JP3613944B2 - 音場効果付与装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ノイズ等の非調和成分を含む楽音信号に対し、所望の音場感を付与する音場効果付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、音場効果付与装置においては、音響信号や音声信号などの楽音信号に対して臨場感を与えるため、例えば、特開昭60−52896号公報に記載されているように、リバーブ効果を付与することが行われている。かかるリバーブ効果は、実際の演奏において、発生楽音が楽器から聴取者に直接到達するほか、楽器から壁や天井等に反射することによって直接音に対し一定時間遅延して到達する状態を模倣するものであり、一般的には、楽音信号と、この楽音信号を遅延させた信号とのミキシング比を制御することによって付加される。したがって、楽音信号に対して遅延信号のレベルが大きくなるほど、距離感のある音場効果が付与されることとなる。
【0003】
一方、従来の電子楽器等においては、自然楽器の演奏によって発生する楽音をより忠実に再現するため、例えば、特開平4−11697号公報や特開平4−340999号公報等に記載されているように、楽音を合成する際に楽音の基本成分に対して、ノイズを付加することが行われている。ここでノイズとは、具体的には、フルート等の管楽器であれば、息を吹き込む音などであり、また、バイオリン等の弦楽器であれば、弓の擦れる音などである。
【0004】
このような自然楽器の楽音をより忠実に再現する電子楽器において、所望の音場効果を付与する場合、ノイズを付加した楽音信号を上記音場効果付与装置に入力することによって行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自然楽器の演奏に伴うノイズは、実際には、演奏位置が近ければ、よく聞こえるが、演奏位置が遠くなって伝達距離が長くになるにつれて聞こえなくなるという性質を有する。
したがって、上記電子楽器によりノイズを付加した楽音信号に対して、上記音場効果装置により距離感のある音場効果を付与しようとした場合、楽音信号の遅延信号のレベルが大きくなる結果、そこに含まれるノイズのレベルも一律に大きくなってしまうことになる。このため、距離感のある音場効果を付与しようとしても、ノイズの聞こえ方が極めて不自然なものとなって、結果的に、距離感に応じた音場効果が適切には付与されないので、状況に応じた演奏雰囲気を十分に演出することができなかった、という問題があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、距離感に応じた音場効果を付与して、実際の状況により近い演奏雰囲気を演出することが可能な音場効果付与装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明にあっては、外部から入力された楽音信号に対し、リバーブ効果を付与する音場効果付与装置において、前記楽音信号を、楽音の基本成分およびその倍音成分からなる調和成分の信号と、前記調和成分を除いた非調和成分の信号とに分離する手段と、発音位置から聴取者までの距離に応じたリバーブ効果を付与するため、前記距離に応じて作成されたパラメータの値に基づいて、前記距離が遠くなるにつれて前記調和成分の信号に対する前記非調和成分の信号のミキシング比を小さくする第1の調整手段と、前記第1の調整手段によりミキシング比が調整された、前記調和成分の信号と前記非調和成分の信号とをミキシングして得られる直接音の信号に対し、前記パラメータの値に基づいて遅延処理を施して反射音の信号を得る手段と、前記パラメータの値に基づいて、前記距離が遠くなるにつれて前記直接音の信号に対する前記反射音の信号のミキシング比を大きくする第2の調整手段と、前記第2の調整手段によりミキシング比が調整された、前記直接音の信号と前記反射音の信号とをミキシングして出力する手段とを具備することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<1:実施形態の構成>
本実施形態は、本発明に係る音場効果装置を組み込んだ電子楽器であり、鍵盤の操作に対応して生成した楽音信号だけでなく、外部から供給される信号に対しても、距離感を持たせた音場効果を付与するものである。
図1は、本実施形態に係る電子楽器の全体構成を示す図である。
この図に示すように、電子楽器の本体100は、外部に発音するためのスピーカ101、音場の効果や音量・音色等を設定するためのパネル操作子群102、設定状況を表示する表示部103、および、88鍵からなる鍵盤104(図では、一部を省略)を有している。
このうち、パネル操作子群102は、複数の操作子を総称したものであり、各操作子の設定情報を出力する。また、本実施形態において、付与される音場効果は、パネル操作子群102によって、距離感を示すパラメータをセットすることで規定される。また、鍵盤104の各鍵にはそれぞれ図示しないセンサが設けられており、鍵が押下されれば、当該鍵の音高を示すノートデータを伴うキーオンデータが出力される一方、ある鍵がリリースされれば、当該鍵の音高を示すノートデータを伴うキーオフデータが出力される。
また、この電子楽器の本体100には、オーディオ装置200がケーブル201を介して接続されている。この接続により、オーディオ装置200からの信号に対しても音場効果が付与される。なお、オーディオ装置200からの信号は、自然楽器の楽音を再生した信号や、マイクロフォン等により入力した音声等の信号を想定している。
【0010】
ここで、本実施形態に係る電子楽器は、次の2つのモードにて音場効果を付与する。1つは「電子楽器モード」であり、鍵盤104への押鍵操作により生成した楽音信号に対して音場効果を付与するモードである。また、他の1つは「自然音モード」であり、オーディオ装置200から供給される信号に対して音場効果を付与するモードである。これらのモードは、パネル操作子群102によって選択する構成として良いし、ケーブル201を接続したか否かで、自動的に選択される構成としても良い。
【0011】
<1−1:電気的構成>
次に、実施形態に係る電子楽器の電気的構成について図2を参照して説明する。
CPU105は、ROM106に記憶されたプログラムにしたがって、バスを介して接続される各部を制御するものである。また、RAM107は、この電子楽器の制御動作に用いるワークエリアを有し、パネル操作子群102においてユーザが入力した数値等のデータを記憶する。記憶装置108は、自動演奏で用いるMIDI規格の演奏データや、ユーザが独自に作成した音色を規定するデータなどを記憶するものであり、例えばハードディスク等が該当する。
また、外部インターフェイス110は、この電子楽器が「自然音モード」の場合に、オーディオ装置200の信号、詳細には、A/D変換器(ADC)114によってディジタルに変換されたオーディオ装置200の信号を入力するものである。
【0012】
一方、音源109は、この電子楽器が「電子楽器モード」の場合に、バスを介して入力したデータに基づいて、発生すべき楽音の調和成分および非調和成分を示す信号をそれぞれ生成するものである。
ここで、楽音の調和成分とは、発生すべき基音の基本成分と、この基本成分とは倍音関係にある倍音成分とからなるものであり、例えば、予め記憶された典型的な音色の基本波形を、指定された音高に対応するピッチで読み出すことで生成される。一方、楽音の非調和成分とは、発生すべき楽音から調和成分を除いた上記ノイズに相当するものであり、例えば、ホワイトノイズを、指定された音色・音高に対応する周波数特性を有するフィルタにより濾波処理することで生成される。
【0013】
次に、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)111は、CPU105による制御の下、後述する音場効果付与のアルゴリズムを構築して、音源109あるいは外部インターフェイス110から供給される信号に対して音場効果を付与するものであり、演算用に内部レジスタを有する。
D/A変換器(DAC)112は、DSP111から供給される信号をアナログに変換するものである。なお、アナログに変換された信号は、アンプ113により増幅された後、スピーカ101により外部に発音されることとなる。
【0014】
<1−2:音場効果付与回路>
次に、DSP111によって等価的に構築される音場効果付与のアルゴリズムおよびその周辺について、図3を参照して説明する。
同図において、解析装置150は、この電子楽器が「自然音モード」である場合に、オーディオ装置200のような外部からの信号を、調和成分を示す信号と非調和成分を示す信号とに分離するものであり、例えば、次のようにして実行される。すなわち、かかる分離処理は、まず、外部からの信号に対し周知のFFT(高速フーリエ変換)処理を実行し、さらに、この処理結果のうち、基本成分とその倍音成分とを調和成分として抽出する一方、残余の成分を非調和成分とすることにより実行される。ここで、解析装置150の処理主体は、図2におけるCPU105であっても良いし、同等の機能を有する独立の装置であっても良い。また、音源109は、上述したように、この電子楽器が「電子楽器モード」である場合に、発生すべき楽音の調和成分および非調和成分を示す信号をそれぞれ生成するものである。
【0015】
さて、この電子楽器がいずれのモードであるにせよ、DSP111には、調和成分を示す信号と非調和成分を示す信号とがそれぞれ供給される。ここで、調和成分を示す信号には、乗算器M1によって係数A1が乗算される一方、非調和成分を示す信号には、乗算器M2によって係数A2が乗算され、さらに、両者の乗算結果が加算器S1によって加算される。
次に、加算器S1の加算結果には、図1および図2におけるパネル操作子群102によって設定された効果が、リバーブ効果付与部301によって付与される。詳細には、図3に示すように、加算器S1の加算結果は、乗算器M3によって係数B1で乗算されて、直接音に相当する信号が求められる。加算器S1の加算結果は、また、残響音発生器Dによって反射音に相当する時間分だけ遅延させられ、さらに、乗算器M4によって係数B2で乗算されて、反射音に相当する信号が求められる。そして、直接音を示す信号と反射音を示す信号とが加算器S2によって加算され、この加算結果が図2におけるDAC112に供給されて、リバーブ効果が付与されることとなる。
【0016】
一方、係数発生器302は、距離感を示すパラメータに対応して係数A1、A2、B1およびB2を出力するものである。
ここで、係数A1、A2と距離感を示すパラメータとについては、図4(a)に示すような関係があり、与えるべき距離感が遠くなるにつれて、調和成分の信号レベルが大となる一方、非調和成分の信号レベルが小となり、調和成分に対する非調和成分のレベル比率が小となるように設定されている。
また、係数B1、B2と距離感を示すパラメータとについては、図4(b)に示すような関係があり、従来技術で述べたように、与えるべき距離感が遠くなるにつれて、直接音に相当する信号レベルが小となる一方、反射音に相当する信号レベルが大となり、直接音に対する反射音のレベル比率が大となるように設定されている。
【0017】
この結果、与えるべき距離感が遠くなった場合に、反射音に相当する信号レベルは大きくなるが、これに相関して非調和成分の信号レベルが小になるので、結果的に、反射音の信号に含まれる非調和成分の信号レベルは小さく抑えられる。したがって、本実施形態においては、上記ノイズの性質を適切に模倣することになり、付与される音場効果が極めて自然なものとなることが判る。
【0018】
なお、本実施形態における係数発生器302は、実際には、CPU105がパネル操作群102によって設定された効果に応じて、その距離感を示すパラメータを作成し、このパラメータに対応する係数を供給する構成となっている。あるいは、これと同等な機能を有する独立な装置を用いて構成するとしても良い。また、係数A1、A2、B1およびB2の特性は、図4に示した例に限定されない。要は、付与すべき距離感が遠くなるほど、係数A1に対する係数A2の比率が小さくなるように設定すれば良い。
【0019】
<2:実施形態の動作>
次に実施形態に係る電子楽器の基本動作について説明する。図5は、この電子楽器の基本動作を示すフローチャートである。
まず、この電子楽器の電源が投入されると、CPU105は、ROM106に記憶されたプログラムのロードや、RAM107におけるワークエリアの確保などの初期設定処理を実行する(ステップS501)。ここでは、特に、DSP111において用いる係数、詳細には、係数発生器302が出力する係数を、
A1=0.5、
A2=0.5、
B1=0.8、
B2=0.2
として設定する。なお、この設定は、距離感が最も近接している場合の音場効果である(図4参照)。また、この初期設定にて、パネル操作子群102の設定状況にかかわらず係数を設定したのは、本実施形態においては、状態変化(イベント)が発生して初めてその変化に対応する設定を行う構成としているからであり、仮に、電源投入後、パネル操作子群102が操作されなければ、係数が設定されないまま音場効果を付与する、という不都合を回避するための措置である。
【0020】
次に、初期設定を実行した後、CPU105は、パネル設定の処理を実行する(ステップS502)。このパネル処理の詳細については後述するが、パネル操作子群102の設定変更や、鍵盤104の押鍵・離鍵の発生などのイベントに対応する処理であり、特に、「電子楽器モード」であれば、楽音信号を生成する処理をも含み、また、「自然音モード」であれば、オーディオ装置200からの信号を、調和成分を示す信号と非調和成分を示す信号とに分離する処理をも含むものである。
このパネル設定を実行すると、CPU105は、調和成分の信号と非調和成分の信号とについての音場効果を付与するための信号処理を実行する(ステップS503)。この信号処理についても後述するが、DSP111に対して、図3に示した音場付与のアルゴリズムを構築させるための処理である。
そして、CPU105は、信号処理にて処理された信号をDAC112に供給し、アンプ113およびスピーカ101を介して実際に外部に発音させる発音処理を実行する(ステップS504、図8参照)。
以後、この電子楽器は、電源が遮断されるまで、ステップS502、S503、S504の循環処理を繰り返し実行する。これにより、イベントに応じた処理が行われることとなる。
【0021】
<2−1:パネル処理>
ここで、上記ステップS502におけるパネル設定処理の詳細について、図6を参照して説明する。上述したように、このパネル設定処理は、イベントに応じた処理を実行するものであるが、イベントが発生したか否かについては、例えば、次のようにして検出される。例えば、パネル操作子群102の設定内容変更に関するイベントは、パネル設定処理が実行される毎に、パネル操作子群102の設定内容を記憶しておくとともに、前回の記憶内容と今回の設定内容とを比較することで検出可能である。また、鍵盤104の押鍵・離鍵に関するイベントは、キーオンデータあるいはキーオフデータにより検出可能であり、また、MIDI規格の演奏データによって、楽音発生を行うのであれば、そのイベントは、ノートオンメッセージやノートオフメッセージなどにより検出可能である。
【0022】
さて、パネル設定処理においてCPU105は、まず、遠近変更イベントの有無を判別する(ステップS601)。かかる遠近変更イベントとは、パネル操作子群102によって、付与すべきリバーブ効果の設定内容、すなわち、音場効果の距離感を示すパラメータが変更された旨のイベントをいう。ここで、遠近変更イベントが発生したと判別すれば、CPU105は、係数発生器302として、変更後のパラメータに応じて、リバーブの効果を規定する係数B1、B2を設定変更し、また、これに伴い調和成分および非調和成分のレベル比率を定める係数A1、A2を設定変更する(ステップS602)。
これらの係数について設定変更が完了した場合、あるいは、遠近変更イベントでない場合、CPU105は、現時点における電子楽器のモードが「自然音モード」であるか否かを判別する(ステップS603)。ここで、「自然音モード」である場合、CPU105は、オーディオ装置200からの外部信号を、例えば、上述したようにFFT解析して、調和成分の信号と非調和成分の信号とに分離する(ステップS604)。
【0023】
一方、現時点における電子楽器のモードが「自然音モード」でなく「電子楽器モード」である場合、CPU105は、キーオンイベントが発生したか否かを判別する(ステップS605)。ここで、キーオンイベントとは、鍵盤104に対する押鍵操作がユーザによってなされた場合や、演奏データに基づいて楽音を発生しているのであればノートオンデータが出力された場合などのように、今まさに楽音を発生させるべきタイミングに至った状態をいう。
そして、キーオンイベントが発生したと判別した場合、CPU105は、音源109に対して、発生すべき楽音の音色を示すデータと、当該キーオンイベントに伴うノートデータとを転送する。なお、MIDI規格のデータであれば、ノートデータを伴うノートオンメッセージを転送する。すると、音源109は、例えば、指定された音色の波形データを、ノートデータにしたがったピッチで読み出すことにより、指定された音色であって、かつ、指定された音高についての楽音の調和成分信号を生成することとなる(ステップS606)。
続いて、音源109は、発生すべき楽音の音色と音高とに対応して、例えば、ホワイトノイズを濾波処理して、非調和成分信号を生成する(ステップS607)。なお、非調和成分信号は、このほかに、例えば、指定された音色がフルートであれば、演奏者の息の吹き込む音等を電気的に作成しても良いし、また、バイオリンであれば、弓の擦れる音等を電気的に作成しても良い。
これらのステップS606、S607により、当該キーオンイベントに対応して、楽音信号の調和成分と非調和成分とが生成されることとなる。
【0024】
一方、キーオンイベントが発生していないと判別した場合、CPU105は、さらに、キーオフイベントが発生したか否かを判別する(ステップS608)。ここで、キーオフイベントとは、鍵盤104に対する離鍵操作がユーザによってなされた場合や、演奏データに基づいて楽音を発生しているのであればノートオフメッセージが出力された場合などのように、キーオンイベントで発生させた楽音を、今まさに、消音させるべきタイミングに至った状態をいう。
そして、キーオフイベントが発生したと判別した場合、CPU105は、音源109に対して、当該キーオフデータを供給する。なお、MIDI規格のデータであれば、ノートデータを伴うノートオフメッセージを転送する。すると、音源109は、現時点において当該ノートデータで示される音高の楽音生成を停止する(ステップS609)。これにより、キーオンイベントにより発生した楽音が当該キーオフイベントにより消音することとなる。
なお、キーオフイベントも発生していないと判別した場合、CPU105は、パネル操作子群102のうち、操作された操作子の変更内容に応じた処理を実行する(ステップS610)。例えば、音量の調節や音色の変更等の設定をした場合、これらの設定内容を書き換える処理が実行される。
【0025】
そして、調和成分の信号と非調和成分の信号とが得られた場合(ステップS604、S606・S607)、消音処理が終了した場合(ステップS609)、あるいは、その他処理が終了した場合(ステップS610)、CPU105は、処理の手順を再び図5に示すメインルーチンに戻して循環処理を続行することとなる。
【0026】
<2−2:信号処理>
ここで、上記ステップS503における信号処理について、特に、この信号処理の実行により、いかにしての図3に示すアルゴリズムが構築されるかについて説明する。なお、この信号処理は、CPU105の演算能力が高ければ、CPU105自体によって実行される構成でも良いが、本実施形態では、CPU105の負荷を減らすため、上述したようにCPU105の制御下においてDSP111によって実行される構成とする。したがって、本実施形態では、係数発生器302に相当するCPU105が、距離感を示すパラメータに応じて係数を供給するとともに、以下に示す制御手順となるようにDSP111を制御することとなる。
【0027】
図7は、信号処理の手順を示すフローチャートである。
第1に、DSP111は、調和成分の信号に対して係数A1を乗算し、この乗算結果を内部レジスタに格納する(ステップS701)。このステップが、図3における乗算器M1の演算に相当している。
第2に、DSP111は、非調和成分の信号に対し係数A2を乗算し、この乗算結果を内部レジスタに格納する(ステップS702)。このステップが、図3における乗算器M2の演算に相当している。
第3に、DSP111は、上記ステップS701およびS702における乗算結果をそれぞれ内部レジスタから読み出すとともに、両者を加算し、この加算結果を内部レジスタに格納する(ステップS703)。このステップが、図3における加算器S1の演算に相当している。
【0028】
第4に、DSP111は、上記ステップS703の加算結果を内部レジスタから読み出して係数B1を乗算し、この乗算結果を内部レジスタに格納する(ステップS704)。このステップが、図3における乗算器M3の演算に相当している。
第5に、DSP111は、以前の信号処理のステップS703において格納された加算結果を内部レジスタから読み出して係数B2を乗算し、この乗算結果を内部レジスタに格納する(ステップS705)。なお、ここでいう「以前の信号処理」とは、現時点における信号処理よりも、反射音の遅延時間に相当する時間前に実行された信号処理をいう。したがって、ここで読み出される乗算前の信号は、反射音に相当する時間だけ遅延していることになる。このステップが、図3における乗算器M4の演算に相当している。
第6に、DSP111は、上記ステップS704およびS705における乗算結果をそれぞれ内部レジスタから読み出すとともに、両者を加算して、この加算結果をDAC112に供給する(ステップS706)。このステップが、図3における加算器S2の演算に相当している。
【0029】
以上のように、DSP111において図3に示すアルゴリズムが構築される結果、調和成分および非調和成分からなる楽音信号に対して、ノイズ的な非調和成分の性質を考慮してリバーブ効果が付与されるので、スピーカ101から発せられる楽音には、距離感のある音場効果が伴うことになる。
【0030】
<3:実施形態の具体的動作>
次に、本実施形態にかかる電子楽器の具体的動作について説明する。上述したように、この電子楽器において電源が投入されると、メイルルーチンの処理が実行されて、初期設定の後、処理手順がステップS501〜S503において循環することとなる。
この循環過程において、例えば、ユーザが鍵盤104のいずれかのキーを押鍵すると、これがキーオンイベントとなるから、押鍵直後のパネル設定処理によって、当該押鍵に対応する楽音信号の調和成分および非調和成分が生成され、続く信号処理によってリバーブ効果が付与された後、発音処理によって外部に発音されることとなる。
また、ステップS502〜S504の循環過程において、例えば、ユーザが鍵盤104のいずれかのキーを離鍵すると、これがキーオフイベントとなるから、離鍵直後のパネル設定処理によって、当該鍵に対応する楽音信号の生成が停止される。これにより、当該離鍵に対応して消音が行われることとなる。
一方、ステップS502〜S504の循環過程において、例えば、ユーザがパネル操作子群102を操作すると、これがイベントとして検出されるから、操作直後のパネル設定処理により、その設定内容が変更され、以後、変更後の設定内容で循環処理が続行されることとなる。したがって、例えば、ユーザが距離感を示すパラメータをパネル操作子群102で変更すれば、その直後のパネル設定処理のステップS602において係数A1、A2、B1およびB2が変更されるから、以降は、変更後の内容で規定されるリバーブ効果が付与されることとなる。
【0031】
<4:応用例・変更例>
なお、本発明は、既述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような各種の応用例・変形例が可能である。
<4−1:ハードウェアによる効果付与>
上述した実施形態では、DSP111あるいはCPU105によりソフトウェア的に構築したアルゴリズムで音場効果を付与する構成としたが、実際に乗算器や加算器などを用いてハードウェア的に付与する構成としたも良い。
<4−2:成分の細分化>
また、実施形態では、楽音信号を、調和成分と調和外成分との2つの成分に分離したが、これに限られず、例えばノイズの種類等に応じて成分をさらに細分化してても良い。この場合、係数発生器302では分離する成分の数に応じた係数を、距離感を示すパラメータに相関させてそれぞれ生成することとなる。
<4−3:調和成分と非調和成分との入力>
さらに、「自然音モード」では、外部から入力した1つの信号を調和成分と非調和成分に分離したが、予め別々に録音したものをそれぞれ入力する構成としても良い。
<4−4:モードの混在>
くわえて、実施形態では、「自然音モード」と「電子楽器モード」とを別モードとしたが、両モードを混在させたモードがあっても良い。この構成により、例えば、調和成分を電子楽器で作成し、非調和成分を、録音したノイズ等を用いることが可能となる。
<4−5:効果の種類>
一方、実施形態では、付与すべき効果の種類をリバーブとして、距離感に応じて、直接音と反射音とのミキシング比を制御する構成としたが、本発明はこれに限られない。すなわち、本発明は、調和成分に対するノイズ等の非調和成分のミキシング比を制御することにより、楽音信号に距離感を付与する効果のすべてに適応可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノイズ等の非調和成分の性質を考慮して、距離感に応じた音場効果を付与するので、実際の状況により近い演奏雰囲気を演出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態かかる電子楽器の構成を示す図である。
【図2】同実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態における音場効果付与のアルゴリズムを示すブロック図である。
【図4】(a)は、距離感を示すパラメータと係数A1、A2との関係について示す図であり、(b)は、距離感を示すパラメータと係数B1、B2との関係について示す図である。
【図5】同実施形態のメイン動作を示すフローチャートである。
【図6】同メイン動作におけるパネル設定処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】同メイン動作における信号処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】同メイン動作における発音処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101……スピーカ、102……パネル操作子群(設定手段)、103……表示部、104……鍵盤、200……オーディオ装置、105……CPU、106……ROM、107……RAM、108……記憶装置、109……音源、110……外部インターフェイス、111……DSP、112……D/A変換器、113……アンプ、301……リバーブ効果付与部(音場効果付与手段)、302……係数発生器(レベル制御手段)。

Claims (1)

  1. 外部から入力された楽音信号に対し、リバーブ効果を付与する音場効果付与装置において、
    前記楽音信号を、楽音の基本成分およびその倍音成分からなる調和成分の信号と、前記調和成分を除いた非調和成分の信号とに分離する手段と、
    発音位置から聴取者までの距離に応じたリバーブ効果を付与するため、前記距離に応じて作成されたパラメータの値に基づいて、前記距離が遠くなるにつれて前記調和成分の信号に対する前記非調和成分の信号のミキシング比を小さくする第1の調整手段と、
    前記第1の調整手段によりミキシング比が調整された、前記調和成分の信号と前記非調和成分の信号とをミキシングして得られる直接音の信号に対し、前記パラメータの値に基づいて遅延処理を施して反射音の信号を得る手段と、
    前記パラメータの値に基づいて、前記距離が遠くなるにつれて前記直接音の信号に対する前記反射音の信号のミキシング比を大きくする第2の調整手段と、
    前記第2の調整手段によりミキシング比が調整された、前記直接音の信号と前記反射音の信号とをミキシングして出力する手段と
    を具備することを特徴とする音場効果付与装置。
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