収容手段と、この収容手段内に塩酸を所
定量分注する分注手段と、前記収容手段内の対象土及び
塩酸を混合する混合手段と、混合による対象土の上昇温
度を検出する検出手段とを有し、前記分注手段は、塩酸
を収容するタンクと、前記収容手段に対する分注ノズル
とを備え、前記タンクと前記分注ノズルとの間の流路に
前記分注すべき所定量の塩酸を溜める塩酸溜めを設け、
この塩酸溜めの前後の流路に各々バルブを介装したもの
であるとともに、前記塩酸溜めは、上方に配置した前記
タンクに連通する塩酸供給流路と、当該塩酸溜めの上端
部分から前記タンク内に延長する通気流路と、当該塩酸
溜めの下端部分から前記分注ノズルに連通する分注流路
とを備え、かつ前記通気流路を枝分かれさせて、各々を
前記タンク内に収容された塩酸より上方に開口させると
ともに、この通気流路に介装したバルブによって、枝分
かれした流路を選択するようにしたことを特徴とするも
のである。この発明によれば、バルブ操作により、タン
クから塩酸溜めに所定量の塩酸を溜め、分注ノズルから
その所定量の塩酸を吐出してデュア瓶内に分注する。こ
れにより、ポンプや電磁弁を用いなくても塩酸の定量分
注が可能となり、構成が簡易となる。また、分注流路の
バルブを閉塞し通気流路のバルブによって一方の流路を
選択した状態で、供給流路のバルブを解放することによ
り、上方のタンクから供給される塩酸が、塩酸溜め中の
空気を排出しつつこれの内部に充填されることになる。
そして、通気流路のバルブによって他方の流路を選択し
供給流路のバルブを閉塞した状態で、分注流路のバルブ
を解放すれば、充填された塩酸は、他方の流路から空気
を塩酸溜めに供給しつつ、その重力により、塩酸溜め及
び各流路のノズルまでの容積を定量として、分注ノズル
に向かって分注排出されることになる。
測定装置は、前記塩酸溜めの上端部分及び下端部分を、
先端に向かって縮径する錐体状とするとともに、その先
端部分に前記通気流路あるいは分注流路を配設したこと
を特徴とし、通気流路あるいは分注流路が取り付けられ
らる塩酸溜めの上端部分及び下端部分が、先端に向かっ
て縮径していることにより、空気あるいは塩酸を内部に
残留させることなく、塩酸を充填しあるいは排出して、
一定の量の塩酸を正確に分注ノズルに分注する。
有率測定装置は、好ましくは、前記塩酸溜めの上端部分
及び下端部分を、先端に向かって縮径する錐体状とする
とともに、その先端部分に前記通気流路あるいは分注流
路を配設したことを特徴とし、通気流路あるいは分注流
路が取り付けられらる塩酸溜めの上端部分及び下端部分
が、先端に向かって縮径していることにより、空気ある
いは塩酸を内部に残留させることなく、塩酸を充填しあ
るいは排出して、一定の量の塩酸を正確に分注ノズルに
分注する。
参照して詳述する。
の一実施形態を示す正面図、図2は本装置を右側面から
見た縦断面図である。
上に直方体状の下部筺体3aを取り付け、その下部筺体
3aの上部に直方体状の上部筺体3bを取り付け、さら
にその上部筺体3bの上部に、塩酸Hを収容する例えば
透明板等からなる塩酸タンク4を取り付けたものであ
る。なお、塩酸タンク4は、後述する分注手段6の一部
を構成するものである。
対象土Sを所定量収容する収容手段としてのデュア瓶5
を、後述する混合手段7の支持板70上に着脱可能に設
け、塩酸タンク4からデュア瓶5内に塩酸Hを所定量分
注する分注手段6と、デュア瓶5内の対象土S及び塩酸
Hを混合する混合手段7と、塩酸タンク4内の塩酸Hの
平衡温度を検出する平衡温度検出センサ8と、デュア瓶
5内の対象土Sの反応温度を検出する反応温度検出セン
サ9と、上部筺体3bの正面に設けられた操作パネル1
0とを具備している。
に、攪拌モータ71を配置し、この攪拌モータ71を駆
動する図3に示す攪拌モータ駆動回路72を備え、上部
筐体3bの下面から攪拌モータ71の出力軸を突出さ
せ、その出力軸の先端に攪拌羽根73を設けている。ま
た、混合手段7は、下部筐体3aの内部に、ベース2側
から互いに平行に立設された案内軸74及びスクリュー
軸75と、案内軸74及びスクリュー軸75の上端部を
固定する固定板76と、この固定板76に取り付けら
れ、スクリュー軸75を回動させる昇降モータ77と、
この昇降モータ77を駆動する図3に示す昇降モータ駆
動回路78と、支持板70の昇降動作の上限及び下限位
置をそれぞれ検出する上限センサ79a及び下限センサ
79bとを配設し、昇降モータ駆動回路78により昇降
モータ77を駆動してスクリュー軸75を回動させるこ
とにより、上限センサ79a及び下限センサ79bが各
々上限位置及び下限位置を検出するまで支持板70が昇
降動作するようになっている。
11と、反応温度表示器12と、タイマー表示器13
と、上昇釦14aと、下降釦14bと、攪拌開始釦14
cと、攪拌停止釦14dと、後述する分注手段6のバル
ブ62,64,66を操作するバルブ用つまみ62a,
64a、66aを設けている。
配置された平衡温度センサ8が検出する塩酸Hの平衡温
度を表示するものである。
が検出する温度のうち最大温度を保持するサンプリング
ホールド回路と、サンプリングホールド回路が保持する
最大温度をクリアするリセット釦とを備え、サンプリン
グホールド回路が保持する最大温度を表示するものであ
る。
せるスタート釦と、計時をストップさせるストップ釦
と、経過時間の表示をクリアするリセット釦とを備え、
スタート釦が押下されてからの経過時間を後述する図3
のタイマー回路15により計時し、その経過時間を表示
するものである。
図である。
ンサ8を平衡温度表示器11に接続し、反応温度センサ
9を反応温度表示器12に接続し、上昇釦14a及び下
降釦14bを昇降モータ駆動回路78に接続し、攪拌開
始釦14c及び攪拌停止釦14dを攪拌モータ駆動回路
72に接続し、タイマー表示器13をタイマー回路15
に接続している。また、攪拌モータ駆動回路72には、
攪拌モータ71を接続し、昇降モータ駆動回路78に
は、昇降モータ77、上限スイッチ79a、下限スイッ
チ79bを接続している。
めの図である。
c)の容積を有する塩酸溜めとしての分注筒60を有
し、この分注筒60の側面には、塩酸タンク4の底部と
接続する供給流路としての供給管61を設け、その供給
管61には2方弁の供給バルブ62を介装し、この分注
筒60の下面には、分注流路としての分注管63を下方
向へ突出し、その分注管63には2方弁の分注バルブ6
4を介装する。また、分注筒60の上面には、塩酸タン
ク4内の大気へ通じる通気流路としての主通気管65を
設け、その主通気管65には3方弁の空気抜きバルブ6
6を介装し、その空気抜きバルブ66には、塩酸タンク
4内の大気へ通じる補助通気管67を、主通気管65か
ら枝分かれして設けている。そして、分注管63の先端
には、図1、図2に示す分注ノズル68を接続してい
る。
端部分は、塩酸タンク4の外部まで延長させることもで
きるが、主通気管65の上端部分は、主通気管65内に
残留する余剰の塩酸Hを排出することができるように、
塩酸タンク4内に配置することが好ましい。
は分注筒60の側面において分注筒60と接続している
が、かかる構成を採用することにより、内部に空気を残
留させることなく、分注筒60の内部に容易に塩酸Hを
充填することができる。
5乃至図7をも参照して説明する。まず、図4に示すよ
うに、供給バルブ62を締めた後、分注バルブ64を締
め、空気抜きバルブ66の主通気管65側を開け、補助
通気管67側を締め、分注筒60内の空気抜きを可能と
する。
ように、供給バルブ62を開ける。塩酸タンク4内の塩
酸Hが、供給管61を通って分注筒60内に入り込む。
このとき、空気抜きバルブ66の主通気管65側は開い
ているので、分注筒60内の空気は主通気管65を通っ
て排気され、分注筒60、供給管61、主通気管65及
び分注管63の分注バルブ64の位置まで塩酸Hで満た
される。
供給した後、図6に示すように、供給バルブ62を締
め、空気抜きバルブ66の主通気管65側を締め、補助
通気管67側を開けて分注筒60内の空気抜きを可能と
する。なお、分注筒60内の塩酸Hの量と、各バルブ6
2、64、66より分注筒60側の分注管61、供給管
64及び主通気管65内の各塩酸Hの量との総和がディ
ア瓶5内に分注すべき所定量(例えば100ml)とな
るようにしておく。
4を開けると、分注筒60内の空気が補助通気管67を
通って排気されるとともに、所定量の塩酸Hが分注管6
1から図1、図2に示す分注ノズル68を通ってディア
瓶5内に分注される。
ル68は、先端を折曲させ、攪拌羽根73とともに、支
持板70が上昇した際に、デュア瓶5内に入るようにし
ている。
も参照して説明する。図8はディア瓶5が上限位置まで
上昇した状態を示す本装置1の縦断面図である。なお、
図9に示すグラフが、予め作成されているとして以下説
明する。図9はセメント類の含有率と上昇温度との関係
を示すグラフである。同図は、セメント類として普通ポ
ルトランドセメント90、高炉セメントB種91及び特
殊セメント92の場合を表している。
セメント類のうちセメントの種類が分っており、そのセ
メント含有率が未知の対象土Sをデュア瓶5内に所定量
(例えば100g)収容する。
14aを押下すると、昇降モータ駆動回路78は、図8
に示すように、昇降モータ77を駆動して支持板70を
上昇させる。上限センサ79aが、支持板70の上限位
置を検出すると、昇降モータ駆動回路78は、昇降モー
タ77の駆動を停止する。
出しているバルブ用つまみ62a、64a及び66aを
操作して前述したように分注手段6の各バルブ62,6
4,66の開閉を行い、塩酸タンク4から所定量(例え
ば100ml)の塩酸Hをデュア瓶5内に分注する。
下すると同時にタイマー表示器13のスタート釦を押下
する。攪拌モータ駆動回路72は、攪拌モータ71を駆
動する。攪拌モータ71の出力軸の先端に設けられた攪
拌羽根73が回転する。これにより、デュア瓶5内の対
象土Sと塩酸Hとが混合攪拌されて、その反応熱により
対象土Sの温度が上昇する。
センサ8が検出した塩酸Hの平衡温度を表示し、反応温
度表示器12は、反応温度センサ9が検出した反応温度
のうち最大値を表示している。また、タイマー表示器1
3は、スタート釦が押下されてからのタイマー回路15
の計時による経過時間を表示している。
くなると、操作者は、タイマー表示器13の表示時間が
所定時間に達したことを確認し、攪拌停止釦14dを押
下し、タイマー表示器13のストップ釦を押下する。攪
拌モータ駆動回路72は、攪拌モータ71の駆動を停止
する。
る。昇降モータ駆動回路78は、昇降モータ77を駆動
して支持板70を下降させる。下限スイッチ79bが支
持板70の下限位置を検出すると、昇降モータ駆動回路
78は、昇降モータ77の駆動を停止する。
いる反応温度と平衡温度表示器11が表示している平衡
温度との差である上昇温度を求め、図9に示すグラフを
参照して対象土Sのセメント含有率を求める。なお、図
9に示すグラフは、あるセメント類について既知の含有
量を変化させながら上述したように含有量と上昇温度を
測定しプロットすることにより作成することができる。
上端部分及び下端部分を、先端に向かって縮径する円
錐、角錐等の錐体状とするとともに、その上方先端部分
に主通気管65を、下方先端部分に分注管63を各々接
続するようにすれば、塩酸Hを充填する際や分注排出す
る際に、分注筒60の上端部分や下端部分に空気あるい
は塩酸Hを残留させることがなく、したがって塩酸Hの
分注量に誤差が生じるのを容易に回避することができ
る。
簡易迅速に正確な塩酸Hの添加量及び正確な温度測定を
達成できるようにしたので、塩酸溶解熱法を利用したセ
メント類含有率測定装置を提供することができる。ま
た、簡単な操作により、セメントの含有率の測定を行う
ことができるので、操作に熟練を要することがなくな
り、操作者の負担軽減を図ることができる。また、簡素
な構成としたので、小型化を図ることができる。
ず、その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施でき
る。また、本実施形態では、セメント類としてセメント
の含有率を測定する場合について説明したが、その他の
石灰等のセメント類であっても同様にその含有率を測定
することが可能である。
ば、所定量の対象土を収納した収容手段内に分注手段に
より塩酸を所定量分注し、混合手段により収容手段内の
対象土及び塩酸を混合して、その反応熱によって上昇し
た対象土の温度を検出手段により検出し、予め求めてお
いたセメント類の含有率と上昇温度との関係を参照して
当該対象土に含まれるセメント類の含有率を求めること
ができるので、対象土に含まれるセメント類の含有率を
簡易迅速に測定し得るセメント類含有率測定装置を提供
することができる。また、ポンプや電磁弁を用いなくて
も塩酸の定量分注が可能となり、構成が簡易となる。さ
らに、請求項2記載の発明によれば、定量の塩酸をさら
に容易に分注することができる。さらにまた、請求項3
記載の発明によれば、定量の塩酸をさらに正確に分注す
ることができる。
プや電磁弁を用いなくても塩酸の定量分注が可能とな
り、構成が簡易となる。
量の塩酸をさらに容易に分注することができる。
ば、定量の塩酸をさらに正確に分注することができる。
る。
る。
る。
る。
グラフである。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 対象土に含まれるセメント類の含有率を
測定するセメント類含有率測定装置であって、 当該対象土を所定量収容する収容手段と、この収容手段
内に塩酸を分注する分注手段と、前記収容手段内の対象
土及び塩酸を混合する混合手段と、混合による対象土の
上昇温度を検出する検出手段とを有し、 前記分注手段は、塩酸を収容するタンクと、前記収容手
段内に対する分注ノズルと、前記タンクと該分注ノズル
との間の流路に分注すべき所定量の塩酸を溜める塩酸溜
めとを備え、該塩酸溜めに溜められた前記所定量の塩酸
をその重力により前記分注ノズルから収容手段内に分注
することを特徴とするセメント類含有率測定装置。 - 【請求項2】 対象土に含まれるセメント類の含有率を
測定するセメント類含有率測定装置であって、 当該対象土を所定量収容する収容手段と、この収容手段
内に塩酸を所定量分注する分注手段と、前記収容手段内
の対象土及び塩酸を混合する混合手段と、混合による対
象土の上昇温度を検出する検出手段とを有し、 前記分注手段は、塩酸を収容するタンクと、前記収容手
段に対する分注ノズルとを備え、前記タンクと前記分注
ノズルとの間の流路に前記分注すべき所定量の塩酸を溜
める塩酸溜めを設け、この塩酸溜めの前後の流路に各々
バルブを介装したものであるとともに、 前記塩酸溜めは、上方に配置した前記タンクに連通する
塩酸供給流路と、当該塩酸溜めの上端部分から前記タン
ク内に延長する通気流路と、当該塩酸溜めの下端部分か
ら前記分注ノズルに連通する分注流路とを備え、かつ前
記通気流路を枝分かれさせて、各々を前記タンク内に収
容された塩酸より上方に開口させるとともに、この通気
流路に介装したバルブによって、枝分かれした流路を選
択するようにした ことを特徴とするセメント類含有率測
定装置。 - 【請求項3】 前記塩酸溜めの上端部分及び下端部分
を、先端に向かって縮径する錐体状とするとともに、そ
の先端部分に前記通気流路あるいは分注流路を配設した
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセメント類
含有率測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07185762A JP3118553B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | セメント類含有率測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07185762A JP3118553B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | セメント類含有率測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0933465A JPH0933465A (ja) | 1997-02-07 |
JP3118553B2 true JP3118553B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16176435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07185762A Expired - Lifetime JP3118553B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | セメント類含有率測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118553B2 (ja) |
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JP6163360B2 (ja) * | 2013-06-07 | 2017-07-12 | ケミカルグラウト株式会社 | 地盤改良管理方法 |
JP6699135B2 (ja) * | 2015-11-05 | 2020-05-27 | 株式会社大林組 | 電気比抵抗検知装置およびソイルセメント体の品質管理方法 |
JP6355799B2 (ja) * | 2017-06-19 | 2018-07-11 | ケミカルグラウト株式会社 | 地盤改良管理方法及び装置 |
CN108761043A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-06 | 俞怡蒙 | 一种便携式土壤质量智能检测仪及其检测方法 |
JP7218204B2 (ja) * | 2019-02-19 | 2023-02-06 | 株式会社大林組 | 固化材含有量の計測装置及び、計測方法 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP07185762A patent/JP3118553B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
久保博、外1名"ソイルセメントのセメント含有量試験への塩酸溶解熱法の適用"、大林組技術研究所報、平成5年2月10日発行、第46号、p75−78 |
原稔明、外3名、"塩酸溶解熱法によるまだ固まらないコンクリートの水セメント比の測定"、ダム技術、平成2年、第38号、p31−41 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0933465A (ja) | 1997-02-07 |
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