JP3114587B2 - カラオケアンプ - Google Patents
カラオケアンプInfo
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- JP3114587B2 JP3114587B2 JP07274097A JP27409795A JP3114587B2 JP 3114587 B2 JP3114587 B2 JP 3114587B2 JP 07274097 A JP07274097 A JP 07274097A JP 27409795 A JP27409795 A JP 27409795A JP 3114587 B2 JP3114587 B2 JP 3114587B2
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- Japan
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K15/00—Acoustics not otherwise provided for
- G10K15/04—Sound-producing devices
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/36—Accompaniment arrangements
- G10H1/361—Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
- G10H1/366—Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems with means for modifying or correcting the external signal, e.g. pitch correction, reverberation, changing a singer's voice
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
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- G10H1/361—Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
- G10H1/365—Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems the accompaniment information being stored on a host computer and transmitted to a reproducing terminal by means of a network, e.g. public telephone lines
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2240/00—Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
- G10H2240/171—Transmission of musical instrument data, control or status information; Transmission, remote access or control of music data for electrophonic musical instruments
- G10H2240/281—Protocol or standard connector for transmission of analog or digital data to or from an electrophonic musical instrument
- G10H2240/311—MIDI transmission
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
用いて好適なカラオケアンプに関する。
用いて好適なカラオケアンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、カラオケ装置の分野では、ア
ナログ操作子の設定位置に応じてマイク入力および音楽
ソースのボリュームや各種効果音のパラメータを調整す
るカラオケアンプが広く用いられている。一般に、カラ
オケアンプにおいては、アナログ操作子の設定位置に対
応した電圧（アナログ量）をＡ／Ｄ（アナログ／ディジ
タル）変換器によってディジタル値に変換し、このディ
ジタル値に応じてボーカル音や伴奏音のボリュームやト
ーンコントロール、あるいはエコーレベル等の各種効果
音のパラメータを調整するようになっている。
ナログ操作子の設定位置に応じてマイク入力および音楽
ソースのボリュームや各種効果音のパラメータを調整す
るカラオケアンプが広く用いられている。一般に、カラ
オケアンプにおいては、アナログ操作子の設定位置に対
応した電圧（アナログ量）をＡ／Ｄ（アナログ／ディジ
タル）変換器によってディジタル値に変換し、このディ
ジタル値に応じてボーカル音や伴奏音のボリュームやト
ーンコントロール、あるいはエコーレベル等の各種効果
音のパラメータを調整するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケア
ンプが設置される部屋の音場条件やスピーカ等の特性に
よってボリュームや効果音の特性に微妙にバラツキが生
じるため、カラオケアンプの出荷時に設定されたアナロ
グ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との対応関
係が必ずしも適切であるとは限らない。
ンプが設置される部屋の音場条件やスピーカ等の特性に
よってボリュームや効果音の特性に微妙にバラツキが生
じるため、カラオケアンプの出荷時に設定されたアナロ
グ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との対応関
係が必ずしも適切であるとは限らない。
【０００４】また、カラオケアンプの製作後に仕様変更
の要求が生じた場合には、当初の仕様で予定していたア
ナログ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との対
応関係を変更しなければならない場合がある。
の要求が生じた場合には、当初の仕様で予定していたア
ナログ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との対
応関係を変更しなければならない場合がある。
【０００５】さらに、例えば通信カラオケの分野におい
ては、ホストコンピュータから供給されるＭＩＤＩ(Mus
ical Instrument Digital Interface)データ等の楽音制
御情報によって各曲毎にカラオケアンプの各種パラメー
タを調整したいという要求もある。
ては、ホストコンピュータから供給されるＭＩＤＩ(Mus
ical Instrument Digital Interface)データ等の楽音制
御情報によって各曲毎にカラオケアンプの各種パラメー
タを調整したいという要求もある。
【０００６】しかしながら、従来のカラオケアンプにお
いては、アナログ操作子を操作する以外にパラメータを
調整する手段がないため、上述したような事態や要求に
対処することができなかった。
いては、アナログ操作子を操作する以外にパラメータを
調整する手段がないため、上述したような事態や要求に
対処することができなかった。
【０００７】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、アナログ操作子の操作範囲とパラメータの調
整範囲との対応関係を容易に変更することができるカラ
オケアンプを提供することを目的としている。
たもので、アナログ操作子の操作範囲とパラメータの調
整範囲との対応関係を容易に変更することができるカラ
オケアンプを提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項１記載の発明は、アナログ操作子の設定
位置に対応したアナログ信号をディジタル値に変換し、
該ディジタル値に応じてオーディオ信号のパラメータ制
御値を設定するカラオケアンプにおいて、外部から供給
される楽曲データに含まれるデータであって、前記オー
ディオ信号のパラメータの調整範囲と前記アナログ操作
子の操作範囲との対応関係を変更するための修正データ
を受信する受信手段と、前記受信手段によって取得した
修正データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読
み出される修正データおよび前記ディジタル値を用いて
前記パラメータ制御値を算出する演算手段とを具備する
ことを特徴としている。
ために、請求項１記載の発明は、アナログ操作子の設定
位置に対応したアナログ信号をディジタル値に変換し、
該ディジタル値に応じてオーディオ信号のパラメータ制
御値を設定するカラオケアンプにおいて、外部から供給
される楽曲データに含まれるデータであって、前記オー
ディオ信号のパラメータの調整範囲と前記アナログ操作
子の操作範囲との対応関係を変更するための修正データ
を受信する受信手段と、前記受信手段によって取得した
修正データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読
み出される修正データおよび前記ディジタル値を用いて
前記パラメータ制御値を算出する演算手段とを具備する
ことを特徴としている。
【０００９】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記修正データは、オフセット値で
あって、前記演算手段は、前記ディジタル値と前記オフ
セット値とを加算し、この加算結果に応じて前記オーデ
ィオ信号のパラメータを調整することを特徴としてい
る。
載の発明において、前記修正データは、オフセット値で
あって、前記演算手段は、前記ディジタル値と前記オフ
セット値とを加算し、この加算結果に応じて前記オーデ
ィオ信号のパラメータを調整することを特徴としてい
る。
【００１０】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記修正データは、係数値であっ
て、前記演算手段は、前記ディジタル値と前記係数値と
を乗算し、この乗算結果に応じて前記オーディオ信号の
パラメータを調整することを特徴としている。また、請
求項４記載の発明は、アナログ操作子の設定位置に対応
したアナログ信号をディジタル値に変換し、該ディジタ
ル値に応じてオーディオ信号のパラメータを調整するカ
ラオケアンプにおいて、 外部から供給される修正データ
を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した
修正データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読
み出される修正データを用いて前記ディジタル値に所定
の演算を施す演算手段とを具備し、 前記修正データは、
オフセット値および係数値を有しており、 前記演算手段
は、前記ディジタル値に前記オフセット値を加算した
後、前記係数値を乗算する演算、または前記ディジタル
値に前記係数値を乗算した後、前記オフセット値を加算
する演算を行い、この演算結果に応じて前記オーディオ
信号のパラメータを調整することを特徴としている。
載の発明において、前記修正データは、係数値であっ
て、前記演算手段は、前記ディジタル値と前記係数値と
を乗算し、この乗算結果に応じて前記オーディオ信号の
パラメータを調整することを特徴としている。また、請
求項４記載の発明は、アナログ操作子の設定位置に対応
したアナログ信号をディジタル値に変換し、該ディジタ
ル値に応じてオーディオ信号のパラメータを調整するカ
ラオケアンプにおいて、 外部から供給される修正データ
を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した
修正データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読
み出される修正データを用いて前記ディジタル値に所定
の演算を施す演算手段とを具備し、 前記修正データは、
オフセット値および係数値を有しており、 前記演算手段
は、前記ディジタル値に前記オフセット値を加算した
後、前記係数値を乗算する演算、または前記ディジタル
値に前記係数値を乗算した後、前記オフセット値を加算
する演算を行い、この演算結果に応じて前記オーディオ
信号のパラメータを調整することを特徴としている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。 Ａ：実施形態の構成 図１はこの発明の一実施形態を示すブロック図である。
なお、この図に示す実施形態は、本発明を通信カラオケ
システムに用いられるカラオケアンプとして構成したも
のである。
の実施形態について説明する。 Ａ：実施形態の構成 図１はこの発明の一実施形態を示すブロック図である。
なお、この図に示す実施形態は、本発明を通信カラオケ
システムに用いられるカラオケアンプとして構成したも
のである。
【００１２】図１において、１は、本発明に係るカラオ
ケアンプである。このカラオケアンプ１は、アナログ操
作子１１、マイクロコンピュータ１２および信号調整部
１３からなっている。アナログ操作子１１は、操作者に
よって摺動操作され、その設定位置に対応した電圧信号
（アナログ信号）を出力する。このアナログ操作子１１
は、オーディオ信号調整用の各種パラメータ（後述す
る）に対応して複数設けられているが、この図では簡単
のため一つのみ図示している。
ケアンプである。このカラオケアンプ１は、アナログ操
作子１１、マイクロコンピュータ１２および信号調整部
１３からなっている。アナログ操作子１１は、操作者に
よって摺動操作され、その設定位置に対応した電圧信号
（アナログ信号）を出力する。このアナログ操作子１１
は、オーディオ信号調整用の各種パラメータ（後述す
る）に対応して複数設けられているが、この図では簡単
のため一つのみ図示している。
【００１３】マイクロコンピュータ１２は、Ａ／Ｄ変換
器２１、ＭＩＤＩインタフェース２２、演算装置２３お
よびメモリ２４等から構成されている。Ａ／Ｄ変換器２
１は、アナログ操作子１から出力される電圧信号をディ
ジタル信号に変換し、これをアナログ操作子１の設定位
置に対応したディジタル値Ｄ１として演算装置２３へ出
力する。また、ＭＩＤＩインタフェース２２は、外部の
通信カラオケ機器２から供給されるＭＩＤＩデータを受
信し、このＭＩＤＩデータに含まれるオフセット値Ｄ２
をメモリ２４に記憶させる。オフセット値Ｄ２は、例え
ばＭＩＤＩデータフォーマットのシステム・メッセージ
の中にあるエクスクルーシブ・メッセージの領域を用い
て記述される。さらに、演算装置２３は、Ａ／Ｄ変換器
２１から供給されるディジタル値Ｄ１とメモリ２４に記
憶されたオフセット値Ｄ２とを加算し、この加算結果Ｄ
１＋Ｄ２をパラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３に
セットする。
器２１、ＭＩＤＩインタフェース２２、演算装置２３お
よびメモリ２４等から構成されている。Ａ／Ｄ変換器２
１は、アナログ操作子１から出力される電圧信号をディ
ジタル信号に変換し、これをアナログ操作子１の設定位
置に対応したディジタル値Ｄ１として演算装置２３へ出
力する。また、ＭＩＤＩインタフェース２２は、外部の
通信カラオケ機器２から供給されるＭＩＤＩデータを受
信し、このＭＩＤＩデータに含まれるオフセット値Ｄ２
をメモリ２４に記憶させる。オフセット値Ｄ２は、例え
ばＭＩＤＩデータフォーマットのシステム・メッセージ
の中にあるエクスクルーシブ・メッセージの領域を用い
て記述される。さらに、演算装置２３は、Ａ／Ｄ変換器
２１から供給されるディジタル値Ｄ１とメモリ２４に記
憶されたオフセット値Ｄ２とを加算し、この加算結果Ｄ
１＋Ｄ２をパラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３に
セットする。
【００１４】信号調整部１３は、例えば電子ボリューム
やＤＳＰ（ディジタル・シグナル・プロセッサ）等から
なり、演算装置２３によってセットされたパラメータ制
御値Ｐに応じて、通信カラオケ機器２から入力されるオ
ーディオ信号ＡＤを調整し、スピーカＳＰに出力する。
ここで、信号調整部１３に入力されるオーディオ信号Ａ
Ｄとしては、マイクより入力されるボーカル音に対応し
た信号（以下、ボーカル信号という）、ボーカル音に付
与される残響やコーラス等の効果音の信号、およびＭＩ
ＤＩデータに基づき通信カラオケ機器２内の音源回路に
よって生成されるメロディや伴奏等のミュージック信号
がある。
やＤＳＰ（ディジタル・シグナル・プロセッサ）等から
なり、演算装置２３によってセットされたパラメータ制
御値Ｐに応じて、通信カラオケ機器２から入力されるオ
ーディオ信号ＡＤを調整し、スピーカＳＰに出力する。
ここで、信号調整部１３に入力されるオーディオ信号Ａ
Ｄとしては、マイクより入力されるボーカル音に対応し
た信号（以下、ボーカル信号という）、ボーカル音に付
与される残響やコーラス等の効果音の信号、およびＭＩ
ＤＩデータに基づき通信カラオケ機器２内の音源回路に
よって生成されるメロディや伴奏等のミュージック信号
がある。
【００１５】また、こうしたオーディオ信号ＡＤを調整
するパラメータとしては、例えば、マイクレベル（すな
わち、ボーカル信号のボリュームレベル）、エコーレベ
ル（すなわち、ボーカル信号に付与するエコー音のレベ
ル）、マイクディレイ（ボーカル信号に対するエコー音
の遅延時間）、マイク残響時間（すなわち、ボーカル信
号に付与するリバーブ音の持続時間）、マイクトーンコ
ントロール（すなわち、ボーカル信号の周波数特性の補
正量であって、低音域、中域および高音域の３種があ
る）、ミュージックレベル（すなわち、ミュージック信
号のボリュームレベル）、ミュージックエコーレベル
（すなわち、ミュージック信号に付与するエコー音のレ
ベル）、ミュージックトーンコントロール（すなわち、
ミュージック信号の周波数特性の補正量であって、低音
域と高音域の２種がある）、ハーモニバランス（すなわ
ち、ボーカル信号とこれに付与されるコーラス信号との
バランス）等がある。
するパラメータとしては、例えば、マイクレベル（すな
わち、ボーカル信号のボリュームレベル）、エコーレベ
ル（すなわち、ボーカル信号に付与するエコー音のレベ
ル）、マイクディレイ（ボーカル信号に対するエコー音
の遅延時間）、マイク残響時間（すなわち、ボーカル信
号に付与するリバーブ音の持続時間）、マイクトーンコ
ントロール（すなわち、ボーカル信号の周波数特性の補
正量であって、低音域、中域および高音域の３種があ
る）、ミュージックレベル（すなわち、ミュージック信
号のボリュームレベル）、ミュージックエコーレベル
（すなわち、ミュージック信号に付与するエコー音のレ
ベル）、ミュージックトーンコントロール（すなわち、
ミュージック信号の周波数特性の補正量であって、低音
域と高音域の２種がある）、ハーモニバランス（すなわ
ち、ボーカル信号とこれに付与されるコーラス信号との
バランス）等がある。
【００１６】Ｂ：実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。まずカラオケアン
プ１に電源が投入されると、この電源投入時におけるア
ナログ操作子１１の設定状態に対応したディジタル値Ｄ
１がパラメータ制御値Ｐの初期値として信号調整部１３
にセットされる。
プ１に電源が投入されると、この電源投入時におけるア
ナログ操作子１１の設定状態に対応したディジタル値Ｄ
１がパラメータ制御値Ｐの初期値として信号調整部１３
にセットされる。
【００１７】そして、カラオケの演奏が開始され、その
演奏中にアナログ操作子１１が操作されると、その新た
な設定状態に対応したディジタル値Ｄ１がパラメータ制
御値Ｐとして信号調整部１３にセットされ、これにより
オーディオ信号ＡＤが調整される。
演奏中にアナログ操作子１１が操作されると、その新た
な設定状態に対応したディジタル値Ｄ１がパラメータ制
御値Ｐとして信号調整部１３にセットされ、これにより
オーディオ信号ＡＤが調整される。
【００１８】ここで、通信カラオケ機器２からＭＩＤＩ
データに含まれるオフセット値Ｄ２が供給されると、こ
のオフセット値Ｄ２がメモリ２４に記憶される。そし
て、このときのアナログ操作子１１の設定位置に対応し
たディジタル値Ｄ１とメモリ２４から読み出されるオフ
セット値Ｄ２とが加算され、この加算結果Ｄ１＋Ｄ２が
パラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３にセットされ
る。これにより、信号調整部１３は、アナログ操作子１
１の設定位置に対応したディジタル値Ｄ１そのものでは
なく、これに一定のオフセット値Ｄ２が加えれらた値Ｄ
１＋Ｄ２に基づきオーディオ信号ＡＤを調整する。
データに含まれるオフセット値Ｄ２が供給されると、こ
のオフセット値Ｄ２がメモリ２４に記憶される。そし
て、このときのアナログ操作子１１の設定位置に対応し
たディジタル値Ｄ１とメモリ２４から読み出されるオフ
セット値Ｄ２とが加算され、この加算結果Ｄ１＋Ｄ２が
パラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３にセットされ
る。これにより、信号調整部１３は、アナログ操作子１
１の設定位置に対応したディジタル値Ｄ１そのものでは
なく、これに一定のオフセット値Ｄ２が加えれらた値Ｄ
１＋Ｄ２に基づきオーディオ信号ＡＤを調整する。
【００１９】以後は、通信カラオケ機器２から新たなオ
フセット値Ｄ２が供給されない限り、アナログ操作子１
１の設定位置に対応したディジタル値Ｄ１には常にメモ
リ２４に記憶されたオフセット値Ｄ２が加算され、この
結果がパラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３にセッ
トされる。
フセット値Ｄ２が供給されない限り、アナログ操作子１
１の設定位置に対応したディジタル値Ｄ１には常にメモ
リ２４に記憶されたオフセット値Ｄ２が加算され、この
結果がパラメータ制御値Ｐとして信号調整部１３にセッ
トされる。
【００２０】Ｃ：実施形態の効果 このように、本実施形態によれば、例えばカラオケアン
プ１が設置される部屋の音場条件や使用されるスピーカ
ＳＰの特性等の環境に合わせてオーディオ信号ＡＤの各
種パラメータを調整することができる。例えば、図２
（ａ）に示すように、初期設定でボリューム調整用のア
ナログ操作子１１のセンタの位置が０ｄＢ、最小が−１
２ｄＢ、最大が＋１２ｄＢに設定されているものとすれ
ば、オフセット値Ｄ２として例えば＋２ｄＢに相当する
値を与えることにより、同図（ｂ）に示すように、セン
タの位置が＋２ｄＢ、最小が−１０ｄＢ、最大が＋１４
ｄＢに対応するようになる。
プ１が設置される部屋の音場条件や使用されるスピーカ
ＳＰの特性等の環境に合わせてオーディオ信号ＡＤの各
種パラメータを調整することができる。例えば、図２
（ａ）に示すように、初期設定でボリューム調整用のア
ナログ操作子１１のセンタの位置が０ｄＢ、最小が−１
２ｄＢ、最大が＋１２ｄＢに設定されているものとすれ
ば、オフセット値Ｄ２として例えば＋２ｄＢに相当する
値を与えることにより、同図（ｂ）に示すように、セン
タの位置が＋２ｄＢ、最小が−１０ｄＢ、最大が＋１４
ｄＢに対応するようになる。
【００２１】また、仕様変更によってアナログ操作子１
１の操作範囲とパラメータの調整範囲との対応関係を変
更する必要が生じた場合においても、適当なオフセット
値Ｄ２を与えて調整することにより容易に対処可能にな
る。
１の操作範囲とパラメータの調整範囲との対応関係を変
更する必要が生じた場合においても、適当なオフセット
値Ｄ２を与えて調整することにより容易に対処可能にな
る。
【００２２】さらに、ＭＩＤＩにより楽曲の曲データと
ともにオフセット値Ｄ２を供給することにより、各楽曲
に合うようにオーディオ信号のパラメータを適宜調整す
ることが可能になる。
ともにオフセット値Ｄ２を供給することにより、各楽曲
に合うようにオーディオ信号のパラメータを適宜調整す
ることが可能になる。
【００２３】Ｄ：変形例 なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、例えば以
下のような変形が可能である。 （１）すなわち、オフセット値Ｄ２に代えて係数値Ｄ
２′を与え、演算装置２３においてこの係数値Ｄ２′と
アナログ操作子１１の設定位置に対応したディジタル値
Ｄ１とを乗算し、この乗算結果Ｄ１×Ｄ２′をパラメー
タ制御値Ｐとして信号調整部１３にセットするように構
成してもよい。かかる構成によれば、係数値Ｄ２′の大
きさに応じてアナログ操作子１１に対応するパラメータ
のダイナミックレンジを変更することができる。
下のような変形が可能である。 （１）すなわち、オフセット値Ｄ２に代えて係数値Ｄ
２′を与え、演算装置２３においてこの係数値Ｄ２′と
アナログ操作子１１の設定位置に対応したディジタル値
Ｄ１とを乗算し、この乗算結果Ｄ１×Ｄ２′をパラメー
タ制御値Ｐとして信号調整部１３にセットするように構
成してもよい。かかる構成によれば、係数値Ｄ２′の大
きさに応じてアナログ操作子１１に対応するパラメータ
のダイナミックレンジを変更することができる。
【００２４】（２）また、アナログ操作子１１の設定位
置に対応したディジタル値Ｄ１を修飾する態様として
は、例えば上記実施形態におけるオフセット値Ｄ２の加
算と上記変形例における係数値Ｄ２′の乗算とを組み合
わせるなど、必要に応じて種々の演算式が採用可能であ
る。
置に対応したディジタル値Ｄ１を修飾する態様として
は、例えば上記実施形態におけるオフセット値Ｄ２の加
算と上記変形例における係数値Ｄ２′の乗算とを組み合
わせるなど、必要に応じて種々の演算式が採用可能であ
る。
【００２５】（３）また、上記実施形態では、本発明を
通信カラオケシステムに適用されるカラオケアンプ１と
して構成したが、これに限らず、通信カラオケでないカ
ラオケ装置に用いられるカラオケアンプとしても構成可
能である。
通信カラオケシステムに適用されるカラオケアンプ１と
して構成したが、これに限らず、通信カラオケでないカ
ラオケ装置に用いられるカラオケアンプとしても構成可
能である。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、この発明（請求項
１乃至３）によれば、カラオケアンプが設置される部屋
の音場条件や使用されるスピーカの特性等の環境に合わ
せてオーディオ信号の各種パラメータを調整することが
できる。また、仕様変更にも容易に対処することができ
る。さらに、例えばＭＩＤＩにより楽曲の曲データとと
もに修正データを供給することにより、各楽曲に合うよ
うにオーディオ信号のパラメータを適宜調整することが
可能になる。また、特に請求項２記載の発明によれば、
アナログ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との
対応関係をシフトさせることができる。また、特に請求
項３記載の発明によれば、アナログ操作子に対応するパ
ラメータのダイナミックレンジを変更することができ
る。
１乃至３）によれば、カラオケアンプが設置される部屋
の音場条件や使用されるスピーカの特性等の環境に合わ
せてオーディオ信号の各種パラメータを調整することが
できる。また、仕様変更にも容易に対処することができ
る。さらに、例えばＭＩＤＩにより楽曲の曲データとと
もに修正データを供給することにより、各楽曲に合うよ
うにオーディオ信号のパラメータを適宜調整することが
可能になる。また、特に請求項２記載の発明によれば、
アナログ操作子の操作範囲とパラメータの調整範囲との
対応関係をシフトさせることができる。また、特に請求
項３記載の発明によれば、アナログ操作子に対応するパ
ラメータのダイナミックレンジを変更することができ
る。
【図１】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図２】 同実施形態の作用効果を説明するための図で
あり、（ａ）は初期設定の状態を、（ｂ）はオフセット
値による調整後の状態を示している。
あり、（ａ）は初期設定の状態を、（ｂ）はオフセット
値による調整後の状態を示している。
１…カラオケアンプ、２…通信カラオケ機器、１１…ア
ナログ操作子、１２…マイクロコンピュータ、１３…信
号調整部、２１…Ａ／Ｄ変換器、２２…ＭＩＤＩインタ
フェース（受信手段）、２３…演算装置（演算手段）、
２４…メモリ（記憶手段）、ＳＰ…スピーカ。
ナログ操作子、１２…マイクロコンピュータ、１３…信
号調整部、２１…Ａ／Ｄ変換器、２２…ＭＩＤＩインタ
フェース（受信手段）、２３…演算装置（演算手段）、
２４…メモリ（記憶手段）、ＳＰ…スピーカ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−64191（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−243875（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H03G 1/00 - 3/02 G10H 1/00 102 G10K 15/04 302
Claims (4)
- 【請求項１】 アナログ操作子の設定位置に対応したア
ナログ信号をディジタル値に変換し、該ディジタル値に
応じてオーディオ信号のパラメータ制御値を設定するカ
ラオケアンプにおいて、 外部から供給される楽曲データに含まれるデータであっ
て、前記オーディオ信号のパラメータの調整範囲と前記
アナログ操作子の操作範囲との対応関係を変更するため
の修正データを受信する受信手段と、 前記受信手段によって取得した修正データを記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段から読み出される修正データおよび前記デ
ィジタル値を用いて前記パラメータ制御値を算出する演
算手段とを具備することを特徴とするカラオケアンプ。 - 【請求項２】 前記修正データは、オフセット値であっ
て、 前記演算手段は、前記ディジタル値と前記オフセット値
とを加算し、 この加算結果に応じて前記オーディオ信号のパラメータ
を調整することを特徴とする請求項１記載のカラオケア
ンプ。 - 【請求項３】 前記修正データは、係数値であって、 前記演算手段は、前記ディジタル値と前記係数値とを乗
算し、 この乗算結果に応じて前記オーディオ信号のパラメータ
を調整することを特徴とする請求項１記載のカラオケア
ンプ。 - 【請求項４】 アナログ操作子の設定位置に対応したア
ナログ信号をディジタル値に変換し、該ディジタル値に
応じてオーディオ信号のパラメータを調整するカラオケ
アンプにおいて、 外部から供給される修正データを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した修正データを記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段から読み出される修正データを用いて前記
ディジタル値に所定の演算を施す演算手段とを具備し、 前記修正データは、オフセット値および係数値を有して
おり、 前記演算手段は、前記ディジタル値に前記オフセット値
を加算した後、前記係数値を乗算する演算、または前記
ディジタル値に前記係数値を乗算した後、前記オフセッ
ト値を加算する演算を行い、この演算結果に応じて前記
オーディオ信号のパラメータを調整することを特徴とす
るカラオケアンプ。
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