JP2008197051A - 分注装置および分注方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微量の液体を高精度で分注することができる分注装置および分注方法を提供する。
【解決手段】液体を保持するシリンダー16a、およびシリンダー16a内を進退自在に動作するプランジャー16bを備え、プランジャー16bの進退動作によってシリンダー16a内に保持された液体に圧力を加えるシリンジ16と、シリンジ16によって発生された圧力を受ける与圧用液体、当該与圧用液体が受けた圧力によって外部へ吐出される分注対象液体、および当該与圧用液体と当該分注対象液体とを分離する分離用液体で満たされるノズル11と、分注対象液体をノズル11内部から吐出するためのプランジャー16bのシリンダー16aへの進入動作を実行するプランジャー駆動部17と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を分注する分注装置および分注方法に関する。
従来、血液等の液体を吸引、吐出する分注装置において、分注対象である液体が、管路に封入された与圧用液体である水と接触することによって希釈されてしまうことを回避するための技術として、分注対象の液体と水との間に数μL程度の体積を有する空気層を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特公平6−25771号公報
しかしながら、上述した従来技術では、所定量の液体を吐出する際に分注装置内の液体に圧力を加えるプランジャーを駆動すると、微量の液体を分注する場合には、空気層が空気ばねとして作用してしまうため、吐出用ノズルの先端から液体が十分に離脱せず、分注量の誤差が無視できなくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、微量の液体を高精度で分注することができる分注装置および分注方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る分注装置は、微量の液体を分注する分注装置であって、液体を保持するシリンダー、および前記シリンダー内を進退自在に動作するプランジャーを有し、前記プランジャーの進退動作によって前記シリンダーが保持する液体に圧力を加える与圧部と、前記与圧部によって発生された圧力を受ける与圧用液体、当該与圧用液体が受けた圧力によって外部へ吐出される分注対象液体、および当該与圧用液体と当該分注対象液体とを分離する分離用液体で満たされる吐出部と、前記分注対象液体を前記吐出部内部から吐出するための前記プランジャーの前記シリンダーへの進入動作を実行するプランジャー駆動部と、を備えたことを特徴とする。
本発明における「微量」とは、好ましくは1μLより少ない量である。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記プランジャー駆動部は、リニアモーターを有することを特徴とする。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記分離用液体は、前記分注対象液体と混和しない非混和性液体であることを特徴とする。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記非混和性液体は、シリコンオイルを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記非混和性液体は、ケロシン、グリセリン、ひまし油、パラフィン類、フレオン類のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記非混和性液体は、無塩処理をした植物油のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする。
また、本発明に係る分注装置は、上記発明において、前記非混和性液体は、非水溶性液体のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする。
本発明に係る分注方法は、液体を保持するシリンダー、および前記シリンダー内を進退自在に動作するプランジャーを有し、前記プランジャーの進退動作によって前記シリンダーが保持する液体に圧力を加える与圧部と、前記与圧部によって発生された圧力を受ける与圧用液体および当該与圧用液体が受けた圧力によって外部へ吐出される分注対象液体を少なくとも保持する吐出部と、を備えた分注装置が、微量の液体を分注する分注方法であって、前記与圧用液体を保持する前記吐出部内部に分離用液体を吸引する工程と、前記分離用液体を吸引した前記吐出部内部に前記分注対象液体を吸引し、前記与圧用液体と前記分注対象液体とを分離して保持する工程と、前記与圧用液体、前記分離用液体、および前記分注対象液体によって満たされた前記吐出部内部から前記分注対象液体を吐出させる工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、吐出部内部の与圧用液体と分注対象液体との間に両者を分離する分離用液体を介在させることにより、従来のように与圧用液体と分注対象液体を分離するための空気層を介在させる必要がなくなる。この結果、微量の液体の分注を行う際、従来のように空気層がばねとして作用してしまう恐れがなくなり、液体の分注量に誤差が生じにくくなる。したがって、微量の液体を高精度で分注することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、以下の説明で参照する図面はあくまでも模式的なものであり、同じ物体を異なる図面で示す場合には、寸法や縮尺等が異なる場合もある。
図1は、本発明の一実施の形態に係る分注装置の構成を示す図である。同図に示す分注装置1は、液体の吸引および吐出を行うノズル11と、ノズル11の基端部を装着するアーム12と、アーム12の基端部を支持し、アーム12の昇降や鉛直軸Oを中心とした回動を行わせる支軸13と、アーム12および支軸13を介して連結されたノズル11を移送するノズル移送部14と、ノズル移送部14の動作を含む分注装置1の各種動作を制御する制御部15と、を有する。なお、ここでいう「液体」には、固体成分をわずかに含有する液体も含まれる。
ノズル11の上端には、分注時にノズル11の先端に圧力を伝達する与圧用液体L1の流路となる管状のチューブ31が接続されている。このチューブ31の他端は、吸引または吐出の際に与圧用液体L1に圧力を与えるシリンジ16に接続されている。シリンジ16は、略円筒形状をなして所定の与圧用液体L1を収容するシリンダー16aと、先端部の側面がシリンダー16aの内部を摺動しながら進退することによって与圧用液体L1に加える圧力の加減を行うプランジャー16bとを有する。
プランジャー16bは、プランジャー駆動部17に接続されている。プランジャー駆動部17は、リニアモーターを用いて構成され、ノズルの先端からの分注対象の液体を吐出するためのプランジャー16bのシリンダー16aへの進入動作を、従来、プランジャーの駆動に用いられる回転型モーターが必要としていたボールねじやラック&ピニオンのような回転−直動変換手段を介さずに、直接実行する機能を有する。なお、プランジャー16bのプランジャー駆動部17への取付態様は任意であり、例えばリニアモーターの可動子に直結してもよい。
シリンジ16は、チューブ31とは異なるチューブ32にも接続されている。このチューブ32の他端には、電磁弁18が接続されている。電磁弁18とポンプ19とはチューブ33によって接続されており、制御部15の制御のもとで駆動する。ポンプ19はチューブ34を介して与圧用液体L1を収容するタンク20に接続されている。
ノズル11を洗浄した直後の状態において、ノズル11、シリンダー16a、チューブ31〜34は与圧用液体L1で満たされており、分注対象液体の吸引または吐出を行う際には、プランジャー駆動部17が駆動してシリンジ16のプランジャー16bを移動させることにより、与圧用液体L1を介してノズル11の先端部に適当な吸引圧または吐出圧を印加する。
与圧用液体L1としては、イオン交換水、蒸留水、脱気水、逆浸透膜投下水などの非圧縮性流体が適用される。かかる与圧用液体L1は、ノズル11の内部の洗浄を行う洗浄液としても適用可能である。
図2は、本実施の形態に係る分注方法の処理の概要を示すフローチャートである。図2において、まずノズル11を洗浄する(ステップS1)。この際には、電磁弁18が開き、ポンプ19から送り出されてくる与圧用液体L1がノズル11内を通水した後、制御部15がプランジャー駆動部17を駆動することによってプランジャー16bを前進(図1で上方へ移動)させる。このプランジャー16bの動作により、ノズル11の内部に与圧用液体L1以外の液体が残留している場合、その液体を外部へ排出することができる。
図3は、ステップS1が終了したときのノズル11の先端部における液体の充填状態を模式的に示す図である。図3において、ノズル11の内部には、与圧用液体L1が充填されている。
続いて、ノズル11は、与圧用液体L1と分注対象液体とをノズル11の内部で分離する分離用液体L2を吸引する(ステップS2)。このステップS2では、ノズル移送部14がノズル11を分離用液体吸引位置へ移送した後、制御部15がプランジャー駆動部17を駆動することによってプランジャー16bを所定量だけ後退させることにより、プランジャー16bの後退量に相当する分離用液体L2を吸引採取する。
図4は、ステップS2が終了したときのノズル11の先端部における液体の充填状態を模式的に示す図である。図4において、ノズル11の先端部には、分離用液体L2が充填され、それよりもノズル11の基端側には、与圧用液体L1が充填されている。
分離用液体L2は、与圧用液体L1や分注対象液体と混和することのない非混和性液体である。分離用液体L2には、シリコンオイルやパーフロロカーボンが用いられる。また、分離用液体L2として、ケロシン、グリセリン、ひまし油、パラフィン類、フレオン類のうちの一つあるいは複数の混合液を用いることもできる。さらに、分離用液体L2として、無塩処理をした植物油のうちの一つあるいは複数の混合液を用いることもできる。また、分離用液体L2として、トルエンなどの非水溶性液体の一つあるいは複数の混合液を用いることもできる。なお、分離用液体L2は、複数種類の非混和性液体を用いることにより、多層構造をなす液体として実現することもできる。
この後、ノズル11が分注対象液体L3を吸引する(ステップS3)。その際、ノズル移送部14がノズル11を分注対象液体吸引位置へ移送した後、制御部15がプランジャー駆動部17を駆動することによってプランジャー16bを所定量だけ後退させることにより、プランジャー16bの後退量に相当する分注対象液体を吸引採取する。なお、ステップS3における分注対象液体L3の採取量は、その分注対象液体L3を所定の容器等に吐出する際に分離用液体L2が混入するのを回避するため、本来必要な分注量よりも多く採取することが好ましい。
図5は、ステップS3が終了したときのノズル11の先端部における液体の充填状態を模式的に示す図である。図5において、ノズル11の先端部には分注対象液体L3が充填され、それよりもノズル11の基端側には、ステップS2で吸引した分離用液体L2が充填され、分注対象液体L3と与圧用液体L1との間に介在している。
ステップS3で分注対象液体L3を吸引したノズル11は、所定量の分注対象液体L3を吐出する(ステップS4)。具体的には、ノズル移送部14がノズル11を分注対象液体吐出位置へ移送した後、制御部15がプランジャー駆動部17を駆動することによってプランジャー16bを所定量だけ前進させ、このプランジャー16bの前進量に相当する分注対象液体L3をノズル11の先端から所定の容器へ吐出する。
以上説明したステップS1〜S4の動作により、1回分の分注動作が終了する。この後、分注動作を繰り返す場合には、ステップS1〜S4の処理を繰り返す。一方、分注動作を終了する場合には、ステップS1の洗浄処理のみを行う。
本実施の形態に係る分注装置1においては、分注装置1が、1μLよりも少ない微量の分注対象液体L3を分注することを想定している。ここで、シリンジ16として、内径φが2〜4mmのシリンダー16aを適用し、0.5μLの分注を行う場合を考える。この場合、プランジャー16bの移動量は、0.04mm(φ=4の場合)〜0.15mm(φ=2の場合)程度となる。この移動量は、従来の分注装置が自動分析装置上で実行可能な最小分注量である2μL程度の分注時のプランジャー16bの移動量の1/4程度である。
上述したような、プランジャー16bの移動距離が微小である微量分注において分注対象液体L3を確実に吐出させるためには、ノズル11の開口端から離脱する液体の速度が重要である。すなわち、分注対象液体L3を、ノズル11の開口端の液面の表面張力やノズル11の内壁の粘性抵抗に抗して吐出するためには、特に吐出開始時の液体の初速が重要であるとともに、分注対象液体L3の吐出に必要なプランジャー16bのシリンダー16aへの進入動作を40msec以内に完了させる必要がある。実際、これよりも液体の吐出に費やされる時間が長いと、微量の液体がノズル11の先端から離脱しないことが実験的にわかっている。なお、プランジャー駆動部17は、分注対象液体L3を、ノズル11の先端から40msec以内に外部へ吐出させることができる性能を有していればよく、リニアモーター以外の駆動手段を用いて構成してもよい。
ここで、微量液体の吐出可否に対するプランジャー16bの駆動時間の影響に関する実験例として、ステッピングモータとボールねじとの組み合わせを駆動手段として用いたときの事例を示す。図6は、内径3mmのシリンダー16aを用い、プランジャー16bを0.043mm移動させることによって0.3μLの液体の分注を試みた実験例を示す図である。
まず、図6の曲線C1は、プランジャー16bの移動距離が0.043mmに到達するまでの時間、すなわち応答時間を40msecとしてプランジャー16bを駆動した場合のプランジャー移動量と時間との関係を示す曲線である。実験によれば、この曲線C1にしたがってプランジャー16bを移動させた場合、0.3μLの液滴をノズル11の先端から確実に離脱させることができた。
これに対して、図6の曲線C2は、応答時間を110msecとしてプランジャー16bを駆動した場合のプランジャー移動量と時間との関係を示す曲線である。この曲線C2にしたがってプランジャー16bを移動させた場合、プランジャー16bが0.043mm移動してもノズル11の先端からの液滴の離脱はなかった。
この実験結果から、プランジャー16bの移動が遅いと、ノズル11の先端から液滴を吐出することができず、液滴をノズル11の先端から外部へ吐出するためには、プランジャー16bのシリンダー16aへの進入動作を40msec程度で完了させる必要があることがわかる。
図1から図5に示した、リニアモータをプランジャー駆動部17に用いた本実施の形態では、プランジャー駆動部17として、プランジャー16bの前進動作を40msec以内で完了させ、1μLを下回る分注対象液体L3をノズル11の先端から外部へ吐出させることが可能であり、減速機構を有しないリニアモーターを適用しているため、加減速時間の短縮を実現し、高い加速度のもと、分注対象液体L3の微量の分注を高精度で行うことができる。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、吐出部内部の与圧用液体と分注対象液体との間に両者を分離する分離用液体を介在させることにより、微量の液体の分注を行う際にばねとして作用してしまう恐れがある空気層が不要となり、液体の分注量に誤差が生じにくくなる。したがって、微量の液体を高精度で分注することが可能となる。また、分注量の誤差が生じにくいので、分注可能な最小の分注量を小さくすることが可能であり、分注量をより微量にすることができる。さらに、空気層があると、分注対象液体の粘度によって空気層のばねとしての作用が変わってしまい、分注量に誤差を生じてしまう場合もあるが、本実施の形態によれば、分注対象液体の粘度の影響を受けずに分注することができる。
本発明が目論む1μLを下回る微量の液体の吐出を実現するためには、例えば図6に示すように、分注対象液体をノズル11の吐出口から排出するためのプランジャー16bの進入動作が40msec以内に完了するように、高速かつ高加速でプランジャー16bを駆動することが必要であることが、実験的に確認されている。一方、空気層のばね効果に起因する分注量の誤差は、分注対象液体をノズル11の吐出口から排出するためのプランジャー16bの進入動作に要するプランジャー16bの速度と加速度が高いほど、より顕著に発生する。このように分注量の誤差を生じる原因となる空気層を排除した本実施の形態に係る分注方法は、プランジャー16bを高速で駆動して液体を分注するような、1μLを下回る微量の液体を吐出する場合において、特に大きな効果を発揮する。
また、本実施の形態によれば、分離用液体として、分注対象液体や与圧用液体と混和しない非混和性液体を適用することにより、分注対象液体が与圧用液体によって希釈されてしまうのを回避することができ、分注精度を一段と向上させることができる。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態を詳述してきたが、本発明は、上述した一実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。図6に示した実験例では、プランジャー16bの進入動作を40msec以内に完了するようにプランジャー16bを駆動することによって、0.3μLの液体の吐出が可能であることが確認されているが、プランジャー駆動部17に用いたリニアモーターは、プランジャー16bの進入動作をさらに短時間で実行させることも可能である。例えば、プランジャー16bの進入動作を10msec以内に完了させた実験では、0.1μLの液体の吐出が可能であることが確認されている。したがって、プランジャー16bを、上述した実施の形態より高速で駆動しても、液体の分注を精度よく行うことができる。このように、高応答な駆動手段を用いて精密な微量分注を実行しようとする場合には、空気層を排除した本発明に係る分注方法は、特に有効である。
本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
本発明の一実施の形態に係る分注装置の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る分注方法の処理の概要を示すフローチャートである。 ノズル洗浄後のノズル先端の液体の充填状態を模式的に示す図である。 分離用液体吸引後のノズル先端の液体の充填状態を模式的に示す図である。 分注対象液体吸引後のノズル先端の液体の充填状態を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態に係る分注装置における微量分注の実験例を示す図である。
符号の説明
1 分注装置
11 ノズル
12 アーム
13 支軸
14 ノズル移送部
15 制御部
16 シリンジ
16a シリンダー
16b プランジャー
17 プランジャー駆動部
18 電磁弁
19 ポンプ
20 タンク
L1 与圧用液体
L2 分離用液体
L3 分注対象液体

Claims (8)

  1. 微量の液体を分注する分注装置であって、
    液体を保持するシリンダー、および前記シリンダー内を進退自在に動作するプランジャーを有し、前記プランジャーの進退動作によって前記シリンダーが保持する液体に圧力を加える与圧部と、
    前記与圧部によって発生された圧力を受ける与圧用液体、当該与圧用液体が受けた圧力によって外部へ吐出される分注対象液体、および当該与圧用液体と当該分注対象液体とを分離する分離用液体で満たされる吐出部と、
    前記分注対象液体を前記吐出部内部から吐出するための前記プランジャーの前記シリンダーへの進入動作を実行するプランジャー駆動部と、
    を備えたことを特徴とする分注装置。
  2. 前記プランジャー駆動部は、リニアモーターを有することを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
  3. 前記分離用液体は、前記分注対象液体と混和しない非混和性液体であることを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
  4. 前記非混和性液体は、シリコンオイルを含むことを特徴とする請求項3に記載の分注装置。
  5. 前記非混和性液体は、ケロシン、グリセリン、ひまし油、パラフィン類、フレオン類のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする請求項3に記載の分注装置。
  6. 前記非混和性液体は、無塩処理をした植物油のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする請求項3に記載の分注装置。
  7. 前記非混和性液体は、非水溶性液体のうちの一つあるいは複数の混合液であることを特徴とする請求項3に記載の分注装置。
  8. 液体を保持するシリンダー、および前記シリンダー内を進退自在に動作するプランジャーを有し、前記プランジャーの進退動作によって前記シリンダーが保持する液体に圧力を加える与圧部と、前記与圧部によって発生された圧力を受ける与圧用液体および当該与圧用液体が受けた圧力によって外部へ吐出される分注対象液体を少なくとも保持する吐出部と、を備えた分注装置が、微量の液体を分注する分注方法であって、
    前記与圧用液体を保持する前記吐出部内部に分離用液体を吸引する工程と、
    前記分離用液体を吸引した前記吐出部内部に前記分注対象液体を吸引し、前記与圧用液体と前記分注対象液体とを分離して保持する工程と、
    前記与圧用液体、前記分離用液体、および前記分注対象液体によって満たされた前記吐出部内部から前記分注対象液体を吐出させる工程と、
    を有することを特徴とする分注方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011117867A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Toshiba Corp 自動分析装置
JP2012088254A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Arkray Inc 計量装置、計量方法、及びプログラム

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