JPH05243875A - パラメータ設定装置 - Google Patents

パラメータ設定装置

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JPH05243875A
JPH05243875A JP4207083A JP20708392A JPH05243875A JP H05243875 A JPH05243875 A JP H05243875A JP 4207083 A JP4207083 A JP 4207083A JP 20708392 A JP20708392 A JP 20708392A JP H05243875 A JPH05243875 A JP H05243875A
Authority
JP
Japan
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value
parameter
parameters
storage
microprocessor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4207083A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nishimoto
哲夫 西元
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH05243875A publication Critical patent/JPH05243875A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大幅乃至小幅の任意の変化量で迅速にパラメ
ータ値を設定することができる操作性の良いパラメータ
設定装置を提供する。 【構成】 中点復帰式ボリューム16において摺動子を
プラス側(又はマイナス側)に変位させると、その変位
量に対応したディジタル信号がAD変換器17からマイ
クロプロセッサ19に取込まれる。マイクロプロセッサ
19は、ワーキングメモリ23に記憶されているパラメ
ータの値とAD変換器17からのディジタル信号の値と
を加算(又は減算)し、その演算結果をパラメータの新
たな値としてメモリ23に書込む。メモリ23の記憶値
は、パラメータの設定値として表示器15で表示される
と共に、電子楽器等のパラメータ利用装置で利用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子楽器等の各種機
器に用いられるパラメータ設定装置に関し、操作子の変
位量に対応してパラメータの値を更新することにより任
意の変化量で迅速にパラメータ値の設定を行なえるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、操作子の操作位置の一端をパラメ
ータ値の最小値と規定するとともに他端をパラメータ値
の最大値として規定し、操作子の操作位置に対応したパ
ラメータ値を設定するものがあり、このような技術は、
例えば、実開昭56−58813号公報等に開示されて
いる。
【0003】しかしながら、このような技術によると、
設定可能なパラメータ値の最大値および最小値は、操作
子の操作範囲によって物理的に決定され、設定可能なパ
ラメータ値の範囲を広くするためには、操作子の操作範
囲を大きくするか、操作子の操作範囲を変えずに分解能
を落とす必要があった。これによって、前者においては
操作子の占有面積が大きくなり、後者においては細かい
パラメータ値の設定ができないという不都合があった。
【0004】このような不都合を解決するために、従
来、電子楽器等で用いられるパラメータ設定装置として
は、押ボタンスイッチが押されている間所定の周波数を
有するクロック信号をアップ/ダウンカウンタに供給し
てアップ又はダウン計数させることにより計数値からな
るパラメータ値を更新するようにしたものが知られてい
る(例えば、特開昭54−60845号公報等参照)。
【0005】このようなパラメータ設定装置によれば、
操作子は、設定可能なパラメータ値の最大値および最小
値に何の制約も与えないので、容易に設定可能なパラメ
ータ値の範囲を広くすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した押ボタン式の
パラメータ設定装置では、パラメータの微細な制御を可
能にすべくクロック信号の周波数を低く設定すると、パ
ラメータ値を目標値に設定するまでの操作時間が長くな
り、この反対に操作時間を短くすべくクロック信号の周
波数を高く設定すると、パラメータの微細な制御が困難
になるという問題点があった。その上、パラメータ値を
大幅に変更するにはスイッチを押し続ける必要があり、
迅速性に欠けるという問題点もあった。
【0007】この発明の目的は、大幅乃至小幅の任意の
変化量で迅速にパラメータ値を設定することができる操
作性の良いパラメータ設定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるパラメー
タ設定装置は、(a)基準位置から離れる方向に変位す
べく操作可能な操作子であって、該方向への変位の後非
操作状態にすると該基準位置に復帰するもの[第1図の
16の摺動子]と、(b)この操作子の操作に応答して
前記基準位置からの変位量に対応した検知出力を発生す
る検知手段[第1図の16の抵抗,第1図の17]と、
(c)パラメータの値を記憶するための記憶手段[第1
図の23]と、(d)前記検知手段から検知出力が発生
されるたびに該検知出力の値と前記記憶手段の記憶値と
を演算し、その演算結果を前記パラメータの新たな値と
して前記記憶手段に記憶させる演算手段[第1図の1
9]と、(e)前記記憶手段の記憶値を表示する表示手
段[第1図の15]とをそなえ、前記記憶手段の記憶値
を前記パラメータの設定値として用いることを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、操作子を変位すべく
操作するたびにその変位量に対応して記憶手段の記憶値
(パラメータの設定値)が変更される。従って、パラメ
ータ値を大幅に変更したいときは変位量が大きくなるよ
うに操作すればよく、パラメータ値を小幅に変更したい
ときは変位量が小さくなるように操作すればよく、いず
れにしても迅速にパラメータ値を設定することができ
る。また、パラメータ値を大幅に変更する場合に変位量
が大きくなるように操作した後変位量が小さくなるよう
に操作すれば、目標値を正確且つ迅速に設定することが
できる。
【0010】また、操作子の変位量からパラメータの変
化量を容易に認識できると共に、表示手段の表示内容か
らパラメータ値そのものを認識することができ、正確且
つ迅速な設定操作を行なえる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるパラメー
タ設定装置を示すもので、この実施例では、パラメータ
設定動作がマイクロプロセッサにより制御されると共
に、中点復帰式のボリュームの摺動子を変位させること
でパラメータ値を変化させるようになっている。
【0012】図1において、中点復帰式のボリューム1
6は、摺動子を中点からプラス(+)側又はマイナス
(−)側に変位すべく操作可能なものであり、摺動子
は、変位操作の後非操作状態にすると中点に自動的に復
帰する。ボリューム16の摺動子出力はAD(アナログ
/ディジタル)変換器17に入力され、ここにおいてデ
ィジタル信号に変換された後、入力ポート18を介して
データバスDBに導かれてマイクロプロセッサ19に読
込まれるように構成されている。また、マイクロプロセ
ッサ19の演算処理によって更新された新たなパラメー
タの現在値は、データバスDBを介して出力ポート20
に入力された後、この出力ポート20を介してパラメー
タ利用装置21に送られるとともに、表示器15に入力
されてディジタル表示されるように構成されている。
【0013】一方、データバスDBにはプログラムメモ
リ22およびワーキングメモリ23が接続されている。
ワーキングメモリ23はパラメータの現在値や、演算制
御過程における中間結果を記憶しておくためのものであ
る。また、プログラムメモリ22はパラメータの更新動
作を制御するためのプログラムが予め記憶されているも
のであり、例えば図2のフローチャートに示すような動
作を実行するためのプログラムが記憶されている。
【0014】次に、図2のフローチャートに従って動作
を説明する。まず、マイクロプロセッサ19はメインル
ーチン(図示せず)から周期的に図2のフローチャート
に示すルーチンの処理に移行する。そして、このルーチ
ンにおいてステップ100に示すように、AD変換器1
7のAD変換値aを取込む。この時、ボリューム16の
摺動子位置が“+”記号方向または“−”記号方向に操
作されていると、AD変換値aはボリューム16の摺動
子が中点位置にある時のAD変換値aN に比べ、変位量
Xに対応して「aN +X」または「aN −X」となる。
【0015】次に、マイクロプロセッサ19はボリュー
ム16の摺動子の中点位置からの変位量Xを検出するた
め、ステップ101に示すように「a−aN =X」の演
算を実行する。そして、ステップ102において上記ス
テップ101における演算の結果がX=0ならばボリュ
ーム16は何等操作されていないことになるのでメイン
ルーチンへ復帰する。
【0016】一方、Xが正または負の値を示しているな
らば、ステップ103に移り、この演算値Xをパラメー
タの変化量としてワーキングメモリ23に記憶されてい
るパラメータの現在値Pと加算する。そして、ステップ
104では、加算値「X+P」を新たな現在値としてワ
ーキングメモリ23に格納する。この後、新たな現在値
Pを出力ポート20を介して表示器15に転送し、数字
表示させる。これによって、ボリューム16の摺動子の
中点位置に対する変位量Xに対応した値Xだけパラメー
タの現在値Pが更新される。この後、図2のルーチンは
メインルーチンへ復帰する。この場合、設定対象のパラ
メータの種類が複数種類ある時には各パラメータ毎に同
様の処理が時分割的に行なわれる。
【0017】上記のような構成のパラメータ設定装置に
おいては、ボリューム16の摺動子をプラス側又はマイ
ナス側に変位すべく操作する毎にその変位量に対応した
変化量でパラメータの値が増加方向又は減少方向に更新
される。従って、パラメータの値を大幅に変える場合に
は、ボリューム16の摺動子を変位量が大きくなるよう
に操作し、またパラメータの値を微細に変える場合には
ボリューム16を変位量が小さくなるように操作すれば
よく、変化量の大小を問わず、パラメータの値を迅速に
目標値に設定することができる。そして、このようなパ
ラメータ値の変化は表示器15のディジタル表示によっ
て目視確認することができるので、表示を参考にするこ
とで正確且つ迅速な設定操作が可能となる。
【0018】上記した実施例では、表示器として、バー
グラフ表示器を用いるようにしてもよい。また、表示器
は必要に応じて付加するものでも良い。さらに、この発
明によるパラメータ設定装置は電子楽器は勿論のこと、
PAのミキサ、エフェクタ等をはじめ種々の機器に使用
できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、操作
子を変位すべく操作するたびにその変位量に対応した検
知出力の値と記憶手段の記憶値とを演算手段で演算して
演算結果をパラメータの新たな値として記憶手段に記憶
させることにより操作子の変位量に対応してパラメータ
の値を更新するようにしたので、大幅乃至小幅の任意の
変化量で迅速にパラメータ値を設定可能となる効果が得
られる。
【0020】また、操作子の変位量からパラメータの変
化量を容易に認識できると共に、表示手段の表示内容か
らパラメータ値そのものを認識できるので、操作性が向
上する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるパラメータ設定装
置を示すブロック図である。
【図2】 図1の装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
15:表示器、16:ボリューム、17:AD変換器、
18:入力ポート、19:マイクロプロセッサ、20:
出力ポート、21:パラメータ利用装置、22:プログ
ラムメモリ、23:ワーキングメモリ、DB:データバ
ス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)基準位置から離れる方向に変位すべ
    く操作可能な操作子であって、該方向への変位の後非操
    作状態にすると該基準位置に復帰するものと、 (b)この操作子の操作に応答して前記基準位置からの
    変位量に対応した検知出力を発生する検知手段と、 (c)パラメータの値を記憶するための記憶手段と、 (d)前記検知手段から検知出力が発生されるたびに該
    検知出力の値と前記記憶手段の記憶値とを演算し、その
    演算結果を前記パラメータの新たな値として前記記憶手
    段に記憶させる演算手段と、 (e)前記記憶手段の記憶値を表示する表示手段とをそ
    なえ、 前記記憶手段の記憶値を前記パラメータの設定値として
    用いることを特徴とするパラメータ設定装置。
JP4207083A 1992-07-10 1992-07-10 パラメータ設定装置 Pending JPH05243875A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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