JP3116283U - 炭焼き魚の真空冷凍パック - Google Patents

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Abstract

【課題】 焼き魚を何時でも手軽に食べることが出来る真空冷凍パックの提供。
【解決手段】 魚の切り身1を炭火2で焼き、これをビニール袋4などに入れて真空パックすると共に冷凍保存し、食べる時には冷蔵庫から取り出してビニール袋ごと解凍すると共に熱湯に入れて温める。
【選択図】 図1

Description

本考案は炭焼きした魚を真空パック後に冷凍される炭焼き魚の真空冷凍パックに関するものである。
日本人は、周囲を海みに囲まれた小さな国であることから、その食事においてタンパク質を摂取する為に昔から魚を食べることが多い。魚の食べ方は色々あるが、最も一般的には、焼き魚として、煮魚として、また刺身として食している。本考案が対象とする焼き魚は、近年ガスを用いて焼かれる為に、その味は昔の炭火焼に比べて低下している。
ガスは手軽に点火して火力も強い為に、短時間で焼くことが出来ることから、今日では炭火で焼くことは無に等しく成っている。しかし、ガスは炎となって燃焼する為に魚の表面部分だけが焼かれるだけで、内部の焼きが十分でないことが多い。その為に、余分な油が内部に残存してしまい、食べた時に油でベタツキを感じ、生臭さも残り焼き魚の味は低下する。
これに対して、炭火で魚を焼くならば、火力は低いが遠赤外線が多量に放射されて、表面は勿論であるが内部を加熱して全体を均等に焼き上げることが出来る。そして、内部の余分な油が除去されて食べた時にベタ付かず、内部まで十分に火が通っている為に味は格段に良くなる。
ところで、近年では独身が多く、一人で魚を焼いて食べるといったことはなく、あくまでもスーパーで売られている焼き魚を買って帰ることが多い。前記の通り、スーパーで売られている焼き魚はガスで焼いたものであり、その味は決して良くない。しかし、生の魚を持ち帰って、しかも炭火で焼くことは今日において現実的でない。特に一人身の男性にとって生の魚を焼いて食べることは殆どない。
一方、生魚は新鮮なうちに食べることが必要であり、新鮮なうちは潮の香りがするが、時間が経過するにしたがってその成分が分解して腐敗が進行し、臭気が発生する。特に、魚介類特有の生臭さはその身内に含まれるトリメチルアミンオキシド(TMAT)がバクテリアによって分解していくことによりトリメチルアミンを発生することに起因する。そこで、生魚の変質を防止する為に一般には冷凍保存されている。
しかし、上記冷凍保存された生魚といえど、品質変化を完全に防止することは出来ない。特開2003−334035号に係る「魚介類の身肉の品質改良法と品質改良した魚介類調理加工冷凍品の製造方法」は魚介類の変質を防止する従来技術の1つであって、原料冷凍魚介類特有の生臭さを消し、酸化を防ぎ、腐り易さを克服しているが、しかし、本考案が対象とする技術内容とはその趣旨が異なっている。
特開2003−334035号に係る「魚介類の身肉の品質改良法と品質改良した魚介類調理加工冷凍品の製造方法」
このように従来の焼き魚には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、魚の変質を防止し、熱湯に入れて温めるだけで焼立てと同じ状態で何時でも食べることが出来る炭焼き魚の真空冷凍パックを提供する。
本考案は魚を炭火で焼き、これを真空冷凍パックしたものである。ここで、対象となる魚の種類は限定せず、サバ、イワシ、サンマ、ウナギなどの色々な魚を使用することが出来る。そして、焼く手段はあくまでも炭火とし、該炭火から放射される遠赤外線が魚の芯まで加熱して均等に焼き上げると共に余分な油分を排除することが出来る。そして、焼き上がった魚はビニール袋などに詰められて真空でパックされ、その後冷凍保存される。真空パックする為のビニール袋は特に限定せず、従来から使用されているもので十分である。ところで、本考案は生魚のみならず干し魚も対象とし、干し魚も炭焼きして真空冷凍パックする。
本考案の炭焼き魚は真空パックされ、それを冷凍したものである。従って、変質することはなく、パックされた状態で解凍すると共に、これを熱湯に入れて温め、パックから取り出して魚を食すことが出来る。すなわち、魚を焼く必要はなく、炭火焼きされた状態の魚を即座に食べることが可能と成り、一人暮らしの人にとって冷蔵庫から取り出して何時でも食べることが出来る。該魚は炭火焼されているために芯まで均等に焼き上げられ、また油分は適度に除去される為にベタ付くことない。すなわち、真空パックされた状態で熱湯に入れることで元の味が再現される便利なレトルト食品となる。
図1は本考案に係る炭焼き魚の真空冷凍パックの製造工程を示している。(a)は魚の切り身1であり、適当な大きさに切り分けされた切り身1となっている。一般にはサバ、ムツ、ブリ、マグロなどの大きさ魚が対象となり、サンマ、イワシ、アユなどの比較的小さい魚の場合には、切り分けされることなくそのままの状態で使用される。
(b)は切り身1を焼く工程であり、本考案ではガスを使用することなく炭火2が用いられる。炭火はガスに比較して火力は弱くて扱いは面倒であるが、遠赤外線が多量に放射される為に切り身1の内部(芯)まで熱が浸透し、時間をかけて焼き上げるならば余分な油が流れ落ちて、サッパリした焼き魚3となる。すなわち、焼き魚3がベタ付くことはない。勿論、芯まで均等に焼き上がる。
(c)は上記焼き魚3を真空パックした状態であり、焼き魚3はビニール袋4に入れられた状態で内部の空気が抜き取られて真空状態となっている。切り身1が炭火2にて焼かれることで、トリメチルアミンオキシド(TMAT)がバクテリアによって分解されず、変質の防止が図られる。
(d)は冷凍された場合を示している。本考案では、ビニール袋4に入れて真空パックした状態で冷凍保存される。
このように、魚の切り身1は炭火2にて焼かれ、この状態でビニール袋4に入れて真空パックされ、しかも冷凍保存する。従って、この状態で家庭の冷凍庫に収容して保存することが出来る。そこで、この焼き魚を食べる時には、冷凍されているビニール袋を冷蔵庫から取り出して解凍し、これを熱湯に入れて温める。そこで、ビニール袋4に入っている焼き魚3は炭火2で焼いた状態に復元され、炭火焼の魚を何時でも食べることが可能と成る。
ところで、切り身1を炭火2にて焼き上げる際に、タレを付けることもある。タレの種類は焼かれる魚によって色々であるが、タレが付いた炭焼き魚3を真空冷凍パックするならば、食べる時に更に便利である。
上記実施例では生魚の切り身1を炭焼きして真空冷凍パックする場合を説明したが、干した魚の場合も同じように炭火2にて焼くことが出来る。そして、この焼き魚3をビニール袋4に詰めて冷凍される。また、解凍の手段としては熱湯に漬ける場合の他に、電子レンジにて解凍・加熱することも可能である。
本考案に係る炭焼き魚の製造工程。
符号の説明
1 切り身
2 炭火
3 焼き魚
4 ビニール袋



Claims (3)

  1. 魚を炭火で焼き、これをビニール袋などに入れて真空パックすると共に冷凍保存したことを特徴とする炭焼き魚の真空冷凍パック。
  2. 上記魚を所定の大きさに切って切り身とした請求項1記載の炭焼き魚の真空冷凍パック。
  3. 上記魚にタレを付けて炭火で焼いた請求項1、又は請求項2記載の炭焼き魚の真空冷凍パック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013070649A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Kazuhiko Utsunomiya 冷凍焼き魚の製造方法
JP2013123422A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Maruyasu:Kk 味付き生魚加工品の製造方法

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