JPH0361457A - 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレート - Google Patents
食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレートInfo
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- JPH0361457A JPH0361457A JP1199086A JP19908689A JPH0361457A JP H0361457 A JPH0361457 A JP H0361457A JP 1199086 A JP1199086 A JP 1199086A JP 19908689 A JP19908689 A JP 19908689A JP H0361457 A JPH0361457 A JP H0361457A
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、加熱調理用プレート(グリドルブL、 −ト
)上に肉、野菜、魚介類等の食品を載せて焼く食品の加
熱調理方法、それに用いる加熱調理装置、及び加熱調理
用プレートに関する。
)上に肉、野菜、魚介類等の食品を載せて焼く食品の加
熱調理方法、それに用いる加熱調理装置、及び加熱調理
用プレートに関する。
「従来の技術]
近年、レストラン、焼肉ハウス、ステーキハウスなどの
飲食店において、肉、野菜、魚介類等の食品を加熱調理
用プレートで焼いた料理が好まれている。この場合、専
門の料理人によって食品を加熱調理して客に出すことも
あるが、客が加熱調理用プレート上で食品を焼きながら
食べることもある。更に、一般家庭においても、家庭用
の電熱プレート等を用いて上記のような食品を焼きなが
ら食べることが盛んに行われている。
飲食店において、肉、野菜、魚介類等の食品を加熱調理
用プレートで焼いた料理が好まれている。この場合、専
門の料理人によって食品を加熱調理して客に出すことも
あるが、客が加熱調理用プレート上で食品を焼きながら
食べることもある。更に、一般家庭においても、家庭用
の電熱プレート等を用いて上記のような食品を焼きなが
ら食べることが盛んに行われている。
従来、このような加熱調理に際しては、ガス火の上に金
属プレートを配置した加熱調理装置(グノラー)や、金
属プレートの内部にシーズヒーター・を配置した電熱プ
レートなどが用いられている。また、金属プレートにセ
ラミックスコーティングを施して、高温のセラミックス
から放射される遠赤外線を利用して焼く装置も知られて
いる。
属プレートを配置した加熱調理装置(グノラー)や、金
属プレートの内部にシーズヒーター・を配置した電熱プ
レートなどが用いられている。また、金属プレートにセ
ラミックスコーティングを施して、高温のセラミックス
から放射される遠赤外線を利用して焼く装置も知られて
いる。
方、家庭用のオーブントースタ−や、飲食店で焼鳥用に
用いられている加熱装置などにおいて、熱源として赤外
線ヒーターを用いたものが知られている。しかし、これ
らは、パン、ケーキ。
用いられている加熱装置などにおいて、熱源として赤外
線ヒーターを用いたものが知られている。しかし、これ
らは、パン、ケーキ。
ピザ、焼鳥などの用途に用いられており、肉、野菜、魚
介類などをプレート上で焼く用途にはほとんど利用され
ていない。
介類などをプレート上で焼く用途にはほとんど利用され
ていない。
「発明が解決しようとする課題」
一般に、肉、野菜、魚介類等の食品を加熱調理用プレー
トで焼いて食べる場合、美味しさの秘訣は1食品中に含
まれる水分(性分)をできるだけ保持して均一に焼くこ
とにある。それによって、食品のもつみずみずしさが残
ったジューシーで柔らかい食感が得られるからである、
加熱調理中のドリップが多く、食品の水分が冬型に失わ
れた場合には1食品中の蛋白質や繊維質のみが残った、
ごわごわとした硬い食感となり、美味しさは失われてし
まう、また、焼きむらが多い場合には、部分的に焦げて
炭化するため、水分も失われるとともに、苦味さえも感
じるようになる。
トで焼いて食べる場合、美味しさの秘訣は1食品中に含
まれる水分(性分)をできるだけ保持して均一に焼くこ
とにある。それによって、食品のもつみずみずしさが残
ったジューシーで柔らかい食感が得られるからである、
加熱調理中のドリップが多く、食品の水分が冬型に失わ
れた場合には1食品中の蛋白質や繊維質のみが残った、
ごわごわとした硬い食感となり、美味しさは失われてし
まう、また、焼きむらが多い場合には、部分的に焦げて
炭化するため、水分も失われるとともに、苦味さえも感
じるようになる。
しかしながら、上記従来の加熱調理装置では、′:A理
用プレートをガス火やシーズヒータ・−で加熱するため
、プレートへの熱伝達は主として伝熱によるものであり
、ガス火やシーズヒーターに近接している部分が高温と
なり、プレート面上で温度むらが生じやすかった。この
ため、食品に焼きむらが生じて部分的に焦げて炭化した
り、焦げないように温度を低くして焼いた場合に6食品
の水分が失われて硬い食感となってしまい、美味しく焼
くことは、一般の人は勿論、専門の職人であってち難し
いことであった。
用プレートをガス火やシーズヒータ・−で加熱するため
、プレートへの熱伝達は主として伝熱によるものであり
、ガス火やシーズヒーターに近接している部分が高温と
なり、プレート面上で温度むらが生じやすかった。この
ため、食品に焼きむらが生じて部分的に焦げて炭化した
り、焦げないように温度を低くして焼いた場合に6食品
の水分が失われて硬い食感となってしまい、美味しく焼
くことは、一般の人は勿論、専門の職人であってち難し
いことであった。
また、金属プレートの表面にセラミックスコーティング
を施した調理用プレートを用いて焼くことも行われてい
るが、セラミックスから放射される遠赤外線を利用して
効率的に焼く五では効果があるものの、上記のように熱
源としてガス欠やシーズヒーターを用いているため、プ
レート面上における温度むらを避けることはできず、上
記の問題点を解決することはできなかった。
を施した調理用プレートを用いて焼くことも行われてい
るが、セラミックスから放射される遠赤外線を利用して
効率的に焼く五では効果があるものの、上記のように熱
源としてガス欠やシーズヒーターを用いているため、プ
レート面上における温度むらを避けることはできず、上
記の問題点を解決することはできなかった。
一方、家庭用のオーブントースタ−や、焼鳥用の加熱装
置などにおいて、赤外線ヒーターが用いられているが、
これらはパン、ケーキ、ピザ、焼鳥などの用途に適した
ものであって、比較的弱い熱源で食品の表面を焦がすこ
となく内部まで均一に加熱することを目的としている。
置などにおいて、赤外線ヒーターが用いられているが、
これらはパン、ケーキ、ピザ、焼鳥などの用途に適した
ものであって、比較的弱い熱源で食品の表面を焦がすこ
となく内部まで均一に加熱することを目的としている。
しかし、肉、野菜、魚介類などをプレート上で焼く場合
は、内部まで均一に加熱されると内部水分が失われてし
まい、ごわごわとした硬い食感となり、美味しさは失わ
れてしまう。
は、内部まで均一に加熱されると内部水分が失われてし
まい、ごわごわとした硬い食感となり、美味しさは失わ
れてしまう。
したがって、本発明の目的は5内、野菜、魚介類等の食
品を調理用プレー ト上で焼く場合に、特別な技術を6
たなくても食品中に含まれる水分をできるだけ保持して
均一に焼くことができるようにした食品の加熱調理方法
、加熱調理装置及び加熱調理用プレートを提供すること
にある。
品を調理用プレー ト上で焼く場合に、特別な技術を6
たなくても食品中に含まれる水分をできるだけ保持して
均一に焼くことができるようにした食品の加熱調理方法
、加熱調理装置及び加熱調理用プレートを提供すること
にある。
「課題を解決するための手段J
上記目的を達成するため、本発明の食品の加熱調理方法
は、少なくとも食品の載置面にセラミックスコーティン
グが施された金属の加熱調理用プレートを用い、熱源と
して赤外線を照射して前記プレートをほぼ均一に加熱し
、このプレート上に食品を載置して、前記加熱されたプ
レートから、前記食品に、平均化された伝導熱と、セラ
ミックスより発生する遠赤外線を作用させることを特徴
としている。
は、少なくとも食品の載置面にセラミックスコーティン
グが施された金属の加熱調理用プレートを用い、熱源と
して赤外線を照射して前記プレートをほぼ均一に加熱し
、このプレート上に食品を載置して、前記加熱されたプ
レートから、前記食品に、平均化された伝導熱と、セラ
ミックスより発生する遠赤外線を作用させることを特徴
としている。
また、本発明の食品の加熱調理装置は、赤外線ヒーター
と、この赤外線ヒーターの上方に配置された加熱調理用
プレートとを備え、このプレートが、少なくとも食品の
載置面にセラミックスコーティングが施された金属プレ
ートからなることを特徴としている。
と、この赤外線ヒーターの上方に配置された加熱調理用
プレートとを備え、このプレートが、少なくとも食品の
載置面にセラミックスコーティングが施された金属プレ
ートからなることを特徴としている。
更に、本発明の加熱調理用プレートは、熱伝導性の良い
金属プレートの片面に、硬度の高い金属の薄板を圧着し
、この薄板の表面にセラミックスコーティングを施した
ことを特徴としている。
金属プレートの片面に、硬度の高い金属の薄板を圧着し
、この薄板の表面にセラミックスコーティングを施した
ことを特徴としている。
この加熱調理用プレートは、上記加熱調理方法及び加熱
調理装置に適用した場合、本発明において更に好ましい
態様となる。
調理装置に適用した場合、本発明において更に好ましい
態様となる。
また、この加熱調理用プレートにおいて、前記郊伝導性
の良い金属プレートの厚さが3〜10mmであり、前記
硬度の高い金属の薄板の厚さが0.2〜2mmであるこ
とがより好ましい。
の良い金属プレートの厚さが3〜10mmであり、前記
硬度の高い金属の薄板の厚さが0.2〜2mmであるこ
とがより好ましい。
更に、前記熱伝導性の良い金属プレートとしては銅、ア
ルミニウム、銀から選ばれた金属などが好ましく採用さ
れ、前記硬度の高い金属の薄板としてはステンレスなど
が好ましく採用される6「作用」 本発明では、赤外線ヒーターを用いて赤外線を照射する
ことにより加熱調理用プレートを加熱するようにしたの
で、プレート面上における温度むらを極めて小さくする
ことができる。すなわち。
ルミニウム、銀から選ばれた金属などが好ましく採用さ
れ、前記硬度の高い金属の薄板としてはステンレスなど
が好ましく採用される6「作用」 本発明では、赤外線ヒーターを用いて赤外線を照射する
ことにより加熱調理用プレートを加熱するようにしたの
で、プレート面上における温度むらを極めて小さくする
ことができる。すなわち。
赤外綿ヒーターによる加熱は、主として輻射熱によって
なされるため、輻射熱がプレートに均一に照射され、プ
レートを均一に加熱するものと考えられる。ガス火やシ
ーズヒーターを用いた場合には、加熱が主として伝熱で
なされるため、熱源に近い部分と遠い部分とで温度むら
ができてしまうが、輻射熱による加熱の場合は、熱源と
の距離はそれほど関係なく、輻射熱の照射量によって加
熱温度が決まるためである。
なされるため、輻射熱がプレートに均一に照射され、プ
レートを均一に加熱するものと考えられる。ガス火やシ
ーズヒーターを用いた場合には、加熱が主として伝熱で
なされるため、熱源に近い部分と遠い部分とで温度むら
ができてしまうが、輻射熱による加熱の場合は、熱源と
の距離はそれほど関係なく、輻射熱の照射量によって加
熱温度が決まるためである。
また1本発明では、加熱調理用プレートとして少なくと
も食品の載置面にセラミックスコーティングが施された
金属プレートを用いるので、平均化した熱源が得られ、
このプレート上に肉、野菜、魚介類などの食品を載せる
と、食品はプレートに接触した部分からの伝熱によって
加熱されるとともに、セラミックス層から照射される遠
赤外線によっても加熱される。このため、食品は、プレ
ートからの平均化された伝熱及びセラミックス層から照
射される遠赤外綿によって、その表面を急速に加熱され
ることになる。
も食品の載置面にセラミックスコーティングが施された
金属プレートを用いるので、平均化した熱源が得られ、
このプレート上に肉、野菜、魚介類などの食品を載せる
と、食品はプレートに接触した部分からの伝熱によって
加熱されるとともに、セラミックス層から照射される遠
赤外線によっても加熱される。このため、食品は、プレ
ートからの平均化された伝熱及びセラミックス層から照
射される遠赤外綿によって、その表面を急速に加熱され
ることになる。
ところで、遠赤外線は、食品によく吸収されるので、遠
赤外線を用いると効率よく内部まで急速に均一に加熱が
できるといわれている。しかし、赤外線は表面から吸収
されながら減衰するので、放射熱の効果が測定できる距
離は波長2μm付近の赤外綿で2.5 +am程度でし
かない、したがって。
赤外線を用いると効率よく内部まで急速に均一に加熱が
できるといわれている。しかし、赤外線は表面から吸収
されながら減衰するので、放射熱の効果が測定できる距
離は波長2μm付近の赤外綿で2.5 +am程度でし
かない、したがって。
遠赤外線が効率よく内部まで急速に均一に加熱ができる
というのは誤りであるということが報告されている。こ
のように、遠赤外線はむしろ食品の表面を急速に加熱す
るのに効果があり、食品の内部加熱は、食品表面からの
伝熱によってなされるというのが正しいようである。
というのは誤りであるということが報告されている。こ
のように、遠赤外線はむしろ食品の表面を急速に加熱す
るのに効果があり、食品の内部加熱は、食品表面からの
伝熱によってなされるというのが正しいようである。
本発明では、前記のように、プレートからの伝熱及びセ
ラミックス層から照射される遠赤外線によって食品の表
面が急速に加熱されるため、食品の表面の熱変性(蛋白
変性、澱粉変性等)や水分蒸発を促進して表面硬化を急
速に行なうことができる5こうして硬化した表面組織は
、水分が失われて繊維状の組織となるため、熱伝導性が
著しく低下し、食品の内部への熱伝達を遅らせることに
なる。したがって、食品の表面に上記のような硬化層が
一旦形成されると、それ以後連続して加熱しても、食品
の内部温度は比較的低い状態に維持されることになり、
食品中に含まれる水分(性分)の蒸発、流出を防止する
ことができる。
ラミックス層から照射される遠赤外線によって食品の表
面が急速に加熱されるため、食品の表面の熱変性(蛋白
変性、澱粉変性等)や水分蒸発を促進して表面硬化を急
速に行なうことができる5こうして硬化した表面組織は
、水分が失われて繊維状の組織となるため、熱伝導性が
著しく低下し、食品の内部への熱伝達を遅らせることに
なる。したがって、食品の表面に上記のような硬化層が
一旦形成されると、それ以後連続して加熱しても、食品
の内部温度は比較的低い状態に維持されることになり、
食品中に含まれる水分(性分)の蒸発、流出を防止する
ことができる。
このように、本発明では、プレートが均一に加熱され゛
C温度むらが極めて小さく、しかも、食品の表面が急速
に加熱されて硬化することにより内部水分の蒸発、流出
が防止されるため、肉、野菜、魚介類などの食品中に含
まれる水分をできるだけ保持して均一に焼くことができ
る。このため、本発明の方法で焼かれた食品は、ジュー
シーで柔らかい食感を有している。したがって、本発明
によれば、特別な熟練を要せずに誰でも食品を美味しく
焼くことができる。
C温度むらが極めて小さく、しかも、食品の表面が急速
に加熱されて硬化することにより内部水分の蒸発、流出
が防止されるため、肉、野菜、魚介類などの食品中に含
まれる水分をできるだけ保持して均一に焼くことができ
る。このため、本発明の方法で焼かれた食品は、ジュー
シーで柔らかい食感を有している。したがって、本発明
によれば、特別な熟練を要せずに誰でも食品を美味しく
焼くことができる。
本発明において、加熱調理用プレートとしては、熱伝導
性の良い金属プレートの片面に、硬度の高い金属の薄板
を圧着し、この薄板の表面にセラミックスコーティング
を施したプレートが好ましく採用される。このプレート
は、熱伝導性の良い金属プレートを用いたので、プレー
ト面上における温度むらを更に小さくすることができる
。また、硬度の高い金属の薄板を圧着し、この薄板の表
面にセラミックスコーティングを施したので、調理時に
フライ返しなどの器具を使ったとき、表面に傷がついて
セラミックス層が破壊されることを防止できる。
性の良い金属プレートの片面に、硬度の高い金属の薄板
を圧着し、この薄板の表面にセラミックスコーティング
を施したプレートが好ましく採用される。このプレート
は、熱伝導性の良い金属プレートを用いたので、プレー
ト面上における温度むらを更に小さくすることができる
。また、硬度の高い金属の薄板を圧着し、この薄板の表
面にセラミックスコーティングを施したので、調理時に
フライ返しなどの器具を使ったとき、表面に傷がついて
セラミックス層が破壊されることを防止できる。
また、上記において熱伝導性の良い金属プレートの厚さ
を3〜l Ommとし、硬度の高い金属の薄板の厚さを
0.2〜2ncmとした場合には、プレート面上の温度
むらを小さくし、強度を増して耐久性を向上さゼること
かできる。熱伝導性の良い金属プレートの厚さが3問未
満では、プレート面上に食品を載せたときに熱が食品に
奪われてその部分の温度が急速に低下するため、温度む
らを十分小さくすることができない、また、熱伝導性の
良い金属プレートの厚さが10開を超えると、調理の始
めのときにプレートを所定の温度まで加熱するのに時間
がかかる。また、硬度の高い金属の薄板の厚さが0.2
ms+未満では、十分な耐久性を付9することができ
ず、20II11を超えると、プレート全体としての熱
伝導性が悪くなり、温度むらが生じやすくなる。
を3〜l Ommとし、硬度の高い金属の薄板の厚さを
0.2〜2ncmとした場合には、プレート面上の温度
むらを小さくし、強度を増して耐久性を向上さゼること
かできる。熱伝導性の良い金属プレートの厚さが3問未
満では、プレート面上に食品を載せたときに熱が食品に
奪われてその部分の温度が急速に低下するため、温度む
らを十分小さくすることができない、また、熱伝導性の
良い金属プレートの厚さが10開を超えると、調理の始
めのときにプレートを所定の温度まで加熱するのに時間
がかかる。また、硬度の高い金属の薄板の厚さが0.2
ms+未満では、十分な耐久性を付9することができ
ず、20II11を超えると、プレート全体としての熱
伝導性が悪くなり、温度むらが生じやすくなる。
なお、本発明では、プレートの少なくとも食品を載せる
面にセラミックスコーティングがなされていればよいが
、プレートの裏面には赤外線を吸収しやすくする処理を
施すことが好ましい、このような処理としては、黒色塗
装、酸化層形成、セラミックスコーティングなどを採用
できる。最ち好ましくは、プレートの表裏面にセラミッ
クスコーティングを施すことである。
面にセラミックスコーティングがなされていればよいが
、プレートの裏面には赤外線を吸収しやすくする処理を
施すことが好ましい、このような処理としては、黒色塗
装、酸化層形成、セラミックスコーティングなどを採用
できる。最ち好ましくは、プレートの表裏面にセラミッ
クスコーティングを施すことである。
「実施例」
第1図、第2図及び第3図には、本発明による加熱調理
装置の一実施例が示されている。
装置の一実施例が示されている。
この加熱調理装置11は、上面が開口された箱体状のケ
ーシング12と、このケーシング12内に配置された赤
外線ヒーター13と、この赤外線ヒーター13の上方に
載置された加熱調理用プレート14とから主として構成
されている。
ーシング12と、このケーシング12内に配置された赤
外線ヒーター13と、この赤外線ヒーター13の上方に
載置された加熱調理用プレート14とから主として構成
されている。
ケーシング12は、外壁12aと内壁12bとを有する
二重壁構造をなし、この二重壁の間に断熱材15が充填
されている。内壁12bは、赤外線ヒーター13を囲む
内部空間16をJF2成しており、上方に伸びたリブ1
2cにプレー1−14の溝14aが嵌合して、内部空間
16を覆うようにプレート14が載置されている8 赤外線ヒーター13は、加熱を均一にするため複数本所
定間隔を置いて配置することが好ましく、この実施例で
は3本の赤外線ヒーター13が等間隔で平行に配置され
ている。赤外線ヒーター13は、両端を内壁12bに支
持され、主要部を内部空間16に配置されている。
二重壁構造をなし、この二重壁の間に断熱材15が充填
されている。内壁12bは、赤外線ヒーター13を囲む
内部空間16をJF2成しており、上方に伸びたリブ1
2cにプレー1−14の溝14aが嵌合して、内部空間
16を覆うようにプレート14が載置されている8 赤外線ヒーター13は、加熱を均一にするため複数本所
定間隔を置いて配置することが好ましく、この実施例で
は3本の赤外線ヒーター13が等間隔で平行に配置され
ている。赤外線ヒーター13は、両端を内壁12bに支
持され、主要部を内部空間16に配置されている。
なお1図中、17は電気コードであり、18はIN卸ボ
ックスであり、19は制御ボックス18に設けられた操
作ツマミである。
ックスであり、19は制御ボックス18に設けられた操
作ツマミである。
また、第3図中、20はプレート14の近(労に配置さ
れた温度センサであり、制御ボックス18内に配置され
たコントローラ21ど接続されている。コントローラ2
1は、温度センサ20の信号を受けて、赤外線ヒーター
13の出力を制御し、プレート14の温度を一定に保つ
。
れた温度センサであり、制御ボックス18内に配置され
たコントローラ21ど接続されている。コントローラ2
1は、温度センサ20の信号を受けて、赤外線ヒーター
13の出力を制御し、プレート14の温度を一定に保つ
。
第4図には、上記加熱調理用プレート13の好ましい構
造が示されている。
造が示されている。
このプレート13は、熱伝導性の良い金属プレー1−3
1の片面に、硬度の高い金属の薄板32を圧着されてお
り、この薄板32の表面にセラミックス層33がコーテ
ィングされ、更に金属プレート31の表面にもセラミッ
クス層34がコーティングされてできている。
1の片面に、硬度の高い金属の薄板32を圧着されてお
り、この薄板32の表面にセラミックス層33がコーテ
ィングされ、更に金属プレート31の表面にもセラミッ
クス層34がコーティングされてできている。
熱伝導性の良い金属プレー1−31としては、例えば銅
、アルミニウム、銀などの金属板を用いることができる
が、この実施例では銅板を用いている。また、硬度の高
い金属の薄板32としては。
、アルミニウム、銀などの金属板を用いることができる
が、この実施例では銅板を用いている。また、硬度の高
い金属の薄板32としては。
ステンレス板が用いられている。このように異なる金属
板を圧着して接合した板を一般にクラット板と呼んでい
る。
板を圧着して接合した板を一般にクラット板と呼んでい
る。
熱伝導性の良い金属プレート31の厚さaは、プレート
面上での温度むらを小さくするためには厚いほどよいが
、調理開始時における昇温を迅速にするためには厚すぎ
るのも好ましくない、このため、厚さaは3〜b ましい、また、硬度の高い金属の薄板32の厚さbは、
耐久性を付与できる程度の厚さであればよく、0.2〜
21程度が好ましい。
面上での温度むらを小さくするためには厚いほどよいが
、調理開始時における昇温を迅速にするためには厚すぎ
るのも好ましくない、このため、厚さaは3〜b ましい、また、硬度の高い金属の薄板32の厚さbは、
耐久性を付与できる程度の厚さであればよく、0.2〜
21程度が好ましい。
なお、本発明において、裏側のセラミックス層34は必
ずしも設けなくてもよい、また、裏側のセラミックス層
34の代わりに黒色塗装を施したり、#(E層などを形
成してもよい。
ずしも設けなくてもよい、また、裏側のセラミックス層
34の代わりに黒色塗装を施したり、#(E層などを形
成してもよい。
更に、本発明の加熱調理装置においては、金属のプレー
トの片面にセラミックスコーティングを施しただけのプ
レートを用いてもよい、その場合、金属のプレートとし
ては、銅などの熱伝導性のよい金属が好ましく株用され
、厚さは温度むらを小さくするため、例えば3nuw以
上とすることが好ましい。
トの片面にセラミックスコーティングを施しただけのプ
レートを用いてもよい、その場合、金属のプレートとし
ては、銅などの熱伝導性のよい金属が好ましく株用され
、厚さは温度むらを小さくするため、例えば3nuw以
上とすることが好ましい。
試験例1
第1図、第2図及び第3図に示したような加熱調理装置
11を用いて、各種の金属プレートを加熱し、プレート
面上の高温部及び低温部の温度を温度センサで測定して
1時間経過に伴う高温部の温度上昇と、高温部と低温部
との温度差をそれぞれ測定した。なお、赤外線ヒーター
13は、300WX4本(合計1.200 W)配置し
、高温部の温度が176℃に達した時点で300WX2
本(合計600W)に切り換えた。また、加熱調理装置
11には、プレートの近傍に吸引口を設け、ファンで煙
を吸引するようにした。試験に供したプレートは、下記
の通りである。
11を用いて、各種の金属プレートを加熱し、プレート
面上の高温部及び低温部の温度を温度センサで測定して
1時間経過に伴う高温部の温度上昇と、高温部と低温部
との温度差をそれぞれ測定した。なお、赤外線ヒーター
13は、300WX4本(合計1.200 W)配置し
、高温部の温度が176℃に達した時点で300WX2
本(合計600W)に切り換えた。また、加熱調理装置
11には、プレートの近傍に吸引口を設け、ファンで煙
を吸引するようにした。試験に供したプレートは、下記
の通りである。
A、@板4mm+セラミックスコーティングB、ステン
レス4ffII11+セラミツクスコーテイング C1銅板2問+ステンレス5mm+セラミックスコーテ
ィング この結果を第1表に示す、また、各プレートの高温部の
温度上昇と経過タイムとの関係を第5図に示す。図中、
実線−はプレートAの結果、破線−一一一はプレートB
の結果、−点鎖線−・−はプレートCの結果を表わして
いる。
レス4ffII11+セラミツクスコーテイング C1銅板2問+ステンレス5mm+セラミックスコーテ
ィング この結果を第1表に示す、また、各プレートの高温部の
温度上昇と経過タイムとの関係を第5図に示す。図中、
実線−はプレートAの結果、破線−一一一はプレートB
の結果、−点鎖線−・−はプレートCの結果を表わして
いる。
(以下余白)
この結果1次のことがわかった。
■温度上昇が早いのは、B(ステンレス4nuw+セラ
ミックスコーティング)である。
ミックスコーティング)である。
■プレートの高温部(中央)と低温部(コーナー)のI
FA度差が大きいのは、B(ステンレス4ml1++セ
ラミツクスコーテイング)である。
FA度差が大きいのは、B(ステンレス4ml1++セ
ラミツクスコーテイング)である。
■プレートの高温部と低温部の温度差が小さいのは、A
(f!4板4+ms+セラミックスコーティング)で
ある。
(f!4板4+ms+セラミックスコーティング)で
ある。
■A(銅板4++v++セラミツクスコーテイング)と
、C(銅板2mm+ステンレス5+++m+セラミック
スコーティング)は、ζ温度上昇にむらが少なく、特に
13分以降15分迄へは一定の温度を保っている。
、C(銅板2mm+ステンレス5+++m+セラミック
スコーティング)は、ζ温度上昇にむらが少なく、特に
13分以降15分迄へは一定の温度を保っている。
以上の結果より、温度管理が最もしやすく、温度がイー
ブン化(V−相律)されているのは、A(銅板4mm+
セラミックスコーティング)であることがわかる。
ブン化(V−相律)されているのは、A(銅板4mm+
セラミックスコーティング)であることがわかる。
試験例2
試験例1と同様にして各種の金属プレートを加熱し、そ
の中央部の温度が、肉や野菜を焼くときの適温範囲にあ
る175℃になったときの、プレート面上における温度
分布を測定した。
の中央部の温度が、肉や野菜を焼くときの適温範囲にあ
る175℃になったときの、プレート面上における温度
分布を測定した。
プレート面上における測定スポットは、第6図に示すよ
うに、中央部(イ)、中央部よりやや離れた(口)、(
ハ)、コーナ一部(ニ)、(ホ)とした、また、試験に
供した金属プレートは次の通りである。
うに、中央部(イ)、中央部よりやや離れた(口)、(
ハ)、コーナ一部(ニ)、(ホ)とした、また、試験に
供した金属プレートは次の通りである。
A、銅板4mm+セラミックスコーティングB、ステン
レス4mm+セラミックスコーティング C銅板2mm+ステンレス5nua+セラミックスコー
ティング D ステンレス2mm士セラミックスコーティング この結果を第2表に示す。
レス4mm+セラミックスコーティング C銅板2mm+ステンレス5nua+セラミックスコー
ティング D ステンレス2mm士セラミックスコーティング この結果を第2表に示す。
(以下、余白)
第2表
(プレート面上での温度分布)
(表中、数値は温度℃である。)
これらの結果より、プレートA(銅板4Il11+セラ
ミツクスコーテイング)が最も温度が均一化されており
、プレートC(a板2+a+m+ステンレス5問+セラ
ミックスコーティング)も比較的温度が均一化されてい
ることがわかる。
ミツクスコーテイング)が最も温度が均一化されており
、プレートC(a板2+a+m+ステンレス5問+セラ
ミックスコーティング)も比較的温度が均一化されてい
ることがわかる。
プレートAの場合、銅板は傷つきやすいので耐久性が十
分に得られない、したがって、銅板を厚くして、これに
薄いステンレス板を圧着し、その上にセラミックスコー
ティングを施したプレートが、温度むらも少なく耐久性
も優れたものとなるという結論に達した。
分に得られない、したがって、銅板を厚くして、これに
薄いステンレス板を圧着し、その上にセラミックスコー
ティングを施したプレートが、温度むらも少なく耐久性
も優れたものとなるという結論に達した。
試験例3
試験例1と同様に各種のプレートを加熱し、その上で実
際に各種の食品を焼いて、試食テストを行なった。なお
、各プレート共、中央部の温度が175℃に達した時点
で、赤外線ヒーターを300W×2本(合計600W)
に切り換え、テストを開始した。試験に供した各種プレ
ートは次の通りである。
際に各種の食品を焼いて、試食テストを行なった。なお
、各プレート共、中央部の温度が175℃に達した時点
で、赤外線ヒーターを300W×2本(合計600W)
に切り換え、テストを開始した。試験に供した各種プレ
ートは次の通りである。
A、fi4板4IIIIl+セラミックスコーティング
B、ステンレスb グ C9銅板2腸會+ステンレス5g++w+セラミックス
コーティング D、ステンレス2II111+セラミツクスコーテイン
グ E、銅板2開+セラミツクスコーテイングまた、試験に
供した食品は、牛肉、冷凍ハンバーガーパテ、冷凍貝柱
、もやし、ナス、シシトウ、長ねぎなとである。
B、ステンレスb グ C9銅板2腸會+ステンレス5g++w+セラミックス
コーティング D、ステンレス2II111+セラミツクスコーテイン
グ E、銅板2開+セラミツクスコーテイングまた、試験に
供した食品は、牛肉、冷凍ハンバーガーパテ、冷凍貝柱
、もやし、ナス、シシトウ、長ねぎなとである。
この結果、次のような評価が得られた。
(1)プレートA(銅板4mm+セラミックスコーティ
ング) 各牛肉のドリップが少ない(肉汁があまり出ない)。
ング) 各牛肉のドリップが少ない(肉汁があまり出ない)。
野菜(特に水分の多いもやし、ナス)の食感が良く、バ
リバリしていて水分が残っている。
リバリしていて水分が残っている。
たて続けに焼いていると、150℃位まで温度が下降す
る。
る。
長時間(5分位)焼いていても炭化せずにまだ食べられ
る。コゲ目にむらがなく、きれいに焼ける。
る。コゲ目にむらがなく、きれいに焼ける。
ファンを回さなくてもほとんど煙がでず、野菜を載せた
ときだけ若干水蒸気がでる程度である。
ときだけ若干水蒸気がでる程度である。
ハンバーガーパテがジューシーで柔らがく焼け、牛肉の
風味がある。
風味がある。
冷凍のホタテを焼いてもコゲ目がきれいで水分も多く美
味しい。
味しい。
続けて焼くとやはりコゲつくが、コゲた上で焼いてもコ
ゲが食品につかない。
ゲが食品につかない。
塩、コシヨウを少し振るか、若干しょうゆにっけて食べ
ると、各素材の風味を殺さずに美味しい。
ると、各素材の風味を殺さずに美味しい。
使用後のプレートは、!3湯で流すだけでほぼコゲも取
れきれいになる。
れきれいになる。
(2)プレートB(ステンレス4mm+セラミックスコ
ーティング) プレートAと比べるとドリップが若干多いように思われ
る。
ーティング) プレートAと比べるとドリップが若干多いように思われ
る。
温度が部分的に上昇してしまう(600Wにしても20
0℃位になってしまう)。
0℃位になってしまう)。
たて続けに焼くとやはり温度は下がるが、プレートの測
定箇所による温度差が激しい(約40℃位)。
定箇所による温度差が激しい(約40℃位)。
プレートAと比べると、肉も若干表面が硬く感じる。
温度の平均化が難しいため、プレートAと比べるとコゲ
つきやすい。
つきやすい。
時間経過したもの(牛肉5分位)でもまだ食べられるが
、プレートAと比べると硬い。
、プレートAと比べると硬い。
煙は比較的少ない。
(3)プレートC(銅板2mm+ステンレス5mm+セ
ラミックスコーティング) ドリップが少ない。
ラミックスコーティング) ドリップが少ない。
プレートAと比べると温度差が大きく、測定箇所によっ
て15℃位になる。
て15℃位になる。
牛肉は、プレートAと比べると若干硬いように思われる
。
。
コゲ目がきれいに付着する。
時間経過したもの(牛肉5分位)でもまだ食べられるが
、プレートAと比べると硬い。
、プレートAと比べると硬い。
プレートの温度が部分的に上昇する傾向がある。
煙は比較的少ない。
(4)プレートD(ステンレス2mm士セラミックスコ
ーティング) プレートの温度差が大きく、70’C位ある。
ーティング) プレートの温度差が大きく、70’C位ある。
ドリップし、肉が乾いてちぢむ。
他のものと比べて牛肉は硬く美味しくない。
プレートの温度上界は部分的に早く、約4分で175℃
になった。
になった。
600Wに切り換えても更に温度が部分的に」―昇し、
3分後にはある部分は約200℃になった。
3分後にはある部分は約200℃になった。
煙も一番多くでた。
他のちのと比べてコゲつきやすい6
(5)プレートE(銅板2mm+セラミックスコーティ
ング) プレートの温度差は少ない(約5℃)8肉を載せると温
度が下が0、肉、野菜等を続けて焼くと、140℃位ま
で下がった。
ング) プレートの温度差は少ない(約5℃)8肉を載せると温
度が下が0、肉、野菜等を続けて焼くと、140℃位ま
で下がった。
プレートA−Cと比べるとドリップが多い。
煙も若干多いようである。
プレートAと比べると肉は硬くなる。
コゲ目は、良好である。
これらの評価結果から、熱伝導性の良好な8板を用い、
しかも厚さを4開としたプレートAが最も美味しく焼け
ることがわかる。
しかも厚さを4開としたプレートAが最も美味しく焼け
ることがわかる。
試験例4
次に1本発明の加熱調理装置と、−鍛型のロスターを用
いて、それぞれ各種食品を焼き、これを試食して評価を
行なった。
いて、それぞれ各種食品を焼き、これを試食して評価を
行なった。
本発明の加熱調理装置としては、試験例1で用いた装置
を使用し、プレートA(銅板4問十セラミックスコーテ
ィング)を使用した。
を使用し、プレートA(銅板4問十セラミックスコーテ
ィング)を使用した。
−鍛型のロースタ−は、ガス火の上に鉄板を載せて焼く
方式のものを使用した。
方式のものを使用した。
試験は、プレート面中央部が175℃に達した後に焼き
始めるようにした。なお、各食品の焼き時間は、両者と
6同じになるようにした。
始めるようにした。なお、各食品の焼き時間は、両者と
6同じになるようにした。
試験に供した食品は、牛肉、冷凍ハンバーガーパテ、冷
凍貝柱、6やし、ナス、シシトウ、長ねぎ、椎茸である
。
凍貝柱、6やし、ナス、シシトウ、長ねぎ、椎茸である
。
この評価結果を第3表に示す。
(以下余白)
第3表から、本発明の加熱調理装置を用いることにより
、各種の食品をジューシーで柔らかく焼くことができ、
美味しく食べられることがわかる。また、焼いている間
の煙が少なく、コゲつきにくいなど1作業性の面でも優
れた利点を有していることがわかる。
、各種の食品をジューシーで柔らかく焼くことができ、
美味しく食べられることがわかる。また、焼いている間
の煙が少なく、コゲつきにくいなど1作業性の面でも優
れた利点を有していることがわかる。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、肉、野菜、魚介
類等の食品をジューシーで柔らかく美味しく焼くことが
できる。この場合、長時間焼いて(+コゲつきにくく、
食べられる状態を維持しており、発生する煙も少ないの
で、食品を焼きながらゆっくりと食べることができる。
類等の食品をジューシーで柔らかく美味しく焼くことが
できる。この場合、長時間焼いて(+コゲつきにくく、
食べられる状態を維持しており、発生する煙も少ないの
で、食品を焼きながらゆっくりと食べることができる。
したがって、レストラン、焼肉ハウス、ステーキハウス
などの飲食店において、客が種々の食品を焼きながら食
べるのに特に適している。また、発生する煙が少ないの
で、煙を吸引するためのファンなどの出力を小さくする
ことができ、省エネルギーを図ることができる。また、
本発明の加熱調理用プレートは、温度むらが少なく、耐
久性も付与されたものであり、本発明の加熱調理装置の
プレートとして、また、飲食店などで用いている赤外線
ヒーターの上に載せるプレートなどとして、幅広く利用
することができる。
などの飲食店において、客が種々の食品を焼きながら食
べるのに特に適している。また、発生する煙が少ないの
で、煙を吸引するためのファンなどの出力を小さくする
ことができ、省エネルギーを図ることができる。また、
本発明の加熱調理用プレートは、温度むらが少なく、耐
久性も付与されたものであり、本発明の加熱調理装置の
プレートとして、また、飲食店などで用いている赤外線
ヒーターの上に載せるプレートなどとして、幅広く利用
することができる。
第1図は本発明による加熱調理装置の一実施例を示す平
面図、第2図は同装置の正面図、第3図は第1図におけ
るm−m線に沿った断面図、第4図は同装置に用いられ
る加熱調理用プレートの部分拡大断面図、第5図は各種
プレートを赤外線ヒーターで加熱した場合の経過タイム
と温度上昇との関係を示す図、第6図は本発明の試験例
において温度測定したときのプレート面上の測定スポッ
トを示す説明図である。 図中、11は加熱調理装置、12はケーシング、13は
赤外線ヒーター、14は加熱調理用プレート、31は熱
伝導性の良い金属プレート、32は硬度の高い金属の薄
板、33.34はセラミックス層である。 N才 qフ l、事件の表示 平成1年特許願第199086号 2、発明の名称 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレ
ート3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都港区芝五丁目33番1号4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6゜ 補正の内容
面図、第2図は同装置の正面図、第3図は第1図におけ
るm−m線に沿った断面図、第4図は同装置に用いられ
る加熱調理用プレートの部分拡大断面図、第5図は各種
プレートを赤外線ヒーターで加熱した場合の経過タイム
と温度上昇との関係を示す図、第6図は本発明の試験例
において温度測定したときのプレート面上の測定スポッ
トを示す説明図である。 図中、11は加熱調理装置、12はケーシング、13は
赤外線ヒーター、14は加熱調理用プレート、31は熱
伝導性の良い金属プレート、32は硬度の高い金属の薄
板、33.34はセラミックス層である。 N才 qフ l、事件の表示 平成1年特許願第199086号 2、発明の名称 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレ
ート3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都港区芝五丁目33番1号4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6゜ 補正の内容
Claims (7)
- (1)少なくとも食品の載置面にセラミックスコーティ
ングが施された金属の加熱調理用プレートを用い、熱源
として赤外線を照射して前記プレートをほぼ均一に加熱
し、このプレート上に食品を載置して、前記加熱された
プレートから、前記食品に、平均化された伝導熱と、セ
ラミックスより発生する遠赤外線を作用させることを特
徴とする食品の加熱調理方法。 - (2)前記プレートとして、熱伝導性の良い金属プレー
トの片面に、硬度の高い金属の薄板を圧着し、この薄板
の表面にセラミックスコーティングを施したプレートを
用いる請求項1記載の食品の加熱調理方法。 - (3)赤外線ヒーターと、この赤外線の上方に配置され
た加熱調理用プレートとを備え、このプレートが、少な
くとも食品の載置面にセラミックスコーティングが施さ
れた金属プレートからなることを特徴とする食品の加熱
調理装置。 - (4)前記プレートが、熱伝導性の良い金属プレートの
片面に、硬度の高い金属の薄板を圧着し、この薄板の表
面にセラミックスコーティングを施したプレートである
請求項3記載の食品の加熱調理装置。 - (5)熱伝導性の良い金属プレートの片面に、硬度の高
い金属の薄板を圧着し、この薄板の表面にセラミックス
コーティングを施したことを特徴とする食品の加熱調理
用プレート。 - (6)前記熱伝導性の良い金属プレートの厚さが3〜1
0mmであり、前記硬度の高い金属の薄板の厚さが0.
2〜2mmである請求項5記載の食品の加熱調理用プレ
ート。 - (7)前記熱伝導性の良い金属プレートが銅、アルミニ
ウム、銀から選ばれた金属からなり、前記硬度の高い金
属の薄板がステンレスからなる請求項5又は6記載の食
品の加熱調理用プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199086A JPH0361457A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199086A JPH0361457A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361457A true JPH0361457A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16401871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199086A Pending JPH0361457A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 食品の加熱調理方法、加熱調理装置及び加熱調理用プレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0361457A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010207593A (ja) * | 1999-02-17 | 2010-09-24 | Garland Commercial Industries Llc | 赤外線発熱体を有するグリドル・プレート |
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JP2023145818A (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-12 | 真洋 小堀 | 壺焼き調理装置 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1199086A patent/JPH0361457A/ja active Pending
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