JP4841150B2 - フラックス塗布装置 - Google Patents
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Description
半田付け位置に塗布すべき液状のフラックスを貯留する貯留部と、
前記フラックスが収納されるとともにそのフラックスを吐出又は吸引する開口部が一端側に形成されたシリンダと、そのシリンダの他端側から摺動可能に挿入されたピストンとを各々有し、並列的に配置される一対のシリンジポンプと、
前記シリンダに収納され前記開口部から吐出されたフラックスを前記半田付け位置に塗布するノズルと、
各々のシリンジポンプの前記ピストンを軸線方向に移動させて、前記開口部から前記フラックスを所定量毎に吐出又は吸引させるための単一の駆動源としての可逆モータと、
前記ピストンの移動方向が前記一対のシリンジポンプで互いに逆方向となって、一方のシリンジポンプの開口部から前記フラックスを吐出するとき他方のシリンジポンプの開口部から前記フラックスを吸引するように、前記可逆モータからの駆動力を各々のシリンジポンプへ同時に動力伝達する伝動機構と、
前記貯留部と各々のシリンジポンプの開口部とを接続する管路及び前記各々のシリンジポンプの開口部とノズルとを接続する管路の接続状態を切り換える切換弁とを備え、
前記一対のシリンジポンプは、その軸線がそれぞれ上下方向又は斜め上下方向に配置され、かつ前記開口部がそれぞれ前記シリンダの上端部に形成され、
前記ピストンと開口部とが接近する方向に前記ピストンを移動させることによって、前記フラックスの吸引時に混入した外気等の気泡を前記シリンダの上端部に位置する開口部から排出可能であるとともに、
前記切換弁の切り換えと前記可逆モータの回転方向の切り換えとが同時に行われ、前記一対のシリンジポンプにおけるピストンの移動方向が切り換えられるのと同期して、前記貯留部からフラックスを吸引して収納する吸引用のシリンジポンプと、収納したフラックスを吐出して前記ノズルへ供給する吐出用のシリンジポンプとが交互に切り換えられることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るシリンジポンプユニットの一例を示す説明図である。図1に示すように、シリンジポンプユニット1は、液状のフラックスF(液体)が収納されて並列的に配置される一対のシリンジポンプ10A,10Bと、単一の可逆式電動モータ20(駆動源;例えばステッピングモータ)と、モータ20からの駆動力を各々のシリンジポンプ10A,10Bへ同時に動力伝達する伝動機構30とを備えている。
図4は図2の変形例を示す配管図である。図4では、シリンダ11Aの開口部11aと貯留タンク2又はノズル3、シリンダ11Bの開口部11aと貯留タンク2又はノズル3をそれぞれ繋ぐ計4つの管路に、4ポート2位置型の単一の電磁切換弁101が介装されている。したがって、図4では、電磁切換弁101は、シリンダ11Aの開口部11aとノズル3とを連通させ、かつ貯留タンク2とシリンダ11Bの開口部11aとを連通させる位置(a位置)にある。また、揺動アーム31がリミットスイッチ102Bに当接すると、その検知信号に基づいて、図5に示すように、電磁切換弁101は、シリンダ11Bの開口部11aとノズル3とを連通させ、かつ貯留タンク2とシリンダ11Aの開口部11aとを連通させる位置(b位置)に切り換えられる。
図6に本発明に係るシリンジポンプユニットの他の例を示す。図6に示すシリンジポンプユニット1も、液状のフラックスF(液体)が収納されて並列的に配置される一対のシリンジポンプ10A,10Bと、単一の可逆式電動モータ20(駆動源;例えばステッピングモータ)と、モータ20からの駆動力を各々のシリンジポンプ10A,10Bへ同時に動力伝達する伝動機構30とを備えている。
ラック33A,33Bは、ピストン12A,12Bの基端部12a,12a(下端部)とそれぞれ連結され、モータ20によって直線的に移動される。具体的には、カップリング21を介してモータ20と接続されたボールねじ39(ねじ部材)がピストン12A,12Bと平行状に配置されている。そして、ボールねじ39の雌ねじ部材39aは、一方のラック33Aと連結され、かつピストン12Aと平行状に配置された直線状のガイド39bに摺動可能に着座している。また、他方のラック33Bと連結されたスライダ39cは、ピストン12Bと平行状に配置されたもう1本の直線状のガイド39bに摺動可能に着座している。
図7に本発明に係るシリンジポンプユニットのさらに他の例を示す。図7に示すシリンジポンプユニット1も、液状のフラックスF(液体)が収納されて並列的に配置される一対のシリンジポンプ10A,10Bと、単一の可逆式電動モータ20(駆動源;例えばステッピングモータ)と、モータ20からの駆動力を各々のシリンジポンプ10A,10Bへ同時に動力伝達する伝動機構30とを備えている。
図8に図7(実施例3)の変形例を示す。図8に示すシリンジポンプユニット1も、液状のフラックスF(液体)が収納されて並列的に配置される一対のシリンジポンプ10A,10Bと、単一の可逆式電動モータ20(駆動源;例えばステッピングモータ)と、モータ20からの駆動力を各々のシリンジポンプ10A,10Bへ同時に動力伝達する伝動機構30とを備えている。
図9に本発明に係るシリンジポンプユニットのさらに他の例を示す。図9に示すシリンジポンプユニット1も、液状のフラックスF(液体)が収納されて並列的に配置される一対のシリンジポンプ10A,10Bと、単一の可逆式電動モータ20(駆動源;例えばステッピングモータ)と、モータ20からの駆動力を各々のシリンジポンプ10A,10Bへ同時に動力伝達する伝動機構30とを備えている。
2 貯留タンク(貯留部)
3 ノズル
10A,10B シリンジポンプ
11A,11B シリンダ
12A,12B ピストン
20 可逆式電動モータ(駆動源)
30 伝動機構
31 揺動アーム(揺動体)
31a 揺動支軸(支点)
32 ピニオン(回転体)
33A,33B ラック(移動体)
34 プーリ(回転体)
35 ベルト(移動体)
36A,36B 結合片(移動体)
37 ボールねじ(ねじ軸)
37a 右巻き雄ねじ部(雄ねじ部)
37b 左巻き雄ねじ部(雄ねじ部)
38A,38B 係合部材(移動体)
38a 右巻き雌ねじ部(雌ねじ部)
38b 左巻き雌ねじ部(雌ねじ部)
39 ボールねじ(ねじ部材)
39a 雌ねじ部材
39b ガイド
100 フラックス塗布装置
F 液状フラックス(液体)
S 半田付け位置(塗布位置)
W プリント配線基板(ワーク)
Claims (7)
- 半田付け位置に塗布すべき液状のフラックスを貯留する貯留部と、
前記フラックスが収納されるとともにそのフラックスを吐出又は吸引する開口部が一端側に形成されたシリンダと、そのシリンダの他端側から摺動可能に挿入されたピストンとを各々有し、並列的に配置される一対のシリンジポンプと、
前記シリンダに収納され前記開口部から吐出されたフラックスを前記半田付け位置に塗布するノズルと、
各々のシリンジポンプの前記ピストンを軸線方向に移動させて、前記開口部から前記フラックスを所定量毎に吐出又は吸引させるための単一の駆動源としての可逆モータと、
前記ピストンの移動方向が前記一対のシリンジポンプで互いに逆方向となって、一方のシリンジポンプの開口部から前記フラックスを吐出するとき他方のシリンジポンプの開口部から前記フラックスを吸引するように、前記可逆モータからの駆動力を各々のシリンジポンプへ同時に動力伝達する伝動機構と、
前記貯留部と各々のシリンジポンプの開口部とを接続する管路及び前記各々のシリンジポンプの開口部とノズルとを接続する管路の接続状態を切り換える切換弁とを備え、
前記一対のシリンジポンプは、その軸線がそれぞれ上下方向又は斜め上下方向に配置され、かつ前記開口部がそれぞれ前記シリンダの上端部に形成され、
前記ピストンと開口部とが接近する方向に前記ピストンを移動させることによって、前記フラックスの吸引時に混入した外気等の気泡を前記シリンダの上端部に位置する開口部から排出可能であるとともに、
前記切換弁の切り換えと前記可逆モータの回転方向の切り換えとが同時に行われ、前記一対のシリンジポンプにおけるピストンの移動方向が切り換えられるのと同期して、前記貯留部からフラックスを吸引して収納する吸引用のシリンジポンプと、収納したフラックスを吐出して前記ノズルへ供給する吐出用のシリンジポンプとが交互に切り換えられることを特徴とするフラックス塗布装置。 - 前記伝動機構には、中間部を支点とし前記可逆モータによって所定角度範囲にわたり揺動されるとともに、両端部に前記一対のシリンジポンプのピストンがそれぞれ係合される揺動体が備えられ、
その揺動体の揺動変位に応じて前記一対のピストンが前記軸線方向に沿って互いに逆向きに往復移動する請求項1に記載のフラックス塗布装置。 - 前記伝動機構には前記揺動体の揺動範囲を規定するリミットスイッチが備えられ、
前記揺動体の前記リミットスイッチへの当接により、前記吸引用のシリンジポンプと前記吐出用のシリンジポンプとが交互に切り換えられる請求項2に記載のフラックス塗布装置。 - 前記一対のシリンジポンプは、その軸線が互いに平行状に配置され、
前記揺動体は、前記軸線方向に沿って配置されかつ前記可逆モータによって駆動回転されるねじ部材を介して揺動され、
そのねじ部材の回転角度変位に応じて前記一対のピストンが前記軸線方向に沿って互いに逆向きに往復移動する請求項2又は3に記載のフラックス塗布装置。 - 前記伝動機構は、
前記可逆モータによって所定位置で所定角度範囲にわたり正逆回転される回転体と、
その回転体に係合して回転運動を直線運動に変換するとともに、前記一対のシリンジポンプのピストンにそれぞれ係合される一対の移動体と、を有し、
前記回転体の回転変位に応じて前記一対のピストンが前記軸線方向に沿って互いに逆向きに往復移動する請求項1に記載のフラックス塗布装置。 - 前記一対のシリンジポンプは、その軸線が互いに平行状に配置され、
前記回転体は、前記軸線方向に沿って配置されかつ前記可逆モータによって駆動回転されるねじ部材を介して回転され、
そのねじ部材の回転角度変位に応じて前記一対のピストンが前記軸線方向に沿って互いに逆向きに往復移動する請求項5に記載のフラックス塗布装置。 - 前記伝動機構は、
前記可逆モータによって所定位置で正逆回転されるとともに、左右異なる巻き方向の雄ねじ部が形成されたねじ軸と、
そのねじ軸の左右の雄ねじ部のいずれか一方に螺合して往復移動するために対応する巻き方向の雌ねじ部が形成されるとともに、前記一対のシリンジポンプのピストンにそれぞれ係合される一対の移動体と、を有し、
前記ねじ軸の回転角度変位に応じて前記一対のピストンが前記軸線方向に沿って互いに逆向きに往復移動する請求項1に記載のフラックス塗布装置。
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