JP3098494U - 焼きいなり寿司 - Google Patents
焼きいなり寿司 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098494U JP3098494U JP2003003415U JP2003003415U JP3098494U JP 3098494 U JP3098494 U JP 3098494U JP 2003003415 U JP2003003415 U JP 2003003415U JP 2003003415 U JP2003003415 U JP 2003003415U JP 3098494 U JP3098494 U JP 3098494U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fried
- sushi
- rice
- roasted
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
【課題】揚げを加熱して焦げ目を付けることによって、香ばしい風味を付与し、視覚的にも美味しく見える焼きいなり寿司を提供する。
【解決手段】油揚げ表面を火であぶり、焦げ目を付けた。または、焦げ目を付けた油揚げを寿司飯の上へ載せて、にぎり寿司のような形状とした、あるいは、熱した鉄板上にいなり寿司を載せてごま油等の植物油と共に炒め、油揚げの表面に焦げ目を付け、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めた。
【選択図】 図1
【解決手段】油揚げ表面を火であぶり、焦げ目を付けた。または、焦げ目を付けた油揚げを寿司飯の上へ載せて、にぎり寿司のような形状とした、あるいは、熱した鉄板上にいなり寿司を載せてごま油等の植物油と共に炒め、油揚げの表面に焦げ目を付け、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、焼きいなり寿司に関する。
【0002】
【従来の技術】
いなり寿司は味付け揚げの内部に寿司飯を詰めたものであり、手軽に食べられる食品として広く製造・販売されている。このいなり寿司は、油揚げを砂糖、醤油で味付けして寿司飯を詰めるという古くからある食品であり、一般的に広く食用されている。
このいなり寿司は、寿司飯と油揚げの2つの材料から構成されており、食味を向上させるために、油揚げの味付けを改良する工夫がなされているが、バリエーションに乏しく、単調な食味を脱却することができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、油揚げに焦げ目を付けることにより、香ばしい風味が加わり、新規な食味を有するいなり寿司が製造されることを見い出し本考案を完成させたものである。
すなわち、本考案の目的とするところは、油揚げを加熱して焦げ目を付けることによって、香ばしい風味を付与し、視覚的にも美味しく見える焼きいなり寿司を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための手段として本考案請求項1記載の焼きいなり寿司では、油揚げ表面を火であぶり、焦げ目を付けている。
請求項2記載の焼きいなり寿司では、焦げ目を付けた油揚げを寿司飯の上へ載せて、にぎり寿司のような形状とした。
請求項3記載の焼きいなり寿司では、熱した金属を押しつけることによって油揚げに焦げ目を付けている。
請求項4記載の焼きいなり寿司では、熱した鉄板上にいなり寿司を載せて炒め、油揚げの表面に焦げ目を付けている。
請求項5記載の焼きいなり寿司では、請求項4記載の焼きいなり寿司において、前記鉄板上にごま油等の植物油を塗布して炒め、焦げ目を付けている。
請求項6記載の焼きいなり寿司では、請求項1、3、4または5記載の焼きいなり寿司において、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めている。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
一般的にいなり寿司は次の手順で製造される。
豆腐を四角形に薄く切り、高温の油で揚げる。この油揚げは厚さ1cm程度、縦横数cmの大きさを有し、内部は海綿状の組織によって閉塞されている。次に、海綿状の組織に針を差し込み、空気を吹き込む。これにより、内部が袋状に膨れ、海綿状の組織が両面に分離し、寿司飯を詰め込む開口部分が形成される。
【0006】
内部が袋状に分離した後は熱湯をかけて、油抜きを行なう。この油抜きによって表面のぬめり及び内部の余分な油が除去され、調味液の浸透性が向上する。次に、油揚げを中央で切断し、一辺が開口した2枚の油揚げを形成する。油揚げの切断方法としては、中央で切断して2枚の矩形の油揚げを製造する場合、対角線に沿って切断し、2枚の三角形の油揚げを作成する場合がある。
半分に切断した油揚げをまとめて砂糖、醤油等の調味液と共に、プラスチックフィルムで包装し、熱湯に浸漬して加熱した後、冷まして開封すると、味付け油揚げが製造される。
一方、暖かいご飯に、寿司酢を振りかけ、必要に応じて具を加え、それらを混合して冷まして寿司飯を製造する。
そして、味付け油揚げの中に寿司飯を詰め込むといなり寿司が製造される。
本考案はこのようないなり寿司の表面の油揚げに焦げ目を付けた食品に関するものである。以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】
【実施例1】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げ1の表面をガス等であぶり焦げ目2を付ける。そして、その焦げ目2が付いた油揚げ1を砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aを製造する。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目2による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司Aとなった。
【0008】
【実施例2】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。そして、味付け油揚げ1に熱した金網を押しつけて焦げ目3を付ける。そして、その焦げ目3が付いた味付け油揚げ1に寿司飯を詰め、図2に示すような外観の焼きいなり寿司Bを製造する。この焼きいなり寿司Bは油揚げ1の表面に網状の焦げ目3を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0009】
【実施例3】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げの表面をガス等であぶり焦げ目を付ける。そして、その焦げ目が付いた油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aを製造する。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0010】
【実施例4】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、オーブンで油揚げ表面を焼く。すると、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aが製造される。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0011】
【実施例5】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、熱した鉄板上でごま油を引いて炒める。すると、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aが製造される。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
このように、ごま油(植物油)と共に炒めることによって、油揚げ表面のスポンジ状小孔は焦げてつぶれ、ごま油が油揚げ内部に浸透するのが防止され、長期にわたって表面のツヤを維持することができる。
【0012】
【実施例6】
油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げ5の表面をガス等であぶり焦げ目6を付ける。その焦げ目6が付いた油揚げをにぎり飯7の上へ載せてにぎり寿司のような形状の焼きいなり寿司C(図3)とする。
この焼きいなり寿司Cは油揚げ5の表面に焦げ目6を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0013】
【実施例7】
前記実施例1〜5は油揚げ1の内部に寿司飯を詰めたが、この寿司飯の代わりとして、そば8を詰めたものが図4に示す焼きいなり寿司Dである。この焼きいなり寿司は焦げ目による香ばしい風味と共に、内部のそばによる新しい食味が付与される。
また、そばの代わりとして、白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅を詰めることも可能であり、これらを2種以上組み合わせて詰める構成としてもよい。
これらの具材を使用することにより、焦げ目による香ばしい風味に加え、新しい食味が付与される。
【0014】
以上、本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案に含まれる。
例えば、前記実施例で説明した焦げ目の形態については任意であり、油揚げの表面全体に均一に付ける場合であっても本考案に含まれる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の焼きいなり寿司は、従来のいなり寿司に焦げ目による香ばしい風味が加わり、新規な食品となる。
また、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めるので、新しい食味が形成される。
また、ごま油と共に炒めることによって、油揚げ表面のスポンジ状小孔が焦げてつぶれ、ごま油が油揚げ内部に浸透するのが防止され、長期にわたって表面のツヤが維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】油揚げ表面に焦げ目を付けた焼きいなり寿司の斜視図である。
【図2】熱した金網を押し付けて焦げ目を付けた焼きいなり寿司の斜視図である。
【図3】にぎり寿司のような形状の焼きいなり寿司の斜視図である。
【図4】油揚げに麺類を詰めた焼きいなり寿司の底面図である。
【符号の説明】
A 焼きいなり寿司
B 焼きいなり寿司
C 焼きいなり寿司
D 焼きいなり寿司
1 油揚げ
2 焦げ目
3 焦げ目
5 油揚げ
6 焦げ目
7 にぎり飯
8 そば
【考案の属する技術分野】
本考案は、焼きいなり寿司に関する。
【0002】
【従来の技術】
いなり寿司は味付け揚げの内部に寿司飯を詰めたものであり、手軽に食べられる食品として広く製造・販売されている。このいなり寿司は、油揚げを砂糖、醤油で味付けして寿司飯を詰めるという古くからある食品であり、一般的に広く食用されている。
このいなり寿司は、寿司飯と油揚げの2つの材料から構成されており、食味を向上させるために、油揚げの味付けを改良する工夫がなされているが、バリエーションに乏しく、単調な食味を脱却することができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、油揚げに焦げ目を付けることにより、香ばしい風味が加わり、新規な食味を有するいなり寿司が製造されることを見い出し本考案を完成させたものである。
すなわち、本考案の目的とするところは、油揚げを加熱して焦げ目を付けることによって、香ばしい風味を付与し、視覚的にも美味しく見える焼きいなり寿司を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための手段として本考案請求項1記載の焼きいなり寿司では、油揚げ表面を火であぶり、焦げ目を付けている。
請求項2記載の焼きいなり寿司では、焦げ目を付けた油揚げを寿司飯の上へ載せて、にぎり寿司のような形状とした。
請求項3記載の焼きいなり寿司では、熱した金属を押しつけることによって油揚げに焦げ目を付けている。
請求項4記載の焼きいなり寿司では、熱した鉄板上にいなり寿司を載せて炒め、油揚げの表面に焦げ目を付けている。
請求項5記載の焼きいなり寿司では、請求項4記載の焼きいなり寿司において、前記鉄板上にごま油等の植物油を塗布して炒め、焦げ目を付けている。
請求項6記載の焼きいなり寿司では、請求項1、3、4または5記載の焼きいなり寿司において、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めている。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
一般的にいなり寿司は次の手順で製造される。
豆腐を四角形に薄く切り、高温の油で揚げる。この油揚げは厚さ1cm程度、縦横数cmの大きさを有し、内部は海綿状の組織によって閉塞されている。次に、海綿状の組織に針を差し込み、空気を吹き込む。これにより、内部が袋状に膨れ、海綿状の組織が両面に分離し、寿司飯を詰め込む開口部分が形成される。
【0006】
内部が袋状に分離した後は熱湯をかけて、油抜きを行なう。この油抜きによって表面のぬめり及び内部の余分な油が除去され、調味液の浸透性が向上する。次に、油揚げを中央で切断し、一辺が開口した2枚の油揚げを形成する。油揚げの切断方法としては、中央で切断して2枚の矩形の油揚げを製造する場合、対角線に沿って切断し、2枚の三角形の油揚げを作成する場合がある。
半分に切断した油揚げをまとめて砂糖、醤油等の調味液と共に、プラスチックフィルムで包装し、熱湯に浸漬して加熱した後、冷まして開封すると、味付け油揚げが製造される。
一方、暖かいご飯に、寿司酢を振りかけ、必要に応じて具を加え、それらを混合して冷まして寿司飯を製造する。
そして、味付け油揚げの中に寿司飯を詰め込むといなり寿司が製造される。
本考案はこのようないなり寿司の表面の油揚げに焦げ目を付けた食品に関するものである。以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】
【実施例1】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げ1の表面をガス等であぶり焦げ目2を付ける。そして、その焦げ目2が付いた油揚げ1を砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aを製造する。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目2による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司Aとなった。
【0008】
【実施例2】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。そして、味付け油揚げ1に熱した金網を押しつけて焦げ目3を付ける。そして、その焦げ目3が付いた味付け油揚げ1に寿司飯を詰め、図2に示すような外観の焼きいなり寿司Bを製造する。この焼きいなり寿司Bは油揚げ1の表面に網状の焦げ目3を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0009】
【実施例3】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げの表面をガス等であぶり焦げ目を付ける。そして、その焦げ目が付いた油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aを製造する。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0010】
【実施例4】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、オーブンで油揚げ表面を焼く。すると、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aが製造される。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0011】
【実施例5】
油揚げを中央から切断して2枚とし、それぞれ内部に袋状の開口を形成する。その油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げに寿司飯を詰め、熱した鉄板上でごま油を引いて炒める。すると、図1に示すような外観の焼きいなり寿司Aが製造される。この焼きいなり寿司Aは油揚げ1の表面に焦げ目2を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
このように、ごま油(植物油)と共に炒めることによって、油揚げ表面のスポンジ状小孔は焦げてつぶれ、ごま油が油揚げ内部に浸透するのが防止され、長期にわたって表面のツヤを維持することができる。
【0012】
【実施例6】
油揚げを砂糖、醤油等の調味液で味付けし、味付け油揚げとする。その味付け油揚げ5の表面をガス等であぶり焦げ目6を付ける。その焦げ目6が付いた油揚げをにぎり飯7の上へ載せてにぎり寿司のような形状の焼きいなり寿司C(図3)とする。
この焼きいなり寿司Cは油揚げ5の表面に焦げ目6を有し、その焦げ目による香ばしい風味と共に、視覚的にも美味しそうに見える焼きいなり寿司となった。
【0013】
【実施例7】
前記実施例1〜5は油揚げ1の内部に寿司飯を詰めたが、この寿司飯の代わりとして、そば8を詰めたものが図4に示す焼きいなり寿司Dである。この焼きいなり寿司は焦げ目による香ばしい風味と共に、内部のそばによる新しい食味が付与される。
また、そばの代わりとして、白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅を詰めることも可能であり、これらを2種以上組み合わせて詰める構成としてもよい。
これらの具材を使用することにより、焦げ目による香ばしい風味に加え、新しい食味が付与される。
【0014】
以上、本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案に含まれる。
例えば、前記実施例で説明した焦げ目の形態については任意であり、油揚げの表面全体に均一に付ける場合であっても本考案に含まれる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の焼きいなり寿司は、従来のいなり寿司に焦げ目による香ばしい風味が加わり、新規な食品となる。
また、油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めるので、新しい食味が形成される。
また、ごま油と共に炒めることによって、油揚げ表面のスポンジ状小孔が焦げてつぶれ、ごま油が油揚げ内部に浸透するのが防止され、長期にわたって表面のツヤが維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】油揚げ表面に焦げ目を付けた焼きいなり寿司の斜視図である。
【図2】熱した金網を押し付けて焦げ目を付けた焼きいなり寿司の斜視図である。
【図3】にぎり寿司のような形状の焼きいなり寿司の斜視図である。
【図4】油揚げに麺類を詰めた焼きいなり寿司の底面図である。
【符号の説明】
A 焼きいなり寿司
B 焼きいなり寿司
C 焼きいなり寿司
D 焼きいなり寿司
1 油揚げ
2 焦げ目
3 焦げ目
5 油揚げ
6 焦げ目
7 にぎり飯
8 そば
Claims (6)
- 油揚げ表面を火であぶり、焦げ目を付けたことを特徴とする焼きいなり寿司。
- 焦げ目を付けた油揚げを寿司飯の上へ載せて、にぎり寿司のような形状としたことを特徴とする焼きいなり寿司。
- 熱した金属を押しつけることによって油揚げに焦げ目を付けたことを特徴とする請求項1記載の焼きいなり寿司。
- 熱した鉄板上にいなり寿司を載せて炒め、油揚げの表面に焦げ目を付けたことを特徴とする焼きいなり寿司。
- 前記鉄板上にごま油等の植物油を塗布して炒め、焦げ目を付けたことを特徴とする請求項4記載の焼きいなり寿司。
- 油揚げの内部に白飯、炊き込みご飯、おこわ、麺類、餅のうち少なくとも一種を詰めたことを特徴とする請求項1、3、4または5記載の焼きいなり寿司。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003415U JP3098494U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 焼きいなり寿司 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003415U JP3098494U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 焼きいなり寿司 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098494U true JP3098494U (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=43252251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003415U Expired - Lifetime JP3098494U (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 焼きいなり寿司 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098494U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000140A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社中西製作所 | 味付き油揚げの製造方法、同製造方法により製造された味付き油揚げ、及び、その味付き油揚げを用いたいなり寿司 |
-
2003
- 2003-06-11 JP JP2003003415U patent/JP3098494U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000140A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社中西製作所 | 味付き油揚げの製造方法、同製造方法により製造された味付き油揚げ、及び、その味付き油揚げを用いたいなり寿司 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3098494U (ja) | 焼きいなり寿司 | |
JP6045861B2 (ja) | 電子レンジを用いる焼き魚の調理方法、当該焼き魚用の調味料および当該焼き魚用の調理皿 | |
JP4667283B2 (ja) | 3重構造ハンバーグ様食品及びその製造方法 | |
JPH0361457A (ja) | 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレート | |
KR100597891B1 (ko) | 돈육보쌈 제조방법 | |
KR102098543B1 (ko) | 김치류를 내장한 익힘용 삼겹살 및 그 제조방법 | |
JP2985132B2 (ja) | まぐろの調理方法 | |
JP2011115119A (ja) | 焼きふぐの製造方法 | |
JP2006158290A (ja) | 鶏皮まんじゅうの調理方法 | |
JP4758956B2 (ja) | 電子レンジによる骨付き鳥もも肉の調理方法 | |
JP4814069B2 (ja) | ハンバーグの製造方法 | |
JP4311700B2 (ja) | 新規加熱調理食品およびその製造方法 | |
JP6967234B2 (ja) | おにぎりの製造方法およびおにぎり | |
JP6788299B1 (ja) | 餃子の製造方法 | |
JP2006345705A (ja) | スチームコンベクションオーブン用お好み焼き半調理品 | |
JP2017205084A (ja) | じゃが芋コロッケを内包した餅 | |
JP4660495B2 (ja) | 冷凍食品の調理方法及びその方法により調理される冷凍食品 | |
JPS5991863A (ja) | 鰻蒲焼の形をした加工食品の製造方法 | |
JP3027525U (ja) | うなぎの朴葉蒸し | |
KR100531451B1 (ko) | 가열 처리한 구이김밥 및 그 제조방법 | |
JP3205046U (ja) | 焼き魚の調理容器 | |
KR20240069990A (ko) | 석쇠판 및 고기구이판 겸용 고기구이기 | |
JP3118843U (ja) | 魚介類のすり身覆い形の米飯食品 | |
JP2012042156A (ja) | 食品の加熱調理方法及びこれに使用する加熱調理器 | |
JPH05292931A (ja) | うなぎの朴葉蒸し及びその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20050509 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001 Year of fee payment: 6 |