JP5738526B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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Description
具体的に、この発明の第1の形態は、希釈水又は洗浄水が入れられた第1容器から前記希釈水又は前記洗浄水を吸引し、さらに、空気を吸引した後に、試料が入れられた第2容器から前記試料を吸引し、該吸引した前記試料を反応容器に分注するプローブとを備え、該プローブにより、前記試料及び試薬を前記反応容器に分注して反応溶液を生成し、該反応溶液の成分量を測定する自動分析装置において、前記空気を吸引した後であって、前記第2容器から前記試料を吸引する前に、前記プローブにより非水系溶媒が入れられた第3容器から前記非水系溶媒を吸引するように前記プローブを制御する駆動制御部を有することを特徴とする自動分析装置である。
また、この発明の第2の形態は、希釈水又は洗浄水が入れられた第1容器から前記希釈水又は前記洗浄水を吸引し、さらに、空気を吸引した後に、反応容器に分注すべき予め定められた試料を前記試料が入れられた第2容器から吸引し、該吸引した前記試料を前記反応容器に分注するプローブとを備え、該プローブにより、液性の異なる複数種類の前記試料の中から測定項目に応じた前記試料を選び、該試料及び試薬を前記反応容器に分注して反応溶液を生成し、該反応溶液の成分量を測定する自動分析装置において、前記試料に対応付けて前記非水系溶媒の吸引の要否を記憶する記憶部と、前記反応容器に分注すべき前記予め定められた前記試料に対応付けて前記記憶部に記憶された要否の情報が前記非水系溶媒の吸引を要する場合に、前記空気を吸引した後であって、前記第2容器から前記試料を吸引する前に、前記プローブにより非水系溶媒が入れられた第3容器から前記非水系溶媒を吸引するように前記プローブを制御し、前記要否の情報が前記非水系溶媒の吸引を要しない場合に、前記空気を吸引した後に、前記第2容器から前記試料を吸引するように前記プローブを制御する駆動制御部と、を有することを特徴とする自動分析装置である。
(希釈水の吸引)
制御部41の指示を受けて、試料プローブ駆動部105が試料アーム102を回動させ、試料プローブ103が待機位置から希釈水容器(第1容器)106の位置に移動すると、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を下降させる。制御部41の指示を受けて、ポンプ及び電磁弁が作動し、試料プローブ103により所定の希釈水容器106から希釈水を吸引させる。希釈水の吸引は、図5にイオン交換水の吸引で示す。
制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動し閉じ、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を上昇させる。試料アーム102を回動させ、試料プローブ103が希釈水容器106の位置から非水系溶媒容器(第3容器)107の位置に移動する間に、電磁弁が作動して、空気を吸引させる。このとき、試料プローブ103内から希釈水が除去されるが、上記したようにプローブ管壁速度が0であるために、試料プローブ103の内壁に希釈水の層が残留する。
制御部41が記憶部42から非水系溶媒の吸引の要否を読み出し、読み出した情報が非水系溶媒の吸引の要である場合、その指示を試料プローブ駆動部105にする。記憶部42に記憶された、分析パラメータ項目、キャリブレータ分注タイプ、試料種別、非水系溶媒の吸引量、及び、空気の吸引量の各データを一列に並べた配列構造を図6に示す。なお、分析パラメータ項目が測定項目に相当する。
非水系溶媒の吸引終了後、又は、制御部41は、記憶部42から非水系溶媒の吸引の要否を読み出し、読み出した情報が非水系溶媒の吸引の否である場合、その指示を試料プローブ駆動部105にする。
制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動し閉じ、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を上昇させた後、試料アーム102を回動させ、試料プローブ103を試料容器101の位置から反応容器301の位置に移動させる。その後、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を下降させる。制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動して、試料プローブ103により所定の反応容器301に試料を吐出させる。試料の吐出においても、所定量の試料を吐出すれば良く、吐出する試料の種類(低分子量域又は高分子量域)に関係なく、試料の吐出時間及び吐出動作は同じである。
次に、制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動し閉じ、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を上昇させ、試料アーム102を回動させ、試料プローブ103を反応容器301の位置から洗浄位置に移動させる。試料プローブ103の洗浄を終了した後、試料プローブ駆動部105が試料プローブ103を待機位置に移動させる。
(試薬の吸引)
制御部41の指示を受けて、試薬プローブ駆動部205が試薬アーム202を回動させ、試薬プローブ203を待機位置から吸引位置に移動させると、試薬プローブ駆動部205が試薬プローブ203を下降させる。制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動して、試薬プローブ203により所定の試薬容器201から試薬を吸引させる。
制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動し、試薬プローブ駆動部205が試薬プローブ203を上昇させる。試薬アーム202を回動させ、試薬プローブ203が吸引位置から吐出位置に移動させた後に、試薬プローブ駆動部205が試薬プローブ203を下降させる。制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動して、試薬プローブ203により所定の反応容器301に試料を吐出させる。
次に、制御部41の指示を受けて、電磁弁が作動し閉じ、試薬プローブ駆動部205が試薬プローブ203を上昇させ、試薬アーム202を回動させ、試薬プローブ203を吐出位置から洗浄位置に移動させ、試薬プローブ203の洗浄を終了した後に、待機位置に移動させる。
以上のように、試料及び試薬が分注された反応容器301を、反応庫用駆動部304によって、測光ユニット190の方へ移動させる。それまでの間、反応容器301内の試料及び試薬は攪拌子(図示省略)によって攪拌される。測光ユニット190は、攪拌後の反応容器301に光を照射して、透過した光から設定波長における吸光度を測定する。
分析パラメータ項目Aのキャリブレータ試料においては、キャリブレータ分注タイプ「タイプ0」がデフォルトで設定されている。デフォルト以外の設定をする場合、操作部61の操作による指示を受けて、制御部41が表示制御部44に対し、設定画面の「項目の各欄にカーソルを表示させると共に、各欄に「項目B」、「項目C」を表示させる。
次に、操作部61の操作による指示を受けて、制御部41が表示制御部44に対し、分析パラメータ画面(図示省略)の所定の各欄にカーソルを表示させると共に、例えば、分析パラメータ項目Bに係る分注タイプの欄に「タイプ1」を表示させる。また、分析パラメータ項目Cに係る分注タイプの欄に「タイプ0」を表示させる。
次に、操作部61の操作による指示を受けて、制御部41が表示制御部44に対し、キャリブレータ依頼画面(図示省略)の所定の各欄にカーソルを表示させると共に、例えば、項目Aに係る試料種別の欄に「血清または尿」を表示させる。また、項目Bに係る試料種別の欄に「水溶液」を表示させる。また、項目Cに係る試料種別の欄に「血清または尿」を表示させる。
次に、操作部61の操作による指示を受けて、制御部41が表示制御部44に対し、設定画面の所定の各欄にカーソルを表示させると共に、例えば、項目A、項目B、及び、項目Cに係る非水系溶媒の吸引量の各欄に「***」を表示させる。
次に、操作部61の操作による指示を受けて、制御部41が表示制御部44に対し、設定画面の所定の各欄にカーソルを表示させると共に、例えば、項目A、項目B、及び、項目Cに係る空気の吸引量の各欄に「***」を表示させる。以上のようにして、各画面の各欄に表示させた分析パラメータ項目、キャリブレータ分注タイプ、試料種別、非水系溶媒の吸引量、及び、空気の吸引量の各データを制御部41は記憶部42に記憶させる。
102 試料アーム 103 試料プローブ 104 試料庫用駆動部
105 試料プローブ駆動部 106 希釈水容器(第1容器)
107 非水系溶媒容器(第3容器) 120 ボールネジ 121 ナット
123 スプライン軸 124 回動機構 125 スプライン側プーリ
127 モータ側プーリ 128 回動用ベルト 129 ブロック
130 試料ラック 190 測光ユニット 200 試薬庫
201 試薬容器 202 試薬アーム 203 試薬プローブ
204 試薬庫用駆動部 205 試薬プローブ駆動部 210 試薬庫ケース
300 反応庫 301 反応容器 304 反応庫用駆動部
40 駆動制御部 41 制御部 42 記憶部 43 判断部
44 表示制御部 50 表示部 操作部61
Claims (6)
- 希釈水又は洗浄水が入れられた第1容器から前記希釈水又は前記洗浄水を吸引し、さらに、空気を吸引した後に、試料が入れられた第2容器から前記試料を吸引し、該吸引した前記試料を反応容器に分注するプローブとを備え、該プローブにより、前記試料及び試薬を前記反応容器に分注して反応溶液を生成し、該反応溶液の成分量を測定する自動分析装置において、
前記空気を吸引した後であって、前記第2容器から前記試料を吸引する前に、前記プローブにより非水系溶媒が入れられた第3容器から前記非水系溶媒を吸引するように前記プローブを制御する駆動制御部を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 希釈水又は洗浄水が入れられた第1容器から前記希釈水又は前記洗浄水を吸引し、さらに、空気を吸引した後に、反応容器に分注すべき予め定められた試料を前記試料が入れられた第2容器から吸引し、該吸引した前記試料を前記反応容器に分注するプローブとを備え、該プローブにより、液性の異なる複数種類の前記試料の中から測定項目に応じた前記試料を選び、該試料及び試薬を前記反応容器に分注して反応溶液を生成し、該反応溶液の成分量を測定する自動分析装置において、
前記試料に対応付けて前記非水系溶媒の吸引の要否を記憶する記憶部と、
前記反応容器に分注すべき前記予め定められた前記試料に対応付けて前記記憶部に記憶された要否の情報が前記非水系溶媒の吸引を要する場合に、前記空気を吸引した後であって、前記第2容器から前記試料を吸引する前に、前記プローブにより非水系溶媒が入れられた第3容器から前記非水系溶媒を吸引するように前記プローブを制御し、前記要否の情報が前記非水系溶媒の吸引を要しない場合に、前記空気を吸引した後に、前記第2容器から前記試料を吸引するように前記プローブを制御する駆動制御部と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 前記記憶部に記憶されている、前記試料に対応付けられた前記非水系溶媒の吸引の要否を表示部に表示させる表示制御部と、操作部の操作による変更指示を受けた場合に、前記表示制御部に対し、前記変更された前記非水系溶媒の吸引の要否を表示させると共に、変更された前記非水系溶媒の吸引の要否を前記記憶部に記憶させる制御部とを有することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
- 前記制御部は、前記操作部の操作による前記非水系溶媒の吸引量の入力を受けて、前記非水系溶媒の吸引の要否を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置。
- 前記非水系溶媒は、水に不溶で、化学反応性が低く安定している、非揮発性である鎖式飽和炭化水素化合物の一般式 CnH2n+2でn≧20のアルカンを含む請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動分析装置。
- 前記試料は、水溶性のキャリブレータを含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の自動分析装置。
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