JPH0816169A - サウンド生成方法、サウンド生成装置、及びサウンド生成制御装置 - Google Patents

サウンド生成方法、サウンド生成装置、及びサウンド生成制御装置

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JPH0816169A
JPH0816169A JP7121068A JP12106895A JPH0816169A JP H0816169 A JPH0816169 A JP H0816169A JP 7121068 A JP7121068 A JP 7121068A JP 12106895 A JP12106895 A JP 12106895A JP H0816169 A JPH0816169 A JP H0816169A
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sound
digital
musical instruments
audio
digital audio
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Application number
JP7121068A
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English (en)
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Peter W Farrett
ピーター・ウィリアム・ファレット
Daniel J Moore
ダニエル・ヨセフ・ムーア
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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Publication date
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • G10H1/08Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones
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    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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    • G10H2210/155Musical effects
    • G10H2210/245Ensemble, i.e. adding one or more voices, also instrumental voices
    • G10H2210/251Chorus, i.e. automatic generation of two or more extra voices added to the melody, e.g. by a chorus effect processor or multiple voice harmonizer, to produce a chorus or unison effect, wherein individual sounds from multiple sources with roughly the same timbre converge and are perceived as one

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の楽器のディジタルオーディオサンプル
から複数の所定の楽器のサウンドを作成する。 【構成】 所定のディジタルオーディオサンプルをメモ
リに記憶する。次いで、ディジタルオーディオサンプル
のコピーを所定の楽器の数に対応する数のディジタルプ
ロセッサで並行状態でマイクロマニピュレートする(1
0)。各ディジタルプロセッサは、複数の楽器の効果を
生成するために、僅かずつ異なる時間変化を与えるよう
にディジタルオーディオサンプルを処理する(15)。
処理されたディジタルオーディオサンプルを加算して単
一のディジタルサンプルとする。加算されたディジタル
オーディオサンプルを、スピーカに送られて複数の所定
の楽器のサウンドを生成するアナログサンプルに変換す
る(21)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、オーディオサ
ンプルのディジタル処理に関する。特に、1つの楽器の
ディジタルサンプリングされた録音を処理して同種の複
数の楽器に音を形成する方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】波形サンプリング技術を用いているMI
DI制御ミュージックシンセサイザは、広く音楽及びマ
ルチメディアの分野で、アコースティック楽器の音に非
常に似せた楽音を創造するために使用されている。MI
DIは、インターナショナルMIDIアソシエーション
で発行した楽器ディジタルインターフェース規格に適合
する音楽の符号化方法である。MIDIデータは、例え
ば、ピアノ,ホルン,ドラムなどの特定の楽音により実
現される、中央のC(一点ハ音)などの特定のノート
(音)の発生などの音楽イベントを表現する。アナログ
オーディオは、かかるMIDIデータに応答するミュー
ジックシンセサイザにより実現される。
【0003】現在のMIDI音楽シンセサイザの重大な
限界は、アコースティック楽器の音の広範囲の全体のサ
ンプルを内蔵する十分なメモリが欠如することである。
このようにサウンドの多くのバリエーションを内蔵でき
ないということは、ミュージックシンセサイザが、例え
ば、1つのバイオリンの音に対応する個別のサンプル、
4つのバイオリンの音に対応する他のサンプル、12の
バイオリンの音に対応するさらに他のサンプルというよ
うなサンプルを必要とするということを意味する。各サ
ンプルは非常に多量のメモリを要求するので、市販され
ている多くのシンセサイザでは、バリエーション選択が
限られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シンセサイ
ザユーザに対して、たった1つの楽器のサンプルだけで
はなく、メモリを増設することなく多数のサンプルを内
蔵できるようにし、さらに、メモリ増設することなく例
えば、20のバイオリンというような選択された数の楽
器の音をつくることができるようにするものである。
【0005】従って、本発明の目的は、オーディオシン
セサイザの要求される記憶容量を減少することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、特定の楽器の
たった1つのサンプル音からその所定の楽器の任意の複
数の音を作成することにある。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、オーディオ
シンセサイザのサンプル音からさらに興味ある音を作成
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的及び他の目的
は、複数の所定の楽器の音を形成する所定の楽器のディ
ジタルオーディオサンプルをマイクロマニピュレーティ
ング(micro manipulating)する技術により達成され
る。単一の所定の楽器のディジタルオーディオサンプル
は、メモリ内に格納される。次いで、複数の楽器とする
ため、ディジタルオーディオサンプルは、所定の楽器の
所望の数に対応する複数のディジタルプロセッサ中で並
行処理される。各ディジタルプロセッサは、複数の楽器
の効果を形成すべく時間変化を僅かずつ異なる与えるよ
うに、ディジタルオーディオサンプルをマイクロマニピ
ュレートする。複数のディジタルオーディオサンプルは
加算され、オーディオアンプ及びスピーカに送られて複
数の所定の楽器の音を生成する単一のアナログ信号に変
換される。
【0009】本発明は、単一の楽器の記憶だけで、任意
の複数の楽器の音を得ることができるものである。
【0010】
【実施例】単一の楽器の音は、いくつかの同種の楽器の
音と相違する。従来のオーディオサンプリングシンセサ
イザでこれらの変化を正確につくるために、個別のオー
ディオサンプルが現にミュージックシンセサイザに保持
されており、これにより各楽器のために要求されるメモ
リ記憶域が増大する。
【0011】本発明は、単一の楽器のサンプルだけを記
憶し、特異な方法で所望の変化をシミュレートしてオー
ディオサンプルデータをマニピュレートすることによ
り、記憶に関する問題を大幅に減少する。
【0012】図1は、本発明の原理に基づくオーディオ
合成プロセスを示す。かかるサンプリングオーディオ合
成プロセスは、特別の目的のミュージックシンセサイザ
によって実現でき、またその代わりに、一般目的のコン
ピュータのソフトウェア及び/又はハードウェアの組合
せにより実現できる。
【0013】サンプリングミュージックシンセサイザに
含まれるオーディオサンプルは、アコースティック楽器
の音のディジタル表現である。オーディオサンプルは、
楽器の種類によって5乃至10秒又はそれ以上続いてい
ることがあるが、典型的には、かかるサンプルの僅かな
一部分のみがミュージックシンセサイザ中に記憶されて
いる。単一の楽器、例えばバイオリンのオーディオサン
プルがミュージックシンセサイザに記憶されているが、
多数の、例えば12のバイオリンの要求されたとする。
本発明は、単一のバイオリンのオーディオサンプルを操
作し、単一のバイオリンサンプルの多数のコピーをマニ
ピュレーティングすることにより、例えば、各楽器の演
奏者間の時間変動をシミュレートするために各サンプル
コピーの振幅に異なるランダムな時間変化値を加えるこ
とにより、12のバイオリンの音をシミュレートする。
次いで、複数のマニピュレートされたオーディオサンプ
ルは合算されて、複数の楽器の音をエミュレートする単
一のオーディオ信号が生成される。この合算されたオー
ディオ信号は、アナログに変換され、増幅されて12の
バイオリンの音が生成される。この例は、任意の数のバ
イオリンの音を作成する場合、又はメモリに蓄積された
他のオーディオサンプルに拡張できる。
【0014】フルートなどの他の楽器のグループは、メ
モリ内の他のサンプルによって作成してもよい;使用さ
れる実際の音は、合成された楽器の音に依存している。
ランダムな振幅変動は、所定の楽器演奏者達の間での自
然の変動をシミュレートするために導入されている。
【0015】プロセスは、ステップ10によりオーディ
オサンプルメモリにいくつかの音楽サンプルを記憶する
ことにより開始される。オーディオサンプルメモリは、
その音響機能が変更できないシンセサイザにおけるリー
ドオンリメモリ(ROM)、又はその音響機能を変更可
能なシンセサイザにおけるランダムアクセスメモリ(R
AM)である。IBM社によって製造されているオーデ
ィオベーション(AUDIOVATION:登録商標)
サウンドカードは、コンピュータのハードディスクメモ
リにサンプルを記憶するので、可変タイプである。EM
u Systems社によるプロテウス(Proteu
s:登録商標)シリーズは4〜16MBのROMに1セ
ットのサンプルを保持しており、従って固定タイプであ
る。
【0016】次いで、ステップ11において、使用者又
はアプリケーションが、オーディオサンプルの中からさ
らに処理を進める1つのサンプルを選択する。図では、
オーディオサンプル選択の入力13は、バイオリンに対
して行われている。バイオリンのディジタル信号は、デ
ィジタル処理ステップ15に送られる。ここでは、楽器
の数の入力17(この場合においてはバイオリンの数は
12である)、及び変化の程度の入力19を受ける。シ
ミュレートされる12のバイオリン間の変化の程度は、
演奏されているミュージックスタイルから離れて利用者
の好みに適合するように制御される。
【0017】ディジタル処理ステップでは、オーディオ
サンプルが、所望の楽器の数に対応した数の複数のプロ
セッサにコピーされる。これらの各プロセッサは、僅か
ずつ異なる時間変動するようにサンプルをマニピュレー
トする。これらの処理の結果は合算されて、所望の数の
楽器のディジタルオーディオサンプルが生成される。デ
ィジタル処理ステップ15は、以下で図3を参照しなが
らより詳細に述べる。
【0018】ステップ21において、12のバイオリン
のディジタルサウンド表現はアナログオーディオサウン
ドに変換される。ステップ23では、アナログオーディ
オ信号が増幅される。最後に、ステップ25において、
12のバイオリンの実際の音がオーディオアンプ及びス
ピーカー又はオーディオヘッドホーンにより生成され
る。なお、この12のバイオリンのディジタルサウンド
表現はディジタル信号のまま、記憶媒体に格納すること
もでき、また、ステップ21またはステップ23のアナ
ログオーディオ信号として記憶媒体に格納することもで
きる。
【0019】好適な実施例では、オーディオサンプル記
憶ステップ10、オーディオサンプル選択ステップ11
及びディジタル処理ステップ15は、コンピュータにお
いて実行されるコンピュータソフトウェアプログラムに
より実行される。「コンピュータ」は、サウンドカード
又は組込まれたサウンドソフトウェアを具備する独立し
た汎用コンピュータであってもよいし、又は特定のミュ
ージックシンセサイザに内蔵されるコンピュータチップ
であってもよい。コンピュータ及びオーディオカードに
ついては、以下の図5及び図6を参照しながらさらに詳
細に述べる。コンピュータのサンプルユーザインターフ
ェースは、図7に示す。ディジタルアナログ変換ステッ
プ21は、典型的にはハードウェアの専用ピースによっ
て実行される。かかる変換のための典型的なハードウェ
ア構成装置は、特定の時間間隔でディジタルデータ値に
対応するアナログ電圧を生成するコーデック(code
c)である。例えば、44Kディジタルオーディオデー
タは、1/44,100秒毎にコーデックに送られ、コ
ーデックのアナログ出力は、入力された各ディジタル信
号値を反映している。コーデックはまた、コンピュータ
に入力されたアナログオーディオ信号をディジタル形式
に変換するために用いられる。マルチメディアが可能な
コンピュータを含むシンセサイザは全て、アナログオー
ディオ信号を生成するディジタルアナログ(D/A)変
換器を具備している。例えば、好適なD/A変換器は、
クリスタルセミコンダクタ社(Crystal Sem
iconductor Corp)社のコーデックチッ
プCS4231である。アナログオーディオ増幅ステッ
プ23は、アナログ増幅器によって実行される。現実の
音を生成するステップ25は、増幅された信号をオーデ
ィオスピーカ又はオーディオヘッドホーンに送ることに
よって達成される。増幅器とスピーカ若しくはヘッドホ
ーンとの両者は、通常、ハードウェアとは別個に存在す
る。これらはミュージックシンセサイザ又はマルチメデ
ィアコンピュータのシャーシに組込まれていてもよい
が、これらは通常は別個のユニットである。
【0020】本発明の主要な利点のうちの1つは、ミュ
ージカルシンセサイザの中でもっとも高価な部分の1つ
であるオーディオサンプルメモリ中のオーディオサンプ
ルの数を限定することである。本発明の他の利点は、シ
ンセサイザによってより興味あるサウンドを作成できる
ことである。シンセサイザにおいては、典型的には、オ
ーディオサンプル中の最後のいくつかのサンプルを何度
も繰り返して振幅エンベロープによって結合し、アコー
スティック楽器のサウンドの自然なボリュームの減少、
すなわち減衰をシミュレートする。このようにして反復
が始まるサウンドの部分は、ボリュームが減衰した状態
の繰り返された同じサウンドとなる。このサウンドは、
同一のオーディオサンプル群を用いているので非常に均
一であり、非音楽的感覚を有している。実際のアコース
ティック楽器のサウンドは、小さな繰り返しにおいても
常に変化しており、このような繰り返しの特性を示すも
のではない。本発明では、振幅エンベロープの全体に亘
って、各オーディオサンプルを時間変動するようにディ
ジタルプロセッサでマニピュレートし、より自然なサウ
ンドを提供する。
【0021】オーディオディジタルサンプリングのプロ
セスは、マイクロフォンによってオーディオ波形が形成
され、それが記憶媒体に記録できるところで実行され、
特定の時間毎にサンプリングされる。時間内の各ポイン
トにおけるサンプルの大きさ(マグニチュード)が、メ
モリにディジタル状態で記憶される。コンピュータシス
テムにおいて、サンプルは、時間内の所定のポイントに
おいて測定されたアナログオーディオ信号が振幅のバイ
ナリ表現であり;サンプルは実際の振幅測定値そのもの
である。アナログ信号の十分に高い周波数での繰り返し
測定により、一連のバイナリ表現をメモリに記憶するこ
とができ、時間間隔についてメモリ内に蓄積されている
値に基づいてアナログ電圧を形成することにより元のア
ナログ信号を正確に再現することができる。
【0022】オーディオデータのマグニチュードは、オ
ーディオ信号のラウドネスを反映する;より大きな音
は、より大きなデータマグニチュードを生成する。オー
ディオデータが変化するときの割合は、オーディオ信号
の周波数成分を反映する;より高い周波数のサウンド
は、データサンプルからデータサンプルへのデータマグ
ニチュードの変化を大きくする。
【0023】図2において、バイオリンサンプル群43
は、1群の16ビットデータ値としてメモリ内に記憶さ
れる。この記憶は、オーディオ信号の所望の質に応じ
て、例えば、8ビット、12ビットなどの異なる長さと
する事ができる。右側のボックス45は、最初の8つの
バイオリンサンプルのとして記憶されたオーディオ信号
の例を示す。サンプリング間隔においてボックス45に
記憶されたデータ値に対応してアナログ電圧レベルを作
成することにより、アナログオーディオ信号が生成され
る。下に示すグラフは、ディジタルアナログ変換の後、
8つのバイオリンオーディオサンプル群から生成された
結果のアナログ波形40を示す。このグラフで、データ
ポイント41は、ボックス45のサンプル時間#2に対
応するデータの例である。
【0024】アナログ信号のバイナリ表現は、サンプル
毎のビット数により評価される;ビット数が多いほど、
アナログ信号のより正確な表現が可能である。例えば、
8ビットサンプル幅の場合、アナログ信号の測定量は2
の8乗ユニットに分割され、これは、アナログ信号が最
大256ユニット中の1の量によって近似されることを
意味する。8ビット幅は、サンプル群中に、著しいエラ
ー及びノイズを取り込んでしまう。16ビットサンプル
幅の場合、アナログ信号の測定量は2の16乗に分割さ
れるので、エラーは64K当たり1箇所より少なくな
り、さらに表現が正確になる。
【0025】秒当たりのサンプルの数は、周波数成分を
決定し、サンプル数がより多いと、周波数成分が増加す
る。高周波数の限界は、サンプリング速度の約1/2で
ある。従って、秒当たり44Kサンプルは、高周波数の
限界である20kHzを形成し、これは人間の聴力の限
界である。秒当たり22Kのサンプル速度は、10kH
zの上限を生成し、高周波数は高周波数は失われて、音
は消音されたようになる。所定のサンプル幅及びサンプ
ル速度で得られたオーディオ信号は、アナログ信号のよ
り複雑な動作を継承し、サンプル化された楽器の音を非
常な正確さで再現する。しかしながら、非常な正確さ
は、相当なデータ記憶を要求する。16ビットで秒当た
り44Kで記録された4秒のバイオリンサンプルの1つ
は、(4秒)×(ステレオのための2オーディオチャン
ネル)×(16ビットについて2バイト)×(秒当たり
44Kサンプルについて44,100)、すなわち約7
00KBを必要とする。5又はそれ以上のバイオリンサ
ンプルまでが、バイオリンの全ピッチ範囲をカバーする
必要があるとしてもよく、これは1つの楽器当たり35
00KBが要求されることを意味する。4つのバイオリ
ンについてのサンプルは、12のバイオリンのサンプル
と同様に、他に3500KB必要である。オーケストラ
の全ての楽器の全てのバリエーションをカバーするため
には、相当の記憶容量ということになる。これにより、
現在のオーディオシンセサイザの記憶の問題が予想でき
るであろう。
【0026】本発明は、単一のバイオリンの記憶のみを
必要とする。上述したように、そしてさらに詳細に後述
するように、複数のバイオリンの音を得るために、ディ
ジタル処理が単一のバイオリンサンプルをマイクロマニ
ピュレートして複数のバイオリンの音をエミュレートす
る。
【0027】本発明の他の利点は、正確な数の楽器の音
を生成することである。今日のシンセサイザは、1つの
バイオリンのサンプル及び30のバイオリンのサンプル
を提供するものもあるが、前述したメモリの制限のた
め、中間の数のバイオリンの音はない。本発明において
は、利用者が楽器の任意の特定の数、例えば10のバイ
オリンを選択すると、シンセサイザが適切な音を生成す
る。小さな変動がサンプル中に導入され、得られる音の
中にバリエーションを与える。サンプリング技術は、サ
ンプルが再生されたそのたび毎に正確に同じ音を生成す
ることで苦労する。サウンドは、楽器の音を正確に表現
したものであってもよいが、再生のたび毎に、バリエー
ションが欠如してあまりおもしろくない。もし、ユーザ
が単一の楽器の音を要求する場合には、ディジタル処理
は完全にバイパスされ得る。しかしながら、本発明の有
利な点は、ユーザがディジタル処理により信号に僅かな
変動を加えて、信号を従来のサンプリング技術より興味
深いようにすることもできる点である。
【0028】本発明では、オーディオサンプルの「マイ
クロマニピュレーティング(微調整)」により、オリジ
ナルサンプルとディジタルプロセッサにより生成される
調整サンプルとの間、並びに調整サンプル間に僅かな変
化を与える。マイクロマニピュレーティングは、2つの
異なるプロセッサによって、生成されたサンプル間に十
分に認識できる程度の違いをつくらなければならない。
他方、マイクロマニピュレーティングは、オリジナルの
楽器の音が認識できないようにサンプルを大きく調整し
てはならない。本発明の背後にある考え方は、多くの同
一の楽器のサウンドを生成することであって、多くの新
しい異なる楽器の音を生成することではない。
【0029】上述したように、本発明とともに乱数発生
器を用いてもよい。たぶん、乱数はディジタルプロセッ
サのシードとして用いられる;変化の程度が小さくない
限り、各サンプルに対する完全なランダム処理は非音楽
的な音を生成する傾向にある。ランダムシードから、プ
ロセッサはマイクロマニピュレーティングを開始する条
件を決定し、後続のオーディオサンプル、ゲインを得る
ための調節などが初期設定条件から選択されたエンベロ
ープ内で行われる。
【0030】図3は、ディジタル処理の手順を詳細に示
している。プロセッサ又はトーン発生器50〜53の数
は、ユーザ又はアプリケーションによって選択された楽
器の数に従ってセットアップ又は呼び出されたものであ
る。バイオリンサンプル群54から、対応する数の個々
のバイオリンサンプル55〜58をプロセッサ50〜5
3に入力し、個々に並行に処理する。この結果得られた
調整ディジタルサンプル60〜63は、ディジタル状態
で合算され(64)、やがてその時点で複数のバイオリ
ンのサウンドを生成する、合成ディジタルサンプル65
となる。
【0031】時間変化は、特定のシミュレートされたバ
イオリンの小さな振幅又はピッチ変化をシミュレートす
ることにより導入される。時間変化は、シードとして、
又は許容されエンベロープ内でランダム変化を導入する
ための、乱数発生器により左右されるようにしてもよ
い。エンベロープの次元は、入力された変化の程度に基
づく。ディジタル処理は、特定のゲイン、トーン及び時
間変化を決定するための成分を有する。この処理は連続
時間繰り返され、複数のバイオリンの合成音を時間に亘
って生成する。
【0032】図3に示すように、ユーザは、単一のバイ
オリンのサンプルから4つのバイオリンの音を作る要件
を入力する。プロセス#1〜#4は、時間可変ゲイン及
びフィルタ関数を用いて各4つのサンプルを調整する。
入力又は可変の変化の程度は、これらの関数が変化させ
るデータ範囲を制御する。
【0033】下記の等式に示すように、各プロセスは、
サンプルのゲイン、すなわち、ディジタルフィルタリン
グによりその振幅及びトーンを調整するようにしてもよ
い。 時間=t1の場合 Vsum1=Sample1G1(t1)F(t1)+Sample11G2
(t1)F2(t1)+Sample18G3(t1)F3(t1)+S
ample22G4(t1)F4(t1) ここで、Vsum1は、調整された信号の合計;Sample1,S
ample11,Sample18及びSample22は、時間内の特定の瞬
間の一群のオーディオサンプルからの振幅;G1(t
1),G2(t1),G3(t1)及びG4(t1)は、時間
t1における各プロセッサの時間可変ゲイン;F1(t
1),F2(t1),F3(t1)及びF4(t1)は、時間
t1における時間可変フィルタ関数である。
【0034】時間t1におけるゲイン関数は、それぞれ
のプロセスで、G1=1.0,G2=0.95,G3=
1.11,G4=0.93であるので、サンプル#18
は、ゲインが1.0より大きいので強められ、サンプル
#11及び#22は、ゲインが1.0より小さいので弱
められる。時間=t2のときのゲインは、t=t1のとき
より小さく、G1=1.02,G2=0.92,G3=
1.03,及びG4=0.99であるので、ゆるやかな
変化を示す。このマイクロマニピュレーションは、4人
のバイオリン演奏者が同時に演奏している如く、強めら
れたあるいは弱められたサンプルが時間に亘って変化す
るように、続けられる。同様な変化が時間とともにフィ
ルタリング関数に生じる。最終結果は、高い周波数成
分、及び4つの楽器のピッチが変化し、4人のバイオリ
ン演奏者が同時に演奏することにより生じる小さなトー
ン変化をシミュレートする。勿論、サンプルの処理にお
いて変化を形成する他の処理が含まれ得る。時間変化
は、4人のバイオリン演奏者が正確には同時に演奏して
いない事実をシミュレートするために含まれる。マイク
ロマニピュレーションは、それぞれに対する時間変化で
あり、それぞれを固定した状態で処理が時間を通して進
むことはない。あまり好ましくはないが、処理の中の1
つでは、最初のオーディオサンプルを全く変化しないこ
ともあり得る。
【0035】変化の程度はユーザによって左右される
が、この変化の分布はディジタル処理プロセスによって
制御される。一つの例は、変化を、標準に対する統計的
な「ベル」曲線について分布させることであり、これに
より、大部分の演奏家が楽譜通りの状態に近い演奏をす
る一方、かなり少数の演奏家が分布の外側の限界に近い
状態で調和して演奏しているという現実をシミュレート
する。個々にシミュレートされた楽器間の変化の量は、
楽器の性質及びユーザの好みに左右される。例えば、複
数の弦楽器の音は、複数のクラリネットの音より、より
大きな変化、すなわち、より広いベル曲線を許容する。
これは、クラリネットの音は、明確な質を有しており、
より簡単に「旋律外」に思われるからである。好ましい
実施例では、他の分布もまた適当であっても、「ベル」
曲線分布を用いる。ここで、3シグマ統計的変化は、振
幅で約15%、ピッチで30セント(音楽半ステップが
100セント)、及び時間で30ミリ秒である。
【0036】図4は、1つのバイオリンサンプルを表現
するオーディオ波形を4つのバイオリンを表現するオー
ディオ波形に変換するマイクロマニピュレーションを示
す。元の1バイオリンのオーディオ波形70は、メモリ
に記憶されているサンプルによって表現されている。4
バイオリンの音を生成するためには、ディジタル処理手
順の中で4つのプロセス71〜74が開始される。各プ
ロセスは、4つの「変調」オーディオ波形75〜78に
よって示されるように、単一のバイオリンの音を表現し
ているディジタルデータを変調する。示されているオー
ディオ波形は、4つのシミュレートされた「個々の」バ
イオリンの個々の音を表現する。4つの調整されたオー
ディオ波形のディジタルデータは、続いてデジタル状態
で合算され(79)、4バイオリンのオーディオ波形8
0によって表現されるように、4つのバイオリンの「グ
ループ」を示すディジタルデータが生成される。
【0037】前述したように、本発明は、サウンドカー
ド又はサウンド回路及び適当なソフトウェアを具備した
一般目的のコンピュータで、又は特定の目的のシンセサ
イザで実行してもよい。例えば、IBM PS/2(登
録商標)、RS/6000(登録商標)、又はパワーP
C(PowerPC;登録商標)コンピュータシリーズ
の、先進のサウンドカードを具備したコンピュータを本
発明に用いることができる。
【0038】図5においては、システムユニット11
1,キーボード112,マウス113及びディスプレイ
114を有するコンピュータ100が示されている。シ
ステムユニット111は、単一のシステムバス又は複数
のシステムバス121を有する。かかるシステムバスに
は種々の構成部品が接続され、これにより種々の構成部
品間の情報伝達が達成される。マイクロプロセッサ12
2はシステムバス121に接続され、かかるマイクロプ
ロセッサは、同様にシステムバスに接続されているリー
ドオンリメモリ(ROM)123及びランダムアクセス
メモリ(RAM)124によって支援されている。IB
MマルチメディアPS/2シリーズのコンピュータのマ
イクロプロセッサは、386,486又はペンティアム
(Pentium;登録商標)マイクロプロセッサなど
の、インテル(Intel)系のマイクロプロセッサの
中の1つである。しかしながら、68000,6802
0又は68030マイクロプロセッサなどのモトローラ
(Motorola)系マイクロプロセッサ、及びIB
Mで製造されているパワーPC(PowerPC)もし
くはパワー2(Power2)チップセットなどの種々
の簡略命令セットコンピュータ(Reduced In
struction Set Computer;RIS
C)マイクロプロセッサ、又はヒューレットパッカード
(Hewlett Packard),サン(Su
n),インテル(Intel),モトローラ(Moto
rola)、その他で製造している他のプロセッサを含
む他のマイクロプロセッサを特定のコンピュータとして
用いてもよく、また、これらに限定されるものではな
い。
【0039】ROM123は、数あるコードの中に、相
互作用及びディスクドライブ及びキーボードなどの基本
的ハードウェアを制御する基本入出力システム(BIO
S)を含む。RAM124は、その中にオペレーティン
グシステム及びアプリケーションプログラムをロードす
るメインメモリである。メモリマネージメントチップ1
25は、システムバス121に接続され、RAM124
及びハードディスクドライブ126及びフロッピィディ
スクドライブ127の間のデータのやりとりを含むメモ
リアクセスオペレーションを直接制御する。CD RO
M132もまた、システムバス121に接続され、マル
チメディアプログラム又はプレゼンテーションなどの大
量のデータを蓄積するために用いられる。
【0040】また、このシステムバス121には、種々
のI/Oコントローラ:キーボードコントローラ12
8,マウスコントローラ129,ビデオコントローラ1
30、プリンタコントローラ131及びオーディオコン
トローラ133が接続されている。予測されるように、
キーボードコントローラ128はキーボード112のた
めのハードウェアインターフェースを提供し、マウスコ
ントローラ129はマウス113のためのハードウェア
インターフェースを提供し、ビデオコントローラ130
はディスプレイ114のためのハードウェアインターフ
ェースを提供し、プリンタコントローラ131はプリン
タ134を制御するために用いられる。オーディオコン
トローラ133は、ユーザにオーディオシグナルを伝え
るスピーカ135のための増幅器及びハードウェアイン
ターフェースである。トークンリングアダプタ(Tok
en Ring Adaptorm)などのI/Oコント
ローラ140は、ネットワーク146を通して他の同様
な規格のデータ処理システムとを通信を可能にする。
【0041】本発明で用いられるオーディオカードは、
図6を参照しながら以下で述べる。当業者には、説明さ
れたオーディオカードは単なる例に過ぎないと認められ
るであろう。
【0042】オーディオコントロールカード200は、
IBMで製造されたコンピュータ及び他の互換パーソナ
ルコンピュータに基本的オーディオ機能を提供するオー
ディオサブシステムである。他の機能の中で、サブシス
テムは、ユーザがオーディオ信号を記録し再生すること
ができるようにする。アダプタカードは、2つの主要な
セクション:DSPサブシステム202及びアナログサ
ブシステム204に分けることができる。DSPサブシ
ステム202は、カード200のディジタルセクション
208を構成する。残りの構成要素はアナログセクショ
ン210を構成する。アダプタカード200に搭載され
ているのは、ディジタル信号プロセッサ(DSP)21
2と、ディジタル領域及びアナログ領域間の信号の変換
を行うアナログコーディング(符号化)/デコーディン
グ(復号化)(コーデック;CODEC)チップ213
とである。
【0043】カードのDSPサブシステム部202は、
ホストコンピュータとの間の全ての通信を扱う。全ての
バスインターフェースは、DSP212自身内で扱われ
る。記憶は、ローカルRAM214又はローカルROM
215に収容され、DSP212はそのクロックソース
として2つの発振器216,218を有する。DSP2
12はまた、ホストコンピュータバスを駆動するために
十分なカレントを提供するための一群の外部バッファ2
20を必要とする。両方向バッファ220は、ホストコ
ンピュータバスとの通信に用いられた信号をリドライブ
する。DSP202は、一群の通信リンク224を介し
てCODEC213を制御する。リンク224は、4本
のライン:シリアル・データ、シリアル・クロック、コ
ーデック・クロック、及びフレーム同期クロックからな
る。これらは、カードのアナログ領域204に入るディ
ジタル信号である。
【0044】アナログサブシステム204は、CODE
C213及びプリアンプ226から構成されている。C
ODEC213は、DSP212との通信により全ての
アナログからディジタル(A/D)及びディジタルから
アナログ(D/A)への変換を扱い、データをホストコ
ンピュータへ転送し又はホストコンピュータから転送さ
れる。DSP212は、データをホストに与える前にそ
のデータを変換してもよい。外部からのアナログ信号
は、ライン入力228及びマイクロフォン入力230の
ジャックから入力される。信号は、信号演算増幅器の周
囲に設けられているプリアンプ226に入力される。ア
ンプ226は、CODEC213に接続する前に入力信
号レベルを適応させる。将来においては、オーディオカ
ードに見られる多くの構成要素をマルチメディアコンピ
ュータのマザーボードに搭載してもよい。かかるプロセ
スは、図5及び図6にそれぞれ示されるコンピュータ及
びオーディオカードのいくつかのインプリメンテーショ
ンを変えたものにより実行してもよい。オーディオサン
プルの記憶及びマイクロマニピュレーティング処理は、
メインコンピュータのソフトウェア実行により行っても
よい。オーディオサンプル154及びディジタル処理プ
ログラム156は、ハードディスク126又はフロッピ
ードライブ127中の取り外し可能フロッピーディスク
の永久記憶装置内に蓄積され、RAM124に読み込ま
れる。プロセッサ123は、ディジタル処理プログラム
の指令を実行し、複数の楽器に対応する新しいディジタ
ルサンプルを生成する。このサンプルは、オーディオカ
ード200に送られる。オーディオカードにおいて、信
号はアナログ信号に変換され、アナログ信号は、ユーザ
の耳に到達する現実の音を生成するアンプ及びスピーカ
135に送られる。ユーザは、楽器、変化の程度及び所
望の楽器の数を選択するグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースを介してディジタル処理プログラム156を
直接対話処理してもよい。この代わりに、ユーザは、所
定のパラメータでディジタル処理プログラム156を実
際に呼び出すオーディオプログラム158のユーザイン
ターフェースを対話処理してもよい。
【0045】選択において、実際のディジタル処理は、
オーディオカード200のDSP212によって実行し
てもよい。この実施例では、ディジタル処理プログラム
は、コンピュータの永久記憶装置からDSP212又は
ローカルRAM214にロードされる。オーディオサン
プルは、コンピュータの永久記憶装置又はローカルRO
M215に記憶されていてもよい。ディジタル処理は、
アナログ信号に処理するためにディジタルサンプルをC
ODEC213に送るDSP212によって実行され
る。それでも好ましくは、ディジタル処理プログラム1
56の一部分が、ディジタル処理を要求するためのグラ
フィカルインターフェース又はオーディオアプリケーシ
ョンインターフェースを提供するために、コンピュータ
に必要とされる。
【0046】当業者には、一般目的のコンピュータにお
いて、他の実施例が可能であることが認められるであろ
う。
【0047】図7を参照しながら、グラフィカルインタ
ーフェース(GUI)290を以下に説明する。GUI
アクションバー295は、3つの各サブセクション:フ
ァイルI/O300、オーディオインフォメーション
(330)、及びMIDIインフォメーション303に
分割される。ファイルI/O300が選択された場合、
領域305は、図示されている波形データを表示するた
めに供される。プルダウン上の種々のオプションは、異
なる波形を表示する。例えば、プルダウンの入力オプシ
ョン311が選択された場合、入力された波形データ3
10、すなわち元の未変調のオーディオデータが表示さ
れる。入力波形グラフ310は、かかる波形データをス
ペクトルプロットの絵画図により表現する。データの変
更が行われた後、スペクトルプロットの絵画図は、プル
ダウンメニューの出力オプションの選択である出力デー
タグラフ320で入手可能である。このオーディオデー
タは、微調整されたサンプルデータを表現する。ファイ
ルI/Oプルダウンメニューはまた、選択楽器オプショ
ンを含んでいる。
【0048】ユーザは、オーディオ301及びMIDI
303セクションを選択することにより、オーディオサ
ンプルの変調を要求してもよい。オーディオ情報は、い
くつかの制御、例えば、ダイアル、ある値のセットなど
の制御331ないし333を含むコントロールボックス
330を介して選択される。ダイアルは、変化値の程
度、サンプリング速度の変化、(Fs)、及び例えばエ
ンベロープの振幅のスケーリングファクタを制御しても
よい。MIDIオプションを選択した場合、MIDIコ
ントロール340,350は、ボリュームの値、MID
Iポート、及び楽器選択(音色)のための他のコントロ
ールをポップアップする。オーディオ及びMIDIコン
トロールボックス340,350を制御する際にユーザ
が試すと、オーディオ波形データの絵画図は動的に変化
する。当業者によれば、本発明のプロセスを制御するた
めに、他の多くのGUIが用いることができることが認
められるであろう。例えば、楽器のタイプ、楽器の数、
及び変化の程度を含む単純なダイアログボックスを用い
ることができる。
【0049】図8には、楽器のアンサンブルをエミュレ
ートする特別のオーディオシンセサイザ400を示す。
MIDIデータは、MIDI−INコネクタ401から
シンセサイザに入力され、MIDIデコード回路402
によって復号化される。MIDIデータは、最初は、M
IDIコントロールデータ402及びMIDIノート
(音)データ403からなる。MIDIコントロールデ
ータ402に基づいて、MIDIコントロールブロック
404は、シンセサイザのボイスブロック406のそれ
ぞれに対して、メモリ405からサンプル波形を選択す
る。図示されている例では、ボイス#1ブロックはバイ
オリンサンプルを獲得し、ボイスブロック#2はフルー
トサンプルを獲得するなどである。
【0050】単純化のため、バイオリンサンプルの処理
のみを示す。同様な成分が他のボイスのそれぞれについ
て存在する。MIDIノートデータ403に基づいて、
MIDIノートデータブロック407は、MIDIノー
トコマンドのキーナンバーからノートの基本的周波数を
決定し、MIDIノートコマンドの速度からノートのボ
リュームを決定する。このデータは、変調波形ブロック
408によって変調されたボイスブロック406からの
サンプル波形と結合される。この例の結果はバイオリン
のサンプルとなり、その周波数及びボリュームはMID
Iノートデータにより決定され、その開始及び終了時間
はMIDIノート−オンコマンド及びノート−オフコマ
ンドに基づくタイミングにより決定される。
【0051】変調バイオリンサンプルは、その後、図3
を参照しながら先に説明したようなディジタル処理工程
によって複数のバイオリン音を発生するマイクロ波形制
御ブロックによって変調される。この結果得られたオー
ディオサンプル群は、MIDIコントロール411によ
って制御されているステレオサンプル作成ブロック41
2によって、ステレオ左右チャンネルサンプルに変換さ
れる。
【0052】波形ボイスブロック406からの他のボイ
スは、ボイス#1の上述したバイオリンと同様に処理さ
れる。これらの全てのボイスからのステレオサンプル
は、ステレオオーディオミキサーによって結合されて1
組のステレオオーディオサンプル416となる。これら
のサンプルは、コーデックディジタルアナログ回路41
4によってステレオアナログ信号に変換され、このアナ
ログ信号は外部のアンプ及びスピーカ(図示せず)に送
られて音に変換される。
【0053】次の仮のコードは、本発明に係るMIDI
マニピュレーションのためのアルゴリズム的技術の一部
の実施可能な一実施例を示す: Ai(n) = Ari(n); ここで、Ai(n)はサンプル値iに対する時間変化振
幅コントローラ、rはあるランダムファクタ;Fsはサ
ンプリング周波数である。(注:テーブルが波形振幅を
含んでいると仮定すると、波形の振幅範囲のディジタル
記憶は、+/−32767ユニットであると推定され
る。)
【0054】 Main() { for(n=0;n<(Samples);n+ +){ /*input number of samples for each instrument and amplitudes */ I{n} := scanf(sample_time{n}); old_audio_amp{n} := scanf(sample_amplitude{n}; /* calculate amplitude threshold for each instrument by using */ /* a factor associated with instrument amplitude_threshold{n} :=I{n}/(rand(factor*1.0), /* calculate randomized values */ Call Random_amp(old_audio_amp{n},amplitude_threshold{n}, randon_values{n}; instr_new_amplitudes{n} :=ramdom_values{n}; /*output MIDI amplitude data */ output_port(instr_new_amplitudes{n}); } } } /* end of main*/ ------------------------------ Procedure Random_amp(old_audio_amp{n},amplitude_threshold{n}, random_values{n}); { /*compute new, randomized, Ai samples */ for(n=0;n<nSamples;n+ +) { random_values{n} := amplitude_threshold{n}*(old_audio_amp{in}+instr_last_amplitudes{n} * instr_last_amplitudes{n}); /* save amplitude values for next iteration of samples */ instr_last_amplitudes{n} := random_values{n}; } }/* end of Random_amp() */
【0055】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0056】(1)所定の楽器のディジタルオーディオ
サンプルから複数の所定の楽器のサウンドを生成する方
法であって、所定の楽器のディジタルオーディオサンプ
ルを記憶するステップと、前記サウンドを生成する複数
の所定の楽器の数に対応してそれぞれ僅かずつ異なる時
間変化を与えるように処理する複数のディジタルプロセ
ッサにより、前記ディジタルオーディオサンプルの複数
のコピーを並列に微調整するステップと、前記処理され
た複数のディジタルオーディオサンプルを合算するステ
ップと、を含むサウンド生成方法。 (2)前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数の
選択に応答して前記複数のディジタルプロセッサを呼び
出すステップを含むことを特徴とする上記(1)に記載
のサウンド生成方法。 (3)変化パラメータの程度に応じて前記複数のディジ
タルプロセッサの処理を変更するステップを含むことを
特徴とする上記(1)に記載のサウンド生成方法。 (4)各ディジタルプロセッサにおける前記マイクロマ
ニピュレートするステップは、少なくとも一部が乱数発
生器にしたがって実行されることを特徴とする上記
(1)に記載のサウンド生成方法。 (5)所定の楽器のディジタルオーディオサンプルから
複数の所定の楽器のサウンドを生成する装置であって、
単一の所定の楽器のディジタルオーディオサンプルを記
憶するメモリと、前記サウンドを生成する複数の所定の
楽器の数に対応してそれぞれ僅かずつ異なる時間変化を
与えるように処理する複数のディジタルプロセッサであ
り、かつ前記ディジタルオーディオサンプルの複数のコ
ピーを並列に微調整する複数のディジタルオーディオプ
ロセッサと、前記処理された複数のディジタルオーディ
オサンプルを合算する手段と、前記合算されたディジタ
ルオーディオサンプルを、スピーカーに送られて前記複
数の所定の楽器のサウンドを生成するアナログ信号に変
換するディジタルアナログ変換器と、を含むサウンド生
成装置。 (6)前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数の
選択に応答して前記複数のディジタルプロセッサを呼び
出す手段を含むことを特徴とする上記(5)に記載のサ
ウンド生成装置。 (7)変化パラメータの程度に応じて前記複数のディジ
タルプロセッサの微調整を変更する手段を含むことを特
徴とする上記(5)に記載のサウンド生成装置。 (8)乱数発生器を含み、前記各ディジタルプロセッサ
の処理の少なくとも一部が前記乱数発生器にしたがって
実行されることを特徴とする上記(5)に記載のサウン
ド生成装置。 (9)前記サウンド生成装置内の構成部品間のデータ及
び指令のやり取りのための、前記メモリに接続されたシ
ステムバスと、前記サウンド生成装置の制御をするユー
ザインターフェースを表示し、ユーザが前記サウンドを
生成する複数の所定の楽器の数及び変化パラメータの程
度を入力する、前記システムバスに接続されたディスプ
レイ、を含むことを特徴とする上記(5)に記載のサウ
ンド生成装置。 (10)ディジタルアナログ変換器が搭載されたオーデ
ィオカード、及び前記サウンドを生成する複数の所定の
楽器のサウンドを生成するスピーカを含むことを特徴と
する上記(5)に記載のサウンド生成装置。 (11)前記マイクロマニピュレーティングの範囲とな
るエンベロープが、変化パラメータの程度に基づいて選
択されることを特徴とする上記(7)に記載のサウンド
生成装置。 (12)前記マイクロマニピュレーティングの範囲とな
るエンベロープが、また、前記所定の楽器に基づいて選
択されることを特徴とする上記(11)に記載のサウン
ド生成装置。 (13)所定の楽器のディジタルオーディオサンプルか
ら複数の所定の楽器のサウンドの生成を制御する装置で
あって、メモリから前記ディジタルオーディオサンプル
を選択する手段と、前記サウンドを生成する複数の所定
の楽器の数を選択する手段と、前記サウンドを生成する
複数の所定の楽器の数に対応して前記ディジタルオーデ
ィオサンプルのコピーを並列に微調整する手段と、前記
ディジタルオーディオサンプルの複数の微調整されたコ
ピーを、前記サウンドを生成する複数の所定の楽器のア
ナログ信号に変換する手段、を含む装置。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の楽器の単一のディジタルオーディオサンプルか
ら、任意の複数の所定の楽器のサウンドを生成すること
ができるので、メモリに記憶するデータ量を制限するこ
とができ、必要とされる記憶容量を減少することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理によるサンプリングオーディオ
シンセサイザプロセスを示す図である。
【図2】 記録されたオーディオ波形をディジタルサン
プルに変換するプロセスを示す図である。
【図3】 ディジタル処理方法のダイアグラムを示す図
である。
【図4】 ディジタル処理方法により生成するディジタ
ルサンプルを示す図である。
【図5】 本発明を実施するためのマルチメディアパー
ソナルコンピュータを示す図である。
【図6】 図5に示すパーソナルコンピュータとともに
本発明を実施するオーディオカードのブロックダイアグ
ラムを示す図である。
【図7】 本発明方法を制御するユーザインターフェー
スを示す図である。
【図8】 本発明を実施するためのミュージックシンセ
サイザのブロックダイアグラムを示す図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 111 システムユニット 112 キーボード 113 マウス 114 ディスプレイ 121 システムバス 123 ROM 124 RAM 126 ハードディスクドライブ 127 フロッピーディスクドライブ 132 CD ROM 133 オーディオコントローラ 135 アンプ及びスピーカ 134 プリンタ 140 I/Oコントローラ 146 ネットワーク 200 オーディオカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ヨセフ・ムーア アメリカ合衆国78759 テキサス州、オー スチン、ディー−ケー・ランチ・ロード 10605

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の楽器のディジタルオーディオサンプ
    ルから複数の所定の楽器のサウンドを生成する方法であ
    って、 所定の楽器のディジタルオーディオサンプルを記憶する
    ステップと、 前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数に対応し
    てそれぞれ僅かずつ異なる時間変化を与えるように処理
    する複数のディジタルプロセッサにより、前記ディジタ
    ルオーディオサンプルの複数のコピーを並列に微調整す
    るステップと、 前記処理された複数のディジタルオーディオサンプルを
    合算するステップと、を含むサウンド生成方法。
  2. 【請求項2】 前記サウンドを生成する複数の所定の楽
    器の数の選択に応答して前記複数のディジタルプロセッ
    サを呼び出すステップを含むことを特徴とする請求項1
    に記載のサウンド生成方法。
  3. 【請求項3】 変化パラメータの程度に応じて前記複数
    のディジタルプロセッサの処理を変更するステップを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のサウンド生成方
    法。
  4. 【請求項4】 各ディジタルプロセッサにおける前記マ
    イクロマニピュレートするステップは、少なくとも一部
    が乱数発生器にしたがって実行されることを特徴とする
    請求項1に記載のサウンド生成方法。
  5. 【請求項5】 所定の楽器のディジタルオーディオサン
    プルから複数の所定の楽器のサウンドを生成する装置で
    あって、 単一の所定の楽器のディジタルオーディオサンプルを記
    憶するメモリと、 前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数に対応し
    てそれぞれ僅かずつ異なる時間変化を与えるように処理
    する複数のディジタルプロセッサであり、かつ前記ディ
    ジタルオーディオサンプルの複数のコピーを並列に微調
    整する複数のディジタルオーディオプロセッサと、 前記処理された複数のディジタルオーディオサンプルを
    合算する手段と、 前記合算されたディジタルオーディオサンプルを、スピ
    ーカーに送られて前記複数の所定の楽器のサウンドを生
    成するアナログ信号に変換するディジタルアナログ変換
    器と、を含むサウンド生成装置。
  6. 【請求項6】 前記サウンドを生成する複数の所定の楽
    器の数の選択に応答して前記複数のディジタルプロセッ
    サを呼び出す手段を含むことを特徴とする請求項5に記
    載のサウンド生成装置。
  7. 【請求項7】 変化パラメータの程度に応じて前記複数
    のディジタルプロセッサの微調整を変更する手段を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載のサウンド生成装置。
  8. 【請求項8】 乱数発生器を含み、前記各ディジタルプ
    ロセッサの処理の少なくとも一部が前記乱数発生器にし
    たがって実行されることを特徴とする請求項5に記載の
    サウンド生成装置。
  9. 【請求項9】 前記サウンド生成装置内の構成部品間の
    データ及び指令のやり取りのための、前記メモリに接続
    されたシステムバスと、 前記サウンド生成装置の制御をするユーザインターフェ
    ースを表示し、ユーザが前記サウンドを生成する複数の
    所定の楽器の数及び変化パラメータの程度を入力する、
    前記システムバスに接続されたディスプレイ、を含むこ
    とを特徴とする請求項5に記載のサウンド生成装置。
  10. 【請求項10】 ディジタルアナログ変換器が搭載され
    たオーディオカード、及び前記サウンドを生成する複数
    の所定の楽器のサウンドを生成するスピーカを含むこと
    を特徴とする請求項5に記載のサウンド生成装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロマニピュレーティングの
    範囲となるエンベロープが、変化パラメータの程度に基
    づいて選択されることを特徴とする請求項7に記載のサ
    ウンド生成装置。
  12. 【請求項12】 前記マイクロマニピュレーティングの
    範囲となるエンベロープが、また、前記所定の楽器に基
    づいて選択されることを特徴とする請求項11に記載の
    サウンド生成装置。
  13. 【請求項13】 所定の楽器のディジタルオーディオサ
    ンプルから複数の所定の楽器のサウンドの生成を制御す
    る装置であって、 メモリから前記ディジタルオーディオサンプルを選択す
    る手段と、 前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数を選択す
    る手段と、 前記サウンドを生成する複数の所定の楽器の数に対応し
    て前記ディジタルオーディオサンプルのコピーを並列に
    微調整する手段と、 前記ディジタルオーディオサンプルの複数の微調整され
    たコピーを、前記サウンドを生成する複数の所定の楽器
    のアナログ信号に変換する手段、を含む装置。
JP7121068A 1994-06-30 1995-05-19 サウンド生成方法、サウンド生成装置、及びサウンド生成制御装置 Pending JPH0816169A (ja)

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