JP3150007B2 - メタンフェタミンまたはその誘導体の検出装置 - Google Patents
メタンフェタミンまたはその誘導体の検出装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療、警察、税関業務
等において用いられるメタンフェタミンまたはその誘導
体の検出装置に関するものである。
等において用いられるメタンフェタミンまたはその誘導
体の検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタンフェタミンまたはその誘導体は覚
醒剤の主成分であり、これらを簡易迅速に検出する技術
の開発が求められている。一般に、これらメタンフェタ
ミンまたはその誘導体を検出する方法として、粉末サン
プル又は溶液化したサンプルを検出装置に導入して検出
を行うガスクロマトグラフィ若しくは質量分析法、溶液
化したサンプルを装置に導入して検出を行う液体クロマ
トグラフィ、抗原抗体反応を利用したフロー式若しくは
手動バッチ式検出法、ポリクローナル抗体を用いた酵素
免疫測定法等が行われている。
醒剤の主成分であり、これらを簡易迅速に検出する技術
の開発が求められている。一般に、これらメタンフェタ
ミンまたはその誘導体を検出する方法として、粉末サン
プル又は溶液化したサンプルを検出装置に導入して検出
を行うガスクロマトグラフィ若しくは質量分析法、溶液
化したサンプルを装置に導入して検出を行う液体クロマ
トグラフィ、抗原抗体反応を利用したフロー式若しくは
手動バッチ式検出法、ポリクローナル抗体を用いた酵素
免疫測定法等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらメタ
ンフェタミンまたはその誘導体が含まれているか否かを
調査すべきサンプルには、覚醒剤不法所持容疑者の自宅
を家宅捜索し、床面にこぼれ落ちたものを集塵機により
集めたものが含まれる。このようにして集められたサン
プルには塵やほこり等の不純物が多数含まれる。そのた
め、サンプルを直接又は溶液化して検出を行うガスクロ
マトグラフィ、液体クロマトグラフィおよび質量分析に
おいては、サンプルに含まれる不純物の影響により、メ
タンフェタミン等の存否又はメタンフェタミンの量等を
正確に検出することは困難であった。又、一般に、これ
らの各検出法では温度を一定に保ために水循環式の恒温
装置が用いられるため、寒冷地での使用が制限され、ま
た保守も必要であった。
ンフェタミンまたはその誘導体が含まれているか否かを
調査すべきサンプルには、覚醒剤不法所持容疑者の自宅
を家宅捜索し、床面にこぼれ落ちたものを集塵機により
集めたものが含まれる。このようにして集められたサン
プルには塵やほこり等の不純物が多数含まれる。そのた
め、サンプルを直接又は溶液化して検出を行うガスクロ
マトグラフィ、液体クロマトグラフィおよび質量分析に
おいては、サンプルに含まれる不純物の影響により、メ
タンフェタミン等の存否又はメタンフェタミンの量等を
正確に検出することは困難であった。又、一般に、これ
らの各検出法では温度を一定に保ために水循環式の恒温
装置が用いられるため、寒冷地での使用が制限され、ま
た保守も必要であった。
【0004】フロー式検出法においては抗原抗体反応を
行う際、試薬とサンプルとがチューブ状の反応容器(セ
ル)の内部に連続的に供給され拡散的に混合されるた
め、希釈による感度低下が生ずる。また、手動バッチ式
検出法では、液体化されたサンプル、抗体液および色素
液を手動によるピペット操作により反応容器に注入し撹
拌した後蛍光を検出するため、各検出ごとに反応容器等
を洗浄しなければならず、作業効率が低かった。さら
に、酵素免疫測定法ではポリクローナル抗体を用いてい
るため、高感度化を図ることは困難であった。
行う際、試薬とサンプルとがチューブ状の反応容器(セ
ル)の内部に連続的に供給され拡散的に混合されるた
め、希釈による感度低下が生ずる。また、手動バッチ式
検出法では、液体化されたサンプル、抗体液および色素
液を手動によるピペット操作により反応容器に注入し撹
拌した後蛍光を検出するため、各検出ごとに反応容器等
を洗浄しなければならず、作業効率が低かった。さら
に、酵素免疫測定法ではポリクローナル抗体を用いてい
るため、高感度化を図ることは困難であった。
【0005】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたものであり、サンプルに含まれている不純
物の影響を除去し、高感度で且つ保守が容易なメタンフ
ェタミンまたはその誘導体の検出装置を提供することを
目的としている。
めになされたものであり、サンプルに含まれている不純
物の影響を除去し、高感度で且つ保守が容易なメタンフ
ェタミンまたはその誘導体の検出装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の検出
装置は、粉末サンプルをメタンフェタミン構造を有する
蛍光色素液に溶解させたサンプル液に抗メタンフェタミ
ン抗体を反応させ、サンプル液の蛍光強度の変化からサ
ンプル液中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否
またはその量を測定するメタンフェタミンまたはその誘
導体の検出装置であって、前記サンプル液、蛍光色素液
および抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ貯蔵する貯
蔵容器と、前記サンプル液および抗体液を注入し反応さ
せるための反応容器と、前記反応容器中の被測定液の蛍
光強度を検出するための蛍光検出手段と、前記各貯蔵容
器から所定量の前記サンプル液、前記蛍光色素液および
前記抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ前記反応容器
に供給するための供給手段とを具備し、前記蛍光色素液
が下記式(1)で表される蛍光色素を含むことを特徴と
する。
め、本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の検出
装置は、粉末サンプルをメタンフェタミン構造を有する
蛍光色素液に溶解させたサンプル液に抗メタンフェタミ
ン抗体を反応させ、サンプル液の蛍光強度の変化からサ
ンプル液中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否
またはその量を測定するメタンフェタミンまたはその誘
導体の検出装置であって、前記サンプル液、蛍光色素液
および抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ貯蔵する貯
蔵容器と、前記サンプル液および抗体液を注入し反応さ
せるための反応容器と、前記反応容器中の被測定液の蛍
光強度を検出するための蛍光検出手段と、前記各貯蔵容
器から所定量の前記サンプル液、前記蛍光色素液および
前記抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ前記反応容器
に供給するための供給手段とを具備し、前記蛍光色素液
が下記式(1)で表される蛍光色素を含むことを特徴と
する。
【化2】
【0007】上記構成において、供給手段はシリンジ型
ポンプおよびバルブで構成されたものであることが好ま
しい。また、反応容器は上部に注入口および空気抜きの
穴を有し、下部に排出用ノズルを有する角型セルである
ことが好ましい。さらに、反応容器は内部にサンプル
液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を撹拌する
ための磁力により駆動される撹拌手段を有することが好
ましい。さらに、反応容器にはペルチェ素子を用いた恒
温装置が設けられていることが好ましい。さらに、少な
くとも貯蔵容器および供給手段が空調型恒温装置の内部
に設けられていることが好ましい。
ポンプおよびバルブで構成されたものであることが好ま
しい。また、反応容器は上部に注入口および空気抜きの
穴を有し、下部に排出用ノズルを有する角型セルである
ことが好ましい。さらに、反応容器は内部にサンプル
液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を撹拌する
ための磁力により駆動される撹拌手段を有することが好
ましい。さらに、反応容器にはペルチェ素子を用いた恒
温装置が設けられていることが好ましい。さらに、少な
くとも貯蔵容器および供給手段が空調型恒温装置の内部
に設けられていることが好ましい。
【0008】
【作用】メタンフェタミン構造を有する蛍光色素からな
る疑似抗原と抗メタンフェタミン抗体とを反応させる
と、疑似抗原と抗体とが結合し、色素単体の場合と比較
して45%程度蛍光強度(例えば、励起波長:600n
m、蛍光波長:660nmとする)が増強する。これに
サンプル液を加えると、サンプル液中のメタンフェタミ
ンまたはその誘導体と抗体とが結合し、抗体と結合して
いた疑似抗原である蛍光色素が離れる。蛍光色素は再び
単独となるので、蛍光強度が減少する。この現象を利用
して蛍光色素の蛍光強度の変化を検出し、サンプル液中
にメタンフェタミンまたはその誘導体の存否および存在
する場合にその含有量を検出する。また、メタンフェタ
ミンまたはその誘導体に対して特異性の高いモノクロー
ナル抗体を用いたので、サンプル中のメタンフェタミン
またはその誘導体に対して敏感に反応し、感度が向上す
る。
る疑似抗原と抗メタンフェタミン抗体とを反応させる
と、疑似抗原と抗体とが結合し、色素単体の場合と比較
して45%程度蛍光強度(例えば、励起波長:600n
m、蛍光波長:660nmとする)が増強する。これに
サンプル液を加えると、サンプル液中のメタンフェタミ
ンまたはその誘導体と抗体とが結合し、抗体と結合して
いた疑似抗原である蛍光色素が離れる。蛍光色素は再び
単独となるので、蛍光強度が減少する。この現象を利用
して蛍光色素の蛍光強度の変化を検出し、サンプル液中
にメタンフェタミンまたはその誘導体の存否および存在
する場合にその含有量を検出する。また、メタンフェタ
ミンまたはその誘導体に対して特異性の高いモノクロー
ナル抗体を用いたので、サンプル中のメタンフェタミン
またはその誘導体に対して敏感に反応し、感度が向上す
る。
【0009】供給手段により貯蔵容器から所定量のサン
プル液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を反応
容器に供給し、蛍光色素の蛍光強度の変化を検出するよ
うに構成したので、サンプル液中のメタンフェタミンま
たはその誘導体の検出が容易になる。また、反応容器の
上部に注入口および空気抜きの穴を設け、また下部に排
出用ノズルを設けたので、供給手段および排出用ノズル
の開閉を制御することにより、連続的に異なったサンプ
ル中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否または
量の検出を行うことが可能となる。さらに、反応容器に
は内部にサンプル液、蛍光色素および抗メタンフェタミ
ン抗体を撹拌するための磁力により駆動される撹拌手段
を設けたので、サンプル液と試薬とを容易に撹拌するこ
とができ、処理に要する時間が短縮される。さらに、反
応容器にはペルチェ素子を用いた恒温装置を設けたの
で、一定の温度環境下で検出作業が行われる。さらに、
少なくとも貯蔵容器および供給手段が空調型恒温装置の
内部に設けたので、いかなる温度環境下でもメタンフェ
タミンおよびその誘導体の検出を行うことが可能とな
る。
プル液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を反応
容器に供給し、蛍光色素の蛍光強度の変化を検出するよ
うに構成したので、サンプル液中のメタンフェタミンま
たはその誘導体の検出が容易になる。また、反応容器の
上部に注入口および空気抜きの穴を設け、また下部に排
出用ノズルを設けたので、供給手段および排出用ノズル
の開閉を制御することにより、連続的に異なったサンプ
ル中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否または
量の検出を行うことが可能となる。さらに、反応容器に
は内部にサンプル液、蛍光色素および抗メタンフェタミ
ン抗体を撹拌するための磁力により駆動される撹拌手段
を設けたので、サンプル液と試薬とを容易に撹拌するこ
とができ、処理に要する時間が短縮される。さらに、反
応容器にはペルチェ素子を用いた恒温装置を設けたの
で、一定の温度環境下で検出作業が行われる。さらに、
少なくとも貯蔵容器および供給手段が空調型恒温装置の
内部に設けたので、いかなる温度環境下でもメタンフェ
タミンおよびその誘導体の検出を行うことが可能とな
る。
【0010】
<第1実施例>本発明のメタンフェタミンおよびその誘
導体の検出装置を、その好適な第1の実施例を示す図
1、図2、図3および図4を用いて説明する。図1は本
発明に係る装置の各実施例を通して用いられるメタンフ
ェタミン構造を有する蛍光色素の構造式を示す図、図2
は第1の実施例に係る装置の構成を示すブロック図、図
3は反応容器の構成を示す斜視図である。
導体の検出装置を、その好適な第1の実施例を示す図
1、図2、図3および図4を用いて説明する。図1は本
発明に係る装置の各実施例を通して用いられるメタンフ
ェタミン構造を有する蛍光色素の構造式を示す図、図2
は第1の実施例に係る装置の構成を示すブロック図、図
3は反応容器の構成を示す斜視図である。
【0011】図2において、第1の貯蔵容器1はサンプ
ル液を、第2の貯蔵容器2は抗メタンフェタミン抗体液
をまた、第3の貯蔵容器3は図1に示すようなメタンフ
ェタミン構造を有する蛍光色素液をそれぞれ貯蔵してい
る。第1の貯蔵容器1には第1のポンプ7および第1の
バルブ4が接続されている。同様に、第2の貯蔵容器2
には第2のポンプ8および第2のバルブ5が、また第3
の貯蔵容器3には第3のポンプ9および第3のバルブ6
がそれぞれ接続されている。さらに、第1のバルブ4お
よび第3のバルブ6はそれぞれ切換バルブ10に接続さ
れている。切換バルブ10および第2のバルブ5はそれ
ぞれ反応容器11の上部11aに接続されている。反応
容器11の底部の排出用ノズル11bは排出用バルブ1
5および排出用ポンプ13を介して廃液容器14に接続
されている。また、反応容器11には蛍光検出器12が
設けられている。各ポンプとして公知のさまざまな形式
のポンプを使用することができるが、特に第1、第2お
よび第3のポンプ7、8および9としては、保守および
供給すべき液体の量を正確に制御し得るという観点から
シリンジ型ポンプを用いることが好ましい。
ル液を、第2の貯蔵容器2は抗メタンフェタミン抗体液
をまた、第3の貯蔵容器3は図1に示すようなメタンフ
ェタミン構造を有する蛍光色素液をそれぞれ貯蔵してい
る。第1の貯蔵容器1には第1のポンプ7および第1の
バルブ4が接続されている。同様に、第2の貯蔵容器2
には第2のポンプ8および第2のバルブ5が、また第3
の貯蔵容器3には第3のポンプ9および第3のバルブ6
がそれぞれ接続されている。さらに、第1のバルブ4お
よび第3のバルブ6はそれぞれ切換バルブ10に接続さ
れている。切換バルブ10および第2のバルブ5はそれ
ぞれ反応容器11の上部11aに接続されている。反応
容器11の底部の排出用ノズル11bは排出用バルブ1
5および排出用ポンプ13を介して廃液容器14に接続
されている。また、反応容器11には蛍光検出器12が
設けられている。各ポンプとして公知のさまざまな形式
のポンプを使用することができるが、特に第1、第2お
よび第3のポンプ7、8および9としては、保守および
供給すべき液体の量を正確に制御し得るという観点から
シリンジ型ポンプを用いることが好ましい。
【0012】反応容器11は、図3に示すように矩形断
面を有する、いわゆる角型セルであり、上部11aには
切換バルブ10および第2のバルブ5からの接続管11
cおよび空気抜きの穴11dが設けられている。一般
に、反応容器の形状としては矩形断面を有するものに限
られず、円形断面など矩形断面以外の形状を有するもの
であっても使用することができる。しかし、矩形断面以
外の形状のものを用いた場合、蛍光強度を測定する際に
光の散乱現象が生ずるため、あまり適当ではない。ま
た、サンプル液等の液体を注入する際に、注入量を正確
に制御するために、反応容器11の内部に背圧がかから
ないように空気抜きの穴を設けておくことが好ましい。
面を有する、いわゆる角型セルであり、上部11aには
切換バルブ10および第2のバルブ5からの接続管11
cおよび空気抜きの穴11dが設けられている。一般
に、反応容器の形状としては矩形断面を有するものに限
られず、円形断面など矩形断面以外の形状を有するもの
であっても使用することができる。しかし、矩形断面以
外の形状のものを用いた場合、蛍光強度を測定する際に
光の散乱現象が生ずるため、あまり適当ではない。ま
た、サンプル液等の液体を注入する際に、注入量を正確
に制御するために、反応容器11の内部に背圧がかから
ないように空気抜きの穴を設けておくことが好ましい。
【0013】<第2実施例>次に、本発明のメタンフェ
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第2の実施
例を図5を用いて説明する。図5は第2の実施例に係る
装置の構成を示すブロック図。なお、上記第1の実施例
と同一の番号を付した部材は実質的に同一であり、その
説明を省略する。第2の実施例においては、第1の実施
例に係る装置に加えて、反応容器11の内部に撹拌部材
17を設け、さらに反応容器11の外部に撹拌部材17
を駆動するための駆動源16を設けたものである。撹拌
部材17と駆動源16とは直接機械的には連結されてお
らず、撹拌部材17は駆動源16が発生する磁力により
回転される。これにより、反応容器11の内部における
サンプル液と抗メタンフェタミン抗体等の反応が促進さ
れる。なお、撹拌装置としてこれ以外の構成を有するも
のも使用することができる。しかし、本発明の各実施例
において用いられる反応容器11はその内容量が例えば
2ml程度の小型であるため、構造が複雑な撹拌装置や
大型の撹拌装置を用いることは困難である。従って、構
造が簡単で、且つ、直接回転軸が容器壁を貫通しない上
記する磁気駆動方式が優れている。
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第2の実施
例を図5を用いて説明する。図5は第2の実施例に係る
装置の構成を示すブロック図。なお、上記第1の実施例
と同一の番号を付した部材は実質的に同一であり、その
説明を省略する。第2の実施例においては、第1の実施
例に係る装置に加えて、反応容器11の内部に撹拌部材
17を設け、さらに反応容器11の外部に撹拌部材17
を駆動するための駆動源16を設けたものである。撹拌
部材17と駆動源16とは直接機械的には連結されてお
らず、撹拌部材17は駆動源16が発生する磁力により
回転される。これにより、反応容器11の内部における
サンプル液と抗メタンフェタミン抗体等の反応が促進さ
れる。なお、撹拌装置としてこれ以外の構成を有するも
のも使用することができる。しかし、本発明の各実施例
において用いられる反応容器11はその内容量が例えば
2ml程度の小型であるため、構造が複雑な撹拌装置や
大型の撹拌装置を用いることは困難である。従って、構
造が簡単で、且つ、直接回転軸が容器壁を貫通しない上
記する磁気駆動方式が優れている。
【0014】<第3実施例>次に、本発明のメタンフェ
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第3の実施
例を図6および図7を用いて説明する。図6は第3の実
施例に係る装置の構成を示すブロック図、図7の(a)
および(b)はそれぞれ恒温装置の一実施例の構成を示
す正面図および側面図である。なお、上記第1および第
2の実施例と同一の番号を付した部材は実質的に同一で
あり、その説明を省略する。第3の実施例においては、
上記第1および第2の実施例に加えて、蛍光検出器12
の反応容器11の近傍にペルチェ素子を用いた恒温装置
18を設け、さらに検出装置全体を空調型恒温装置19
により一定の温度環境下におかれた恒温室20の内部に
設けたものである。図7に示すように、角型の反応容器
11はアルミ製のブロック31の一方の面に固定され、
ブロック31の他方の面にはペルチェ素子32が固定さ
れている。さらに、ペルチェ素子32の反対側の面には
アルミ製のフィン33が取り付けられている。このよう
に、反応容器11に熱容量の大きなブロック31を介し
てペルチェ素子32を取り付けることにより、反応容器
11にサンプル液などを注入した際やペルチェ素子32
が発熱する際における急激な温度変化が緩和される。ま
た、装置全体を恒温室20の内部に設けたので、例えば
寒冷地や温暖地などの環境条件にかかわらず、安定した
検出が行われる。
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第3の実施
例を図6および図7を用いて説明する。図6は第3の実
施例に係る装置の構成を示すブロック図、図7の(a)
および(b)はそれぞれ恒温装置の一実施例の構成を示
す正面図および側面図である。なお、上記第1および第
2の実施例と同一の番号を付した部材は実質的に同一で
あり、その説明を省略する。第3の実施例においては、
上記第1および第2の実施例に加えて、蛍光検出器12
の反応容器11の近傍にペルチェ素子を用いた恒温装置
18を設け、さらに検出装置全体を空調型恒温装置19
により一定の温度環境下におかれた恒温室20の内部に
設けたものである。図7に示すように、角型の反応容器
11はアルミ製のブロック31の一方の面に固定され、
ブロック31の他方の面にはペルチェ素子32が固定さ
れている。さらに、ペルチェ素子32の反対側の面には
アルミ製のフィン33が取り付けられている。このよう
に、反応容器11に熱容量の大きなブロック31を介し
てペルチェ素子32を取り付けることにより、反応容器
11にサンプル液などを注入した際やペルチェ素子32
が発熱する際における急激な温度変化が緩和される。ま
た、装置全体を恒温室20の内部に設けたので、例えば
寒冷地や温暖地などの環境条件にかかわらず、安定した
検出が行われる。
【0015】<第4実施例>次に、本発明のメタンフェ
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第4の実施
例を図8を用いて説明する。図8は第4の実施例に係る
装置の構成を示すブロック図であり、上記第1から第3
の実施例と同一の番号を付した部材は実質的に同一であ
り、その説明を省略する。第4の実施例においては、制
御装置としてコンピュータ21を設け、これにより各バ
ルブ4、5、6および10、および各ポンプ7、8、9
および13の制御を自動的に行うように構成したもので
ある。これにより、特に専門的な知識を必要とすること
なく、装置の取扱に不慣れな者でも容易にメタンフェタ
ミンまたはその誘導体の検出を行うことができる。
タミンおよびその誘導体の検出装置の好適な第4の実施
例を図8を用いて説明する。図8は第4の実施例に係る
装置の構成を示すブロック図であり、上記第1から第3
の実施例と同一の番号を付した部材は実質的に同一であ
り、その説明を省略する。第4の実施例においては、制
御装置としてコンピュータ21を設け、これにより各バ
ルブ4、5、6および10、および各ポンプ7、8、9
および13の制御を自動的に行うように構成したもので
ある。これにより、特に専門的な知識を必要とすること
なく、装置の取扱に不慣れな者でも容易にメタンフェタ
ミンまたはその誘導体の検出を行うことができる。
【0016】<各実施例における動作>次に、上記各実
施例におけるメタンフェタミンまたはその誘導体の検出
装置の動作を説明する。サンプル液は、実際に使用する
場合には集塵機などにより補集したサンプルを所定濃度
の色素液で溶かしたものを用いるが、ここでは図4に示
すような特性曲線を得るために、あらかじめ各濃度のメ
タンフェタミン(1×10-12〜1×10-4M(mol/
l))を含むように、既知量のメタンフェタミン粉末を
6×10-7Mの色素液で溶かしたものを用いる。
施例におけるメタンフェタミンまたはその誘導体の検出
装置の動作を説明する。サンプル液は、実際に使用する
場合には集塵機などにより補集したサンプルを所定濃度
の色素液で溶かしたものを用いるが、ここでは図4に示
すような特性曲線を得るために、あらかじめ各濃度のメ
タンフェタミン(1×10-12〜1×10-4M(mol/
l))を含むように、既知量のメタンフェタミン粉末を
6×10-7Mの色素液で溶かしたものを用いる。
【0017】まず、サンプル液用の第1のポンプ7を駆
動してその中に第1の貯蔵容器1からサンプル液を吸引
する。次に、サンプル液用の第1のバルブ4および切換
バルブ10を切換え、第1のポンプ7から反応容器11
の内部にサンプル液を1.10ml注入する。ここで、
望ましくは図5他に示す撹拌部材17を回転させなが
ら、励起波長600nm、蛍光波長660nmでサンプ
ル液の蛍光強度を測定する。その後、抗体液用の第2の
ポンプ8を駆動してその中に第2の貯蔵容器2から第2
のバルブ5を介して1×10-5Mの抗体液を0.08m
l吸引する。さらに、第2のバルブ5を切換え、第2の
ポンプ8より反応容器11の内部に前記抗体液0.08
mlを注入する。そして上記と同条件下で蛍光強度を測
定する。先に測定した蛍光強度と今回測定した蛍光強度
とを比較し、サンプル液中に含まれているメタンフェタ
ミンの量を決定する。最後に、撹拌部材17の回転を停
止し、廃液用バルブ15を開き廃液用ポンプ13を駆動
させて反応容器11中の廃液を廃液用容器14に捨て
る。次の測定に備えて反応容器11および配管などの内
部を洗浄するために、色素液用の第3のバルブ6および
切換用バルブ10を切換え、第3のポンプ9を駆動して
その中へ第3の貯蔵容器3から6×10-7M色素液1.
5mlを吸引する。第3のバルブ6を切換え、第3のポ
ンプ9から反応容器11の内部へ色素液1.5mlを注
入し、反応容器11の内部を洗浄した後、廃液ポンプ1
3などを作動させて廃液を廃液用容器14に捨てる。こ
の作業を2〜3回繰返すことにより反応容器11および
配管などの内部の洗浄を完了する。そして次に、サンプ
ル液を別のものに交換し、上記各手順を繰返す。その結
果、図4に示すようなサンプル液中のメタンフェタミン
の濃度と蛍光強度の変化を示す特性曲線が得られる。実
際のメタンフェタミンまたはその誘導体の検出作業にお
いては、この特性曲線を参照しつつ、実際に採取してき
たサンプル液の蛍光強度から逆にそのサンプル液中のメ
タンフェタミンの量を決定する。ここで、例えば蛍光検
出器12により蛍光強度の増強率が42%以下でメタン
フェタミンを検出可能であるとすると、サンプル液中に
含まれるメタンフェタミンの濃度の検出限界は1×10
-7Mであることがわかる。従って、この装置ではサンプ
ル液中のメタンフェタミンの濃度が1×10-7M以上で
あれば、その存在および量を決定することができる。
動してその中に第1の貯蔵容器1からサンプル液を吸引
する。次に、サンプル液用の第1のバルブ4および切換
バルブ10を切換え、第1のポンプ7から反応容器11
の内部にサンプル液を1.10ml注入する。ここで、
望ましくは図5他に示す撹拌部材17を回転させなが
ら、励起波長600nm、蛍光波長660nmでサンプ
ル液の蛍光強度を測定する。その後、抗体液用の第2の
ポンプ8を駆動してその中に第2の貯蔵容器2から第2
のバルブ5を介して1×10-5Mの抗体液を0.08m
l吸引する。さらに、第2のバルブ5を切換え、第2の
ポンプ8より反応容器11の内部に前記抗体液0.08
mlを注入する。そして上記と同条件下で蛍光強度を測
定する。先に測定した蛍光強度と今回測定した蛍光強度
とを比較し、サンプル液中に含まれているメタンフェタ
ミンの量を決定する。最後に、撹拌部材17の回転を停
止し、廃液用バルブ15を開き廃液用ポンプ13を駆動
させて反応容器11中の廃液を廃液用容器14に捨て
る。次の測定に備えて反応容器11および配管などの内
部を洗浄するために、色素液用の第3のバルブ6および
切換用バルブ10を切換え、第3のポンプ9を駆動して
その中へ第3の貯蔵容器3から6×10-7M色素液1.
5mlを吸引する。第3のバルブ6を切換え、第3のポ
ンプ9から反応容器11の内部へ色素液1.5mlを注
入し、反応容器11の内部を洗浄した後、廃液ポンプ1
3などを作動させて廃液を廃液用容器14に捨てる。こ
の作業を2〜3回繰返すことにより反応容器11および
配管などの内部の洗浄を完了する。そして次に、サンプ
ル液を別のものに交換し、上記各手順を繰返す。その結
果、図4に示すようなサンプル液中のメタンフェタミン
の濃度と蛍光強度の変化を示す特性曲線が得られる。実
際のメタンフェタミンまたはその誘導体の検出作業にお
いては、この特性曲線を参照しつつ、実際に採取してき
たサンプル液の蛍光強度から逆にそのサンプル液中のメ
タンフェタミンの量を決定する。ここで、例えば蛍光検
出器12により蛍光強度の増強率が42%以下でメタン
フェタミンを検出可能であるとすると、サンプル液中に
含まれるメタンフェタミンの濃度の検出限界は1×10
-7Mであることがわかる。従って、この装置ではサンプ
ル液中のメタンフェタミンの濃度が1×10-7M以上で
あれば、その存在および量を決定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によればサンプル
中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否またはそ
の量を直接測定するのではなく、蛍光色素を疑似抗原と
する抗原抗体反応を用い、蛍光色素の蛍光強度の変化を
検出することにより間接的にメタンフェタミンまたはそ
の誘導体の存否または含有量を検出するように構成した
ので、サンプル中に含まれる不純物の影響を除去するこ
とができる。
中のメタンフェタミンまたはその誘導体の存否またはそ
の量を直接測定するのではなく、蛍光色素を疑似抗原と
する抗原抗体反応を用い、蛍光色素の蛍光強度の変化を
検出することにより間接的にメタンフェタミンまたはそ
の誘導体の存否または含有量を検出するように構成した
ので、サンプル中に含まれる不純物の影響を除去するこ
とができる。
【0019】供給手段により貯蔵容器から所定量のサン
プル液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を反応
容器に供給し、蛍光色素の蛍光強度の変化を検出するよ
うに構成したので、サンプル液中のメタンフェタミンま
たはその誘導体の検出を容易に行うことができる。ま
た、反応容器の上部に注入口および空気抜きの穴を設
け、また下部に排出用ノズルを設けたので、供給手段お
よび排出用ノズルの開閉を制御することにより、連続的
に異なったサンプル中のメタンフェタミンまたはその誘
導体の存否または量の検出を行うことが可能となる。さ
らに、反応容器には内部にサンプル液、蛍光色素および
抗メタンフェタミン抗体を撹拌するための磁力により駆
動される撹拌手段を設けたので、サンプル液と試薬とを
容易に撹拌することができ、処理に要する時間を短縮す
ることができる。さらに、反応容器にはペルチェ素子を
用いた恒温装置を設けたので、一定の温度環境下で検出
作業を行うことができる。さらに、少なくとも貯蔵容器
および供給手段が空調型恒温装置の内部に設けたので、
いかなる温度環境下でもメタンフェタミンおよびその誘
導体の検出を行うことが可能となる。
プル液、蛍光色素および抗メタンフェタミン抗体を反応
容器に供給し、蛍光色素の蛍光強度の変化を検出するよ
うに構成したので、サンプル液中のメタンフェタミンま
たはその誘導体の検出を容易に行うことができる。ま
た、反応容器の上部に注入口および空気抜きの穴を設
け、また下部に排出用ノズルを設けたので、供給手段お
よび排出用ノズルの開閉を制御することにより、連続的
に異なったサンプル中のメタンフェタミンまたはその誘
導体の存否または量の検出を行うことが可能となる。さ
らに、反応容器には内部にサンプル液、蛍光色素および
抗メタンフェタミン抗体を撹拌するための磁力により駆
動される撹拌手段を設けたので、サンプル液と試薬とを
容易に撹拌することができ、処理に要する時間を短縮す
ることができる。さらに、反応容器にはペルチェ素子を
用いた恒温装置を設けたので、一定の温度環境下で検出
作業を行うことができる。さらに、少なくとも貯蔵容器
および供給手段が空調型恒温装置の内部に設けたので、
いかなる温度環境下でもメタンフェタミンおよびその誘
導体の検出を行うことが可能となる。
【図1】メタンフェタミン構造を有する蛍光色素の構造
式を示す図
式を示す図
【図2】本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の
検出装置の第1の実施例の構成を示すブロック図
検出装置の第1の実施例の構成を示すブロック図
【図3】第1の実施例における反応容器の構成を示す斜
視図
視図
【図4】本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の
検出装置を用いてサンプル液中のメタンフェタミンの濃
度を変化させた場合における蛍光強度の変化を示す図
検出装置を用いてサンプル液中のメタンフェタミンの濃
度を変化させた場合における蛍光強度の変化を示す図
【図5】本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の
検出装置の第2の実施例の構成を示すブロック図
検出装置の第2の実施例の構成を示すブロック図
【図6】本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の
検出装置の第3の実施例の構成を示すブロック図
検出装置の第3の実施例の構成を示すブロック図
【図7】(a)は第3の実施例における恒温装置の構成
を示す正面図、(b)はその側面図
を示す正面図、(b)はその側面図
【図8】本発明のメタンフェタミンまたはその誘導体の
検出装置の第4の実施例の構成を示すブロック図
検出装置の第4の実施例の構成を示すブロック図
1、2、3 :貯蔵容器 4、5、6 :バルブ 7、8、9 :ポンプ 10 :切換バルブ 11 :反応容器 12 :蛍光検出器 13 :排出用ポンプ 14 :廃液容器 15 :排出用バルブ 16 :駆動源 17 :撹拌部材 18 :恒温装置 19 :空調型恒温装置 20 :恒温室 21 :コンピュータ 31 :ブロック 32 :ペルチェ素子 33 :フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−248062(JP,A) 特開 平3−43069(JP,A) 特開 平6−300760(JP,A) 特開 平6−66725(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/53 G01N 33/533 G01N 33/536 G01N 21/75 - 21/83 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (6)
- 【請求項1】 粉末サンプルをメタンフェタミン構造を
有する蛍光色素液に溶解させたサンプル液に抗メタンフ
ェタミン抗体を反応させ、サンプル液の蛍光強度の変化
からサンプル液中のメタンフェタミンまたはその誘導体
の存否またはその量を測定するメタンフェタミンまたは
その誘導体の検出装置であって、前記サンプル液、蛍光
色素液および抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ貯蔵
する貯蔵容器と、前記サンプル液および抗体液を注入し
反応させるための反応容器と、前記反応容器中の被測定
液の蛍光強度を検出するための蛍光検出手段と、前記各
貯蔵容器から所定量の前記サンプル液、前記蛍光色素液
および前記抗メタンフェタミン抗体液をそれぞれ前記反
応容器に供給するための供給手段とを具備し、前記蛍光
色素液が下記式(1)で表される蛍光色素を含むことを
特徴とするメタンフェタミンまたはその誘導体の検出装
置。 【化1】 - 【請求項2】 供給手段は、シリンジ型ポンプおよびバ
ルブで構成されたものである請求項1のメタンフェタミ
ンまたはその誘導体の検出装置。 - 【請求項3】 反応容器は、上部に注入口および空気抜
きの穴を有し、下部に排出用ノズルを有する角型セルで
ある請求項1のメタンフェタミンまたはその誘導体の検
出装置。 - 【請求項4】 反応容器は、内部にサンプル液、蛍光色
素および抗メタンフェタミン抗体を撹拌するための磁力
により駆動される撹拌手段を有する請求項1のメタンフ
ェタミンまたはその誘導体の検出装置。 - 【請求項5】 反応容器にはペルチェ素子を用いた恒温
装置が設けられている請求項1のメタンフェタミンまた
はその誘導体の検出装置。 - 【請求項6】 少なくとも貯蔵容器および供給手段が空
調型恒温装置の内部に設けられている請求項1のメタン
フェタミンまたはその誘導体の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875793A JP3150007B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | メタンフェタミンまたはその誘導体の検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875793A JP3150007B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | メタンフェタミンまたはその誘導体の検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341987A JPH06341987A (ja) | 1994-12-13 |
JP3150007B2 true JP3150007B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=14992717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12875793A Expired - Fee Related JP3150007B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | メタンフェタミンまたはその誘導体の検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150007B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230346A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yin-Shou Zhang | 睡眠遮光ボックス |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12875793A patent/JP3150007B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230346A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yin-Shou Zhang | 睡眠遮光ボックス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06341987A (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |